JP2018167503A - 搬送装置 - Google Patents

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【課題】適切な搬送速度で被印刷シートにインクを転写することができる搬送装置を提供する。
【解決手段】搬送中の被印刷シートを転写手段に当接させる当接手段よりも上流側の被印刷シートを手繰り寄せる手繰り寄せ手段と、被印刷シートの搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、搬送速度検出手段が予め設定した閾値以下の速度であるときに手繰り寄せた被印刷シートを繰り出す繰出手段と、閾値以下となったときに繰出手段を駆動させる駆動制御手段と、被印刷シートの検出用マークをタイミング検出手段が検出したときに、印刷タイミング検出用マークからの搬送距離が規定された印刷開始位置を基準として、搬送速度検出手段で検出した搬送速度Vfに応じて、印刷タイミング検出用マークを検出してから繰出手段の駆動を開始するまでの開始期間Tiと、繰出手段を駆動させている駆動期間Tonと、を決定する決定手段と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、インクを転写する転写手段に対して被印刷シートを搬送する搬送装置に関する。
包装フィルム等の長尺なシートを被印刷シートとして、この被印刷シートに熱転写型のサーマルプリンタを用いて所望の印刷を連続して行うようにした印刷方式が周知である。また、このような印刷方式では、インクを転写する転写手段(例えば、サーマルヘッド)には、被印刷シートの搬送速度が所定速度を下回ってしまうと転写に不具合が発生してしまうため、最低速度を設定している。
しかしながら、被印刷シートが長尺であるため、何らかの不具合が発生した場合や電源を停止した際に、印刷直前の被印刷シートが無駄になったり、印刷の途中で搬送が停止してしまうといった不具合が発生していた。
そこで、予め転写手段よりも上流側で手繰り寄せておいた被印刷シートを繰り出して搬送速度を確保しつつ、1回分の印刷を完了させて被印刷シートの無駄を防止した手繰り寄せ機構を採用したものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許第5935042号公報 特開2015−199205号公報
しかしながら、上述した手繰り寄せ機構は、単に手繰り寄せた被印刷シートを繰り出しただけでは、例えば、包装フィルムのようにアイマークを設け、一定の距離の定まった位置に印字をしなければならない場合、その位置合わせを確保することが困難であった。
すなわち、被印刷シートの所定の位置に印刷を実行するためには、最低速度を下回る被印刷シートの搬送速度に対して手繰り寄せ機構から繰り出す繰出し速度を考慮する必要がある。このため、任意で繰出しタイミングを設定する必要がある場合、適切な搬送速度で被印刷シートにインクを転写するためには、ユーザはアイマークと印刷実行位置とに応じたタイミングを模索しなければならず、手間を要するという問題が生じていた。
本発明の目的は、適切な搬送速度で被印刷シートにインクを転写することができる搬送装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本願発明は、インクを転写する転写手段に対して被印刷シートを搬送する搬送装置であって、前記転写手段と対向して搬送中の前記被印刷シートを前記転写手段に当接させる当接手段と、前記当接手段よりも上流側の前記被印刷シート及び前記当接手段よりも下流側の前記被印刷シートのうち少なくとも上流側の前記被印刷シートに対してテンションを付与しつつ手繰り寄せる手繰り寄せ手段と、前記当接手段よりも上流側かつ前記手繰り寄せ手段よりも下流側における前記被印刷シートの搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、前記搬送速度検出手段が予め設定した閾値以下の速度で前記被印刷シートを搬送していることを検出したときに前記手繰り寄せ手段による手繰り寄せを解除して手繰り寄せた前記上流側の被印刷シートを繰り出す繰出手段と、前記閾値以下となったときに前記繰出手段を駆動させる駆動制御手段(センサスイッチ等)と、前記被印刷シートに予め一定間隔で付与した印刷タイミング検出用マークの位置を検出するタイミング検出手段と、前記印刷タイミング検出用マークからの搬送距離が規定された印刷開始位置を基準として、前記搬送速度検出手段で検出した搬送速度Vfに応じて、前記タイミング検出手段によって前記印刷タイミング検出用マークを検出してから前記駆動制御手段によって前記繰出手段の駆動を開始するまでの開始期間Tiと、前記繰出手段を駆動させている駆動期間Tonと、を決定する決定手段と、を備える。
