JP2011131569A - 記録装置、及び、記録装置の記録媒体供給構造 - Google Patents

記録装置、及び、記録装置の記録媒体供給構造 Download PDF

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Abstract

【課題】ロール形状に巻かれた記録媒体を繰り出して使用する場合に、記録媒体のスキュー及び記録媒体の突っ張りを防止できる記録装置、及び、記録装置における記録媒体供給構造を提供することを目的とする。
【解決手段】記録媒体に記録を行う記録装置本体と、記録媒体がロール状に巻かれたロール紙110を支持するロール紙ホルダー2とを有し、ロール紙ホルダー2は、ロール紙110の両側端に接するガイド面を有する一対の固定ガイド板28及び可動ガイド板29と、ロール紙110から繰り出される記録紙112を屈曲させる屈曲部26、29Cとを備え、固定ガイド板28及び可動ガイド板29の少なくとも一方はロール紙110の幅寸法に応じてスライド可能に設けられ、固定ガイド板28及び可動ガイド板29の少なくとも一方のガイド面に屈曲部を一体に設けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、記録装置、及び、この記録装置の記録媒体供給構造に関する。
従来、記録媒体としてロール紙を使用する記録装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された記録装置は、ロール紙上に配置されるラベルに記録を行う装置であり、ロール紙をカットした後で、ロールから繰り出されたロール紙をラベル1枚分だけ逆向きに搬送するバックフィードを行い、無駄紙の発生を防いでいる。
特開平07−246711号公報
ところで、特許文献1に記載された装置のように、ロールの巻きを解いて記録媒体を真っ直ぐに引き出して搬送した場合、記録媒体の斜行(スキュー)が発生しやすく、スキューの発生時には記録媒体の折れを生じるという問題があった。また、記録媒体をバックフィードしたときや、記録媒体の繰り出しを停止したときに、記録媒体が搬送方向に突っ張ってしまい、折り目が付いてしまうおそれがあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、ロール形状に巻かれた記録媒体を繰り出して使用する場合に、記録媒体のスキュー及び記録媒体の突っ張りを防止できる記録装置、及び、記録装置における記録媒体供給構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体に記録を行う記録装置本体と、前記記録媒体がロール状に巻かれたロール状記録媒体を支持するロール状媒体支持ユニットとを有し、前記ロール状媒体支持ユニットは、前記ロール状記録媒体の両側端に接するガイド面を有する一対の側面支持部と、前記ロール状記録媒体から繰り出される前記記録媒体を屈曲させる屈曲部とを備え、前記側面支持部の少なくとも一方は、前記ロール状記録媒体の幅寸法に応じてスライド可能に設けられ、前記側面支持部の少なくとも一方の前記ガイド面に前記屈曲部を一体に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ロール状媒体支持ユニットに支持されたロール状記録媒体の両側端にガイド面が接し、このガイド面の少なくとも一方がロール状記録媒体の幅寸法に応じてスライド可能であるため、ロール状記録媒体の幅に関わらずロール状記録媒体を幅方向からガイド面により支持し、このガイド面に一体に設けた屈曲部によって、ロール状記録媒体から繰り出された記録媒体を確実に屈曲させることができる。これにより、ロール状記録媒体から繰り出された記録媒体のスキューや突っ張りを防止し、折れを確実に防止できる。また、屈曲部がガイド面と一体に設けられているので、ガイド面と屈曲部との境界に隙間がなく、この隙間に記録媒体が入り込んで記録媒体が脱落したり、折れたりすることがないので、安定して記録媒体を供給できる。
また、上記構成において、一対の側面支持部の各々のガイド面に一体に、前記屈曲部を設けてもよい。この場合、ロール状記録媒体から繰り出された記録媒体の両端をガイド面により支持するとともに屈曲部により屈曲させるので、記録媒体の直進性を高め、スキューをより確実に防止し、かつ、より確実に屈曲させることができる。さらに、各々のガイド面と屈曲部とが一体に設けられているので、ガイド面と屈曲部との境界に隙間がなく、この隙間に記録媒体が入り込んで記録媒体が脱落したり、折れたりせず、安定して記録媒体を供給できる。
また、本発明は、上記記録装置において、一対の前記側面支持部に設けられた軸受け部によって支持される支持軸を備え、前記支持軸により前記ロール状記録媒体を支持することを特徴とする。
本発明によれば、支持軸により支持されたロール状記録媒体の側端にガイド面を当接させて、記録媒体を幅方向に保持するとともに、この支持軸に支持されたロール状記録媒体から繰り出される記録媒体を屈曲させて、記録媒体のスキュー及び繰出方向の突っ張り等を防止し、記録媒体の折れを防止できる。
また、本発明は、上記記録装置において、少なくとも一方の前記側面支持部の前記ガイド面に設けられた前記屈曲部の長さが、前記記録媒体の幅の半分以上に相当することを特徴とする。
本発明によれば、少なくとも一方のガイド面に一体に設けられ、ロール状記録媒体の幅方向に延設された屈曲部が、ロール状記録媒体の幅の半分以上の長さを有するので、一つの屈曲部が記録媒体の幅方向中央またはそれ以上の位置まで達し、記録媒体を屈曲させる。これにより、記録媒体の一部が屈曲せずに撓みを生じて折れてしまうことがなく、ロール状記録媒体から繰り出された記録媒体の全体を確実に屈曲させ、記録媒体のスキュー及び繰出方向の突っ張り等を防止できる。
また、本発明は、上記記録装置において、前記ロール状媒体支持ユニットは、前記記録媒体の厚み方向への移動を所定範囲に規制する出口部を有し、前記屈曲部は、前記ロール状記録媒体から繰り出される前記記録媒体を、前記出口部までの間で屈曲させることを特徴とする。
本発明によれば、ロール状媒体支持ユニットの出口部で記録媒体の厚み方向への移動が所定範囲に規制され、この出口部の手前に屈曲部が位置しており、ロール状記録媒体から繰り出された記録媒体の全体をより確実に屈曲させることができる。これにより、記録媒体のスキュー及び繰出方向の突っ張り等を防止でき、記録媒体の折れを防止できる。
また、本発明は、上記記録装置において、前記屈曲部は、前記ロール状記録媒体から繰り出された前記記録媒体を屈曲させる凸部として構成され、前記屈曲部の頂部は、前記ロール状記録媒体の巻きが解かれて前記記録媒体が繰り出される繰り出し位置と前記出口部とを通る面を超えて突出することを特徴とする。
本発明によれば、ロール状媒体支持ユニット内で、ロール状記録媒体から繰り出される記録媒体が、出口部までの間により確実に屈曲される。これにより、記録媒体のスキュー及び繰出方向の突っ張り等を防止でき、記録媒体の折れを防止できる。
