JP3939147B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタに関し、特に、印刷シートを切断することにより生じる切断片の処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
帯状の印画紙をロール状に巻回しておき、適宜これを引き出して印刷した後、所定サイズに切断するプリンタが提案されている。例えば、写真の印刷に好適な昇華型のプリンタでは、このようなロール状の印画紙が用いられており、写真の印刷後に銀塩写真で言うLサイズ或いはPCサイズ等の所定サイズに印画紙が順次切断されて排出される。
【0003】
このようなプリンタでは、印刷される各写真間の重なりを防止するために、図11に示すように各写真PH間に数mm程度の余白Mを設けて印刷している。印画紙Pの切断時には、図11の破線位置で切断し、余剰の余白が残らないようにされる。そして、印画紙の切断の結果生じた切断片(カットスラグ)CSは、プリンタ内に設けられた収容器で回収され、収容器が切断片で満杯になると適宜切断片が捨てられることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、収容器が切断片で満杯になっていても、これを捨て忘れる場合がある。この場合、切断片が収容器から溢れてプリンタ内に散らばることとなり、プリンタの故障を引き起こしかねない。
【0005】
従って、本発明の目的は、切断片の捨て忘れを防止し得るプリンタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、
プリンタ本体部と、
前記プリンタ本体部から引き出し可能に設けられ、ロール状の印刷シートが交換可能に装着される引き出し部と、
印刷後の前記印刷シートを切断する切断手段と、
前記印刷シートの切断により生じた切断片が収容される収容器と、
を備え、
前記収容器が前記引き出し部に着脱可能に取り付けられ、
前記収容器が前記引き出し部から取り外されている場合に、引き出された前記引出し部が前記プリンタ本体部に戻されることを妨げる戻り規制手段を更に備えたことを特徴とするプリンタが提供される。
また、本発明によれば、
プリンタ本体部と、
前記プリンタ本体部から引き出し可能に設けられ、ロール状の印刷シートが交換可能に装着される引き出し部と、
印刷後の前記印刷シートを切断する切断手段と、
前記印刷シートの切断により生じた切断片が収容される収容器と、
を備え、
前記収容器が前記引き出し部に着脱可能に取り付けられ、
前記収容器が前記引き出し部に取り付けられている場合に、前記印刷シートの交換を妨げる交換規制手段を更に備えたことを特徴とするプリンタが提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るサーマルプリンタ100の外観斜視図であり、図2は、サーマルプリンタ100に用いられるインクリボン及び印画紙の交換時の態様を示すサーマルプリンタ100の外観斜視図である。以下、これらを参照してサーマルプリンタ100の概略を説明する。
【0008】
サーマルプリンタ100は、プリンタ本体部101と、プリンタ本体部101から引き出し可能に設けられた引出し部102と、を備え、写真印刷用のプリンタを想定している。
【0009】
プリンタ本体部101の上面には、ハンドル101a’の操作により開閉可能なカバー101aが設けられている。このカバー101aを図2のように回動(矢印D1)して開放すると、プリンタ本体部101の内部が露出し、ここにインクリボンカセット120を交換可能に装着することができる(矢印D3)。インクリボンカセット120には、インクリボンRが巻回された供給スプール120aと、供給スプール120aから使用済みのインクリボンRを巻き取る巻取りスプール120bと、が回転自在に設けられている。また、プリンタ本体部101の前面中央部付近には、サーマルプリンタ100によって印刷された印画紙が排出されるスリット101bが設けられている。
【0010】
引き出し部102は、前面パネル1021と、左右一対の側板1022と、を含み、前面パネル1021に設けられたハンドル1021aの操作によりプリンタ本体部101から引き出し(矢印D2)、また、プリンタ本体部101へ戻すことができる。図1は、プリンタ本体部101へ引き出し部102を戻した態様、図2は、プリンタ本体部101から引き出し部102を引き出した態様をそれぞれ示している。
【0011】
引き出し部102には、ロール状の印画紙RPが、交換可能に側板1022間に装着されている。印画紙RPは、帯状の印刷シートが巻芯103に巻き回されて構成されている。巻芯103の中心軸は、各側板1022の内側にそれぞれ取り付けられた軸受け1023に支持され、巻芯103が回転可能に構成されている。軸受け1023は、上方に開放した切り欠きを有し、この切り欠きに巻芯103の中心軸を落としこむことでこれを支持するようにしており、巻芯103を上方へ持ち上げると、軸受け1023から巻芯103が外れるように構成されている。
