JP3940812B2 - 隅棟部材およぴ隅棟構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、金属板を成形した横葺屋根板による隅棟構造の、隅棟を連結する隅棟用材と、その隅棟用材に固定する隅棟覆材とによる隅棟部材と、その隅棟部材を使用する隅棟構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、隅棟覆材による隅棟部材では、次の様な技術が知られている、
A.防水板方式
a.隅棟部において屋根板を傾斜に合わせて、斜めに切断した斜断端を形成した屋根板を、互いの斜断端を合わせて施工し、
b.その施工した、屋根板の上端に、嵌合板を持った防水板の下端を合わせて設定し、
c.その防水板の下端を、次の段の屋根板の下端により挟みながら、同時に防水板と嵌合板の間に斜断端を差し込み施工し、
d.その嵌合板と屋根板との間に、隅棟覆材の挿入片を差し込み施工する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の隅棟覆材による隅棟部材には、次の問題がある。
A.屋根板と次の段の屋根板との間に、防水板を挟む為に
a.屋根板と屋根板との嵌合状態に緩みが必要になり、防水性が低下し、
B.防水板の下端を、次の段の屋根板の下端により挟みながら、同時に防水板と嵌合板の間に斜断端を差し込み施工する為に、
a.施工が困難であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、金属板を成形し、屋根坦面と差込片と嵌合溝とを形成した、横葺屋根板と、対称の、ほぼ45度程度の鋭角に切断した、斜断端を構成した前記屋根板に連結する1対の隅棟材と、その隅棟材に固定機構を介して固定し斜断端を被覆する隅棟覆材とを組み合わせた隅棟部材とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
A.この発明による表面材は、
a.次に代表される金属板を使用する。
イ.塗装亜鉛メッキ鋼板
ロ.塗装アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板
ハ.塗装ステンレス鋼板
ニ.銅板
ホ.塗装アルミニウム合金板
ヘ.合成樹脂シート張り合わせ金属板等
【0006】
B.この発明に使用される裏打材は、
a.次に代表される発泡性樹脂と、
イ.硬質発泡ウレタン樹脂
ロ.硬質発泡ヌレート樹脂
ハ.発泡フェノール樹脂
ニ.発泡スチレン樹脂等
b.次に代表される裏面材とを積層している。
イ.はり合わせアルミニウム箔
ロ.スチールペーパー
ハ.ポリエチコートクラフト紙
ニ.アルミ蒸着紙
ホ.合成樹脂シート等
【0007】
C.この発明による、隅棟部材は
a.次に代表されるシートを成形した部材や、
イ.合成樹脂シート
ロ.金属シート
ハ.合成樹脂シートはり合わせ金属シート
b.あるいは、合成樹脂を成型した部材や、
c.あるいは、aとbとの組み合わせの部材を使用している。
【0008】
【実施例】
発明の実施例について、次の、実施例1、実施例2、及び実施例3により、図面を参照して説明する。
【0009】
実施例1
図1,図2,図3,図4,図5,図6,図7,及び図8は、この発明の実施例1を示すものである。
図5は隅棟材2、図6は隅棟覆材3、図7は継手部材4、及び図8は捨板5の隅棟部材9を示す。
【0010】
A.図3,及び図4は、実施例1の屋根板1を示す図面であり、
