JP6533117B2 - ラベル貼付装置及びラベルの貼付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、上端に蓋部を有する容器の上方から蓋部を跨いで該容器の両側面に帯状のラベルを貼り付けるラベル貼付装置及びラベルの貼付方法に関する。
従来より、容器内に果物やスイーツなど比較的衝撃に弱い収容物を収容した状態で蓋をし、その蓋に消費期限等が記載された帯紙を貼り付けて蓋の固定を行うことが行われている。この作業を人手で行うことを避けるために、例えば、特許文献1のように、供給手段により搬送して位置決め載置した帯紙における長手方向両端に粘着テープを貼り付け、この粘着テープが貼り付いた帯紙を保持した貼付部材を移動して帯紙を容器の天面に押し付けると共に、両貼付部材を同時に容器底面側へ向けて移動させつつ容器側面へ接近させて帯紙を容器に巻き掛け、帯紙に貼り付けた粘着テープの延出端側を容器に撫で付けて貼り付けることが知られている。
特開2013−112414号公報
通常、容器の蓋部は強度が高くないので、帯紙貼付時に蓋部に対して特に側方から荷重が加わるのは好ましくない。しかし、従来のラベル貼付装置では、容器全体に同じ圧力をかけてラベルを貼り付けるので、その結果、特に弱い蓋部がつぶれる可能性があった。
一方、上記特許文献1のラベル貼付装置は、上下方向及び水平方向に移動可能に構成することで、蓋部を避けながら蓋部に荷重を加えることなく、帯紙を容器の側面に押さえ付けるようにしているが、蓋部を痛めることなく帯紙を確実に貼り付けるために垂直及び水平に動く機構を設けるとなると、装置が複雑となる上に設置箇所も大きく取らざるをえない。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成で、蓋部を傷めることなく帯状のラベルを確実に容器に貼り付けることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、レール部がガイドされた一対のアーム部により、上下に移動しながら容器の側面に帯状のラベルを貼り付けるようにした。
具体的には、第1の発明では、上端に蓋部を有する容器の上方から蓋部を跨いで該容器の両側面に帯状のラベルを貼り付けるラベル貼付装置を前提とする。
そして、上記ラベル貼付装置は、
上記容器を搬送経路上に所定の搬送速度で送り出す搬送機構と、
上記搬送機構の上を搬送中の上記容器の蓋部に上記帯状のラベルを貼り付けるラベル供給機構と、
上下に昇降しながら上記帯状のラベルの両端を上記搬送機構の上で上記容器の両側面に押さえ付けるラベル押付機構とを備え、
上記ラベル押付機構は、
上記搬送経路の両側で上下に昇降する一対の昇降部と、
上記一対の昇降部にそれぞれ回動可能に連結され、先端で上記帯状のラベルを上記容器の側面に向かって押さえ付ける一対のアーム部と、
上記一対のアーム部の回動動作をガイドする一対のレール部とを備え、
上記一対のアーム部の先端は、上記一対のレール部の下端よりも更に下降しながら回動して上記容器の側面を押さえ付けるように構成されている。
上記の構成によると、一対のアーム部が一対の昇降部の動きに合わせて昇降動作すると共に、一対のレール部よりも下方に下降するときに容器の側面を両側から押さえ付けるようにしているので、レール部のある領域では、蓋部を避けながら下降して蓋部を超えた後に一対のアーム部の先端の距離を縮めるようにして帯状のラベルを下降しながら押さえ付けることができる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記一対のアーム部の先端には、押付用ローラが回転自在に設けられており、該押付用ローラが上記レール部にガイドされるガイドローラを兼ねている。
上記の構成によると、ガイドローラが押付用ローラを兼ねるので、別途ガイドローラを設ける必要がなくなり、部品点数が少なくて済む。
第3の発明では、第1の発明において、
上記一対のアーム部の先端には、押付用ローラが回転自在に設けられていると共に、上記一対のアーム部の中間には、ガイドローラが設けられており、該ガイドローラが上記レール部にガイドされる。
上記の構成によると、ガイドローラは、一対のレール部上を回転しながら移動することで、一対のアーム部が滑らかに動くと共に、レール部の下端を過ぎると、ガイドの役割を終える。ガイドローラを押付用ローラと別に設けることで、押付用ローラの軌跡を制御しやすい。
