JP5803067B2 - 給送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばプリンターに搭載される給紙装置などの給送装置に関する。
従来から、記録装置の一種であるプリンターには、長尺状のロール紙(媒体)を給紙(給送)する給送装置を備えたものがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1のプリンターは、ロール紙を収容するカセットと、ロール紙を回転させる駆動ローラーと、ロール紙の先端部を印刷機構部に向けて給送する給紙機構部とを備えている。また、給紙機構部には、たるみセンサーを有するたるみ形成装置が設けられている。そして、給紙機構部では、給送されるロール紙が突っ張っているか否かをたるみセンサーが所定の時間間隔で検出するとともに、このたるみセンサーの検出信号に基づいて駆動ローラーが一定量回転駆動されるようになっている。
特開2003−146508号公報
ところで、特許文献1のたるみセンサーは、ロール紙のたるみ部分に接触するガイドローラーと、ガイドローラーを支持する回動アームと、ガイドローラーを介してロール紙を持ち上げる方向に回動アームを付勢するねじりコイルばねとを備え、回動アームの変位を光学式センサーによって検出するようにしている。そのため、ロール紙を交換する場合には、その都度、ロール紙にガイドローラーが接触するようにたるみセンサーをセットする必要があり、その準備作業に手間がかかってしまうという問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、媒体のたるみ状態を検出する際の準備作業を簡素化することができる給送装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の給送装置は、長尺状の媒体をロール状に巻き重ねたロール体を支持する回転軸と、前記媒体を前記ロール体から巻き解いて前記回転軸の下方にたるませる方向に前記回転軸を回転させる回転機構と、前記回転軸の下方に配置され、前記ロール体から自重で垂れ下がる前記媒体のたるみ部分の下端位置を検出する検出手段と、前記ロール体から巻き解かれた前記媒体を搬送経路に沿って搬送方向の上流側から下流側に向けて給送する給送機構と、を備える。
この構成によれば、検出手段は回転軸の下方に配置されるので、回転軸の回転に伴ってロール体から巻き解かれた媒体が回転軸の下方に自重でたれ下がった場合に、そのたるみ部分の下端位置を検出することができる。すなわち、検出手段は、常時媒体に接触しておく必要がないので、媒体のたるみ状態を検出する際の準備作業を簡素化することができる。
本発明の給送装置において、前記媒体は、前記たるみ部分の前記ロール体につながる側を基端側とした場合の先端側が前記ロール体の外周面における前記基端側とは反対側となる位置に巻き掛けられた状態で、前記搬送経路に導かれる。
この構成によれば、媒体は、たるみ部分の先端側がロール体の外周面に巻き掛けられるので、搬送経路に導かれる媒体に適度な張力を付与することができる。そして、このように適度な張力を付与した状態で媒体を搬送経路に導くことで、搬送負荷の変動を抑制することができる。また、こうした張力を例えば給送装置に設けた従動ローラーに媒体を巻き掛けることで付与する場合には、媒体のたるみ状態を検出する際に、媒体を従動ローラーに巻き掛けるという準備作業が必要になる。これに対して、媒体をロール体の外周面に巻き掛けて張力を付与する場合には、回転軸を回転させて媒体をたるませるだけでよいため、準備作業を簡素化することができる。
本発明の給送装置において、前記搬送経路の前記搬送方向における上流端は、上下方向において前記回転軸と同等かそれより高い位置に配置されている。
この構成によれば、媒体において、ロール体の外周面に巻き掛けられる部分はロール体の周面の4分の1程度かそれより短くなる。したがって、媒体のロール体の外周面に巻き掛けられた部分とたるみ部分との干渉を抑制するとともに、搬送経路に導かれる媒体に適度な張力を付与することができる。
