JP3944840B2 - 回転式薬剤拡散装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、揮散性薬剤を有する回転体を回転することで揮散性薬剤を気中に放出する回転式薬剤拡散装置に関し、さらに詳しくは、運搬、保管、店頭陳列などの商品流通時及び、一度使用した後に使用を中止した休止時に揮散性薬剤が自然に気中に放出することを防止できる回転式薬剤拡散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開2001−247406号公報に開示された揮散性薬剤を気中に放出する薬剤拡散装置が提案されている。
この薬剤拡散装置は、モータを備えた装置本体と、薬剤含浸体を収納したカートリッジを備え、このカートリッジをモータで回転することで、その薬剤含浸体に含浸させた揮散性薬剤を気中に放出する回転式薬剤拡散装置である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の回転式薬剤拡散装置は、モータを停止した状態でも薬剤含浸体の揮散性薬剤が自然に気中に放出されてしまうので、製造現場から販売店まで運搬したり、倉庫などに保管したり、店頭陳列するなどの商品流通時に揮散性薬剤が自然に気中に放出されてしまう。
【0004】
このことを防止するには、装置全体を密封状態に包装することが考えられるが、装置全体を密封状態に包装するのは面倒で包装コストが高くなる。
しかも、装置全体を密封状態に包装した薬剤拡散装置は、その包装を解いて使用するので、使用している途中でモータを停止して使用中止した休止時には揮散性薬剤が自然に気中に放出されることを防止できない。
このために、休止期間中に揮散性薬剤が順次気中に放出されて減少し、無駄である。
【0005】
本発明は前述の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、包装コストが安いこと、商品流通時に揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがないこと、休止時にも揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがなく、長期間休止した場合でも再度使用が可能で、揮散性薬剤が無駄にならないこと、を満足できるようにした回転式薬剤拡散装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、モータ4を備えた装置本体1と、蓋体2と、揮散性薬剤を有する回転体3を備え、
前記装置本体1は収納用開口部5を有する回転体収納部6を有する形態で、
前記蓋体2は、前記収納用開口部5に着脱自在で、その収納用開口部5を閉塞し回転体収納部6を密閉して密閉空間7を形成する形態で、
前記回転体3は、前記収納用開口部5から回転体収納部6に挿入、引き出し可能で、前記モータ4に着脱自在に取付けられる形態であることを特徴とする回転式薬剤拡散装置である。
【0007】
第2の発明は、第1の発明において回転体収納部6と蓋体2は、回転体3を動かないようにしっかりと支持する形態である回転式薬剤拡散装置である。
【0008】
第3の発明は、モータ4を備えた装置本体1と、蓋体2と、揮散性薬剤を有する回転体3を備え、
前記装置本体1は収納用開口部5を有する回転体収納部6を有する形態で、
前記蓋体2は、前記収納用開口部5に着脱自在で、その収納用開口部5を閉塞し回転体収納部6を密閉して密閉空間7を形成する形態で、
前記回転体3は、前記モータ4で回転されるファン21と、このファン21に着脱自在に取付けられ、前記収納用開口部5から回転体収納部6に挿入、引き出し可能な薬剤保持体22を有する形態であることを特徴とする回転式薬剤拡散装置である。
【0009】
【作 用】
第1の発明によれば、回転体収納部6に回転体3を収容して収納用開口部5に蓋体2を取付けることで、その回転体3は密閉空間7内に収納された状態となる。
よって、商品流通時に揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがない。
しかも、装置全体を密封状態に包装する必要がなく、包装コストが安い。
【0010】
