JP3940545B2 - 建築板及びその塗装方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は建築板、特に表面に塗膜による模様を形成した建築板であって、特定の模様部分を他の模様と明確に色分けできるようにした建築板とその塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
建物の表面材として窯業系などの建築板が用いられる。通常、セメント板、セメント珪酸カルシウム板などの基板表面に、エンボス加工あるいは切削加工などにより縦横に溝部が形成され、例えば、レンガ調、タイル調などの方形状の凹凸模様が付けられる。凹凸模様が付けられた基板表面に、シーラ剤の塗布、下地塗装などが行われ、その上に、建築板の付加価値を高めまた耐候性を持たせるなどの目的で、中塗り塗装や上塗り塗装(仕上げ塗装)がされて、基板表面に化粧塗膜が付けられる。
【0003】
塗装方法としては、ロールコータ塗装、スプレー塗装などが古くから用いられてきたが、近年、インクジェット塗装が注目されてきている。インクジェット塗装は、塗装しようとする柄模様に応じたパターンデータを予めコンピュータにインプットしておき、パターンデータに基づいてバルブ制御装置を制御して、インクジェットプリンターのノズルから所望の色を噴出して所望の柄模様を形成するものである。このように、インクジェット塗装は、コンピュータに記憶されたパターンデータを利用して柄模様を形成するために、広狭いろいろな模様パターンを容易に形成できる利点がある(なお、インクジェット塗装については、特開平9−150111号公報、特許第2784529号公報などに詳細に記載されており、ここでは詳細な説明は省略する)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記のように、インクジェット塗装は、塗装ヘッドのノズルから所望の色の塗料を拡散状態に噴霧し基板表面に塗布するものであり、模様の境界線をはっきりとさせることは通常できない。また、塗料をノズルから噴出させることから、粘度の低い塗料が用いられる傾向にあり、塗布された塗料が乾燥前に不必要に流れ出ることがある。そのために、いわゆるぼかし模様などを望む場合にはインクジェット塗装は好ましい結果をもたらすが、逆に、特定の模様部分が他の模様と明確に色分けされたような柄模様を形成することを望む場合には、必ずしも所望の結果を得られない。
【0005】
例えば、図7a、図7bに示すように、基板10の表面に、凹模様としての溝11と凸模様としての凸模様部12が形成されており、該凸模様部12は斜面部13と凸部表面14とで形成されるような建築板において、インクジェット塗装により、前記凸部表面14の領域を他の領域(溝11及び斜面部13)と明確に色分けして塗装する場合を考える。通常、建築板の表面には全面に、ロールコータ塗装あるいはスプレー塗装により、シーラ剤が塗布され、その上に適宜の色調の中塗り塗装が施されており、該中塗り塗料の色とは明らかに異なる色により、凸部表面14のみを模様の境界線が例えば稜線部分Rではっきり区分け(色分け)されるようにして塗装しなければならない。
【0006】
その場合、図7bに示すように、塗装ヘッドのノズル20から塗料21を左右の稜線幅いっぱいになるようにして凸部表面14に向けて噴出すると、どうしても、塗布された塗料の一部が斜面13に沿って矢印のように流下してしまい、その部分でぼけが生じる。それを回避すべくより狭い幅に塗料を噴出すると、流下することはないとしても、噴霧される塗料の周辺における濃淡により稜線の内側部分にぼけが生じる。このことは、図7に示すような表面に凹凸模様を持つ建築板の場合に限らず、平坦な表面の建築板に明確に区分けされた塗膜模様をインクジェット塗装により形成しようとする場合でも、同様に生じる。また、インクジェット塗装によらず、刷毛塗りなど他の塗装法による場合でも、粘度の低い塗料を用いる場合には、塗料の流れによるぼけが生じるのを完全に回避することはできない。
【0007】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、塗布された塗料を所望の領域内に留めておくようにし、それにより、他の模様とは明確に色分けされた模様部分を表面部分に確実に形成できるようにした建築板と、そのための塗装方法を提供することを目的とする。限定されるものではないが、塗装方法としてインクジェット塗装を用いる場合に、本発明は特に有効に機能する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は、本発明によれば、基板の表面に塗膜による模様を形成した建築板において、他の模様と明確に色分けされることを望む模様部分の外周縁に沿った境界部分に凸状堰が基板により形成されることにより解決される。建築板の表面全体は平坦面であってもよいが、表面に凹凸模様が形成されており、前記明確に色分けされることを望む模様部分が、その凸模様部における凸部表面領域である場合に、本発明は特に有効となる。
