JP6272045B2 - プリンタ装置 - Google Patents

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Description

本発明はプリンタ装置に関し、特に、インクシートのインクを記録紙に熱転写して印刷を行うプリンタ装置に関する。
加熱したサーマルヘッドとプラテンローラーとの間でインクシートに記録紙を押圧して記録紙にインクシートのインクを熱転写する、熱転写型のプリンタ装置が知られている。熱転写型のプリンタ装置においては、記録紙として、記録紙がロール状に巻かれた記録紙ロールを用いるのが一般的である。記録紙ロールを用いるプリンタ装置においては、記録紙に印刷を行った後、記録紙を短手方向(即ち、記録紙の搬送方向と直行する方向)に切断して記録紙ロールから分離してから、排出口から排出する。
また、記録紙に印刷を行った後、記録紙の長手方向(即ち、記録紙の搬送方向と平行な方向)にも記録紙を切断するプリンタ装置が知られている。例えば、記録紙の短手方向に2つの写真を並べて印刷する場合は、2つの写真の境界の余白部分を切断してから、記録紙を排出する。この切断された余白部分(縦マージンカット屑と呼ぶ)を収納するために、プリンタ装置には収納箱が設けられる。細長い縦マージンカット屑は、収納箱に対して垂直方向に垂れた状態で落下する。よって、収納箱には、縦マージンカット屑が垂直方向に向いた状態で収納されるため、収納効率が悪い問題があった。また、収納効率が悪いため、収納箱から縦マージンカット屑があふれ易い問題があった。収納箱から縦マージンカット屑があふれることにより、切断不良や紙詰まりなどの不具合が発生することがあった。
前述の収納効率を改善するために、カットされたシート屑を、プッシャーを用いて収納箱に押し込む方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−007539号公報
しかし、特許文献1に記載の、プッシャーを用いてシート屑を収納箱に押し込む方法は、プッシャーやその可動部を形成するために構造が複雑になり、製品サイズが大きくなる問題があった。また、構造の複雑化により製造コストが増大する問題があった。
また、縦マージンカット屑は、垂直方向を向いた状態で収納箱に堆積するため、プッシャーで上から押し込む方式では、一度押し込まれた縦マージンカット屑がその弾性により元の位置に戻ってしまうなど十分な効果を発揮できなかった。
本発明は以上の問題を解決するためになされたものであり、簡易な構造で縦マージンカット屑を効率良く収納することができ、縦マージンカット屑の収納箱を小さくすることができ、また、プリンタ装置本体の大型化および製造コストの増大を抑制することができ、切断不良や紙詰まりなどの不具合が発生しない信頼性の高いプリンタ装置の提供を目的とする。
本発明に係るプリンタ装置は、記録紙の送り方向と平行に記録紙を切断する縦カッターと、記録紙から縦カッターにより切断された縦マージンカット屑を収納する収納箱と、垂直に垂れて収納箱に向かう縦マージンカット屑を、水平面内で90°回転させ、かつ、その延在方向を垂直方向から水平方向に向けて方向転換させるガイドと、を備える。
また、本発明に係るプリンタ装置は、記録紙の送り方向と平行に前記記録紙を切断する縦カッターと、記録紙から縦カッターにより切断された縦マージンカット屑を収納する収納箱と、を備え、収納箱は、縦マージンカット屑をプリンタ装置の外部に導く開口部を備えることを特徴とする。
本発明に係るプリンタ装置はガイドを備えるため、垂直方向に垂れた状態で収納箱に向かう縦マージンカット屑は、ガイドに案内されることにより、収納箱の底面に対して水平な状態で、収納箱に収納される。つまり、収納箱に落下する縦マージンカット屑は、順に隙間無く蓄積される。よって、ガイドを設けるだけの簡易な構造で、効率良く縦マージンカット屑を収納箱に収納することが可能となる。
