JP4614401B2 - ファン式薬剤拡散装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、モータを動力源としたファン式送風機を用いて有効成分含浸体に通風することで、殺虫剤、防虫剤、芳香剤、消臭剤等揮散性薬剤の有効成分を拡散させるファン式薬剤拡散装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
殺虫剤、防虫剤、芳香剤、消臭剤等揮散性薬剤の有効成分を風力によって室内等の大気中に拡散させるファン式薬剤拡散装置が知られている。
この代表的なファン式薬剤拡散装置は、装置本体内に外気から空気を取り入れる吸気口と取り入れた空気を排出する排気口を備え、吸気口及び排気口間の通風流路内に、モータを動力源としたファン式送風機、有効成分を含浸した有効成分含浸体が配置され、前記装置本体内にモータに通電する電池の収納室が設けられている。
前記有効成分含浸体は、吸気口とファンとの間の通風流路に、又はファンと排気口との間の通風流路に配設されてファンを回転し、通風することにより含浸体の有効成分が排気口から大気中へ拡散させる形式のものである。
【0003】
また、実開平6−4393号公報に示すように、ファン式送風機のファン自体に揮散性薬剤を含有させた第2のファン式薬剤拡散装置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した代表的なファン式薬剤拡散装置は、装置本体内にファン式送風機と有効成分含浸体をそれぞれ備えていると共に、装置本体内に通風流路を形成しているから、複雑な構造で、かつ装置が大型になる。
また、有効成分含浸体とファンの配置は有効成分含浸体に効率良く通風できる等の制約があるから構造が複雑で大型になり易い。
また、電池を電源とする場合はその電池の収納スペースのためにより一層複雑で大型になる。
特に、有効成分含浸体を配置する位置によって装置本体の大きさや構造の難易度が決まってしまう。
【0005】
また、ファンを有効成分含浸体として機能させる第2のファン式薬剤揮散装置は、配置位置の問題が解決され、装置の構造が簡略化されたが、例えば、成形加工されたファンの耐久性(脆さ等)や有効成分の含浸量(微量等)又は取替式ファンの場合の取替え手間やコスト高等と多くの問題を解決しなければならず実用性に乏しい。
【0006】
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにしたファン式薬剤拡散装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、ファン式送風機収納部5と、このファン式送風機収納部5に連通した吸気口29と排気口18を有した箱状の装置本体1と、
ファンケース12とファン13とモータ14を有し、前記装置本体1のファン式送風機収納部5内に設けたファン式送風機11を備え、
前記ファンケース12は、中央部に凹陥部15を有した一側面板12aと、中央部に大径穴16を有した他側面板12bと、吐出口17を有した周面板12cを有し、
前記ファンケース12は、前記ファン式送風機収納部5内に取り付けられており、前記ファンケース12の大径穴16は、前記装置本体1のファンケース12の他側面板12bと対向した面に形成された吸気口29と連続するように設けられており、前記ファンケース12の吐出口17は、前記装置本体1のファンケース12の周面板12cと対向した面に形成された排気口18と連続するように設けられており、前記ファンケース12の凹陥部15にモータ14が取り付けられ、
前記ファン13は、中央部に筒状部19と平板部20を有した回転円板13aの外周寄りに羽根13bを多数固着し、前記筒状部19と羽根13bと回転円板13aとの間に環状の空間部21を有した遠心式ファン形状で、
前記ファン13は、ファンケース12内に取り付けられており、前記ファン13の筒状部19と前記大径穴16との間に吸込口22が形成され、かつ前記空間部21は前記吸込口22を通じて外部に開口しており、当該ファン13が回転することで前記吸気口29、吸込口22、空間部21、吐出口17、排気口18に空気が流通するものであり、
前記モータ14の回転軸14aをファン13の平板部20に連結し、
前記ファン13の空間部21内に有効成分含浸体23を設け、この有効成分含浸体23をファンケース12又は装置本体1に固定したことを特徴とするファン式薬剤拡散装置である。
【0009】
