JP2013067072A - 排紙トレー付プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ダストボックスのくず確認用のぞき窓を塞がずにロール紙から切出された定型用紙のカールを修正できる排紙トレー付プリンタを提供する。
【解決手段】排紙トレー付プリンタ1は、切断くず用のダストボックスを着脱可能とし、ダストボックスにはくず確認用のぞき窓11dが設けられている。また、排紙トレー10は受け面10bがくず確認用のぞき窓11dの下方に位置するように配置され、受け面10bとダストボックスとにより凹みが形成されている。受け面10bの長さは定型用紙の端部の一方がダストボックスに、他方が受け面によって支えられる長さとなっている。この構成により、満杯になったダストボックスの取出し時期を確実に確認できる。また、ダストボックスと受け面10bとにより支えられた定型用紙がこれらにより形成される凹みに沿って逆カールするので、定型用紙のカールを修正できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ロール紙を切断して所定幅の定型用紙を切出す際の切りくずを収納するダストボックスが備え付けられた排紙トレー付プリンタに関するもので、特にダストボックスに設けられたくず確認用のぞき窓を塞がずに定型用紙のカールを修正できる排紙トレー付プリンタに関するものである。
従来、紙媒体の情報の複写や、電子媒体の情報の印刷に際しては、各種のプリンタが使用されているが、印刷枚数が多い使用状態にあっては用紙の交換の頻度を下げるためにロール紙を使用したものが利用されている。このプリンタとしては、図8に示すものがある。このプリンタ51は、プリンタ本体53の内部に収納されたロール紙(図示せず)を印字部(図示せず)に送って所定情報を印字し、印字されたロール紙を定型用紙(図示せず)の幅だけ送り出すように構成されている。また、このプリンタ51は定型用紙の幅だけ送り出されたロール紙を切断部(図示せず)で切断して所定の定型用紙に切出し、これを排出口58から排紙トレー60上に排出するように構成されている。さらに、このプリンタ51には切断部の下方に位置して切断時に発生する切りくずを収納するダストボックス61が備え付けられており、このダストボックス61の中央部にはくず確認用のぞき窓61dが設けられている。
特開2010−202318号公報 特開平9−208110号公報
このプリンタ51では、排出口58から排出される定型用紙を収納する排紙トレー60は横断面形状をV字状に形成されており、これが排出口58近くに配置されている。そのため、ダストボックス61のくず確認用のぞき窓61dが塞がれてしまい、満杯になったダストボックス61の取出し時期を確認できないという欠点がある。また、印刷用紙としてロール紙が使用されていることから、切出された定型用紙は突面が上方になるようにカールした状態で排紙トレー60上に排出される。しかしながら、この定型用紙のカールは定型用紙を受ける排紙トレー60の平面部で修正されるに過ぎず、十分にカールの修正ができない等の欠点がある。この欠点を除去するため、特開平9−208110号に開示されているように、定型用紙を受ける排紙トレー60の受け面が凹むように構成されたプリンタ(図示せず)もあるが、平面からわずかに凹むだけであるので、依然として定型用紙のカールを修正することができないという欠点がある。
本発明の第1の目的は、このような欠点を除去することであり、ダストボックスのくず確認用のぞき窓を塞ぐことなく定型用紙のカールを十分に修正できる排紙トレー付プリンタを提供することである。
また、本発明の第2の目的は上記目的に加え、排紙トレーを排出口近くに配置して定型用紙を確実に排紙トレーで受けることができる排紙トレー付プリンタを提供することである。
本発明は、第1の目的を達成するために、ロール紙を供給ローラにより挟んで印字部に供給するとともに印字部で印刷されたロール紙を切断部に送り出し、切断部で切出された定型用紙をロール紙に起因するカールの突面が上方となるように排出口から排出してこれを受け面と当たり面とを備えた排紙トレーで受けるように構成する一方、切断部で発生する切断くずが収納されるダストボックスを着脱可能に設けるとともにこのダストボックスにくず確認用のぞき窓を設けた排紙トレー付プリンタであって、ダストボックスのくず確認用のぞき窓の下方に受け面が位置するように排紙トレーを配置するとともに、排紙トレーの受け面とダストボックスとにより凹みを形成し、受け面の長さを突面が上方となるようにカールした定型用紙の端部の一方がダストボックスに、他方が受け面によって支えられる長さとしたことを特徴とする。
