JP2014193526A - Smcシートの保護フィルム剥離装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】保護フィルムが剥離され易いSMCシートの保護フィルム剥離装置を提供する。
【解決手段】SMC材料11に保護フィルム12が貼着されてなるSMCシート1から、保護フィルム12を剥離するSMCシート1の保護フィルム剥離装置4である。保護フィルム12が剥離されたSMC材料11の搬送経路10からそれぞれ上下に離間して配置される剥離ガイドロール41と、保護フィルム巻取りロール42と、剥離ガイドロール移動手段と、を備える。剥離ガイドロール移動手段は、SMCシート1において下面側が凹むと共に上面側が凸となる折れ曲がり部13aが、送りロール33と剥離ガイドロール41との間に位置する時に、剥離ガイドロール41の上側のロール41aを上位置に移動させ、その後、上側のロール41aを下位置に移動させる。
【選択図】図1
【解決手段】SMC材料11に保護フィルム12が貼着されてなるSMCシート1から、保護フィルム12を剥離するSMCシート1の保護フィルム剥離装置4である。保護フィルム12が剥離されたSMC材料11の搬送経路10からそれぞれ上下に離間して配置される剥離ガイドロール41と、保護フィルム巻取りロール42と、剥離ガイドロール移動手段と、を備える。剥離ガイドロール移動手段は、SMCシート1において下面側が凹むと共に上面側が凸となる折れ曲がり部13aが、送りロール33と剥離ガイドロール41との間に位置する時に、剥離ガイドロール41の上側のロール41aを上位置に移動させ、その後、上側のロール41aを下位置に移動させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、SMCシートから保護フィルムを剥離する保護フィルム剥離装置に関するものである。
従来より、図7に示すように、SMCシート1を収納コンテナ2より引き出し、保護フィルム12を剥離してSMC材料11を取り出し、SMC材料11を切断し、プレス成形装置に供給する供給装置が知られている(例えば特許文献1参照)。SMC材料11が保護フィルム12にサンドイッチされてなるSMCシート1は、つづら折れ状に収納コンテナ2に収納されている。
SMC材料11の供給装置は、SMCシート1の取出し装置3、SMCシート1の保護フィルム剥離装置4、SMC材料11の切断装置5、SMC材料11の搬送装置(不図示)、を備えている。
SMCシート1の取出し装置3は、送りロール33を備えており、送りロール33により収納コンテナ2からSMCシート1が引出されて送り方向の下流側に送られる。
SMCシート1の保護フィルム剥離装置4は、剥離ガイドロール41、保護フィルム巻取りロール42を備えている。取出し装置3の送りロール33から送られてくるSMCシート1の保護フィルム12は、SMC材料11から剥離されて剥離ガイドロール41に架けられ、保護フィルム巻取りロール42に巻取られる。
保護フィルム12が剥離されたSMC材料11は、切断装置5により切断され、吸着式移載機8により計量台9に送られ、その後、搬送装置によりプレス成形装置に搬送される。
SMCシート1は、上記のようにつづら折れ状に収納コンテナ2に収納され、熟成される。つづら折れ状に収納されたSMCシート1は、収納されている状態である程度硬化する。このため、SMCシート1が収納コンテナ2より引き出された際、収納コンテナ2で折れ曲がっていた部分が真っ直ぐに張らず、折れ曲がったままの折れ曲がり部13となって(図3参照)、保護フィルム剥離装置4に送られていた。そして、保護フィルム12がSMC材料11から剥離される際、図8に示すように、保護フィルム12がSMC材料11から剥離され難い、という問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、SMCシートから保護フィルムが剥離され易いSMCシートの保護フィルム剥離装置を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は、送りロールより送り方向下流側に送られる、SMC材料に保護フィルムが貼着されてなるSMCシートから、前記保護フィルムを剥離するSMCシートの保護フィルム剥離装置であって、前記保護フィルムが剥離された前記SMC材料の搬送経路からそれぞれ上下に離間して配置される一対のロールからなる剥離ガイドロールと、一対のロールからなる保護フィルム巻取りロールと、剥離ガイドロール移動手段と、を備え、前記剥離ガイドロール移動手段は、前記SMCシートにおいて下面側が凹むと共に上面側が凸となる折れ曲がり部が、前記送りロールと前記剥離ガイドロールとの間に位置する時に、前記剥離ガイドロールの上側のロールを上位置に移動させ、その後、前記上側のロールを下位置に移動させることを特徴とするものである。