第2の発明は、第1の発明において、前記有効成分含浸体23を着脱自在とし、
前記装置本体1は、前記吸込口22と対向し、かつ開閉自在な開口部10を有し、
この開口部10から有効成分含浸体23を出し入れ可能としたファン式薬剤拡散装置である。
【0010】
【作 用】
第1の発明によれば、ファン13の空間部21内に有効成分含浸体23を設けたので、装置本体1内にはファン式送風機11のみを設ければ良く、有効成分含浸体23を設けるスペースが不要である。
これにより、装置本体内部が単純な構造で、かつ装置を小型化できる。
また、装置本体1内に有効成分含浸体を配置する制約がなくなり、設計の自由度が高くなった。
また、ファンの耐久性を低下することがないし、有効成分の量を十分とすることが可能である。
【0011】
しかも、有効成分含浸体23がファン13とともに回転しないので、ファン13の回転抵抗が大きくならず、ファン13の駆動力の無駄がない。
【0012】
第2の発明によれば、ファン13を交換せずに有効成分含浸体23のみを交換できるから、経済的である。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1と図2に示すように、装置本体1は一側部2と他側部3で略矩形箱状である。
前記一側部2は略矩形状の側面板2aと、この側面板2aの周縁部と連続した第1・第2・第3・第4端面板2b,2c,2d,2eで一側面が開口した略矩形箱状で、相対向した第1端面板2bと第2端面板2cの第3端面板2d寄りに亘って断面略コ字状の隔壁板4が固着されて装置本体1内を大きなファン式送風機収納部5と電池収納室6に区画している。
前記第3端面板2dには開口部7が形成され、この開口部7は蓋8で閉塞されており、その蓋8を外すことで電池収納室6に電池9を入れたり、出したりできるようにしてある。
【0014】
前記他側部3は平板状で、一側部2の第1・第2・第3・第4端面板2b,2c,2d,2eで形成された開口部10に着脱自在に取付けられる。例えばスナップ式に嵌合して取付けたり、ヒンジで開口自在に取付けられる。
【0015】
ファン式送風機11はファンケース12とファン13とモーター14を備え、前記ファン式送風機収納部5内に設けられる。
ファンケース12は一側面板12aと他側面板12bと周面板12cを有し、一側面板12aの中央部に凹陥部15が形成され、その凹陥部15にモータ14が取付けてある。他側面板12bには大径穴16が形成されてドーナツ形状である。
前記周面板12cには吐出口17が形成され、この吐出口17は第1端面板2bに形成した排気口18と連続している。
【0016】
前記ファン13は回転円板13aの外周寄り部に羽根13bを放射状に多数固着した遠心式ファンの形状で、その回転円板13aの中央部寄りは他側面板12bに向けて凹んだ形状で筒状部19と平板部20を有し、その筒状部19と羽根13bとの間に環状の空間部21を形成している。この空間部21は他側面板12bの大径孔16と筒状部19との間の吸込口22から外部に開口している。
前記平板部20にモータ14の回転軸14aが連結され、モータ14を駆動することでファン13が回転する。
【0017】
前記ファン13の空間部21内に有効成分含浸体23が着脱自在に設けてある。
この有効成分含浸体23は中空でドーナツ形状のハウジング24と、その中空部に入れた多数の有効成分の粒形処理加工物25を有し、そのハウジング24を前記吸込口22から空間部21内に挿入し、ハウジング24の取付片24aをビス26で他側面板12bに固着してある。
前記ハウジング24には羽根13bと対向した空気出口27と他側部材3に対向した空気入口28が形成され、この空気入口28が他側部材3の吸気口29と相対向している。他側部材3には通風ガイド30が設けてある。
【0018】
モータ14でファン13を回転すると吸気口29、空気入口28、ハウジング24内部に空気が流れ、粒形処理加工物25に通風され空気出口27、吐出口17、排気口18を経て薬剤が揮散される。
この時、有効成分含浸体23が回転しないので、ファン13の回転抵抗が大きくなることがない。
【0019】
また、他側部材3を外すと共に、ビス26を弛めることで有効成分含浸体23を空間部21から引き出して装置本体1外に取り出しできるから、有効成分含浸体23を交換することが可能である。
【0020】
次に本発明の他の実施の形態について説明する。