本願発明の搬送装置においては、通常時において、当接手段よりも上流側の被印刷シート及び当接手段よりも下流側の被印刷シートのうち少なくとも上流側の被印刷シートを、手繰り寄せ手段がテンションを付与しつつ手繰り寄せている。
そして、当接手段よりも上流側かつ手繰り寄せ手段よりも下流側における被印刷シートの搬送速度が、予め設定した閾値以下の搬送速度となったことを搬送速度検出手段が検出すると、駆動制御手段が繰出手段を制御して、手繰り寄せ手段による手繰り寄せを解除しつつ手繰り寄せた上流側の被印刷シートを繰り出し、被印刷シートの搬送速度を早くする。
この際、被印刷シートに予め一定間隔で付与した印刷タイミング検出用マークの位置をタイミング検出手段が検出してから被印刷シートの搬送距離が規定された印刷開始位置を基準として、搬送速度検出手段で検出した搬送速度Vfに応じて、タイミング検出手段によって印刷タイミング検出用マークを検出してから駆動制御手段によって繰出手段の駆動を開始するまでの開始期間Tiと、繰出手段を駆動させている駆動期間Tonと、を決定手段が決定する。
これにより、被印刷シートの搬送速度に応じた分だけ手繰り寄せた被印刷シートを繰り出して印刷タイミング検出用マークから所定の搬送距離だけ搬送した被印刷シートに対して、適切な搬送速度で被印刷シートにインクを転写することが可能となる。
本発明によれば、適切な搬送速度で被印刷シートにインクを転写することができる。
印刷システムの一例を示す説明図である。 被印刷シートの搬送装置を含む印刷装置の正面方向の説明図である。 被印刷シートの搬送装置を含む印刷装置の側面方向の説明図である。 印刷ユニットの概要を示す説明図である。 手繰り寄せ機構による作用例を示し、(A)は被印刷シートを手繰り寄せている状態の説明図、(B)は被印刷シートを繰出している状態の説明図である。 印刷装置の概略の電気的構成を示すブロック図である。 AC周波数の一例を示すグラフ図である。 開始期間Tiと駆動期間Tonとを決定するタイミングの一例を示す説明図である。 開始期間Tiと駆動期間Tonとを決定するタイミングの他例を示す説明図である。 決定手段による搬送制御ルーチンのフローチャートである。
以下、本発明に係る印刷装置の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、印刷装置PUは、この例では、ネットワーク回線NWを介して操作手段としてのパーソナルコンピュータ(所謂、ノートパソコン)などの外部機器CPから出力した印刷データに基づいて所望の印刷処理を実行する。したがって、外部機器CPは、印刷装置PUに対して所定の処理を実行させるために操作者が入力操作するためのキーボード・マウス・モニタ等の操作盤を有するものを用いる。
なお、操作手段としての外部機器CPは、パーソナルコンピュータに限定されるものではない。したがって、印刷装置PUにキーボードやモニタ画面等の必要な操作を操作者が実行する操作部を操作手段として一体に設けた一体型であってもよい。また、印刷装置PUと外部機器CPとは、無線又は有線の各種ネットワーク回線(イントラネット・インターネット)の他、例えば、シリアルケーブル等を用いた直接接続の場合を含むものとする。
印刷装置PUの内部には、図2及び図3に示すように、印刷ユニット1を収納している。印刷ユニット1は、使用するインクリボンの幅に応じて、例えば、カセットベース2とカセットホルダ3と、に分離可能となっている。印刷ユニット1は、プラテンローラQを含む被印刷シート(図4参照)を搬送するため搬送装置4の内部に配置している。
印刷ユニット1は、カセットベース2とカセットホルダ3とを抱き合わせるように組み合わせたうえでカバー11で覆ったユニット状態でユーザが搬送装置4に対して着脱操作するための把手12を有する。
図4に示すように、印刷ユニット1は、ロール状のインクリボンRを装着している。インクリボンRは、供給側ロールRAと巻取側ロールRBとを備え、例えば、カセットベース2に設けた供給スプール21A及び巻取スプール21Bによって供給および巻き取りが可能となっている。インクリボンRは、カセットベース2に設けた4つのガイド軸22A〜22Dによって折り返される搬送経路を有する。その搬送経路の中途部には、カセットホルダ3に印字手段としてのサーマルヘッド31を配置している。サーマルヘッド31は、搬送装置4に設けたプラテンローラQとの間に搬送した被印刷シート(以下、単に「シート」若しくは「包材」と称する場合もある。)Pにインクを転写する。4つのガイド軸22A〜22Dのうち、供給側ロールRA及び巻取側ロールRBの近傍においてインクリボンRを鋭角に折り返すようにガイドするガイド軸22A及びガイド軸22Dには、インクリボンRを適度に緊張させるテンション機構(図示せず)を配置している。
