JP2001292680A - ファン式害虫防除装置 - Google Patents

ファン式害虫防除装置

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JP2001292680A
JP2001292680A JP2000110326A JP2000110326A JP2001292680A JP 2001292680 A JP2001292680 A JP 2001292680A JP 2000110326 A JP2000110326 A JP 2000110326A JP 2000110326 A JP2000110326 A JP 2000110326A JP 2001292680 A JP2001292680 A JP 2001292680A
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聡 山▲崎▼
Kazunori Yamamoto
和則 山本
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Fumakilla Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間に亘って電池を交換せずに有効成分を
揮散できるファン式害虫防除装置とする。 【解決手段】 ファン3の空気抵抗指数I/I=f
を1以上17以下の範囲、ファン3のサイズを直径20
mm〜100mmの範囲、ファン3の重量を1.5g〜
8gの範囲、モーターの無負荷時の消費電流値が35m
A以下で、各値を、ファン装着時のモーター消費電流
を、ファン駆動時間が電池容量の5%以上となる電流値
となるようにそれぞれ設定したファン式害虫防除装置
で、電池を交換せずに有効成分を揮散する時間が長くな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池を電源としモ
ーターを動力源としたファン式送風機を用いて有効成分
含浸体に通風することで有効成分を揮散させ主に蚊、ハ
エ、ゴキブリ、ダニ、アリ、ムカデなどの衛生害虫や不
快害虫等の害虫を防除するファン式害虫防除装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ファン式送風機を用いた害虫防除装置と
しては、特開昭53−14329号公報、実開昭61−
182273号公報、実開平6−75179号公報、W
O96/04786号公報、特開平8−154554号
公報、特表平11−504627号公報に開示されたよ
うに、モーターを動力源とした送風機で薬剤に通風する
ことで、薬剤を揮散させる第1の装置が提案されてい
る。
【0003】また、特開平11−28040号公報に示
すように、電池を電源とした直流モーターと、この直流
モーターで駆動するファンを備え、そのファンで薬剤に
通風することで薬剤を揮散させる第2の装置が提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】第1の装置は電池を電
源として用いるには具体性に欠け、実用化するには種々
の問題がある。
【0005】第2の装置は、電池を電源とした装置であ
るが、この第2の装置においては直流モーターの無負荷
時の消費電流量が100mA以下であることが明示され
ているのみで、電池を有効利用して長期間に亘って薬剤
を揮散すること等については考慮されていない。
【0006】すなわち、前述のファン式害虫防除装置は
家屋の収納庫等に設置されて長期間に亘って害虫防除を
したり、屋外作業時に作業者が携帯して害虫防除をした
りするので、長期間に亘って電池を交換せずに薬剤を揮
散できるようにすることが好ましい。
【0007】そこで、本発明は前述の課題を解決し、長
期間に亘って電池を交換せずに薬剤を揮散できるように
したファン式害虫防除装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前述の目的
を達成するために、ファンの空気抵抗指数、ファンのサ
