JP2013078518A - 布団乾燥用の袋体、布団乾燥機 - Google Patents

布団乾燥用の袋体、布団乾燥機 Download PDF

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Abstract

【課題】布団乾燥のために袋体の形状を工夫し、温風や必要に応じて殺菌成分、たとえばイオンを布団全体に行渡されることが可能な袋体を提供する。
【解決手段】布団乾燥のための袋体に設ける送風用の通路を口の字形とした袋本体20bによって、布団乾燥時には掛布団30と敷布団31の間に空間が出来るようにした。さらに、その空間を上下に分割するように袋本体20bに仕切り布20cを設けた。
【選択図】図7

Description

本発明は布団を乾燥するための布団乾燥機にかかり、また布団乾燥を行うために使用する袋体に関するものである。
寝具として広く使用されている布団は、人が就寝中に出す汗他の水分で湿りやすく衛生のためにも適宜乾燥させることが必要である。しかし、主婦の社会進出による共稼ぎ世帯の増加や住宅事情の変化等で、日中に屋外での布団干しが出来ないという社会的な状況にある。
そこで、日中に屋外に布団が干せない状況下、また天候に左右されずに布団を乾燥するための布団乾燥機なるものが提案され、販売されている。この布団乾燥機としては、通気性を有する布製の袋を布団に挟んで、ヒータで加熱した空気を布団に当てることで乾燥させる布団乾燥機が数十年前から販売されており、一般的に使用されている。たとえば特許文献1や2等の記載ものがある。
また、布団乾燥機に芳香剤やオゾン発生装置を組み合わせて、布団乾燥時の臭いを軽減したり布団に付着する雑菌の繁殖を抑えたりする試みもなされている(特許文献3参照)。
さらに、温風を送出する袋状の部材についても、より均等に温風が送出出来るように形状を工夫したり、使用する布材料に変化を持たせてベッド用シーツ等にも対応するように工夫をしている。たとえば特許文献4に記載の通り。
また、空気清浄機等にイオン発生装置を搭載して、イオンによって空気中の浮遊菌やウイルスの殺菌を行うことも行われている(特許文献5)。
特開平11−33295号公報 特開2007−307343号公報 特開平04−41000号公報 特開平08−200946号公報 特開2003−047651号公報
一般に殺菌等を目的としてオゾン等が利用されている。しかし、高濃度のオゾンは人体に有害なため、一般に使用されるオゾンは低濃度での利用であり殺菌効果が限定される。
また、布団乾燥のための袋体の形状もいろいろ工夫されているが、温風やオゾン等の殺菌成分を布団全体に行き渡らせることが難しい。
本発明は、少なくとも布団乾燥のために袋体の形状を工夫し、少なくとも温風を布団全体に行渡されることが可能な袋体を提供することを第1の目的とする。
また、本発明は、必要に応じて殺菌成分、たとえばイオンを布団全体に行き渡らせることを可能にしている。
本発明は、上述した目的を達成するために温風を送出するための袋体を概ね口(くち)の字形状の空気流路を有する形状に形成して、袋体が膨張した状態において、空気流通路の内側に空間が形成されるようにした。
また、膨張した袋体の空気流路側面の下部に空気出口を設ける。これにより、敷布団に重点的に温風が当たるようにした。やイオンが当たるようにした。
また、膨張した空気流通路の内側の空間を分割する仕切り部を設ける。これにより、敷布団に当たる温風が囲いこまれる形状とした。
また、上記の仕切り部に連通穴を設けて、敷布団だけでなく掛布団にも温風が行き渡る構造とした。
本発明においては、布団に付着する雑菌の繁殖を防止する目的を達成するために、乾燥時の臭いを抑える手段としてイオン発生装置から発生したイオンを上記温風と共に袋体に吹き出すようにした。
イオン発生装置による発生イオンは、たとえば正負イオンとすることができる。