サーマルヘッド31はプラテンローラQに対して接近・退避可能となっており、通常時にはインクリボンRと非接触となるように退避位置(符号31B参照)にあり、印刷時にはインクリボンRに接触しつつプラテンローラQに向けてインクリボンRを押し付ける。このため、カセットホルダ3には、インクリボンRのガイドバー32をサーマルヘッド31の近傍に配置している。ガイドバー32は、サーマルヘッド31とガイド軸22Cとの間の搬送経路途中において、サーマルヘッド31の下死点とガイド軸22Cとの高さ方向の間に位置している。
次に、図2及び図3に戻り、搬送装置4を説明する。搬送装置4は、プラテンローラQを含む印刷ユニット1を保持する上ホルダ41Aを有する。搬送装置4は、プラテンローラQの左右(図2参照)、すなわち、プラテンローラQを基準として被印刷シートPの搬送方向(矢印D参照)の上流側と下流側とで対称な各3つの搬送ローラ42A〜42C及び搬送ローラ43A〜43Cを回転可能に保持した下ホルダ41Bを有する。下ホルダ41Bには、上流側の搬送経路中の被印刷シートP(PA)の一部と、下流側の搬送経路中の被印刷シートP(PB)の一部とを折り返すように搬送するとともに、主として上流側の被印刷シートPを手繰り寄せる手繰り寄せ機構44を配置している。
手繰り寄せ機構44は、上流側ローラ44Aと下流側ローラ44Bとが移動プレート44Cに保持されている。移動プレート44Cには、ラックギヤ44Dが設けられているとともに、下ホルダ41Bに形成したガイド溝44Eに沿って変位可能となっている。ラックギヤ44Dは、下ホルダ41Bに配置したピニオンギヤ44Fと噛み合っており、ピニオンギヤ44Fの図示反時計回り方向の回転によって移動プレート44Cが強制的に変位する。
移動プレート44Cは、常時は、例えば、上流側と下流側との被印刷シートPの搬送力の差によって下流側に付勢されている。これにより、図5(A)に示すように、上流側の被印刷シートPAが上流側ローラ44Aによって手繰り寄せられる。なお、移動プレート44Cの手繰り寄せ方向の付勢又は変位は、バネ等の付勢手段によるものでもよい。
一方、移動プレート44Cは、例えば、被印刷シートPの搬送速度(以下、単に「包材速度」とも称する。)が予め設定した包材速度を下回ったとき、ピニオンギヤ44Fが図示反時計回り方向に回転して移動プレート44Cを上流側に変位させる。これにより、図5(B)に示すように、上流側の被印刷シートPAが上流側ローラ44Aから繰り出される。
このため、搬送装置4は、プラテンローラQの下流側において包材速度を検出する搬送速度検出センサ45と、ピニオンギヤ44Fを回転させる繰出モータ46(図6参照)と、プラテンローラQを回転させるプラテンモータ47(図6参照)と、を備えている。
ところで、搬送装置4の上流側と下流側において、被印刷シートPは、例えば、包装装置(図示せず)によって搬送される。包装装置は、上流側から搬送された被印刷シートPを最上流側の搬送ローラ42Cに向けてガイドするガイドローラ51と、最下流側の搬送ローラ43Cから被印刷シートPの搬送を引き継ぐ搬送駆動ローラ52及び搬送従動ローラ53と、被印刷シートPに予め一定間隔で印刷したアイマークを読み取るマークセンサ54と、を備える。
<印刷装置PUの電気的構成>
図6を参照し、印刷装置PUの電気的構成について説明する。印刷装置PUは印刷ユニット1に制御部7を備える。制御部7は、印刷装置PUの全般を制御するため、例えば、印刷ユニット1に加えて搬送装置4も制御するようになっている。
制御部7は、記憶部71に記憶した本発明に拘る搬送制御に加えて印刷制御全般にわたるプログラムにしたがって各部を制御する。制御部7は、供給センサ72、巻取センサ73、及び、周波数検知センサ74からの検知信号に基づいて駆動系を制御する。供給センサ72は、供給側のガイド軸22Aの位置に応じた値を示す信号を制御部7に出力する。巻取センサ73は、巻取側のガイド軸22Dの位置に応じた信号を制御部7に出力する。周波数検知センサ74は、繰出モータ46を駆動させるAC電源(商用電源)の周波数を検出する。すなわち、繰出モータ46を駆動させる電源にAC電源を用いた場合、図7に示すように、電源周波数によって回転速度が異なる。具体的には、繰出モータ46は、周波数が50Hzの場合には1500r/minで回転し、周波数が60Hzの場合には1600r/minで回転する。したがって、制御部7によって後述する制御パラメータ(Li,La)を事前にユーザ入力を受け付けて設定する場合において、電源周波数が異なるにもかかわらず、制御部7が同じタイミングで繰出モータ46のON・OFFを制御してしまうと、所定の位置での印刷を実行することができないという不具合を解消する。なお、日本国内の場合、上述した50Hz(東日本地域)と60Hz(西日本地域)との2種類に分かれるため、これらに対応したパラメータを2種類設定しておけば、周波数を検知することで何れのパラメータを用いればよいかは容易に決定することができる。