【0012】
引き出し部102の底部には、引き出し部102の後方へ延在する左右一対のガイドレール1024が設けられている。このガイドレール1024は、プリンタ本体部101の底板上に固定されたガイド104に支持されており、ガイド104にガイドレール1024が案内されることにより、引き出し部102がプリンタ本体部101に対して出し入れすることができる。
【0013】
引き出し部102の前面パネル1021の裏面には、印画紙RPの切断片を収容するための、上方が開口した収容器1028が着脱自在に装着されている。
【0014】
引き出し部102の後方には、印画紙RPを挟持して搬送する一対のローラ1025及び1026が設けられている。ローラ1025は、側板1022間に回転自在に支持されており、ローラ1026は、各側板1022にそれぞれピン1027aを介して回動可能に支持された一対の回動板1027間に回転自在に支持されている。一対の回動板1027とローラ1026とは、コ型の枠体状に形成されており、ピン1027a周りに全体として回動する。新たな印画紙RPをセットする場合には、巻芯103の中心軸を軸受け1023に落とし込んだ後、回動板1027を回動させることにより、印画紙RPの先端部分をローラ1025とローラ1026との間に挟み込むこととなる。図3は、回動板1027周辺の構成を詳細に示した図である。
【0015】
ローラ1025の一方の端部には、ギア1025aが取り付けられている。このギア1025aは、引き出し部102をプリンタ本体部101に戻した場合に、プリンタ本体部101内に設けられた駆動機構により回転力が付勢され、ローラ1025を回転するためのものである。
【0016】
ローラ1026の上方には、回動板1027に支持されたガイド部材70が設けられており、このガイド部材70は、印画紙RPの搬送を案内するためのガイド部71を有する。このガイド部材70は、回動板1027を一体的に回動するための補強部材としても機能する。
【0017】
ローラ1026とローラ1025とが圧接する状態にローラ1026を配置するために、以下に説明するように回動板1027を係止する機構が設けられている。なお、図3は、回動板1027を係止した状態を示しており、同図の左側の回動板1027の係止機構のみ図示しているが、右側の回動板1027の係止機構も同様である。
【0018】
側板1022には、回動板1027を係止するために、側方に突出したピン61が設けられている。ピン61の下方に突出する形状部を形成した係止ブラケット63は回動板1027に植設された2本の係止スタッド62により矢印方向に往復移動可能に案内され、引っ張りバネ64による引っ張り力で図示の位置に常時移動するように設けられている。この係止ブラケット63には孔部63aが穿設されており、この孔部63aに対してスタッド65aが潜入する。このスタッド65aは、回動板1027に設けられた長孔55bを通過して移動ブラケット65に固定されている。
【0019】
移動ブラケット65には、操作棒66の端部が固定されていると共に、棒部材67が貫通して固定されている。棒部材67の端部は、回動板1027に設けられた長孔55aを通過して回動板1027の側方へ突出している。
【0020】
以上の構成において、図示の係止状態から操作棒66を矢印方向に引っ張ると、移動ブラケット65も同じ方向に回動し、引っ張りバネ64の引っ張り力に抗して、その付勢力がスタッド65aを介して係止ブラケット63に伝えられてピン61に対する係止状態が解除される。この結果、回動板1027を手前側に回動することが可能となる。
【0021】
次に、サーマルプリンタ100の内部構造を印刷動作と共に説明する。図4は、サーマルプリンタ100の内部構造の概略を示す図である。
【0022】
先端がローラ1025及び1026に挟持されてセットされた印画紙RPは、ローラ1025に回転力を付勢することにより、始めに図の上方へ搬送される。ローラ1025に付勢される回転力は、モータ105が発生し、ベルト106及びプーリ107を介して伝達される。プーリ107には、ローラ1025に取り付けられたギア1025aに噛み合うギアが取り付けられており、プーリ107が回転するとローラ1025も回転することなる。
【0023】
ローラ1025の回転により、印画紙RPの先端は、次に、案内板108aに案内されて、印画紙RPの搬送方向を略直角に変更する案内ガイド109へ向かう。案内ガイド109は、表面が平滑化された内側曲面を有しており、また、内側曲面に対向して案内ローラ110が設けられている。印画紙RPの先端は、案内ガイド109の内側曲面と案内ローラ110との間の隙間を通過し、案内ガイド109の内側曲面に案内されて略直角に曲折する。