第4の発明では、第2又は第3の発明において、
上記一対のレール部の下端は、下方に向かって互いに近付くように傾斜する傾斜面が形成されており、該傾斜面に上記アーム部の上記ガイドローラが当接してガイドされるように構成されている。
上記の構成によると、ガイドローラがレール部の先端にガイドされてアーム部の動きを適切に規制するので、蓋部を避けながら容器の側面に帯状のラベルを貼り付けやすい。
第5の発明では、第1から第4のいずれか1つの発明において、
上記ラベル押付機構は、上記搬送機構の搬送速度と同じ速度で進みながら上記容器に上記帯状のラベルを貼り付けるように構成されている。
上記の構成によると、ラベル押付機構が搬送方向に動きながら上下に昇降して帯状のラベルを貼り付けるので、ラベル押付機構が搬送方向に移動しない場合に比べて帯状のラベルをゆがむことなく容器の側面に貼り付けることができる。
第6の発明では、第1から第5のいずれか1つの発明において、
上記搬送機構は、該搬送機構の上を上記搬送速度で進む上記容器の蓋部に接触して該搬送速度で進みながら押さえ付ける上押さえコンベヤを備えている。
上記の構成によると、容器の蓋部が押さえ付けられながら容器が搬送されるので、一対のアーム部で押さえ付ける際に容器が傾くことがない。また、蓋部に帯状のラベルを押し増しすることもできる。
また、第7の発明では、上端に蓋部を有する容器の上方から蓋部を跨いで該容器の両側面に帯状のラベルを貼り付けるラベルの貼付方法を前提とし、
この方法は、
上記容器を搬送経路上に所定の搬送速度で送り出し、
上記搬送経路上を搬送中の上記容器の蓋部に上記帯状のラベルを貼り付け、
一対のレール部にガイドされる昇降可能且つ回動可能な一対のアーム部の先端が該一対のレール部の下端よりも更に下降しながら回動して上記搬送経路上の上記容器の側面に該蓋部に貼り付けられたラベルの両端を該容器の両側面に押さえ付ける構成とする。
上記の構成によると、一対のアーム部が一対のレール部にガイドされて下降し、一対のレール部よりも下方に下降するときにその先端で容器の側面を両側から押さえ付けるようにしているので、レール部のある領域では、蓋部を避けながら下降して蓋部を超えた後に一対のアーム部の先端の距離を縮めるようにして帯状のラベルを下降しながら押さえ付けることができる。
第8の発明では、第7の発明において、
上記一対のアーム部は、上記容器の搬送速度と同じ速度で進みながら該容器に上記帯状のラベルを貼り付ける構成とする。
上記の構成によると、一対のアーム部が搬送方向に動きながら上下に昇降して帯状のラベルを貼り付けるので、一対のアーム部が搬送方向に移動しない場合に比べて帯状のラベルをゆがむことなく容器の側面に貼り付けることができる。
以上説明したように、本発明によれば、上下に昇降すると共に回動可能なアーム部の動きをレール部で規制するようにしたので、簡単な構成で、蓋部を傷めることなく帯状のラベルを確実に容器に貼り付けることができる。
図2のI−I線拡大断面図である。 本発明の実施形態1に係るラベル貼付装置の全体を示す正面図である。 本発明の実施形態2に係るラベル押付機構がラベルを貼り付ける工程を示す図1相当図である。 本発明の実施形態2に係るラベル押付機構が更にラベルを容器の両側面に貼り付ける工程を示す図3相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態1に係るラベル貼付装置1は、例えば金属製フレームで形成されたベース2を備え、このベース2の下端には、ローラ3や脚部4が設けられている。ラベル貼付装置1は、制御部40で制御され、上端に蓋部C1を有する容器Cの上方から蓋部C1を跨いで容器Cの両側面C2に帯状のラベルLを貼り付けるものである。このラベルLには、例えば、その両端L1が幅広に形成されており、この幅広の部分に容器C内に収容される、果物、スイーツなどの製品情報の他、消費期限等が記載されている。ラベルLの中間部分には、容器C内の製品名などが記載されている。例えば、ラベルLの裏面全体に粘着剤が設けられているが、この粘着剤は、両端L1や中央部のみに設けられていてもよい。ラベルLは、製品情報等の表示機能だけでなく、蓋部C1を容器Cから外れないようにする役目も果たす。