本発明の給送装置において、前記検出手段は、前記媒体のたるみ部分と接触した場合に、前記たるみ部分が前記搬送経路に向かって送り出されるのに伴って従動回転するローラーと、前記たるみ部分の下端位置の変化に伴って傾動するレバーと、該レバーの変位を検知する検知部とを有し、前記レバーは、前記たるみ部分の送り方向における下流側となる先端側に前記ローラーが回転自在に設けられるとともに、前記たるみ部分の送り方向における上流側となる基端側に設けられた軸部を中心に傾動可能に構成されている。
この構成によれば、たるみセンサーのレバーは、たるみ部分の送り方向における上流側となる基端側に設けられた軸部を中心に傾動可能に構成されているので、たるみ部分が送り出されるのを妨げない。これにより、給送の際に媒体にかかる負荷を低減することができる。
本発明の給送装置は、前記検出手段の検出結果に基づいて、前記回転機構を制御する制御手段をさらに備え、前記検出手段は、前記給送機構が前記媒体の給送を行っている間には常時前記検出を行うとともに、前記制御手段は、前記検出手段が前記媒体のたるみ部分の下端位置が予め規定された規定位置よりも上側に移動したことを検出した場合には、前記下端位置が前記規定位置に到達するまで、前記回転軸を回転させるように前記回転機構を制御する。
この構成によれば、検出手段は給送機構が媒体の給送を行っている間に常時検出を行うので、媒体のたるみが不足しないように、回転軸を回転させることができる。これに対して、一定時間毎にたるみ状態を検出し、たるみが不足した場合に回転軸を一定量回転させるようにした場合には、検出時点でのロール体の径の大きさによって、巻き解かれる媒体の長さが変化してしまう。したがって、検出手段が媒体の下端位置を常時監視するとともに、媒体の下端位置が規定位置よりも上側に移動する都度、該下端位置が規定位置に到達するまで回転軸を回転させることで、たるみ状態の変動を抑制することができる。
給送装置を備えたプリンターの概略構成を示す側面図。 ロール体を交換するときの収容体の位置を示す側面図。 プリンターの電気的構成を示すブロック図。 たるみセンサーの検出エラーが生じた状態を示す側面図。
以下、本発明を記録装置の一種であるインクジェット式プリンター(以下、「プリンター」と略す場合もある)に搭載される給送装置に具体化した実施形態を説明する。
図1に示すように、プリンター11は、開閉可能なカバー12a及び排紙部12bを有する本体ケース12と、給送装置13と、記録装置14と、カッター15とを備えている。また、プリンター11は、給送装置13、記録装置14及びカッター15の各種動作を制御するための制御装置100を備えている。なお、本実施形態においては、本体ケース12のカバー12aが設けられた図1における右側の側面をプリンター11の前面とするとともに、本体ケース12の排紙部12bが設けられた図1における左側の側面をプリンター11の背面とする。
給送装置13は、複数のロール体R(R1,R2)をそれぞれ支持する回転軸J(J1,J2)を備えている。なお、ロール体R(R1,R2)は、長尺状の媒体としてのシートS(S1,S2)をロール状に巻き重ねたものである。また、給送装置13は、ロール体R1,R2をそれぞれ収容可能な収容体16,17と、回転軸Jを回転させる回転機構18(図3参照)とを備えている。さらに、給送装置13は、ロール体Rから巻き解かれたシートSを本体ケース12の前面側から排紙部12bに向かって延びる搬送経路に沿って搬送する搬送機構19(図3参照)と、検出手段としてのたるみセンサー20とを備えている。
収容体16は、底壁部16aと、底壁部16aの幅方向Yにおける両側に設けられた側壁部16bとを有している。そして、収容体16は、常時は本体ケース12の内部に形成された収容空間ALに配置される。なお、本体ケース12のカバー12aは、収容体16の収容空間ALを開閉するようになっている。
本体ケース12の内部において、収容空間ALの背面側には制御装置100等を収容する収容室STが配置されている。そして、収容体16は背面側に壁部を有していないので、収容位置に配置されたロール体R1は、収容室STの前面側の壁部WLと対向するようになっている。