また、本発明は、上記記録装置において、マージナルパンチ孔を備えた連続シート形態の別型記録媒体を供給するトラクターユニットを備えた連続シート媒体供給部が、前記記録装置本体の後方側に配置され、前記ロール状媒体支持ユニットが前記連続シート媒体供給部の上方に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、連続シート形態の記録媒体とロール状に巻かれた記録媒体との両方を使用可能で、ロール状記録媒体から繰り出される記録媒体を確実に屈曲させて、ロール状媒体支持ユニットから記録装置本体へ供給できる。このため、ロール状媒体支持ユニットを連続シート媒体供給部の上に配置し、このロール状媒体支持ユニットから記録装置本体の記録媒体入口まで記録媒体を下降させる構成においても、ロール状媒体支持ユニット内で記録媒体を屈曲させるので、記録媒体のスキュー及び繰出方向の突っ張り等を防止でき、記録媒体の折れを防止し、安定して記録媒体を供給できる。
また、本発明は、上記記録装置において、前記ロール状媒体支持ユニットは、前記記録装置本体に着脱可能であることを特徴とする。
本発明によれば、ロール状媒体支持ユニットごとロール状記録媒体を着脱可能なため、ロール状記録媒体に記録を行う必要の有無に応じて適宜構成を変更でき、ユーザーの要求に合わせて多様な使用方法が可能になる。
また、上記目的を達成するために、本発明は、記録媒体を搬送する搬送機構を備えた記録装置本体に、前記記録媒体がロール状に巻かれたロール状記録媒体を支持するロール状媒体支持ユニットを設け、前記ロール状媒体支持ユニットは、前記ロール状記録媒体の両側端に接するガイド面を有する一対の側面支持部と、前記ロール状記録媒体から繰り出される前記記録媒体を屈曲させる屈曲部とを備え、前記側面支持部の少なくとも一方は、前記ロール状記録媒体の幅寸法に応じてスライド可能に設けられ、このスライド可能な側面支持部の前記ガイド面に前記屈曲部を一体に設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ロール状媒体支持ユニットに支持されたロール状記録媒体の両側端にガイド面が接し、このガイド面の少なくとも一方がロール状記録媒体の幅寸法に応じてスライド可能であるため、ロール状記録媒体の幅に関わらずロール状記録媒体を幅方向からガイド面により支持し、このガイド面に一体に設けた屈曲部によって、ロール状記録媒体から繰り出された記録媒体を確実に屈曲させることができる。これにより、ロール状記録媒体から繰り出された記録媒体のスキューや突っ張りを防止し、折れを確実に防止できる。また、屈曲部がガイド面と一体に設けられているので、ガイド面と屈曲部との境界に隙間がなく、この隙間に記録媒体が入り込んで記録媒体が脱落したり、折れたりすることがないので、安定して記録媒体を供給できる。
本発明によれば、ロール状記録媒体から繰り出された記録媒体を屈曲部によって確実に屈曲させ、記録媒体のスキューや突っ張りを防止し、折れを確実に防止できる。
本発明の実施形態に係るプリンターの外観斜視図である。 プリンターの上面カバーを外した状態の斜視図である。 プリンターの側断面視図である。 プリンターのロール紙ホルダーを外した状態を示す外観斜視図である。 ロール紙ホルダーにロール紙の収容した状態を示す斜視図である。 ロール紙ホルダーの斜視図である。 ロール紙ホルダーの斜視図である。 ロール紙ホルダーの取付状態を示す側断面視図である。 ロール紙ホルダーの取付状態を示す一部破断側面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用した実施形態に係るプリンター1の外観斜視図であり、図2はプリンター1の本体ケース10の上面カバー11を外した状態を示す斜視図であり、図3はプリンター1の側断面視図である。図3中には、ロール紙ホルダー2から供給される記録紙112の搬送経路を符号P1で示し、連続紙供給部6により供給される連続紙120の搬送経路を符号P2で示す。
プリンター1は、本体ケース10と、この本体ケース10に載置されたロール紙ホルダー2(ロール状媒体支持ユニット)とを備え、ロール紙ホルダー2内に収容されたロール紙110から繰り出される記録紙112(記録媒体)、及び、本体ケース10の後方から供給される連続紙120(別型記録媒体)に、文字や画像を印刷(記録)する記録装置である。本実施形態のプリンター1は、記録ワイヤーを突出させて連続紙120及び記録紙112にインクを付着させてドットを形成するドットマトリクスプリンターである。記録紙112は、例えば普通紙で構成される長尺の用紙であり、ロール状に巻かれてロール紙110(ロール状記録媒体)としてロール紙ホルダー2にセットされる。また、連続紙120は、いわゆるファンフォールド紙と呼ばれる連続帳票であり、一枚紙または複写紙のいずれであってもよい。連続紙120は、プリンター1の外側において、例えば図3に示すようにプリンター1よりも下方に蓄積されており、後述する連続紙供給部6(連続シート媒体供給部)の動作によりプリンター1の内部に引き込まれる。
プリンター1では、記録媒体として記録紙112と連続紙120のいずれか一方を選択して印刷することができ、後述する操作により印刷対象を記録紙112から連続紙120へ、或いはその逆へ切り替えることができる。
印刷後の記録紙112または連続紙120(以下、記録紙112と連続紙120とを総称して記録媒体という)は、ロール紙ホルダー2の前端部の近傍に開口する排紙口14から上向きに排出され、ロール紙ホルダー2の前面に形成された排紙ガイド23に沿って支持される。この排紙口14には、排出された記録媒体をカットするための鋸刃状のカッター15が配置されている。
本体ケース10の上面には、プリンター1の動作に係る設定やリセット等の各種操作を行うためのスイッチ、及び、プリンター1の動作状態を示すLED等を備えた表示・操作部13が設けられている。また、本体ケース10の左側面には、プリンター1の電源をオン/オフする電源スイッチ(図示略)が設けられている。
本体ケース10には、印刷ヘッド43を備えたプリンター本体4が収容され、本体ケース10の上面に着脱可能に設けられた上面カバー11を開くことで、プリンター本体4へのアクセスが可能である。プリンター本体4(記録装置本体)は、本体下部に位置するベースフレーム17と、このベースフレーム17に固定された左右一対のサイドフレーム18、19とからなるフレームに各部を取り付けて構成される。右サイドフレーム18と左サイドフレーム19との間には、プラテン41、キャリッジガイド軸49、押圧ローラー50、従動ローラー51、排紙ローラー52、排紙補助ローラー56、トラクター駆動軸61及びトラクターガイド軸62等が掛け渡されており、プラテン41及びトラクター駆動軸61は、右サイドフレーム18に取り付けられた搬送モーター(図示略)によって回転駆動される。
ローラー形状に形成されたプラテン41の前方には、キャリッジガイド軸49に沿って往復走査されるキャリッジ42が配置され、キャリッジ42にはプラテン41に対向するように、ワイヤー(図示略)を突出させる印刷ヘッド43が搭載されている。