以上の構成において、袋体の空気流通路形状を口の字形としたので、布団乾燥時には袋体の空気流通路の内側と布団との間に空間が形成され、その空間と接する布団の広い範囲に温風を供給することが可能になった。直接布団に温風を浸透させるのではなく、一度温風を吹き出して空間に充満させて布団を接触させるので温風の分布が均一化され、布団の乾燥が均等に行われるようになった。
また、掛布団と比べて湿りやすい敷布団へ向けて気流を送出することにより敷布団の湿り気を効率的に排除することが出来る。
また、袋体の空気流通路の内側に形成される空間を分割する仕切り部を設けたので、温風が囲い込まれることで乾燥効果がより高まる。
袋体に温風とともに発生イオンを同時に送出させることもでき、布団乾燥と同時に、殺菌、消臭効果も期待できる。
以上の本発明の袋体の構造とすることで、イオンが持つ殺菌効果や脱臭効果を十分に発揮できるようになった。
本発明に関わる布団乾燥機の本体装置の正面から見た外観模式図。 本発明に関わる布団乾燥機の本体装置の背面から見たフレキシブルダクト収納時の外観模式図。 本発明に関わる布団乾燥機の本体装置の背面側から見た構造模式図。 本発明に使用するイオン発生装置の外観模式図。 本発明に関わる布団乾燥機の本体装置の背面から見たフレキシブルダクトを取り出した状態の外観模式図。 本発明に関わる布団乾燥機の布団乾燥用袋体の外観図。 布団乾燥時の使用状態での図6中A−A線での切断断面図。 布団乾燥時の使用状態での図6中B−B線での切断断面図。 本発明の布団乾燥機の制御ブロック図。 本発明に関わる布団乾燥機の布団乾燥用袋体の他の実施形態を示す外観図。 本発明に関わる布団乾燥機の布団乾燥用袋体の他の実施形態を示す外観図。 本発明に関わる布団乾燥機の布団乾燥用袋体の他の実施形態を示す外観図。
以下に本発明の実施形態について図を参照しながら説明をする。図1は本発明による布団乾燥機の本体装置1を正面から見た外観斜視図を、図は背面から見た外観斜視図を示す。布団乾燥機である本体装置1は、前カバー2、後ろカバー3、天板4、を互いに嵌合させて筐体を形成している。さらに空気を吹き出す吹出口5は円筒形の筒で、さらに指等が入らないように格子が設けられている。
筺体を形成する前カバー2、後ろカバー4、および天板4について説明する。まず天板4には、操作部4aが設けられ、運転スイッチ等の入力手段や運転モードを表示するLEDを備える。また、前カバー2には表示部4bが設けられ、LED等を用いて詳細な運転情報等を表示する。当然、LED表示は液晶表示に置き換えることも可能である。後ろカバー3は、さらに部品収納部を開閉するための蓋3bと、吹出口5を背面側に向けて設置するときに使用する背面吹き出し用穴3cと、残りの部分の背面カバー3aとに分かれる。この背面カバー3aには空気を吸い込むための吸込口7が設けられる。吸込口7の内側には図示しないがフィルターが設けられ、吸い込み空気中の粗塵を除去するようにしている。
ここで、上記後ろカバー3は、蓋3bと背面カバー3aに対して個別に開閉可能に、また取外し可能に設けられている。また、蓋3bの一部には半円形状の切り欠きが形成され、その切り欠きに合わせて、背面カバー3aにも半円形状の切り欠きが形成され、それらの切り欠きが合わさることで、円形状の背面吹出し用穴3cが形成される。
図3は上述した本体装置1の内部構造を示す模式図であり、背面側の背面カバー3a及び蓋3bを取外し、また送風部分、特に加熱装置の部分構成を分かりやすくするために一部を破断した状態を示す。示した図は背面から見た内部構造であり、一番下部に送風機8が設けられ、送風経路に沿うようにして、加熱装置9、フレキシブルダクト10が順に、そして送風経路の一部を分岐した部分にイオン発生装置11を、それ以外の空間部に付属品収納部12が設けられる。この付属品収納部12を覆うように、上記蓋3bが設けられている。
上記送風機8は、一例としてシロッコファンであり、送風機8の吹出口には加熱装置9が接続され、さらに加熱装置9の送風出口にはフレキシブルダクト10が接続されて、先端部が吹出口5となっている。
加熱装置9は一部側板を取り除き内部が見えるようにした。加熱装置9内部にはイオン発生装置11が設置される通風路9aと、ヒータ9cが設置される通風路9bとに仕切り板にて仕切るようにして形成される。また、加熱装置9の外郭側面には、後で説明する過熱防止装置13が取り付けされている。