本体ケース12の外部において、カバー12aの上方にはシャフト12cが設けられている。そして、収容体17は、シャフト12cを中心にそれぞれ回転可能に設けられた本体部17aと蓋部17bとを有している。
図2に示すように、収容体16は、本体ケース12のカバー12aを外側に開いた場合に、本体ケース12の外部へ引き出し可能な構成となっている。そして、収容体16においては、収容体16を外側に引き出した状態でロール体R1の交換が行われる。なお、本体ケース12の内部に収容された状態の収容体16の位置を「収容位置」(図2に二点鎖線で示す)とするとともに、本体ケース12の外部に引き出された状態の収容体16の位置を「交換位置」(図2に実線で示す)とする。
収容体17については、図2に実線で示す位置を「退避位置」とするとともに、図2に二点鎖線で示す位置を「供給位置」とする。そして、ロール体R2から巻き解いたシートS2を記録装置14に向けて給送する場合には、収容体17は供給位置に配置される。また、収容体16においてロール体R1の交換が行われる場合には、収容体17が供給位置から退避位置に移動される。さらに、収容体17においてロール体R1を交換する場合には、収容体17の本体部17aを供給位置に配置した状態で、蓋部17bのみを退避位置と同じ位置に回転させるようになっている。
図3に示すように、回転機構18は、回転軸Jを正逆両方向に回転させるための回転モーター23と、動力伝達切換装置24とを備えている。動力伝達切換装置24は、記録装置14に対して給送されるシートS1,S2の切り替えに際して、回転モーター23の動力の伝達先を回転軸J1と回転軸J2とで切り換えるようになっている。
回転モーター23は、記録装置14に向けてシートSを給送する場合には、正転方向に駆動して、シートSをロール体Rから巻き解いて回転軸Jの下方にたるませる方向(図1における反時計回り方向)に回転軸Jを回転させる。また、回転モーター23は、給送されるシートS1,S2の切り替えが行われる前に逆転方向に駆動して、シートSをロール体Rに巻き取る方向(図1における時計回り方向)に回転軸Jを回転させる。
図1に示すように、搬送機構19は、搬送経路を形成する搬送経路形成部材26,27,28と、反転経路を形成する反転経路形成部材29と、給紙ローラー30,31と、搬送ローラー32〜37とを備えている。また、搬送機構19は、搬送ローラー32〜37とそれぞれ対をなす従動ローラー42〜47を備えている。さらに、図3に示すように、搬送機構19は、搬送ローラー32〜37を回転させる搬送モーター48と、動力伝達切換装置49と、ロータリーエンコーダー50とを備えている。
動力伝達切換装置49は、シートSの搬送工程に応じて、搬送モーター48と搬送ローラー32〜37との間で動力の伝達先を切り換えるようになっている。また、ロータリーエンコーダー50は搬送モーター48の出力軸に設けられ、該出力軸の回転速度、回転位置及び回転方向を検出する。そして、搬送機構19は、搬送モーター48の駆動によって、ロール体Rから巻き解かれたシートSを幅方向Yと交差(直交)する搬送方向Xの上流側から下流側に位置する記録装置14に向けて搬送(給送)することで、給送機構として機能するようになっている。
図1に示すように、給送装置13がシートSを給送する場合には、まず回転モーター23を駆動してロール体RからシートSの一部を巻き解いてロール体Rの下方にたるませた状態とした後に、搬送モーター48を駆動するようになっている。すなわち、シートSは、ロール体Rの下方に自重で垂れ下がったたるみ部分SGが図1における矢印方向(以下、これを「送り方向」と表記する)に送り出されるようになっている。