使用の途中で中止する場合には、回転体3をモータ4から外し、その回転体3を回転体収納部6に収納して蓋体2を取付けることで、前述のように揮散性薬剤が自然に気中に放出されることを防止できる。
よって、休止時にも揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがなく、長期間休止した場合でも再度使用が可能で、揮散性薬剤が無駄にならない。
【0011】
また、使用時には蓋体2を収納用開口部5から外し、回転体3を回転体収納部6から取り出し、その回転体3をモータ4に取付けて回転駆動することで揮散性薬剤を気中に放出できる。
よって、使用時に不用となる部品がなく、部品点数が多くならずに低価格である。
また、蓋体2を外し、回転体3を取り出し、取付けすれば良く、使用者が簡単に使用可能状態とすることができる。
しかも、家庭内廃棄物が生じないから、家庭内発生廃棄物を減少できる。
【0012】
第2の発明によれば、商品流通時に回転体3が装置本体1に対してがたついたりしないから、回転体3が有する揮散性薬剤が脱落、回転体3の損傷などすることがない。
【0013】
第3の発明によれば、回転体収納部6に薬剤保持体22を収容して収納用開口部5に蓋体2を取付けることで、その薬剤保持体22は密閉空間7内に収納された状態となる。
よって、商品流通時に揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがない。
しかも、装置全体を密封状態に包装する必要がなく、包装コストが安い。
【0014】
使用の途中で中止する場合には、薬剤保持体22をファン21から外し、その薬剤保持体22を回転体収納部6に収納して蓋体2を取付けることで、前述のように揮散性薬剤が自然に気中に放出されることを防止できる。
よって、休止時にも揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがなく、長期間休止した場合でも再度使用が可能で、揮散性薬剤が無駄にならない。
【0015】
また、使用時には蓋体2を収納用開口部5から外し、薬剤保持体22を回転体収納部6から取り出し、その薬剤保持体22をファン21に取付けて回転駆動することで揮散性薬剤を気中に放出できる。
よって、使用時に不用となる部品がなく、部品点数が多くならずに低価格である。
また、蓋体2を外し、薬剤保持体22を取り出し、取付けすれば良く、使用者が簡単に使用可能状態とすることができる。
しかも、家庭内廃棄物が生じないから、家庭内発生廃棄物を減少できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を図1と図2に基づいて説明する。
装置本体1と蓋体2と揮散性薬剤を有する回転体3とモータ4で回転式薬剤拡散装置を構成している。
前記モータ4は装置本体1に設けてある。
前記装置本体1は収納用開口部5を有する回転体収納部6を備えている。
前記蓋体2は収納用開口部5に着脱自在で、その収納用開口部5に蓋体2を取付けると収納用開口部5を閉塞して回転体収納部6を密閉して密閉空間7を形成する。
前記回転体3はモータ4で回転駆動されると共に、そのモータ4に着脱自在である。
例えば、モータ4の回転軸4aに着脱自在に取付けられる。
前記回転体3は前記収納用開口部5から回転体収納部6に収納・取り出し可能である。
【0017】
このようであるから、商品流通時には、図1に仮想線で示すように回転体収納部6に回転体3を収納し、収納用開口部5に蓋体2を取付けることで、その回転体収納部6が密閉されて密閉空間7を形成する。
よって、回転体3は密閉空間7内に収納されるので、その回転体3の揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがない。
【0018】
使用時には、蓋体2を外し、収納用開口部5から回転体3を引き出し、その回転体3を図1に実線で示すようにモータ4に連結する。
この状態でモータ4を駆動することで回転体3を回転することで、その回転体3が有する揮散性薬剤が気中に放出される。
【0019】
前述のようにして使用している途中でモータ4を停止して使用を中止し休止する場合には、回転体3をモータ4から外し、その回転体3を回転体収納部6に収納すると共に、蓋体2を収納用開口部5に取付けて回転体収納部6を密閉することで、回転体3が密閉空間7に収納されるので、長期休止する場合でも揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがなく、揮散性薬剤が無駄にならない。
