JP2003133019A - バルブソケット - Google Patents

バルブソケット

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JP2003133019A JP2001332318A JP2001332318A JP2003133019A JP 2003133019 A JP2003133019 A JP 2003133019A JP 2001332318 A JP2001332318 A JP 2001332318A JP 2001332318 A JP2001332318 A JP 2001332318A JP 2003133019 A JP2003133019 A JP 2003133019A
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/965Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof holders

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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブソケットの取外し時、ソケット本体か
らシール部材が脱落することを防ぎ、且つ取り付け状態
でシール部材の機能を確実に発揮させることが可能なバ
ルブソケットを提供する。 【解決手段】 ソケット本体Dの外周面18のうち、嵌
着されているOリング14の前方に、全周に亘って規制
突部15を連続して形成したので、バルブソケットSを
取外す際に規制突部15がOリング14に当接すること
で、取付孔11の縁部16のシール面16aからOリン
グ14を引き離すことが可能であり、且つバルブソケッ
トSの取付け時に取付孔縁部16の当て面16bに規制
突部15が当接して、バルブソケットSの押し込み動作
を制限することでOリング14が過剰に押し潰されるこ
とを防止し、シール機能の低下を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防水構造を有する
バルブソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】バルブソケットとしては、例えば実開平
4−51784号公報に示されているものがある。図5
に示すように、バルブソケットBはバルブ1を収容する
ソケット本体2の外側面にリング状のシール部材3を嵌
着したものであり、パネル4に取付けたとき、シール部
材3がソケット本体2のフランジ部2aとパネル4に開
口しているバルブソケットB用の取付孔5の縁部とによ
って挟圧され、押し潰されるように弾性変形するように
なっている。これにより、フランジ部2a及び取付孔5
の縁部にシール部材3が密着して取付孔の縁部とソケッ
ト本体2との間がシールされるようになっている。ま
た、バルブソケットBの取付けに際しては、取付孔5の
孔縁に形成した逃がし部5aにソケット本体2の外周の
係止片2bを挿通させた後、フランジ部2aでシール部
材3をパネル4側に押し付けつつバルブソケットB全体
を周方向に回転させ、係止片2bを取付孔5の縁部に内
側から係止させることによって抜け止め状態とするよう
になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バルブ1の交換などを
行うために、バルブソケットBをパネル4から抜き取ら
なければならない場合があるが、バルブソケットBの取
付け状態では取付孔5の縁部にシール部材3が強く密着
しているので、抜き取りの際にシール部材3が取付孔5
の縁部に貼り付いた状態となり、その結果バルブソケッ
トBを抜き取るのに伴ってソケット本体2からシール部
材3が外れてしまう虞があった。
【0004】また、バルブソケットBの取付けのとき、
ソケット本体2のフランジ部2aが取付孔5の縁部側に
必要以上に押し付けられるとフランジ部2aと取付孔5
の縁部との間に挟まれているシール部材3が、過度に押
し潰されてしまう。その状態のまま周方向にバルブソケ
ットBを回していくとシール部材3とフランジ部2a及
び取付孔5の縁部との間の摺動抵抗が大きくなり、シー
ル部材3に周方向のせん断力が作用する。その結果、シ
ール部材3が不正な変形をしたままで取付けられてしま
い、確実にシールをすることができなくなるという問題
があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、バルブソケットの取外