また、前記送りロールから前記上側のロールに向かう前記保護フィルムの下面に向けてエアーを噴出するエアー吹付手段を備えことが好ましい。
また、前記送りロールと、前記保護フィルム巻取りロールと、を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記折れ曲がり部が、前記送りロールと前記剥離ガイドロールとの間に位置する時に、前記送りロールと前記保護フィルム巻取りロールの速度を遅くすることが好ましい。
また、折れ曲がり部検知手段を備え、前記制御装置は、前記折れ曲がり部検知手段が前記折れ曲がり部を検知すると、前記折れ曲がり部検知手段が検知した前記折れ曲がり部の位置と、前記送りロールの位置と、前記剥離ガイドロールの位置と、前記送りロールの送り速度と、から、前記折れ曲がり部が前記送りロールと前記剥離ガイドロールとの間の所定位置に到達する時点を算出し、前記時点に前記上側のロールを上位置に移動させるように制御することが好ましい。
本発明にあっては、折れ曲がり部において保護フィルムが剥離される時には、剥離ガイドロールが通常時の下位置に対し上位置となる。これにより、送り方向下流側に対して剥離される保護フィルムがなす角が、通常時よりも大きくなり、保護フィルムがSMC材料から離れる方向の成分が大きくなって、保護フィルムが剥離し易くなるものである。
以下、本発明の一実施形態について説明する。本発明のSMCシート1の保護フィルム剥離装置4は、図2に示すように、SMCシート1を収納する収納コンテナ2からSMC材料11を供給する供給装置の一構成である。
SMC材料11の供給装置は、基本構成として、SMCシート1の取出し装置3と、SMCシート1の保護フィルム剥離装置4と、SMC材料11の切断装置5と、移動式計量台6と、制御装置(不図示)と、を備えている。図2に基いて以下に説明する。
SMCシート1は、偏平状に形成されたSMC材料11の上下を向くシート面に保護フィルム12が貼着されて構成されている。SMCシート1は、つづら折れ状に収納コンテナ2に収納されるものである。
SMCシート1の取出し装置3は、引出しロール31と、引出しガイドロール32と、送りロール33と、を備えている。
引出しロール31は、収納コンテナ2の上方に設置される。収納コンテナ2内に収納されているSMCシート1が、矢印に示すように上側に向けて引き出され、引出しロール31の上側面に架けられ、送り方向の下流側に伸びる。
引出しガイドロール32は、引出しロール31よりも送り方向の下流側に設置される。引出しロール31から下流側に伸びるSMCシート1が、引出しガイドロール32の下側面に架けられ、送り方向の下流側に伸びる。
送りロール33は、引出しガイドロール32よりも送り方向の下流側に設置される。送りロール33は、一対(本実施形態では上下に一対)のロールを備え、その間にSMCシート1が挟まれる。送りロール33は、図示しないが、駆動装置により駆動可能となるもので、制御装置により所望の条件(送り量、送り速度、トルク等)での駆動制御が可能となっている。駆動装置は、モータ等の駆動源を備え、直接又は動力伝達機構を介して送りロール33に駆動力を伝達するもので、様々な既知のものが適宜利用可能である。制御装置は、図示しないが、マイクロコンピュータとその周辺機器とで構成され、制御プログラムに基いて制御を行うもので、様々な既知のものが適宜利用可能である。
収納コンテナ2に収納されているSMCシート1は、その先端部が作業者等により引き出され、引出しロール31と引出しガイドロール32とに架けられ、送りロール33のロール間に挟持される。そして、ロールが駆動装置により回転されることにより、SMCシート1が下流側に送られる。
また、取出し装置3は、移動量測定装置34を備えている。移動量測定装置34は、送りロール33により送られるSMCシート1の送り量を測定するものである。本実施形態では引出しガイドロール32と送りロール33の間に設置されているが、設置場所は特に限定されず、また、このような移動量測定装置34としては様々な既知のものが適宜利用可能である。この移動量測定装置34により測定された送り量に基いて、制御装置がフィードバック制御等の制御を行う。
SMCシート1の保護フィルム剥離装置4は、基本構成として、剥離ガイドロール41と、保護フィルム巻取りロール42と、を備えている。