a.表面材6の金属板6aを成形して、
b.ほぼ平坦な屋根坦面1aの一側端をくの字形に裏面側に折り曲げ、さらに鋭角に裏面側に折り曲げて差込片1bを形成し、
c.前記屋根坦面1aの他側端をU字形に表面側に折り返し、さらにU字形に折り返した嵌合片1cと、その嵌合片1cと前記屋根坦面1aから構成する嵌合溝1dとを形成し、そして、クランク状に裏面側に折り曲げた、釘打片1eを形成し、
d.そして、その成形した表面材6の裏面側に、裏面材7bにより覆われた発泡ウレタン樹脂である発泡性樹脂7aによる、差込片1b側に厚い、ほぼ断面くさび状の裏打材7を形成し、
e.その長手方向の一端に、前記表面材6の差込片1bと嵌合片1cと釘打片1eとを切り欠いた部分を延長した、次の様な下受片1fを形成し、
イ.裏打材7の端部より、表面側に開口する浅い皿状に成形し、
f.また、長手方向の他端を、前記表面材6の差込片1bを切り欠いた部分を延長した、次の様な上覆片1gを形成する。
イ.裏打材7の端部より、前記屋根坦面1aと差込片1bとの間とを、下受片1fの幅程度延長した先端を裏面側に曲げる。
【0011】
B.図5(a)と(b)に示す、実施例1での隅棟材2は、
a.前記屋根板1の表面材6とほぼ同様な構成で、次の様に隅棟材2の表面材6に対応して、
イ.屋根坦面1aが屋根基面2aに対応し、
ロ.差込片1bが差込端2bに対応し、
ハ.嵌合片1cが嵌合端2cに対応し、
ニ.嵌合溝1dが嵌合隙2dに対応し、
ホ.釘打片1eが釘打端2eに対応し、
ヘ.下受片1fが下受端2fに対応し、
ト.上覆片1gが上覆端2gに対応して、
b.そして、その表面材6の裏面に裏打材7を形成し、
c.その、下受端2fと上覆端2gから、ほぼ一定の距離で、それぞれ、差込端2bからほぼ45度程度の鋭角で対称に切断した、斜断端2hを構成した1対の隅棟材2を形成し、
d.その、斜断端2hから、後記する隅棟覆材3が挿入可能な幅に亘って、次の部位を切り欠いている。
イ.差込端2bと嵌合端2cと釘打端2eと
ロ.裏打材7
【0012】
C.図6に示す、実施例1での隅棟覆材3は、
a.表面材6を成形して、
イ.矢羽根形の平面形をして、断面が山形で表面側に突起する被覆面3aの両側端を、U字形に裏面側に折り曲げて挿入片3bを形成し、
ロ.その被覆面3aの突起した先端側を、くの字形に裏面側に折り曲げて、被覆前面3eを形成している。
【0013】
D.図7に示す、実施例1の継手部材4は、
a.金属板6aを成形して、
イ.矢羽根形の平面形をして、断面が山形で表面側に突起し、後端側が表面側に開口する、浅い皿状を呈した継手板4aの両側端を、こぶ状に肥厚して折り返して、さらに、U字形に折り返して、その先端を略S字形にくびれさせた嵌合板4bと、
ロ.その嵌合板4bと継手板4aとにより、断面略丸底とっくり型の、嵌合凹4cを形成している。
【0014】
E.図8に示す、実施例1の捨板5は、
a.矩形の金属板6aを成形して、
イ.断面が山形で、その両側端をU字形に表面側に折り返した捨板面5aを形成する。
【0015】
F.図1及び図2に示す、実施例1の隅棟構造は、次の様に施工する。
a.隅棟部の下地10に捨板5を施工し、
イ.その捨板5の捨板面5aの稜線に、一対の隅棟材2の斜断端2hの先端を合わせて施工し、隅棟面継8bを形成し、
ロ.それらの隅棟材2に屋根板1を次の様に接続して、屋根面継8aの接続部8を形成し、
○隅棟材2の下受端2fに、屋根板1の上覆片1gを被せて、
○隅棟材2の上覆端2gを、屋根板1の下受片1fに被せる。