また、シートSは、たるみ部分SGのロール体Rにつながる側を基端側とした場合の先端側がロール体Rの外周面における基端側とは反対側となる位置に巻き掛けられた状態で、搬送経路に導かれるようになっている。ここで、搬送経路形成部材26,27において、搬送方向Xにおける上流端は、上下方向において、それぞれ対応する回転軸J1,J2と同等かそれより高い位置に配置されている。そのため、巻き解かれたシートSにおいて、ロール体Rの外周面に巻き掛けられる部分はロール体Rの周面の4分の1程度かそれより短くなり、搬送経路に向かうシートSに適度な張力が付与されるようになっている。
たるみセンサー20は、ロール体R1,R2から自重で垂れ下がるシートSのたるみ部分SGの下端位置を検出するために、回転軸J1,J2の下方となる収容体16,17の内底部に1つずつ設けられている。図1の部分拡大断面図に示すように、たるみセンサー20は、上部に開口部51aを有するケース51と、ケース51内に配置されるレバー52と、ローラー53と、レバー52の先端部の変位を検知する検知部54とを有している。
なお、図1においては、収容体16から給送されるシートSを実線で図示する一方、収容体17から給送されるシートSを仮想的に二点鎖線で図示している。そして、収容体16内に設けられたたるみセンサー20について部分拡大断面図を示して詳細な構成を図示しているが、収容体17内に設けられたたるみセンサー20についても、同様の構成を有している。
レバー52の先端側には、ローラー53を支持するための支持部52aが上側に向けて突設されている。なお、レバー52の先端とは、図1では右端であり、たるみ部分SGの送り方向における下流側の端部のことをいう。ローラー53は、支持部52aに回転自在に支持されている。また、ローラー53は、シートSのたるみ部分SGに接触した場合に、たるみ部分SGが搬送経路に向かって送り出されるのに伴って図1における時計回り方向に従動回転するようになっている。
レバー52は、たるみ部分SGの送り方向における上流側となる基端側(図1では左端側)に設けられた軸部としてのレバー軸55を中心に傾動可能に構成されている。また、レバー52のレバー軸55の周りには、ねじりコイルばね56が設けられている。
レバー52は、ローラー53にたるみ部分SGが接触していない状態では、図1に二点鎖線で示す基準位置に配置される。そして、シートSが巻き解かれてたるみ部分SGがローラー53に接触し、レバー52の先端側がローラー53を介してたるみ部分SGに押圧されると、たるみ部分SGの下端位置の上下方向における変化に伴ってレバー52が傾動するようになっている。このとき、レバー52はねじりコイルばね56の付勢力に抗して、図1における時計回り方向に回転する。また、この状態からシートSが搬送されてたるみ部分SGの下端位置が上側に移動すると、ねじりコイルばね56の付勢力によって、レバー52が基準位置に向けて図1における反時計回り方向に回転する。
検知部54は、幅方向Yにおいてレバー52を挟むように間隔を有して配置された図示しない光源部と受光部とを有している。そして、光源部は受光部に向けて光を出射するとともに、受光部は受光した光の強さに応じた電気信号を制御装置100に出力する。
例えば、図1に二点鎖線で示すように、レバー52の先端部が検知部54から上方に離間した位置にある場合には、受光部は光源部から出射された光を受光して所定の閾値以上のON値を出力する。一方、図1に実線で示すようにレバー52の先端部が光源部から出射された光を遮ると、受光部は前記閾値未満のOFF値を出力する。
したがって、受光部からの出力値がON値からOFF値に変化することで、シートSが適度にたるんだ状態になったことが検出される。また、シートSのたるみ部分SGが搬送経路側に送り出されてその下端位置が予め規定された規定位置BLより上側に移動すると、レバー52が図1に二点鎖線で示すように傾動して、受光部からの出力値がOFF値からON値に変化する。これにより、シートSのたるみ部分SGの長さが不足した状態になったことが検出される。
次に、記録装置14の構成について説明する。
記録装置14は、搬送経路の上側に配置されたガイド軸61と、ガイド軸61に支持されたキャリッジ62と、キャリッジ62に支持された記録ヘッド63とを備えている。また、記録装置14は、搬送経路を挟んで記録ヘッド63と対向する位置に配置された支持部材64を備えている。