し時に、バルブソケットからのシール部材の脱落を防止
することが可能であり、且つバルブソケットの取付け時
にシール部材を過剰に押し潰すことに起因して、シール
機能が低下するのを防止できるバルブソケットを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、バルブが取付けら
れるソケット本体と、このソケット本体の外周に嵌着さ
れるリング状のシール部材と、前記ソケット本体の外周
面に形成され前記シール部材を当接させることでそのシ
ール部材の後方への遊動を規制するフランジ部と、前記
ソケット本体の外周面に形成した係止部とを備え、バル
ブケースへの取付けの際には、そのバルブケースの取付
孔に前記ソケット本体を挿し込んで、周方向に回転さ
せ、前記取付孔の縁部に内側から前記係止部を係止させ
ることにより抜け止め状態に取付けられ、且つ取付けの
状態にあるときには、前記シール部材を前記フランジ部
と前記取付孔の縁部のシール面との間で挟圧して弾性的
に変形させることによって前記取付孔と前記ソケット本
体との間をシールするようにしたバルブソケットにおい
て、前記ソケット本体の外周面には、前記取付孔に対す
る挿入方向において、前記シール部材よりも前方に位置
し、且つ前記取付孔の縁部に対して外側から当接可能な
規制突部が設けられているところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記規制突部は前記ソケット本体の全周に亘
って連続して形成されているところに特徴を有する。
【0008】請求項3の発明は、請求項2に記載のもの
において、前記規制突部には、前記シール部材が前記フ
ランジ部と前記シール面との間で弾性的に潰されたシー
ル状態にあるとき、前記シール部材に密着する当接面が
形成されているところに特徴を有する。
【0009】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
のいずれかに記載のものにおいて、前記規制突部には、
前記シール部材の外周面に概ね沿うようなテーパ面が形
成されているところに特徴を有する。
【0010】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明によれば、バル
ブソケットの取外しのとき、シール部材が取付孔の縁部
の外側に貼り付いた状態となっていても、バルブソケッ
トの抜き取りに伴って、ソケット本体の外周の規制突部
がシール部材に当接して、そのシール部材を取付孔の縁
部から引き離す。よって、バルブソケットの抜き取りに
伴って、ソケット本体からシール部材が外れてしまうこ
とを回避することができる。また、バルブソケットの取
付けの際には、フランジ部でシール部材を取付孔の縁部
側へ強く押圧しても、シール部材の弾性潰れ量が過大に
なる前に、規制突部が取付孔の縁部の外側に突き当たる
ため、それ以上深くバルブソケットが押し込まれないよ
うになっている。したがって、この状態からバルブソケ
ットを回転させたときに、シール部材が不正な変形をす
ることがなくなり、シール部材のシール機能を確実に発
揮させることができる。
【0011】請求項2の発明によれば、規制突部がソケ
ット本体の全周に亘って連続して設けられているので、
複数の規制突部をソケット本体の外周に、周方向に間隔
を空けて設けたバルブソケットに比べると、バルブソケ
ットを押し込むときに取付孔の縁部側から受ける押圧力
に抗する強度が高く、規制突部の「折れ」や「曲がり」
等を回避することができる。また、規制突部が取付孔の
縁部に対して全周に亘って均等に当接するため、取付孔
に対しソケット本体が傾いて取付けられることを回避す
ることができる。
【0012】請求項3の発明によれば、シール状態で
は、シール部材が取付孔の縁部及びソケット本体のフラ
ンジ部だけでなく規制突部の当接面にも密着するので、
シール面積が増え、より確実に取付孔とソケット本体と
の間のシールを図ることが可能である。
【0013】請求項4の発明によれば、規制突部におけ
る、シール部材との当接部分を概ねそのシール部材の外
周面に沿うようなテーパ面としたので、規制突部にシー
ル部材が押し付けられたとき、テーパ面全体の広い部分
と当接するためシール部材が局部的に凹むような状態を
回避することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。なお以下の説明において、図1
乃至図4の左側を前側とする。 <実施形態1>本実施形態のバルブソケットSは、車両