一方、制御部7は、駆動系の制御として、例えば、供給モータ81、巻取モータ82、進退モータ83、の駆動を制御0する。制御部7は、サーマルヘッド(加熱部)31の加熱温度を制御する。
さらに、制御部7は、搬送速度検出センサ45で検出した包材速度が所定値以下である場合に、手繰り寄せ機構44の繰出モータ46の駆動を制御する。また、プラテンローラQを駆動させるためのプラテンモータ47を制御する。なお、搬送装置4は制御部7とは切り離して独立した制御径を構築してもよい。
制御部7は、通信インターフェース75を介して、外部機器CPに加え、包装装置5とで制御系統を連携している。包装装置5は、通信インターフェース55、記憶部56、制御部57を備える。制御部57は、記憶部56に記憶した包装管理プログラムにしたがって搬送駆動ローラ52を回転させる搬送モータ58を駆動制御する。また、制御部57は、マークセンサ54で検出したマーク位置情報を通信インターフェース55を経由して印刷ユニット1に転送させる。
記憶部71は、ROM、RAM、フラッシュメモリ等の各種記憶媒体を含む。記憶部71は、制御部7が実行する処理のプログラムを記憶している。記憶部71には、印刷処理に関する各主駆動制御データ、外部機器CPから受信した印刷データの他、利用可能な複数種類のリボン幅情報、各リボンに応じたリボン幅と供給側ロールRA及び巻取側ロールRBのロール径に関する各種テーブルデータ、印刷設定情報、規定回数、インクリボンRの全長情報、供給初期直径、巻取初期直径、及び、媒体速度、等を記憶する。したがって、記憶部71に記憶する情報の一部は、例えば、インクリボンRの使用量などのように更新情報とすることができる。なお、印刷ユニット1に対する制御部7による具体的な制御は公知の印刷技術で良いため、ここではその説明は省略する。
サーマルヘッド31は、例えば、一列に整列した複数の発熱素子(加熱部)を有するラインサーマルヘッドである。複数の発熱素子(加熱部)のそれぞれは、制御部7から出力される信号に応じて選択的に発熱する。供給モータ81及び巻取モータ82は、パルス信号に同期して回転するステッピングモータである。供給モータ81及び巻取モータ82として、共通する仕様のモータが使用される。供給モータ81は、制御部7から出力されるパルス信号に応じて、供給スプール21Aを回転させる。巻取モータ82は、制御部7から出力されるパルス信号に応じて、巻取スプール21Bを回転させる。進退モータ83は、制御部7から出力されるパルス信号に応じて回転し、サーマルヘッド31を、印刷位置31A(図1参照)、印刷待機位置31B(図1参照)、及び、非図示の印刷待機位置の間で移動させる。進退モータ83は、サーマルヘッド31を印刷位置31Aと印刷待機位置31Bとの間を進退動させるだけである場合、例えば、ソレノイド等の直線運動を実行する機構を採用してもよい。
制御部7によって実行されるプログラムは、例えば、外部機器CPから通信I/F75を介してダウンロードされてもよい。制御部7は、通信I/F75を介して外部機器CPから取得したプログラムを、記憶部71に記憶してもよい。記憶部71に記憶される各種情報は、外部機器CPを介して変更可能としてもよい。
このような構成において、産業用の印刷装置PUとして、サーマルヘッド31を用いたサーマルプリンタ(TTO)では、例えば、被印刷シートPにインクリボンRにて賞味期限やバーコードなどの印刷を行うため、印刷不良、特に被印刷シートPに対する印刷位置ができるだけ正確な位置に印刷するのが望ましい。
すなわち、被印刷シートPの所定の位置に印刷を実行するためには、アイマークPmを基準とする位置合わせに加え、最低速度を下回る包材速度に対して手繰り寄せ機構44から繰り出す繰出し速度を考慮し、適切な包材速度で被印刷シートPにインクを転写することが望ましい。
そこで、制御部7は、ユーザによりアイマーク間距離並びにアイマークから印刷位置の距離を設定するだけで、最適な手繰り寄せ機構44の繰出モータ46のON/OFFタイミングを自動で設定する。