上記通風路9aには、イオン発生装置11の後で詳細を説明するイオン発生部11b、11cが突出して配置されている。これにより、発生したイオンが送風機8による送出した気流によって吹出口5から室内、または布団乾燥を行う場合に接続される袋体20へと送られる。また通風路9bには、ヒータ9cが設置されており、これにより温風を吹出口5から室内、または吹出口5に接続される袋体20へと送ることができる。
加熱装置9内を上述したように2つの通気路に分割することによって、イオン発生装置11を通過する風量を確保することが容易になる。つまり、本体装置1を乾燥機として使用する場合の風量確保だけではなく、イオン発生機として使用する場合の風量確保も出来、どちらにも適した構造となっている。
また、イオン発生装置11は、イオン発生部11b、11cが送風機8の吹出口近傍で気流がそろって送出される箇所に送風の抵抗にならないように露出する形で設置される。同時に、正イオン発生部11bと負イオン発生部11cは、その発生部を結ぶ直線方向が、送出される気流に交差する向きに並べられる。このようにすることで、正イオンと負イオンが発生直後に結合して消滅するのを抑制することが出来、イオン発生部から送出されたイオンをより多く搬送することが出来る。発生したイオンの一部が消滅することが特に問題とならないような時には、このような設置方法に限定される必要はない。
さらに、加熱装置9にはその外郭部に複数の過熱防止装置13が備えられ、各々の通風路9a、9b内の温度を監視して加熱装置が安全に動作するように配慮されている。
一方、フレキシブルダクト10は樹脂製の蛇腹形状のダクトであり、固定されている箇所(図3において加熱装置9を通じて送出される部分で一端が固定)を中心にして先端部は、球を描く範囲内で自在に曲げることが出来る。また、引き延ばすと、たとえば収納時の長さの約3.5倍の長さになる。これによって、吹出口5を本体装置1の天板4に設置して室内設置型のイオン発生機として使用する場合と、フレキシブルダクト10を長く引き出して布団乾燥機として使用する場合の両方の使用が可能になる。
フレキシブルダクト10は、その径が先に説明した背面吹出し用穴3cより取り出せる大きに設定されている。つまり穴3cの径は、フレキシブルダクト10の径よりも大きく、あるいは同等の大きさに設定れている。そのため、蓋3bを取外(または開放)すことで、フレキシブルダクト10の先端に取付けられている天板4から突出状態で設けられる吹出口5を、天板4から取外し、背面吹出し用穴3c(背面カバー3aの半円の切り欠き部)にフレキシブルダクト10を対応させ、蓋3cを閉めることで、図5に示すように背面カバー3aよりフレキシブルダクト10を引き出すことができる。
なお、部品収納部12は、装置本体1を布団乾燥機として利用する場合、温風を吹き出すための袋体20を収納できる。この袋体20を収納した状態で蓋3b、背面吹き出し用穴3cを閉じれば、すっきりとした形に収まり、布団乾燥機として使用しない場合の片づけ収納にも適する。そのため、装置本体1をイオン発生機、または空気清浄機等の空気調和機として利用できる。これにより室内に設置しても付属部品が突出し(たとえば図5に示すような状態)邪魔になることもなく、美観等を全く損なうことなく使用できる。
続いて図4は、本発明の布団乾燥機に使用するイオン発生装置11の外観を示している。イオン発生装置11は、本体11aとイオン発生部11b、11cからなり、本体11aにはコネクタ(不図示)を介して外部から供給される電力を高圧電気に変換する高圧発生回路が内蔵されている。イオン発生部11bと11cは、構造的には同じであり、放電電極111a,112aとそれに対向する対向電極111b、112bを備える。本体11a内の高圧発生回路で生成された高圧電気は、放電電極111aと対向電極111bおよび放電電極112aと対向電極112bとの間に各々印加され、放電電極111a、112aが空気中で放電してイオンを発生させる。