ガイド軸61は、幅方向Yに沿って延びるように設けられている。そして、キャリッジ62は、ガイド軸61に案内されつつ幅方向Yに往復移動する。支持部材64は、給送装置13によって搬送されるシートSを支持する。記録ヘッド63には、液体としてのインクを噴射する複数のノズル(図示略)が設けられている。そして、支持部材64に支持されたシートSの表面(図1では上面)に向けて記録ヘッド63からインクが噴射されることで、シートSに印刷が施されるようになっている。
なお、プリンター11では、1つの印刷ジョブに含まれる印刷データを複数に分割し、分割された印刷処理をキャリッジ62の走査毎に行うとともに、各印刷処理の合間に、シートSの印刷処理が施された部分を搬送機構19によって間欠的に搬送(給送)するようになっている。すなわち、記録装置14では、幅方向Yが長手方向となる帯状の画像の形成と紙送りとが交互に繰り返されることで、1つの印刷ジョブに基づく画像が形成されるようになっている。
カッター15は、搬送方向Xにおいて記録装置14の下流側となる位置に配置されている。カッター15は、シートSの印刷が施された先端側を幅方向Yに切断することで、切断されたシートSの先端側の一部を所定のプリントサイズのカットシートCS(単票)とする。
シートSの切断は、印刷処理のために搬送を停止したタイミングで行われる。そして、印刷及び切断が完了したカットシートCSは、搬送機構19によって排紙部12bに向けて停止されることなく連続的に搬送され、排紙部12bで反転された後、本体ケース12の上面側に排出される。
なお、本実施形態では、搬送機構19によって印刷処理のためにシートSを間欠的に搬送することを「給送」(給紙)という。これに対して、印刷及び切断が完了したカットシートCSを排紙部12bに向けて連続的に搬送することは「排出」(排紙)にあたるが、給送と排出とを含む場合や、給送と排出とを区別しない場合などには「搬送」ということがある。
次に、プリンター11の電気的構成について説明する。
図3に示すように、制御装置100は、制御手段としてのコンピューター101と、ヘッド駆動回路102と、モーター駆動回路103,104とを備えている。コンピューター101は、バス108を介して、ヘッド駆動回路102及びモーター駆動回路103,104に電気的に接続されている。
コンピューター101は、ASIC109(Application Specific IC(特定用途向けIC))、CPU110、ROM111、RAM112、不揮発性メモリー113を備えている。ROM111には、各種制御プログラム及び各種データなどが記憶されている。不揮発性メモリー113には、ファームウェアプログラムを始めとする各種プログラム及び印刷処理に必要な各種データなどが記憶されている。RAM112には、CPU110によって実行されるプログラムデータや、CPU110による演算結果及び処理結果である各種データ、並びにASIC109で処理された各種データなどが一時記憶される。
コンピューター101は、CPU110がROM111等に記憶されたプログラムを実行することで、各種の制御を行う。例えば、コンピューター101は、ヘッド駆動回路102を介して記録ヘッド63を制御するとともに、モーター駆動回路103,104を介してそれぞれ回転モーター23と搬送モーター48とを制御する。なお、コンピューター101は、ロータリーエンコーダー50からの検出信号に基づいて搬送モーター48を制御するとともに、たるみセンサー20からの検出信号に基づいて回転モーター23を制御するようになっている。
次に、プリンター11の作用について説明する。
給送装置13においては、記録装置14に向けてシートSを給送する際には、搬送モーター48の駆動に先だって回転軸Jの下方にシートSのたるみ部分SGを形成するために、たるみセンサー20の出力値がON値からOFF値になるまで回転軸Jが回転される。また、搬送機構19が記録装置14に向けてシートSを給送している間には、常時、たるみセンサー20がたるみ部分SGの下端位置の検出を行う。
