JP2001017055A - 害虫の駆除方法 - Google Patents
害虫の駆除方法Info
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Abstract
ことによって優れた害虫の駆除効果を持続させるととも
に、薬剤を空気中にとどめることにより、薬剤の拡散を
促進し、物陰に潜む蚊に対しても十分な効力を有し、薬
剤の無駄な使用をおさえた安全性の高い害虫の駆除方法
を提供すること。 【解決手段】殺虫剤および/または忌避剤を含有する処
理薬剤を用いて害虫を駆除する方法であって、処理空間
における処理薬剤量の気中残存率を、処理開始から1時
間経過時に15%以上とするか、または処理開始から2
時間経過時に5%以上とすることを特徴とする害虫の駆
除方法。
Description
関する。さらに詳しくは、ハエ、蚊などの害虫や、吸血
性昆虫を駆除する方法に関する。
を駆除する方法として、例えば、蚊取り線香、蚊取りマ
ット、液体式蚊取り液などの殺虫成分を加熱蒸散させる
ことによって殺虫成分を空気中に揮散せしめる方法や、
溶媒に殺虫成分を溶解せしめ、これを、圧縮空気を利用
した手押しポンプ式または液化ガスを利用したエアゾー
ル式により、空気中に散布せしめる駆除方法が提案され
ている。
り、建物外から建物内に蚊が侵入する機会が減り、就寝
前に部屋にいる蚊を駆除すれば蚊を駆除する目的が達成
されるため、従来の加熱蒸散式製剤のように連続して処
理空間に薬剤を蒸散させる必要がなくなってきている。
による駆除方法では、殺虫成分の気中濃度を迅速に高め
ることができるが、溶媒によって部屋や家具が汚染され
るおそれがあり、また薬剤の粒子径が加熱蒸散式製剤と
比較して大きいため、空気中に散布した薬剤が早期に落
下してしまうので、蚊成虫の潜む物陰に殺虫成分が行き
わたらないため、物陰に潜む蚊を十分に駆除することが
できないという欠点がある。
長時間連続して薬剤を蒸散させる必要がなく、また手押
しポンプ式またはエアゾール式製剤のように溶媒による
部屋や家具の汚染がなく、薬剤が部屋のすみずみまで拡
散し、処理後数時間は蚊を駆除しうる量の薬剤が空気中
にとどまるため、物陰に潜む蚊に対しても十分な効力を
有し、薬剤の無駄な使用をおさえた安全性の高い蚊成虫
の駆除方法の開発が望まれている。
94902号公報に記載されている方法が提案されてい
るが、換気率の高い部屋では噴霧後ある程度時間が経過
した後、蚊の侵入があった場合には、十分な駆除効果が
得られないおそれがある。
は、害虫に向かって噴射させるエアゾール製剤において
噴霧後5分間の気中濃度の減少量を10%に抑える方法
が提案されているが、この程度の短期間での気中濃度低
下の抑制では、処理空間全体にわたって長時間害虫を防
除することができないという欠点がある。
術に鑑みてなされたものであり、薬剤放出後の薬剤の気
中濃度の低下を抑制することによって優れた害虫の駆除
効果を持続させるとともに、薬剤を空気中にとどめるこ
とにより、薬剤の拡散を促進し、物陰に潜む蚊に対して
も十分な効力を有し、薬剤の無駄な使用をおさえた安全
性の高い害虫の駆除方法を提供することを目的とする。
虫剤および/または忌避剤を含有する処理薬剤を用いて
害虫を駆除する方法であって、処理空間における処理薬
剤量の気中残存率を、処理開始から1時間経過時に15
%以上とするか、または処理開始から2時間経過時に5
%以上とすることを特徴とする害虫の駆除方法に関す
る。
ば、殺虫剤および/または忌避剤を含有する処理薬剤を
用いて害虫を駆除する際に、処理空間における処理薬剤
量の気中残存率を、処理開始から1時間経過時に15%
以上とするか、または処理開始から2時間経過時に5%
以上とすることを特徴とする。
は、殺虫効果や、ノックダウン効果よりも低レベルで吸
血行動の抑制や忌避効果があるものと、吸血性昆虫に対
して忌避性のある薬剤を蒸散させることで寄り付きを減
少させるものに分類される。また、本来、殺虫剤として
利用されているピレスロイド系殺虫剤は、殺虫効果や、
ノックダウン効果の他に低濃度において吸血阻止効果が
あることが知られている。
間内における薬剤の気中濃度の低下を抑制することによ
って初期にノックダウン効力を与え、比較的低濃度で吸
血行動の抑制や忌避効果が発現されるので、長期間にわ
たって優れた害虫の駆除効果が発現される。