このため、帯状のラベルLの両側面C2は、しっかりと容器Cの両側面C2に貼り付けられている必要がある。容器Cの形状は、特に限定されないが、断面円形、楕円形、長円形、矩形等であり、その材質も樹脂成形品、金属成形品、紙等特に限定されない。蓋部C1は、取り外しやすくするために、容器Cの側面C2よりも軟質のものが多く、脱着可能であり、場合によっては、薄いシート状のものが溶着または接着されていてもよい。
ベース2の上面には、容器Cを搬送経路上に所定の搬送速度で送り出す搬送機構10が設けられている。搬送経路は、搬送機構10の搬送コンベヤ11上に設定されている。詳細は図示しないが、搬送コンベヤ11は、例えば、樹脂製のベルトを有し、容器Cの底面との間に適度な摩擦力を発生させるようになっており、搬送用モータに駆動されて所定の速度で容器Cを搬送可能となっている。基本的には、搬送コンベヤ11は、容器Cを水平に搬送するが、搬送方向に対して多少上下に傾斜した状態で搬送してもよい。搬送機構10の最上流位置には、乗り継ぎプレート12が設けられ、この乗り継ぎプレート12に製造ラインから内容物が収容されて蓋部C1が嵌められた容器Cが搬送されてくるようになっている。搬送機構10における乗り継ぎプレート12の下流側には、切り離しシリンダ13が設けられている。この切り離しシリンダ13は、例えばエアシリンダよりなり、図示しないコンプレッサから高圧エアが供給されるようになっている。そして、その上流側に設けた切り離し用センサ14で容器Cを検知し、その信号を受けた制御部40が切り離しシリンダ13を制御して容器Cを適度な間隔(例えば、1分間に60個)で搬送コンベヤ11上に供給するようになっている。
更に上流側の搬送機構10の上方には、ラベル供給機構20が設けられている。このラベル供給機構20は、制御部40のラベラー制御盤41に制御されて搬送機構10の上を搬送中の容器Cの蓋部C1に帯状のラベルLを貼り付ける役割を果たす。ラベル供給機構20は、サーマルプリンタ21を有し、ラベルロール22が脱着可能且つ回転可能に設けられている。ラベルロール22のシートには、帯状のラベルLが、その幅方向を搬送方向とするように多数貼り付けられている。制御部40には、プリンタ操作パネル42が接続されており、消費期限の日時をインプットできるようになっている。そして、この日付をサーマルプリンタ21によって帯状のラベルLに印刷できるようになっている。日付等の印刷が必要でなければ、サーマルプリンタ21及びプリンタ操作パネル42は、なくてもよい。日付等が印刷されたラベルLは、搬送機構10に設けたラベル貼付用センサ23で容器Cが搬送されてきたのを検知し、先端の貼付部24で蓋部C1にラベルLの中央を押さえ付けるように構成されている。この段階では、ラベルLの両端L1は、容器Cの両側面C2には、貼り付けられていない。なお、ラベル供給機構20は、ラベラー位置調整部25を有し、そのラベラー用ハンドル26を操作することで、上下及び前後位置を調整できるようになっている。
ラベル供給機構20の更に下流側には、制御部40に制御され、上下に昇降しながら帯状のラベルLの両端L1を搬送機構10の上で容器Cの両側面C2に押さえ付けるラベル押付機構30が設けられている。このラベル押付機構30は、図1に示すように、搬送経路の両側で上下に昇降する一対の昇降部31を備えている。一対の昇降部31の昇降は、左右同時に例えば電動モータによって行うとよい。また、ラベル押付機構30は、一対の昇降部31にそれぞれ回動可能に連結され、先端で帯状のラベルLを容器Cの側面C2に向かって押さえ付ける一対のアーム部32を備えている。一対のアーム部32は、それぞれ例えば一端が昇降部31に連結された引っ張りコイルバネ37で互いに近付くように付勢されている。一対のアーム部32の先端には、押付用ローラ33が回転自在に設けられている。押付用ローラ33は、樹脂成形品、エラストマーなど適度な堅さと柔軟性を有する材料が適している。ラベル供給機構20の下端には、搬送方向に垂直な方向に所定の間隔を空けて、一対のアーム部32の回動動作をガイドする一対のレール部34が設けられている。一対のレール部34の先端は、下方に向かって互いに近付くように傾斜する傾斜面34aが形成されている。押付用ローラ33は、レール部34にガイドされるガイドローラを兼ねている。ガイドローラが押付用ローラ33を兼ねるので、別途ガイドローラを設ける必要がなくなり、部品点数が少なくて済む。この傾斜面34aにアーム部32の押付用ローラ33が当接してガイドされる。この一対のアーム部32の先端の押付用ローラ33が、一対のレール部34の下端よりも更に下降しながら容器Cの側面C2が押さえ付けられる。
