JP3937803B2 - バルブソケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、防水構造を有するバルブソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
バルブソケットとしては、例えば実開平4−51784号公報に示されているものがある。図5に示すように、バルブソケットBはバルブ1を収容するソケット本体2の外側面にリング状のシール部材3を嵌着したものであり、パネル4に取付けたとき、シール部材3がソケット本体2のフランジ部2aとパネル4に開口しているバルブソケットB用の取付孔5の縁部とによって挟圧され、押し潰されるように弾性変形するようになっている。これにより、フランジ部2a及び取付孔5の縁部にシール部材3が密着して取付孔の縁部とソケット本体2との間がシールされるようになっている。また、バルブソケットBの取付けに際しては、取付孔5の孔縁に形成した逃がし部5aにソケット本体2の外周の係止片2bを挿通させた後、フランジ部2aでシール部材3をパネル4側に押し付けつつバルブソケットB全体を周方向に回転させ、係止片2bを取付孔5の縁部に内側から係止させることによって抜け止め状態とするようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
バルブ1の交換などを行うために、バルブソケットBをパネル4から抜き取らなければならない場合があるが、バルブソケットBの取付け状態では取付孔5の縁部にシール部材3が強く密着しているので、抜き取りの際にシール部材3が取付孔5の縁部に貼り付いた状態となり、その結果バルブソケットBを抜き取るのに伴ってソケット本体2からシール部材3が外れてしまう虞があった。
【0004】
また、バルブソケットBの取付けのとき、ソケット本体2のフランジ部2aが取付孔5の縁部側に必要以上に押し付けられるとフランジ部2aと取付孔5の縁部との間に挟まれているシール部材3が、過度に押し潰されてしまう。その状態のまま周方向にバルブソケットBを回していくとシール部材3とフランジ部2a及び取付孔5の縁部との間の摺動抵抗が大きくなり、シール部材3に周方向のせん断力が作用する。その結果、シール部材3が不正な変形をしたままで取付けられてしまい、確実にシールをすることができなくなるという問題があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、バルブソケットの取外し時に、バルブソケットからのシール部材の脱落を防止することが可能であり、且つバルブソケットの取付け時にシール部材を過剰に押し潰すことに起因して、シール機能が低下するのを防止できるバルブソケットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための手段として、請求項1の発明は、バルブが取付けられるソケット本体と、このソケット本体の外周に嵌着されるリング状のシール部材と、前記ソケット本体の外周面に形成され前記シール部材を当接させることでそのシール部材の後方への遊動を規制するフランジ部と、前記ソケット本体の外周面に形成した係止部とを備え、バルブケースへの取付けの際には、そのバルブケースの取付孔に前記ソケット本体を挿し込んで、周方向に回転させ、前記取付孔の縁部に内側から前記係止部を係止させることにより抜け止め状態に取付けられ、且つ取付けの状態にあるときには、前記シール部材を前記フランジ部と前記取付孔の縁部のシール面との間で挟圧して弾性的に変形させることによって前記取付孔と前記ソケット本体との間をシールするようにしたバルブソケットにおいて、前記ソケット本体の外周面には、前記取付孔に対する挿入方向において、前記シール部材よりも前方に位置してこのシール部材が前方へ突出しない形態となっており、且つ前記取付孔の縁部に対して外側から当接可能な規制突部が、前記ソケット本体の全周に亘ってあるいは周方向に間隔を空けて複数設けられており、さらに、前記シール面は前記取付孔の縁部より後方に突出するとともに、その内周面は前記挿入方向後方に向かって拡径するようなテーパ状に形成され、前記バルブケースに前記ソケット本体が装着されたときに、前記シール部材のうち前記規制突部から径方向外方へはみ出した部分をオーバーハング状に斜め後方内向きに外側から押圧可能となっているところに特徴を有する。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記規制突部には、前記シール部材が前記フランジ部と前記シール面との間で弾性的に潰されたシール状態にあるとき、前記シール部材に密着する当接面が形成されているところに特徴を有する。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載のものにおいて、前記規制突部には、前記シール部材の外周面に概ね沿うようなテーパ面が形成されているところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】