本発明においては、イオン発生装置11は正負両極性のイオンを送出する。例えば、イオン発生部11bが正イオン発生部であり、イオン発生部11cは負イオン発生部としている。本発明のイオン発生装置は、正イオンとしてH(HO)m(mは任意の自然数)、負イオンとしてO (HO)n(nは任意の自然数)を発生するように構成されており、両方のイオンが空気中に送出される場合には、空気中に浮遊する浮遊菌や臭い物質等に付着してその表面で化学反応を起こして、発生した水酸基ラジカル・OHや過酸化水素Hによって細菌は殺菌され、臭いは分解される。しかし、使用するイオン発生装置11は、何も正負イオンを発生するものに限られない。負イオンのみを発生するイオン発生装置であっても使用することは可能である。また、水膜に負の高圧電気を放電して負電荷の微細水滴を発生させる静電霧化装置であっても良い。この場合には若干の殺菌効果と精神的なリラックス効果があるとされている。
次に、装置本体1を本発明による布団乾燥機として使用する場合について説明する。図5は、本体装置1を本発明による布団乾燥機に使用する時の状態を示している。この図5において、フレキシブルダクト10は、装置本体1背面の背面吹き出し用穴3cから引き出して吹出口5を袋体20に接続しやすいように配置している。
また、図6は、本発明による布団乾燥を行うための袋体20の一例を示す斜視図である。この袋体20は、図5に示すフレキシブルダクト10の吹出口5が接続され、該袋体20に乾燥空気を送出された動作状況を説明するもので、その時の袋体20の状態を示している。
また図6は袋体20を下面から見た図である。本発明の袋体20には上下方向が有り、上方向とは掛布団を乗せる側であり、下方向とは敷布団に接する側である。袋体20は通気性を有する布材で形成された袋であり、本体装置1から給気される風で膨張することで掛布団を持ち上げ、空気の通りを良くするとともに布材の繊維間の隙間から乾燥空気を送出する構造である。
袋体20には給気口20a、20g、口の字状で環状の通風路となる空気流通路20b、空気流通路20bの形状を維持する空気流通路20bの内周側に設けられている仕切り布20c、空気流通路20bの外周囲に張り出した布である端布20d、乾燥用の空気やイオンを効率よく吹き出すための吹出口20e、20h、20j、乾燥用の空気やイオンの流通を良好にするために仕切り布20cに形成される連通穴20fが設けられる。給気口20aは、袋体20の長手方向の一端側中央に設けられており、給気口20gは袋体20の長手方向の側方中央に設けられている。また、端布20dは、空気流通路20bの長手方向の外周部に設けられているが、外周部全体に設けるようにしてもよい。
給気口20aまたは20gは、面ファスナー(商標名:マジックテープ)が貼り付けされており、吹出口5を接続すると共に使用しないときには閉じることが出来るように開閉自在に構成されている。給気口20a、20gは常に一方が使用され他方は閉じられる。給気口20a、20gは布団乾燥機とし本体装置1の吹出口5に接続されるので吹出口5よりも直径が大きい穴状または筒状に形成される。
上記給気口20aに近い空気流通路20bには開閉自在のイオン吹出口20eが設けられている。また、同様に給気口20gに近い空気流通路20bには開閉自在のイオン吹出口20hが設けられている。吹出口20e、20hを開閉自在にするために開口部分には、線ファスナー(所謂ジッパー)が設けられ、給気口20aを使用する時には吹出口20eを、給気口20gを使用する時には吹出口20hを開放して乾燥用空気やイオンを、より効率よく送出する。ただし、吹出口20jは、常に開口しており調節は出来ない。吹出口20e、20hを開閉自在に構成するためには、手段は線ファスナーに限られない。面ファスナーであっても良いし、ボタンやひも等で止めても良い。多少の空気漏れがあっても機能的にさほど問題はない。