そして、ラベル押付機構30は、制御部40に制御される横移動モータ35を備えている。横移動モータ35は、例えば、サーボモータで構成され、このサーボモータで図示しないボールネジを進退させるようにしている。これはユニットされた電動シリンダに比べて制御がしやすくメンテナンスもしやすい。また、搬送機構10の所定位置に折曲用センサ36を備えている。この折曲用センサ36による検知信号が制御部40に送られて横移動モータ35を駆動することにより、ラベル押付機構30は、搬送方向に水平移動可能に構成されている。制御部40の制御により、ラベル押付機構30は、搬送機構10の搬送速度と同じ速度で進みながら容器Cに帯状のラベルLを貼り付けるように構成されている。
ラベル押付機構30は、図2に示す上下方向押付位置調整用ハンドル38で、レール部34の下端位置を調整できるようになっている。また、図1に示す左右方向押付位置調整用ハンドル39により、一対のレール部34の間隔を調整できるようになっている。
このラベル押付機構30と搬送機構10との間には、搬送機構10の上を搬送速度で進む容器Cの蓋部C1に接触して同じ搬送速度で進みながら押さえ付ける上押さえコンベヤ50を備えている。この上押さえコンベヤ50は、スポンジなどの柔らかい材料を含む上押さえベルト51を備えている。上押さえコンベヤ50は、容器Cの高さに合わせ、その上下位置を調整可能な上押さえベルト用上下位置調整ハンドル52を備えている。上押さえベルト51の速度は、制御部40によって搬送コンベヤ11と同じ速度に制御される。
ラベル押付機構30の下流側には、更に押し増し機構60が設けられている。そして、搬送機構10の所定位置に設けた押し増し用センサ61が、ラベル押付機構30によってラベルLが両側面C2に貼り付けられた容器Cが搬送されてきたのを検知すると、押し増し部62が両側から容器Cを挟み込んでラベルLを確実に容器Cに貼り付けるようになっている。なお、この押し増し機構60は、なくてもよい。
押し増し機構60の更に下流側には、出口両サイドベルトコンベヤ70が設けられており、この出口両サイドベルトコンベヤ70によってラベルLが貼り付けられた容器Cが下流側へ搬送されるようになっている。
なお、ラベル押付機構30、上押さえコンベヤ50、押し増し機構60等は、安全のために二点鎖線で示す保護カバー5で覆われている。
次に、本実施形態に係るラベル貼付装置1の作動について説明する。
まず、プリンタ操作パネル42で日付などの必要事項をインプットしておく。制御部40を操作する等により、ラベル貼付装置1、コンプレッサ等の電源を入れ、搬送機構10によって、その搬送コンベヤ11を所定速度で駆動する。
上流工程において、内容物が収容されて蓋部C1が嵌められた容器Cが乗り継ぎプレート12に供給される。
次いで、切り離し用センサ14が容器Cを検出すると、制御部40は、容器Cが搬送コンベヤ11上に所定間隔で供給されるように、切り離しシリンダ13を伸長させ、容器Cを堰き止める。
そして、一定時間後、切り離しシリンダ13が開放されて容器Cが搬送コンベヤ11上を所定速度で移動する。
次いで、ラベル貼付用センサ23が容器Cを検出すると、制御部40及びラベラー制御盤41がラベル供給機構20を制御し、貼付部24でラベルLを蓋部C1に貼り付ける。このとき、ラベルLは、蓋部C1にのみ貼り付けられている。
次いで、容器Cは、上押さえコンベヤ50の領域に進入し、蓋部C1が上押さえベルト51で押さえ付けられながら、搬送コンベヤ11上を移動する。このとき、上押さえベルト51によって蓋部C1に貼り付けられているラベルLが押し増しされる。
次いで、折曲用センサ36が容器Cを検出すると、制御部40は、横移動モータ35でラベル押付機構30全体を搬送方向に沿って移動させながら、昇降部31を下降させ、押付用ローラ33がレール部34にガイドされる。
次いで、一対の押付用ローラ33が傾斜面34aに到達すると、互いに近付くようにアーム部32が回動する。このとき、ガイドローラを兼用する一対の押付用ローラ33が一対のレール部34の先端にガイドされてアーム部32の動きを規制するので、蓋部C1を避けながら容器Cの側面C2に帯状のラベルLを貼り付けやすい。このように、本実施形態では、蓋部C1に力を加えることなく、両側面C2のみに力をかけてラベルLがしっかりと貼り付けられる。