プリンター本体4には、右サイドフレーム18及び左サイドフレーム19により支持されるステーショナリー形式のインクリボンカートリッジ44が取り付けられている。キャリッジ42には、印刷ヘッド43の先端とプラテン41との間に位置するようにリボンガイドが取り付けられ、このリボンガイドにはインクリボンカートリッジ44から引き出されたインクリボン(図示略)が通される。
プラテン41の側面には、印刷ヘッド43のワイヤーの突出力を受ける弾性体が配されており、印刷ヘッド43のワイヤーが、インクリボン及び記録媒体を介してプラテン41の弾性体に向けて打突されることにより、記録媒体の印刷面に、文字や画像を構成する多数のドットを形成する。
プラテン41は、搬送モーター(図示略)の駆動力によって回転する。プラテン41の下方には、プラテン41の側面に沿った湾曲面を有する紙案内下47が配置され、この紙案内下47の上流側に、紙案内上45が配置され、紙案内下47と紙案内上45とによって、ロール紙ホルダー2から供給される記録紙112及び連続紙供給部6から供給される連続紙120がプリンター本体4に入り込む用紙入口48が構成されている。用紙入口48は、プリンター本体4において記録紙112及び連続紙120が搬送される搬送経路の入口である。なお、図3に示す構成では紙案内上45と紙案内下47とが別体として構成され、上下に対向して配置されているが、紙案内上45と紙案内下47とが一体となって、搬送経路を構成してもよい。
また、紙案内下47の用紙入口48側の端には、記録紙112または連続紙120の進入を検出するスイッチ式の紙検出器53が配置され、この紙検出器53の検出状態に基づいて、後述する制御基板57がプリンター1の動作を制御する。
用紙入口48には、プラテン41に対向して案内する押圧ローラー50が配置されている。記録媒体は押圧ローラー50とプラテン41とに挟まれて、紙案内下47の曲面とプラテン41との間に送られる。押圧ローラー50は、様々な厚みの記録媒体をプラテン41との間に確実に挟めるように、プラテン41に向けて付勢されている。
紙案内下47には、搬送モーター(図示略)の駆動力によってプラテン41とともに回転する従動ローラー51が配置され、この従動ローラー51とプラテン41とに挟まれて、記録媒体は印刷ヘッド43に向けて搬送される。
プラテン41、或いは、プラテン41と各種ローラーとを含む各部は、搬送モーターの動力によってロール紙110及び連続紙120を搬送する搬送機構として機能する。
プラテン41に巻き付くように搬送された記録媒体は、キャリッジ42の手前で紙押さえ45によりプラテン41の側面に押し付けられる。紙押さえ45は、記録媒体をプラテン41に押し付けて、印刷位置における記録媒体の浮き上がりを防止する。印刷ヘッド43により印刷された記録媒体はプラテン41により上方に搬送され、プラテン41の上方に設置された排紙ローラー52と、この排紙ローラー52に対向して配置された排紙補助ローラー56との間に挟まれて上方に送られ、排紙口14から排出される。排紙補助ローラー56は、様々な厚みの記録媒体を排紙ローラー52の間に挟めるように、排紙ローラー52に向けて付勢されている。これら排紙ローラー52及び排紙補助ローラー56によって、記録媒体は、排紙口14から上方に出てから排紙ガイド23に沿って送られる。
また、プラテン41の軸は本体ケース10の外部に設けられた紙送りノブ46に連結されており、この紙送りノブ46を手動で回すことにより、プラテン41を回転させて記録媒体を順方向または逆方向に移動できるようになっている。
プリンター本体4の下部には、プリンター1の各部を制御する制御基板57と、電源スイッチ(図示略)の操作によりオン/オフされ、本体ケース10背面に設けられた電源コネクター(図示略)から供給される交流電源に基づいて制御基板57へ直流電源を供給する電源基板59とが収容されている。制御基板57は、通信ケーブル58(図9)を介してホストコンピューター等の外部機器に接続され、この外部機器から受信したコマンドやデータ、及び、表示・操作部13が備えるスイッチの操作に基づいて、プラテン41及びトラクター駆動軸61を回転させる搬送モーター(図示略)、キャリッジ42を走査させるキャリッジ駆動モーター(図示略)、印刷ヘッド43等を制御し、印刷動作や紙送り動作を実行し、その動作状態に対応して表示・操作部13のLEDの点灯制御を行う。
図4は、プリンターのロール紙ホルダー2を外した状態の外観斜視図である。
この図4及び図3に示すように、プリンター本体4の後方には連続紙供給部6が配置されている。連続紙供給部6は、上述のように左右のサイドフレームに掛け渡されるトラクター駆動軸61及びトラクターガイド軸62と、これらの軸61、62に挿通され、プリンター1の幅方向に移動可能な左右一対のトラクターユニット60とを備え、プリンター本体4の後方において本体ケース10に収容される。トラクターユニット60には無端形状のベルト63が巻き付くように設けられ、このベルト63に立設された複数のピン64が連続紙120の側端に形成されたマージナルパンチ孔に嵌合した状態でトラクターカバー65が閉じられると、ピン64とトラクターカバー65により連続紙120が挟まれて保持される。この状態で、トラクター駆動軸61が回転してベルト63を駆動することにより、連続紙120がプリンター本体4に向けて供給される。連続紙供給部6の後端部には、連続紙120が入り込む給紙口67が開口し、給紙口67の下部には、下方から供給される連続紙120を受ける給紙受け部材66が配置される。
また、図3に示すように、ロール紙ホルダー2は、本体ケース10の上に載置されるホルダー本体20と、ロール紙110を支持する支持軸24と、支持軸24に支持されたロール紙110を覆うロール紙カバー21とを備えて構成される。
ロール紙110は、図3に示すように中空の芯部111を有しており、この芯部111に支持軸24を貫通させることで、ロール紙110がロール紙ホルダー2に支持される。なお、芯部111の大きさは、図3に示すように芯部111の内径が支持軸24の外径より大幅に大きくなるような場合もあるし、芯部111の内径が支持軸24の外径とほぼ等しくなる場合もあるが、これらの場合のいずれも同じようにロール紙110をロール紙ホルダー2で支持できる。
支持軸24の一端は、ホルダー本体20の外まで貫通しており、その端にはロール紙巻き取りノブ25が取り付けられている。ロール紙巻き取りノブ25はロール紙ホルダー2の外側に露出し、手動で回転可能である。このロール紙巻き取りノブ25を手動で回転させることにより、ロール紙110を回転させ、ロール紙のたるみを取ったり、後述するようにプリンター本体4から戻された記録紙112を巻き取ったりすることができる。
ロール紙ホルダー2に収容されたロール紙110からは、図3中に符号P1で示すように、ロールの下部で巻きが解かれて記録紙112が前方に引き出されて、用紙入口48に引き込まれる。ロール紙ホルダー2の内部には、記録紙112をいったん上向きに湾曲させるため、上向きに凸となった屈曲部26が設けられており、記録紙112は、屈曲部26を乗り越えて湾曲して用紙入口48に達する。また、ロール紙ホルダー2の内部において、屈曲部26と用紙入口48との間の上方には収容空間27が形成される。収容空間27は、いったん用紙入口48からプリンター本体4内部に引き込まれた記録紙112を巻き戻した場合に、巻き戻された分を収容するための空間である。