また、本発明に係るプリンタ装置において、収納箱に開口部を設けることにより、縦マージンカット屑を開口部からプリンタ装置の外部に排出する。これにより、プリンタ装置内部に縦マージンカット屑を収納するための収納箱を設ける必要がなくなるため、プリンタ装置の小型化が図れ、かつ、部品点数の削減により製造コストを低くできる。さらに、切断不良や紙詰まりなどの不具合が無い、信頼性の高いプリンタ装置が得られる。
実施の形態1に係るプリンタ装置の縦カッターおよび収納箱の斜視図である。 実施の形態2に係るプリンタ装置の縦カッターおよび収納箱の斜視図である。 実施の形態2に係るプリンタ装置の収納箱に備わる棚の動作を示す図である。 実施の形態3に係るプリンタ装置の縦カッターおよび収納箱の斜視図である。 実施の形態3に係るプリンタ装置本体の斜視図である。 実施の形態4に係るプリンタ装置の縦カッターおよび収納箱の斜視図である。 本発明の前提技術に係るプリンタ装置の印画動作の際の構成を示す図である。 本発明の前提技術に係るプリンタ装置の記録紙の巻き戻し動作および排紙動作の際の構成を示す図である。 本発明の前提技術に係るプリンタ装置の横カッターおよび収納箱の斜視図である。 本発明の前提技術に係るプリンタ装置の縦カッターおよび収納箱の斜視図である。
<前提技術>
本発明の実施形態を説明する前に、本発明の前提となる技術について説明する。図7は、前提技術におけるプリンタ装置の印画動作の際の構成を示す図である。前提技術におけるプリンタ装置は、インクシート2を加熱するサーマルヘッド1と、サーマルヘッド1との間でインクシート2および記録紙6を圧着させるプラテンローラー3を備える。インクシート2は、供給側インクボビン8に巻かれた状態で供給される。印画に用いられたインクシート2は、巻取り側インクボビン7に巻き取られる。
前提技術におけるプリンタ装置はさらに、ペーパーボビン10に巻かれた記録紙6を搬送するためのキャプスタンローラー4と、キャプスタンローラー4との間で記録紙6挟むピンチローラー5を備える。キャプスタンローラー4は、モーター9によって駆動される。
前提技術におけるプリンタ装置はさらに、記録紙6の搬送方向と直行する方向に記録紙6を切断する横カッター11と、横カッター11により切断された記録紙6の横マージンカット屑13を収納する収納箱12を備える。
前提技術におけるプリンタ装置はさらに、記録紙6の搬送方向と平行に記録紙6を切断する縦カッター14と、縦カッター14により切断された記録紙6の縦マージンカット屑16を収納する収納箱15を備える。
図8は、前提技術に係るプリンタ装置の記録紙の巻き戻し動作および排紙動作の際の構成を示す図である。図9は、前提技術における横カッター11および収納箱12の斜視図である。図10は、前提技術における縦カッター14および収納箱15の斜視図である。
次に、前提技術におけるプリンタ装置の動作を説明する。印画時は、図7に示す通り、インクシート2は記録紙6とともに、サーマルヘッド1とプラテンローラー3との間で押圧される。この状態でサーマルヘッド1の発熱によりインクシート2上の色剤または表面コーティング剤を記録紙6上に熱転写させながら、キャプスタンローラー4とピンチローラー5をモーター9で回転駆動して記録紙6を図7中の矢印A方向に搬送しながら印画を行う。1色目の印画が終了した後は2色目の印画を行うために、図2に示す通り、サーマルヘッド1とプラテンローラー3を離間させ、キャプスタンローラー4をモーター9によって印刷時とは逆方向に回転駆動することにより、記録紙6を図8中の矢印B方向に搬送して、印刷開始位置まで巻き戻す。その後、記録紙6は、再びサーマルヘッド1とプラテンローラー3とで押圧され、同様の動作で図7に示す通り2色目以降が印画される。
全ての色剤および表面コーティング剤の熱転写が完了すると、プリンタ装置は排紙動作に移行する。図8に示す通り、サーマルヘッド1とプラテンローラー3を離間させ、キャプスタンローラー4をモーター9によって印刷時とは逆方向に回転駆動させることにより、記録紙6を図8中の矢印B方向に搬送して、排紙位置まで送り出す。所定の位置まで送り出された記録紙6は、図9のように、まず横カッター11にて先端の不要な余白部分が定められた長さに切断される。横カッター11により切断された余白部分を横マージンカット屑13と呼ぶ。横マージンカット屑13はプリンタ装置に付属の収納箱12に自由落下し、収納される。この横マージンカット屑13は一定期間あるいは一定の量まで貯められた後、人の手によって別途廃却される。