ハ.次に、隅棟面継8bにおいて施工した一対の隅棟材2の斜断端2hを、継手部材4の嵌合凹4cに挟み込み、その継手部材4を隅棟材2の先端まで上方から差し込み、
ニ.そして、その差し込んだ継手部材4の嵌合板4bと、隅棟材2の屋根基面2aとの間に、隅棟覆材3の挿入片3bを差し込んで、その隅棟覆材3を下方から差し込み施工する。
b.次に、上記により施工された、隅棟材2の嵌合隙2dと、それに接続する屋根板1の嵌合溝1dに、次の段の隅棟材2の差込端2bを差し込み施工し、
c.続けて、上記ロ〜ニを施工し、
d.上記bとcを繰り返し屋根面を施工する。
【0016】
実施例2
図3,図4,図6,図8,図9,図10,及び図11は、この発明の実施例2を示すものである。
図11は隅棟材2、図6は隅棟覆材3、及び図8は捨板5の、隅棟部材9を示す。
【0017】
A.実施例2の屋根板1は、図3及び図4に示す、実施例1と同じものである。
【0018】
B.図11(a)と(b)に示す、実施例2での隅棟材2は、
a.実施例1の隅棟材2とほぼ同様な構成で、次の点が異なる。
イ.斜断端2hの差込端2bからの角度が、45度より大きな、ほぼ屋根勾配に応じた角度になり、
ロ.斜断端2hからU字形に表面側に折り返した折返端2iを形成する。
【0019】
C.実施例2での隅棟覆材3は、図6に示す、実施例1と同じものである。
【0020】
D.実施例2の捨板5は、図8に示す、実施例1と同じものである。
【0021】
E.図9及び図10に示す、実施例2の隅棟構造は、次の様に施工する。
a.隅棟部の下地10に捨板5を施工し、
イ.その捨板5の捨板面5aの稜線に、一対の隅棟材2の斜断端2hを合わせて施工し、隅棟面継8bを形成し、
ロ.それらの隅棟材2に屋根板1を次の様に接続して、屋根面継8aの接続部8を形成し、
○隅棟材2の下受端2fに、屋根板1の上覆片1gを被せて、
○隅棟材2の上覆端2gを、屋根板1の下受片1fに被せる。
ハ.次に、隅棟材2の折返端2iと屋根基面2aとの間に、隅棟覆材3の挿入片3bを差し込んで、隅棟覆材3を下方から差し込み施工する。
b.次に、上記により施工された、隅棟材2の嵌合隙2dと、それに接続する屋根板1の嵌合溝1dに、次の段の隅棟材2の差込端2bを差し込み施工し、
c.続けて、上記ロ、ハを施工し、
d.上記bとcを繰り返し屋根面を施工する。
【0022】
実施例3
図3,図4,図5,図8,図12,図13,及び図15は、この発明の実施例3を示すものである。
図5は隅棟材2、図14は隅棟覆材3、図15は継手部材4、及び図8は捨板5の隅棟部材9を示す。
【0023】
A.実施例3の屋根板1は、図3及び図4に示す、実施例1と同じものである。
【0024】
B.実施例3での隅棟材2は、図5(a)と(b)に示す、実施例1と同じものである。
【0025】
C.図14に示す、実施例3での隅棟覆材3は、
a.表面材6を成形して、
イ.矢羽根形の平面形をして、断面が山形で表面側に突起する被覆面3aの両側端を、U字形に裏面側に折り曲げて、さらにクランク状に裏面側に折り曲げ、稜線部で鋭角に表面側に折り曲げて被覆裏面3cを形成し、
ロ.その被覆裏面3cの稜線部において、両側端からの表面材6が背中合わせに突起し、その先端が鋭角に表面側に折れ曲げられた係止片3dを持つ、次の様な、挿入片3bを形成し、
○先端側が幅広く、屋根板1の断面の傾きに合わせた、傾斜した挿入片3bとしている、
ロ.前記被覆面3aの突起した先端側を、くの字形に裏面側に折り曲げて、被覆前面3eを形成している。