このように構成されるプリンター1は、ロール紙ホルダー2により供給される記録紙112、または、連続紙供給部6により供給される連続紙120のいずれかを、伝達切替レバー16(図4参照)を操作することにより選択的に記録媒体として使用し、文字や画像等を印刷することが可能である。図4の伝達切替レバー16を手前側すなわちプリンター1の前側に倒すと、搬送モーター(図示略)の動力によるプラテン41の回転がトラクター駆動軸61に伝達されて、トラクター駆動軸61はプラテン41と同期して回転されるとともにプラテン41にロール紙を押圧している押圧ローラー50を下方に押し下げ、押圧ローラー50をプラテン41から離間させる。また、伝達切替レバー16を後方側に倒すと、押圧ローラー50は再びプラテン41を圧接するとともに、トラクター駆動軸61への回転力の伝達が遮断され、プラテン41のみが回転されるようになり、連続紙供給部6によって連続紙120が搬送されないよう構成されている。本実施の形態では、右サイドフレーム18に設けられた輪列機構(図示略)において、搬送モーター(図示略)によって回転され且つ移動可能に支持されている可動平歯車が、伝達切替レバー16の操作により移動され、トラクター駆動軸61に取り付けられている平歯車と噛合したり噛合しなかったりする構成となっている。
図5は、ロール紙ホルダー2の斜視図であり、ロール紙110を収容した状態を示している。また、図6及び図7は、ロール紙110を取り外した状態の斜視図である。図8は、ロール紙ホルダー2を下方から見た斜視図である。
これらの図に示すように、ロール紙ホルダー2は、ホルダー本体20の底部に立設された固定ガイド板28と、固定ガイド板28に対向して立設された可動ガイド板29とを有し、これら一対の側面支持部としての固定ガイド板28と可動ガイド板29との間にロール紙110を収容する。
固定ガイド板28は、ロール紙ホルダー2の左側に固定された平板状部材であり、その一方の平面であるガイド面28Dがロール紙110及びロール紙110から繰り出された記録紙112の一方の側端に当接し、これらロール紙110及び記録紙112の一方の側端を支持する。可動ガイド板29は、ロール紙110及びロール紙110から繰り出された記録紙112の他方の側端に接する平面であるガイド面29F(図8)を有し、ロール紙110の幅に合わせて移動される。可動ガイド板29は、ロール紙110及び記録紙112の他方の側端を支持する。
ロール紙ホルダー2にロール紙110がセットされる際、可動ガイド板29がロール紙110の幅に合わせて移動され、ロール紙110の両側端に固定ガイド板28のガイド面28Dと可動ガイド板29のガイド面29Fとが接するか、或いは近接した状態に調整される。図6は、可動ガイド板29を固定ガイド板28側に寄せた状態を示し、図7は可動ガイド板29を固定ガイド板28から離した状態を示す。
ロール紙ホルダー2は、ロール紙110の両側端にガイド面28Dとガイド面29Fとが接し、これらガイド面28D、29Fによってロール紙110及びロール紙110から繰り出された記録紙112の両側端をガイドする。これにより、印刷実行時には、記録紙112の引き出し時及び巻き戻しの際に記録紙112の両側端の幅方向への移動が規制されるので、記録紙112の直進性を向上させ、スキューを防止できる。
なお、固定ガイド板28のガイド面28D及び可動ガイド板29のガイド面29Fは、完全な平面でなくてもよい。すなわち、ロール紙110の側面に接する部分と、ロール紙出口20Cへ記録紙112を案内する部分とを含む全ての部分が平面である必要はなく、記録紙112の側端に当接して記録紙112を案内できる構成であれば、凹部があってもよい。この場合、凹部の位置、形状およびサイズが、この凹部に記録紙112が引っかからず、記録紙112のスキューを生じさせないものであればよい。また、記録紙112に接する位置に凹部があっても、凹部の縁が滑らかな斜面や曲面で構成されるなど、凹部への記録紙112の引っかかりを防止できる構成となっていればよい。
支持軸24の一端は、上述のようにホルダー本体20の外に位置するロール紙巻き取りノブ25に連結されており、このロール紙巻き取りノブ25の近傍において、支持軸24には大径の支持円盤部24Aが形成されている。支持円盤部24Aの径は支持軸24の他の部分よりも大きく、ロール紙ホルダー2の左側に位置する固定ガイド板28には、支持円盤部24Aの径に対応した大径の軸受け部28Aが形成され、軸受け部28Aに固定ガイド板28が嵌合する。支持軸24の他の部分より大径の支持円盤部24Aを軸受け部28Aにより支持する構成としたのは、支持円盤部24Aの外周と軸受け部28Aとの摩擦を高めることにより、支持軸24に、より大きな回転時の抵抗を与えるためである。この抵抗により、記録紙112がプリンター本体4に向けて引き出される際に、ロール紙110が空転して余剰の記録紙112の巻きが解かれることがなく、記録紙112のたるみを防止できる。
また、支持円盤部24Aの直径を、ロール紙110の芯部111の内径より大きく設定(構成)することで、ロール紙110の芯部111に支持軸24を挿入した時の位置が決まりやすくなり、取り扱いが簡単になる。すなわち、芯部111が支持円盤部24Aに接して止まるので、ロール紙110の位置決めがしやすくなる。
また、支持軸24の他端を支持する可動ガイド板29は、ホルダー本体20の底面に対して略垂直に立設され、その基部にはホルダー本体20の底面に重なる平面部29Bを有している。可動ガイド板29は、ロール紙ホルダー2の右側に位置し、支持軸24の軸方向にスライド可能で、かつ、任意のスライド位置に止めることが可能である。
詳細には、可動ガイド板29は、ホルダー本体20の幅方向における所定範囲で左右にスライド移動可能であり、このスライド移動可能な範囲において、ホルダー本体20の底面には、溝20Aと、多数の歯を有する係止部材20Bとがスライド方向に延設されている。可動ガイド板29の平面部29Bの裏面には、溝20Aに係合して上方への抜けを防止するための断面L状の掛止部20Eと、係止部材20Bの歯に噛み合う歯が形成された係止部(図示略)とが形成されており、この係止部が係止部材20Bから外れるように平面部29Bを浮かせることで、可動ガイド板29は、支持軸24の軸方向に自在にスライド可能となる。また、平面部29Bの裏面の係止部を係止部材20Bの歯に噛み合わせることで、可動ガイド板29の移動は規制され、その位置で可動ガイド板29を固定できる。また、ホルダー本体20の底面には、可動ガイド板29に摩擦負荷を与える高さの低いリブ20Dが形成されている。リブ20Dはスライド方向に延びる2本の平行なリブであり、このリブ20Dを設け、リブ20Dが可動ガイド板29の平面部29Bの裏面に接することによって、可動ガイド板29はガタつくことがなくホルダー本体20に取り付けられる。