【0009】
また、本発明による建築板の塗装方法は、他の模様と明確に色分けされることを望む模様部分の外周縁に沿った境界部分に凸状堰が基板により形成されている建築板への塗装方法であって、少なくとも前記凸状堰で囲まれた領域に、インクジェット塗装による塗装を施すことを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、必要に応じてシーラ剤及び適宜の色調の下塗り塗装もしくは中塗り塗装が施された建築板の表面における、他の模様領域とは明確に色分けすることを望む模様部分の領域内に、所望の塗料を刷毛塗りしたり、滴下したり、あるいはインクジェットプリンターの塗装ヘッドから噴出させたりした場合に、その塗料が粘度の低いものであり流動性に富むものであっても、塗料の流動は前記色分けされることを望む模様部分の外周縁に沿って形成された凸状堰により堰き止められ、その部分で停止する。インクジェットプリンターにおける塗装ヘッドから噴霧あるいは噴射する場合にも、噴出する塗料の広がり先端が前記凸状堰内に収まるようにノズルの位置や噴霧(噴射)角度を調整することにより、塗料を凸状堰内に限ることができる。それにより、前記凸状堰の内側と外側との色分けは明確となり、見た目に他の模様と明確に色分けされた模様部分が形成できる。
【0011】
本発明において、前記凸状堰で区分けされた領域内は平坦面であってもよく、凹凸模様が形成されていてもよい。後者の場合には、さらに意匠性の高い建築板が得られる。また、凸状堰は閉じた曲線として形成されていてもよく、一部を開放した曲線として形成されていてもよい。前者は、表面模様がレンガやタイル模様のような方形模様の場合に適している。後者の場合は、凸状堰の開放した部分から積極的に塗料の一部を流出させることにより、一層意匠性に富んだ塗装模様を形成することができる。
【0012】
通常、建築板表面に形成される塗膜は薄い(10〜100μm程度)ものであり、前記凸状堰の高さはそのような塗膜厚さをわずかに超える程度のもので十分である。従って、未塗装の建築板を重ね合わせたときに、前記凸状堰が破壊されるようなことは生じにくい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明を詳細に説明する。図1a,図1bは、先に図7に示した建築板に本発明を適用した例を示している。すなわち、基板10の表面には、前記図7に示した建築板と同様、凹模様としての溝11と凸模様としての凸模様部12が形成されているが、この建築板10において、前記凸模様部12は、斜面部13と凸部表面14と、両者の境界部分すなわち稜線Rに相当する部分に形成された凸状堰15とで形成されている。なお、図ではわかり易さの目的で前記凸状堰15を誇張して描いているが、実際には、限定されるものではないが、幅は0.5〜3.0mm程度、高さは0.1〜1.5mm程度のものであれば十分に所期の目的は達成できる。
【0014】
この基板10の凸部表面14を、インクジェット塗装により他の領域(すなわち、溝11及び斜面部13)と明確に色分けして塗装する場合を考える。その場合、図1bに示すように、塗装ヘッドのノズル20から塗料21を前記凸状堰15の左右の内壁面16いっぱいに広がるようにして凸部表面14に向けて噴霧あるいは噴射する。塗布された塗料は、もし流下するとしても、前記内壁面16の斜面に沿って内側に、すなわち前記凸部表面14側に向けて流下し、前記斜面部13側に流れ出ることはない。
【0015】
そのために、塗料は凸状堰15で囲まれた領域内に限定されることとなり、凸状堰15の内側(凸部表面14)と外側(溝11及び斜面部13)との色分けは明確となり、見た目に他の模様と明確に色分けされた模様部分が形成される。このことは、所望の塗料を凸部表面14内に刷毛塗りしたり、滴下したりする場合でも同様である。
【0016】
図2は、建築板10の他の態様であり、凸模様部12における前記凸状堰15で区分けされた領域内にさらに凹凸模様17が形成されている。この場合、さらに凹凸模様が豊かとなり、意匠性の高い建築板10が得られる。図3は、建築板10のさらに他の態様であり、ここでは、前記凸模様部12はその表面の偏った位置に凹所を有しており、該凹所が区分けして塗装されるべき凸部表面14となる。この場合には、凸状堰15は幅の狭い部分15aと幅の広い部分15bとで形成されることとなるが、この場合でも、図3aに示すように、塗装ヘッドのノズル20から塗料21を前記凸状堰15の左右の内壁面16、16いっぱいに広がるようにして凸部表面14に向けて塗布すれば、前記凸部表面14を明確に色分けして塗装することができる。
