JP2008018564A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ペーパマガジンとプリント部と筐体とを有し、筐体にマガジンドア15bが備えられており、マガジンドア15bは、閉じた作用位置と開いたメンテナンス位置との間で切り換え可能であり、記録紙RPのための開口部を閉じる封鎖位置と、開口部を開放した開放位置との間で切り換え可能な封鎖部材5を備え、マガジンドア15bの作用位置への切り換えに応じて、封鎖部材5を開放位置に切り換え、マガジンドア15bの遮蔽解除位置へ向けた変位操作に応じて、封鎖部材5を封鎖位置に切り換える切換機構が設けられているプリンタにおいて、マガジンドア15bを封鎖部材5が封鎖位置となる半開位置に位置決めする固定機構7,8を設けた。
【選択図】図7
Description
前記マガジンドアは、前記収納領域を遮蔽する作用位置と、前記ペーパマガジンへのアクセスを許すメンテナンス位置との間で切り換え可能に設けられており、
前記ペーパマガジンは、前記開口部を閉じる封鎖位置と、記録紙の引き出しを許すべく前記開口部を開放した開放位置との間で切り換え可能な封鎖部材を備え、さらに、
前記マガジンドアの前記作用位置への切り換えに応じて、前記封鎖部材を前記開放位置に切り換え、且つ、前記マガジンドアの前記作用位置から前記遮蔽解除位置へ向けた変位操作に応じて、前記封鎖部材を前記封鎖位置に切り換える機構が設けられているプリンタに関する。
前記マガジンドアは、前記収納領域を遮蔽する作用位置と、前記ペーパマガジンへのアクセスを許すメンテナンス位置との間で切り換え可能に設けられており、
前記ペーパマガジンは、前記開口部を閉じる封鎖位置と、記録紙の引き出しを許すべく前記開口部を開放した開放位置との間で切り換え可能な封鎖部材を備え、さらに、
前記マガジンドアの前記作用位置への切り換えに応じて、前記封鎖部材を前記開放位置に切り換え、且つ、前記マガジンドアの前記作用位置から前記遮蔽解除位置へ向けた変位操作に応じて、前記封鎖部材を前記封鎖位置に切り換える切換機構が設けられているプリンタであって、
前記マガジンドアを、前記作用位置と前記メンテナンス位置との中間に位置する半開位置に位置決めするための固定機構が設けられており、前記半開位置では前記封鎖部材が前記封鎖位置となる点にある。
図1及び図2に示すプリンタは、プリント部Bに設けられた微細なノズルからインク液滴を記録紙に向けて吐出するインクジェットプリンタである。また、このプリンタでは、使用可能な記録紙として、両面にレジンコート層を形成した基材の一方の面に、微細な孔を多数形成した多孔質インク受容層を形成することにより、表面に光沢を持たせた多孔タイプの記録紙がロール状に巻き取られたものを想定している。
このインクジェットプリンタは、プリンタ本体の外殻を構成する筐体10の下方に配置された2つのマガジン収容部A1、A2、筐体10の上方に配置されたプリント部B、筐体10の側部にインク貯留部Cを有する。筐体10の上面部には、比較的小さいサイズの仕上がりプリントP′を横送りベルト11で送り出す仕分け部12と、大きいサイズの仕上がりプリントP′を受け止めるラック板13とが設けられている。
プリント部Bでは、ペーパマガジンM内のロール紙RPから引き出されて供給される記録紙Pに対して、プリントヘッドHでのインクの吹き付けによって画像のプリントが行われる。プリント部Bの前面は、透明な樹脂製の窓部Wを備えた揺動式のカバー10Bによって通常は閉じられている。
図3に示すように、このインクジェットプリンタに設けられた搬送系は、ペーパマガジンMから提供された記録紙Pを、供給経路U1を介してプリント部Bに供給し、このプリント部Bではプリント搬送ユニットU2によって搬送を行いながらプリント処理を実行し、プリント後の記録紙PはカッターユニットU3でプリントサイズに切断し、その後、スイッチバックユニットU4から排出ユニットU5に搬送して送り出す。
供給経路U1は、下側のペーパマガジンMから送り出された記録紙Pを上方にガイドするように、上側のマガジン収容部Aに備えられたガイド体18と、上側のペーパマガジンMから送り出された記録紙Pを上方にガイドするガイド体19とを備えている。
また、ガイドレール27の両端部付近に配置した一対のプーリ30にタイミングベルト型の駆動ベルト31を巻回し、一方のプーリ30を主走査用の走査モータDSの駆動軸に連結し、駆動ベルト31の一端にキャリッジ29が固定されている。走査モータDSによってプーリ30を駆動回転させると、プリントヘッドHをキャリッジ29と共に主走査方向に往復移動させることができる。