支持軸24は、支持円盤部24Aを除いて、ロール紙110の芯部111を貫通可能な一様な径となっており、可動ガイド板29に形成された軸受け部29Aに嵌合して支持される。支持軸24は、可動ガイド板29が移動可能な全範囲において軸受け部29Aに接する部分が、全周に平滑な曲面を有する円柱形状の円柱部24Bとなっており、可動ガイド板29をスライドさせる際の抵抗が軽減されている。また、円柱部24Bを除く部分、すなわち軸受け部29Aに接しない部分には肉盗み24Cが形成され、円柱部24Bの軸中心はくり抜かれて肉盗み穴24Dが形成され、軽量化と材料の節約が図られている。また、肉盗み24Cを設けることにより支持軸24の表面が粗くなるため、支持軸24と芯部111との滑りが抑制されるので、ロール紙110の不要な回転によるたるみの発生を防止できる、ロール紙巻き取りノブ25を回転させた場合のロール紙110の空転を抑えられる等の利点が得られる。
また、ホルダー本体20には、上述したように記録紙112を湾曲させるための屈曲部26が設けられ、この屈曲部26に連なるように、可動ガイド板29には屈曲部29Cが形成されている。このため、記録紙112の幅方向の両端に屈曲部26と屈曲部29Cとが位置して、記録紙112を確実に湾曲させることができる。また、屈曲部26は固定ガイド板28の基部に一体に形成されており、屈曲部29Cは可動ガイド板29の基部に一体に形成されているので、ガイド面28Dと屈曲部26との間に継ぎ目は無く、ガイド面29Fと屈曲部29Cとの間にも継ぎ目がない。このため、固定ガイド板28と屈曲部26との間や、可動ガイド板29の基部と屈曲部29Cとの間に記録紙112が入り込んでしまうことがない。従って、記録紙112が折れたり曲がったりすることなく、記録紙112を確実に湾曲させることができる。
さらに、固定ガイド板28の前端には前板部28Bが形成され、前板部28Bの下端は開口してスリット状の開口28Cを構成する。また、可動ガイド板29の前端には前板部29Dが形成されており、前板部29Dの下端は開口して、スリット状の開口29Eを構成する。図8に詳細に示すように、開口28Cの一端は固定ガイド板28によって閉止され、他端側は開放されている。また、開口29Eの一端は可動ガイド板29により閉止され、他端すなわち固定ガイド板28側の端は開放されている。そして、これら開口28Cと開口29Eとは連通して、記録紙112の幅にほぼ等しい横長のロール紙出口20C(出口部)を構成する。
記録紙112は開口28Cと開口29Eとを通ってロール紙ホルダー2からプリンター本体4に送り出され、少なくとも記録紙112の両側端部は、開口28Cと開口29Eとによって、それぞれ、記録紙112の厚み方向(上下)への移動が所定範囲内になるよう規制される。このため、記録紙112は屈曲部26及び屈曲部29Cを乗り越えた後で、ロール紙出口20Cの開口28C、29Eを通るために下方に導かれ、図3に示したように湾曲して用紙入口48に至る。
また、ロール紙ホルダー2のロール紙カバー21は、ヒンジ22を介してホルダー本体20に回動可能に取り付けられ、プリンター1の後方に向かって上に開くことが可能であり、ロール紙カバー21を開いた状態ではロール紙110が露出して、ロール紙110を着脱可能となる。ロール紙カバー21を閉じた状態では、ロール紙カバー21によりロール紙110が覆われ、ロール紙カバー21の先端は図3に示すように排紙口14の内部に達するので、ロール紙110への汚れの付着を抑制できる。
このように構成されるプリンター1においては、記録媒体を記録紙112から連続紙120へ、或いはその逆に切り替える場合に、印刷ヘッド43の位置またはその先まで搬送されている記録媒体を、用紙入口48に向けて逆向きに搬送する、逆送り動作が実行される。
この逆送り動作は、制御基板57(図3)の制御によって搬送モーター(図示略)を逆転させることにより、プラテン41及びトラクター駆動軸61を逆回転させて、行うこともできる。具体的には、表示・操作部13のスイッチの操作によって逆送り動作が指示された場合に、制御基板57は、搬送モーターを所定量だけ逆回転させる。記録紙112の場合、排紙口14または印刷ヘッド43の位置にあった記録媒体の先端は、プラテン41が逆回転することにより押圧ローラー50の位置まで戻される。その後、ロール紙巻き取りノブ25を回転させて収容空間27に引き込まれた記録紙112をロール紙110に巻き取り、記録紙112の先端部を後述するロール紙出口20Cよりロール紙ホルダー2の内側に位置させ、連続紙120の搬送の障害にならないようにする。
一方、連続紙120の場合は、プラテン41及びトラクター駆動軸61が逆回転することにより逆送りされる。この逆送りは、連続紙120の先端部が紙検出器53によって検出された後、先端部が、トラクターユニット60までの間で記録紙112の搬送の障害とならない位置に達するまでの所定搬送量のみ行われる。この位置で連続紙120を停止させると、連続紙120がトラクターユニット60に装着されている状態が保たれる。このため、再び連続紙120を使用したい場合はトラクター駆動軸61を回転させるだけで連続紙120をプラテン41側に搬送できるので、改めてトラクターユニット60に連続紙120をセットする必要がなく便利である。なお、連続紙120を連続紙供給部6から外したい場合は更にトラクター駆動軸61を逆回転すればよい。
また、プリンター1が停止した状態で、紙送りノブ46を手動で逆方向に回転させることにより、記録媒体を逆送りすることも可能である。この場合も、記録媒体の先端は押圧ローラー50の直前の位置まで戻される。押圧ローラー50の前まで戻された記録媒体は手動で引き戻すことができ、記録紙112を逆送りした場合は、ロール紙ホルダー2のロール紙巻き取りノブ25を回転させてロール紙110を回転させ、記録紙112を巻き取ればよい。また、プリンター1においては搬送モーター(図示略)の逆転または紙送りノブ46の操作により、プラテン41と連動して、連続紙供給部6のトラクター駆動軸61が逆回転する。このため、連続紙120を逆送りした場合には、トラクター駆動軸61の逆回転によって、連続紙120をトラクターユニット60の位置まで戻すことができる。
このようにして、記録紙112または連続紙120のうち一方を、少なくとも用紙入口48の手前まで戻すことで、他方の記録媒体を用紙入口48からプリンター本体4に送り込み、印刷を行うことができる。このため、プリンター1では、簡単な作業によって、記録紙112と連続紙120とを切り替えて使用できる。
ここで、プラテン41を含んで構成される搬送機構を自動で逆転動作させるためのスイッチを備えた表示・操作部13、及び、プラテン41を手動で逆転動作させるための紙送りノブ46は、プリンター1の右側に設けられており、これに対し、ロール紙ホルダー2に収容されたロール紙110を巻き取るためのロール紙巻き取りノブ25は、図1等に示したように、プリンター1の左側に設けられている。このため、逆送り動作を行わせる場合に、プリンター1を操作するオペレーターは、右手で表示・操作部13または紙送りノブ46を操作するとともに、左手でロール紙巻き取りノブ25を回転させてロール紙110を回転させ、逆送り動作で戻された記録紙112を巻き取ることができる。