血行動を抑制するための害虫駆除主成分を、加熱蒸散方
式、エアゾール噴霧方式、手押しポンプ噴霧方式、送風
蒸散方式、または超音波によって噴霧を行なうピエゾ噴
霧方式によって空気中に放出した場合、その空気中にお
ける濃度は、放出した害虫駆除主成分の量によって決定
される。
きさが大きすぎると、その液滴から害虫駆除主成分が十
分に放出される前に、該液滴が落下するため、液滴が放
出された空間では、害虫駆除主成分の気中における濃度
を充分に上昇させる前に低下する。
滴が放出された空間に存在する時間(滞空時間)が長く
なるので、液滴から害虫駆除主成分の放出量が多くな
り、液滴が放出された空間での害虫駆除主成分の濃度が
増大する。このように、液滴の滞空時間が長いと噴射空
間で防除成分が高濃度で保たれるので、害虫駆除主成分
を害虫に長期間有効に作用させることできる。
理薬剤の気中濃度は、該空間に放出された液滴からの処
理薬剤の放出速度、揮発速度、拡散速度などによって影
響を受けるので、液滴の大きさのみによって一義的に決
定することができない。
剤が放出された空間で該処理薬剤を長時間存在させるこ
とができるので、該処理薬剤を害虫に長期間有効に作用
させることができる。
は、加熱蒸散方式、エアゾール噴霧方式、手押しポンプ
噴霧方式、送風蒸散方式および超音波によって噴霧を行
なうピエゾ噴霧方式のいずれの方式であってもよい。
ない。
−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オ
ン−1−イル dl−シス/トランス−クリサンテマー
ト〕、dl・d−T80−アレスリン〔3−アリル−2
−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル
d−シス/トランス−クリサンテマート〕、dl・d
−T−アレスリン〔3−アリル−2−メチルシクロペン
タ−2−エン−4−オン−1−イル d−トランス−ク
リサンテマート〕dl・d−T−アレスリン〔d−3−
アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4−オン
−1−イル d−トランス−クリサンテマート〕d・d
−T80−プラレトリン〔d−2−メチル−4−オキソ
−3−プロパルギルシクロペント−2−エニル d−シ
ス/トランス−クリサンテマート〕、フタルスリン〔N
−(3,4,5,6−テトラヒドロフタリミド)−メチ
ル dl−シス/トランス−クリサンテマート〕、d・
d−T80−フタルスリン〔N−(3,4,5,6−テ
トラヒドロフタリミド)−メチル d−シス/トランス
−クリサンテマート〕、レスメトリン〔5−ベンジル−
3−フリルメチル dl−シス/トランス−クリサンテ
マート〕、dl・d−T80−レスメトリン〔5−ベン
ジル−3−フリルメチル d−シス/トランス−クリサ
ンテマート〕、フラメトリン〔5−(2−プロパギル)
−3−フリルメチルクリサンテマート〕、ペルメトリン
〔3−フェノキシベンジル dl−シス/トランス−
2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シ
クロプロパンカルボキシラート〕、フェノトリン〔3−
フェノキシベンジル d−シス/トランス−クリサンテ
マート〕、フェンバレレート〔α−シアノ−3−フェノ
キシベンジル−2−(4−クロロフェニル)−3−メチ
ルブチレート〕、シペルメトリン〔α−シアノ−3−フ
ェノキシベンジル dl−シス/トランス−3−(2,
2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパ
ンカルボキシラート〕、シフェノトリン〔α−シアノ−
3−フェノキシベンジル d−シス/トランス−クリサ
ンテマート〕、エムペントリン〔1−エチニル−2−メ
チルペント−2−エニル d−シス/トランス−クリサ
ンテマート〕、テラレスリン〔2−アリル−3−メチル
−2−シクロペンテン−1−オン−4−イル−2,2,
3,3−テトラメチル−シクロプロパンカルボキシラー
ト〕、イミプロスリン〔2,4−ジオキソ−1−(プロ
プ−2−イニル)−イミダゾリジン−3−イルメチル
(1R)−シス/トランス−クリサンテマート〕、テフ
ルスリン〔2,3,5,6−テトラフルオロ−4−メチ