イズ、ファンの重量、モーターの性能等を種々変更して
実験した結果本発明に到った。
【0009】本発明は、30℃における蒸気圧が1.0
×10−4mmHg以上であり、殺虫・殺ダニ・成長制
御・吸血行動阻止・摂食行動阻止・忌避などの虫害抑止
を機能とする薬剤を主成分とする有効成分、該有効成分
を保持および揮散させる有効成分含浸体、モーターを動
力源とし、電池を電源としたファン式送風機を具備した
ファン式害虫防除装置において、ファン装着時のモータ
ー消費電流値I/無負荷時のモーター消費電流値I
で表わされるファンの空気抵抗指数fが、1<f<17
の範囲で、ファンのサイズは直径20mm〜100mm
の範囲で、ファンの重量は1.5g〜8gの範囲で、前
記各値を、ファン装着時のモーター消費電流値を、ファ
ン駆動時間が電池容量の5%以上となる電流値となるよ
うにそれぞれ設定したことを特徴とするファン式害虫防
除装置である。
【0010】
【作 用】前述した本発明のファン式害虫防除装置によ
れば、長期間に亘って電池を交換せずにモーターを駆動
し、ファンで有効成分含浸体に通風できるので、長期間
に亘って電池を交換せずに有効成分を揮散できる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すように、装置本体1に
モーター2、このモーター2で駆動されるファン3、こ
のファン3で通風される有効成分含浸体4、電源として
の電池5を設け、ファン式送風機で有効成分含浸体に通
風することで有効成分を揮散するファン式害虫防除装置
を形成している。前記電池5はカバー6を外すことで交
換可能である。
【0012】前述のファン式害虫防除装置において、フ
ァン3を多翼式ファン、モーター2を印加電圧3.0V
での無負荷時の消費電流値が6mA(マブチモーター
(株)製 RF−330TK)、電池5はアルカリ単3
形2本を直列、有効成分含浸体4は粒状セルロース、有
効成分はトランスフルトリン300mgとした。
【0013】このファン式害虫防除装置を8畳居間に設
置し、駆動時間として12hr/日、毎日使用した。そ
の結果、約45日目にファン式送風機が停止し、総駆動
時間として480hrであった。又、その使用期間中は
蚊に吸血されることがなかった。
【0014】前記有効成分含浸体の形状は、有効面積の
大きい粒状、線状、糸状より選ばれる一種以上であるこ
とが好ましい。その材質は、セルロース、高分子吸水
剤、高分子吸油剤、ゲルから選ばれる一種以上であるこ
とが、有効成分の保持および/または放出の点から好ま
しい。
【0015】有効成分は、害虫に対して有効で人畜に対
する安全性の高い殺虫剤や成長制御剤が好ましく、殺虫
剤としてはピレスロイド系殺虫剤であることが好まし
く、その中でもトランスフルトリン、テラレスリン、プ
ラレトリン、フラメトリン、アレスリン、エンペンスリ
ンから選ばれる一種以上であることが好ましい。また、
成長制御剤としては、ピリプロキシフェン、メトプレ
ン、ハイドロプレンから選ばれる一種以上であることが
好ましい。
【0016】上記有効成分含浸体に酸化防止剤および/
または紫外線吸収剤を配合すること、および/または含
浸体ケースに紫外線吸収剤および/または酸化防止剤を
配合することにより、長期間安定して本発明を利用する
ことが可能となる。また屋外での使用が可能となるとい
う利点がある。
【0017】製剤に必要な必須機能である終点表示方法
としては、親油性のアントラキノン系色素を親水性の含
浸体に使用し、薬液に溶けているとき色が認識でき、薬
剤が蒸散したとき含浸体が着色されず色が認識できない
現象を利用する方法、電子供与性呈色性有機化合物およ
び減感剤、電子供与性呈色性有機化合物、減感剤および
顕色剤からなる可変色色素を利用した方法、昇華剤の昇
華速度と薬剤の蒸散速度を略一致させる方法などが挙げ
られる。これらは単独で用いることも可能だが、色調の
変化と昇華剤を組み合わせることで使用している実感が
増し、より好ましい。昇華速度の調整は昇華剤封入ケー
スに設ける通気孔の面積で任意にコントロールすること
が可能である。