ここで、図8に示すように、制御部7には、以下に示す条件、
Lp:基準位置(=繰り出しによる搬送速度のピーク位置)
Ls:印刷内容の印刷開始位置
Li:隣接するアイマーク間距離
La:上流側アイマークから印刷開始位置までの距離(上流側距離)
Lb:印刷開始位置から下流側アイマークまでの距離(下流側距離)
Lt:印刷可能速度以上の印刷可能期間
ΔL:基準位置−印刷開始位置(自動演算可変値)
Ti:アイマーク検知から繰出モータがONするまでの期間
Ton:繰出モータをONしている駆動期間
Toff:繰出モータをOFFしてから被搬送シートを手繰り寄せる期間
を設定する。
アイマーク間距離Liは予め印刷したアイマークPmの距離であるため既知であり、印刷開始位置Lsも指定位置であるため既知である。したがって、Li=La+Lbは固定となる。仮に、基準位置Lpが印刷開始位置Lsと一致している場合、印刷可能速度以下(実際の速度は搬送速度検出センサ45で検出可能)での包材搬送距離S1及びS2と、加速中における包材搬送距離S3とを用いることにより上流側距離Laを算出することができる(La=S1+S2+S3)。同様に、印刷可能速度以下での包材搬送距離S4及びS6と、減速中における包材搬送距離S5とを用いることにより下流側距離Lbを算出することができる(Lb=S4+S5+S6)。なお、S3及びS5は図8に示したグラフ曲線により、事前データとしてパラメータを有している。また、上記以外の条件としては、駆動期間Tonは、手繰り機構4によって手繰られる被印刷シートPの限界位置に到達するまでの時間(固定)と仮に決定する。
したがって、
La<S2+S3
となったとき、駆動期間TonをつめてモータをONする。その際、包材速度が印刷可能速度に到達しない場合はエラーを報知する。
La>S2+S3の場合は、
S1=Vf*Ti
S2=Vf*Ton
La=S1+S2+S3=Vf*Ti+Vf*Ton+S3 ・・・(1)
となるため、この式(1)から開始期間Tiを導き出す。そして、この開始期間Tiを算出することに寄り、結果的に基準位置Lpの位置をどのタイミングとするか、すなわち、印刷開始位置Lsに対する基準位置Lpとのズレ量(ΔL)を算出することができる。
Lb<S4+S5の場合は、エラーもしくは駆動期間Tonを前倒ししで調整できる場合は調整する。
なお、図9に示すように、印刷開始位置Lsが異なる被印刷シートPに対しても、上記パラメータを用いることにより、開始期間Ti及び駆動期間Tonを求まることができる。
ユーザーには、被印刷シートPに予め印刷したアイマークPmのうち隣接するアイマーク間距離(Li)、アイマークPmから印刷開始位置Lsまでの距離(La)を設定してもらう。これにより、制御部7は、包材速度(Vf)をプラテンローラQの下流側直近に配置した搬送速度検出センサ45で検出させ、アイマークPmの周辺の包材速度がある一定速度以下だった場合、アイマークPmの検知から繰出モータ46を駆動させるまでの開始期間(Ti)を経過させたうえで、算出した繰出モータ46のON期間(駆動期間Ton)だけ繰出モータ46を駆動させることで手繰り寄せた被印刷シートPを繰り出すようにしたものである。このように、検知した包材速度と事前に決定した繰出モータ46のON期間を設定するだけで、適切な包材速度で被印刷シートPにインクを転写させることが可能となる。
印刷装置PUは、被印刷シートPを製品に貼り付けるラベル等として印刷する装置となっており、印刷からラベル貼り付けまでを一連のラインとする包装装置5の中途部に配置している。
ここで、印刷装置PUによって印刷した被印刷シートPをラベルとして包装装置5によって製品に付ける必要があるため、通常は包材速度は、遅い速度に設定している。しかしながら、熱転写方式のサーマルプリンタの特性として、包材速度が一定の速度以下となってしまうと良好な品質の印刷結果を得ることができない。
したがって、実際のラインでは包材速度は遅くする必要があることに加え、逆に印刷時にはー定速度以上に包材速度を上げる必要がある。これを実現するために、搬送装置4では、印刷タイミングの直前で、被印刷シートPを手繰り寄せ機構44によりプラテンローラQよりも上流側で被印刷シートPの一部を手繰り寄せている。これにより、手繰り寄せた被印刷シートPを繰り出すことにより一時的に被印刷シートPの搬送を速くして、印刷を可能にしている。
