JP3250208B2 - バルブソケットの取付構造 - Google Patents

バルブソケットの取付構造

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JP3250208B2
JP3250208B2 JP31245494A JP31245494A JP3250208B2 JP 3250208 B2 JP3250208 B2 JP 3250208B2 JP 31245494 A JP31245494 A JP 31245494A JP 31245494 A JP31245494 A JP 31245494A JP 3250208 B2 JP3250208 B2 JP 3250208B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R33/00Coupling devices specially adapted for supporting apparatus and having one part acting as a holder providing support and electrical connection via a counterpart which is structurally associated with the apparatus, e.g. lamp holders; Separate parts thereof
    • H01R33/05Two-pole devices
    • H01R33/06Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other
    • H01R33/09Two-pole devices with two current-carrying pins, blades or analogous contacts, having their axes parallel to each other for baseless lamp bulb
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/10Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
    • F21S41/19Attachment of light sources or lamp holders
    • F21S41/194Bayonet attachments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V19/00Fastening of light sources or lamp holders
    • F21V19/006Fastening of light sources or lamp holders of point-like light sources, e.g. incandescent or halogen lamps, with screw-threaded or bayonet base

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用灯具等に使用
するバルブソケットを灯具のパネルに取り付ける構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバルブソケットの取付構造の一例
を、L型バルブソケットを例に取って図15乃至図19
により説明する。L型バルブソケット41は周知のよう
に外形が略L字形に形成され、一端側に円筒形をなすバ
ルブ装着部42が設けられ、他端側に相手のコネクタが
嵌合されるコネクタ装着部43が設けられている。バル
ブ装着部42の外周の先端には、3個の係止突部44が
周方向に間隔を開けて形成されているとともに、奥側に
全周にわたる挟圧鍔45が形成されている。一方、灯具
のパネル46には、バルブ装着部42が嵌入可能な取付
孔47が開口され、その内周に上記の各係止突部44と
整合する逃がし孔48が形成されている。また、1個の
係止突部44の裏面には回動防止用の突部49が設けら
れるとともに、パネル46の裏面側の口縁の所定位置に
その突部49が嵌合可能な嵌合溝50が形成されてい
る。
【0003】そして、各係止突部44を逃がし孔48に
合わせてバルブ装着部42を取付孔47内に嵌入し、し
かる後バルブソケット41を時計回り方向に回動させる
と、図19に示すように、各係止突部44が取付孔47
の口縁の裏面側に潜り込んで挟圧鍔45との間で取付孔
47の口縁を挟み付けることによりバルブソケット41
がパネル46に抜け不能に取り付けられ、それと同時
に、突部49が嵌合溝50に嵌まることでバルブソケッ