剥離ガイドロール41は、送りロール33よりも送り方向の下流側に設置される。剥離ガイドロール41は、一対のロールを備えるもので、ロールは、SMCシート1から保護フィルム12が剥離されたSMC材料11の搬送経路10からそれぞれ上下に離間して配置される。SMC材料11から剥離された保護フィルム12は、剥離ガイドロール41の各ロールの送り方向下流側面に架けられ、SMC材料11から離れる方向に伸びる。
保護フィルム巻取りロール42は、一対のロールを備えるもので、各ロールは、剥離ガイドロール41よりも送り方向上流側で、且つ、SMC材料11の搬送経路10から遠い側に上下にそれぞれ設けられる。保護フィルム巻取りロール42は、図示しないが、駆動装置により駆動可能となるもので、駆動装置は送りロール33の駆動装置と同様である。保護フィルム巻取りロール42は、制御装置により送りロール33と同期して駆動され、剥離ガイドロール41からの保護フィルム12が巻き取られるものである。
SMCシート1は、つづら折れ状に収納コンテナ2に収納されて熟成されると、折れ曲がり部13が形成されてしまう。折れ曲がり部13は、図3に示すように、SMCシート1が収納コンテナ2につづら折れ状に収納されてある程度硬化した結果、SMCシート1が収納コンテナ2より引き出されて引っ張られても、折れ曲がったままとなっている部分である。
折れ曲がり部13としては、引出しロール31に向けて引き出されているSMCシート1において、その下面側が凹むと共に上面側が凸となる第一の折れ曲がり部13aと、その上面側が凹むと共に下面側が凸となる第二の折れ曲がり部13bの二種類が形成される。そして、第二の折れ曲がり部13bは、凸となる下面側が引出しロール31の上側面に当接して力がかかることで、凸の程度が小さくなり、折れ曲がりが実質的に解消される。しかしながら、第一の折れ曲がり部13aは、引出しロール31の上側面に当接して力がかかるのは凹となる下面側であるため、引出しロール31により凸の程度が小さくならず、折れ曲がりが解消されない。
このため、従来の保護フィルム剥離装置4では、図8に示すように、第一の折れ曲がり部13aでは保護フィルム12がSMC材料11から剥離され難いものであった。すなわち、SMC材料11が保護フィルム12の凹となる部分に嵌まり込んだまま保護フィルム巻取りロール42に巻き取られたりする惧れがある。また、SMC材料11が保護フィルム12の凹となる部分に嵌まり込んだまま大きく持ち上げられ、送り方向下流側のSMC材料11が大きく引っ張られて、切断装置5による切断の精度等に悪影響を及ぼしかねないものであった。
そこで、本発明の保護フィルム剥離装置4は、上記基本構成に加え、折れ曲がり部検知手段43と、剥離促進装置44と、を備えている。
折れ曲がり部検知手段43は、図1に示すように、第一の折れ曲がり部13a(以下、単に折れ曲がり部13aという)を検知するものである。折れ曲がり部検知手段43としては、例えば、測距センサ(例えばレーザー式、赤外線式)が利用可能である。測距センサの場合、SMCシート1の搬送経路10に近接して設置されてSMCシート1との距離を連続的に計測し、SMCシート1からの距離が局部的に大きく変位した場合に、この部分が折れ曲がり部13aであると判断するものである。また、他の折れ曲がり部検知手段43としては、SMCシート1を撮像して、画像を解析することで、折れ曲がり部13aを検知するもの等、様々なものが適宜利用可能であり、限定されない。折れ曲がり部検知手段43による折れ曲がり部13aの検知情報は、制御装置により処理される。
剥離促進装置44は、図4に示すように、剥離ガイドロール移動手段(不図示)と、エアー吹付手段45と、を備えている。
剥離ガイドロール移動手段は、剥離ガイドロール41のSMC材料11の搬送経路10からの距離を変更させるものである。剥離ガイドロール41は、上下一対のロールがそれぞれSMC材料11の通常の搬送経路10から所定距離離間して配置される。ここで、通常の搬送経路10とは、SMCシート1の折れ曲がり部13aがない部分において、保護フィルム12がSMC材料11から同じ状態で連続的に剥離されている時(通常時という)のSMC材料11の搬送経路10をいうものとする。
これに対し、SMCシート1の折れ曲がり部13aが剥離される場合には、上側のロール41aの通常の搬送経路10からの距離が、所定距離よりも大きく離間するのが好ましいものである。剥離ガイドロール移動手段は、上側のロール41aを上下に移動させる手段である。具体的には、例えば、モータ等の駆動源を備え、動力伝達機構を介してガイドレール等に沿って上側のロール41aを上下に移動させるものが用いられるが、様々な既知のものが適宜利用可能であり、特に限定されない。剥離ガイドロール移動手段は、制御装置により制御される。これにより、通常時における下位置と、折れ曲がり部13aにおいて保護フィルム12が剥離される時の上位置と、の間での上側のロール41aの移動が行われる。
