JPH09308677A - 脱臭殺菌装置 - Google Patents

脱臭殺菌装置

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JPH09308677A
JPH09308677A JP8151704A JP15170496A JPH09308677A JP H09308677 A JPH09308677 A JP H09308677A JP 8151704 A JP8151704 A JP 8151704A JP 15170496 A JP15170496 A JP 15170496A JP H09308677 A JPH09308677 A JP H09308677A
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ozone
aroma
air
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JP8151704A
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Yasutoshi Maehara
泰勇 前原
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾンの脱臭作用や殺菌作用を有効に利用し
て脱臭、殺菌できると共に、芳香によりオゾン特有の臭
気を抑えて、オゾンの臭気による不快感を解消できる脱
臭殺菌装置を提供する。 【解決手段】 オゾンを発生するオゾン発生手段9 と、
芳香を発生せる芳香発生手段10と、オゾン発生手段9 で
発生したオゾンを空気流により放出する送風手段11と、
芳香発生手段10で発生した芳香を空気流により放出する
送風手段11とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店、マー
ジャン店、ホテル等に設置して使用する脱臭殺菌装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、パチンコ店では、多数の遊技者
が入場し、また多くの遊技者が煙草を吸いながらゲーム
を行うため、店内の換気が悪い場合には、店内に煙草の
煙が充満し易く、その煙の微粒子が店内の壁、天井、パ
チンコ機の表面は勿論のこと、空気調和機のフィルタ
ー、熱交換機等の内部にも付着する。しかも、換気が悪
ければ、梅雨時の湿気、冷暖房に伴う結露等によって店
内の壁面、その他に黴が発生し易くなる。
【0003】この対策として、各パチンコ店では店内の
換気を良くする一方、空気清浄器等を設置して、煙草、
黴、トイレ等の嫌な臭気を極力除去するようにしている
が、この程度の対策では、煙草等の臭気を完全に除去す
ることは非常に困難であり、特に黴の発生を防止し、ま
た発生した黴を殺菌することはできない。そこで、オゾ
ン式の脱臭殺菌装置を店内に設置して、オゾンの脱臭、
殺菌効果を利用して、煙草等の臭気を脱臭すると共に、
黴の発生を防止するようにすることが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】オゾンは、結合が軽く
不安定な状態にあるため、常温で次第に分解して酸素分
子になるが、その分解時に酸素原子ができて、強力な殺
菌作用や脱臭・漂白作用を発生する。従って、オゾン式
の脱臭殺菌装置を店内に設置して、この脱臭殺菌装置に
より発生したオゾンを、人体に悪影響を及ぼさないよう
に、大量の空気で薄めて低濃度で店内に満遍なく行き渡
るようにすれば、オゾンの脱臭作用により煙草等の嫌な
臭気を脱臭できると同時に、オゾンの殺菌作用により黴
等を殺菌し、又は発生を防止できる。
【0005】しかし、オゾンを使用する場合には、オゾ
ンそれ自体に特有の臭気があるため、このオゾン特有の
臭気が遊技者の不快感を招くと言う新たな問題がある。
本発明は、このような従来の課題に鑑み、オゾンの脱臭
作用や殺菌作用を有効に利用して脱臭、殺菌できると共
に、芳香によりオゾン特有の臭気を抑えて、オゾンの臭
気による不快感を解消できる脱臭殺菌装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、オゾンを発生するオゾン発生手段9 と、芳香を発生
する芳香発生手段10と、オゾン発生手段9 で発生したオ