このように構成すると、排紙トレーでダストボックスのくず確認用のぞき窓を塞ぐことがないので、満杯になったダストボックスの取出し時期を確実に確認することができる。また、定型用紙が排紙トレーに排出されると定型用紙の端部の一方がダストボックスに、他方が受け面によって支えられるため、定型用紙の枚数が増加することでその自重が下側の定型用紙に加わる。そのため、剛性の強い定型用紙が複数枚の時はもちろんのこと、剛性の弱い定型用紙が単数枚の時でも、定型用紙が受け面とダストボックスとで形成される凹み側に逆カールし、この逆カールにより定型用紙のカールを十分に修正することができる。さらに、定型用紙を排紙トレーから取出す際には定型用紙と受け面との間に隙間ができるので、定型用紙の取出しが容易になる。
また、本発明は排紙トレーとダストボックスとを一体にしてもよく、この場合には排紙トレーを取っ手とすることができる。
本発明は第2の目的を達成するために、ロール紙を供給ローラにより挟んで印字部に供給するとともに印字部で印刷されたロール紙を切断部に送り出し、切断部で切出された定型用紙をロール紙に起因するカールの突面が上方となるように排出口から排出してこれを受け面と当たり面とを備えた排紙トレーで受けるように構成する一方、切断部で発生する切断くずが収納されるダストボックスを着脱可能に設けるとともにこのダストボックスにくず確認用のぞき窓を設けた排紙トレー付プリンタであって、排紙トレーにダストボックスに沿って延びる直立部を設け、この直立部にくず確認用のぞき窓を塞がないように開口窓を設ける一方、排紙トレーの受け面と直立部とにより凹みを形成し、受け面の長さを突面が上方となるようにカールした定型用紙の端部の一方がダストボックスに、他方が受け面によって支えられる長さとしたことを特徴とする。
この構成によれば、前述の効果に加え、ダストボックスに沿って延びる直立部を設けることにより、排紙トレーがプリンタ側に接続された従来機種と同じく、排紙トレーの接続位置をプリンタの排出口付近にすることができる。また、プリンタ側の取付穴の位置が従来機種と同じになるため、逆に言えば排紙トレーを従来機種にそのまま取付けることも可能となり、従来機種専用の排紙トレーを製作する手間とコストを削減できる。
また、本発明は排紙トレーをワイヤフレームとしてもよく、この場合ダストボックス収納棚にワイヤが挿入可能な取付穴を設けるだけで、前述した場合と同様の効果が得られる。
以上説明した本発明によれば、ダストボックスに設けられたくず確認用のぞき窓を塞がずにロール紙から切出された定型用紙のカールを修正できる排紙トレー付プリンタを提供することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる排紙トレー付プリンタの概観図 本発明の第1の実施形態にかかる排紙トレー付プリンタの内部構造を示す概略図 本発明の第1の実施形態にかかる排紙トレーの概観図 本発明の第1の実施形態にかかる定型用紙を排紙トレー上に位置させた状態を示す説明図 本発明の第1の実施形態にかかる定型用紙のカールを修正した状態を示す説明図 本発明の第1の実施形態の変形例を示す概観図 本発明の第2の実施形態にかかる排紙トレーを取外した状態を示す概観図 従来例の概略説明図
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
図1ないし図3に示すように、この実施形態の排紙トレー付プリンタ1は、着脱可能なロール紙2が配置されたプリンタ本体3を有している。このプリンタ本体3には1対の供給ローラ4が配置されており、この供給ローラ4がロール紙2を挟持するように構成されている。また、前記プリンタ本体3には印字部5と切断部6と排出ローラ7とが配置されており、印字部5および切断部6内をロール紙2が通過して排出ローラ7上に達するように構成されている。