通風方向は、本実施の形態ではファン式送風機11の回転軸(モータ14の回転軸14a)を縦(上下)方向に位置し、下面から吸い込んで側面から吐き出すように設定したが、側面から吸い込んで側面に吐き出す通風方向に、又は上面から吸い込んで側面に吐き出す通風方向に送風する等、吸気口29及び排気口18の位置を自由に設定することが可能である。
また、ファン式送風機11の回転軸(モータ14の回転軸14a)を横(前後)方向に位置することも可能であり、このようにすれば縦向きとして隙間等に設置することができる等、使用目的に応じて装置形態を選択することができる。
【0021】
本発明に使用するファン式送風機11のファン13としては、流れが軸方向から半径方向に流動する時、遠心力でエネルギーを与える遠心式ファンを用いている。
この多数の羽根13bを持つ遠心式ファンは、その幅が広く、高さの低い羽根13bを多数持ち、又、構造上その回転の中央周囲に羽根がなく、空間部を有していることから好ましい。
また、遠心式ファンは送風能力が高く、大きさが小形であることからも好ましい。
例えば、ターボファン、翼形ファン、リミットロードファン、ラジアルファン、多翼ファン等が例示できる。
また、上記遠心式ファンを、ファンの回転により発生した風を効率的に集め、排気するように設計された渦形室に配置するのが好ましい。
【0022】
前記遠心式ファンの空間部21に配設する有効成分含浸体23は、揮散性薬剤を含有させた加工物や成形物として使用する。
例えば、有効成分をスプレー塗布等で処理した加工物、又は、この加工物を図1と図2と同様に通気性を有するハウジングに収容したもの、或いは有効成分を含有した合成樹脂等の成形物等が挙げられる。
該加工物及び成形物を形成する材質は、有効成分を充分に含有できるもの及び含有有効成分を送風により放出するものであれば特に限定されない。
例えば、パルプ、濾紙、厚紙等の紙類、木綿、羊毛、麻等の天然繊維、ポリエステル、ナイロン、ポリオレフイン等の化学繊維、炭素繊維、ガラス繊維、セラミック、ポリオレフイン、ポリ塩化ビニル、高吸油性ポリマー等の合成樹脂、又は不織布、多孔性天然性物質等が挙げられる。
【0023】
前記有効成分含浸体の形状は、遠心式ファンの空間部内に配置できる形であれば特に限定されない。例えば、円形、半円形、四角形、多角形等の枠体やドーナツ状等の中空体等が挙げられる。
また、形状のサイズは前記空間部内に容易に配置でき、又、ファンの回転を損なわないものであれば特に限定されない。
さらに、有効成分含有量に関係する厚みや長さについては、使用目的に応じて設定すればよい。また、この時長さは空間部をオーバーする大きさに設計することもできる。
【0024】
前記有効成分含浸体23の配設は、本実施の形態では、有効成分の粒形処理加工物25を収容したハウジング24を遠心式ファンの空間部内に挿入し、ケーシングに固着しているが、装置本体に固着する、別に固定板を備えこれに固着する、装置本体(他側部3の吸気口29部分)に挿入開口部を設け、挿入固着すること等も適用できる。
また、固着手段はビスに限らず公知の嵌合方法、差し込み方法、粘着方法、被せる等の手段が適用でき、使用目的に応じて設計された有効成分含浸体の形態によって選択することが好ましい。
【0025】
前記ファン式送風機11を駆動するための電源である電池9として、アルカリ乾電池、マンガン乾電池、ボタン乾電池、空気電池、リチウムイオン電池などの一次電池、ニカド電池、リチウムイオン電池の二次電池などが挙げられる。
使用形態としては、使用場合、使用期間、モーターとファンの種類等を考慮し、電池の種類(アルカリorマンガンや単一or単二など)、個数、接続方法(直列、並列)を任意に決定することができる。
【0026】
また、ファン式送風機11を駆動するための電源として、商用電源(100V)を使用することもできる。この際は、内蔵もしくは外付けのDC変換器が必要となる。
【0027】
また、本発明のファン式薬剤拡散装置は図1、図2に示す専用装置に限ることはなく、遠心式ファンを使用している家庭用や業務用の電化製品にも適用でき、害虫の防除、悪臭の消臭、香りの放散等にも利用できる。
【0028】
本発明は、特に設置場所に制約されずどこでも使用することができる電池式携帯型装置として有効、かつ有利である。
【0029】
本発明に使用する揮散性薬剤は、殺虫剤、防虫剤、芳香剤、消臭剤等として用いられている各種の薬剤が挙げられる。
殺虫剤としてはピレスロイド系殺虫剤であることが好ましく、その中でもトランスフルトリン、テラレスリン、プラレトリン、フラメトリン、アレスリン、エンペンスリンから選ばれる一種以上であることが好ましい。