先端の不要な余白部分が切り取られた記録紙6はその後、記録紙6の送り方向と平行な方向に切断を行う縦カッター14まで送られ、図10のように、記録紙6の送り方向と平行な方向に切れ目が作られる。さらに、記録紙6の後端となる部分を横カッター11で切断し、縦カッター14が記録紙6の後端まで切断を行うと、記録紙6は、記録紙A、記録紙B、記録紙Aと記録紙Bの間の余分な余白部分(即ち、縦マージンカット屑16)に分割される。
記録紙Aおよび記録紙Bは、縦カッター14の下流に配設された排出口から排出される。また、縦マージンカット屑16は、プリンタ装置に付属の収納箱15の方向にガイド等(図示せず)により誘導された後、収納箱15に自由落下して収納される。この縦マージンカット屑16は一定期間あるいは一定の量まで貯められた後、人の手によって別途廃却される。また、全面印刷のカラー画像を得るには横マージンカット屑13および縦マージンカット屑16が発生するため、それらを収納する収納箱(即ち、収納箱12および収納箱15)がプリンタ装置本体に備えられる。
前提技術のプリンタ装置は、横マージンカット屑13は切断後自然落下させるだけで図9のように水平に堆積するため、収納効率が良く、小さな収納箱で機能する。一方、縦マージンカット屑16は切断後自然落下させると、図10のように、収納箱15の縦カッター14直下の領域に垂直に堆積してしまい、収納効率が悪い。そのため、頻繁に縦マージンカット屑16を廃却しなければならず、メンテナンスコストや手間がかかる問題があった。また、縦マージンカット屑16が収納箱15に収納しきれずに縦カッター14近辺にあふれることで、切断不良や紙詰まりなどの不具合が発生していた。縦マージンカット屑16の収納効率の悪さを補うために、収納箱15の容積を大きくすると、プリンタ装置が大型化する問題があった。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態におけるプリンタ装置の縦カッター14および収納箱15の斜視図である。図1において、収納箱15に設けられたガイド17は、縦カッター14にて切断された、垂直方向に自由落下する縦マージンカット屑16を、水平方向に向けて方向転換するためのガイドである。その他の構成は、前提技術(図7〜図10)と同様であるため説明を省略する。
本実施の形態におけるプリンタ装置の印刷の過程は、前提技術で述べたプリンタ装置と同様である。全ての色剤および表面コーティング剤の熱転写が行われると、プリンタ装置は排紙動作に移行する。記録紙6は横カッター11にて先端の不要部分である横マージンカット屑13が切断された後、縦カッター14に送られる。縦カッター14にて切断された縦マージンカット屑16は、排紙動作によって先端から順に垂直方向に垂れて行き、ガイド17に接触する。その状態から排紙動作によって縦マージンカット屑16はどんどん押し出されてくるため、その先端がガイド17の方向転換案内壁17aに案内され、図1中の矢印で示すように、水平方向に向けて進んで行く。
ガイド17の方向転換案内壁17aは、図1に示すように、垂直に垂れた縦マージンカット屑16を水平面内で90°回転させ、かつ、その延在方向を垂直方向から水平方向に向けて方向転換させつつ、縦マージンカット屑16を案内するように形成されている。
縦カッター14により切断された後、縦カッター14による切れ目の後端において、記録紙6が横カッター11により切断されると、縦マージンカット屑16は記録紙6から完全に分断される。分断された縦マージンカット屑16は、ガイド17の方向転換案内壁17aにより案内されて、先端が水平方向に向けられた状態のまま自由落下する。落下した縦マージンカット屑16は、図1に示すように、収納箱15の底に水平に隙間無く効率的に堆積する。