【0018】またこれらの有効成分に対して以下の殺虫
剤および/または忌避剤を任意の比率で合剤として用い
ることは何ら制限されない。
【0019】例えば殺虫を目的として使用する場合、従
来より用いられている各種蒸散性殺虫剤を用いることが
でき、ピレスロイド系殺虫剤、カーバメート系殺虫剤、
有機リン系殺虫剤等を挙げることができる。一般に安全
性が高いことからピレスロイド系殺虫剤が好適に用いら
れており、特に以下のものが好ましい。 ・一般名;化学名(商品名、メーカー) *アレスリン;dl−3−アリル−2−メチル−4−オ
キソ−2−シクロペンテニル dl−シス/トランス−
クリサンテマート(ピナミン、住友化学工業(株))。 *dl・d−T80−アレスリン;dl−3−アリル−
2−メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−
シス/トランス−クリサンテマート(ピナミンフォル
テ、住友化学工業(株))。 *dl・d−T−アレスリン;dl−3−アリル−2−
メチル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−トラ
ンス−クリサンテマート(バイオアレスリン)。 *d・d−T−アレスリン;d−3−アリル−2−メチ
ル−4−オキソ−2−シクロペンテニル d−トランス
−クリサンテマート(エスビオール)。 *d・d−T80−プラレトリン;(+)−2−メチル
−4−オキソ−3−(2−プロピニル)−2−シクロペ
ンテニル (+)−シス/トランス−クリサンテマート
(エトック、住友化学工業(株))。 *レスメトリン;5−ベンジル−3−フリルメチル d
l−シス/トランス−クリサンテマート(クリスロン、
住友化学工業(株))。 *dl・d−T80−レスメトリン;5−ベンジル−3
−フリルメチル d−シス/トランス−クリサンテマー
ト(クリスロンフォルテ、住友化学工業(株))。 *エンペントリン;1−エチニル−2−メチル−2−ペ
ンテニル dl−シス/トランス−3−(2,2−ジメ
チルビニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパン
カルボキシラート(ベーパースリン、住友化学工業
(株))。 *テラレスリン;dl−3−アリル−2−メチル−4−
オキソ−2−シクロペンテニル−dl−シス/トランス
−2,2,3,3−テトラメチル−シクロプロパンカン
ボキシラート(ノックスリン、住友化学工業(株))。 *トランスフルトリン;d−トランス−2,3,5,6
−テトラフルオロベンジル−3−(2,2−ジクロロビ
ニル)−2,2−ジメチル−1−シクロプロパンカンボ
キシラート。 *フタルスリン;N−(3,4,5,6−テトラヒドロ
フタリミド)−メチルdl−シス/トランス−クリサン
テマート(ネオピナミン、住友化学工業(株))。 *dl・d−T80−フタルスリン;(1,3,4,
5,6,7−ヘキサヒドロ−1,3−ジオキソ−2−イ
ンドリル)メチル dl−シス/トランス−クリサンテ
マート(ネオピナミンフォルテ、住友化学工業
(株))。 *フラメトリン;5−プロパギル−2−フリルメチル
d−シス/トランス−クリサンテマート(ピナミンD、
住友化学工業(株))。 *ペルメトリン;3−フェノキシベンジル dl−シス
/トランス−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2
−ジメチル−1−シクロプロパンカルボキシラート(エ
クスミン、住友化学工業(株))。 *フェノトリン;3−フェノキシベンジル d−シス/
トランス−クリサンテマート(スミスリン、住友化学工
業(株))。 *イミプロスリン;2,4−ジオキソ−1−(プロプ−
2−イニル)−イミダゾリジン−3−イルメチル(1
R)−シス/トランス−クリサンテマート(プラル、住
友化学工業(株))。 *フェンバレレート;α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレ
ート(スミサイジン、住友化学工業(株))。 *シペルメトリン;α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル dl−シス/トランス−3−(2,2−ジクロロビ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラ
ート(アグロスリン、住友化学工業(株))。 *シフェノトリン;(±)α−シアノ−3−フェノキシ
ベンジル (+)−シス/トランス−クリサンテマート
(ゴキラート、住友化学工業(株))。 *エトフェンプロックス;2−(4−エトキシフェニ
ル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエ
ーテル(トレボン)。 *テフルスリン;2,3,5,6−テトラフルオロ−4
−メチルベンジル−3−(2−クロロ−3,3,3−ト
リフルオロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチル−1
−シクロプロパンカルボキシラート。 *フェンプロパトリン;α−シアノ−3−フェノキシベ
ンジル −シス/トランス−2,2,3,3−テトラメ
チルシクロプロパンカルボキシート。 *フェンフルスリン;2,3,4,5,6−ペンタフル
オロベンジル−dl−シス/トランス−3−(2,2−
ジクロロビニル)−2,2′−ジメチル−1−シクロプ
ロパンカルボキシラート。 *1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル シス/
トランス−2,2,3,3−テトラメチル−1−シクロ
プロパンカルボキシラート。
【0020】有機リン系殺虫剤の具体例としては、以下
のものが挙げられる。 *ダイアジノン;(2−イソプロピル−4−メチルピリ
ミジル−6)−ジエチルチオホスフェート(ダイアジノ
ン)。 *フェニトロチオン、MEP;O,O−ジメチル−O−
(3−メチル−4−ニトロフェニル)チオホスフェート
(スミチオン)。 *ピリダフェンチオン;O,O−ジメチル−O−(3−
オキソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)
ホスホロチオエート(オフナック)。 *マラチオン;ジメチルジカルベトキシエチルジチオホ
スフェート(マラソン)。 *ディプテレックス;O,O−ジメチル−2,2,2−
トリクロロ−1−ハイドロオキシエチル ホスホネイ
ト。 *クロルピリホス;O,O−ジメチル−O−(3,5,
6−トリクロル−2−ピリジル)−ホスホロチオエー
ト。 *フェンチオン;O,O−ジメチル−O−(3−メチル
−4−メチルチオフェニル)−ホスホロチオエート(バ
イテックス)。 *ジクロルボス;O,O−ジメチル−2,2−ジクロロ
ビニルホスフェート(DDVP)。 *プロペタンホス;O−[(E)−2−イソプロボキシ
カルボニル−1−メチルビニル]−O−メチルエチルホ
スホラミドチオエート(サフロチン)。 *アベイト;O,O,O′,O′−テトラメチル−O,
O′−チオジ−P−フェニレン ホスホロチオエート。 *プロチオホス;ジチオリン酸O−2,4−ジクロロフ
ェニル O−エチルS−プロピルエステル(トヨチオ
ン)。 *ホキシム;O,O−ジエチル−O−(α−シアノベン
ジリデンアミノ)チオホスフェート。
【0021】オキサジアゾール系殺虫剤としては以下の
ものが挙げられる。 *メトキサジアゾン;5−メトキシ−3−(2−メトキ
シフェニル)−O−1,3,4−オキサジアゾール−2
−(3H)−オン(エレミック)。
【0022】クロロニコチン系殺虫剤の具体例として
は、以下のものが挙げられる。 *イミダクロプリド;1−(6−クロロ−3−ピリジル
メチル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンア
ミン(ハチクサン)。 *アセタミプロリド;(E)−N−[(6−クロロ−
3−ピリジル)メチル]−N−シアノ−N−メチル
アセトンアミジン(モスピラン)。
【0023】成長制御剤の具体例としては、以下のもの
が挙げられる。 *ピリプロキシフェン;4−フェノキシフェニル(R