また、成長制御剤としては、ピリプロキシフェン、メトプレン、ハイドロプレンから選ばれる一種以上であることが好ましい。
【0030】
上記有効成分含浸体に酸化防止剤および/または紫外線吸収剤を配合すること、および/または含浸体ケースに紫外線吸収剤を配合することにより、長期間安定して本発明を利用することが可能となる。また屋外での使用が可能となるという利点がある。
【0031】
製剤に必要な必須機能である終点表示方法としては、親油性のアントラキノン系色素を親水性の含浸体に使用し、薬液に溶けているとき色が認識でき、薬剤が蒸散したとき色素が含浸体中に入り込んで色が認識できない現象を利用する方法、電子供与性呈色性有機化合物および減感剤、電子供与性呈色性有機化合物、減感剤および顕色剤からなる可変色色素を利用した方法、昇華剤の昇華速度と薬剤の蒸散速度を略一致させる方法などが挙げられる。これらは単独で用いることも可能だが、色調の変化と昇華剤を組み合わせることで使用している実感が増し、より好ましい。
昇華速度の調整は昇華剤封入ケースに設ける通気孔の面積で任意にコントロールすることが可能である。
【0032】
またこれらの有効成分に対して以下の殺虫剤および/または忌避剤を任意の比率で合剤として用いることは何ら制限されない。
【0033】
例えば殺虫を目的として使用する場合、従来より用いられている各種蒸散性殺虫剤を用いることができ、ピレスロイド系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤、有機リン系殺虫剤等を挙げることができる。一般に安全性が高いことからピレスロイド系殺虫剤が好適に用いられており、特に以下のものが好ましい。
・一般名;化学名(商品名、メーカー)
*アレスリン;dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル dl−シス/トランス−クリサンテマート(ピナミン、住友化学工業(株))。
*dl・d−T80−アレスリン;dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−シス/トランス−クリサンテマート(ピナミンフォルテ、住友化学工業(株))。
*dl・d−T−アレスリン;dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−トランス−クリサンテマート(バイオアレスリン)。
*d・d−T−アレスリン;d−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−トランス−クリサンテマート(エスビオール)。
*d・d−T80−プラレトリン;(+)−2−メチル−4−オキソ−3−(2−プロピニル)−2−シクロペンテニル (+)−シス/トランス−クリサンテマート(エトック、住友化学工業(株))。
*レスメトリン;5−ベンジル−3−フリルメチル dl−シス/トランス−クリサンテマート(クリスロン、住友化学工業(株))。
*dl・d−T80−レスメトリン;5−ベンジル−3−フリルメチル d−シス/トランス−クリサンテマート(クリスロンフォルテ、住友化学工業(株))。
*エンペントリン;1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル dl−シス/トランス−3−(2,2−ジメチルビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート(ベーパースリン、住友化学工業(株))。
*テラレスリン;dl−3−アリル−2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル−dl−シス/トランス−2,2,3,3−テトラメチル−シクロプロパンカンボキシラート(ノックスリン、住友化学工業(株))。
*トランスフルトリン;d−トランス−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカンボキシラート。
*フタルスリン;N−(3,4,5,6−テトラヒドロフタリミド)−メチルdl−シス/トランス−クリサンテマート(ネオピナミン、住友化学工業(株))。
*dl・d−T80−フタルスリン;(1,3,4,5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2−インドリル)メチル dl−シス/トランス−クリサンテマート(ネオピナミンフォルテ、住友化学工業(株))。