そして、コンピューター101は、シートSの給送に伴ってたるみセンサー20の出力値がOFF値からON値に変化した場合には、たるみセンサー20の出力値がON値からOFF値に変化するまで、回転軸Jを回転させる。すなわち、たるみセンサー20がシートSのたるみ部分SGの下端位置が規定位置BLよりも上側に移動したことを検出した場合には、コンピューター101がたるみ部分SGの下端位置が規定位置BLに到達するまで、回転軸Jを回転させるように回転機構18を制御する。
なお、印刷ジョブに基づく印刷処理の実行時には、シートSは搬送機構19によって間欠的に給送されるので、シートSのたるみ部分SGも間欠的に送り出されることになる。また、たるみセンサー20は、間欠的にシートSが給送されるタイミングで、シートSのたるみ不足を検出することになる。そのため、シートSの給送が印刷処理のために一時停止されている間に回転軸Jを回転させることで、次の給送が開始されるまでにたるみ不足を解消しておくことができる。したがって、シートSの給送時には、シートSは常に一定のたるみ状態が保たれる。
なお、収容体16においては、ロール体R1は収容室STの壁部WLと対向する位置に収容されているので、図4に示すようにシートSが過度にたるんでしまった場合には、たるみ部分SGが壁部WL等に引っかかってしまう虞がある。また、収容体17においても、シートSが過度にたるんでしまった場合には、例えば収容体17を供給位置から退避位置まで回転させたときなどに、シートSのたるみ部分SGが本体部17aの内壁部に引っかかってしまう虞がある。そして、このようにたるみ部分SGが壁部WL等に引っかかると、図4に示すようにシートSがたるんでいるにもかかわらず、たるみセンサー20によってそのたるみ状態が検出できない検出エラーが生じることがある。
特に、シートSのたるみ不足を検出したときに一定の回転量で回転軸Jを回転させるような場合には、ロール体Rの残量が多く、その径が大きいうちは、同じ回転量でも多くのシートSが繰り出されるので、過度のたるみが生じやすい。したがって、本実施形態のように常にシートSのたるみ状態を検出し、その都度たるみ不足が解消されるまでシートSを巻き解くようにすることで、上述のような検出エラーの発生が抑制される。
なお、給送装置13においては、シートSのたるみ部分SGの送り経路をローラーや搬送経路形成部材等で規定することなく、自重で垂れ下がったたるみ部分SGの下端位置をたるみセンサー20で検出するようにしている。そのため、過度にたるみが生じることによる検出エラーが発生する可能性があるが、シートSのたるみ状態を常時検出し、そのたるみ状態を常に一定に保っておくことで、こうした検出エラーを回避することが可能になる。
また、シートSのたるみ状態を一定の間隔で定期的に検出し、たるみ不足を検出した場合に一定の回転量で回転軸Jを回転させるような場合には、ロール体Rの径が小さくなると、同じ回転量でも繰り出されるシートSの長さは短くなる。そのため、次回の検出までにたるみ部分SGが無くなり、シートSを搬送する際に大きな負荷が発生してしまう虞がある。これに対して、本実施形態では常時たるみ状態を検出するので、このようなたるみ不足に起因する搬送負荷の変動が抑制される。
さらに、たるみセンサー20はロール体Rから自重で垂れ下がったたるみ部分SGの下端位置を検出するので、シートSのたるみ状態を検出するのに、例えばローラー53をたるみ部分SGに当接させるなどの準備作業を行う必要がない。そのため、ロール体R1,R2を交換する場合にも、たるみセンサー20をセットするための準備作業を行う必要がなく、単にロール体R1,R2を収容体16,17にセットするだけでたるみ状態の検出が可能になる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)たるみセンサー20は回転軸Jの下方に配置されるので、回転軸Jの回転に伴ってロール体Rから巻き解かれたシートSが回転軸Jの下方に自重でたれ下がった場合に、そのたるみ部分SGの下端位置を検出することができる。すなわち、たるみセンサー20は、常時シートSに接触しておく必要がないので、シートSのたるみ状態を検出する際の準備作業を簡素化することができる。