次いで、押付用ローラ33が蓋部C1を超えた辺りから一対のアーム部32が引っ張りコイルバネ37に引っ張られて回動し、容器Cの両側面C2を押さえ付ける。このとき、ラベル押付機構30が搬送方向に動きながら帯状のラベルLを貼り付けるので、ラベル押付機構30が移動しない場合に比べて帯状のラベルLをゆがむことなく容器Cの側面C2に貼り付けることができる。容器Cの蓋部C1が上押さえベルト51で押さえ付けられながら搬送されるので、一対のアーム部32でラベルLを押さえ付ける際に容器Cが傾くことがない。
貼付が完成すると、制御部40は、昇降部31を上昇させながら、横移動モータ35を逆回転させて搬送位置と反対側にラベル押付機構30を移動させて元の位置に戻す。
次いで、容器Cが更に進んで、押し増し用センサ61が検知すると、制御部40は、押し増し機構60を駆動して押し増し部62によって容器Cの両側面C2を押さえ付ける。これにより、ラベルLの両端L1が確実に容器Cの両側面C2に貼り付けられる。
これらの工程が各容器Cに対して連続して行われる。
このように、一対のアーム部32が一対の昇降部31の動きに合わせて昇降動作すると共に、一対のレール部34よりも下方に下降するときに回動して容器Cの側面C2を両側から押さえ付けるようにしているので、レール部34のある領域では、蓋部C1を避けながら下降して蓋部C1を超えた後に一対のアーム部32の先端の距離を縮めるようにして帯状のラベルLを下降しながら押さえ付けることができる。
そして、容器Cは、出口両サイドベルトコンベヤ70に至ると、両側面C2を抱えられるようにして下流側へ搬送される。
したがって、本実施形態に係るラベル貼付装置1によると、上下に移動する一対の昇降部31に回動可能なアーム部32をそれぞれ設け、レール部34でその動きを規制するようにしたので、簡単な構成で、蓋部C1を傷めることなく帯状のラベルLを確実且つ能率よく容器Cに貼り付けることができる。
(実施形態2)
図3及び図4は、本発明の実施形態2に係るラベル貼付装置1のラベル押付機構130を示し、ガイドローラ133の構成が異なる点で上記実施形態1と異なる。なお、本実施形態では、図1及び図2と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
本実施形態では、一対のアーム部132の中間には、それぞれガイドローラ133が設けられており、これら一対のガイドローラ133がレール部34にガイドされるようになっている。
すなわち、図3に示すように、ガイドローラ133が一対のレール部34上を回転しながら下方へ移動するときには、押付用ローラ33は、レール部34に接触してもよいし、接触しなくてもよい。
そして、レール部34の下端の傾斜面34aに至ると、ガイドローラ133が傾斜面34aにガイドされて引っ張りコイルバネ37に付勢された一対のアーム部132が互いに近付くように移動する。
すると、先端の押付用ローラ33は、蓋部C1との接触を避けた後、容器Cの両側面C2に当接してラベルLの両側面C2を確実に押さえ付ける。
下降終了後、再上昇するときにも、ガイドローラ133が傾斜面34aに当接して互いに広がりながらレール部34を上昇する。
このように、本実施形態では、上記実施形態1に比べて更に押付用ローラ33の軌道を操作しやすく、蓋部C1の縁が出っ張っているような場合に有利である。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
例えば、上記各実施形態では、一度に1つの容器Cに1枚のラベルLを貼り付けているが、一度に複数個の容器Cに複数枚のラベルLを貼り付けるようにしてもよい。その場合には、複数対のアーム部及びレール部を設けるとよい。
1 ラベル貼付装置
2 ベース
3 ローラ
4 脚部
5 保護カバー
10 搬送機構
11 搬送コンベヤ
12 乗り継ぎプレート
13 切り離しシリンダ
14 切り離し用センサ
20 ラベル供給機構
21 サーマルプリンタ
22 ラベルロール
23 ラベル貼付用センサ
24 貼付部
25 ラベラー位置調整部
26 ラベラー用ハンドル
30 ラベル押付機構
31 昇降部
32 アーム部
33 押付用ローラ
34 レール部
34a 傾斜面