ペーパマガジンMが備えるケース1は、図4から図6に示すように、下方ケース1aと、下方ケース1aの一端に備えられた水平な軸芯回りで揺動可能な上方ケース1bとを備える。下方ケース1aには前述したフィードローラ3及び支持ローラ4が設けられ、上方ケース1bにはロール紙RPを引き出すための開口部2が設けられている。図6に示すように、フィードローラ3の一方と一体連結された操作軸3aは、下方ケース1aの側面から外部に延出しており、操作軸3aの端部に固定されたピニオンギヤ3bを介して、インクジェットプリンタの本体に設けられたペーパ供給用の駆動モータDF(図3を参照)によって回転駆動される。ロール紙RPをケース1内に巻き戻すための支持ローラ4についても、同様に、インクジェットプリンタの本体に設けられたモータDRによって回転駆動される。
また、夜間などの長期間プリントを停止する場合などには、図8(d)に示すように、上下双方のドロワー15を「半開位置」に保持すれば、内部のロール紙RPに対する外気の湿度からの影響を最小限にすることができる。
筐体10内に設けられた制御装置50は、マイクロプロセッサを備えており、プログラム(ソフトウエア)で成る搬送制御手段と、プリント制御手段と、調湿制御手段とを備えている。この制御装置50は、プリントヘッドH、供給経路U1、プリント搬送ユニットU2、カッターユニットU3、スイッチバックユニットU4、及び、排出ユニットU5を制御するための出力系を備える。
B プリント部
C インク貯留部
D2 第2モータ
D5 第5モータ
DS 走査モータ
DR 巻き戻しモータ
H プリントヘッド
M ペーパマガジン(ロール紙マガジン)
P 記録紙
P′ 仕上がりプリント
RP ロール紙
1 ケース
2 開口部
3 フィードローラ
4 支持ローラ
5 弾性ローラ(封鎖部材)
6 引張りバネ
7 ボール(ボールデテント機構)
8 ノッチ(ボールデテント機構)
10 筐体
15 ドロワー
15a 支持台部
15b マガジンカバー
16 インクカートリッジ
18 ガイド体
19 ガイド体
21 第1搬送ローラ
22 第2搬送ローラ
23 案内プレート
29 キャリッジ
50 制御装置
52 操作ロッド
60 磁性片(開度検出機構、インターロック機構)
61 磁気検出素子(開度検出機構、インターロック機構)
Claims (3)
- 記録紙を収納したペーパマガジンと、前記ペーパマガジンの開口部から引き出された記録紙に画像を形成するプリント部と、前記ペーパマガジン及び前記プリント部を収納する筐体とを有し、前記筐体には、前記ペーパマガジンの収納領域を外部から遮蔽可能なマガジンドアが備えられており、
前記マガジンドアは、前記収納領域を遮蔽する作用位置と、前記ペーパマガジンへのアクセスを許すメンテナンス位置との間で切り換え可能に設けられており、
前記ペーパマガジンは、前記開口部を閉じる封鎖位置と、記録紙の引き出しを許すべく前記開口部を開放した開放位置との間で切り換え可能な封鎖部材を備え、さらに、
前記マガジンドアの前記作用位置への切り換えに応じて、前記封鎖部材を前記開放位置に切り換え、且つ、前記マガジンドアの前記作用位置から前記遮蔽解除位置へ向けた変位操作に応じて、前記封鎖部材を前記封鎖位置に切り換える切換機構が設けられているプリンタであって、
前記マガジンドアを、前記作用位置と前記メンテナンス位置との中間に位置する半開位置に位置決めするための固定機構が設けられており、前記半開位置では前記封鎖部材が前記封鎖位置となるプリンタ。 - 複数の前記ペーパマガジンと、前記複数の前記ペーパマガジンのいずれかに収納された記録紙を選択的に前記プリント部に導く搬送機構とが設けられており、いずれかのマガジンドアが前記半開位置にあるとき、前記搬送機構による前記作用位置にある他のマガジンドアのペーパマガジンから前記プリント部への記録紙の搬送を許す制御装置が設けられている請求項1に記載のプリンタ。
- いずれかのマガジンドアが前記メンテナンス位置にあるとき、前記搬送機構による前記作用位置にある他のマガジンドアのペーパマガジンから前記プリント部への記録紙の搬送を規制するインターロック機構が設けられている請求項2に記載のプリンタ。
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