【0024】
印画紙RPの先端は、案内ローラ110を通過すると、ピンチローラ111と搬送ローラ112との間に挟持され、搬送ローラ112の回転により更に搬送されることとなる。搬送ローラ112は、プーリ112aに取り付けられており、モータ105の回転力がベルト106及びプーリ112aを介して搬送ローラ112に伝達することにより、回転する。
【0025】
搬送ローラ112の回転により、印画紙RPはサーマルヘッド113とプラテンローラ114との間に挿入される。サーマルヘッド113とプラテンローラ114との間には、インクリボンRが挿通しており、サーマルヘッド113によってインクリボンRのインクを昇華させることにより印画紙RPへの画像印刷が行われる。カラー印刷の場合、インクリボンRには、イエロー、シアン、マゼンタの各色のインク層と、保護層となるオーバーコート層とが所定単位で繰り返し施されており、搬送ローラ112の正転、逆転を繰り返して印画紙RPを往復動させることにより、各色の印刷およびオーバーコートが行われる。使用済みのインクリボンRは、図示しない駆動機構により回転する巻取りローラ120aによって順次巻き取られることとなる。
【0026】
印刷された印画紙RPは、案内板108cにより案内されて切断機115へ向かい、所定サイズ毎に切断されて一枚の写真となる。切断機115は、各写真間に設けられた余白を残して切断する。写真は、その後、案内板108dにより案内されて、自重によりスリット101bからサーマルプリンタ100外へ排出される。一方、印画紙RPの余白の部分を切断することにより生じた切断片CSは、自重により落下し、その落下位置(切断機115の下方)に配置されている収容器1028内に収容されることとなる。
【0027】
収容器1028は金属製であり、前面パネル1021の裏面に固定された磁石1021bにより前面パネル1021に取り外し可能に取り付けられていると共に、前面パネル1021に取り付けられたガイド部材1021cにより位置決めされている。
【0028】
以上の手順が繰り返し行われて、順次写真が印刷されることとなる。ここで、印刷が進むと、印画紙RPが不足し、新たな印画紙RPと交換する必要が生じる。以下、印画紙RPの交換手順について説明する。図5乃至図8は、印画紙RPの交換時の態様を示す図である。
【0029】
図5は、印画紙RPが全て消費されて巻芯103のみとなっており、また、収容器1028に切断片が略満杯になった態様を示している。この状態で、ハンドル1021aを摘んで引き出し部102を引き出した状態を示したのが図6である。図6の状態で、まず、巻芯103を取り外す。軸受け1023は上方が開放しているので、巻芯103は、図7に示すように上方へ摘み上げるだけで軸受け1023から外すことができる。
【0030】
次に、新たな印画紙RPを装着する。図8はその装着手順を示している。まず、収容器1028を前面パネル1021から取り外す(▲1▼)。次に、回動板1027をピン1027a回りに回動させて前面パネル1021へ傾倒させる(▲2▼)。次に、新たな印画紙RPを上方から引き出し部102へ入れて、巻芯103の中心軸を軸受け1023に落とし込む(▲3▼)。この後、回動板1027を回動して元の位置へ戻してローラ1025及び1026間に新たな印画紙RPの先端を挟み、切断片を捨てた空の収容器1028を前面パネル1021に装着する。最後に、引き出し部102をプリンタ本体部101へ入れて作業が終了する。
【0031】
以上説明したとおり、本実施形態のサーマルプリンタ100においては、印画紙RPを交換する場合、引き出し部102をプリンタ本体部101から引き出すようにしている。そして、引き出し部102の前面パネル1021に収容器1028を装着したことにより、引き出し部102をプリンタ本体部101から引き出すと、収容器1028も現れることとなる。
【0032】
この結果、ユーザは、少なくとも印画紙RPの交換時において、収容器1028内の切断片CSの収容程度を必然的に確認することとなり、切断片の捨て忘れを防止することができる。
【0033】
なお、収容器1028の容量が大き過ぎると、印画紙RPの各交換時に必ずしも切断片CSを捨てる必要がなくなり、ユーザにおいてこれを捨てる意識が薄らいだり、或いは、知らぬ間に収容器1028が切断片CSで満杯になる事態も生じ得る。従って、収容器1028内の切断片CSは、少なくとも印画紙RPの各交換時に捨てられることが望ましく、このために、収容器1028の容量を、ちょうど一本の印画紙RPの印刷の結果生じる切断片CSを収容できる容量にすることが望ましい。
【0034】
次に、上述した通り本実施形態では、引き出し部102に収容器1028を設けることにより、印画紙RPの交換時において切断片CSの収容程度をユーザに対して提示するようにしているが、それでもなおユーザが収容器1028内の切断片を捨て忘れる恐れも全くないわけではない。