ゾンを空気流により放出する送風手段11と、芳香発生手
段10で発生した芳香を空気流により放出する送風手段11
とを備えたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の発明において、装置本体8 内にオゾン発生手段9 と
芳香発生手段10と送風手段11とを組み込むと共に、送風
手段11の送風通路23,24 に、オゾン発生手段9 からのオ
ゾンを吹き出すオゾン吹き出し口34a と、芳香発生手段
10からの芳香吹き出し口35a とを設けたものである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、装置本体8 に、一対の挿入筒
48,49 を備えたケース装着部46を設け、一方の挿入筒4
8,49を送風ポンプに接続し、他方の挿入筒48,49 を芳香
吹き出し口35a に接続し、芳香剤を封入し且つケース装
着部46に装着した時に一対の挿入筒48,49 が刺さるよう
に構成したカセットケース47をケース装着部46に着脱自
在に設けたものである。
【0009】請求項4に記載の本発明は、請求項1乃至
3の何れかに記載の発明において、芳香剤としてフィト
ンチッドを用いたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1はパチンコ店内に
設置した場合を例示し、1 はパチンコ機、2 は所謂島で
あって、この島2 はパチンコ機1 を装着する一対の装着
架台3 を所定の間隔をおいて背中合わせ状に設置すると
共に、その一対の装着架台3 間に、遊技球補給装置、球
回収装置等が配置されている。各装着架台3 には、複数
台のパチンコ機1が横方向に列状に装着されると共に、
その各パチンコ機1 の上側に、化粧板4 が上端側を支点
として開閉自在に枢着されている。また各装着架台3 間
の床面には、各パチンコ機1 に対応するように椅子5 が
設置されている。
【0011】6 は脱臭殺菌装置で、一対の装着架台3 の
上端部間に介在された受け台7 上に載置されている。受
け台7 は、各装着架台3 の上端に係合する係止部7aを両
端に備えた断面逆ハット状であって、その中央部に脱臭
殺菌装置6 が載置されている。なお、脱臭殺菌装置6
は、店内の広さ、各島2 の長さに応じて所定の間隔をお
いて複数台設置すれば良い。
【0012】脱臭殺菌装置6 は、図2乃至図9に示すよ
うに構成されている。即ち、図2乃至図4において、8
は平面視矩形状の装置本体で、この装置本体8 内には、
オゾンを発生するオゾン発生手段9 と、芳香を発生する
芳香発生手段10と、オゾン発生手段9 で発生したオゾン
と芳香発生手段10で発生した芳香とを空気流により放出
する送風手段11と、オゾン発生用空気ポンプ13と、芳香
発生用空気ポンプ14と、これらを制御する制御手段15
と、高圧印加用トランス16とが組み込まれている。
【0013】装置本体8 は、図2及び図5に示すよう
に、矩形状の台板17と、この台板17上に着脱自在に装着
された上蓋18とを備えている。台板17は、受け台7 との
間に適度な隙間ができるように四隅に装着された脚部19
と、長手方向の両端に一体に折り曲げ形成された側壁2
0,21 とを備えている。上蓋18は下側が開放する略断面
コ字状であり、長手方向の両端が側壁20,21 によって塞
がれるように、台板17の前後縁にネジによって着脱自在
に固定されている。
【0014】送風手段11は、図3に示すように、装置本
体8 の長手方向の中央よりも一端側に若干偏位して配置
され、装置本体8 の下側から外気を吸い込んで上側から
店内に送風するように設けられている。そして、この送
風手段11から側壁20側にオゾン発生手段9 と制御手段15
とが、また送風手段11から側壁21側にオゾン発生用空気
ポンプ13と芳香発生手段10と芳香発生用空気ポンプ14と
高圧印加用トランス16とが夫々配置されている。
【0015】送風手段11は、図3及び図4に示すよう
に、台板17に形成された下部開口22と、上蓋18に形成さ
れた上部開口23と、下部開口22と上蓋18の上部開口23と
を連通すべく台板17と上蓋18との間に介在さた角筒状の
風洞24と、風洞24内の下部に配置されたモータ25付きの
送風ファン26とを備えている。なお、風洞24及び上部開
口23により送風通路が構成されている。