ト41の回動が阻止されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のもので
は、バルブソケット41の回動を阻止する部分の構造
が、バルブソケット41の係止突部44に設けた突部4
9をパネル46の裏面上に沿って摺接させたのちに嵌合
溝50に落とし込む構造であり、しかも挟圧鍔45との
間で挟まれてパネル46の裏面に強く押し付けられた状
態で摺接されるようになっていた。バルブソケット41
は樹脂材料で成形されていることもあって、突部49は
その摺接操作の間に先端部がほとんど潰れてしまい、つ
まり引掛かり代が削られてしまって、嵌合溝50に嵌ま
ったとしても回動の阻止にはほとんど機能しないような
場合もあった。もちろん、突部49を大きくすれば潰れ
による弊害は回避されるが、反面回動操作時に大きな抵
抗が生じるために大きくするには限界があり、上記のよ
うな不具合は避け得ないところであった。
【0005】例えば、バルブソケット41をパネル46
に取り付けて相手のコネクタ51を嵌合する場合に、図
19の鎖線に示すようにコネクタ装着部43に対して斜
め方向から押し込まれることがある。この場合にはバル
ブソケット41に取付時とは逆方向の回動力が作用する
ことになるため、バルブソケット41が係止突部44と
逃がし孔48とが整合する嵌入姿勢に簡単に戻って、そ
のまま取付孔47から抜け出てしまうおそれがあった。
このことは、バルブソケット41にコネクタを嵌合した
のちにそのリード線が引っ張られたり、車両走行時の振
動を受けたり、さらには、トランクルームに配設されて
いる場合にはバルブソケット41に荷物が当たることで
も同様に起こり得ることである。
【0006】本発明は上記のような事情に基づいて完成
されたものであって、バルブソケットの回動を阻止して
パネルから外れるのを確実に防止することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、バルブソケットに
は灯具のパネルに開口した取付孔に嵌入される取付部が
設けられ、その取付部と取付孔には、取付部の取付孔内
への嵌入を許容する嵌入位置と、バルブソケットの回動
操作により相互に係止してバルブソケットの抜き取りを
不能にする係止位置とが配されたものにおいて、前記バ
ルブソケットには撓み変形可能な係止片が設けられると
ともに、前記パネルにはその係止片が嵌合可能な嵌合凹
が設けられ、その係止片はバルブソケットが前記嵌入
位置から前記係止位置に回動される間は撓み変形を伴っ
てその回動を許容し、係止位置では前記嵌合凹部と嵌合
することでバルブソケットの回動を阻止し、前記係止片
の先端の前記パネルと対応する面には前記嵌合凹部と嵌
合可能な鈎部が形成されている一方、前記パネルの表面
には前記鈎部が嵌合凹部に嵌合する直前まで前記鈎部を
嵌合可能とし前記係止片の撓み変形を不要に逃がす逃が
し路が凹成されているところに特徴を有する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記係止片は、前記取付部の外周から径方向に突出
した基部の先端に、その取付部の外周の接線方向に延び
た撓み部を設けた形状となっている構成としたところに
特徴を有する。
【0009】
【0010】
【0011】
【作用】請求項1の発明においては、バルブソケットを
嵌入位置から回動操作すると、係止片が撓み変形を伴っ
てその回動が許容され、係止位置に到ったところで係止
片が嵌合部に弾性的に嵌合して、バルブソケットが回動
不能に係止される。
【0012】また、バルブソケットの回動操作中、係止
片が逃がし路に対応することで撓み変形が不要とされ、
嵌合凹部と嵌合する直前で撓み変形したのち嵌合凹部と
嵌合される。 請求項2の発明においては、取付部の外周
の接線方向に延出した撓み部によって係止片に必要な撓
み量が確保される。
【0013】
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、回動阻止用に
撓み変形可能な係止片を用いたから、バルブソケットの
回動操作中に係止片が損傷を受けるおそれがなくて、嵌
合部と嵌合することで確実にバルブソケットの回動を阻
止する機能を果たすことができる。そのため、バルブソ
ケットに不用意に外力が作用してもその回動が阻止され
てパネルから外れるのが確実に防止される。また、上記
のように係止片が損傷を受けないことで、繰り返して何
度も使用することができる効果がある。
【0015】
【0016】また、上記の効果に加え、係止片に掛かる
負荷を軽減できて、耐久性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、上記の効果に加え、バルブソ
ケットの取付部側に係止片を設けてその係止片に必要な
撓み量を付与する場合に、係止片はバルブソケットの取
付部の外周側への出っ張りが小さく抑えられた状態で設