【0035】
そこで、本実施形態では、収容器1028が引き出し部102の前面パネル1021に取り付けられている場合には、印画紙RPの交換を妨げる交換規制機構を設けている。
【0036】
この交換規制機構は、一対の回動板1027と、これらの間に支持されているローラ1026と、から構成される枠体により実現される。上述した通り、回動板1027は、印画紙RPの側面に沿って配置され、一方の端部がピン1027aに回動可能に支持されており、他方の端部がローラ1026を回転可能に支持している。そして、回動板1027及びローラ1026で、コ型の枠体を構成しており、ローラ1026が印画紙RPの周面に沿って移動するように構成されている。
【0037】
回動板1027の回動により、ローラ1026は、ローラ1025と圧接して印画紙RPの搬送を案内する位置(例えば、図4に示す位置)と、図8に示したように前面パネル1021へ傾倒して、新たな印画紙RPを装着するためのスペースを作る位置(非干渉位置)と、に位置することができる。
【0038】
一方、収納器1028を取り外さずに回動板1027を回動させた場合、ローラ1026は収容器1028に回動範囲が規制されて図8の非干渉位置まで回動できず、新たな印画紙RPの装着を妨げる位置(干渉位置)に位置することとなる。
【0039】
図9は、収容器1028を取り外さずに印画紙RPを装着せんとした態様を示す図である。図9において、回動板1027は、ローラ1026が収容器1028に規制されて十分に回動できず、ローラ1026は収納器1028に当接した位置(干渉位置)にある。この状態で新たな印画紙RPを装着せんとすると、印画紙RPがローラ1025と1026との間を通過できず、これに干渉して装着できない。
【0040】
このような交換規制機構を設けることにより、本実施形態においては印画紙RPの交換時には、必ず収納器1028を前面パネル1021から取り外さなければならなくなる。従って、ユーザにおける切断片CSを捨てる意識を高めたり、或いは、注意を促すことができる。
【0041】
次に、収容器1028を取り外して新たな印画紙RPを装着した場合、収容器1028を前面パネル1021に取り付けることを忘れる場合も生じ得る。このような事態を防止するために、本実施形態では、収容器1028を付け忘れると、引き出し部102をプリンタ本体部101へ戻すことができなくする戻り規制機構を設けている。図10(a)及び(b)は、戻り規制機構の動作を示した前面パネル1021の一部破断正面図、図10(c)は、戻り規制機構の詳細図である。
【0042】
図10(c)を参照して、戻り規制機構は、板状のレバー部分を有するレバー1029と、前面パネル1021の裏面に固定され、レバー1029を回動自在に支持する軸1030と、軸1030に挿入されたコイルばね1031と、を備える。コイルばね1031の一方の端部は、レバー1029の下面に当接しており、他方の端部は、前面パネル1021の裏面に固定された係止片1032に当接している。
【0043】
図10(a)を参照して、この戻り規制機構は、前面パネル1021裏面の両側の略中央に位置しており、収容器1028を取り外した状態では、コイルばね1031の付勢により、レバー1029が略水平な位置(干渉位置)にある。この態様の場合、レバー1029の端部1029aは、前面パネル1021の両側からはみだしており、この状態で引き出し部102をプリンタ本体部101へ戻そうとすれば、レバー1029がプリンタ本体部101のハウジングの側壁部分と干渉することとなる。従って、引き出し部102をプリンタ本体部101へ戻すことはできない。従って、収容器1028の取り付け忘れを防止できる。
【0044】
一方、図10(b)を参照して、収容器1028を上方から前面パネル1021に沿って降下させ、前面パネル1021に装着すると、収容器1025の底及び側面に順次レバー1029の端部1029bが当接して、レバー1029をコイルばね1031の弾性力に対抗して軸1030回りに回動させる。この位置(非干渉位置)の場合、レバー1029の端部1029aが前面パネル1021の側方にはみだすことなく、前面パネル1021の側面内に収まる。このように、収容器1028を装着すれば、レバー1029とプリンタ本体部101とが干渉することなく、引き出し部102をプリンタ本体部101へ戻すことが可能となる。
【0045】
<他の実施形態>
上述した交換規制機構及び戻り規制機構は、これに限られず、種々の構成を採用することができる。また、上述した実施形態ではいずれも機械的な構成によりこれら実現したが、各種センサを設けて警報を発するといった構成を採用することもできる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、切断片の捨て忘れを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るサーマルプリンタ100の外観斜視図である。