ところで、ロール紙110の使用中に上述した逆送り動作を行うと、表示・操作部13の操作によってプラテン41を含む搬送機構が逆転動作し、ロール紙110から繰り出された記録紙112がプリンター本体4の用紙入口48(図3)からロール紙ホルダー2内にバックフィードされる。ここで、ロール紙ホルダー2には、ロール紙出口20Cに連通する収容空間27を有し、この収容空間27に、バックフィードされた記録紙112を折れることなく収容できる。
詳細に説明すると、収容空間27は、ロール紙ホルダー2において屈曲部26、29Cとロール紙出口20Cとの間に位置し、上方に拡がる空間である。記録紙112がバックフィードされると、屈曲部26、29Cで屈曲した記録紙112が、屈曲部26、29Cとロール紙出口20Cとの間で上方に盛り上がり、この盛り上がった分の記録紙112が収容される。
屈曲部26、29Cは、支持軸24とロール紙出口20Cとの間に位置する凸部として構成され、ロール紙110から繰り出された記録紙112は屈曲部26、29Cを超えるときに上方に屈曲する。この屈曲部26、29Cの先で、ロール紙出口20Cにおいて記録紙112の上下方向の移動が規制されていることから、屈曲部26、29Cにおいては確実に記録紙112が屈曲する。
また、屈曲部26、29Cの頂部は、ロール紙110の巻きが解かれて記録紙112が繰り出される繰り出し位置とロール紙出口20Cとを通る面を超えて突出する高さになっている。
図3に示すように、ロール紙110の巻きが解かれて記録紙112が繰り出される位置は、概ねロール紙110の下端部付近である。
ここで、図3中、ロール紙出口20Cを通りロール紙110の外周に接する接線を直線A1とし、この直線A1がロール紙110の外周に接する位置を位置B1とする。また、ロール紙110の外周において支持軸24の直下に相当する位置を位置B2とし、ロール紙出口20Cと位置B2とを結ぶ直線を直線A2とする。また、図中、ロール紙出口20Cを通り芯部111の外周に接する接線を直線A3とし、この直線A3が芯部111の外周に接する位置を位置B3とする。芯部111の外周において支持軸24の直下に相当する位置を位置B4とし、この位置B4とロール紙出口20Cとを結ぶ直線を直線A4とする。
ロール紙110から記録紙112が繰り出される繰り出し位置は、ロール紙110の残量が十分な状態では位置B1〜B2の間またはその近傍にあり、ロール紙110の残量が最も少ない状態では位置B3〜B4の間またはその近傍にあると考えられる。従って、この繰り出し位置とロール紙出口20Cとを結ぶ最短距離は線A1〜線A4の間にあるとみなすことができる。
この場合において、屈曲部26、29Cの頂部は、線A1〜線A4のどの線をも超えて突出している。言い換えれば、屈曲部26、29Cの頂部は、ロール紙110の巻きが解かれて記録紙112が繰り出される繰り出し位置とロール紙出口20Cとを通る面を超えて突出する。このため、ロール紙110から繰り出された記録紙112は、ロール紙出口20Cを通る前に、必ず屈曲部26、29Cにおいて屈曲するので、ロール紙110からロール紙出口20Cまで記録紙112が真っ直ぐになることはない。
このため、プラテン41を含む搬送機構の逆転動作によってロール紙出口20Cから記録紙112がバックフィードされた場合や、搬送機構の停止後にロール紙110が回転した場合等、記録紙112のたるみを生じた場合に、この余分の記録紙112がロール紙出口20Cとロール紙110との間で突っ張ってしまうことがなく、余分の記録紙112は折れることなくスムーズに収容空間27に収容される。
さらに、図6及び図7に示すように、ロール紙ホルダー2においては、固定ガイド板28に一体に設けられた屈曲部26と、可動ガイド板29に設けられた屈曲部29Cとが同じ高さ、同じ角度の斜面となっている。そして、ロール紙110の幅方向において、屈曲部26と屈曲部29Cとの少なくとも一方(本実施形態では屈曲部26)の長さが、ロール紙110の最大幅、すなわち可動ガイド板29を固定ガイド板28から最も遠ざけた場合のガイド面28D、29F間の距離の1/2以上である。つまり、記録紙112の幅に関わらず、屈曲部26が、常に、記録紙112の幅の中央または中央を超えた位置まで延設される。このため、記録紙112の幅方向における半分以上が屈曲部26により下方から支持されるので、記録紙112が幅方向中央において撓むことがなく、記録紙112全体を確実に屈曲させることができる。
図3に示すように、ロール紙ホルダー2は、連続紙120を供給する連続紙120の上方に位置しているので、プリンター1全体としてはロール紙110と連続紙120の両方を使用可能としながらも設置面積が小さく済むという構成である。しかしながら、ロール紙ホルダー2を連続紙供給部6の上方に設け、さらに、図4に示したようにロール紙ホルダー2をプリンター1から着脱可能となっているので、ロール紙110からプリンター本体4まで記録紙112を繰り出す長さが長くなる可能性がある。しかしながら、本実施形態のプリンター1では、プリンター本体4の搬送機構を逆転動作させることで、いったん繰り出した記録紙112をロール紙ホルダー2にバックフィードすることができ、このバックフィードされた記録紙112を収容空間27に収容できるので、記録紙112の繰り出し長さが長くても、速やかに記録紙112をロール紙ホルダー2の内部に回収できる。このため、ロール紙ホルダー2を連続紙供給部6の上に搭載した構成によるデメリットが無く、ロール紙110と連続紙120とを簡単に切り替えて使用でき、記録紙112を容易に回収できるために無駄紙な発生せず、高い利便性を確保できる。
また、記録紙112をロール紙ホルダー2内部で屈曲させてからプリンター本体4に供給するので、プラテン41の停止時に、記録紙112の繰り出しが止まった後にロール紙110が回転することで記録紙112が余分に繰り出されても、記録紙112が折れないように、記録紙112を収容空間27に収容できる。
図9は、ロール紙ホルダー2の取付状態を示す一部破断側面図である。
以下、この図9と図4〜図8を参照して、プリンター1におけるロール紙ホルダー2の取付構造について説明する。
図5〜図8に示すように、ホルダー本体20の前部の側端面31、31には、それぞれ、側方に突出する略円柱形状の係止爪32、32が立設されている。
また、図4に示すように、本体ケース10の上面には、プリンター本体4の後方において左右一対の係止溝入口54A、54Aが開口している。係止溝入口54A、54Aは、本体ケース10の両側端部に位置しており、これら係止溝入口54A、54Aにはロール紙ホルダー2の側端面31、31を挿入可能である。
図9に示すように、プリンター本体4の右サイドフレーム18には、係止溝入口54Aの下方に位置して、斜め前方に傾斜した下向きの係止溝54が形成されている。係止溝入口54Aから側端面31を挿入すると、係止溝54に係止爪32が入り込み、係止溝54の底部で係止爪32を介してロール紙ホルダー2の前部の荷重が支持される。
