JP3740574B2 - 屋根板および屋根構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、表面材と裏面材との間に発泡性樹脂の裏打材を裏打ちした、表面材を成形した差込片と、その差込片に段差のある屋根坦面とを継ぐ立上部からなる差込部と、その差込片に嵌合する嵌合部との間に、屋根面を構成する屋根坦面と他の段差のある屋根坦面とを継ぐ立上部を、少なくとも1箇所以上持つ屋根板とその屋根板を使用する屋根構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、表面材に発泡性樹脂の裏打材を裏打ちした、立上部を持つ差込部と屋根坦面及び嵌合部からなる表面材による屋根板には、
a.特許第2847241号公報と
b.昭59−102722号公報とに記載された、次の構成の技術がある。
イ.立上部を持つ差込部と屋根坦面及び嵌合部からなる表面材に、
ロ.発泡性樹脂性シートを接着や、
ハ.略楔形の屋根板発泡材を添設した、屋根板となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の屋根板には、次の問題がある。
A.立上部を持つ差込部と屋根坦面及び嵌合部からなる表面材による屋根板ではa.屋根坦面が屋根面を主に構成し、
b.立上部が強度を主に担当し、
c.差込部と嵌合部が屋根板の連結と取付機能を担う為、
d.屋根坦面の割合が相対的に低くなり、コストアップしていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、表面材と裏面材との間に発泡性樹脂の裏打材を裏打ちした、差込部と屋根坦面及び嵌合部からなる表面材による屋根板について、屋根坦面と他の段差のある屋根坦面との間を継ぐ立上部を、少なくとも1箇所以上持つ屋根板と、その屋根板を使用する屋根構造とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
A.この発明による表面材は、
a.次に代表される金属板や、
イ.塗装亜鉛メッキ鋼板
ロ.塗装ステンレス鋼板
ハ.銅板
ニ.アルミニウム合金板
ホ.合成樹脂シート張り合わせ金属板等
b.次に代表される合成樹脂板を成形している。
イ.塩化ビニル樹脂板
ロ.ポリプロピレン樹脂板
ハ.ポリカーボ樹脂板
ニ.アクリル樹脂板等を
【0006】
B.この発明に使用される裏打材は、
a.次に代表される発泡性樹脂と、
イ.硬質発泡ウレタン樹脂
ロ.発泡フェノール樹脂
ハ.発泡スチレン樹脂等
b.次に代表される裏面材とを積層している。
イ.はり合わせアルミニウム箔
ロ.スチールペーパー
ハ.ポリエチコートクラフト紙
ニ.アルミ蒸着紙
ホ.合成樹脂シート等
【0007】
C.この発明による、継手部材は
a.次に代表されるシートを成形した部材や、
イ.合成樹脂シート
ロ.金属シート
ハ.合成樹脂シートはり合わせ金属シート
b.あるいは、合成樹脂を成型した部材や、
c.あるいは、aとbとの組み合わせの部材を使用している。
【0008】
【実施例】
発明の実施例について、次の、実施例1、実施例2、実施例3、及び実施例4により、図面を参照して説明する。
【0009】
実施例1
図1(a),図2(a),図3,図4,図5,及び図6は、この発明の実施例1を示すものである。
【0010】
A.図1(a),図2(a),図3,及び図4は、実施例1の屋根板1を示す図面であり、
a.ほぼ平坦な表面材2の一側端を円弧状に裏面側に折り曲げ、さらに鋭角に裏面側に折り曲げて立上部5と、その先端に差込片4aを構成する、差込部4を形成し、
b.前記差込部4の他側部に連なるほぼ平坦な屋根坦面6をL字形に表面側に折り曲げ、さらに円弧状に裏面側に折り曲げて立上部5を形成し、