【0020】
前記蓋体2と回転体収納部6は回転体3を動かないようにしっかりと保持できる形態とすることが好ましい。
このようにすることで、回転体3を密閉空間7に収納した商品流通時に回転体3がガタつくことがない。
【0021】
次に各部材の形態を説明する。
前記装置本体1は断面ほぼ下向きU字形状の外殻板10と、この外殻板10に固着した一側縦板11、他側縦板12と、その一側縦板11,他側縦板12、外殻板10に亘って固着した下面板13、中間横板14と、この中間横板14と外殻板10の内面に亘って固着した一側中間縦板15、他側中間縦板16でモータ用室1aと電池収納室1bと一側空洞部1cと他側空洞部1dを有する形状で、このモータ用室1aにモータ4が取付けてあると共に、電池収納室1bに電池17が収納され、この電池17を電源としてモータ4が駆動される。このモータ4の回転軸4aは他側中間縦板16の穴16aから他側空洞部1dに突出している。
前記外殻板10に切欠開口部18が一側空洞部1cに開口して形成され、その一側空洞部1cが前記薬剤保持体収納部6を形成すると共に、切欠開口部18が前記収納用開口部5を形成する。
前記他側縦板12に他側空洞部1dに開口した第1通気口19が形成され、外殻板10に他側空洞部1dに開口した第2通気口20が形成してある。
【0022】
前記揮散性薬剤を有する回転体3は、前記第1通気口19から他側空洞部1dに挿入、抜き出し自在である。
例えば、ファン21に揮散性薬剤を含有した薬剤保持体22を設けて回転体3としてある。
具体的には、前記ファン21はリング形状の一側板23とリング形状の他側板24とに亘って複数のファンブレード25を取付けたシロッコファンで、そのファンブレード25の内側の凹陥部に薬剤保持体22が設けてある。この薬剤保持体22は通気性を有する。
前記一側板23と一体に設けた駆動板26が前記モータ4の回転軸4aに着脱自在に連結される。例えば駆動板26にスプライン孔27を形成し、回転軸4aにスプラインを形成してスプライン嵌合連結される。
【0023】
このようであるから、モータ4で回転体3を回転すると矢印aで示すように第1通気口19から空気を吸い込み、その空気は薬剤保持体22を流通して第2通気口20から矢印bで示すように揮散性薬剤とともに気中に放出される。
【0024】
前記蓋体2は、前記収納用開口部5に嵌合する形状で、この実施の形態では下部が収納用開口部5よりも小さく、上部が収納用開口部5よりも大きく、その蓋体2の収納用開口部5に接する外面2aが斜面となったくさび形状で、収納用開口部5に押し込むことで外面2aが収納用開口部5に密着する。
前記装置本体1、好ましくは収納用開口部5の開口縁部分を軟質材として若干圧縮弾性変形するようにしたり、収納用開口部5の開口縁部分又は蓋体2の外面2aに気密材を設けることで、蓋体2が収納用開口部5に確実に密着するようにしても良い。
【0025】
前記回転体収納部6の蓋体2と対向した部分は回転体3の一部分が嵌まり込む形状である。
例えば、一側空洞部1cの底部に支持体28が取付けてあり、この支持体28は回転体3の一部分が嵌合する凹陥部29が形成してある。なお、この支持体28は装置本体1と一体としても良い。
前記蓋体2の内側面(下面)2bは回転体3の一部分に接して支持する形状、例えば凹面形状である。
【0026】
このようであるから、図1と図2に仮想線で示すように回転体3の下方の一部分が凹陥部29に嵌合し、回転体3の上方の一部分が蓋体2の内側面2bで支持され、回転体3が動かないようにしっかりと支持される。
なお、図1と図2においては理解を容易とするために回転体3と凹陥部29とを離隔して図示してある。
この場合、蓋体2の内側面2b、凹陥部29を軟質材としたり、クッション材を取付けたりすることで回転体3をより一層確実に支持できるようにしても良い。
また、回転体収納部6内、例えば支持体28、蓋体2に用いる材質は、薬剤が付着浸透しないものが良く、浸透防止のコート剤を処理することもできる。
【0027】
次に、揮散性薬剤を有する回転体3の他の実施形態を説明する。
図3に示すように、シロッコファンの外周面にリング状の薬剤保持体22を取付ける。