【0016】台板17及び上蓋18には、線材により網目状
に構成されたファンガード27,28 が装着されている。送
風ファン26はファンケース29と、このファンケース29内
に、モータ25を介して組み込まれた羽根体30とを備え、
台板17に固定された一対の取り付け板31間に挿入して、
その各取り付け板31の一対の係止爪32と下側のファンガ
ード27とにより着脱自在に上下両側から保持されてい
る。
【0017】上蓋18には、図2に示すように、フィルタ
ー付きの空気導入部33が芳香発生用空気ポンプ14の上側
に対応して設けられ、この空気導入部33から外気を装置
本体8 内に導入するようになっている。風洞24は図3及
び図4に示すように角筒状であって、一対の取り付け板
31の外側に着脱自在に挿入されている。風洞24には、送
風手段11の上部開口23に対応するように、オゾン発生手
段9 からのオゾンを吹き出すオゾン吹き出し管34と、芳
香発生手段10からの芳香を吹き出す芳香吹き出し管35と
が送風ファン26の上側に支架されている。
【0018】オゾン吹き出し管34には複数個のオゾン吹
き出し口34a が所定間隔をおいて上向きに形成されてお
り、またオゾン吹き出し管34は風洞24の中央部に装置本
体8の幅方向に水平に支架されている。芳香吹き出し管3
5には複数個の芳香吹き出し口35a が所定間隔をおいて
上向きに形成されており、また芳香吹き出し管35は風洞
24の中央部よりも送風ファン26の周縁部側に偏位してオ
ゾン吹き出し管34と略平行に支架されている。
【0019】オゾン吹き出し管34及び芳香吹き出し管35
には、風洞24の外側で風洞24に沿って屈曲する屈曲部3
6,37 が反対側に一体に設けられている。オゾン発生手
段9 は、図3及び図4に示すように、密封ガラス管内に
一対の電極を平行に組み込み、その電極間に高圧印加用
トランス16から高電圧を印加した時のコロナ放電によっ
てオゾンを発生させるようになっている。オゾン発生手
段9 は送風手段11の風洞24に近接した状態で、ブラケッ
ト38により台板17に固定されている。オゾン発生手段9
は一端側がチューブ39、フィルター40を介してオゾン発
生用空気ポンプ13の出側に、他端側がチューブ41を介し
て風洞24の外側でオゾン吹き出し管34の屈曲部36に接続
されている。
【0020】オゾン発生用空気ポンプ13の入り側はチュ
ーブ42介してフィルター付きの空気導入部43に接続され
ている。空気導入部43は、オゾン発生用空気ポンプ13の
作動時に、装置本体8 の外部からの空気をオゾン発生用
空気ポンプ13内に導入するように、台板17の側壁21に設
けられている。
【0021】フィルター40は、図8に示すように、オゾ
ン発生手段13に空気を供給する前に、その空気中の塵埃
等を除去するためのもので、オゾン発生用空気ポンプ13
の出側とチューブ39との間に介在されたフィルターケー
ス44と、このフィルターケース44内に着脱自在に組み込
まれたフィルターエレメント45とを備えている。
【0022】芳香発生手段10は、図3乃至図7に示すよ
うに、一対の挿入筒48,49 を有するケース装着部46と、
芳香剤が封入され且つケース装着部46に装着した時に一
対の挿入筒48,49 が刺さるように構成されたカセットケ
ース47とを備え、高圧印加用トランス16と共に一対の空
気ポンプ13,14 間で台板17上に装着されている。
【0023】ケース装着部46は、カセットケース47を装
置本体8 の幅方向から挿脱自在に装着するためのもの
で、図3及び図4に示すように、一対の挿入筒48,49 の
他に、カセットケース47を挿脱自在に保持する一対の保
持板50と、この保持板50間に挿入されたカセットケース
47を下方に押圧し保持する弾性板51とを備えている。
【0024】各保持板50はカセットケース47が嵌合する
コ字状の保持部50a を備え、その保持部50a が相対向す
るように装置本体8 の長手方向に間隔をおいて台板17上
に固定されている。弾性板51は一対の保持板50間に跨が
って固定されている。
【0025】各挿入筒48,49 は、図5乃至図7に示すよ
うに、一対の保持板50間に対応してケース装着部46の内
端側に配置されており、台板17に固定された支持板52a
によりカセットケース47の挿脱方向と平行に支持されて
いる。各挿入筒48,49 の先端部は、ケース装着部46にカ