c.さらに屋根坦面6が連なり、その先端をU字形に表面側に折り返しさらにU字形に折り返した嵌合片7aと、その嵌合片7aと前記屋根坦面6から構成する嵌合溝7bとを形成し、
d.そして、クランク状に裏面側に折り曲げた、釘打片7cを持つ嵌合部7を形成し、
e.そして、その成形した表面材2の裏面側に、裏面材3bにより覆われた発泡ウレタン樹脂である発泡性樹脂3aによる、差込片4a側に厚いほぼ断面くさび状の2連の裏打材3を形成し、
f.その長手方向の両端を、表面材2と裏打材3とを定尺に切断して接続端部8aを形成した屋根板1とする。
【0011】
B.図5(a)と(b)に示す、実施例1での継手部材9の継手カバー9aは、a.金属板2aを成形して、
イ.ほぼ平坦で、両側縁をくの字に裏面側に折り曲げた被覆面9bを構成し、
ロ.さらにU字形に折り返して被覆裏面9cを構成し、
ハ.そして、その被覆裏面9cの、ほぼ中央に直角に折れ曲がり、先端に交互に突起した、次の構成の切起突起9dを持つ差込板9eを構成し、
○切起突起9dは、金属板2aをほぼ皿状に断続的に突起させ、その金属板2aの底部側の一部が切断され、金属板2aのほぼ板厚の数倍程度の段差を形成している。
【0012】
C.図5(c)に示す、実施例1での継手部材9の継手受9fは、
a.合成樹脂6を成形して、
イ.平坦で2条の突起を持つ釘打板9gを構成し、
ロ.その釘打板9gのほぼ中央から次の構成の嵌合板9hが突起し、
○嵌合板9hはほぼ音叉形で、先端の両内側面に複数の、次の構成の鋸歯突起9iを形成し、
○鋸歯突起9iは断面が長辺と短辺により構成され、その短辺がほぼ嵌合板9hに直交し、長辺が前記の先端部側に位置する。
【0013】
D.図6に示す、実施例1の屋根板1と、その接続部8の施工法は、
a.屋根下地10に継手受9fを固定し、
b.その継手受9fの両外側に、次の様に屋根板1の接続端部8aを沿わして複数固定して施工し、
イ.固定した屋根板1の嵌合溝7bに、他の屋根材1の差込片4aを差し込み、その釘打片7cを屋根下地10に釘打ち固定し、
ロ.イを繰り返し複数の屋根板1を施工する。
c.次に、固定した継手受9fに、次の様に前記継手カバー9aを施工し、
イ.その継手受9fの嵌合板9hに、
ロ.前記の継手カバー9aの差込板9eを差し込み、
ハ.前記継手受9fの鋸歯突起9iにより、継手カバー9aの切起突起9dを引っかけて保持し、
ニ.前記屋根板1の接続端部8aを継手カバー9aにより覆う。
【0014】
実施例2
図1(b),図2(b),図7,図8,及び図9は、この発明の実施例2を示すものである。
【0015】
A.図1(b),図2(b),図7,及び図8は、実施例2の屋根板1を示す図面であり、
a.ほぼ平坦な表面材2の一側端をくの字形に裏面側に折り曲げ、さらに鋭角に裏面側に折り曲げて立上部5と、その先端に差込片4aを構成する、差込部4を形成し、
b.前記差込部4の他側部に連なるほぼ平坦な屋根坦面6をくの字形に表面側に折り曲げ、さらにくの字形に裏面側に折り曲げて立上部5を形成し、
c.そして次に連なる屋根坦面6をくの字形に表面側に折り曲げ、さらにくの字形に裏面側に折り曲げてさらなる立上部5を形成し、
d.さらに屋根坦面6が連なり、その先端をU字形表面側に折り返しさらにU字形に折り返した嵌合片7aと、その嵌合片7aと前記屋根坦面6から構成する嵌合溝7bとを形成し、
e.そして、クランク状に裏面側に折り曲げた、釘打片7cを持つ嵌合部7を形成し、
f.そして、その成形した表面材2の裏面側に、裏面材3bにより覆われた発泡ウレタン樹脂である発泡性樹脂3aによる、差込片4a側に厚いほぼ断面くさび状の3連の裏打材3を形成し、
g.その長手方向の一端に、前記表面材2の差込片4aと嵌合片7aと釘打片7cとを切り欠いた部分を延長した、次の様な下受片8bを形成し、