S)−2−(2−ピリジルオキシ)プロピルエーテル。 *メトプレン;11−メトキシ−3,7,11−トリメ
チル−2,4−ドデカジエノイックアシド−1−メチル
エチルエステル。 *ハイドロプレン;エチル(2E,4E)−3,7,1
1,トリメチル−2,4ドデカジエノエート。 *フェノキシカルブ;エチル[2−(4−フェノキシフ
ェノキシ)エチル]カーバメート。
【0024】忌避剤の具体例としては、以下のようなも
のが挙げられる。 *N,N−ジエチル−m−トルアミド(ディート)。 *ジメチルフタレート。 *ジブチルフタレート。 *2−エチル−1,3−ヘキサンジオール。 *1,4,4a,5a,6,9,9a,9b−オクタヒ
ドロジベンゾフラン−4a−カルバルデヒド。 *ジ−n−プロピル イソシンコメロネート。 *p−ジクロロベンゼン。 *ジ−n−ブチルサクシネート。 *カプリン酸ジエチルアミド。 *N−プロピルアセトアニリド。 *β−ナフトール。 *カンファー。
【0025】天然精油及び/又はその成分としては以下
のものが挙げられる。 *シトラール、シトロネラール、シトロネロール、オイ
ゲノール、メチルオイゲノール、ゲラニオール、シンナ
ミックアルデヒド、リナロール、ペリラアルデヒド、ネ
ペタリック酸、メチルヘプテノン、デシルアルデヒド、
ミルセン、酢酸ゲラニオール、チモール、リモネン、シ
オネール、ピネン、シメン、テルピネン、サビネン、エ
レメン、セドレン、エレモール、ピドロール、セドロー
ル、ヒノキチオール、ツヤプリシン、トロポロイド、ヒ
ノキチン、ツヨプセン、ボルネオール、カンフェン、テ
ルピネオール、テルピニルエステル、ジペンテン、ファ
ランドレン、シネオール、カリオレフィン、バニリン、
フルフラール、フリフリルアルコール、ピノカルベオー
ル、ピノカルボン、ミルテノール、ベルベノン、カルボ
ン、オイデスモール、ピペリトン、ツエン、ファンキル
アルコール、メチルアンスラニレート、ビサボレン、ベ
ンガプトール、ノニルアルデヒド、ノニルアルコール、
ヌートカトン、オクチルアルデヒド、酢酸リナリル、酢
酸ゲラニル、ネロリドール、オシメン、アンスラニル酸
メチル、インドール、ジャスモン、ベンツアルデヒド、
プレゴン等。 *上記の異性体及び/又は誘導体。 *上記から選ばれる少なくとも1つ以上を含有する精
油。
【0026】本発明には、前記した有効成分の劣化を防
止するための酸化防止剤や紫外線吸収剤のみならず、有
効成分の揮散量を調整するための抑制剤、芳香、消臭・
除菌などの機能を付与する物質などを任意に添加するこ
とができる。
【0027】本発明に使用するファン式送風機のファン
3としては、流れが軸方向から半径方向に流動する時、
遠心力でエネルギーを与える遠心式ファンや、流れが軸
方向に流動する時、翼の揚力でエネルギーを与える軸流
式ファンが挙げられる。更に、遠心式ファンとして、タ
ーボファン、翼形ファン、リミットロードファン、ラジ
アルファン、多翼ファン等が例示できる。該ファンの
内、遠心式ファンが好ましく、多翼式ファンがより好ま
しい。又、上記遠心式ファンを、ファンの回転により発
生した風を効率的に集め、排気するように設計された渦
形室に配置するのが好ましい。
【0028】前記ファン式送風機は、モーター2へのフ
ァン3の装着を、モーター2にかかる負荷として、ファ
ン3の空気抵抗指数f(ファンの空気抵抗指数f=ファ
ン装着時のモーター消費電流値I/無負荷時のモータ
ー消費電流値I)が、1<f<17の範囲、好ましく
は1<f<5の範囲である。該空気抵抗指数fは、ファ
ン3の回転により、翼が受ける空気抵抗のことであり、
無負荷時のモーター2の消費電流値と、ファン3を装着
した時のモーター2の消費電流値の比で、便宜的に表し
たものである。
【0029】空気抵抗指数fが大きくなるにつれて、フ
ァン3を装着した時のモーター2の消費電流値は大きく
なる。即ち空気抵抗指数fが18以上となると、電池を
交換せずにファン3を駆動できる時間が短かくなる。
又、空気抵抗指数fが大きくなると、ファンはサイズが
大きくなる傾向にあり、空気抵抗指数fが18以上とな