図4と図5に示すように、シロッコファンのファンブレード25間に薬剤保持体22を取付ける。
図6〜図8に示すように、ファン21をボス30に複数の羽根31を設けたプロペラファンとし、そのプロペラファンに薬剤保持体22を取付ける。
具体的には図6に示すように、羽根31の表面に薬剤保持体22を取付ける。図7に示すように、羽根31の外周にリング状の薬剤保持体22を取付ける。図8に示すように、ボス30の表面に薬剤保持体22を取付ける。この場合にはボス30を大径とすることが好ましい。
また、図示は省略するが薬剤を含有したファン成形体を回転体としても良い。
【0028】
図9に示すように、薬剤保持体22自体で回転体3とする。この場合には薬剤保持体22を円形とすることが好ましい。
また、薬剤保持体22のみではモータ4の回転軸4aへの取付部への強度が不足することがあり、その場合には図9に示すように薬剤保持体22に筒体33を埋設などで設けてスプライン孔27などの取付用孔とする。
なお、図示は省略するが通気性を有する容器内に薬剤保持体を充填などで設けて回転体3としても良い。
【0029】
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
この実施の形態は、揮散性薬剤を有する回転体3を、モータ4で回転駆動されるファン21と、このファン21に着脱自在に取付けた薬剤保持体22を有する形態とする。
装置本体1の収納用開口部5を、前記薬剤保持体22が収納・取り出し可能とすること、が第1の実施の形態と異なり、他の構成は第1の実施の形態とほぼ同様である。
【0030】
例えば、図1における回転体3をファン21の内側の凹陥部に薬剤保持体22を着脱自在に取付け、この薬剤保持体22を収納用開口部5から収納・取り出し自在とする。
また、図3、図7におけるリング状の薬剤保持体22をファン21の外周に着脱自在に取付ける。
【0031】
本発明の薬剤保持体22に用いる揮散性薬剤としては、常温、送風などの条件で揮散する殺虫剤、忌避剤、害虫成長制御剤、芳香消臭剤、消臭剤、防カビ剤、防菌剤などが挙げられる。
【0032】
本発明の薬剤保持体22は、前記揮散性薬剤を含有する担持体(粉剤、粒剤など)や担持体の成形体(ネット、シート、プレート、多孔体、繊維体、綿体、スポンジ体など)、またはそれらの収納体(通気性容器、通気性袋など)である。また、薬剤保持体は、その形態、材質を任意に設定することができる。簡単な構造で、通気性の大きいものが好ましい。
例えば、通気孔を有する容器形状、網形状、ハニカム形状、すのこ形状、格子形状、開孔形状などの構造が挙げられる。材質は、例えば、紙、合成樹脂、セラミック、繊維などの公知のものが使用できる。
【0033】
前記装置本体1は回転体3が回転自在に収納される他側空洞部1dを有する形状としたが、この他側空洞部1dを設けずに回転体3全体が装置本体1から突出するようにしても良い。
例えば、図10に示すように装置本体1をモータ用室1a、電池収納室1b、一側空洞部1cのみを有する形状とし、モータ4の回転軸4aを装置本体1の外面から突出させ、その突出した部分に回転体3を着脱自在に取付ける。
この場合、モータ用室1aを形成せずにモータ4が外部に露出するようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、回転体収納部6に回転体3を収容して収納用開口部5に蓋体2を取付けることで、その回転体3は密閉空間7内に収納された状態となる。
よって、商品流通時に揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがない。
しかも、装置全体を密封状態に包装する必要がなく、包装コストが安い。
【0035】
使用の途中で中止する場合には、回転体3をモータ4から外し、その回転体3を回転体収納部6に収納して蓋体2を取付けることで、前述のように揮散性薬剤が自然に気中に放出されることを防止できる。
よって、休止時にも揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがなく、長期間休止した場合でも再度使用が可能で、揮散性薬剤が無駄にならない。
【0036】