35 横移動モータ
36 折曲用センサ
37 引っ張りコイルバネ
38 上下方向押付位置調整用ハンドル
39 左右方向押付位置調整用ハンドル
40 制御部
41 ラベラー制御盤
42 プリンタ操作パネル
50 上押さえコンベヤ
51 上押さえベルト
52 ベルト用上下位置調整ハンドル
60 押し増し機構
61 押し増し用センサ
62 押し増し部
70 出口両サイドベルトコンベヤ
130 ラベル押付機構
132 アーム部
133 ガイドローラ
C 容器
C1 蓋部
C2 側面
L 帯状のラベル
L1 両端

Claims (8)

  1. 上端に蓋部を有する容器の上方から蓋部を跨いで該容器の両側面に帯状のラベルを貼り付けるラベル貼付装置において、
    上記容器を搬送経路上に所定の搬送速度で送り出す搬送機構と、
    上記搬送機構の上を搬送中の上記容器の蓋部に上記帯状のラベルを貼り付けるラベル供給機構と、
    上下に昇降しながら上記帯状のラベルの両端を上記搬送機構の上で上記容器の両側面に押さえ付けるラベル押付機構とを備え、
    上記ラベル押付機構は、
    上記搬送経路の両側で上下に昇降する一対の昇降部と、
    上記一対の昇降部にそれぞれ回動可能に連結され、先端で上記帯状のラベルを上記容器の側面に向かって押さえ付ける一対のアーム部と、
    上記一対のアーム部の回動動作をガイドする一対のレール部とを備え、
    上記一対のアーム部の先端は、上記一対のレール部の下端よりも更に下降しながら回動して上記容器の側面を押さえ付けるように構成されている
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
  2. 請求項1に記載のラベル貼付装置において、
    上記一対のアーム部の先端には、押付用ローラが回転自在に設けられており、該押付用ローラが上記レール部にガイドされるガイドローラを兼ねている
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
  3. 請求項1に記載のラベル貼付装置において、
    上記一対のアーム部の先端には、押付用ローラが回転自在に設けられていると共に、上記一対のアーム部の中間には、ガイドローラが設けられており、該ガイドローラが上記レール部にガイドされる
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
  4. 請求項2又は3に記載のラベル貼付装置において、
    上記一対のレール部の下端は、下方に向かって互いに近付くように傾斜する傾斜面が形成されており、該傾斜面に上記アーム部の上記ガイドローラが当接してガイドされるように構成されている
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載のラベル貼付装置において、
    上記ラベル押付機構は、上記搬送機構の搬送速度と同じ速度で進みながら上記容器に上記帯状のラベルを貼り付けるように構成されている
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載のラベル貼付装置において、
    上記搬送機構は、該搬送機構の上を上記搬送速度で進む上記容器の蓋部に接触して該搬送速度で進みながら押さえ付ける上押さえコンベヤを備えている
    ことを特徴とするラベル貼付装置。
  7. 上端に蓋部を有する容器の上方から蓋部を跨いで該容器の両側面に帯状のラベルを貼り付けるラベルの貼付方法において、
    上記容器を搬送経路上に所定の搬送速度で送り出し、
    上記搬送経路上を搬送中の上記容器の蓋部に上記帯状のラベルを貼り付け、
    一対のレール部にガイドされる昇降可能且つ回動可能な一対のアーム部の先端が該一対のレール部の下端よりも更に下降しながら回動して上記搬送経路上の上記容器の側面に該蓋部に貼り付けられたラベルの両端を該容器の両側面に押さえ付ける
    ことを特徴とするラベルの貼付方法。
  8. 請求項7に記載のラベルの貼付方法において、
    上記一対のアーム部は、上記容器の搬送速度と同じ速度で進みながら該容器に上記帯状のラベルを貼り付ける
    ことを特徴とするラベルの貼付方法。
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