ると、装置本体1が大きくなりすぎ、使い勝手が悪くな
る。例えば、携帯に不向きである。
【0030】ファン3のサイズは直径20mm〜100
mmの範囲、好ましくは直径30mm〜60mmの範囲
である。直径20mm以下では、ファン直径が小さすぎ
効率的に送風できない。軸流ファンは直径20mm以下
では羽根面積が小さく、充分な揚力を与えることができ
ない。また、遠心式ファンは直径20mmより下ではフ
ァン半径が小さく、充分な遠心力を与えることができな
い。充分な送風量を得ようとすると、ファンの回転数を
上げる必要があり、モーター消費電流が多くなり、ま
た、電圧を上げる必要があり、それは電池の使用本数の
増加につながり、装置総重量とコストの面で好ましくな
い。直径100mmを超えると、装置本体1が大きくな
りすぎ、電池を用いた携帯可能な害虫防除装置ではなく
なる。
【0031】ファン3の重量は1.5g〜8gの範囲で
ある。ファン3の重量が1.5g以下の場合は、必要充
分な風量を送風できない。ファン3の重量が8gを越え
てあまりに大きくなるとモーター2の起動電力が大きく
なり、消費電流が多くなるといった不具合が生じる。
【0032】前記モーター2は、印加電圧3Vでの無負
荷時の消費電流値Iが35mA以下で駆動する省電力
型のモーターである。モーター2の無負荷時の消費電流
値が36mAより上になると、電池を交換せずにファン
式送風機を駆動できる時間が短かくなる。
【0033】前記電池5としては、市販等容易に入手で
きる汎用型電池のアルカリ乾電池、マンガン乾電池等が
挙げられ、実用例としては、マンガン単三形1個(電池
容量:1200mA/hr)、アルカリ単三形1個(電
池容量:2300mA/hr)、アルカリ単三形2個
(電池容量:4600mA/hr)、アルカリ単二形1
個(電池容量:6900mA/hr)、アルカリ単一形
1個(電池容量:11500mA/hr)、アルカリ単
二形2個(電池容量:13800mA/hr)、アルカ
リ単一形2個(電池容量:23000mA/hr)が例
示できる。ここで電池容量とは、1.5Vの電池の電圧
が0.9Vに低下するまでの時間を“電池寿命”とし、
電池寿命が1時間となる負荷(電流量)を電池容量とす
る。この電池容量を言え換えれば、1.5Vの電圧の電
池の電圧が1時間で0.9Vに低下する電流量である。
なお、電池容量については、メーカー間で若干の差異が
あるものの、本発明に影響を与えるものではなく、ここ
で挙げる電池容量はあくまで例示であって、何らこれら
に限定されるものではない。
【0034】前述のようにファン3の空気抵抗指数f、
ファン3のサイズ、ファン3の重量、モーター2の無負
荷時の消費電流値Iを前述の範囲内に設定すること
で、携帯可能な害虫防除装置となるが、それらの組み合
せによってファン装着時のモーター消費電流値が異な
り、電池を交換せずにファン3を駆動できる時間が変化
する。本発明においては、前述の組み合せを、ファン装
着時のモーター消費電流値を、ファンの駆動時間が電池
容量の5%以上、好ましくは10%以上で、より好まし
くは20%以上となる値とすることで、電池を交換せず
にファン3を駆動できる時間を長くした。
【0035】例えば、ファン装着時のモーター消費電流
値を約27.4mAとすれば、電池容量2300mA・
hrで約84時間駆動でき、駆動時間が電池容量の約
3.7%となる。これに対してファン装着時のモーター
消費電流値を約20mAとすれば、115時間駆動で
き、駆動時間が電池容量の5%となる。
【0036】このようにすることで、例えば1日に12
時間使用するものとした場合に、前述の割合が3.7%
のものでは7日間しか使用できないが、前述の割合が5
%のものでは9日間使用できる。
【0037】次に実施例を説明する。図1に示す装置を
用い、ファンの種類、モーターの種類を変更してファン
停止までの時間を測定した。ただし、有効成分含浸体4
はセットしなかった。前述のファン、モーターの種類、
試験結果は下記表1のとおりであった。
【0038】
【表1】
【0039】電流値はKENWOOD CO.DIGI
