JP5038013B2 - 薬剤揮散用器具 - Google Patents
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Description
これらの薬剤揮散用器具は、防虫成分を含浸させた基体を内部に収容している。器具本体には、乾電池で駆動されるモータが内蔵されていて、これによって基体を回転させ、防虫成分を揮散させる。
したがって、本発明は、バッグやカート等に吊り下げて使用するのに適した薬剤揮散用器具を提供することを目的とする。
外部に露出したストラップの一部を引っ張ると、巻きが解けて、ストラップの器具本体外への引出し長さが増加する。一方、リング部材に固定された回動操作部が器具本体外に露出していて、当該回動操作部を操作することで、引き出されたストラップをリング部材上に巻き取ることができる。
このように構成すると、リング部材が一定量回動する毎に、回動突部が静止突部を乗り越えることに起因したクリック感が与えられ、操作感を高めることができる。
薬剤揮散用器具1は、防虫成分を含浸させた基体(図示せず)を内部に収容している。乾電池26で駆動される電動モータ18が器具本体に内蔵されていて、これによって基体を回転させ、防虫成分を揮散させる。
操作スイッチ13をON位置にすると、電動モータ18が回転して防虫成分を揮散させる。また、ランプ14が点灯して、作動中であることを表示する。
なお、乾電池26以外にも、ソーラー電池等、適宜の電源を使用することができる。
図2の分解斜視図を参照して、薬剤揮散用器具1の内部構造を説明する。ベースプレート10の前方側には、ヒンジ固定部11aを介して、前方カバー11が固定される。ベースプレート10と前方カバー11との間に、防虫成分を含浸させた基体(図示せず)が配置される。この基体は、電動モータ18の出力軸18aに連結されて回転し、防虫成分を外部へと揮散させる。
前方カバー11は、ヒンジ固定部11aを中心として回動させて開けることができ、そのようにして、防虫成分を含浸させた基体を交換することができる。
ドーム状の隆起部12には、操作スイッチ13およびランプ14が配置される。
凹部26aに乾電池26を入れた後、電池蓋50で封止する。
電動モータ18は、円筒部分25の裏側に存在する凹状の収容空間25a内に保持される(図2)。
また、リング部材30は、その裏側の凹状空間30a(図2)内に円筒部分25を受け入れるようにして、当該円筒部分25上に回動可能に支持される。このとき、円筒部分25とリング部材30との間には、板バネ23を備えた円板22が挟み込まれるが、その機能については後述する。
ストラップ40は、折返部41を突起31に固定した上で、リング部材30の周囲に巻き付けられ、裏カバー60に設けたスリット65を通して、外部に引き出される。なお、図3中にはスリット65は1つしか現れないが、図2に示したように、スリット65は裏カバー65の両側に存在する。図1中、参照数字40aは、器具外部に露出したストラップ40の一部分を示している。
ストラップ40は、円柱体45を掴んで引っ張る(すなわち、露出したストラップの一部40aを引っ張る)ことで、器具本体内から引き出すことができる。また、回動操作部32(図3)を摘んでリング部材30を、引出しとは逆方向に回動させることで、ストラップ40を器具本体内に収容することができる。
なお、回動操作部32の具体的な形態は、図示のものに限定されず、適宜のものを採用できる。
薬剤揮散用器具1は、ストラップ40を引き出すとき、および回動操作部32を操作してストラップ40を巻き取るときに、リング部材30が一定量回動する毎に、カチッ、カチッというクリック感を与えて操作性を高める機構を備えている。これについて、次に説明する。
この環状領域(回動側面)33の表面には複数の突部34が形成されている。これらの突部34は、リング部材30とともに一体となって回動するので「回動突部34」と呼ぶ。一方、裏カバー60の内壁面63に形成した突部64(図2)は、リング部材30が回動するとき、当該リング部材30に対して不動であるため「静止突部64」と呼ぶ。
一方、円筒部分25とリング部材30との間には、板バネ23を備えた円板22が挟み込まれている。この板バネ23により、リング部材30は、裏カバー60側へ向けて付勢されている。
その結果、回動操作部32が裏カバー60の中央開口61を通して外部に露出するとともに、回動操作部32の周囲に位置する環状領域(回動側面)33は、中央開口61周辺の内壁面63に圧接することとなる。すなわち、裏カバー60の内壁面63上において中央開口61の周辺に配置された静止突部64は、環状領域(回動側面)33と圧接する領域に位置している。
本発明において、回動突部34および静止突部64の個数は特に限定されることなく、適宜設定することができる。両者の数の組み合わせにより、カチッ、カチッ、というクリック感のサイクルを適宜設定することができる。
10 ベースプレート
11 前カバー
11a ヒンジ固定部
12 隆起部
12a 開口
13 操作スイッチ
14 ランプ
18 電動モータ
18a 出力軸
20 電池収容部
21 円板状部分
22 円板
23 板バネ
25 円筒部分
26 乾電池
26a 凹部
30 リング部材
31 突起
32 回動操作部
33 環状領域(回動側面)
34 回動突部
40 ストラップ
40a 露出したストラップ部分
41 折返部
45、45a、45b 円筒体
50 電池蓋
60 裏カバー
61 中央開口
63 内壁面
64 静止突部
65 スロット
Claims (2)
- 防虫成分を含浸させた基体と、電源(26)と、電動モータ(18)とが器具本体内に収容されていて、電動モータで基体を回転させて防虫成分を外部に揮散させる薬剤揮散用器具であって、
回動自在のリング部材(30)と、当該リング部材に巻付け固定されるとともに、一部(40a)が器具本体外に露出するストラップ(40)とを備え、
外部に露出したストラップの一部(40a)を引っ張ると、巻きが解けて、ストラップ(40)の器具本体外への引出し長さが増加し、
リング部材(30)に固定された回動操作部(32)が器具本体外に露出していて、当該回動操作部(32)を操作することで、引き出されたストラップをリング部材(30)上に巻き取るよう構成したことを特徴とする、薬剤揮散用器具。
- 上記リング部材(30)の回動軸(A)と直交する回動側面(33)が、器具本体の内壁面(63)に圧接されており、
上記回動側面(33)には当該リング部材(30)とともに回動する回動突部(34)が、上記内壁面(63)には同リング部材(30)に対して不動の静止突部(64)が、それぞれ、設けられていて、
リング部材(30)が一定量回動する毎に、回動突部(34)が静止突部(64)を乗り越えることに起因したクリック感を与えることを特徴とする、請求項1記載の薬剤揮散用器具。
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