2枚目以降の縦マージンカット屑16も同様の動作により先端を水平方向に向けた様態のままで落下するので、収納箱15の中で既に水平方向に蓄積されている縦マージンカット屑16に重なるように隙間無く蓄積される。つまり、前提技術で述べたように縦マージンカット屑16が垂直方向に立ち上がった状態で収納されることがないため、効率良く縦マージンカット屑16を収納することが可能である。
なお、本実施の形態では、縦マージンカット屑16の進行方向を案内するガイド17を、収納箱15に設けたが、プリンタ装置本体の部材(例えば、記録紙6のペーパーガイド(図示せず))にその機能を設けてもよい。あるいは、ガイド17を、収納箱15を臨む、縦マージンカット屑16の落下経路の適当な位置に単独の部品として設けてもよい。
<効果>
本実施の形態におけるプリンタ装置は、記録紙の送り方向と平行に記録紙6を切断する縦カッター14と、記録紙6から縦カッター14により切断された縦マージンカット屑16を収納する収納箱15と、垂直に垂れて収納箱15に向かう縦マージンカット屑16を、水平面内で90°回転させ、かつ、その延在方向を垂直方向から水平方向に向けて方向転換させるガイド17と、を備える。
従って、垂直方向に垂れた状態で収納箱15に向かう縦マージンカット屑16は、ガイド17に案内されることにより、収納箱15の底面に対して水平な状態で、収納箱15に収納される。つまり、収納箱15に落下する縦マージンカット屑16は、順に隙間無く蓄積される。よって、前提技術と比較して効率良く縦マージンカット屑16を収納箱15に収納することが可能となる。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、前提技術にガイド17を追加する簡易な構造により、効率良く縦マージンカット屑16を収納箱15に収納することができる。よって、前提技術と比較して、収納箱15の容積を増やす必要がないため、プリンタ装置本体の大型化を抑制することが可能である。また、本実施の形態におけるプリンタ装置は、前提技術にガイド17を追加する簡易な構造であるため、製造コストの増大を抑制することが可能である。
また、本実施の形態におけるプリンタ装置においては、切断中の縦マージンカット屑16が、収納箱15に既に蓄積されている縦マージンカット屑16と干渉することが無い。よって、切断不良や紙詰まりなどの不具合が発生しない。そのため、信頼性の高いプリンタ装置が得られる。
<実施の形態2>
図2は、本実施の形態におけるプリンタ装置の縦カッター14および収納箱15の斜視図である。また、図3は、収納箱15に備わる棚18の動作を示す図である。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、図2に示すように、収納箱15のガイド17の直下に棚18が設けられる。それ以外の構成は実施の形態1(図1)と同じため説明を省略する。
縦カッター14にて切断された後、ガイド17にて案内された縦マージンカット屑16は、一旦、図2の水平姿勢の棚18上に水平方向に横たえられる。その後、棚18を図3の矢印のように可動させて、垂直姿勢とする(可動機構は図示せず)。この棚18の姿勢変化により、縦マージンカット屑16を確実に水平に保ったまま収納箱15に落下させる。
実施の形態1では、収納箱15に設けた固定のガイド17によって、縦マージンカット屑16の進行方向を水平方向に案内した後に自由落下により水平に堆積させた。本実施の形態では、図2および図3に示すように、可動する棚18を追加で設けることにより、縦マージンカット屑16を確実に水平に保ったまま収納箱15に落下させることができる。
棚18の動作を説明する。まず、図2に示すように、棚18を水平姿勢にする。縦カッター14の切断動作により押し出されてくる縦マージンカット屑16は、ガイド17により方向を水平方向に案内され、棚18の上に横たわり載置される状態となる。縦マージンカット屑16が記録紙6から完全に分断された後、図3に示すように棚18を可動し垂直姿勢とすることで縦マージンカット屑16は収納箱15の底面に水平に落下する。