TAL MULTIMETER DL−712で測定し
た。測定箇所は、モーター2と電池5間の配線とした。
試験例1〜7は、本発明の全ての条件を満たすものであ
る。比較例1〜6は、本発明の条件を1つしか満たして
いないもの、2つ満たしているもの、3つとも満たして
いないものである。試験例1,2と比較例1を比較して
みる。試験例1,2と比較例1ともに同じモーターを使
用しているが、比較例1はファンの空気抵抗指数が本発
明の範囲外のものである。試験例2と比較例1を比較し
てみると、電池容量2300mA・hr(アルカリ単三
直列×2相当)での駆動時間は24時間も違い、また、
電池容量23000mA・hr(アルカリ単一並列×2
相当)での駆動時間は240時間も違い、経済的に差が
あきらかである。更に、試験例1と比較例1を比較して
みると、その経済的効果の差は、よりあきらかである。
試験例3,4と比較例2の比較結果も同様である。
【0040】次に、試験例5と比較例3を比較してみ
る。比較例3はモーターの無負荷時の電流値、ファンの
空気抵抗指数ともに本発明の範囲に当てはまるが、組み
合わせによっては経済的ではないといった1例である。
試験例5は比較例3では、電池容量2300mA・hr
(アルカリ単三直列×2相当)での駆動時間は38時間
も違い、また、電池容量23000mA・hr(アルカ
リ単一並列×2相当)での駆動時間は380時間も違
う。試験例6と比較例4の比較結果も同様である。
【0041】次に、試験例3と比較例5を比較してみ
る。試験例3と比較例5はファンの空気抵抗指数が同じ
である。(ファンが同じなわけではない。)そして、比
較例5はモーターの無負荷時の電流値が本発明の範囲外
のものである。両者を比較すると、その差が歴然である
ことがわかる。尚、比較例6は全ての条件を満たしてい
ない例であり、その不経済さが良く分かる。以上の結果
により、本発明の全ての条件を満たすことにより、ファ
ン駆動時間を長くできることが判明する。
【0042】
【発明の効果】請求項1に係る発明のファン式害虫防除
装置によれば、長期間に亘って電池を交換せずにモータ
ーを駆動し、ファンで有効成分含浸体に送風できるの
で、長期間に亘って電池を交換せずに有効成分を揮散で
きる。また、携帯に便利なファン式害虫防除装置であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すファン式害虫防除装
置の説明図である。
【符号の説明】
1…装置本体、2…モーター、3…ファン、4…有効成
分含浸体、5…電池。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 30℃における蒸気圧が1.0×10
    −4mmHg以上であり、殺虫・殺ダニ・成長制御・吸
    血行動阻止・摂食行動阻止・忌避などの虫害抑止を機能
    とする薬剤を主成分とする有効成分、該有効成分を保持
    および揮散させる有効成分含浸体、モーターを動力源と
    し、電池を電源としたファン式送風機を具備したファン
    式害虫防除装置において、 ファン装着時のモーター消費電流値I/無負荷時のモ
    ーター消費電流値Iで表わされるファンの空気抵抗指
    数fが、 1<f<17の範囲で、 ファンのサイズは直径20mm〜100mmの範囲で、 ファンの重量は1.5g〜8gの範囲で、 前記各値を、ファン装着時のモーター消費電流を、ファ
    ン駆動時間が電池容量の5%以上となる電流値となるよ
    うにそれぞれ設定したことを特徴とするファン式害虫防
    除装置。
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JP2012005355A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Dainippon Jochugiku Co Ltd 薬剤揮散装置

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