ルベンジル−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフル
オロ−1−プロペニル)−2,2−ジメチル−1−シク
ロプロパンカルボキシラート〕、トランスフルスリン
〔2,3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−
ジメチル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロ
パンカルボキシラート〕、フェンプロパトリン〔α−シ
アノ−3−フェノキシベンジル シス/トランス−2,
2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシラ
ート〕、フェンフルスリン〔2,3,4,5,6−ペン
タフルオロベンジル−dl−シス/トランス 3−
(2,2−ジクロロビニル)2,2−ジメチル−1−シ
クロプロパンカルボキシラート〕などのピレスロイド系
殺虫剤;
メチルピリミジル−6)−ジエチルチオホスフェー
ト〕、フェニトロチオン〔O,O−ジメチル−O−(3
−メチル−4−ニトロフェニル)チオホスフェート〕、
ピリダフェンチオン〔O,O−ジメチル−O−(3−オ
キソ−2−フェニル−2H−ピリダジン−6−イル)ホ
スホロチオエート〕、マラチオン〔ジメチルジカルベト
キシエチルジチオホスフェート〕、ディプテレックス
〔O,O−ジメチル−2,2,2−トリクロロ−1−ハ
イドロオキシエチル ホスホネイト〕、クロルピリホス
〔O,O−ジエチル−O−(3,5,6−トリクロロ−
2−ピリジル)−ホスホロチオエート〕、フェンチオン
〔O,O−ジエチル−O−(3−メチル−4−メチルチ
オフェニル)−ホスホロチオエート〕、ジクロルボス
〔O,O−ジメチル−2,2−ジクロロビニルホスフェ
ート、プロペタンホス〔O−〔(E)−2−イソプロポ
キシカルボニル−1−メチルビニル〕O−メチルエチル
ホスホラミドチオエート〕、アベイト〔O,O,O’,
O’−テトラメチルO,O’−チオジ−P−フェニレン
ホスホロチオエート〕、プロチオホス〔ジチオリン酸
O−2,4−ジクロロフェニル O−エチルS−プロピ
ルエステル〕、ホキシム〔O,O−ジエチル−O−(α
−シアノベンジリデンアミノ)チオホスフェート〕など
の有機リン系殺虫剤;メトキサジアゾン〔5−メトキシ
−3−(2−メトキシフェニルO−1,3,4−オキサ
ジアゾール−2(3H)−オン〕などのオキサジアゾー
ル;イミダクロプリド〔1−(6−クロロ−3−ピリジ
ルメチル)−N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデン
アミン〕、アセタミプロリド〔N’−〔(6−クロロ−
3−ピリジイル)メチル〕−N2−シアノ−N’メチル
アセトンアミジイン〕などのクロロニコチンなどが挙げ
られる。これらの中では、トランスフルスリン〔2,
3,5,6−テトラフルオロベンジル−2,2−ジメチ
ル−3−(2,2−ジクロロビニル)シクロプロパンカ
ルボキシラート〕は、特に好ましいものである。
例えば、ピリプロキシフェン〔2−〔1−メチル−2−
(4−フェノキシフェノキシ)エトキシ〕ピリジン〕、
メトプレン〔11−メトキシ−3,7,11−トリメチ
ル−2,4−ドデカジエノイックアシド−1−メチルエ
チルエステル〕、ジフルベンズロン〔1−(4−クロロ
フェニル)−3−(2,6−ジフロロベンゾイル)ウレ
ア〕、シロマジン〔2−シクロプロピルアミノ−4,6
−ジアミノ−s−トリアジン〕などを用いることができ
る。
トルアミド、ジメチルフタレート、ジブチルフタレー
ト、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ジ−n−
プロピルイソシンコメロネート、p−ジクロロベンゼ
ン、ジ−n−ブチルサクシネート、カラン−3,4−ジ
オール、1−メチルプロピル2−(2−ヒドロキシエチ
ル)−1−ピペリジンカルボキシラート、p−メンタン
−3,8−ジオールなどが挙げられる。
は、処理薬剤を処理空間に放出したときに長時間駆除効
果を発現させる観点から、2×10-4〜1×10-2mm
Hgであることが好ましい。
剤の量は、それぞれ、本発明の駆除方法の使用目的に応
じて適宜調整すればよく、特に限定がない。しかし、そ
の処理空間における気中濃度は、現在市販されているノ