けられ、コンパクトにまとめることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。 <第1実施例>図1乃至図8は、本発明の第1実施例を
示す。図1〜図3において、符号1はL型バルブソケッ
トであって、合成樹脂材により外形略L字形に形成され
ている。バルブソケット1の一端側には、バルブ(図示
しない)を装着するための略円筒形をなすバルブ装着部
2が形成されているとともに、他端側に、相手の雌コネ
クタ(図示しない)が嵌合される雄コネクタ部3が形成
されている。バルブソケット1の内部には、同じくL字
形をなす図示しない一対の端子金具が、それぞれの端部
を上記のバルブ装着部2内と雄コネクタ部3内に突出さ
せた状態で組み付けられている。
【0018】図4〜図6において、符号5は上記したバ
ルブソケット1を取り付けるための灯具のパネルであっ
て、そのパネル5にはバルブ装着部2が緊密に嵌合され
る取付孔6が開口されている。
【0019】バルブ装着部2の外周の先端には、3個の
係止突部8が所定の角度間隔を開けて形成されていると
ともに、奥側には全周にわたる挟圧鍔9が形成されてい
る。一方のパネル5の取付孔6の内周には、上記した3
個の係止突部8と整合してそれらの係止突部8がパネル
5の裏面側に嵌入されるのを許容する3個の逃がし孔1
0が形成されている。
【0020】すなわち、図7に示すように、各係止突部
8を対応する逃がし孔10に合わせてバルブソケット1
のバルブ装着部2をパネル5の取付孔6に嵌入し得る位
置が、嵌入位置となる。この状態からバルブソケット1
を同図の時計回り方向に回動させると、各係止突部8が
取付孔6の口縁の裏面側に潜り込み、図8に示すよう
に、およそ45度回動させたところで、1個の係止突部
8がパネル5の裏面に設けられたストッパ11(図5参
照)に突き当たってその回動が停止され、その位置が係
止位置となる。この係止位置では、パネル5の取付孔6
の口縁が各係止突部8と挟圧鍔9の間で挟み付けられる
ことによって、バルブソケット1がパネル5に抜き取り
不能に取り付けられるようになっている。
【0021】さて、バルブ装着部2の外周には、バルブ
ソケット1が上記した係止位置にある場合において、そ
のバルブソケット1が図8の反時計回り方向に回動する
のを阻止するための係止片12が突設されている。この
係止片12は、挟圧鍔9の外周から半径方向に小寸法突
出した基部13の先端に撓み部14が形成されている。
この撓み部14は、その挟圧鍔9の接線方向を向き、ま
た、バルブソケット1を係止する場合の回動操作方向に
対応して図8の反時計回り方向に突出して形成されてい
る。また、この撓み部14はパネル5の表面に接離する
方向に弾性的に撓み変形可能となっており、その撓み部
14の先端のパネル5と対応する面には鈎部15が形成
され、その内側の面は傾斜面15aに形成されている。
【0022】一方のパネル5の表面には、図4に示すよ
うに、前記係止位置において係止片12の鈎部15が嵌
合可能な嵌合凹部17が形成されている。また、その嵌
合凹部17には、バルブソケット1が嵌入位置にある場
合において係止片12の鈎部15が対応する位置から嵌
合凹部17の直前の位置にわたって、鈎部15を嵌合可
能とする逃がし路18が凹成されている。この逃がし路
18は、バルブソケット1の回動操作に伴う鈎部15の
回動軌跡に倣った円弧形に形成されているとともに、撓
み部14を撓ませることなく鈎部15を嵌めることがで
きる深さを有している。そして、逃がし路18の終端と
嵌合凹部17の間には、図6に示すように、上り勾配を
なすガイド面19が形成されている。
【0023】次に、第1実施例の作用を説明する。ま
ず、バルブソケット1のバルブ装着部2にバルブを装着
し、図7に示すように、3個の係止突部8を対応する逃
がし孔10に合わせてバルブ装着部2をパネル5の取付
孔6内に嵌入する。挟圧鍔9がパネル5の表面に押し付
けられたところで、各係止突部8が逃がし孔10を通っ
てパネル5の裏面側に抜け、それとともに、係止片12
の鈎部15がパネル5の逃がし路18の始端側に嵌入す
る。
【0024】続いて、バルブソケット1を図7の時計回
り方向に回動させると、各係止突部8が取付孔6の口縁
の裏面側に次第に潜り込むとともに、係止片12は撓み
変形することなくその鈎部15が逃がし路18に沿って
移動する。係止位置の直前に到ると、係止片12の撓み
部14が撓み変形しつつ、鈎部15が逃がし路18の終
端からガイド面19上に乗り上げる。既述したように1
個の係止突部8がストッパ11に突き当たることで、バ
ルブソケット1が図8に示す係止位置で停止されると、
各係止突部8が取付孔6の口縁の逃がし孔10を設けて
いない部分の裏面に完全に潜り込み、挟圧鍔9と係止突
部8との間で取付孔6の口縁が挟持されることで、バル