前記供給ローラ4は、制御部(図示せず)からロール紙2の送り出し指令を受けるとロール紙2を所定量送り出し、送り出し完了信号を制御部に返すとともに、これを繰り返し行い、その後頁送り指令を受けると定型用紙の幅だけロール紙2を送り出すように構成されている。また、前記印字部5は制御部から印字指令を受けるとロール紙2に所定情報を印字するとともに、印字が終了するとロール紙2の送り出しに支障のない位置まで印字ユニット5aを後退させるように構成されている。さらに、前記切断部6は制御部から切断指令を受けるまでは切断刃6aをロール紙2の送り出しに支障のない位置に後退させており、切断指令を受けると切断刃6aによりロール紙2を切断して定型用紙2aを切出すように構成されている。しかも、前記排出ローラ7は制御部から排出指令を受けると、切断部6で切出された定型用紙2aをロール紙2に起因するカールの突面が上方となるように排出口8から排出ガイド9を介して後記排紙トレー10上に排出するように構成されている。
一方、前記プリンタ本体3はロール紙2の送り出し側に位置してダストボックス収納棚3aを有しており、このダストボックス収納棚3aにはダストボックス11が前記切断部6の下方に位置するように備え付けられている。このダストボックス11は図3に示すように上部に開口11aを有し、ロール紙切断時の切断くず(図示せず)が落下して収納されるように構成されている。また、このダストボックス11は奥部の両側に位置して係合突部11bを有しており、この係合突部11bがダストボックス収納棚3aの側部の上縁部に当たることによりダストボックス11が排紙トレー10とともにダストボックス収納棚3a内に係止され、簡単に着脱可能に収納されている。さらに、このダストボックス11は露出側に直立壁面11cを有し、この直立壁面11cには上下方向に延びるくず確認用のぞき窓11dが設けられている。
前記ダストボックス11の下面には、排紙トレー10が取付部10aを介して固定されており、後記受け面10bがダストボックス11のくず確認用のぞき窓11dの下方に位置するように構成されている。この排紙トレー10は、前記取付部10aから斜め下方に延びる受け面10bとこの受け面10bから交差する方向に延びる当たり面10cとを有し、前記受け面10bがプリンタ本体3の排出口8から排出される定型用紙2aを受ける位置に配置されている。また、前記受け面10bとダストボックス11の直立壁面11cとは凹みを形成しており、しかも受け面10bの長さは突面が上方となるようにカールした定型用紙2aの端部の一方がダストボックス11の直立壁面11cに、他方が受け面10bによって支えられる長さとなるように構成されている。
上記排紙トレー付プリンタでは、供給ローラ4が制御部からロール紙2の送り出し指令を受けるとロール紙2を挟持して所定量送り出す一方、ロール紙2の送り出しが完了した後印字部5が印字指令を受けるとロール紙2に所定情報の印字を行う。この動作が繰り返されてロール紙2は所定幅送り出されながら印字される。その後、供給ローラ4は頁送り指令を受けるとロール紙2の全送り量が定型用紙2aの幅となるようにロール紙2を送り出す。ロール紙2の頁送りが完了すると、切断部6は制御部から切断指令を受け、ロール紙2を切断刃6aにより切断して所定幅の定型用紙を切出すことができる。同時に、排出ローラ7が排出指令を受けると、排出ローラ7上に位置する定型用紙2aはロール紙2に起因するカールの突面が上方となるようにプリンタ本体3の排出口8ら排紙ガイド9を介して排紙トレー10上に排出される。
この時、排紙トレー10自体がダストボックス11の下面に配置され、排紙トレー10の受け面10bがダストボックス11のくず確認用のぞき窓11dの下方に位置しているため、排紙トレー10がダストボックス11のくず確認用のぞき窓11dを塞ぐことがなく、満杯になったダストボックス11の取出し時期を確実に確認することができる。
また、図4に示すように切出された定型用紙2aはロール紙2に起因して突面が上方となるようにカールしており、その端部の一方がダストボックス11の直立壁面11cに、他方が排紙トレー10の当たり面10cに当たって受け面10bによって支えられる。そのため、定型用紙の枚数が増加することでその自重が下側の定型用紙に加わり、剛性の強い定型用紙2aが複数枚の時は図5に示すように多数の定型用紙2aが、剛性の弱い定型用紙2aが単数枚の時は単数枚の定型用紙2aが受け面10bとダストボックス11の直立壁面11cとのなす凹みに沿って十分に逆カールすることができる。この逆カールにより、多数枚はもとより単数枚の定型用紙2aのカールも修正され、印字された定型用紙2aを簡単に丁合することができる。また、定型用紙2aを排紙トレー10から取出す際に定型用紙2aと受け面10bとの間に隙間ができるので、定型用紙2aの取出しが容易になる。さらに、ダストボックス11を取外す際には、排紙トレー10を取手として利用できる。