ックダウン効力や致死効力を有する殺虫剤よりも低くて
もよい。
の場合には、その処理空間における量が2×10-4〜5
×10-1mg/m3 の程度であれば、蚊などの吸血行動
を充分に抑制し、飛来抑制効果を発現させることができ
る。
は、必要以上の薬剤を使用を抑制した、経済性および消
費者の健康が十分に配慮された方法である。
除効果を発現させるためには、処理薬剤の量は、8畳の
空間(30m3 )あたり0.01〜40mg程度である
ことが望ましいが、この量は、使用される殺虫剤や忌避
剤の種類などによって異なるので、かかる殺虫剤や忌避
剤の種類などに応じて適宜決定することが好ましい。
て、殺菌剤、殺ダニ剤、防カビ剤、香料および天然精油
をはじめ、防虫剤、防錆剤、消臭剤などの従来から用い
られている蒸散性薬剤を添加することができる。
ル〔(E)−4−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−
N−(1−イミダゾール−1−イル−2−プロポキシエ
チリデン−O−トルイジン〕、ヘキサコナゾール
〔(R,S)−2−(2,4−ジクロロフェニル)−1
−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ヘキ
サン−2−オール〕、硫黄、TPN〔テトラクロロイソ
フタロニトリル〕、カルベンダゾール〔2−(メトキシ
カルボニルアミノ)ベンゾイミダゾール〕、チオファメ
ートメチル〔1,2−ビス(3−メトキシカルボニル−
2−チオウレイド)ベンゼン〕、プロシミドン〔N−
(3,5−ジクロロフェニル)−12−ジメチルシクロ
プロパン−1,2−ジカルボキシミド〕、ミクロブタニ
ル〔2−P−クロロフェニル−2−(1H−1,2,4
−トリアゾール−1−イルメチル)ヘキサンニトリ
ル〕、イソプロチオラン〔ジイソプロピル−1,3−ジ
チオラン−2−イソデン−マロネート〕などが挙げられ
る。
〔1,1−ビス(クロロフェニル)−2,2,2−トリ
クロロエタノール〕、キノメチオネート〔6−メチルキ
ノキサリン−2,3−ジチオカーボネート〕、ヘキサチ
オゾクス〔トランス−5−(4−クロロフェニル)−N
−シクロヘキシル−4−メチル−2−オキソチアゾリジ
ン−3−カルボキサミド〕などが挙げられる。
ェニルフェノール、イソプロピルメチルフェノール、2
−クロロ−4−フェニルフェノール、チモールなどが挙
げられる。
香料;炭化水素、アルコール、フェノール、アルデヒ
ド、ケトン、ラクトン、オキシド、エステル類等の人工
香料などが挙げられる。
ラール、シトロネロール、オイゲノール、メチルオイゲ
ノール、ゲラニオール、シンナミックアルデヒド、リナ
ロール、ペリラアルデヒド、ネピタリック酸、メチルヘ
プテノン、デシルアルデヒド、ミルセン、酢酸ゲラニオ
ール、チモール、リモネン、シネオール、ピネン、シメ
ン、テルピネン、サビネン、エレメン、セドレン、エレ
モール、ビドロール、セドロール、ヒノキチオール、ツ
ヤプリシン、トロポロイド、ヒノキチン、ツヨプセン、
ボルネオール、カンフェン、テルピネオール、テルピニ
ルエステル、ジペンテン、ファランドレン、シネオー
ル、カリオレフィン、バニリン、フルフラール、フルフ
リルアルコール、ピノカルベノール、ピノカルボン、ミ
ルテノール、ベルベノン、カルボン、オイデスモール、
ピペリトン、ツエン、ファンキルアルコール、メチルア
ンスラニレート、ビサボレン、ベルガプトール、ノニル
アルデヒド、ノニルアルコール、ヌートカトン、オクチ
ルアルデヒド、酢酸リナリル、酢酸ゲラニル、ネロリド
ール、オシメン、アンスラニル酸メチル、インドール、
ジャスモン、ベンツアルデヒド、プレゴンなどが挙げら
れ、これらは、その異性体や誘導体であってもよい。
び/または忌避剤の合計量100重量部に対して0.0
1〜90重量部程度であることが好ましい。
ル〔6−プロピル−ピペロニルエーテル〕、オクタクロ
ロジプロピルエーテル、イソボルニルチオシアナアセテ
ート、N−オクチルビシクロヘプテンカルボキシイミ
ド、N−(2−エチルヘキシル)−1−イソプロピル−
4−メチルビシクロ(2,2,2)オクト−5−エン−
2,3−ジカルボキシイミドなどが挙げられる。
または忌避剤の合計量100重量部に対して、0.3〜
99重量部程度であることが好ましい。
おける蒸気圧は、2×10-4〜1×10-2mmHgの範