なお、実施の形態1および実施の形態2においては、縦マージンカット屑16の堆積する姿勢を最適化することで収納効率が良くなるが、縦マージンカット屑16自身の長手方向の反りが大きいと収納の妨げとなる。この反りは記録紙6がペーパーボビン10にロール状に巻かれているために発生するものと、印画の過程や切断の過程で発生するものがある。反りが生じた縦マージンカット屑16を、縦マージンカット屑16の短手方向にさらに折り曲げることにより、反りを矯正することができる。例えば、ガイド17に、V字形状の隙間を設け、この隙間に縦マージンカット屑16を通すことにより、縦マージンカット屑16の短手方向に折り目をつけることができる。あるいは、縦マージンカット屑16を短手方向に折り曲げる代わりに、縦マージンカット屑16を短手方向に反らせることで長手方向の反りを矯正することもできる。
<効果>
本実施の形態におけるプリンタ装置は、ガイド17の直下に設けられ、縦マージンカット屑16を水平に載置する水平姿勢と、載置した縦マージンカット屑を収納箱15に落下させる垂直姿勢と、を可動自在な棚18をさらに備える。
従って、棚18を設けることにより、縦マージンカット屑16は確実に水平方向に向いた様態のままで収納箱15に落下するので、収納箱15の中で、縦マージンカット屑16が立ち上がることが無く、収納効率がさらに良くなる。そのため、収納箱15をさらに小さくすることができるため、プリンタ装置本体の寸法を小さくすることができる。また、収納箱15の小型化により材料を削減することができるため、製造コストをさらに低くすることができる。
また、棚18を設けることにより、切断中の縦マージンカット屑16が、既に蓄積されている縦マージンカット屑16と干渉することを確実に防止できるので、カット不良や紙詰まりなどの不具合が発生せず、さらに信頼性の高いプリンタ装置が得られる。
<実施の形態3>
実施の形態1(図1)あるいは実施の形態2(図2、図3)では、ガイド17等を設けて、縦マージンカット屑16の姿勢を最適化することで収納効率を良くした。図4は、本実施の形態におけるプリンタ装置の縦カッター14および収納箱15の斜視図である。本実施の形態では、図4のように収納箱15に開口部19を設け、縦マージンカット屑16をその開口部19からプリンタ装置の外部に排出して、大きな外部の収納箱21に縦マージンカット屑16を収納する。本実施の形態は、収納箱12を収納箱15に併用する場合に特に有効である。収納箱15以外の構成は実施の形態1と同様のため説明を省略する。
例えば図5に示すように、プリンタ装置本体20を、机の上に設置する。収納箱15の開口部19の下方に、外部の収納箱21を設置する。なお、図5において収納箱15は、プリンタ装置本体20に収容されているため図示されない。縦マージンカット屑16は収納箱15の開口部19を通過し、外部の収納箱21に堆積される。外部の収納箱21は、プリンタ装置本体20とは別の装置となるため自由な大きさに設定できる。
また、収納箱15に開口部19を設けて縦マージンカット屑16を通過させる代わりに、縦マージンカット屑16を収納箱15の上方を通過させて排出してもよい。
<効果>
本実施の形態におけるプリント装置は、記録紙6の送り方向と平行に記録紙6を切断する縦カッター14と、記録紙6から縦カッター14により切断された縦マージンカット屑16を収納する収納箱15と、を備え、収納箱15は、縦マージンカット屑16をプリンタ装置の外部に導く開口部19を備えることを特徴とする。
本実施の形態では、収納箱15に開口部19を設けることにより、縦マージンカット屑16を開口部19からプリンタ装置の外部に排出する。これにより、プリンタ装置内部に縦マージンカット屑16を収納するための収納箱を設ける必要がなくなるため、プリンタ装置の小型化が図れ、かつ、部品点数の削減により製造コストを低くできる。さらに、切断不良や紙詰まりなどの不具合が無い、信頼性の高いプリンタ装置が得られる。