ブソケット1がパネル5に抜き取りを阻止された状態で
取り付けられる。それとともに係止片12の鈎部15が
ガイド面19を通過し、図6に示すように、撓み部14
が弾力的に復元変形しつつ鈎部15が嵌合凹部17に嵌
合する。それにより、バルブソケット1が回動を阻止さ
れた状態に係止される。
【0025】その後、雄コネクタ部3に相手の雌コネク
タが嵌合され、その際、雌コネクタが斜め姿勢で嵌合さ
れて、バルブソケット1が取付時とは逆方向の回動力を
受けたとしても、上記のように係止片12の鈎部15と
嵌合凹部17の嵌合によりバルブソケット1の回動が阻
止されているから、バルブソケット1が係止突部8と逃
がし孔10とが整合する嵌入位置まで戻ってしまうのが
確実に阻止され、それにより、バルブソケット1がパネ
ル5から外れるのが防止される。また、雌コネクタを嵌
合したのちそのリード線に引張力が作用したり、あるい
は、パネル5がそれを取り付けた車体から振動を受けた
り、さらには、バルブソケット1に荷物がぶつかる等に
より外力が作用した場合にも、バルブソケット1が不用
意に回動するのが阻止される。
【0026】バルブの交換等のメンテナンスを行うに当
たって、バルブソケット1の取り外しを行う場合は、嵌
合凹部17内に治具等を差し込んで、係止片12の撓み
部14を撓ませつつ鈎部15を嵌合凹部17から抜く
と、バルブソケット1は回動が可能となり、係止突部8
と逃がし孔10とが整合する嵌入位置までバルブソケッ
ト1を戻して、そのままパネル5から抜き取ればよい。
【0027】このように本第1実施例によれば、バルブ
ソケット1の回動阻止用に撓み変形可能な係止片12を
用いたから、バルブソケット1の回動操作中に係止片1
2が潰れる等の損傷を受けるおそれがなく、嵌合凹部1
7と嵌合することで確実にバルブソケット1の回動を阻
止する機能を果たすことができる。そのため、バルブソ
ケット1に不用意に外力が作用してもその回動が阻止さ
れてパネル5から外れるのが確実に防止され、また、上
記のように係止片12が損傷を受けないことで、繰り返
して何度も使用することができる。
【0028】しかも、嵌合凹部17の入り口側には、バ
ルブソケット1の回動操作中に係止片12の鈎部15を
逃がす逃がし路18が設けられ、係止片12に撓み力が
作用するのは嵌合凹部17に入る直前のみとしたから、
係止片12に掛かる負荷が軽減できて、その耐用寿命が
高められる。
【0029】また、係止片12は、挟圧鍔9から半径方
向に突出した基部13にその挟圧鍔9の接線方向に延出
した撓み部14を形成した形状としたから、挟圧鍔9の
外周への出っ張り量を小さく抑えた状態でその係止片1
2に必要な撓み量を得ることが可能であり、もってバル
ブソケット1をコンパクトにまとめることが可能とな
る。
【0030】<第2実施例>図9は本発明の第2実施例
を示す。この実施例では、係止片12aの撓み部14の
先端に指で摘むことのできる摘み21が一体に形成され
ている。すなわち、第1実施例では、係止片12の鈎部
15を嵌合凹部17から外す場合に、鈎部15の下面に
治具等を差し入れて起こす必要があったが、この第2実
施例では、摘み21を摘んで引き上げれば、撓み部14
が撓み変形しつつ鈎部15が嵌合凹部17から抜き出さ
れて、バルブソケット1の回動の阻止が解除される。す
なわち、治具の使用を不要にできる分、バルブソケット
1の取り外し作業をより簡単に行うことができる。
【0031】<第3実施例>図10に示す第3実施例で
は、係止片12bの鈎部15と嵌合凹部17の互いに当
接する係止面23、24が、傾斜面として形成されてい
る。すなわち、この実施例によれば、係止位置にあるバ
ルブソケット1に対して、同図の矢線に示すように逆転
方向の力を強制的に作用させると、鈎部15の係止面2
3が嵌合凹部17の係止面24に沿って上りつつ鈎部1
5が嵌合凹部17から外れ、バルブソケット1の回動の
阻止が解除される。ここでも、バルブソケット1の取り
外し作業が簡単にできる利点が得られるが、ただしこの
第3実施例は、バルブソケット1に不用意に外力が作用
しないような、車体の内部に装置される場合に適用する
ことが好ましい。
【0032】<第1参考例> 図11乃至図14は本発明の第1参考例を示す。この
1参考例では、バルブソケット1aのバルブ装着部2に
設けられた挟圧鍔9の外周に、半径方向に舌片状に突出
して撓み変形可能とされた係止片25が形成されてお
り、その係止片25の先端部に嵌合孔26が開口されて
いる。一方、図12に示すように、パネル5の表面にお
ける係止片25の先端部の回動軌跡上の所定位置には、
嵌合孔26内に嵌入可能な嵌合突部27が形成されてい
る。この嵌合突部27は、図14に示すように、時計方
向回りの前面側がパネル5の表面と直角な切立ち面27
aとなっており、後面側が傾斜面27bとなっている。