(2)シートSは、たるみ部分SGの先端側がロール体Rの外周面に巻き掛けられるので、搬送経路に導かれるシートSに適度な張力を付与することができる。そして、このように適度な張力を付与した状態でシートSを搬送経路に導くことで、搬送負荷の変動を抑制することができる。また、こうした張力を例えば給送装置13に設けた従動ローラーにシートSを巻き掛けることで付与する場合には、シートSのたるみ状態を検出する際に、シートSを従動ローラーに巻き掛けるという準備作業が必要になる。これに対して、シートSをロール体Rの外周面に巻き掛けて張力を付与する場合には、回転軸Jを回転させてシートSをたるませるだけでよいため、準備作業を簡素化することができる。
(3)シートSにおいて、ロール体Rの外周面に巻き掛けられる部分はロール体Rの周面の4分の1程度かそれより短くなる。したがって、シートSのロール体Rの外周面に巻き掛けられた部分とたるみ部分SGとの干渉を抑制するとともに、搬送経路に導かれるシートSに適度な張力を付与することができる。
(4)たるみセンサー20のレバー52は、たるみ部分SGの送り方向における上流側となる基端側に設けられたレバー軸55を中心に傾動可能に構成されているので、たるみ部分SGが送り出されるのを妨げない。これにより、給送の際にシートSにかかる負荷を低減することができる。
(5)たるみセンサー20は搬送機構19がシートSの給送を行っている間に常時検出を行うので、シートSのたるみが不足しないように、回転軸Jを回転させることができる。これに対して、一定時間毎にたるみ状態を検出し、たるみが不足した場合に回転軸Jを一定量回転させるようにした場合には、検出時点でのロール体Rの径の大きさによって、巻き解かれるシートSの長さが変化してしまう。したがって、たるみセンサー20がシートSの下端位置を常時監視するとともに、シートSの下端位置が規定位置BLよりも上側に移動する都度、該下端位置が規定位置BLに到達するまで回転軸Jを回転させることで、たるみ状態の変動を抑制することができる。そして、このようにたるみ状態の変動を抑制することで、シートSの給送負荷の変化を抑制することができる。
(6)たるみセンサー20は、常時シートSに接触しておく必要がないので、シートSにかかる負荷を低減することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・搬送経路の上流端は、必ずしも搬送経路形成部材26,27の上流端によって構成される必要はなく、搬送経路上に配置された搬送ローラー等によって構成されてもよい。また、シートSのたるみ部分SGとロール体Rの外周面に巻き掛けられたシートSとが干渉することがなければ、搬送経路の上流端は、回転軸Jよりも下方に配置されてもよい。
・たるみセンサー20がレバー52及びローラー53を備えない構成としてもよい。例えば、シートSのたるみ部分SGを挟むように検知部54の光源部と受光部とを配置して、光源部が受光部に向けて出射した光をシートSのたるみ部分SGが遮ることでその下端位置を検出する構成としてもよい。この場合には、シートSにローラー53が接触することがないので、シートSに負荷をかけることなく、たるみ部分SGの下端位置を検出することができる。
・たるみ部分SGの送り方向における上流側となるレバー52の先端側にローラー53を設けるとともに、たるみ部分SGの送り方向における下流側となる基端側に設けられたレバー軸55を中心にレバー52が傾動するようにしてもよい。この場合には、シートS2が壁部WL等に引っかかったり、収容体17の回転に伴ってシートS1が本体部17aの内壁部に引っかかったりした場合にも、たるみ部分SGにローラー53が接触しやすいので、検出エラーの発生を抑制することができる。
・給送装置13は、ロール体Rを収容する収容体を1つのみ備えるようにしても良いし、3つ以上の収容体を備えるようにしてもよい。特に、給送装置13が複数の収容体を備える場合には、各収容体においてシートSのたるみ状態を検出する際の準備作業を簡素化することができるので、大幅に作業の手間を省くことができる。