また、図示はしないが、本体ケース10の左サイドフレーム19においても同様に、係止溝入口54Aの下方に係止溝54が形成され、この係止溝54に係止爪32が入り込んでロール紙ホルダー2の荷重を支持する。
このように、ロール紙ホルダー2の前部では、左右一対の係止爪32、32が両サイドフレーム18、19に設けられた係止溝54、54に係止されることで、ロール紙ホルダー2がプリンター本体4に支持される。
また、図4に示すように、本体ケース10の後部の両側端には、それぞれ連続紙供給部6の上方に位置する平面55が設けられ、これら平面55、55の各々に、凹部55Aが形成されている。
これに対し、ホルダー本体20の後部には、図5〜図8に示すように、幅方向に突出する左右一対の脚台33、33が設けられている。これら脚台33、33は、本体ケース10に設けられた一対の平面55、55に載置される。
ロール紙ホルダー2の左右に設けられた一対の脚台33の各々には、その下面に、図8及び図9に示すように下方に突出する係止爪34が立設され、この係止爪34は、ロール紙ホルダー2を平面55に載置した状態で、左右各々の凹部55Aに嵌合している。係止爪34は、背面が切り立った尖状に形成され、凹部55Aの後端に背面を接している。脚台33の下面には、係止爪34の後方にシート状の弾性体35が貼付され、この弾性体35が平面55に接する。
また、図示はしないが、ロール紙ホルダー2の左側に設けられた脚台33の下面にも同形状の係止爪34が立設されており、この係止爪34が、本体ケース10の左側の凹部55Aに嵌合する。この左側の脚台33の下面には係止爪34の後方に弾性体35が配設され、脚台33は弾性体35を介して左側の平面55に当接する。
このため、ロール紙ホルダー2の後部においては、脚台33、33が平面55、55に接することによりロール紙ホルダー2の荷重を支持する。また、脚台33、33の下面に設けられた係止爪34、34が凹部55A、55Aに嵌り合って、ロール紙ホルダー2が水平方向に移動しないよう規制されるので、プリンター1の動作時にもロール紙ホルダー2が移動しないよう強く支持できる。
また、平面55、55には、脚台33、33の下面に配設されたシート状の弾性体35、35が接するため、平面55、55の表面の損傷を防止できる、弾性体35、35の摩擦係数が高いためにロール紙ホルダー2の水平方向への移動をより強く規制できる、プリンター1の動作時の振動が弾性体35、35により吸収されるため記録紙112のたるみの発生等を防止できる、等の効果が得られる。
また、ロール紙ホルダー2のヒンジ22は脚台33よりも後方に位置しているため、図9に示すようにロール紙ホルダー2を本体ケース10に載置した状態では、ロール紙カバー21を開放すると、ロール紙カバー21の重心が後方に移動することで、脚台33を中心として図中時計回りのモーメントが発生する。このモーメントは係止爪32から係止溝54の上側の端面54Bに対して作用するが、本実施形態の構成では、係止溝54が斜め前方に下る溝として形成されているので、係止溝54の端面54Bは、上記モーメントに対してほぼ直交する。つまり、端面54Bが上記モーメントを受ける受け面として機能する形状となっているので、上記のモーメントが作用しても係止爪32が係止溝54から離脱することがない。これにより、ロール紙ホルダー2を本体ケース10に搭載した状態で、ロール紙カバー21を開閉しても、ロール紙ホルダー2は安定した状態で支持される。
また、図8に示すように、ロール紙ホルダー2の支持軸24は脚台33、33よりも前に位置しているので、ロール紙110の荷重が脚台33、33より前にある。このため、ロール紙110の荷重は、平面55、55と係止溝54、54とに分散して下方から支持されるので、ロール紙110の荷重によって係止溝54に図中時計回りの回転モーメントが作用することがない。これにより、ロール紙110の荷重に起因して、係止溝54、54に、ロール紙カバー21の開放時に作用するモーメントと同方向のモーメントが作用することがないため、ロール紙110を安定した状態で支持できるとともに、係止溝54、54への負荷の集中を防止して耐久性の向上を図ることができる。
以上のように、本発明を適用した実施形態に係るプリンター1によれば、ロール紙ホルダー2は、ロール紙110の両側端に接するガイド面28D及びガイド面29Fをそれぞれ有する一対の固定ガイド板28及び可動ガイド板29と、ロール紙110から繰り出される記録紙112を屈曲させる屈曲部26、29Cとを備え、可動ガイド板29は、ロール紙110の幅寸法に応じてスライド可能に設けられ、固定ガイド板28及び可動ガイド板29のガイド面28D、29Fの少なくとも一方に屈曲部26、29Cを一体に設けたことを特徴とする。
これにより、ロール紙110の幅に合わせて可動ガイド板29をスライドさせることで、ロール紙110の幅に関わらずロール紙110を幅方向からガイド面28D、29Fにより支持し、このガイド面28D、29Fに一体に設けた屈曲部26、29Cによって、ロール紙110から繰り出された記録紙112を確実に屈曲させることができる。これにより、ロール紙110から繰り出された記録紙112のスキューや突っ張りを防止し、折れを確実に防止できる。また、屈曲部26がガイド面28Dと一体に設けられ、屈曲部29Cがガイド面29Fと一体に設けられているので、屈曲部26とガイド面28Dとの境界、及び、ガイド面29Fと屈曲部29Cとの境界に隙間がなく、これらの隙間に記録紙112が入り込んで記録紙112が脱落したり、折れたりすることがないので、安定して記録紙112をプリンター本体4に供給できる。
また、一対の固定ガイド板28及び可動ガイド板29に設けられた軸受け部28A、29Aによって支持される支持軸24により、ロール紙110を支持するので、支持軸24により支持されたロール紙110の側端にガイド面28D、29Fを当接させて、記録紙112を幅方向に保持するとともに、この支持軸24に支持されたロール紙110から繰り出される記録紙112を屈曲させて、記録紙112のスキュー及び繰出方向の突っ張り等を防止し、記録紙112の折れを防止できる。
また、固定ガイド板28及び可動ガイド板29の少なくとも一方、本実施形態では固定ガイド板28のガイド面28Dに設けられた屈曲部26の長さが、記録紙112の幅の半分以上に相当するので、ロール紙110から繰り出された記録紙112の全体を確実に屈曲させることができ、記録紙112の幅方向中央が撓んで折れることがなく、記録紙112のスキュー及び繰出方向の突っ張り等を防止でき、記録紙112の折れを防止できる。
また、ロール紙ホルダー2は、記録紙112の厚み方向への移動を所定範囲に規制する開口28C、29Eを有するロール紙出口20Cを有し、屈曲部26、29Cは、ロール紙110から繰り出される記録紙112を、ロール紙出口20Cまでの間で屈曲させるので、ロール紙110から繰り出された記録紙112の全体をより確実に屈曲させることができる。
さらに、屈曲部26、29Cは、ロール紙110から繰り出された記録紙112を屈曲させる凸部として構成され、屈曲部26、29Cの頂部は、ロール紙110の巻きが解かれて記録紙112が繰り出される繰り出し位置とロール紙出口20Cとを通る面A1〜A4を超えて突出するので、ロール紙ホルダー2内で、ロール紙110から繰り出される記録紙112がより確実に屈曲され、記録紙112のスキュー及び繰出方向の突っ張り等を防止でき、記録紙112の折れを防止できる。