セットケース47を装着した時に、このカセットケース47
側に刺さるように、片側から反対側に斜め方向に切断し
て鋭利に構成されている。そして、一方の挿入筒48はチ
ューブ52を介して芳香発生用空気ポンプ14に、他方の挿
入筒49はチューブ53を介して芳香吹き出し管35の屈曲部
37にに夫々接続されている。
【0026】オゾン発生用空気ポンプ13及び芳香発生用
空気ポンプ14は外形状が矩形箱型であり、芳香発生手段
10の両側で台板17上に固定されている。なお、各空気ポ
ンプ13,14 には、その上側にフィルター付きの空気吸い
込み口54,55 が設けられている。
【0027】カセットケース47は、図9に示すように矩
形箱型であって、ケース体56と、このケース体56の上側
に着脱自在に装着されたケース蓋57とを備え、内部に芳
香剤を含浸させたスポンジ等の芳香剤含浸体58と仕切り
板59とが設けられている。カセットケース47には、図5
乃至図7に示すように、各挿入筒48,49 に対応する挿入
孔60,61 が、カセットケース47をケース装着部46に挿入
する時の挿入側のケース体56に形成されると共に、この
挿入孔60,61 を塞ぎ且つケース体56とケース蓋57との合
わせ部分を塞ぐように粘着テープ62,63 が貼付されてい
る。
【0028】粘着テープ62,63 は、合成樹脂フィルム又
はシートの片面に粘着剤を塗布したものであって、その
挿入孔60,61 を塞ぐ粘着テープ62はカセットケース47の
長手方向の3〜4面に亘って周方向に巻着され、また粘
着テープ63は他の2面に貼付されている。
【0029】仕切り板59は、図4乃至図6に示す如く、
カセットケース47内に一方の挿入筒48側から他方の挿入
筒49側に通じる平面視U字状の通路ができるように、カ
セットケース47を左右に区画するためのもので、上下が
ケース体56及びケース蓋57に当接し且つ挿入筒48,49 側
がケース体56等に略当接するように組み込まれている。
芳香剤含浸体58は、スリット内に挿入された仕切り板59
に接着等で固定され、カセットケース47内の上下に両側
と挿入筒48,49 側に間隙ができるようにカセットケース
47内に組み込まれている。
【0030】上蓋18には、その前側に台板17のケース装
着部46に対応する装着孔64が形成され、この装着孔64か
らケース装着部46にカセットケース47を前後方向に着脱
自在に挿脱するようになっている。なお、カセットケー
ス47は、カセットケース47の一部を把持して容易に挿脱
し得るように、ケース装着部46に装着した時にも装置本
体8 から前側に1cm程度突出するようになっている。
芳香剤含浸体58に含浸させる芳香剤は、フィトンチッド
が適当である。
【0031】制御手段15は制御基板66に各電気部品を装
着して構成され、電源スイッチ67、24時間タイマー6
8、オゾン濃度調節器69、間欠タイマー調節器70、間欠
タイマースイッチ71、芳香濃度調節器72等に接続されて
いる。24時間タイマー68は1日の24時間を基準とし
て、本装置を作動させるべき時間を任意に設定するため
のものである。なお、芳香発生手段10、送風ファン26
は、24時間タイマー68の出力がオンの時に、オゾン発
生手段9 とは関係なく作動するようになっている。
【0032】間欠タイマー調節器70は、オゾン発生手段
9 を制御する間欠タイマーの切り換え時間を1分〜10
分の範囲で調節するためのものであり、摘まみを1分〜
10分の目盛りに合わせた時の設定時間を1周期とし
て、その設定時間の半分づつオゾン発生手段9 をオン・
オフ制御すべく間欠タイマーが作動するようになってい
る。間欠タイマースイッチ71は間欠タイマーをオン・オ
フするためのもので、この間欠タイマースイッチ71をオ
フしておけば、24時間タイマー68がオンとなった時に
オゾン発生手段9 が連続運転するようになっている。
【0033】オゾン濃度調節器69はオゾン発生手段9 で
発生するオゾン濃度を調節するためのものである。芳香
濃度調節器72は芳香発生用空気ポンプ14の吐出量を2段
階に調節して、芳香発生手段10で発生する芳香濃度を調
節するためのものである。なお、電源スイッチ67、24
時間タイマー68は台板17の側壁20に、オゾン濃度調節器
69、間欠タイマー調節器70、間欠タイマースイッチ71、
芳香濃度調節器72は台板17の前側の操作パネル部73に夫