イ.裏打材3の端部より、表面側に開口する浅い皿状に成形し、
h.また、長手方向の他端を、前記表面材2の差込片4aを切り欠いた部分を延長した、次の様な上覆片8cを形成する。
イ.裏打材3の端部より、前記屋根坦面6と立上部5とを、下受片8bの幅程度延長した先端を裏面側に曲げる。
【0016】
B.図9に示す、実施例2の屋根板1と、その接続部8の施工法は、
a.屋根下地10に一連の屋根板1を複数、次の様に施工し、
イ.固定した屋根板1の嵌合溝7bに、他の屋根材1の差込片4aを差し込み、その釘打片7cを屋根下地10に釘打ち固定し、
ロ.イを繰り返し複数の屋根板1を施工する。
b.次に、それらの屋根板1の下受片8bを覆って、上覆片8cを重ねて他の一連の屋根板1を施工する。
【0017】
実施例3
図1(c),図2(c),図10,図11,図12,及び図13は、この発明の実施例3を示すものである。
【0018】
A.図1(c),図2(c),図10,及び図11は、実施例3の屋根板1を示す図面であり、
a.ほぼ平坦な表面材2の一側端を鋭角的に裏面側に折り曲げ、さらにくの字形に裏面側に折り曲げて立上部5と、その先端に差込片4aを構成する、差込部4を形成し、
b.前記差込部4の他側部に連なるほぼ平坦な屋根坦面6を鋭角的に表面側に折り曲げ、さらにくの字形に裏面側に折り曲げ、さらに鋭角的に裏面側に折り曲げて立上部5を形成し、
c.さらに屋根坦面6が連なり、その先端をU字形表面側に折り返しさらにU字形に折り返した嵌合片7aと、その嵌合片7aと前記屋根坦面6から構成する嵌合溝7bとを形成し、
d.そして、クランク状に裏面側に折り曲げた、釘打片7cを持つ嵌合部7を形成し、
e.そして、その成形した表面材2の裏面側に、裏面材3bにより覆われた発泡ウレタン樹脂である発泡性樹脂3aによる、差込片4a側に厚いほぼ断面くさび状の2連の裏打材3を形成し、
f.その長手方向の両端を裏打材3の端部より、表面材1を延長し、さらに前記屋根坦面6を裏面側に鋭角に折り曲げた引掛片8dを形成する。
【0019】
B.図12に示す、実施例3での継手部材9は、
a.細幅の矩形の金属板2aにより、次の様な引掛板9jに成形し、
イ.平坦な面の両側縁を鋭角に表面側に折り曲げて引掛爪9kを構成し、
ロ.その一端をL字形に裏面側に折り曲げ、屋根板1の屋根坦面6と立上部5に合わせて、ほぼクランク状に表面側に折り曲げ、
b.少し幅広の矩形の金属板2aにより、次の様な継捨板91に成形し、
イ.平坦な面の両側縁をU字形に表面側に折り曲げて雨返爪9mを構成し、
ロ.その一端をL字形に裏面側に折り曲げ、屋根板1の屋根坦面6と立上部5に合わせて、ほぼクランク状に表面側に折り曲げ、その他端をL字形に表面側に折り曲げ、
c.前記継捨板91のほぼ中央表面側に、引掛板9jを取り付けている。
【0020】
C.図13に示す、実施例3の屋根板1と、その接続部8の施工法は、
a.屋根下地10に一連の屋根板1を複数、次の様に施工し、
イ.屋根板1の両端の引掛片8dに、それぞれ、継手部材9の引掛板9jを引っ掛けて、その屋根板1を固定し、次に、その嵌合溝7bに、継手部材9を引っ掛けた他の屋根材1の差込片4aを差し込み、その釘打片7cを屋根下地10に釘打ち固定し、
ロ.イを繰り返し複数の屋根板1と継手部材9とを施工する。
b.次に、それらの施工された継手部材9の他方の引掛板9jに、一方の引掛片8dに継手部材を引っ掛けた屋根板1の、他方の引掛片8dを引っ掛けて施工する。
【0021】
実施例4
図1(d),図2(d),図14,図15,図16,及び図17は、この発明の実施例4を示すものである。
【0022】
A.図1(d),図2(d),図14,及び図15は、実施例4の屋根板1を示す図面であり、