また仕切り布20cは、袋体20が給気によって膨らんだ時に、袋体20が口の字に囲むことによって掛布団と敷布団との間に形成される空間を上下方向に2分割して仕切ると共に、袋体20の形状を支える働きをする。仕切り布20cの長手方向のほぼ中心線上には、複数の連通穴20fが3か所設けられている。これは、吹出口20e、20h、20jが空気流通路20bの下半分に位置しており、膨らんだ袋体20によって形成される下側の空間20k(図7参照)にまず乾燥用空気およびイオンが満たされて、その後に連通穴20fを通過して上側の空間20Lに拡散するようにするためである。
以上のように構成された本発明の本体装置1を布団乾燥機として使用する場合の動作について図6及び図7を参照して説明をする。本発明の装置本体1を布団乾燥機として使用するには、まず本体装置1の背面にある収納部12から袋体20を取り出す必要がある。図5に示すように、本体装置1の背面の蓋3bを開いて、折りたたんで収納されている袋体20を取り出す。同時に吹出口5を天板4から外して、背面吹き出し用穴3cを介して引き出して蓋3bを元のように閉じる。
このとき、天板4から外した吹出口5を持ってフレキシブルダクト10を引き延ばして袋体20と接続出来るように長さを調節する。例えば給気口20aを使用するときには、吹出口5を給気口20aに差し込んで面テープで外れないように締め付ける。また、給気口20aに対応する吹出口20eの線ファスナーを開いて乾燥用空気やイオンが良好に送出されるようにし、袋体20を敷布団31の上に図7に示すように長さ方向を合わせるように敷く。その上から掛布団30を被せて準備が完了する。この時、給気口20gと吹出口20hは閉じた状態にしておく。
次に本体装置1の操作部4aの運転スイッチを操作して運転を開始する。布団乾燥運転は、操作部4aに設けられた布団乾燥スイッチ41を操作すると開始され、送風機8と加熱装置9に通電され、約50℃の温風がフレキシブルダクト10を通じて送出される。送出された温風は、袋体20の空気流通路20b内に充満して膨らませると共に掛布団30を持ち上げる。給気口20aから流入した空気は吹出口20eと吹出口20jを介して、送出される。
図6及び図7に見るように空気流通路20bが膨張した状態では、吹出口20e、20h、20jは膨張した空気流通路20bの下側に設けられているため、送出された乾燥用空気及びイオン送風スイッチ43を操作することでイオン発生装置11が動作し、発生イオンは仕切り布20cと敷布団31との間の空間20kに送られる。空間20kが乾燥用空気及びイオンで満たされると3つの連通穴20fを通じて上部空間20Lにも移動し、やがて空間20Lも乾燥用空気及びイオンで満たされる。空気流通路20bが膨張する時に、長さ方向および横方向に縮むので、位置がずれないように袋体20の外周辺部に設けた端布20dが掛布団30と敷布団31との間で姿勢を規制するように働く。
本発明の袋体20を使用すると、従来の布団乾燥機とは異なり乾燥用の空気が直接布団に吹き付けられることがない。従来では、袋体を形成する布材の隙間を通過した乾燥用空気が直接布団表面の布材に至り、対向する布団表面の布材を通過して内部の綿に供給され、綿の空隙を通過して布団の外へと気流が流れ出るということで布団乾燥が達成されていた。
これに対して本発明では、乾燥用空気は袋体20と布団30、31との間に形成される空間に供給され、この空気が布団表面の布材を通過して綿に供給される。つまり、袋体20と布団との間に形成される空間に面した部分に同時に、均等に乾燥用空気又はイオンが浸透して行くのである。パスカルの定理によって、袋体20と布団との間に形成される空間の内部はどの部分であっても同じ圧力が掛かっているので、広い面積に乾燥用空気が浸透することとなり乾燥の効率が大きく向上した。このため、短時間で乾燥を実現しており、乾燥に伴って室内温度が不要に上昇することを防止する。また同時に省エネルギーを実現する。
また、本実施形態では温風と高濃度イオンを閉じ込めるために袋体20の空気流通路20bが形成する内側の空間を上下に仕切る仕切り布20cを設けているが、この仕切り布20cは無くても構わない。その場合には、空気流通路20bの形状を維持するための接続部材を空気流通路内側に設けることが好ましい。その例を図10に示す。