なお、実際の印刷時には、所定の速度以上の包材速度を確保した印刷可能領域で行われるが、その包材速度はインクリボンRの搬送速度(以下、単に「リボン速度」とも称する。)とで同期をとる必要がある。したがって、品質の良好な印刷結果を得るために、インクリボンRがスルーアップしている領域では、印刷を行わないようにする。すなわち、印刷間始点は、手繰り寄せ機構44で手繰り寄せた被印刷シートPの速度が増して頂点(ピーク速度)に達した時点でインクリボンRが駆動し始めるため(印刷中だけインクリボンRは駆動する)、その点からさらにインクリボンRがスルーアップする幅分だけ過ぎた時点が、印刷間始点になる。
また、速度の頂点に達したときには、被印刷シートPの繰り出しは停止して再び次の繰り出しのために手繰り寄せを開始しているため、被印刷シートPの搬送速度は通常速度で引っ張られるように下降する。したがって、ピーク速度に達してから印刷が可能な一定の速度を超えない(下回らない)時点までに印刷は完了させる必要がある。なお、印刷の搬送方向に沿う幅が狭い(被印刷シートPを繰り出し、一定の速度以上になった時点から速度の頂点までの幅より狭い)場合には、被印刷シートPが一定の速度に達した時点から印刷を行っても良い。ただし、その際には、インクリボンRは既に搬送を開始している必要がある。
次に、制御部7による制御ルーチンの一例を図10に基づいて説明する。上述したように、搬送装置4は、サーマルヘッド31と対向して搬送中の被印刷シートPをサーマルヘッド31に当接させる当接手段としてのプラテンローラQと、プラテンローラQよりも上流側の被印刷シートP及びプラテンローラQよりも下流側の被印刷シートPのうち少なくとも上流側の被印刷シートPに対してテンションを付与しつつ手繰り寄せる手繰り寄せ手段としての手繰り寄せ機構44と、プラテンローラQよりも上流側かつ手繰り寄せ手段よりも下流側における被印刷シートPの搬送速度を検出する搬送速度検出センサ45と、搬送速度検出センサ45が予め設定した閾値(サーマル機能の限界低速度)以下の速度で被印刷シートPを搬送していることを検出したときに手繰り寄せ機構44による手繰り寄せを解除して手繰り寄せた上流側の被印刷シートPを繰り出す繰出手段としての繰出モータ46と、閾値以下となったときに繰出モータ46を駆動させる制御部7と、被印刷シートPに予め一定間隔で付与した印刷タイミング検出用マークの位置を検出するタイミング検出手段としてのマークセンサ54と、印刷タイミング検出用マークからの搬送距離が規定された印刷開始位置Lsを基準として、搬送速度検出センサ45で検出した搬送速度Vfに応じて、マークセンサ54によって印刷タイミング検出用マークを検出してから繰出モータ46の駆動を開始するまでの開始期間Tiと、繰出モータ46を駆動させている駆動期間Tonと、を決定する制御部7と、を備える。
(ステップS1)
ステップS1において、制御部7は、ユーザによるアイマーク間距離Li及び距離Laの入力を受け付け、その入力結果を記憶部71に記憶する条件イニシャライズを行い、ステップS2へと移行する。
(ステップS2)
ステップS2において、制御部7は、被印刷シートPの搬送中において、マークセンサ54がアイマークPmを検知したか否かを判定する。制御部7は、マークセンサ54がアイマークPmを検知したと判定した場合(Yes)には、ステップS3へと移行する。制御部7は、マークセンサ54がアイマークPmを検知したと判定しなかった場合(No)には、マークセンサ54がアイマークPmを検知するまで、引き続きこのルーチンを実行する。したがって、このステップS2及びマークセンサ54がタイミング検出手段として機能する。
(ステップS3)
ステップS3において、制御部7は、搬送速度検出センサ45で検出した速度信号に基づいて、現在の包材速度が予め設定(サーマルヘッド31の機能等に応じる)した閾値である所定速度を下回ったか否かを判定する。制御部7は、包材速度が所定速度以下であると判定した場合(Yes)には、ステップS4へと移行する。制御部7は、包材速度が所定速度以下であると判定しなかった場合(No)には、このままステップS9に移行して印刷を開始(継続)する。したがって、このステップS3及び搬送速度検出センサ45が搬送速度検出手段として機能する。
(ステップS4)
ステップS4において、制御部7は、繰出モータ46の制御値(Ti,Ton)を上記式(1)等を用いて算出し、ステップS5へと移行する。すなわち、このステップS5において、制御部7は、印刷タイミング検出用マークからの搬送距離が規定された印刷開始位置Lsを基準として、搬送速度検出センサ45で検出した搬送速度Vfに応じて、マークセンサ54によって印刷タイミング検出用マークを検出してから繰出モータ46の駆動を開始するまでの開始期間Tiと、繰出モータ46を駆動させている駆動期間Tonと、を決定する。
(ステップS5)