【0026】
D.図15に示す、実施例3の継手部材4は、
a.矩形の金属板6aを成形して、
イ.底部の断面が山形で表面側に突起した、表面側に開口する次の様な嵌合板4bにより、嵌合凹4cが形成され、
○相対する2枚の折り返した金属板6aの先端を、鋭角に内側に折り曲げて嵌合板4bとし、
ロ.その嵌合板4bの両外側をくの字形に表面側に折り曲げ、さらに、その両側端を、こぶ状に肥厚して折り返して、継手板4aを形成している。
【0027】
E.実施例3の捨板5は、図8に示す、実施例1と同じものである。
【0028】
F.図12及び図13に示す、実施例3の隅棟構造は、次の様に施工する。
a.隅棟部の下地10に捨板5を施工し、
b.その捨板5の捨板面5a上に、継手部材4の継手板4aを施工し、
イ.その継手部材4の嵌合板4bに、一対の隅棟材2の斜断端2hの先端を合わせて施工し、隅棟面継8bを形成し、
ロ.それらの隅棟材2に屋根板1を次の様に接続して、屋根面継8aの接続部8を形成し、
○隅棟材2の下受端2fに、屋根板1の上覆片1gを被せて、
○隅棟材2の上覆端2gを、屋根板1の下受片1fに被せる、
ハ.次に、施工した隅棟面継8bの一対の隅棟材2の斜断端2hを、継手部材4の嵌合凹4cに隅棟覆材3の挿入片3bを差し込んで、隅棟覆材3により覆い施工する。
c.次に、上記により施工された、隅棟材2の嵌合隙2dと、それに接続する屋根板1の嵌合溝1dに、次の段の隅棟材2の差込端2bを差し込み施工し、
d.続けて、上記ロ、ハを施工し、
e.上記cとdを繰り返し屋根面を施工する。
【0029】
【発明の効果】
上記のような、この発明による屋根板には、次の様な効果がある。
【0030】
A.屋根板と次の段の屋根板との間に防水板を挟む必要がなくなり、
a.屋根板と次の段の屋根板との嵌合が緩みない嵌合状態になり、防水性が向上し、
B.防水板の下端を、次の段の屋根板の下端により挟みながら、同時に防水板と嵌合板の間に斜断端を差し込む必要がなくなり、
a.施工が容易になる。
【0031】
B.施工現場において、屋根板を切断した隅棟材による場合は、
a.隅棟材の長さを適宜調整可能になり、
b.隅棟部材の種類が減少し、
c.屋根材の切断残りの有効活用が可能になる。
【0032】
C.裏面に裏打材を裏打ちした屋根板、あるいは隅棟材の場合は、
a.断熱性が向上し、
イ.すがもれ防止になり、
ロ.屋根の断熱性能が向上し、
b.耐風圧強度が向上し、
c.遮音性能が向上する。
【0033】
D.隅棟覆材を挿入可能にした隅棟材を、継手部材により連結する隅棟部材の場合、
a.一種類の隅棟部材により広い範囲の屋根勾配に適用可能になり、
イ.製品の勾配対応種類を少なくできる。
【0034】
E.隅棟材の斜断端を折り返した折返端と屋根基面間に、隅棟覆材の挿入片を差し込む隅棟部材の場合、
a.継手部材を必要とせず、
イ.製品の種類を少なくできる。
【0035】
F.浅い皿状を呈した継手板と嵌合板とにより、一対の隅棟材の斜断端を挟み込む継手部材により、隅棟材を連結する隅棟部材の場合、
a.斜断端への雨水の浸入を多重な遮断機構により遮断し、
イ.防水機能が向上する。
【0036】
G.相対する嵌合板による嵌合凹に、隅棟覆材の係止片を持つ挿入片を差し込む隅棟部材の場合、
a.嵌合板が隅棟覆材を支えて、強度が向上し、
イ.耐風圧強度が向上する。
【0037】
H.工場生産の隅棟部材とした隅棟材による場合は、
a.施工精度が向上し、
イ.防水機能が向上し、
b.施工手間が省ける。
【0038】