なお、ダストボックス11と排紙トレー10とは別体であってもよく、この場合には、排紙トレー10をプリンタ本体3に係止する構成が設けられる。すなわち、図6に示すように排紙トレー10にはその取付部10aの奥部両側に位置して開口11aを狭めないように係止突片10eが設けられている。この係止突片10eは下方に延びるU字部を持ち、後記係止軸3cと係合するように構成されている。一方、前記プリンタ本体3にはそのダストボックス収納棚3aに位置して係止突片10eが通過する案内穴3bと係止突片10eに係合する係止軸3cとが設けられている。この構成により、排紙トレー10がダストボックス11のごみ確認用のぞき窓11dを塞ぐことがないので、満杯になったダストボックス11の取出し時期を確実に確認できるばかりか、ダストボックス11および排紙トレー10をごみ箱収納棚3aに簡単に着脱することができる。
以上説明したように、本発明の実施形態はロール紙2を供給ローラ4により挟んで印字部5に供給するとともに印字部5で印刷されたロール紙2を切断部6に送り出し、切断部6で切出された定型用紙2aをロール紙2に起因するカールの突面が上方となるように排出口8から排出してこれを受け面10bと当たり面10cとを備えた排紙トレー10で受けるように構成する一方、切断部6で発生する切断くずが収納されるダストボックス11を着脱可能に設けるとともにこのダストボックス11にくず確認用のぞき窓11dを設けた排紙トレー付プリンタであって、ダストボックス11のくず確認用のぞき窓11dの下方に受け面10bが位置するように排紙トレー10を配置するとともに、排紙トレー10の受け面10bとダストボックス11とにより凹みを形成し、受け面10bの長さを突面が上方となるように定型用紙2aの端部の一方がダストボックス11に、他方が受け面10bによって支えられる長さとしたことを特徴としている。
この構成により、排紙トレー10でダストボックス11のくず確認用のぞき窓11dを塞ぐことがなく、満杯になったダストボックス11の取出し時期を確実に確認することができる。また、定型用紙2aが排紙トレー10に排出されると定型用紙2aの端部の一方がダストボックス11に、他方が受け面10bによって支えられるため、定型用紙2aの枚数が増加することでその自重が下側の定型用紙に加わる。そのため、剛性の強い定型用紙が複数枚の時はもちろんのこと、剛性の弱い定型用紙が単数枚の時でも、定型用紙2aが受け面10bとダストボックス11とで形成される凹みに沿って逆カールする。この逆カールにより、定型用紙2aのカールを十分に修正することができ、定型用紙2aを簡単に丁合することができる。また、定型用紙2aを排紙トレー10から取出す際に定型用紙2aと受け面10bとの間に隙間ができるので、定型用紙2aの取出しが容易になる。
<第2実施形態>
本発明の第2の実施形態について説明する。本発明の第2の実施形態は第1の実施形態に記載のダストボックス11と排紙トレー10とを別体とし、さらに図7に示すように排紙トレー10にダストボックス11の直立壁面11cに沿って延びる直立部10fを設けたことを特徴とするものである。すなわち、排紙トレー10の取付部10aの奥部両側には係止突片10eが設けられており、この係止突片10eは下方に延びるU字部を持つように構成されている。一方、プリンタ本体3のダストボックス収納棚3aの側部それぞれには前記係止突片10eが通過する案内穴3bおよび係止突片10eのU字部が係合する係止軸3cが設けられており、係止突片10eが案内穴3bに案内されてそのU字部が係止軸3cに係合できるように構成されている。さらに、前記排紙トレー10は取付部10aから直角に折曲がってダストボックス11の直立壁面11cに沿って下方に延びる直立部10fと、受け面10bと、この受け面10bから交差する方向に延びる当たり面10cとから構成されている。前記直立部10fは中央部に開口窓10gを有し、ダストボックス11のくず確認用のぞき窓11dを塞がないように構成されている。また、前記直立部10fと受け面10bとは凹みを形成しており、しかも受け面10bの長さは突面が上方となるようにカールした定型用紙2aの端部の一方がダストボックス11に、他方が受け面10bによって支えられる長さとなっている。