a.ほぼ平坦な表面材2の一側端を鋭角的に裏面側に折り返して立上部5と、その先端に差込片4aを構成する、差込部4を形成し、
b.前記差込部4の他側部に連なるほぼ平坦な面と、わずかに裏面側に屈曲した面とによる屋根坦面6を構成し、
c.その屋根坦面6を鋭角的に表面側に折り曲げ、さらに鋭角的に裏面側に折り曲げて立上部5を形成し、
d.さらにほぼ平坦な面と、わずかに裏面側に屈曲した面とによる屋根坦面6が連なり、
c.その屋根坦面6を鋭角的に表面側に折り曲げ、さらに鋭角的に裏面側に折り曲げて次の立上部5を形成し、
e.さらにまた、ほぼ平坦な面と、わずかに裏面側に屈曲した面とによる屋根坦面6が連なり、
f.その先端をU字形表面側に折り返しさらにU字形に折り返した嵌合片7aと、その嵌合片7aと前記屋根坦面6から構成する嵌合溝7bとを形成し、
g.そして、クランク状に裏面側に折り曲げた、釘打片7cを持つ嵌合部7を形成し、
h.そして、その成形した表面材2の裏面側に、裏面材3bにより覆われた発泡ウレタン樹脂である発泡性樹脂3aによる、差込片4a側が厚い板状で途中より断面くさび状になる3連の裏打材3を形成し、
i.その長手方向の両端を裏打材3の端部より、表面材1の嵌合片7aを除いた部分を延長した挟込片8eを形成する。
【0023】
B.図16に示す、実施例4での継手部材9は、
a.細幅の矩形の金属板2aにより、次の様な継手カバー9aを成形し、
イ.平坦な面の両側縁をU字形に裏面側に折り曲げて、さらにU字形に表面側に折り曲げて挟持溝9oを構成し、
ロ.その一端の挟持溝9o以外を延長し、L字形に裏面側に折り曲げ、
ハ.他端を屋根板1の屋根坦面6に合わせて、わずかに裏面側に屈曲し、
b.矩形の金属板2aにより、次の様な継捨板91を成形し、
イ.平坦な面の両側縁をU字形に表面側に折り曲げて挟持板9nを構成し、
ロ.その一端をL字形に表面に折り曲げ、屋根板1の屋根坦面6と嵌合片7aに合わせて、わずかに裏面側に屈曲し、
c.前記継手カバー9aの挟持溝9oに、前記継捨板91の挟持板9nをはめ込み取り付けている。
【0024】
C.図17に示す、実施例4の屋根板1と、その接続部8の施工法は、
a.屋根下地10に一連の屋根板1を複数、次の様に施工し、
イ.固定した屋根板1の嵌合溝7bに、他の屋根材1の差込片4aを差し込み、その釘打片7cを屋根下地10に釘打ち固定し、
ロ.イを繰り返し複数の屋根板1と継手部材9とを施工する。
b.次に、それらの施工された屋根板1の両端の挟込片8eを、継手部材9の挟持溝9oと挟持板9nとにより挟み、その継手部材9を取り付け、
c.次に、それらの継手部材9の挟持溝9oと挟持板9nとの隙間に、他の屋根板1の挟込片8eを差し込み施工し、
d.bとcとを繰り返し施工する。
【0025】
【発明の効果】
上記のような、この発明による屋根板には、次の様な効果がある。
【0015】
A.差込部と嵌合部との間に、屋根坦面と他の段差のある屋根坦面との間を継ぐ、少なくとも1箇所以上の立上部を持つ屋根板では、
a.屋根坦面の割合が広くなり、屋根面の材料効率がよくなる、
b.立上部が増加し、強度が強くなる、
c.屋根板の連結と取付機能を担う、差込部と嵌合部の割合が低下し、
d.屋根坦面の割合が相対的に高くなり、コストダウンする。
【0026】
B.本発明による屋根構造では、屋根材への釘打ち固定作業、あるいは吊子止め作業が相対的に減少し、作業性が向上する。
【0027】
C.継手受と継手カバーによる継手部材により、屋根板を挟み接続する屋根構造の場合、屋根板が簡単になり、生産性と施工性が向上する。
【0028】
D.屋根板の表面材の少なくとも長手方向の一方を裏打材から延長し、延長した表面材を、他の屋根板に重ねて接続する屋根構造の場合、継手部材が不要になり、施工性が向上する。