【0017】
図4は、建築板10のさらに他の態様であり、ここでは、前記凸模様部12がその表面の中央位置にほぼ円形の凹所を有しており、該凹所が区分けして塗装すべき凸部表面14とされる。この場合には、凸模様部12の表面における前記凹所以外の部分が前記凸状堰15に相当するものとなることは理解されよう。塗装の態様は前記の場合と同様であってよい。
【0018】
図5は、建築板10のさらに他の態様であり、ここでは、前記凸模様部12と凹模様11とが傾斜面14aを介して連続するような表面模様とされている。そして、該凸模様部12の凸部表面14における3辺で区画される部分は他の模様と明確に色分けされるようにし、他の一辺すなわち凹模様11につながる傾斜面14a側の部分はぼかし模様にしようとする。この場合、凸状堰15は前記凸模様部12の3辺側にのみ形成され、傾斜面14a側には形成されない。この場合、凸状堰15で囲まれた部分に塗装ヘッドのノズル20から塗料21を塗布すると、凸状堰15のない部分では塗料の流れが生じ、傾斜面14a部分はぼかし模様状となる。
【0019】
図6は、建築板10のさらに他の態様であり、ここでは、建築板10の表面全体は平坦面とされており、前記凸状堰15のみが矩形状に形成されている。この場合でも、凸状堰15で囲まれた任意の場所を、他の模様と明確に色分けした状態で、例えばインクジェット塗装装置により容易に塗装することができる。なお、前記したように、添付したすべての図において凸状堰15は単にわかり易さのみの目的で、実際の寸法(大きさ)よりも格段に大きく描かれており、他の部材とは比率関係が異なっている。実際の建築板においては、塗装する塗料の厚みを考慮に入れた最適の高さを設定すればよい。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、特定の模様部分を他の模様と明確に色分けした表面模様を持つ建築板を容易に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による建築板及びその塗装方法を説明する図であり、図1aは平面図、図1bは図1aのb−b線による断面図。
【図2】本発明による他の建築板とその塗装方法を断面で説明する図。
【図3】本発明によるさらに他の建築板とその塗装方法を説明する図であり、図3aは断面図、図3bは凸模様部の平面図。
【図4】本発明によるさらに他の建築板とその塗装方法を説明する図であり、図4aは断面図、図4bは凸模様部の平面図。
【図5】本発明によるさらに他の建築板とその塗装方法を説明する図であり、図5aは断面図、図5bは平面図。
【図6】本発明によるさらに他の建築板とその塗装方法を説明する図であり、図6aは断面図、図6bは平面図。
【図7】従来の建築板及びその塗装方法を説明する図であり、図7aは平面図、図7bは図7aのb−b線による断面図。
【符号の説明】
10…建築板、11…凹模様としての溝、12…凸模様としての凸模様部、13…斜面部、14…凸部表面、15…凸状堰、20…塗装ノズル。21…塗料
Claims (6)
- 基板の表面に塗膜による模様を形成した建築板であって、他の模様と明確に色分けされることを望む模様部分の外周縁に沿った境界部分に凸状堰が基板により形成されていることを特徴とする建築板。
- 請求項1記載の建築板であって、表面に凹凸模様を有しており、前記明確に色分けされることを望む模様部分がその凸模様部における凸部表面領域であることを特徴とする建築板。
- 前記凸状堰で囲まれた凸部表面の領域内にさらに凹凸模様が形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の建築板。
- 前記凸状堰で囲まれた領域には、凸状堰を超えないようにした塗膜が少なくとも形成されていることを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の建築板。
- 前記塗膜はインクジェット塗装による塗膜であることを特徴とする請求項4記載の建築板。
- 他の模様と明確に色分けされることを望む模様部分の外周縁に沿った境界部分に凸状堰が基板により形成されている建築板への塗装方法であって、少なくとも前記凸状堰で囲まれた領域に、インクジェット塗装による塗装を施すことを特徴とする建築板の塗装方法。
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