請求項1の発明によれば、バルブソケットの取外しのとき、シール部材が取付孔の縁部の外側に貼り付いた状態となっていても、バルブソケットの抜き取りに伴って、ソケット本体の外周の規制突部がシール部材に当接して、そのシール部材を取付孔の縁部から引き離す。よって、バルブソケットの抜き取りに伴って、ソケット本体からシール部材が外れてしまうことを回避することができる。
また、バルブソケットの取付けの際には、フランジ部でシール部材を取付孔の縁部側へ強く押圧しても、シール部材の弾性潰れ量が過大になる前に、規制突部が取付孔の縁部の外側に突き当たるため、それ以上深くバルブソケットが押し込まれないようになっている。したがって、この状態からバルブソケットを回転させたときに、シール部材が不正な変形をすることがなくなり、シール部材のシール機能を確実に発揮させることができる。
規制突部がソケット本体の全周に亘って連続して設けられたものでは、複数の規制突部をソケット本体の外周に、周方向に間隔を空けて設けたバルブソケットに比べると、バルブソケットを押し込むときに取付孔の縁部側から受ける押圧力に抗する強度が高く、規制突部の「折れ」や「曲がり」等を回避することができる。また、規制突部が取付孔の縁部に対して全周に亘って均等に当接するため、取付孔に対しソケット本体が傾いて取付けられることを回避することができる。
【0012】
請求項2の発明によれば、シール状態では、シール部材が取付孔の縁部及びソケット本体のフランジ部だけでなく規制突部の当接面にも密着するので、シール面積が増え、より確実に取付孔とソケット本体との間のシールを図ることが可能である。
【0013】
請求項3の発明によれば、規制突部における、シール部材との当接部分を概ねそのシール部材の外周面に沿うようなテーパ面としたので、規制突部にシール部材が押し付けられたとき、テーパ面全体の広い部分と当接するためシール部材が局部的に凹むような状態を回避することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。なお以下の説明において、図1乃至図4の左側を前側とする。
<実施形態1>
本実施形態のバルブソケットSは、車両の灯具として用いられ、バルブケースCに対し、その後方から取付けられるようになっている。バルブケースCのうちのバルブソケットSが取付けられる後端部は円筒部17となっており、この円筒部17の後側の開口端から若干奥まった位置の内周面に同心状の突条部10を突設させることによって、バルブソケットSの外径より僅かに大径の取付孔11を形成し、この取付孔11にバルブソケットSを挿入して取付けがなされるようになっている。また、突条部10には、後述するソケット本体Dの係止部としての係止爪12に対応した逃がし部10aが切り欠き形成されており、この逃がし部10aには取付孔11にバルブソケットSを挿入する途上で、係止爪12が挿通するようになっている。
【0015】
突条部10の後面は、後述するソケット本体Dの規制突部15を当接させる当て面16bとなっており、一方、前面は係止爪12の後端部を当接させることで、バルブソケットSを抜け止めする係止面16cとなっている。また、円筒部17のうち、当て面16bより後方に向かって突出した部分の内周面はシール面16aとなっている。このシール面16aは後方に向かって拡径するようなテーパ状に形成され、バルブソケットSがバルブケースCに取付けられた際に、後述するOリング14を密着させるようになっている。これらシール面16a、当て面16b、係止面16cにより、取付孔11の縁部16(以下、縁部16とする)が、構成されている。
【0016】
次にバルブソケットSについて説明する。バルブソケットSは合成樹脂材からなるソケット本体Dと、このソケット本体Dに装着される一対の端子金具R、及びこれらの端子金具Rに接続されるバルブBとから構成されている。ソケット本体Dは全体として円筒状をなしており、その内部のうち前側が端子金具RとバルブBの基部とを収容する収容部Hとなっており、また、バルブBをソケット本体Dの前端側の開口部から嵌挿させることで、端子金具Rとの接続がなされるようになっている。一方、ソケット本体Dの内部の後側はシール部Pとなっていて、端子金具Rと電線Eとの圧着部付近を個々に収容すると共に電線Eに嵌着したゴム栓20によって水密状態が保持されている。
【0017】
ソケット本体Dの外周面18にはフランジ部13が形成されており、このフランジ部13は、バルブソケットSをバルブケースCに取付けた状態において、縁部16のうちの当て面16b、及びシール面16aをバルブケースCの後方から覆蓋するように鍔状に延出している。
【0018】