々装着されている。
【0034】次に上記構成による作用を説明する。この
脱臭殺菌装置6 の電源スイッチ67を投入すると、24時
間タイマー68の設定時間にそのタイマー出力がオンし、
芳香発生用空気ポンプ14、送風手段11の送風ファン26が
連続的に作動すると共に、間欠タイマーを介してオゾン
発生手段9及びオゾン発生用空気ポンプ13が作動する。
【0035】即ち、24時間タイマー68には遊技店の1
日の営業時間等に合わせて、予め時間が設定されてお
り、その設定時間になれば芳香発生用空気ポンプ14、間
欠タイマーが作動し始める。そして、芳香発生用空気ポ
ンプ14が作動すると、空気吸い込み口55から吸い込んだ
空気をチューブ52、挿入筒48を介して芳香発生手段10の
カセットケース47内に圧送し、このカセットケース47内
から挿入筒49、チューブ53を介して芳香吹き出し管35へ
と送る。
【0036】このため、芳香発生手段10では、空気がカ
セットケース47内を通過する際に、芳香剤含浸体58に含
浸された芳香剤を揮発させて芳香を発生し、その芳香を
芳香吹き出し管35の芳香吹き出し口35a から風洞24内に
吹き出して行く。この時には、芳香発生用空気ポンプ14
が作動すると共に送風手段11の送風ファン26が作動し、
装置本体8 の下側から吸い込んだ空気を風洞24、上部開
口23を経て上側に送風している。
【0037】従って、芳香吹き出し管35の芳香吹き出し
口35a から風洞24内に吹き出した芳香は、送風手段11の
風洞24内で大量の空気により適度な濃度に希釈された
後、その空気流に従って上部開口23から上側へと吹き出
され、店内の全体に満遍なく送られる。なお、芳香濃度
調節器72を操作すれば、芳香発生用空気ポンプ14の吐出
量が変化し、芳香吹き出し管35の芳香吹き出し口35a か
ら吹き出される芳香の濃度を2段階に調節できる。
【0038】一方、間欠タイマーが作動してタイマー出
力が間欠的にオン・オフすれば、そのタイマー出力のオ
ンの時にオゾン発生用空気ポンプ13、オゾン発生手段9
が作動する。そして、オゾン発生用空気ポンプ13が作動
すると、空気導入部43からチューブ42を介して空気を吸
い込んで、その空気をフィルター40、チューブ39を経て
オゾン発生手段9 内に送り込み、またオゾン発生手段9
では、高圧印加用トランス16から電極間に高電圧を印加
して、そのコロナ放電によりオゾンを発生させる。
【0039】オゾン発生手段9 で発生したオゾンは、オ
ゾン発生用空気ポンプ13の送り作用によってチューブ41
を介してオゾン吹き出し管34側に送られ、そのオゾン吹
き出し口34a から送風手段11の風洞24内に吹き出され
る。このため、オゾンは、送風手段11の風洞24内で芳香
と共に大量の空気により適度な濃度に希釈された後、そ
の空気流に従って上部開口23から上側へと吹き出され、
店内の全体に満遍なく送られる。
【0040】オゾン濃度調節器69を操作すれば、オゾン
発生手段9 で発生するオゾン濃度を適宜調節できる。ま
た間欠タイマースイッチ71をオフしておけば、24時間
タイマー68のタイマー出力によってオゾン発生手段9 等
が連続的に作動し、オゾンと芳香とを連続的に店内に供
給できる。
【0041】このようにオゾンと芳香とを店内に供給す
ると、そのオゾンの脱臭作用、殺菌作用によって店内の
煙草の臭気等を脱臭し、黴等を殺菌できると同時に、芳
香によってオゾン特有の臭いを抑えることができる。従
って、オゾンの脱臭作用や殺菌作用を有効に利用して店
内を脱臭、殺菌できるにも拘わらず、オゾン特有の臭気
による不快感を解消でき、遊技者は快適な環境の下でゲ
ームを行うことが可能である。
【0042】また送風手段11の風洞24内にオゾンと芳香
とを吹き出し、この風洞24内で大量の空気によってオゾ
ンと芳香とを混合し希釈化した後、送風手段11からの空
気流に乗せて店内に供給するため、脱臭殺菌装置6 全体
の構造を簡単にでき、容易且つ安価に実施できる上に、
オゾンと芳香とを別々に供給する場合に比較してオゾン
と芳香との混ざりが良く、オゾンと芳香との濃度斑を防
止でき、オゾンが芳香から分離して臭うようなことも防
止できる。
【0043】しかも、オゾン発生手段9 が間欠的又は連
続的に作動してオゾンを発生する場合には、必ず芳香発
生用空気ポンプ14が作動して芳香発生手段10に空気を送