図10に示すように、空気流通路20bが、給気されることで口の字形状が維持させるように長手方向の空気流通路20bに連結布20mを複数分割して設ける。この連結布20mは、その布の幅、個数等は任意に設定すればよい。
また、空気流通路20bの形状は必ずしも本発明のように環状に連通していることを要しない。例えば、環状の空気流通路の一部が切断された形状、すなわちC字型あるいは馬蹄形であってもよく、さらに、形状としては連続して形成されているものの、空気流通路20b内部に、仕切りを設けて空気の流通が自由に出来ないようにしたものであってもよい。それらの形状の例を図11及び図12に示す。
図11はC字型あるいは馬蹄形袋体40を下面から見た図である。本発明の袋体40には上下方向が有り、上方向とは掛布団を乗せる側であり、下方向とは敷布団に接する側である。袋体40は通気性を有する布材で形成された袋であり、本体装置1から給気される風で膨張することで布団を持ち上げて空気の通りを良くするとともに布材の繊維間の隙間から空気を送出する。
先に説明した袋体20と異なるのは、袋体40は給気口40aと対向する箇所で空気流通路40bが閉止(符号40m)され、わずかな隙間で隔てられる点である。この隙間40mからは、乾燥用空気およびイオンが漏れ出すので布団の足元部分に速度を持った乾燥用空気およびイオンを衝突させることができる。そのため、直接気流が衝突する部分の乾燥を早めることができる。
袋体40には給気口40a、通風路となる空気流通路40b、空気流通路40bの形状を維持する仕切り布40c、空気流通路40bの周囲に張り出した布である端布40d、乾燥用の空気やイオンを吹き出すための吹出口40e、40j、乾燥用の空気やイオンの流通を良好にするために仕切り布に形成される連通穴40fが設けられる。給気口40aは袋体40の長手方向の一端側中央に設けられている。
給気口40aは面ファスナーが貼り付けされており、吹出口5を接続すると共に使用しないときには閉じることが出来るように開閉自在に構成されている。給気口40aは布団乾燥機として利用できる本体装置1の吹出口5に接続されるので吹出口5よりも直径が大きい穴状または筒状に形成される。給気口40aに近い空気流通路40bには開閉自在のイオン吹出口40eが設けられる。吹出口40eを開閉自在にするために開口部分には線ファスナーが設けられ、給気口40aを使用する時には吹出口40eを開放して乾燥用空気やイオンを送出する。但し、吹出口40jは常に開口しており調節は出来ない。
仕切り布40cは袋体40が給気によって膨らんだ時に、袋体がC字形に囲むことによって掛布団と敷布団との間に形成される空間を上下方向に2分割して仕切ると共に、袋体40の形状を支える働きをする。仕切り布40cの長手方向のほぼ中心線上には連通穴40fが3か所設けられる。これは、吹出口40e、40jが空気流通路40bの下半分に位置しており、膨らんだ袋体40によって形成される下側の空間にまず乾燥用空気およびイオンが満たされて、その後に連通穴40fを通過して上側の空間に拡散するようにするためである。
さらに、図12では図11に示したC字型あるいは馬蹄形袋体40の変形例が示されている。図12では空気流通路40bは切断されておらず、環状の外観を有する。異なるのは、空気流通路の内部で気流の流通を抑制するための仕切り40nを設けたことである。このようにすることで、空気流通路40bの変形が抑制され、踏み付けなどに強くなる。
以上説明したように本発明の本体装置1は、布団乾燥機として利用することができる。また本体装置1は、布団乾燥器とは別にイオン発生機能を備える空気調和機としても利用できる。図9は、本体装置1の操作部4aからの操作入力信号を受け、送風機8、加熱装置9、イオン発生装置11等を適宜制御する制御装置50による制御回路構成である。