*フラメトリン;5−プロパギル−2−フリルメチル d−シス/トランス−クリサンテマート(ピナミンD、住友化学工業(株))。
*ペルメトリン;3−フェノキシベンジル dl−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート(エクスミン、住友化学工業(株))。
*フェノトリン;3−フェノキシベンジル d−シス/トランス−クリサンテマート(スミスリン、住友化学工業(株))。
*イミプロスリン;2,4−ジオキソ−1−(プロプ−2−イニル)−イミダゾリジン−3−イルメチル(1R)−シス/トランス−クリサンテマート(プラール、住友化学工業(株))。
*フェンバレレート;α−シアノ−3−フェノキシベンジル−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート(スミサイジン、住友化学工業(株))。
*シペルメトリン;α−シアノ−3−フェノキシベンジル dl−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラート(アグロスリン、住友化学工業(株))。
*シフェノトリン;(±)α−シアノ−3−フェノキシベンジル (+)−シス/トランス−クリサンテマート(ゴキラート、住友化学工業(株))。
*エトフェンプロックス;2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエーテル(トレボン)。
*テフルスリン;2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチルベンジル−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート。
*フェンプロパトリン;α−シアノ−3−フェノキシベンジル −シス/トランス−2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシート。
*フェンフルスリン;2,3,4,5,6−ペンタフルオロベンジル−dl−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2′−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート。
*1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル シス/トランス−2,2,3,3−テトラメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート。
【0034】
有機リン系殺虫剤の具体例としては、以下のものが挙げられる。
*ダイアジノン;(2−イソプロピル−4−メチルピリミジル−6)−ジエチルチオホスフェート(ダイアジノン)。
*フェニトロチオン、MEP;O,O−ジメチル−O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)チオホスフェート(スミチオン)。
*ピリダフェンチオン;O,O−ジメチル−O−(3−オキソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホスホロチオエート(オフナック)。
*マラチオン;ジメチルジカルベトキシエチルジチオホスフェート(マラソン)。
*ディプテレックス;O,O−ジメチル−2,2,2−トリクロロ−1−ハイドロオキシエチル ホスホネイト。
*クロルピリホス;O,O−ジメチル−O−(3,5,6−トリクロル−2−ピリジル)−ホスホロチオエート。
*フェンチオン;O,O−ジメチル−O−(3−メチル−4−メチルチオフェニル)−ホスホロチオエート(バイテックス)。
*ジクロルボス;O,O−ジメチル−2,2−ジクロロビニルホスフェート(DDVP)。
*プロペタンホス;O−[(E)−2−イソプロボキシカルボニル−1−メチルビニル]−O−メチルエチルホスホラミドチオエート(サフロチン)。
*アベイト;O,O,O′,O′−テトラメチル−O,O′−チオジ−P−フェニレン ホスホロチオエート。
*プロチオホス;ジチオリン酸O−2,4−ジクロロフェニル O−エチルS−プロピルエステル(トヨチオン)。
*ホキシム;O,O−ジエチル−O−(α−シアノベンジリデンアミノ)チオホスフェート。