<実施の形態4>
図6は、本実施の形態におけるプリンタ装置の縦カッター14および収納箱15の斜視図である。
本実施の形態では、図1におけるガイド17に代えて、カッター22を設ける。カッター22は、収納箱15を臨む、縦マージンカット屑16の落下経路に設けられる。カッター22は、縦カッター14に切断されて落下する縦マージンカット屑16を短く切断する。つまり、縦マージンカット屑16は、縦マージンカット屑16の長手方向の長さが短くなるように、カッター22によって適度な大きさに切断される。縦マージンカット屑16を適度な大きさに切断することにより、縦マージンカット屑16を効率良く収納箱15に収納することができる。
<効果>
本実施の形態におけるプリンタ装置は、記録紙6の送り方向と平行に記録紙6を切断する縦カッター14と、記録紙6から縦カッター14により切断された縦マージンカット屑16を収納する収納箱15と、収納箱15を臨む縦マージンカット屑16の落下経路に設けられ、縦マージンカット屑16を細かく切断し収納箱15に堆積させるカッター22と、を備える。
従って、カッター22によって縦マージンカット屑16をさらに細かく切断することにより、縦マージンカット屑16を、収納箱15に効率良く収納することができる。よって、前提技術と比較して収納箱15を小型化することができるため、プリンタ装置を小型化することが可能である。また、収納箱15の小型化により材料を削減することができるため、プリンタ装置の製造コストを低くできる。
<実施の形態5>
実施の形態1〜4によれば、縦マージンカット屑16を収納箱15に効率良く収納することができるので、収納箱15を小型化できる。実施の形態1〜4においては、横マージンカット屑13用の収納箱12と、縦マージンカット屑16用の収納箱15とを別々に設けた。
本実施の形態におけるプリンタ装置においては、実施の形態1〜4のいずれかのプリンタ装置において、横マージンカット屑13を収納する収納箱12と、縦マージンカット屑16を収納する収納箱15とを一体化させる。これにより、一度に両方の収納箱をプリンタ装置本体から取り出すことができ、また取り付けも同時に行うことができるので、プリンタ装置のメンテナンスが容易になり、運用コストを低くできる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 サーマルヘッド、2 インクシート、3 プラテンローラー、4 キャプスタンローラー、5 ピンチローラー、6 記録紙、7 巻き取り側インクボビン、8 供給側インクボビン、9 モーター、10 ペーパーボビン、11 横カッター、12 収納箱、13 横マージンカット屑、14 縦カッター、15 収納箱、16 縦マージンカット屑、17 ガイド、18 棚、19 開口部、20 プリンタ装置本体、21 外部の収納箱、22 カッター。

Claims (3)

  1. 記録紙の送り方向と平行に前記記録紙を切断する縦カッターと、
    前記記録紙から前記縦カッターにより切断された縦マージンカット屑を収納する収納箱と、
    垂直に垂れて前記収納箱に向かう前記縦マージンカット屑を、水平面内で90°回転させ、かつ、その延在方向を垂直方向から水平方向に向けて方向転換させるガイドと、
    を備える、
    プリンタ装置。
  2. 前記ガイドの直下に設けられ、前記縦マージンカット屑を水平に載置する水平姿勢と、前記載置した前記縦マージンカット屑を前記収納箱に落下させる垂直姿勢と、を可動自在な棚をさらに備える、
    請求項1に記載のプリンタ装置。
  3. 記録紙の送り方向と平行に前記記録紙を切断する縦カッターと、
    前記記録紙から前記縦カッターにより切断された縦マージンカット屑を収納する収納箱と、
    を備え、
    前記収納箱は、前記縦マージンカット屑をプリンタ装置の外部に導く開口部を備えることを特徴とする、
    プリンタ装置。
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