図において、操作部4aには、たとえば先に説明した布団可能機として本体装置1を利用する布団乾燥スイッチ41、布団可能機とは別に衣類乾燥を行う衣類乾燥スイッチ42、布団乾燥機、衣類乾燥機、またイオン発生機として利用する際に、操作するイオン送風スイッチ43、また温風を送風するかしないかを選択する温風入切スイッチ44等が備えられている。この操作部4aからの選択操作される信号に応じて、制御装置50は、送風機8、加熱装置9、イオン発生装置11等を適宜駆動する。また、制御装置50は、本体装置1がどのような機能、状態で動作しているかを表示(LED表示または液晶表示)、またユーザへのメッセージやイオン発生状況等、各種状態等を表示する表示手段51も合わせて制御する。この表示手段51は、本体装置1の筺体の前カバー2の表示部4bを含み、操作部4aによる操作状態、装置1の動作状態等を表示する表示部を備える。
以上のように制御装置50は、布団乾燥スイッチ41が操作されると、送風機8、加熱装置9等を動作させ、温風を先に説明し袋体20へと送風する。この時、殺菌等を目的としてイオン送風を行わせる場合には、イオン送風スイッチ43も操作される。なお、布団乾燥機として利用する場合、自動的にイオン発生装置11を動作させるように制御することもできる。また、布団乾燥機として動作している状態で、過熱防止装置13が過熱状態を検知することで、制御装置50は加熱装置9を制御し、たとえばヒータ9cをOFF(切る)にする。
また、制御装置50は、内部に時計機能を備え、布団乾燥運転を実行しているときに、自動的に所定時間が経過することで送風機8、加熱装置9、またイオン発生装置11を制御し、運転を停止する。この所定時間は、ユーザが任意に設定することもでき、あらかじめ決められた時間が設定され、時計機能に基づき運転を制御する。
操作部4aの衣類乾燥スイッチ42が操作されると、区切られた空間(乾燥のための衣類を収容した空間領域)に吹出口5より温風を送付するように送風機8、加熱装置9等を制御する。衣類乾燥運転を行う場合、布団乾燥運転と同様、またそれとは異なり送風機による送風量、加熱装置のヒータ9cへの電力制御が異なるように制御される。つまり、衣類乾燥に適した状態で制御が実行される。このとき、時計機能により制御装置50は、所定時間後に、布団可能運転と同様に運転を停止する。
さらに、本体装置1をイオン送風機として利用する場合、装置1は図1に示す状態で動作する。これにより制御装置50は送風機8及びイオン発生装置11を制御し、イオンを吹出口5より送風する。このとき、部屋を同時に暖房する場合に、温風選択スイッチ44を操作に、温風入の状態にすることで加熱装置9も同時に動作する。この場合、安全面の観点から、本体装置1の停止操作を忘れるような場合、たとえば24時間経過すれば、自動的に制御装置50は運転停止を停止させる。これは時計機能に応答して実行する。以上のよに、制御装置50は、各種機能での運転を実行している状態を表示部4bを含む表示手段51を介して表示させる。
以上のような構成であり、本発明の布団乾燥機においては、布団乾燥運転は運転開始から所定の時間が経過すると自動的に運転が停止するように構成されている。所定の運転時間は夏と冬で異なり、夏は90分、冬は60分に設定されている。なお、設定の時間は仕向地や地域などの条件で変更しても良く、操作部4aから図示しない入力手段を使用して、使用者が変更できるようにもできる。また乾燥用空気は通常加熱装置9が作動しているので温風となって供給されるが、加熱装置9を停止して常温の空気を使用することも可能である。通常の布団乾燥運転の後に、常温の空気を送風して布団の温度を下げることにより、夏季の就寝を快適にすることが出来る。これを制御装置50は時計機能を利用して、自動的に行わせることもできる。
布団乾燥運転中にイオン発生装置11を運転して発生したイオンを乾燥用空気と共に送出させることが出来る。操作部4aには布団乾燥スイッチ41と並んでイオン送風スイッチ43が設けられており、イオン発生装置11を同時に運転させることが出来る。本発明に使用するイオン発生装置11は正イオンH(HO)mとO (HO)nを発生するもので、温風と共に給気口20eおよび20jまたは給気口20hおよび20jから送出され、敷布団31と仕切り布20cとの間の空間に高濃度で供給される。この時に正負イオンが敷布団31の表面や浮遊菌に付着して細菌を殺菌するとともに臭い物質を分解脱臭する。