【0033】すなわち、図12に示すように、係止突部
8を逃がし孔10に合わせてバルブソケット1aのバル
ブ装着部2をパネル5の取付孔6に嵌入すると、係止片
25は嵌合突部27の時計回り方向の後方に位置してパ
ネル5の表面と対応しており、続いてバルブソケット1
aを同図の時計回り方向に回動すると、係止片25が撓
み変形しつつ嵌合突部27の傾斜面27bに乗り上げ、
バルブソケット1aが図13に示す係止位置まで回動さ
れたところで、係止片25の嵌合孔26が嵌合突部27
に対応して、係止片25が復元変形しつつその嵌合孔2
6内に嵌合突部27が嵌合することで、バルブソケット
1aの回動が規制される。
【0034】この第1参考例においても、バルブソケッ
ト1aの回動阻止用に撓み変形可能な係止片25が用い
られ、バルブソケット1aの回動操作中に係止片25が
潰れる等の損傷を受けるおそれがないことから、確実に
バルブソケット1aの回動を阻止する機能が果たされ
る。
【0035】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0036】(1) 上記実施例では、非防水型のL型バルブソケット
に適用した場合を例示したが、バルブ装着部に設けた挟
圧鍔の前面にシールリングを嵌め、シールリングをパネ
ルの表面に押し付けつつ、バルブ装着部をパネルの取付
孔に嵌入して取り付けるようにした防水型のL型バルブ
ソケットにも、本発明を適用することが可能である。(2) また本発明は、L型バルブソケットに限らず、パ
ネル上に回動操作を伴って着脱する形式のバルブソケッ
ト全般に広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るバルブソケットの正
面図である。
【図2】その側面図である。
【図3】その背面図である。
【図4】パネルの平面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図8のVI−VI線断面図である。
【図7】バルブソケットが嵌入位置にある状態の平面図
である。
【図8】バルブソケットが係止位置にある状態の平面図
である。
【図9】第2実施例の部分断面図である。
【図10】第3実施例の部分断面図である。
【図11】第1参考例に係るバルブソケットの背面図で
ある。
【図12】バルブソケットが嵌入位置にある状態の平面
図である。
【図13】バルブソケットが係止位置にある状態の平面
図である。
【図14】図13のXIV−XIV線断面図である。
【図15】従来例に係るバルブソケットの側面図であ
る。
【図16】その正面図である。
【図17】パネルの平面図である。
【図18】図17のXVIII−XVIII線断面図である。
【図19】バルブソケットが係止位置にある状態の平面
図である。
【符号の説明】
1、1a…バルブソケット 2…バルブ装着部(取付部) 5…パネル 6…取付孔 8…係止突部 10…逃がし孔 12、12a、12b…係止片 13…基部 14…撓み部 15…鈎部 17…嵌合凹部 18…逃がし路 19…ガイド面 21…摘み 25…係止片 26…嵌合孔 27…嵌合突部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブソケットには灯具のパネルに開口
    した取付孔に嵌入される取付部が設けられ、その取付部
    と取付孔には、取付部の取付孔内への嵌入を許容する嵌
    入位置と、バルブソケットの回動操作により相互に係止
    してバルブソケットの抜き取りを不能にする係止位置と
    が配されたものにおいて、前記バルブソケットには 撓み変形可能な係止片が設けら
    れるとともに、前記パネルにはその係止片が嵌合可能な
    嵌合凹部が設けられ、その係止片はバルブソケットが前
    記嵌入位置から前記係止位置に回動される間は撓み変形
    を伴ってその回動を許容し、係止位置では前記嵌合凹部
    と嵌合することでバルブソケットの回動を阻止し、 前記係止片の先端の前記パネルと対応する面には前記嵌
    合凹部と嵌合可能な鈎部が形成されている一方、前記パ
    ネルの表面には前記鈎部が嵌合凹部に嵌合する直前まで
    前記鈎部を嵌合可能とし前記係止片の撓み変形を不要に
    逃がす逃がし路が凹成されている ことを特徴とするバル
    ブソケットの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記係止片は、前記取付部の外周から径
    方向に突出した基部の先端に、その取付部の外周の接線
    方向に延びた撓み部を設けた形状となっていることを特
    徴とする請求項1記載のバルブソケットの取付構造。
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