また、ロール紙ホルダー2の内部で記録紙112を屈曲させるので、ロール紙ホルダー2とプリンター本体4との位置関係に関わらず、記録紙112を確実に屈曲させて、記録紙112のスキュー及び繰出方向の突っ張り等を防止できる。このため、プリンター1におけるロール紙ホルダー2の設置位置に関する自由度が高いので、ロール紙ホルダー2からプリンター本体4に向けて記録紙112を下降させて供給する構成として、本実施形態のプリンター1のように小型化が可能である。
そして、マージナルパンチ孔を備えた連続シート形態の別型記録紙としての連続紙120を供給するトラクターユニット60を備えた連続紙供給部6が、プリンター本体4の後方側に配置され、ロール紙ホルダー2が連続紙供給部6の上方に配置されるので、プリンター1は、連続紙120とロール状に巻かれた記録紙112との両方を使用可能であり、このプリンター1においてロール紙110から繰り出される記録紙112を確実に屈曲させて、ロール紙ホルダー2からプリンター本体4へ供給できる。
また、ロール紙ホルダー2は、プリンター本体4に着脱可能であるため、ロール紙110に記録を行う必要の有無に応じて適宜構成を変更でき、ユーザーの要求に合わせて多様な使用方法が可能になる。
なお、上記実施形態は本発明を適用した一具体例を示すものであり、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上記実施形態においては、ワイヤーを突出させて記録媒体にドットを形成するドットマトリクスプリンターを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、サーマルラインヘッドにより記録媒体に熱を与えて文字や画像を記録するサーマルプリンター、或いは、インクを記録媒体に噴射して記録を行うインクジェットプリンターやレーザープリンターにも本発明を適用可能である。また、ロール紙110及び連続紙120はプリンターの記録方式に適していれば特に限定されず、ドットマトリクスプリンターにおいては普通紙や複写紙とすることができ、サーマルプリンターにおいては一色または多色の感熱紙を用いることができ、インクジェットプリンターにおいては普通紙の他に表面にコーティングが付された用紙を用いることができ、紙に代えて合成樹脂製のシートを用いることも可能である。
また、上記実施形態において、プリンター本体4の各部、本体ケース10、ロール紙ホルダー2のホルダー本体20やロール紙カバー21を構成する材料は任意であり、一部に透光性の材料を用いて、例えばロール紙ホルダー2に収容されたロール紙110の残量を目視で確認できるようにしてもよいし、その他、ロール紙カバー21とホルダー本体20との接合部を密閉構造としてもよく、プリンター1の細部構成については本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
1…プリンター(記録装置)、2…ロール紙ホルダー(ロール状媒体支持ユニット)、4…プリンター本体(記録装置本体)、6…連続紙供給部(連続シート媒体供給部)、10…本体ケース、13…表示・操作部、20…ホルダー本体、20C…ロール紙出口(出口部)、21…ロール紙カバー、24…支持軸、26…屈曲部、28…固定ガイド板(側面支持部)、28C…開口、28D…ガイド面、29…可動ガイド板(側面支持部)、29C…屈曲部、29E…開口、29F…ガイド面、32…係止爪、33…脚台、34…係止爪、41…プラテン、54…係止溝、55…平面、55A…凹部、60…トラクターユニット、110…ロール紙(ロール状記録媒体)、112…記録紙(記録媒体)、120…連続紙(別型記録媒体)。

Claims (8)

  1. 記録媒体に記録を行う記録装置本体と、前記記録媒体がロール状に巻かれたロール状記録媒体を支持するロール状媒体支持ユニットとを有し、
    前記ロール状媒体支持ユニットは、前記ロール状記録媒体の両側端に接するガイド面を有する一対の側面支持部と、前記ロール状記録媒体から繰り出される前記記録媒体を屈曲させる屈曲部とを備え、
    前記側面支持部の少なくとも一方は、前記ロール状記録媒体の幅寸法に応じてスライド可能に設けられ、
    前記側面支持部の少なくとも一方の前記ガイド面に前記屈曲部を一体に設けたことを特徴とする記録装置。
  2. 一対の前記側面支持部に設けられた軸受け部によって支持される支持軸を備え、前記支持軸により前記ロール状記録媒体を支持することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
  3. 少なくとも一方の前記側面支持部の前記ガイド面に設けられた前記屈曲部の長さが、前記記録媒体の幅の半分以上に相当することを特徴とする請求項1または2記載の記録装置。
  4. 前記ロール状媒体支持ユニットは、前記記録媒体の厚み方向への移動を所定範囲に規制する出口部を有し、前記屈曲部は、前記ロール状記録媒体から繰り出される前記記録媒体を、前記出口部までの間で屈曲させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の記録装置。
  5. 前記屈曲部は、前記ロール状記録媒体から繰り出された前記記録媒体を屈曲させる凸部として構成され、
    前記屈曲部の頂部は、前記ロール状記録媒体の巻きが解かれて前記記録媒体が繰り出される繰り出し位置と前記出口部とを通る面を超えて突出することを特徴とする請求項4記載の記録装置。
  6. マージナルパンチ孔を備えた連続シート形態の別型記録媒体を供給するトラクターユニットを備えた連続シート媒体供給部が、前記記録装置本体の後方側に配置され、
    前記ロール状媒体支持ユニットが前記連続シート媒体供給部の上方に配置されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の記録装置。
  7. 前記ロール状媒体支持ユニットは、前記記録装置本体に着脱可能であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の記録装置。
  8. 記録媒体を搬送する搬送機構を備えた記録装置本体に、前記記録媒体がロール状に巻かれたロール状記録媒体を支持するロール状媒体支持ユニットを設け、
    前記ロール状媒体支持ユニットは、前記ロール状記録媒体の両側端に接するガイド面を有する一対の側面支持部と、前記ロール状記録媒体から繰り出される前記記録媒体を屈曲させる屈曲部とを備え、
    前記側面支持部の少なくとも一方は、前記ロール状記録媒体の幅寸法に応じてスライド可能に設けられ、
    前記側面支持部の少なくとも一方の前記ガイド面に前記屈曲部を一体に設けたことを特徴とする記録装置の記録媒体供給構造。
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