【0035】
オキサジアゾール系殺虫剤としては以下のものが挙げられる。
*メトキサジアゾン;5−メトキシ−3−(2−メトキシフェニル)−O−1,3,4−オキサジアゾール−2−(3H)−オン(エレミック)。
【0036】
クロロニコチン系殺虫剤の具体例としては、以下のものが挙げられる。
*イミダクロプリド;1−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン(ハチクサン)。
*アセタミプロリド;(E)−N1−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチル]−N2−シアノ−N1−メチルアセトンアミジン(モスピラン)。
【0037】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ファン13の空間部21内に有効成分含浸体23を設けたので、装置本体1内にはファン式送風機11のみを設ければ良く、有効成分含浸体23を設けるスペースが不要である。
これにより、装置本体内部が単純な構造で、かつ装置を小型化できる。
また、装置本体1内に有効成分含浸体を配置する制約がなくなり、設計の自由度が高くなった。
また、ファンの耐久性を低下することがないし、有効成分の量を十分とすることが可能である。
【0038】
しかも、有効成分含浸体23がファン13とともに回転しないので、ファン13の回転抵抗が大きくならず、ファン13の駆動力の無駄がない。
【0039】
請求項2に係る発明によれば、ファン13を交換せずに有効成分含浸体23のみを交換できるから、経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すファン式薬剤拡散装置の縦断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【符号の説明】
1…装置本体、11…ファン式送風機、12…ファンケース、13…ファン、14…モータ、18…排気口、23…有効成分含浸体、29…吸気口。
Claims (2)
- ファン式送風機収納部5と、このファン式送風機収納部5に連通した吸気口29と排気口18を有した箱状の装置本体1と、
ファンケース12とファン13とモータ14を有し、前記装置本体1のファン式送風機収納部5内に設けたファン式送風機11を備え、
前記ファンケース12は、中央部に凹陥部15を有した一側面板12aと、中央部に大径穴16を有した他側面板12bと、吐出口17を有した周面板12cを有し、
前記ファンケース12は、前記ファン式送風機収納部5内に取り付けられており、前記ファンケース12の大径穴16は、前記装置本体1のファンケース12の他側面板12bと対向した面に形成された吸気口29と連続するように設けられており、前記ファンケース12の吐出口17は、前記装置本体1のファンケース12の周面板12cと対向した面に形成された排気口18と連続するように設けられており、前記ファンケース12の凹陥部15にモータ14が取り付けられ、
前記ファン13は、中央部に筒状部19と平板部20を有した回転円板13aの外周寄りに羽根13bを多数固着し、前記筒状部19と羽根13bと回転円板13aとの間に環状の空間部21を有した遠心式ファン形状で、
前記ファン13は、ファンケース12内に取り付けられており、前記ファン13の筒状部19と前記大径穴16との間に吸込口22が形成され、かつ前記空間部21は前記吸込口22を通じて外部に開口しており、当該ファン13が回転することで前記吸気口29、吸込口22、空間部21、吐出口17、排気口18に空気が流通するものであり、
前記モータ14の回転軸14aをファン13の平板部20に連結し、
前記ファン13の空間部21内に有効成分含浸体23を設け、この有効成分含浸体23をファンケース12又は装置本体1に固定したことを特徴とするファン式薬剤拡散装置。 - 前記有効成分含浸体23を着脱自在とし、
前記装置本体1は、前記吸込口22と対向し、かつ開閉自在な開口部10を有し、
この開口部10から有効成分含浸体23を出し入れ可能とした請求項1記載のファン式薬剤拡散装置。
Priority Applications (31)
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---|---|---|---|
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