り、芳香発生手段10で芳香を発生させているため、オゾ
ンの発生時には芳香によってオゾン特有の臭いを確実に
抑えることができる。
【0044】芳香剤には多種類のものがあるが、フィト
ンチッドを用いれば、次のような利点がある。フィトン
チッドは天然の樹木から抽出された物質であって、αピ
ネン、βピネン、カフェイン等で構成されるテルペン系
の揮発性物質であり、爽やかな天然の芳香を発生する森
林浴効果を持った物質である。
【0045】このフィトンチッドは、微生物、細菌等の
生長、増殖を抑制する抑制作用、臭気を脱臭する脱臭作
用があると共に、人間の大脳を刺激し自立神経の働きを
活発にして、集中力を高め、忍耐力を育て、ストレスを
解消し、疲労を回復し、爽快感を与える等の作用があ
り、心身の健康に良い森林浴効果を持っている。
【0046】従って、芳香剤としてフィトンチッドを用
いることにより、オゾン特有の臭気を抑制できる上に、
フィトンチッドの抑制効果、脱臭効果によって黴の発生
を防止できると共に、煙草の臭気等を脱臭でき、しかも
遊技者は森林浴を受けながらゲームを行える効果があ
る。
【0047】芳香発生手段10の芳香剤が少なくなれば、
ケース装着部46からカセットケース47を抜き取り、別の
新しいカセットケース47を装置本体8 の装着孔64からケ
ース装着部46に挿入すれば良い。従って、芳香剤が切れ
た時のカセットケース47の交換が非常に容易である。
【0048】またカセットケース47を装着する場合、ケ
ース装着部46の一対の保持板50間にカセットケース47を
挿入すれば、ケース装着部46側の2本の挿入筒48,49 が
カセットケース47側の粘着テープ62に突き刺さり、粘着
テープ62を破って挿入孔60,61 に挿入されて行く。この
ため、カセットケース47をケース装着部46に装着するだ
けで、芳香発生用空気ポンプ14と芳香発生手段10との間
にカセットケース47を連通状に介在でき、チューブの着
脱等が不要であるため、カセットケース47の着脱時の取
り扱いが非常に容易である。
【0049】特に挿入筒48,49 を粘着テープ62に突き刺
して挿入孔60,61 に挿入しているため、挿入筒48,49 に
比較して挿入孔60,61 の大きさを大にして、挿入筒48,4
9 を挿入孔60,61 に容易に挿入できるようにした場合で
も、粘着テープ62によって挿入筒48,49 と挿入孔60,61
との隙間を塞ぐことができ、芳香剤の漏れ等による無駄
な消費を少なくできる。
【0050】ケース装着部46に装着したカセットケース
47は、弾性板51で押さえて確実に固定できる。カセット
ケース47の着脱時には、カセットケース47の装置本体8
から突出する部分を把持して前後方向に挿脱すれば良
く、カセットケース47を着脱する都度、装置本体8 の上
蓋18を開閉する必要がない。
【0051】カセットケース47は、ケース体56とケース
蓋57との合わせ部分部と挿入孔60,61 とを粘着テープ6
2,63 で塞いでいるため、挿入孔60,61 等のシールが容
易であると共に、使用前の芳香剤の漏れを確実に防止で
きる。また粘着テープ62,63 の大きさを大にすれば、こ
れによってカセットケース47を外側から被覆することも
できる。
【0052】各挿入筒48,49 の先端側は斜め方向に切断
して鋭利にしており、挿入筒48,49の先端の開口が斜め
方向に開口しているため、挿入筒48,49 の先端がカセッ
トケース47の内の芳香剤含浸体58に接触し、又は芳香剤
含浸体58内に多少突き刺さった場合にも、各挿入筒48,4
9 の先端をカセットケース47内で確実に開口させること
ができる。このため、挿入筒48,49 の長さ、芳香剤含浸
体58の大きさに多少のバラツキがあっても、別段、問題
は生じない。
【0053】カセットケース47内には、芳香剤含浸体58
の上下に隙間があり、この上下の隙間を仕切り板59で区
画して略U字状の通路を構成しているので、一方の挿入
筒48,49 からカセットケース47内に入った空気は、芳香
剤含浸体58の上下両側の通路に沿ってU字状に流れた
後、他方の挿入筒48,49 からでることになる。このた
め、芳香剤含浸体58の上下両側を空気が満遍なく流れ
て、その芳香剤含浸体58に含浸する芳香剤を揮発させ、
芳香を効率的に発生させることができる。
【0054】脱臭殺菌装置6 は、島2 の一対の装着架台