囲内であることが室温において薬剤が徐々に蒸散するこ
とによる持続性の向上および室内への拡散性の向上の観
点から好ましい。
における蚊成虫に対する活性が高い常温揮散性の薬剤と
ともに1種類以上を混合して使用することもできる。
や殺虫効力などを増強する場合には、他の殺虫剤、致死
剤、共力剤、忌避剤などを使用することができる。
用することができるが、溶媒に溶解させて使用すること
が好ましい。この場合、前記処理薬剤を溶媒に溶解させ
た溶液における処理薬剤の濃度は、0.1%以上となる
ように調整することが好ましい。
環式炭化水素化合物、芳香族炭化水素化合物、ハロゲン
化炭化水素化合物、アルコール、エステル、エーテルお
よびケトンからなる群より選ばれた少なくとも1種の有
機溶媒が好ましい。
ば、n−パラフィン、i−パラフィン、n−オレフィ
ン、i−オレフィンなどの炭素数が5〜16の直鎖また
は分岐鎖を有する脂肪族炭化水素が挙げられる。これら
の中では、n−パラフィンおよびi−パラフィンが好ま
しい。
ば、シクロパラフィンなどの脂環式炭化水素化合物など
の炭素数が5〜16の直鎖または分岐鎖を有する脂環式
炭化水素化合物が挙げられる。
ンゼン、トルエン、キシレン、炭素数10〜14の直鎖
アルキル基を有するアルキルベンゼンなどの炭素数6〜
20の芳香族炭化水素などが挙げらる。これらの中で
は、炭素数10〜14の直鎖アルキル基を有するアルキ
ルベンゼンが好ましい。
ば、フルオロカーボン、クロロフルオロカーボン、ハイ
ドロフルオロカーボン、ハイドロクロロカーボンなどの
炭素数1〜3のハロゲン化炭化水素が挙げられる。これ
らの中では、ハイドロフルオロカーボンおよびハイドロ
クロロカーボンが好ましい。
ール、エタノール、プロパノール、ブタノールなどの脂
肪族アルコール、グリセリンなどの炭素数1〜10のア
ルコールなどが挙げられる。これらの中では、エタノー
ルおよびプロパノールが好ましい。
テル、プロピオン酸エステル、酪酸エステル、ステアリ
ン酸エステル、安息香酸エステル、ラウリン酸エステル
などの炭素数4〜27のエステルが挙げられる。これら
の中では、酢酸エステルが好ましい。
エーテル、ジプロピルエーテル、ジブチルエーテル、ジ
ヘキシルエーテルなどの炭素数4〜12のエーテルが挙
げられる。これらの中では、ジエチルエーテルが好まし
い。
メチルエチルケトン、ペンタノン、ヘキサノン、ヘプタ
ノン、ジイソブチルケトンなどの炭素数3〜9のケトン
が挙げられる。これらの中では、アセトンが好ましい。
30mmHg以上であることが、室温に放出されたとき
に室温によって蒸発し、放出された薬剤の粒子が細かく
なり、室温での拡散および室内での空中存在(滞空)時
間が長くなるので、好ましい。
液であってもよく、あるいは界面活性剤で水中に乳化さ
せた乳化液であってもよい。この場合、懸濁液または乳
化液における処理薬剤の濃度は、0.1%以上であるこ
とが好ましい。
活性剤としては、通常使用されているものであればよ
く、特に限定がない。その例としては、非イオン系活性
界面活性剤、陰イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活
性剤、両性界面活性剤、ショ糖脂肪酸エステル系界面活
性剤等の各種界面活性剤が挙げられる。界面活性剤の量
は、通常、処理薬剤100重量部に対して0.1〜10
重量部程度であることが好ましい。
ゾール噴霧方式で使用する場合、噴射剤としては、通常
使用されているものであればよい。かかる噴射剤は、液
化石油ガス(以下、LPGという)、ジメチルエーテル
(以下、DMEという)、ハロゲン化炭化水素、圧縮炭
酸ガス、圧縮窒素ガスおよび圧縮空気からなる群より選
ばれた少なくとも1種であることが好ましい。これらの
中では、LPG、DMEおよびハロゲン化炭化水素が好
ましい。
ゾール容器としては、一般に使用されているものであれ
ばよく、特に限定がない。
忌避剤を含有する処理薬剤の処理空間における気中残存
率を、処理開始から1時間経過時に15%以上とする
か、または処理開始から2時間経過時に5%以上とされ
るので、処理薬剤を害虫に長期間有効に作用させること
できる。
理薬剤の処理空間における気中残存率を、処理開始から
1時間経過時に15%以上とするか、または処理開始か
ら2時間経過時に5%以上とするための手段は、処理薬