【図2】サーマルプリンタ100に用いられるインクリボン及び印画紙の交換時の態様を示すサーマルプリンタ100の外観斜視図である。
【図3】回動板1027周辺の構成を詳細に示した図である。
【図4】サーマルプリンタ100の内部構造の概略を示す図である。
【図5】印画紙RPの交換時の態様を示す図である。
【図6】印画紙RPの交換時の態様を示す図である。
【図7】印画紙RPの交換時の態様を示す図である。
【図8】印画紙RPの交換時の態様を示す図である。
【図9】収容器1028を取り外さずに印画紙RPを装着せんとした態様を示す図である。
【図10】(a)及び(b)は、戻り規制機構の動作を示した前面パネル1021の一部破断正面図であり、(a)は収容器1028が前面パネル1021に未装着時、(b)は装着時を示す。(c)は、戻り規制機構の詳細図である。
【図11】印画紙Pが印刷後に切断される態様を示した図である。
【符号の説明】
100 サーマルプリンタ
101 プリンタ本体部
102 引き出し部
104 ガイド
109 案内ガイド
110 案内ローラ
111 ピンチローラ
112 搬送ローラ
113 サーマルヘッド
114 プラテンローラ
115 切断機
120 インクリボンカセット
120a 巻取りスプール
120b 供給スプール
1021 前面パネル
1024 ガイドレール
1025 ローラ
1026 ローラ
1027 回動板
1028 収容器
1029 レバー
1030 軸
1031 コイルばね
1032 係止片
R インクリボン
RP 印画紙

Claims (6)

  1. プリンタ本体部と、
    前記プリンタ本体部から引き出し可能に設けられ、ロール状の印刷シートが交換可能に装着される引き出し部と、
    印刷後の前記印刷シートを切断する切断手段と、
    前記印刷シートの切断により生じた切断片が収容される収容器と、
    を備え、
    前記収容器が前記引き出し部に着脱可能に取り付けられ、
    前記収容器が前記引き出し部から取り外されている場合に、引き出された前記引出し部が前記プリンタ本体部に戻されることを妨げる戻り規制手段を更に備えたことを特徴とすプリンタ。
  2. プリンタ本体部と、
    前記プリンタ本体部から引き出し可能に設けられ、ロール状の印刷シートが交換可能に装着される引き出し部と、
    印刷後の前記印刷シートを切断する切断手段と、
    前記印刷シートの切断により生じた切断片が収容される収容器と、
    を備え、
    前記収容器が前記引き出し部に着脱可能に取り付けられ、
    前記収容器が前記引き出し部に取り付けられている場合に、前記印刷シートの交換を妨げる交換規制手段を更に備えたことを特徴とすプリンタ。
  3. 前記戻り規制手段が、
    前記引き出し部に設けられ、前記引き出し部を前記プリンタ本体部に戻す場合に前記プリンタ本体部に干渉する干渉位置と、前記プリンタ本体部に干渉しない非干渉位置と、の間で回動するレバーを含み、
    該レバーは、前記収容器が前記引き出し部に取り付けられている場合に前記収容器に押されることで前記非干渉位置にあり、前記収容器が前記引き出し部から取り外されている場合に解放され前記干渉位置にあることを特徴とする請求項に記載のプリンタ。
  4. 前記交換規制手段が、
    前記引き出し部に設けられ、前記印刷シートを交換する場合に前記印刷シートに干渉する干渉位置と、前記印刷シートに干渉しない非干渉位置と、の間で回動する枠体を含み、
    前記枠体は、前記収容器が前記引き出し部に取り付けられている場合に、前記収容器により回動範囲が規制されて前記非干渉位置まで回動することが規制されることを特徴とする請求項に記載のプリンタ。
  5. 更に、
    前記引き出し部に設けられ、前記印刷シートの搬送を案内するための一対の搬送ローラを備え、
    一方の前記搬送ローラは前記枠体に設けられ、
    前記枠体は、前記干渉位置と、前記非干渉位置と、前記一方の搬送ローラを前記印刷シートの搬送を案内する位置へ配置させる位置と、の間で回動することを特徴とする請求項に記載のプリンタ。
  6. 前記プリンタ本体部が、
    前記切断手段と、前記印刷シートをインクリボンを用いて印刷する印刷手段と、前記印刷シートを搬送する搬送手段と、を備え、
    前記収容器は、前記切断手段による前記印刷シートの切断により生じた前記切断片が落下する位置に配置されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のプリンタ。
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