上記排紙トレー付プリンタによれば、ダストボックス11のくず確認用のぞき窓11dから満杯になったダストボックス11の取出し時期を確実に確認することができる。また、ロール紙2から切出された定型用紙2aがロール紙2に起因するカールの突面が上方となるように排出口8から排出されて排紙トレー10の受け面10bに保持されると、1枚目の定型用紙2a端部の一方が直立部10fに、他方が排紙トレー10の当たり面10cに当たって受け面10bによって支えられる。そのため、定型用紙2aの枚数が増加することでその自重が下側の定型用紙に加わり、剛性の強い定型用紙が複数枚の時は多数の定型用紙2aが、剛性の弱い定型用紙2aが単数枚の時は単数枚の定型用紙2aが受け面10bと直立部10fとで形成される凹みに沿って逆カールする。この逆カールにより、定型用紙2aのカールが十分に修正されるので、定型用紙2aを間単に丁合することができる。さらに、定型用紙2aを排紙トレー10から取出す際に定型用紙2aと受け面10bとの間に隙間ができるので、定型用紙2aの取出しが容易になる。しかも、排紙トレー10にダストボックス11に沿って延びる直立部10fを設けることにより、排紙トレー10がプリンタ本体3側に接続された従来機種と同じく、排紙トレー10の接続位置をプリンタ本体3の排出口8付近にすることができる。また、プリンタ本体3の取付穴の位置が従来機種と同じになるため、逆に言えば排紙トレー10を従来機種にそのまま取付けることも可能となり、従来機種専用の排紙トレー10を製作する手間とコストを削減できる。
また、前記排紙トレー10をワイヤフレーム(図示せず)で構成してもよく、この場合前述の受け面10bをなすワイヤ(図示せず)の間隔は定型用紙2aを保持できる間隔にするだけでよい。さらに、ワイヤフレームで構成された排紙トレー10をダストボックス収納棚3aに取付ける場合には、前述の取付部10aに取付けられた係止突片10eに代え、取付部10aに相当するワイヤの先端を折曲げる一方、ダストボックス収納棚3aにワイヤが挿入可能な取付穴(図示せず)を設けるだけで、前述した場合と同様の効果が得られる。
なお、本発明の幾つかの実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…排紙トレー付プリンタ
2…ロール紙
2a…定型用紙
4…供給ローラ
5…印字部
6…切断部
8…排出口
10…排紙トレー
10a…取付部
10b…受け面
10c…当たり面
11…ダストボックス
11d…くず確認用のぞき窓

Claims (2)

  1. ロール紙を供給ローラにより挟んで印字部に供給するとともに印字部で印刷されたロール紙を切断部に送り出し、切断部で切出された定型用紙をロール紙に起因するカールの突面が上方となるように排出口から排出してこれを受け面と当たり面とを備えた排紙トレーで受けるように構成する一方、切断部で発生する切断くずが収納されるダストボックスを着脱可能に設けるとともにこのダストボックスにくず確認用のぞき窓を設けた排紙トレー付プリンタであって、
    ダストボックスのくず確認用のぞき窓の下方に受け面が位置するように排紙トレーを配置するとともに、排紙トレーの受け面とダストボックスとにより凹みを形成し、受け面の長さを突面が上方となるようにカールした定型用紙の端部の一方がダストボックスに、他方が受け面によって支えられる長さとしたことを特徴とする排紙トレー付プリンタ。
  2. ロール紙を供給ローラにより挟んで印字部に供給するとともに印字部で印刷されたロール紙を切断部に送り出し、切断部で切出された定型用紙をロール紙に起因するカールの突面が上方となるように排出口から排出してこれを受け面と当たり面とを備えた排紙トレーで受けるように構成する一方、切断部で発生する切断くずが収納されるダストボックスを着脱可能に設けるとともにこのダストボックスにくず確認用のぞき窓を設けた排紙トレー付プリンタであって、
    排紙トレーにダストボックスに沿って延びる直立部を設け、この直立部にくず確認用のぞき窓を塞がないように開口窓を設ける一方、排紙トレーの受け面と直立部とにより凹みを形成し、受け面の長さを突面が上方となるようにカールした定型用紙の端部の一方がダストボックスに、他方が受け面によって支えられる長さとしたことを特徴とする排紙トレー付プリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015063382A (ja) * 2013-09-26 2015-04-09 セイコーエプソン株式会社 記録装置及び媒体搬送装置
JP2015189076A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 三菱電機株式会社 プリンタ

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