本発明の布団乾燥機として使用する本体装置1には、大きく2つの機能が有り、乾燥機能が主たる機能となる乾燥運転とイオン発生機能が主たる機能となるイオン発生運転が設けられている。乾燥運転には布団乾燥と衣類乾燥の区別が有り、布団乾燥運転では上述の袋体20を使用して布団乾燥に供用される。
また、衣類乾燥用付属品は簡易衣装ケース等の限られた空間を形成する乾燥具(不図示)で利用され、吹出口5を乾燥具(不図示)に接続すれば、本体装置1を運転することで衣類をハンガーに掛けた状態で衣類乾燥を行うことが可能である。衣類乾燥の場合は約120分間の運転後、自動的に運転が停止する。いずれの場合にも、イオン発生運転を併用することも併用しないことも選択が可能である。布団乾燥運転と衣類乾燥運転は択一的に選択可能に構成されており、どちらか一方の運転が使用者によって選択される。
また、イオン発生運転を選択する時には、操作部4aにあるイオン送風スイッチ43を操作する。この場合は、イオン発生装置11と送風機8を運転して吹出口5から正負イオンを送出する。基本的な使用方法としては、図3に示すようにフレキシブルダクト10を本体装置1に収納して吹出口5を天板4に備えた状態で室内に設置される。正負イオンを室内に送出することで室内の浮遊菌の殺菌や臭いの除去を行う空調装置として使用することが出来る。イオン発生運転は、加熱装置9を併用して行うこともできる。イオン発生運転は切り忘れ防止機能が搭載されており、使用者が運転を停止することを忘れた場合でも24時間後には自動停止するようになっている。
本発明の布団乾燥機は乾燥機能として、布団乾燥と衣類乾燥を行うことが想定されており、特に布団乾燥は袋体の形状を工夫することで布団の広い領域を効率よく乾燥することが出来る。このため、短時間で乾燥を実現しており、乾燥に伴って室内温度が不要に上昇することを防止する。また同時に省エネルギーを実現する。
1:布団乾燥機本体装置、2:前カバー、3:後ろカバー、3a:背面カバー、3b:蓋、3c:背面吹き出し穴、4:天板、5:吹出口(本体装置)、8:送風機、9:加熱装置、10:フレキシブルダクト、11:イオン発生装置、12:部品収納部、20:袋体、
20a、20g:給気口、20b:袋本体、20c:仕切り布、20d:端布、20e、
20h、20j:吹出口(袋体)、20f:連通穴、20k、20L:空間、30:掛布団、31:敷布団、40:C字形袋体、40a:給気口、40b:袋本体、40c:仕切り布、40d:端布、40e、40j:吹出口(袋体)、40m:隙間、40n:仕切り

Claims (6)

  1. 送風機と前記送風機が吹き出す空気を機外へ送出する吹出口を備える布団乾燥機に接続して使用される布団乾燥用の袋体であって、
    前記布団乾燥用の袋体には、吹出口より送出される空気を流通させるための空気流通路が設けられ、前記布団乾燥用の袋体を膨張させた状態において、前記空気流通路の内側に空間が形成されることを特徴とする布団乾燥用の袋体。
  2. 前記布団乾燥用の袋体を膨張させた状態において、
    膨張した前記空気流通路の下半分に空気の吹出口を設けることを特徴とする請求項1に記載の布団乾燥用の袋体。
  3. 前記布団乾燥用の袋体を膨張させた状態において、
    膨張した布団乾燥用の袋体の前記空気流通路の内側の空間を分割する仕切り部を設けることを特徴とする請求項1または2に記載の布団乾燥用の袋体。
  4. 布団乾燥用の袋に設けた前記吹出口は、前記布団乾燥用の袋体へ空気を供給する給気口の近傍下流側であって、前記給気口と対向して位置することを特徴とする請求項2または3に記載の布団乾燥用の袋体。
  5. 前記布団乾燥用の袋体に形成される空気流通路の外側に、端布を設けることを特徴とする請求項1から4に記載の布団乾燥用の袋体。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の布団乾燥用の袋体に接続され、該袋体に温風を送風してなる布団乾燥機。
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