3 間の上部に受け台7 を介して配置しているため、島2
のデッドスペースを有効に利用でき、また脱臭殺菌装置
6 の配置によって島2 の見栄えを損なうこともない。し
かも、脱臭殺菌装置6 が島2の上部側の高い位置にある
ため、オゾン、芳香を含む空気流を空気調節機等からの
空気流を利用して店内の全域に満遍なく供給できる。特
に、オゾンは空気に比べて密度が大であるので、脱臭殺
菌装置6 を高い位置に配置することによって、店内の上
下を均等に脱臭し殺菌できる。
【0055】送風手段11に対してオゾン発生手段9 、芳
香発生手段10、オゾン発生用空気ポンプ13と芳香発生手
段10、芳香発生用空気ポンプ14を図3の如く配置するこ
とにより、装置本体8 内に全体をコンパクトに組み込む
ことができる。特に送風手段11の両側にオゾン発生手段
9 とオゾン発生用空気ポンプ13とを配置しているので、
両者間に2次フィルターを容易に組み込むことができ
る。
【0056】またオゾン発生用空気ポンプ13と芳香発生
用空気ポンプ14との間に芳香発生手段10を配置する一
方、オゾン吹き出し管34と芳香吹き出し管35との位置、
及びその屈曲部36,37 の位置を図3に示すように配置す
ることによって、各部を無理なく効率的に接続でき、各
チューブ39,41,42,52,53の錯綜を防止できる。このた
め、組み立て、分解等も容易にできる。
【0057】なお、本発明は、この実施形態に限定され
るものではなく、例えば送風手段11はオゾン発生手段9
と芳香発生手段10とに個別に設けても良い。また脱臭殺
菌装置6 は、実施形態では横長状に構成しているが、壁
面に掛ける壁掛け用の場合には、前後に薄く構成しても
良いし、大型化する場合には縦長の箱型状に構成しても
良い。
【0058】オゾンと芳香は、同時に発生させても良い
し、また実施形態のように芳香を常時発生させながら、
オゾンを間欠的に発生させても良いし、更にはオゾンと
芳香とを交互に発生させるようにしても良い。その場合
に、オゾンの発生時間と芳香の発生時間とを同じにして
も良いし、オゾンの発生時間を短くして芳香の発生時間
を長くするか、またはオゾンの発生時間を長くして芳香
の発生時間を短くしても良い。
【0059】更に芳香剤は、オゾン特有の臭気を抑え得
るものであれば十分であり、フィトンチッドに限定され
るものではない。また実施形態では、脱臭殺菌装置6 を
パチンコ遊技店に設置する場合について説明したが、そ
の他の場所に設置するようにしても良い。その他、本発
明の請求の範囲内での種々の設計変更及び修正を加え得
ることは勿論である。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、オゾ
ンを発生するオゾン発生手段9 と、芳香を発生する芳香
発生手段10と、オゾン発生手段9 で発生したオゾンを空
気流により放出する送風手段11と、芳香発生手段10で発
生した芳香を空気流により放出する送風手段11とを備え
ているので、オゾンと芳香とを適宜発生させることによ
り、オゾンの脱臭作用や殺菌作用を有効に利用して脱
臭、殺菌できると共に、芳香によりオゾン特有の臭気を
抑えて、オゾンの臭気による不快感を解消することがで
きる。
【0061】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の本発明において、装置本体8 内にオゾン発生
手段9 と芳香発生手段10と送風手段11とを組み込むと共
に、送風手段11の送風通路23,24 に、オゾン発生手段9
からのオゾンを吹き出すオゾン吹き出し口34a と、芳香
発生手段10からの芳香吹き出し口35a とを設けているの
で、全体の外観形状を良好にできると共に、送風手段11
及びその送風通路23,24 をオゾン用と芳香用とに兼用で
き、全体の構造を簡単にできる。しかも、オゾンと芳香
とを同時に発生させる場合には、送風通路23,24 内でオ
ゾンと芳香とを混ぜて送ることができる。
【0062】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の本発明において、装置本体8 に、一対
の挿入筒48,49 を備えたケース装着部46を設け、一方の
挿入筒48,49 を送風ポンプに接続し、他方の挿入筒48,4
9 を芳香吹き出し口35a に接続し、芳香剤を封入し且つ
ケース装着部46に装着した時に一対の挿入筒48,49 が刺