また、ソケット本体Dの外周面18のうち、フランジ部13の前方近傍には、シール部材としてのOリング14が嵌着されていて、このOリング14はフランジ部13によって、後方への遊動が規制されている。さらに、ソケット本体Dの外周面18には、その全周に亘って連続する形態の規制突部15が形成されている。この環状に形成された規制突部15は、外径が取付孔11の内径より大径であり、且つOリング14の前方に配されており、かかる形態としたことによってOリング14が前方に遊動することを規制している。この規制突部15のうち、Oリング14と対向する後側の面はOリング14の外周面に概ね沿うような当接面としてのテーパ面15aとなっていて、Oリング14がソケット本体Dに嵌着され、Oリング14の後面部がフランジ部13の前面に当接する位置にあるとき、このテーパ面15aとOリング14の前面部とがほぼ隙間のない程度に接近した状態で対面するようになっている。また、規制突部15におけるテーパ面15aと反対の前側の面はソケット本体Dの外周面からほぼ垂直に立ち上がった押込み規制面15bとなっている。上述したように取付孔11の内周とソケット本体Dの外周との隙間は僅かであるため、バルブソケットSを挿入する途上で、押込み規制面15bが当て面16bに対して外側後方から当接することが可能であって、この当接によりバルブソケットSが取付孔11に対し、過剰な深さまで押し込まれることを規制できるようになっている。
【0019】
また、規制突部15の前方には、押込み規制面15bから突条部10の厚さ寸法より僅かに広い間隔を空けて前記逃がし部10aに対応する係止爪12が、周方向に180度の角度間隔を空けた2箇所に突出形成されている。この係止爪12はバルブケースCの取付孔11にバルブソケットSを挿入する途上で逃がし部10aに挿通可能となっている。また、この係止爪12の後端部は、縁部16の係止面16cに内側から当接して係止するようにソケット本体Dの外周面からほぼ垂直に立ち上がっている。
【0020】
本実施形態は以上のような構造であり、続いてその作用について説明する。
まず、Oリング14が嵌着されているバルブソケットSをバルブBを先に向けてバルブケースCの取付孔11へ挿入していく。この挿入途上で前記逃がし部10aに係止爪12を適合させて挿通させると、縁部16のシール面16aにOリング14が当接する。その位置から更にバルブソケットSを押し込むとOリング14はシール面16a、フランジ部13の前面、ソケット本体Dの外周面18、及び規制突部15のテーパ面15aとの間で押し潰されるようにして弾性変形し、前記各面に密着する。密着した状態におけるシール面16aはオーバーハング状にOリング14を斜め後方内向きに外から押圧し、一方、規制突部15のテーパ面15aはOリング14を斜め後方外向きに内から押圧した状態になっている。また、フランジ部13の前面はOリング14を前方に向かって押圧し、ソケット本体Dの外周面18はバルブソケットSの挿入方向に対し垂直方向に内から外方に向けて押圧している。このようにOリング14が各面に押圧された状態で、バルブソケットSを周方向に回転させて係止爪12を逃がし部10aと適合していない位置、つまり係止爪12の後端が縁部16の係止面16cに対向する位置まで移動させる。すると、押し潰されているOリング14の弾性によってバルブソケットSはバルブケースCに対して後方へ押されると共に係止爪12が縁部16の係止面16cに係止してバルブソケットSが抜け止め状態に保持される。
【0021】
上記したバルブソケットSのバルブケースCへの取付けの際、バルブソケットSが取付孔11に対し必要以上に深く押し込まれようとした場合に、規制突部15の押込み規制面15bが縁部16の当て面16bに当接し、それ以上のバルブソケットSの押し込み動作が規制されることによって、Oリング14が過剰に押し潰されることが回避される。よって、Oリング14の後面部とフランジ部13の前面部との間の摺動抵抗、及びOリング14の前面部とシール面16aとの間の摺動抵抗が過大になって、Oリング14にせん断力が作用し、その結果このOリング14が不正な形で取付けられてシール性が低下してしまう、といった事態が回避される。
【0022】
次に、バルブケースCに装着済みのバルブソケットSを取外す場合は、バルブソケットSを周方向に回転させて、係止爪12を逃がし部10aに適合させた後、抜き取る。この抜き取りのとき、縁部16のシール面16aにOリング14の前面部が張り付いた状態になっていても、バルブソケットSの抜き取りが進むのに伴って規制突部15のテーパ面15aがOリング14に対して前方から当接して、そのOリング14を当てたシール面16aから引き離すため、Oリング14はソケット本体Dと一体的に後方へ移動する。よって、バルブソケットSを抜き取ったとき、Oリング14はバルブソケットSに嵌着されたままである。
【0023】
以上説明したように本実施形態によれば、バルブソケットSの取付けの際に、Oリング14が過剰に押し潰されることを防止して、Oリング14のシール機能を確実に発揮させることができる。また、バルブソケットSの取外し時において、バルブソケットSからのOリング14の脱落を防止することが可能である。
【0024】