ステップS5において、制御部7は、ステップS4で決定した開始期間Tiが経過したか否かを判定する。制御部7は、開始期間Tiが経過したと判定した場合(Yes)には、ステップS6へと移行する。制御部7は、開始期間Tiが経過したと判定しなかった場合(No)には、開始期間Tiが経過するまで、引き続きこのルーチンを実行する。
(ステップS6)
ステップS6において、制御部7は、繰出モータ46をONして手繰り寄せ機構44で手繰り寄せた被印刷シートPの一部の繰出しを開始し、ステップS7へと移行する。
(ステップS7)
ステップS7において、制御部7は、ステップS4で決定した駆動期間Tonが経過したか否かを判定する。制御部7は、駆動期間Tonが経過したと判定した場合(Yes)には、ステップS8へと移行する。制御部7は、駆動期間Tonが経過したと判定しなかった場合(No)には、駆動期間Tonが経過するまで、引き続きこのルーチンを実行する。
(ステップS8)
ステップS8において、制御部7は、繰出モータ46をOFFしてこのルーチンを終了し、再び、次のアイマークPmを検知するまでステップS2のルーチンを監視する。
このように、搬送装置4は、通常時において、プラテンローラQよりも上流側の被印刷シートP及びプラテンローラQよりも下流側の被印刷シートPのうち少なくとも上流側の被印刷シートPを、手繰り寄せ機構44がテンションを付与しつつ手繰り寄せている。
プラテンローラQよりも上流側かつ手繰り寄せ機構44よりも下流側における被印刷シートPの搬送速度が、予め設定した閾値以下の搬送速度となったことを搬送速度検出センサ45が検出すると、制御部7が繰出モータ46を制御して、手繰り寄せ機構44による手繰り寄せを解除しつつ手繰り寄せた上流側の被印刷シートPを繰り出し、被印刷シートPの搬送速度を早くする。
この際、被印刷シートPに予め一定間隔で付与した印刷タイミング検出用マークの位置をマークセンサ54が検出してから被印刷シートPの搬送距離が規定された印刷開始位置を基準として、搬送速度検出センサ45で検出した搬送速度Vfに応じて、マークセンサ54によって印刷タイミング検出用マークを検出してから制御部7によって繰出モータ46の駆動を開始するまでの開始期間Tiと、繰出モータ46を駆動させている駆動期間Tonと、を制御部7が決定する。
これにより、被印刷シートPの搬送速度に応じた分だけ手繰り寄せた被印刷シートPを繰り出して印刷タイミング検出用マークから所定の搬送距離だけ搬送した被印刷シートPに対して適切な搬送速度で被印刷シートPにインクを転写することが可能となる。
この際、制御部7は、駆動期間Tonから手繰り寄せ機構44によって被印刷シートPを手繰り寄せる手繰り寄せ期間Toffに至る期間中に、閾値以上の搬送速度で印刷シートを搬送する印刷可能期間を確保するとともに、印刷可能期間内に印刷手段の転写に伴う被印刷シートPに対する搬送方向に沿う印刷期間を含むよう、駆動期間Tonを決定することにより、搬送速度が閾値以下となっても、確実な印刷を実行することができる。
また、制御部7は、駆動期間Tonを、手繰り寄せ機構44によって被印刷シートPを手繰り寄せる手繰り寄せ期間Toffよりも短い期間に決定することにより、繰り出し長さを手繰り寄せ長さよりも短くすることができ、手繰り寄せていない被印刷シートPを繰り出そうとする誤作動を防止することができる。
さらに、制御部7は、繰出モータ46によって繰出した上流側の被印刷シートPの搬送速度の最速ピーク位置が、被印刷シートPに対する所定の搬送距離(印刷開始位置)よりも上流側に位置するように、開始期間Tiと駆動期間Tonとを決定することにより、被印刷シートPの搬送速度が最速に達した後に印刷を実行することができる。
また、商用電源(AC電源)で駆動する繰出モータ46を駆動させるためのAC電源の周波数を検知し、検知した周波数に応じて決定した開始期間Tiと駆動期間Tonとを変更するように、パラメータを複数種類設定しておくことにより、AC電源の周波数が変わっても適切な搬送速度を確保することができる。
なお、以上の説明において、「垂直」「平行」「平面」「水平」等の記載がある場合には、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「垂直」「平行」「平面」「水平」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に垂直」「実質的に平行」「実質的に平面」「実質的に水平」という意味である。
また、以上の説明において、外観上の寸法や大きさや速度が「同一」「等しい」「異なる」等の記載がある場合は、当該記載は厳密な意味ではない。すなわち、それら「同一」「等しい」「異なる」とは、設計上、製造上の公差、誤差が許容され、「実質的に同一」「実質的に等しい」「実質的に異なる」という意味である。