剤を害虫に長期間有効に作用させることできるのであれ
ばよく、特に限定がない。
粒子径は、処理薬剤を害虫に長期間有効に作用させる観
点から、40μm以下、好ましくは0.1〜40μmで
あることが望ましい。このように、処理薬剤の粒子径を
調整して処理空間に放出すれば、処理空間が換気回数が
0.1回/時間程度の密閉空間であっても薬剤が十分に
拡散するので、処理薬剤の噴射または蒸散を終了した後
1時間経過時には、処理空間内に処理薬剤を15%維持
することができる。
子径が40μm以上と大きい場合、その処理薬剤に溶媒
が使用されているときには該溶媒の蒸気圧により、その
粒子径が縮小するようになる。特に、溶媒として、30
℃における蒸気圧が30mmHg以上であるものを用い
た場合には、その溶媒の気化性から、処理薬剤の液滴の
粒子径が40μm以上となるようにして噴霧した場合で
あっても、その粒子径が小さくなるので、効率よく処理
空間内に拡散させることができるという利点がある。
残存率は、その処理薬剤の蒸気圧によっても変化する。
例えば、処理薬剤に溶媒を使用した場合において、処理
空間に放出される処理薬剤の粒子径が40μm以上であ
り、溶媒の蒸気圧が30mmHg未満であり、早期に床
面などに落下することにより、処理開始から1時間経過
時の気中残存率が15%以下となった場合であっても、
蒸気圧が2×10-4〜1×10-2mm/Hgである処理
薬剤を用いたときには、処理開始から2時間経過時の気
中残存率を5%以上に維持することができる。
には、床面や壁面などに付着した処理薬剤が再蒸散し、
空気中に放出されるようにすることが好ましい。この場
合、処理薬剤として、30℃における蒸気圧が2×10
-4〜1×10-2mmHgであるものを使用することによ
り、処理薬剤量の気中残存率を処理開始から3時間以上
12時間未満の間において1%以上とするか、または処
理開始から12時間以上24時間未満の間において0.
5%以上とすることが可能となる。
-4〜1×10-2mmHgであるものを使用し、空気中に
放出される処理薬剤の液滴の粒子径が40μm以下であ
る場合に、溶媒として蒸気圧が30mmHg以上である
有機溶媒を使用することで、処理開始から1時間経過時
に処理薬剤量を15%以上としたり、処理開始から2時
間経過時に5%以上とすることができる。
残存量を制御することで、長時間にわたって害虫を駆除
することができるようになる。
離からの誘引刺激は、主に、風行(走風性)や動物の匂
い(嗅覚)、炭酸ガスなどである。また、近距離からの
動物の定着要因は、主として動物の動き(動視覚)や
色、形、大きさ、動物からの対流熱(熱勾配)、湿度、
匂いなどの物理的、化学的刺激である。
ち、放出された処理薬剤の床面や壁面の付着などによる
処理薬剤の無駄と急激な効力の低下を抑制し、該処理薬
剤が低濃度で長時間存在するようにすることにより、蚊
成虫の化学、熱、炭酸ガス感覚子、さらにある種の運動
感覚器を妨害することで、主として化学刺激による誘引
を減退させようとするものである。
理薬剤を噴霧してから長時間が経過しているときには、
処理薬剤の濃度が低くなりすぎて十分な効果が得られな
くなる場合がある。このような場合には、電源、噴射口
開閉制御機構、ならびに噴霧間隔時間および噴霧量の制
御機構を具備する噴霧装置に蚊成虫駆除剤を充填し、1
〜24時間あたり1回の間隔で自動または手動噴霧する
ことで、長時間(期間)害虫を駆除することができる。
おける放出時間は、薬剤放出方式の種類によって異な
る。例えば、加熱蒸散方式や送風蒸散装置を用いた場合
には、初期段階における確実な駆除と、その後の長期間
の蚊の忌避という観点および放出される処理薬剤の濃度
の低下を抑制するという観点から、0.1秒〜3時間で
あることが好ましい。
式、エアゾール噴霧方式、手押しポンプ噴霧方式、送風
蒸散方式、または超音波によって噴霧を行なうピエゾ噴
霧方式のいずれかの方法を用い、処理空間における処理
薬剤の気中濃度を高め、処理後の数時間は、蚊成虫を駆
除することができる量の処理薬剤を処理空間内にとどま
らせることにより、物陰に潜む蚊に対しても十分な効力
を発現させることができる。
蒸気圧が2×10-4〜1×10-2mmHgである処理薬
剤を使用した場合には、床面、壁、天井などに付着した
処理薬剤が、再び再蒸散するので、処理薬剤の無駄な使