の灯具として用いられ、バルブケースCに対し、その後
方から取付けられるようになっている。バルブケースC
のうちのバルブソケットSが取付けられる後端部は円筒
部17となっており、この円筒部17の後側の開口端か
ら若干奥まった位置の内周面に同心状の突条部10を突
設させることによって、バルブソケットSの外径より僅
かに大径の取付孔11を形成し、この取付孔11にバル
ブソケットSを挿入して取付けがなされるようになって
いる。また、突条部10には、後述するソケット本体D
の係止部としての係止爪12に対応した逃がし部10a
が切り欠き形成されており、この逃がし部10aには取
付孔11にバルブソケットSを挿入する途上で、係止爪
12が挿通するようになっている。
【0015】突条部10の後面は、後述するソケット本
体Dの規制突部15を当接させる当て面16bとなって
おり、一方、前面は係止爪12の後端部を当接させるこ
とで、バルブソケットSを抜け止めする係止面16cと
なっている。また、円筒部17のうち、当て面16bよ
り後方に向かって突出した部分の内周面はシール面16
aとなっている。このシール面16aは後方に向かって
拡径するようなテーパ状に形成され、バルブソケットS
がバルブケースCに取付けられた際に、後述するOリン
グ14を密着させるようになっている。これらシール面
16a、当て面16b、係止面16cにより、取付孔1
1の縁部16(以下、縁部16とする)が、構成されて
いる。
【0016】次にバルブソケットSについて説明する。
バルブソケットSは合成樹脂材からなるソケット本体D
と、このソケット本体Dに装着される一対の端子金具
R、及びこれらの端子金具Rに接続されるバルブBとか
ら構成されている。ソケット本体Dは全体として円筒状
をなしており、その内部のうち前側が端子金具Rとバル
ブBの基部とを収容する収容部Hとなっており、また、
バルブBをソケット本体Dの前端側の開口部から嵌挿さ
せることで、端子金具Rとの接続がなされるようになっ
ている。一方、ソケット本体Dの内部の後側はシール部
Pとなっていて、端子金具Rと電線Eとの圧着部付近を
個々に収容すると共に電線Eに嵌着したゴム栓20によ
って水密状態が保持されている。
【0017】ソケット本体Dの外周面18にはフランジ
部13が形成されており、このフランジ部13は、バル
ブソケットSをバルブケースCに取付けた状態におい
て、縁部16のうちの当て面16b、及びシール面16
aをバルブケースCの後方から覆蓋するように鍔状に延
出している。
【0018】また、ソケット本体Dの外周面18のう
ち、フランジ部13の前方近傍には、シール部材として
のOリング14が嵌着されていて、このOリング14は
フランジ部13によって、後方への遊動が規制されてい
る。さらに、ソケット本体Dの外周面18には、その全
周に亘って連続する形態の規制突部15が形成されてい
る。この環状に形成された規制突部15は、外径が取付
孔11の内径より大径であり、且つOリング14の前方
に配されており、かかる形態としたことによってOリン
グ14が前方に遊動することを規制している。この規制
突部15のうち、Oリング14と対向する後側の面はO
リング14の外周面に概ね沿うような当接面としてのテ
ーパ面15aとなっていて、Oリング14がソケット本
体Dに嵌着され、Oリング14の後面部がフランジ部1
3の前面に当接する位置にあるとき、このテーパ面15
aとOリング14の前面部とがほぼ隙間のない程度に接
近した状態で対面するようになっている。また、規制突
部15におけるテーパ面15aと反対の前側の面はソケ
ット本体Dの外周面からほぼ垂直に立ち上がった押込み
規制面15bとなっている。上述したように取付孔11
の内周とソケット本体Dの外周との隙間は僅かであるた
め、バルブソケットSを挿入する途上で、押込み規制面
15bが当て面16bに対して外側後方から当接するこ
とが可能であって、この当接によりバルブソケットSが
取付孔11に対し、過剰な深さまで押し込まれることを
規制できるようになっている。
【0019】また、規制突部15の前方には、押込み規
制面15bから突条部10の厚さ寸法より僅かに広い間
隔を空けて前記逃がし部10aに対応する係止爪12
が、周方向に180度の角度間隔を空けた2箇所に突出
形成されている。この係止爪12はバルブケースCの取
付孔11にバルブソケットSを挿入する途上で逃がし部
10aに挿通可能となっている。また、この係止爪12
の後端部は、縁部16の係止面16cに内側から当接し
て係止するようにソケット本体Dの外周面からほぼ垂直