なお、下側のロール41bでは、第二の折れ曲がり部13bにおいて、上側のロール41aと同様に保護フィルム12が剥離し難いことが起こり得るものの、上記のように第二の折れ曲がり部13bでは折れ曲がりが実質的に解消されているため、殆ど問題とならない。
通常時には、上側のロール41aが下位置にあるため、図1に示すように、矢印に示す送り方向下流側に対して、剥離される保護フィルム12は角αをなす。折れ曲がり部13aにおいて保護フィルム12が剥離される時には、図4に示すように、剥離ガイドロール移動手段により上側のロール41aが上位置にあるため、送り方向下流側に対して、剥離される保護フィルム12は角β(>α)なす。これにより、保護フィルム12がSMC材料11から離れる方向の成分が大きくなるため、保護フィルム12が剥離し易くなる。またこの時、SMC材料11の自重も保護フィルム12から離れる方向に作用し、保護フィルム12からSMC材料11が剥離し易くなる。
折れ曲がり部検知手段43が折れ曲がり部13aを検知すると、制御装置は、折れ曲がり部検知手段43の位置、送りロール33の位置、剥離ガイドロール41の位置、検知した時点、送り速度、から、折れ曲がり部13aが送りロール33と剥離ガイドロール41との間の所定位置(本実施形態では中間点)に到達する時点を算出する。そして、折れ曲がり部13aが送りロール33と剥離ガイドロール41との間の所定位置に到達する時点で、剥離ガイドロール移動手段により上側のロール41aを上位置に移動させる。そして、所定時間経過後、上側のロール41aを下位置に移動させるものである。なお、上側のロール41aを上位置に移動させるタイミング、下位置に移動させるタイミングは上記に限定されない。
また、折れ曲がり部13aが送りロール33と剥離ガイドロール41との間を通過する間(通過時間という)、制御装置により、SMCシート1の送り速度を遅くしてもよい。すなわち、保護フィルム12がSMC材料11から剥離されるには所定の時間を要するため、SMCシート1の送り速度が速い場合、通過時間内に保護フィルム12がSMC材料11から剥離されない場合がある。そこで、保護フィルム12がSMC材料11から剥離されるように、通過時間を長くとるべく、SMCシート1の送り速度を遅くするものである。これにより、保護フィルム12のSMC材料11からの剥離がより確実に行われる。
エアー吹付手段45は、図4に示すように、送りロール33から上側のロール41aに向かう保護フィルム12の下面に、剥離ガイドロール41の送り方向下流側より上流側に向けてエアーを噴出するものである。エアー吹付手段45も、剥離ガイドロール移動手段または別手段により、上側のロール41aと連動して上下動するようにしてもよい。また、上位置の上側のロール41aまたは下位置の上側のロール41aにあわせてエアー吹付手段45の位置が固定されてもよい。
エアー吹付手段45により、SMC材料11と剥離された保護フィルム12との間にエアーが吹付けられて、SMC材料11とこれから剥離されようとする保護フィルム12との剥離が促進される。
保護フィルム12が剥離されたSMC材料11は、送り方向下流側に送られて、切断装置5により切断される。
切断装置5は、図2、図5に示すように、スライド式のカッター51および押さえ具52と、切断補助装置53と、を備えている。押さえ具52は、上下に駆動可能であり、SMC材料11の上下の一方の面を押さえる。押さえられているSMC材料11の上下の他方の面を、幅方向(送り方向と直交する方向)にスライド自在となったカッター51が、SMC材料11を切断する。制御装置は、前回の切断時からの送り量が所定量となると、切断のために送りロール33による送りを停止し、カッター51と押さえ具52による切断を行うものである。この時、SMC材料11の切断部よりも送り方向下流側の部分が撓まないように、切断補助装置53により支持される。
切断補助装置53は、SMC材料11の下面を支持する支持部54を備えている。支持部54は、本実施形態では、SMC材料11の幅方向の両側部にそれぞれ位置する板状をした部材で、一端を中心に回転自在に設けられ、モータ等の駆動源により、図5に示すように水平となる状態(支持状態という)、図6に示すように中心から下方に垂下する状態(非支持状態という)とが可能となる。支持状態と非支持状態の切替は制御装置により行われる。
また、支持部54は、送り方向下流側に行く程、若干下方に位置するように傾斜している。これにより、SMC材料11が、支持部54に載置された状態で送り方向下流側に摺動し易くなる。
切断補助装置53では、前回の非支持状態となった後、図5に示す支持状態となり、次の切断に備える。そして、切断装置5による切断が完了すると、図6に示す非支持状態となり、支持していた切断されたSMC材料11を落下させる。