なお、以上において、図6の図中に示す矢印は信号の流れの一例を示すものであり、信号の流れ方向を限定するものではない。
また、図10に示すフローチャートは本発明を上記フローに示す手順に限定するものではなく、発明の趣旨及び技術的思想を逸脱しない範囲内で手順の追加・削除又は順番の変更等をしてもよい。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 印刷装置
4 搬送装置
7 制御部(駆動制御手段・決定手段)
31 サーマルヘッド(転写手段)
44 手繰り寄せ機構(手繰り寄せ手段)
45 搬送速度検出センサ(搬送速度検出手段)
46 繰出モータ(繰出手段)
54 マークセンサ(タイミング検出手段)
P 被印刷シート
Pm アイマーク(印刷タイミング検出用マーク)
Q プラテンローラ(当接手段)

Claims (5)

  1. インクを転写する転写手段に対して被印刷シートを搬送する搬送装置であって、
    前記転写手段と対向して搬送中の前記被印刷シートを前記転写手段に当接させる当接手段と、
    前記当接手段よりも上流側の前記被印刷シート及び前記当接手段よりも下流側の前記被印刷シートのうち少なくとも上流側の前記被印刷シートに対してテンションを付与しつつ手繰り寄せる手繰り寄せ手段と、
    前記当接手段よりも上流側かつ前記手繰り寄せ手段よりも下流側における前記被印刷シートの搬送速度を検出する搬送速度検出手段と、
    前記搬送速度検出手段が予め設定した閾値以下の速度で前記被印刷シートを搬送していることを検出したときに前記手繰り寄せ手段による手繰り寄せを解除して手繰り寄せた前記上流側の被印刷シートを繰り出す繰出手段と、
    前記閾値以下となったときに前記繰出手段を駆動させる駆動制御手段と、
    前記被印刷シートに予め一定間隔で付与した印刷タイミング検出用マークの位置を検出するタイミング検出手段と、
    前記印刷タイミング検出用マークからの搬送距離が規定された印刷開始位置を基準として、前記搬送速度検出手段で検出した搬送速度Vfに応じて、前記タイミング検出手段によって前記印刷タイミング検出用マークを検出してから前記駆動制御手段によって前記繰出手段の駆動を開始するまでの開始期間Tiと、前記繰出手段を駆動させている駆動期間Tonと、を決定する決定手段と、
    を備えることを特徴とする搬送装置。
  2. 請求項1記載の搬送装置において、
    前記決定手段は、
    前記駆動期間Tonから前記手繰り寄せ手段によって前記被印刷シートを手繰り寄せる手繰り寄せ期間Toffに至る期間中に、前記閾値以上の搬送速度で印刷シートを搬送する印刷可能期間を確保するとともに、前記印刷可能期間内に前記印刷手段の転写に伴う被印刷シートに対する搬送方向に沿う印刷期間を含むよう、前記駆動期間Tonを決定する、
    ことを特徴とする搬送装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の搬送装置において、
    前記決定手段は、
    前記駆動期間Tonを、前記手繰り寄せ手段によって前記被印刷シートを手繰り寄せる手繰り寄せ期間Toffよりも短い期間に決定する、
    ことを特徴とする搬送装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の搬送装置において、
    前記決定手段は、
    前記繰出手段によって繰出した前記上流側の被印刷シートの搬送速度の最速ピーク位置が、前記被印刷シートに対する所定の搬送距離よりも上流側に位置するように、前記開始期間Tiと前記駆動期間Tonとを決定する、
    ことを特徴とする搬送装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の搬送装置において、
    少なくとも前記繰出手段を駆動させるためのAC電源の周波数を検知する電源周波数検知手段を備え、
    前記決定手段は、
    前記電源周波数検知手段で検知した周波数に応じて決定した前記開始期間Tiと前記駆動期間Tonとを変更する、
    ことを特徴とする搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7308372B1 (ja) * 2023-03-30 2023-07-13 イーデーエム株式会社 サーマルプリンタ装置

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