に立ち上がっている。
【0020】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。まず、Oリング14が
嵌着されているバルブソケットSをバルブBを先に向け
てバルブケースCの取付孔11へ挿入していく。この挿
入途上で前記逃がし部10aに係止爪12を適合させて
挿通させると、縁部16のシール面16aにOリング1
4が当接する。その位置から更にバルブソケットSを押
し込むとOリング14はシール面16a、フランジ部1
3の前面、ソケット本体Dの外周面18、及び規制突部
15のテーパ面15aとの間で押し潰されるようにして
弾性変形し、前記各面に密着する。密着した状態におけ
るシール面16aはオーバーハング状にOリング14を
斜め後方内向きに外から押圧し、一方、規制突部15の
テーパ面15aはOリング14を斜め後方外向きに内か
ら押圧した状態になっている。また、フランジ部13の
前面はOリング14を前方に向かって押圧し、ソケット
本体Dの外周面18はバルブソケットSの挿入方向に対
し垂直方向に内から外方に向けて押圧している。このよ
うにOリング14が各面に押圧された状態で、バルブソ
ケットSを周方向に回転させて係止爪12を逃がし部1
0aと適合していない位置、つまり係止爪12の後端が
縁部16の係止面16cに対向する位置まで移動させ
る。すると、押し潰されているOリング14の弾性によ
ってバルブソケットSはバルブケースCに対して後方へ
押されると共に係止爪12が縁部16の係止面16cに
係止してバルブソケットSが抜け止め状態に保持され
る。
【0021】上記したバルブソケットSのバルブケース
Cへの取付けの際、バルブソケットSが取付孔11に対
し必要以上に深く押し込まれようとした場合に、規制突
部15の押込み規制面15bが縁部16の当て面16b
に当接し、それ以上のバルブソケットSの押し込み動作
が規制されることによって、Oリング14が過剰に押し
潰されることが回避される。よって、Oリング14の後
面部とフランジ部13の前面部との間の摺動抵抗、及び
Oリング14の前面部とシール面16aとの間の摺動抵
抗が過大になって、Oリング14にせん断力が作用し、
その結果このOリング14が不正な形で取付けられてシ
ール性が低下してしまう、といった事態が回避される。
【0022】次に、バルブケースCに装着済みのバルブ
ソケットSを取外す場合は、バルブソケットSを周方向
に回転させて、係止爪12を逃がし部10aに適合させ
た後、抜き取る。この抜き取りのとき、縁部16のシー
ル面16aにOリング14の前面部が張り付いた状態に
なっていても、バルブソケットSの抜き取りが進むのに
伴って規制突部15のテーパ面15aがOリング14に
対して前方から当接して、そのOリング14を当てたシ
ール面16aから引き離すため、Oリング14はソケッ
ト本体Dと一体的に後方へ移動する。よって、バルブソ
ケットSを抜き取ったとき、Oリング14はバルブソケ
ットSに嵌着されたままである。
【0023】以上説明したように本実施形態によれば、
バルブソケットSの取付けの際に、Oリング14が過剰
に押し潰されることを防止して、Oリング14のシール
機能を確実に発揮させることができる。また、バルブソ
ケットSの取外し時において、バルブソケットSからの
Oリング14の脱落を防止することが可能である。
【0024】また、規制突部15はソケット本体Dの全
周に亘って連続して形成されているため、複数の規制突
部をソケット本体Dの周方向に間隔を空けて設けたバル
ブソケットに比べ、バルブソケットSを押し込む際に、
取付孔11の当て面16bから受ける後方への押圧力に
抗する強度が高く、規制突部15が折れたり、曲がった
りすることを回避することができる。さらに、規制突部
15の押込み規制面15bが、当て面16bに対して全
周に亘って均等に当接するため取付孔11に対して、ソ
ケット本体Dが傾いて取付けられることを回避できる。
【0025】取付孔11とソケット本体Dとがシールさ
れた状態にあるとき、Oリング14は、フランジ部13
の前面、縁部16のシール面16a及びソケット本体D
の外周面18に密着するだけでなく、更に規制突部15
のテーパ面15aにも密着するため、シール面積が増え
て、より確実なシールを図ることができる。
【0026】また、規制突部15にOリング14が押し
付けられても、Oリング14との当接部分はOリング1
4の外周に沿ったテーパ面15aとなっているので、O
リング14が局部的に凹んでしまう虞がない。