【0029】
E.屋根板の表面材の少なくとも長手方向の一方を裏打材から延長し、延長した表面材を折り曲げて引掛片とし、その引掛片に引っ掛かる継手部材により、他の屋根材を接続する屋根構造の場合、継手部材により強力に接続可能になり、耐風圧強度が向上する。
【0030】
F.屋根板の表面材の少なくとも長手方向の一方を裏打材から延長し挟込片とし、その挟込片を挟み込む継手部材により、他の屋根材を接続する屋根構造の場合、継手部材により接続する位置が容易に変更可能になり、意匠性と作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1、実施例2、実施例3、及び実施例4の屋根板の端面図
【図2】実施例1、実施例2、実施例3、及び実施例4の屋根板の一部省略端面図
【図3】実施例1の屋根板表面の斜視図
【図4】実施例1の屋根板裏面の一部省略斜視図
【図5】実施例1の継手部材の一部省略斜視図
【図6】実施例1の施工状態の一部省略斜視図
【図7】実施例2の屋根板表面の一部省略斜視図
【図8】実施例2の屋根板裏面の一部省略斜視図
【図9】実施例2の施工状態の一部省略斜視図
【図10】実施例3の屋根板表面の一部省略斜視図
【図11】実施例3の屋根板裏面の一部省略斜視図
【図12】実施例3の継手部材の斜視図
【図13】実施例3の施工状態の一部省略斜視図
【図14】実施例4の屋根板表面の一部省略斜視図
【図15】実施例4の屋根板裏面の一部省略斜視図
【図16】実施例4の継手部材の一部省略斜視図
【図17】実施例4の施工状態の一部省略斜視図
【符号の説明】
1 屋根板
2 表面材
3 裏打材
4 差込部
5 立上部
6 屋根坦面
7 嵌合部
8 接続部
9 継手部材
10 屋根下地

Claims (9)

  1. 表面材と裏面材との間に発泡性樹脂の裏打材を裏打ちした屋根板において、長尺の表面材の一側端を成形した差込片と、その差込片に対して段差を持つ屋根坦面とを継ぐ立上部を持つ差込部と、その差込部に嵌合する次のような嵌合部を構成し、その嵌合部は屋根坦面の差込片に対する他側部を表面側に折り返しさらに折り返した嵌合片を形成し、その嵌合片と屋根坦面とにより嵌合溝を形成し、その嵌合溝に他の屋根板の差込片が差し込まれ嵌合する嵌合部とし、その嵌合部を屋根下地に固定し、前記の裏打材は差込片側に厚い断面の裏打材とし形成され、前記の嵌合部との間に、屋根面を構成する屋根坦面と他の段差のある屋根坦面との間を継ぐ立上部を、少なくとも1箇所以上持つ事を特徴とする屋根板。
  2. 請求項1記載の屋根板を施工する事を特徴とする屋根構造。
  3. 屋根板の接続部を覆う継手カバーと、その継手カバーを固定する継手受とによる継手部材により、屋根板を挟み接続する事を特徴とする、請求項2記載の屋根構造。
  4. 屋根板の表面材の少なくとも長手方向の一方を裏打材から延長する事を特徴とする請求項1記載の屋根板。
  5. 請求項4記載の屋根板の、延長した表面材を、他の屋根板に重ねて接続する事を特徴とする、請求項2記載の屋根構造。
  6. 屋根板の表面材の少なくとも長手方向の一方を裏打材から延長し、延長した表面材の端部を折り曲げて引掛片とする事を特徴とする請求項1記載の屋根板。
  7. 請求項6記載の屋根板の、引掛片に引っ掛かる継手部材を介して、他の屋根材を接続する事を特徴とする、請求項2記載の屋根構造。
  8. 屋根板の表面材の長手方向に裏打材から少なくとも一方を延長し挟込片とする事を特徴とする請求項1記載の屋根板。
  9. 請求項7記載の屋根板の、挟込片を挟み込む継手部材により、他の屋根材を接続する事を特徴とする、請求項2記載の屋根構造。
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