I.裏面に裏打材を裏打ちした屋根板、あるいは隅棟材による隅棟構造の場合は、
a.裏面材を剥離する手間が省け、
イ.施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の施工状態を示す一部省略斜視図
【図2】実施例1の施工状態を示す一部省略断面図
【図3】実施例1、実施例2,及び実施例3の屋根板表面の一部省略斜視図
【図4】実施例1、実施例2,及び実施例3の屋根板裏面の一部省略斜視図
【図5】実施例1及び実施例3の隅棟材の一部省略斜視図
【図6】実施例1及び実施例2の隅棟覆材の一部省略斜視図
【図7】実施例1の継手部材の斜視図
【図8】実施例1の捨板の斜視図
【図9】実施例2の施工状態を示す一部省略斜視図
【図10】実施例2の施工状態を示す一部省略断面図
【図11】実施例2の隅棟材の一部省略斜視図
【図12】実施例3の施工状態を示す一部省略斜視図
【図13】実施例3の施工状態を示す一部省略断面図
【図14】実施例3の隅棟覆材の一部省略斜視図
【図15】実施例3の継手部材の一部省略斜視図
【符号の説明】
1 屋根板
2 隅棟材
3 隅棟覆材
4 継手部材
5 捨板
6 表面材
7 裏打材
8 接続部
9 隅棟部材
10 下地
Claims (8)
- 金属板を成形し、平坦な屋根坦面の一側端を折り曲げた差込片と、前記屋根坦面の他側端を折り返した嵌合溝とを形成し、前記差込片を嵌合溝に嵌合して連続施工し、その両端に長手方向に連結する機能を持つ、金属板による横葺屋根板の隅棟部の連結構造に使用する隅棟部材に関して、前記屋根板の屋根坦面と差込片と嵌合溝が、屋根基面と差込端と嵌合端とにそれぞれ対応し、差込端に対して、ほぼ45度程度の鋭角に屋根基面を切断した斜断端を構成した、その斜断端の他力の端部に屋根板の長手方向に連結する機能を持つ隅棟材と、その差込端に対して対称に屋根基面を切断した斜断端を持ち、その斜断端の他方の端部に屋根板の長手方向に連結する機能を持つ他の隅棟材とによる、一対の隅棟材と、その隅棟材に固定機構を介して固定し、斜断端を被覆する隅棟覆材とを組み合わせた事を特徴とする隅棟部材。
- 施工現場において、屋根板を切断した隅棟材を使用する事を特徴とする請求項1記載の隅棟部材。
- 隅棟材の裏面に、裏打材を裏打ちした事を特徴とする隅棟材を使用する事を特徴とする、請求項1あるいは請求項2記載の隅棟部材。
- 金属板を成形し、断面が山形で表面側に突起し浅い皿状を呈した継手板と、その両側をU字形に折り返した嵌合板とにより、一対の隅棟材の斜断端を挟み込む継手部材により、隅棟材を連結し、前記嵌合板と隅棟材間に、前記斜断端を被覆する隅棟覆材の挿入片を差し込む固定機構を特徴とする請求項1〜3記載の隅棟部材。
- 一対の隅棟材の斜断端を折り返した折返端と屋根基面間に、前記斜断端を被覆する隅棟覆材の挿入片を差し込む固定機構を特徴とする請求項1〜3記載の隅棟部材。
- 金属板を成形し、相対する鋭角に内側に折れ曲げた嵌合板による嵌合凹を形成した継手部材により、前記斜断端を被覆する隅棟覆材の、被覆面の裏面側に係止片を持つ挿入片を、前記継手部材の嵌合凹に差し込む固定機構を特徴とする請求項1〜3記載の隅棟部材。
- 請求項1〜6記載の、隅棟部材を使用して施工する事を特徴とする隅棟構造。
- 屋根板と隅棟材の少なくとも一方の裏面に、裏打材を裏打ちする事を特徴とする請求項7記載の隅棟構造。
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