落下したSMC材料11は、図6に示すように、移動式計量台6に載置される。移動式計量台6は、制御装置により制御されるもので、上面に載置されたSMC材料11の計量を行う。そして、移動式計量台6での計量で、所定の重量範囲に達していなければ、追加の切断を行って追加のSMC材料11を移動式計量台6に載置する。移動式計量台6での計量で、所定の重量範囲に達していれば、移動式計量台6は、プレス成形装置(不図示)に移動する。そして、SMC材料11が引き取られると、切断位置に戻る。
1 SMCシート
11 SMC材料
12 保護フィルム
13 折れ曲がり部
13a 第一の折れ曲がり部
13b 第二の折れ曲がり部
2 収納コンテナ
3 取出し装置
31 引出しロール
32 引出しガイドロール
33 送りロール
34 移動量測定装置
4 保護フィルム剥離装置
41 剥離ガイドロール
41a 上側のロール
41b 下側のロール
42 保護フィルム巻取りロール
43 折れ曲がり部検知手段
44 剥離促進装置
45 エアー吹付手段
5 切断装置
51 カッター
52 押さえ具
53 切断補助装置
54 支持部
6 移動式計量台
11 SMC材料
12 保護フィルム
13 折れ曲がり部
13a 第一の折れ曲がり部
13b 第二の折れ曲がり部
2 収納コンテナ
3 取出し装置
31 引出しロール
32 引出しガイドロール
33 送りロール
34 移動量測定装置
4 保護フィルム剥離装置
41 剥離ガイドロール
41a 上側のロール
41b 下側のロール
42 保護フィルム巻取りロール
43 折れ曲がり部検知手段
44 剥離促進装置
45 エアー吹付手段
5 切断装置
51 カッター
52 押さえ具
53 切断補助装置
54 支持部
6 移動式計量台
Claims (4)
- 送りロールより送り方向下流側に送られる、SMC材料に保護フィルムが貼着されてなるSMCシートから、前記保護フィルムを剥離するSMCシートの保護フィルム剥離装置であって、
前記保護フィルムが剥離された前記SMC材料の搬送経路からそれぞれ上下に離間して配置される一対のロールからなる剥離ガイドロールと、
一対のロールからなる保護フィルム巻取りロールと、
剥離ガイドロール移動手段と、を備え、
前記剥離ガイドロール移動手段は、前記SMCシートにおいて下面側が凹むと共に上面側が凸となる折れ曲がり部が、前記送りロールと前記剥離ガイドロールとの間に位置する時に、前記剥離ガイドロールの上側のロールを上位置に移動させ、その後、前記上側のロールを下位置に移動させることを特徴とするSMCシートの保護フィルム剥離装置。 - 前記送りロールから前記上側のロールに向かう前記保護フィルムの下面に向けてエアーを噴出するエアー吹付手段を備えことを特徴とする請求項1記載のSMCシートの保護フィルム剥離装置。
- 前記送りロールと、前記保護フィルム巻取りロールと、を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記折れ曲がり部が、前記送りロールと前記剥離ガイドロールとの間に位置する時に、前記送りロールと前記保護フィルム巻取りロールの速度を遅くすることを特徴とする請求項1又は2記載のSMCシートの保護フィルム剥離装置。 - 折れ曲がり部検知手段を備え、
前記制御装置は、前記折れ曲がり部検知手段が前記折れ曲がり部を検知すると、前記折れ曲がり部検知手段が検知した前記折れ曲がり部の位置と、前記送りロールの位置と、前記剥離ガイドロールの位置と、前記送りロールの送り速度と、から、前記折れ曲がり部が前記送りロールと前記剥離ガイドロールとの間の所定位置に到達する時点を算出し、前記時点に前記上側のロールを上位置に移動させるように制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のSMCシートの保護フィルム剥離装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20180052848A (ko) * | 2016-11-11 | 2018-05-21 | 원광이엔텍 주식회사 | 시트재 자동 절단 장치 |
JP2019020445A (ja) * | 2017-07-11 | 2019-02-07 | 日東電工株式会社 | 帯電圧測定装置及び帯電圧測定方法 |
CN114671100A (zh) * | 2022-01-19 | 2022-06-28 | 中山慧能科技有限公司 | 一种撕膜组件及贴电池绝缘片机 |
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