また、規制突部15はソケット本体Dの全周に亘って連続して形成されているため、複数の規制突部をソケット本体Dの周方向に間隔を空けて設けたバルブソケットに比べ、バルブソケットSを押し込む際に、取付孔11の当て面16bから受ける後方への押圧力に抗する強度が高く、規制突部15が折れたり、曲がったりすることを回避することができる。さらに、規制突部15の押込み規制面15bが、当て面16bに対して全周に亘って均等に当接するため取付孔11に対して、ソケット本体Dが傾いて取付けられることを回避できる。
【0025】
取付孔11とソケット本体Dとがシールされた状態にあるとき、Oリング14は、フランジ部13の前面、縁部16のシール面16a及びソケット本体Dの外周面18に密着するだけでなく、更に規制突部15のテーパ面15aにも密着するため、シール面積が増えて、より確実なシールを図ることができる。
【0026】
また、規制突部15にOリング14が押し付けられても、Oリング14との当接部分はOリング14の外周に沿ったテーパ面15aとなっているので、Oリング14が局部的に凹んでしまう虞がない。
【0027】
<変形例>
次に、図4にはOリング14の外れ防止手段の変形例を示す。
ここに示した変形例は、ソケット本体Dの全周に亘って、Oリング14を嵌め込み可能な溝部19を形成し、その溝部19内に、内径がソケット本体Dの外径よりも小径のOリング14を嵌着させるようにした。これによって、バルブソケットSの抜き取り時に、縁部16のシール面16aにOリング14が貼り付いた状態になっていても、溝部19の内壁のうちの前面19aがOリング14に当接して、縁部16のシール面16aから引き離すことができ、前記した実施形態1と同様の効果を発揮することができる。
【0028】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0029】
(1)規制突部15のうちのテーパ面15aを、Oリング14の外周面に沿った弧状の面としてもよい。
【0030】
(2)上記実施形態では、取付け孔11の縁部16のシール面16aがテーパ状のものを示したが、取付孔11に対するバルブソケットSの着脱方向に垂直なシール面であってもよい。
【0031】
(3)取付孔11とバルブソケットDとがシールされた状態のとき、Oリング14が規制突部15のテーパ面15aと非接触となるようにしてもよい。
【0032】
(4)規制突部は、ソケット本体Dの周方向に間隔を空けて複数設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソケット本体の側面図
【図2】バルブケース及びバルブソケットの断面図
【図3】取付け状態におけるバルブケース及びバルブソケットの断面図
【図4】変形例を示すソケット本体の断面図
【図5】従来のバルブソケットを示す断面図
【符号の説明】
B…バルブ
C…バルブケース
D…ソケット本体
S…バルブソケット
11…取付孔
12…係止爪(係止部)
13…フランジ部
14…Oリング(シール部材)
15…規制突部
15a…テーパ面(当接面)
16…取付孔の縁部
16a…シール面
16b…当て面
16c…係止面
Claims (3)
- バルブが取付けられるソケット本体と、このソケット本体の外周に嵌着されるリング状のシール部材と、前記ソケット本体の外周面に形成され前記シール部材を当接させることでそのシール部材の後方への遊動を規制するフランジ部と、前記ソケット本体の外周面に形成した係止部とを備え、バルブケースへの取付けの際には、そのバルブケースの取付孔に前記ソケット本体を挿し込んで、周方向に回転させ、前記取付孔の縁部に内側から前記係止部を係止させることにより抜け止め状態に取付けられ、且つ取付けの状態にあるときには、前記シール部材を前記フランジ部と前記取付孔の縁部のシール面との間で挟圧して弾性的に変形させることによって前記取付孔と前記ソケット本体との間をシールするようにしたバルブソケットにおいて、
前記ソケット本体の外周面には、前記取付孔に対する挿入方向において、前記シール部材よりも前方に位置してこのシール部材が前方へ突出しない形態となっており、且つ前記取付孔の縁部に対して外側から当接可能な規制突部が、前記ソケット本体の全周に亘ってあるいは周方向に間隔を空けて複数設けられており、
さらに、前記シール面は前記取付孔の縁部より後方に突出するとともに、その内周面は前記挿入方向後方に向かって拡径するようなテーパ状に形成され、前記バルブケースに前記ソケット本体が装着されたときに、前記シール部材のうち前記規制突部から径方向外方へはみ出した部分をオーバーハング状に斜め後方内向きに外側から押圧可能となっていることを特徴とするバルブソケット。 - 前記規制突部には、前記シール部材が前記フランジ部と前記シール面との間で弾性的に潰されたシール状態にあるとき、前記シール部材に密着する当接面が形成されていることを特徴とする請求項1記載のバルブソケット。
- 前記規制突部には、前記シール部材の外周面に概ね沿うようなテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のバルブソケット。
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