用を抑制することができ、しかも人体などに対する安全
性をより高めることができるという優れた効果が発現さ
れる。
に説明するが、本発明はかかる実施例のみに限定される
ものではない。
ゾール方式による害虫の駆除〕 300mlの耐圧容器内に、表1および表2に示す条件
で、薬剤(殺虫剤または忌避剤)が耐圧容器内に占める
割合が0.5〜60容量%となるように調整した。薬液
の調製には、表1および表2に示す溶媒を用い、さらに
噴射剤には表1−1および表1−2に示すものを使用し
て耐圧容器内の圧力が約4〜5kg/cm2 ・Gとなる
ように設定した。
ボタンの種類によって調整することができるが、この実
施例においては、耐圧容器の容量と、薬剤および溶媒の
合計容量との割合を変えることで調整した。例えば、放
出した薬液粒子の体積積算分布における90%粒子径を
約5μmとする場合には、耐圧容器に対する初期の薬液
の占める容量比率を2.5容量%とし、約10μmとす
る場合には、その容量比率を0.5容量%とし、これと
同様に90%粒子径を約20μmとする場合には、その
容量比率を10容量%とし、90%粒子径を約40μm
とする場合には、その容量比率を20容量%とし、さら
に90%粒子径を約80μmとする場合には、その容量
比率を40%とした。
m3 )に、供試虫としてアカエイカ雌成虫約100匹を
放し、蚊を放ってから、各供試剤を所定量噴霧処理し、
噴霧からの経時的なノックダウン虫数を調査した。
時間経過後〔実施例3、18、23、29及び31の場
合は、1、2、3、12、24時間後〕にも、アカエイ
カ雌成虫約100匹を放ち、蚊を放ってからの経時的な
ノックダウン虫数を調査した。
ロビット(Probit)法によってKT 50値を求めた。
ンさせるのに要する時間を示し、この数値が小さいほど
ノックダウン効果、つまり対象とする有害生物の防除効
果が高いことを意味する。
る害虫の駆除〕表2に示す条件で薬剤を溶媒に溶解して
噴霧薬液を得た。薬液粒子の直径は、振動板に設けられ
た孔の孔径を変更することで調整した。具体的には、ピ
エゾ発振子に接着された振動板に規則的な配列で設けら
れた多数の孔直径を1〜13μm程度の範囲で調整する
ことにより目的とする粒子径を得た。例えば、放出した
薬液粒子の体積積算分布における90%粒子径を約5μ
mとする場合には、振動板に設ける孔径を約1〜3μm
とし、同様に90%粒子径を約10μmとする場合は該
孔径を約3〜5μmとし、90%粒子径を約15μmと
する場合には、該孔径を約4〜7μmとし、90%粒子
径を約20μmとする場合には、該孔径を約6〜9μm
とし、さらに90%粒子径を約25μmとする場合に
は、該孔径を約8〜11μmとし、90%粒子径を約3
0μmとする場合には、該孔径を約9〜13μmとし
た。
を用い、発振制御回路では電圧を43Vに昇圧し、周波
数を113KHzに制御してピエゾ発振子を振動させ
た。
行なった。
除〕 表2に示されるように、エトックをエタノールに溶解
し、原液中の薬剤濃度が2w/v%となるように調整し
た。こうして得られた薬液を手押しポンプ式の容器に注
入し、所定量の有効成分量を中央床面から上部に向かっ
て放出した。評価は、前記「エアゾール方式による害虫
の駆除」と同様の方法で行なった。
ー、珪藻、ガラス、セルロース粉、デンプン、カルボキ
シメチルセルロースおよび水を混合してなる7mmφ×
74mmの多孔式吸液芯を作製し、加熱蒸散装置に装着
した。加熱蒸散装置は、一般用の発熱体よりも高温のも
のを用い、該加熱蒸散装置を5台用意した。あらかじ
め、室外において予備蒸散させたものを室内に設置し、
20分間通電し、所定量の有効成分を蒸散させた。評価
は、前記「エアゾール方式による害虫の駆除」と同様の
方法で行なった。
(株)製、RW2100)を10cm×10cmの大き
さに裁断し、これに10w/v%トランスフルスリンの
ヘキサン溶液を含浸量が2mg/cm2 となるように含
浸させた。
たものを供試剤とした。次に、10cm×10cmのシ
ロッコファンを用い、0.2m3 /秒の風速で薬剤を蒸
散させた器具10台を用いて30分間室内で所定量の有
効成分を蒸散させた。評価は、前記「エアゾール方式に
よる害虫の駆除」と同様の方法で行なった。
気率0.1回/時間)の中央の床面に供試剤を設置し、
各実施例または比較例による所定薬量噴霧(放出)後、