・制御装置100は必ずしも収容室STに収容しなくてもよいし、収容室STに制御装置100以外の装置や機構を収容するようにしてもよい。
・プリンター11の制御装置(コンピューター101)とは別に、給送装置13に専用の制御装置(コンピューター)を備えるようにしてもよい。
・媒体は用紙に限らず、金属やプラスチックフィルム、布など、任意の素材から構成することができる。
・上記実施形態では、記録方式としてインクジェット方式を採用した記録装置について記載したが、電子写真方式や熱転写方式など、任意の記録方式の記録装置に変更することもできる。また、記録装置はプリンターに限らず、FAX装置、コピー装置、あるいはこれら複数機能を備えた複合機等であってもよい。さらに、記録装置として、インク以外の他の液体の微小量の液滴を噴射したり吐出したりする液体噴射ヘッド等を備える液体噴射装置を採用してもよい。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。
・給送装置は、記録装置に備えられるものに限らない。例えば、媒体に対するシールの貼付処理や、箔の転写処理や、染色処理などの各種処理装置に対する媒体の給送装置としてもよい。
13…給送装置、18…回転機構、19…給送機構として機能する搬送機構、20…検出手段としてのたるみセンサー、52…レバー、53…ローラー、54…検知部、55…軸部としてのレバー軸、101…制御手段としてのコンピューター、BL…規定位置、J,J1,J2…回転軸、R,R1,R2…ロール体、S,S1,S2…媒体としてのシート、SG…たるみ部分、X…搬送方向。

Claims (3)

  1. 長尺状の媒体をロール状に巻き重ねたロール体を支持する回転軸と、
    前記媒体を前記ロール体から巻き解いて前記回転軸の下方にたるませる方向に前記回転軸を回転させる回転機構と、
    前記回転軸の下方に配置され、前記ロール体から自重で垂れ下がる前記媒体のたるみ部分の下端位置を検出する検出手段と、
    前記ロール体から巻き解かれた前記媒体を搬送経路に沿って搬送方向の上流側から下流側に向けて間欠的に給送する給送機構と、を備え、
    前記媒体は、前記たるみ部分の前記ロール体につながる側を基端側とした場合の先端側が前記ロール体の外周面における前記基端側とは反対側となる位置に巻き掛けられた状態で、前記搬送経路に導かれ
    間欠的な給送における一時停止期間に、前記回転軸を回転させることにより、前記たるみ部分を形成することを特徴とする給送装置。
  2. 前記検出手段は、前記媒体のたるみ部分と接触した場合に、前記たるみ部分が前記搬送経路に向かって送り出されるのに伴って従動回転するローラーと、前記たるみ部分の下端位置の変化に伴って傾動するレバーと、該レバーの変位を検知する検知部とを有し、
    前記レバーは、前記たるみ部分の送り方向における下流側となる先端側に前記ローラーが回転自在に設けられるとともに、前記たるみ部分の送り方向における上流側となる基端側に設けられた軸部を中心に傾動可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の給送装置。
  3. 前記検出手段の検出結果に基づいて、前記回転機構を制御する制御手段をさらに備え、
    前記検出手段は、前記給送機構が前記媒体の給送を行っている間には常時前記検出を行うとともに、
    前記制御手段は、前記検出手段が前記媒体のたるみ部分の下端位置が予め規定された規定位置よりも上側に移動したことを検出した場合には、前記下端位置が前記規定位置に到達するまで、前記回転軸を回転させるように前記回転機構を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の給送装置。
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