JP6366324B2 - プリンタ - Google Patents
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Description
<構成>
図1は、本実施の形態1におけるプリンタの断面図である。また、図2は、本実施の形態1におけるプリンタの斜視図である。図1において、プリンタは、サーマルヘッド1とプラテンローラ6を備える。印刷用紙2aとインクシート5をサーマルヘッド1とプラテンローラ6との間で圧着して熱を加えることにより、インクシート5のインクを昇華させ、印刷用紙2a上に定着させて画像を作成する。インクシート5は、インクシート巻出しボビン4から供給されインクシート巻取りボビン3によって搬送される。本実施の形態のプリンタには、ロール紙2がセットされ、ロール紙2から引き出された印刷用紙2aに対して印刷が行われる。
まず、ロール紙2の取り付けについて説明する。使用者は、図3の矢印の方向に収納箱40を回転させる。すると、プリンタ本体の扉が転倒して開いた状態(即ち、図3および図4の状態)となり、ロール紙2を交換可能となる。このとき、使用者は収納箱40の中に堆積しているカット屑を取り出す。使用者は、古いロール紙2が残っている場合は、古いロール紙2を取り出してから、新しいロール紙2を装着する。そして、使用者は、ロール紙2から印刷用紙2aを引き出して、印刷用紙2aの先端を印刷用紙検知センサ50aまで挿入する。印刷用紙検知センサ50aが印刷用紙2aを検知すると、十分に用紙が挿入されたことを示すためのLED51が点灯する。LED51の点灯により、使用者は印刷用紙2aが正しく装着されたことを確認することができる。LED51の点灯を確認した後、使用者は扉を閉める。つまり、収納箱40を回転支点40aに対して回転させて、元の状態(即ち、図1および図2の状態)に戻す。なお、このとき、印刷用紙2aは、ゴミ取りローラ13a,13bに接触するようになっている。
本実施の形態1におけるプリンタにおいて、印刷用紙2aを切断するカッタ30と、カッタ30による切断によって印刷用紙2aから切り離されたカット屑30aを収納する収納箱40と、印刷用紙2aを交換または補充する際に開閉する扉と、を備え、扉に収納箱40が一体化されていることを特徴とする。
図5は、本実施の形態2におけるプリンタの断面図である。また、図6は、本実施の形態2におけるプリンタの斜視図である。本実施の形態2においては、実施の形態1で述べた収納箱40をメッシュ状とする。本実施の形態2では、収納箱40の前面、即ち扉をメッシュ状とする。また、収納箱40の側面もメッシュ状としてもよい。収納箱40の前面、即ち扉をメッシュ状とすることによって、扉を閉じた状態においても、プリンタ筐体の外側から収納箱40の中身を目視することが可能となる。その他の構成は実施の形態1と同じため、説明を省略する。
本実施の形態2におけるプリンタにおいて、扉を閉じた状態において、プリンタ筐体の外側から収納箱40の中身を目視することができることを特徴とする。
図7は、本実施の形態3におけるプリンタの断面図である。また、図8は、本実施の形態3におけるプリンタの斜視図である。本実施の形態2においては、実施の形態1で述べた収納箱40が取り外し可能な構成とする。つまり、収納箱40は回転支点40aに対して回転し、かつ、取り外しも可能である。その他の構成は実施の形態1と同じため、説明を省略する。
本実施の形態におけるプリンタにおいて、収納箱40はプリンタから取り外し可能であることを特徴とする。
図9は、本実施の形態4におけるプリンタの断面図である。本実施の形態4のプリンタの収納箱40は、実施の形態1と同様、回転支点40aを支点に回転する構成である。さらに、本実施の形態4における収納箱40は、回転可能な角度αが90度よりも大きい。つまり、収納箱40と一体となった扉の開く角度は90度よりも大きい。その他の構成は実施の形態1と同じため、説明を省略する。なお、実施の形態3と同様に、収納箱40がプリンタから取り外し可能な構成としてもよい。
本実施の形態4におけるプリンタにおいて、扉は収納箱40の底を回転支点にして転倒して開き、扉の開く角度は90度より大きいことを特徴とする。
図10は、本実施の形態5におけるプリンタの断面図である。本実施の形態5のプリンタにおいて、扉は、カット屑廃棄窓52を備える。つまり、収納箱40の前面には、カット屑廃棄窓52が設けられる。
前記扉は、カット屑廃棄窓52を備え、カット屑廃棄窓52は、扉が転倒して開く動作と連動して開き、扉が転倒して開くと、収納箱40に収納されたカット屑30aが、カット屑廃棄窓52から落下して排出されることを特徴とする。従って、使用者は、扉を開くだけで容易にカット屑を廃棄することが可能である。
図13は、本実施の形態6におけるプリンタの断面図である。本実施の形態6のプリンタにおいて、収納箱40の底にはカット屑廃棄窓53が設けられている。カット屑廃棄窓53は手動で開閉可能である。つまり、収納箱40の底は開閉可能である。扉が閉じた状態であっても、収納箱40の底に備えられたカット屑廃棄窓53を開くことにより、収納箱40に蓄積されたカット屑30aが落下して廃棄される。その他の構成は実施の形態1と同じため説明を省略する。
本実施の形態6におけるプリンタにおいて、収納箱40の底は開閉可能であり、扉を開かなくとも、収納箱40の底を開くことにより、収納箱40に収納されたカット屑30aが、落下して排出されることを特徴とする。
Claims (9)
- 印刷用紙を切断するカッタと、
前記カッタによる切断によって前記印刷用紙から切り離されたカット屑を収納する収納箱と、
前記印刷用紙を交換または補充する際に開閉する扉と、
を備え、
前記扉を開くと前記収納箱の口から当該収納箱の中身が確認可能なように、前記扉に前記収納箱が一体化され、かつ前記収納箱が前記扉を兼ねていることを特徴とする、
プリンタ。 - 前記扉は前記収納箱の底を回転支点にして転倒して開き、
前記扉が開いた状態において、前記収納箱から前記カット屑を取り出し可能となることを特徴とする、
請求項1に記載のプリンタ。 - 前記扉を閉じた状態において、プリンタ筐体の外側から前記収納箱の中身を目視することができることを特徴とする、
請求項1または請求項2に記載のプリンタ。 - 前記収納箱の一部はメッシュ状であり、
前記メッシュ状の部分を通して、前記プリンタ筐体の外側から前記収納箱の中身を目視することができることを特徴とする、
請求項3に記載のプリンタ。 - 前記収納箱の一部は透明であり、
前記収納箱の透明の部分を通して、前記プリンタ筐体の外側から前記収納箱の中身を目視することができることを特徴とする、
請求項3に記載のプリンタ。 - 前記収納箱は前記プリンタから取り外し可能であることを特徴とする、
請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のプリンタ。 - 前記扉は前記収納箱の底を回転支点にして転倒して開き、前記扉の開く角度は90度より大きいことを特徴とする、
請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のプリンタ。 - 前記扉は、カット屑廃棄窓を備え、
前記カット屑廃棄窓は、前記扉が転倒して開く動作と連動して開き、
前記扉が転倒して開くと、前記収納箱に収納された前記カット屑が、前記カット屑廃棄窓から落下して排出されることを特徴とする、
請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のプリンタ。 - 前記収納箱の底は開閉可能であり、
前記扉を開かなくとも、前記収納箱の底を開くことにより、前記収納箱に収納された前記カット屑が、落下して排出されることを特徴とする、
請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のプリンタ。
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