【0027】<変形例>次に、図4にはOリング14の
外れ防止手段の変形例を示す。ここに示した変形例は、
ソケット本体Dの全周に亘って、Oリング14を嵌め込
み可能な溝部19を形成し、その溝部19内に、内径が
ソケット本体Dの外径よりも小径のOリング14を嵌着
させるようにした。これによって、バルブソケットSの
抜き取り時に、縁部16のシール面16aにOリング1
4が貼り付いた状態になっていても、溝部19の内壁の
うちの前面19aがOリング14に当接して、縁部16
のシール面16aから引き離すことができ、前記した実
施形態1と同様の効果を発揮することができる。
【0028】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0029】(1)規制突部15のうちのテーパ面15
aを、Oリング14の外周面に沿った弧状の面としても
よい。
【0030】(2)上記実施形態では、取付け孔11の
縁部16のシール面16aがテーパ状のものを示した
が、取付孔11に対するバルブソケットSの着脱方向に
垂直なシール面であってもよい。
【0031】(3)取付孔11とバルブソケットDとが
シールされた状態のとき、Oリング14が規制突部15
のテーパ面15aと非接触となるようにしてもよい。
【0032】(4)規制突部は、ソケット本体Dの周方
向に間隔を空けて複数設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ソケット本体の側面図
【図2】バルブケース及びバルブソケットの断面図
【図3】取付け状態におけるバルブケース及びバルブソ
ケットの断面図
【図4】変形例を示すソケット本体の断面図
【図5】従来のバルブソケットを示す断面図
【符号の説明】
B…バルブ C…バルブケース D…ソケット本体 S…バルブソケット 11…取付孔 12…係止爪(係止部) 13…フランジ部 14…Oリング(シール部材) 15…規制突部 15a…テーパ面(当接面) 16…取付孔の縁部 16a…シール面 16b…当て面 16c…係止面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F21Y 101:00 F21Y 101:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブが取付けられるソケット本体と、
    このソケット本体の外周に嵌着されるリング状のシール
    部材と、前記ソケット本体の外周面に形成され前記シー
    ル部材を当接させることでそのシール部材の後方への遊
    動を規制するフランジ部と、前記ソケット本体の外周面
    に形成した係止部とを備え、バルブケースへの取付けの
    際には、そのバルブケースの取付孔に前記ソケット本体
    を挿し込んで、周方向に回転させ、前記取付孔の縁部に
    内側から前記係止部を係止させることにより抜け止め状
    態に取付けられ、且つ取付けの状態にあるときには、前
    記シール部材を前記フランジ部と前記取付孔の縁部のシ
    ール面との間で挟圧して弾性的に変形させることによっ
    て前記取付孔と前記ソケット本体との間をシールするよ
    うにしたバルブソケットにおいて、 前記ソケット本体の外周面には、前記取付孔に対する挿
    入方向において、前記シール部材よりも前方に位置し、
    且つ前記取付孔の縁部に対して外側から当接可能な規制
    突部が設けられていることを特徴とするバルブソケッ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記規制突部は前記ソケット本体の全周
    に亘って連続して形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のバルブソケット。
  3. 【請求項3】 前記規制突部には、前記シール部材が前
    記フランジ部と前記シール面との間で弾性的に潰された
    シール状態にあるとき、前記シール部材に密着する当接
    面が形成されていることを特徴とする請求項2記載のバ
    ルブソケット。
  4. 【請求項4】 前記規制突部には、前記シール部材の外
    周面に概ね沿うようなテーパ面が形成されていることを
    特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
    バルブソケット。
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