さるように構成したカセットケース47をケース装着部46
に着脱自在に設けているので、カセットケース47の着脱
により芳香剤を容易に補充でき、取り扱いが非常に容易
である。
【0063】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1乃至3の何れかに記載の本発明において、芳香剤とし
てフィトンチッドを用いているので、森林浴効果を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパチンコ遊技店内の
概略図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す脱臭殺菌装置の斜視
図である。
【図3】本発明の一実施形態を示す台板側の平面図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態を示す台板側の一部破断正
面図である。
【図5】図4のA−A線拡大断面図である。
【図6】図5のB−B線拡大断面図である。
【図7】図6のC−C線拡大断面図である。
【図8】本発明の一実施形態を示す脱臭殺菌装置の一部
破断背面図である。
【図9】本発明の一実施形態を示すカセットケースの斜
視図である。
【符号の説明】
8 装置本体 9 オゾン発生手段 10 芳香発生手段 11 送風手段 23 上部開口(送風通路) 24 風洞(送風通路) 34a オゾン吹き出し口 35a 芳香吹き出し口 46 ケース装着部 47 カセットケース 48,49 挿入筒

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾンを発生するオゾン発生手段(9)
    と、芳香を発生する芳香発生手段(10)と、オゾン発生手
    段(9) で発生したオゾンを空気流により放出する送風手
    段(11)と、芳香発生手段(10)で発生した芳香を空気流に
    より放出する送風手段(11)とを備えた脱臭殺菌装置。
  2. 【請求項2】 装置本体(8) 内にオゾン発生手段(9) と
    芳香発生手段(10)と送風手段(11)とを組み込むと共に、
    送風手段(11)の送風通路(23)(24)に、オゾン発生手段
    (9) からのオゾンを吹き出すオゾン吹き出し口(34a)
    と、芳香発生手段(10)からの芳香吹き出し口(35a) とを
    設けたことを特徴とする請求項1に記載の脱臭殺菌装
    置。
  3. 【請求項3】 装置本体(8) に、一対の挿入筒(48)(49)
    を備えたケース装着部(46)を設け、一方の挿入筒(48)(4
    9)を送風ポンプに接続し、他方の挿入筒(48)(49)を芳香
    吹き出し口(35a) に接続し、芳香剤を封入し且つケース
    装着部(46)に装着した時に一対の挿入筒(48)(49)が刺さ
    るように構成したカセットケース(47)をケース装着部(4
    6)に着脱自在に設けたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の脱臭殺菌装置。
  4. 【請求項4】 芳香剤としてフィトンチッドを用いたこ
    とを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の脱臭殺
    菌装置。
JP8151704A 1996-05-22 1996-05-22 脱臭殺菌装置 Pending JPH09308677A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001299889A (ja) * 2000-04-27 2001-10-30 Fumakilla Ltd ファン式薬剤拡散装置
JP2001314492A (ja) * 2000-05-02 2001-11-13 San Seal:Kk 脱臭殺菌性ガス供給手段を具備する空調装置類
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JP2013150789A (ja) * 2011-12-15 2013-08-08 Kyoraku Sangyo Kk 空気清浄装置

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