1時間後および2時間後〔実施例3、18、23、29
及び31の場合は、1、2、3、12、24〕にサンプ
リングカラムを床面から120cmの高さの試験室の中
央に設置し、約18リットル/分の速度で3分間試験室
内の薬剤粒子をトラップした。
成分は、ガスクロマトグラフィーにより分析した。室内
の気中濃度は、式: 〔室内の気中濃度〕(mg/30m3 )=1000×分
析値(μg)÷〔サンプリング流量(18リットル/
分)×3(分)〕×30m3 にしたがって求めた。その結果を表3〜5に示す。
法によれば、アカイエカに対するKT50は、処理開始後
1時間経過時において、比較例と対比して、格段に低い
ことがわかる。
方法によれば、室内において薬剤を長時間にわたって空
気中にとどまっているので、薬剤を部屋のすみずみにま
で拡散させ、物陰に潜む蚊などを効果的に駆除すること
ができることがわかる。
放出からの気中濃度の低下を抑制することで優れた害虫
の駆除効果を持続させるとともに、薬剤を空気中にとど
め、物陰に潜む蚊に対しても十分な効力を有し、薬剤の
無駄な使用をおさえ、安全性に害虫を駆除することがで
きるという効果が奏される。
m3 )に、供試虫としてアカイエカ雌成虫約100匹を
放し、蚊を放ってから、各供試剤を所定量噴霧処理し、
噴霧からの経時的なノックダウン虫数を調査した。
時間経過後〔実施例3、18、23、29及び31の場
合は、1、2、3、12、24時間後〕にも、アカイエ
カ雌成虫約100匹を放ち、蚊を放ってからの経時的な
ノックダウン虫数を調査した。
0.1回/時間)の中央の床面に供試剤を設置し、各実
施例または比較例による所定薬量噴霧(放出)後、1時
間後および2時間後〔実施例3、18、23、29及び
31の場合は、1、2、3、12、24〕にサンプリン
グカラムを床面から120cmの高さの試験室の中央に
設置し、約18リットル/分の速度で3分間試験室内の
薬剤粒子をトラップした。
Claims (11)
- 【請求項1】 殺虫剤および/または忌避剤を含有する
処理薬剤を用いて害虫を駆除する方法であって、処理空
間における処理薬剤量の気中残存率を、処理開始から1
時間経過時に15%以上とするか、または処理開始から
2時間経過時に5%以上とすることを特徴とする害虫の
駆除方法。 - 【請求項2】 処理薬剤の30℃における蒸気圧が2×
10-4〜1×10-2mmHgであり、処理薬剤量の気中
残存率を処理開始から3時間以上12時間未満の間にお
いて1%以上とするか、または処理開始から12時間以
上24時間未満の間において0.5%以上とする請求項
1記載の害虫駆除剤および駆除方法。 - 【請求項3】 殺虫剤が2,3,5,6−テトラフルオ
ロベンジル−2,2−ジメチル−3−(2,2−ジクロ
ロビニル)シクロプロパンカルボキシラートである請求
項1または2記載の害虫の駆除方法。 - 【請求項4】 処理薬剤に、脂肪族炭化水素化合物、脂
環式炭化水素化合物、芳香族炭化水素化合物、ハロゲン
化炭化水素化合物、アルコール、エステル、エーテルお
よびケトンからなる群より選ばれた少なくとも1種の有
機溶媒に溶解されている請求項1〜3いずれか記載の害
虫の防除方法。 - 【請求項5】 有機溶媒が30℃における蒸気圧30m
mHg以上を有するものである請求項4記載の害虫の防
除方法。 - 【請求項6】 処理薬剤が水中に懸濁されている請求項
1〜3いずれか記載の害虫の防除方法。 - 【請求項7】 処理薬剤が界面活性剤で水中に乳化され
ている請求項1〜3いずれか記載の害虫の防除方法。 - 【請求項8】 空気中に放出される処理薬剤の体積積算
分布での90%粒子径が40μm以下である請求項1〜
7いずれか記載の害虫の駆除方法。 - 【請求項9】 加熱蒸散方式、エアゾール噴霧方式、手
押しポンプ噴霧方式、送風蒸散方式、または超音波によ
って噴霧を行なうピエゾ噴霧方式を用いて処理薬剤を空
気中に放出する請求項1〜8いずれか記載の害虫の駆除
方法。 - 【請求項10】 1〜24時間あたり1回の間隔で処理
薬剤を処理空間に放出する請求項1〜9いずれか記載の
害虫の駆除方法。 - 【請求項11】 1回あたりの処理薬剤の処理空間にお
ける放出時間が0.01秒〜3時間である請求項9記載
の害虫の駆除方法。
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