また、使用時には蓋体2を収納用開口部5から外し、回転体3を回転体収納部6から取り出し、その回転体3をモータ4に取付けて回転駆動することで揮散性薬剤を気中に放出できる。
よって、使用時に不用となる部品がなく、部品点数が多くならずに低価格である。
また、蓋体2を外し、回転体3を取り出し、取付けすれば良く、使用者が簡単に使用可能状態とすることができる。
しかも、家庭内廃棄物が生じないから、家庭内発生廃棄物を減少できる。
【0037】
請求項2に係る発明によれば、商品流通時に回転体3が装置本体1に対してがたついたりしないから、回転体3が有する揮散性薬剤が脱落、回転体3の損傷などすることがない。
【0038】
請求項3に係る発明によれば、回転体収納部6に薬剤保持体22を収容して収納用開口部5に蓋体2を取付けることで、その薬剤保持体22は密閉空間7内に収納された状態となる。
よって、商品流通時に揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがない。
しかも、装置全体を密封状態に包装する必要がなく、包装コストが安い。
【0039】
使用の途中で中止する場合には、薬剤保持体22をファン21から外し、その薬剤保持体22を回転体収納部6に収納して蓋体2を取付けることで、前述のように揮散性薬剤が自然に気中に放出されることを防止できる。
よって、休止時にも揮散性薬剤が自然に気中に放出されることがなく、長期間休止した場合でも再度使用が可能で、揮散性薬剤が無駄にならない。
【0040】
また、使用時には蓋体2を収納用開口部5から外し、薬剤保持体22を回転体収納部6から取り出し、その薬剤保持体22をファン21に取付けて回転駆動することで揮散性薬剤を気中に放出できる。
よって、使用時に不用となる部品がなく、部品点数が多くならずに低価格である。
また、蓋体2を外し、薬剤保持体22を取り出し、取付けすれば良く、使用者が簡単に使用可能状態とすることができる。
しかも、家庭内廃棄物が生じないから、家庭内発生廃棄物を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す組立て状態の全体断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】回転体の第2の実施の形態を示す断面図である。
【図4】回転体の第3の実施の形態を示す断面図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【図6】回転体の第4の実施の形態を示す断面図である。
【図7】回転体の第5の実施の形態を示す断面図である。
【図8】回転体の第6の実施の形態を示す断面図である。
【図9】回転体の第7の実施の形態を示す断面図である。
【図10】装置本体の他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
1…装置本体、2…蓋体、3…回転体、4…モータ、5…収納用開口部、6…回転体収納部、7…密閉空間、21…ファン、22…薬剤保持体。
Claims (3)
- モータ4を備えた装置本体1と、蓋体2と、揮散性薬剤を有する回転体3を備え、
前記装置本体1は収納用開口部5を有する回転体収納部6を有する形態で、
前記蓋体2は、前記収納用開口部5に着脱自在で、その収納用開口部5を閉塞し回転体収納部6を密閉して密閉空間7を形成する形態で、
前記回転体3は、前記収納用開口部5から回転体収納部6に挿入、引き出し可能で、前記モータ4に着脱自在に取付けられる形態であることを特徴とする回転式薬剤拡散装置。 - 回転体収納部6と蓋体2は、回転体3を動かないようにしっかりと支持する形態である請求項1記載の回転式薬剤拡散装置。
- モータ4を備えた装置本体1と、蓋体2と、揮散性薬剤を有する回転体3を備え、
前記装置本体1は収納用開口部5を有する回転体収納部6を有する形態で、
前記蓋体2は、前記収納用開口部5に着脱自在で、その収納用開口部5を閉塞し回転体収納部6を密閉して密閉空間7を形成する形態で、
前記回転体3は、前記モータ4で回転されるファン21と、このファン21に着脱自在に取付けられ、前記収納用開口部5から回転体収納部6に挿入、引き出し可能な薬剤保持体22を有する形態であることを特徴とする回転式薬剤拡散装置。
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