JP3937631B2 - 断面複雑形状のリング状製品の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シール溝付きベアリングレースなどその断面が複雑な形状を有するリング状製品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
表面に凸条などの突起や溝などの複雑な形状を有するベアリングレース(例えばシール溝付きベアリングレース)のリング状製品は、従来は、(1)素材リングの全面旋削、(2)素材リングの冷間輪体圧延+旋削、(3)素材リングの熱間輪体圧延+旋削、などの方法で製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の(1)の方法は、削り代が著しく多いために材料歩留まりの点で好ましくない。また、(2)の方法は、冷間輪体圧延後に該素材リングを全面旋削するA方式と、冷間輪体圧延前に素材リングを全面旋削するB方式の2つの方式に分けられる。A方式は、旋削コストが高くなるので好ましくない。また、B方式における旋削コストは、A方式に比べ10〜20%安くなるものの、リング内面に研磨で除去しきれないキズが発生すること、さらにシール溝部などの複雑な形状部分が圧延で成形できないため、圧延後に当該部を旋削するための旋削工程が必要になる。また、シール溝部を有するベアリングレースの場合、旋削で加工されたシール溝は、溝底の表面粗さが粗いために時として当該部から油漏れが生じるという問題が発生し、このため圧延によるシール溝の成形方法が望まれていた。(3)の方法では、熱間圧延のため加熱炉などの付帯設備を有していなければならず、更に圧延後の旋削代も熱間加工のために大きくなってしまう、などの種々の問題点を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明の手段は、請求項1の発明では、各々周面に加工溝を有する外面加工用成形ロールおよび内面加工用マンドレルを使用し、リング状素材をこれに挿通した前記マンドレルおよびその外方に位置する前記外面加工用成形ロールの対向する加工溝間で挟圧しながら圧延する加工方法において、内面加工用マンドレルの径が素材リング内径の60%以下で、かつ、素材リング肉厚の圧下速度fと外面加工用成形ロールの周速vの比f/vが5.6×10-5≦f/v≦1.5×10-4の範囲にあるものとすることを特徴とする断面複雑形状のリング状製品の製造方法である。
【0005】
請求項2の発明では、各々周面に加工溝を有する外面加工用成形ロールおよび内面加工用マンドレルを使用し、リング状素材をこれに挿通した前記マンドレルおよびその外方に位置する前記外面加工用成形ロールの対向する加工溝間で挟圧しながら圧延する加工方法において、内面加工用マンドレルの径が素材リング内径の60%以下で、表面に50μm以下の脱炭層を有する素材リングを使用し、かつ、素材リング肉厚の圧下速度fと外面加工用成形ロールの周速vの比f/vが5.6×10-5≦f/v≦2.2×10-4の範囲にあるものとすることを特徴とする断面複雑形状のリング状製品の製造方法である。
【0006】
請求項3の発明では、請求項1又は請求項2の方法の手段において、成形中の素材リングの外径を挟み込むことができる複数の矯正ロールを素材リングの外径に適用し、矯正ロール荷重を圧延荷重の50%〜60%の範囲として圧延することを特徴とする断面複雑形状のリング状製品の製造方法である。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に発明の実施の形態について、請求項に記載した範囲の限定理由を示しながら説明する。
【0008】
外径58.3mm、内径42.0mm、幅17.7mmで、内径周面に半径方向1.5mm、幅方向に2.0mmに切り欠いたぬすみ11を付与した図2に示す断面形状の表面に脱炭層を形成していない素材リング3を、図1に示した成形ロール1、マンドレル2、マンドレルの駆動用並びに支持用のマンドレル受けロール4、および矯正ロール5からなる構造の冷間輪体圧延機を用いて、シール溝付きベアリングレースに冷間圧延した。矢印6を成形ロール1の回転方向とし、矢印7を成形ロール1の圧下方向とし、矢印8は成形中の素材リング3の回転方向、矢印9をマンドレル2の回転方向、矢印10をマンドレル受けロール4の回転方向として冷間圧延加工をして素材リング3を拡径しながらシール溝などを成形する。このとき、マンドレル2の径を素材リング3の内径に対して50〜85%まで変化させたときの結果を内面キズの発生割合、シール溝の成形性について評価し表1に示す。この結果からマンドレル2の径は素材リング3の内径に対して60%以下とすることが好ましいことが判った。すなわち、マンドレル径が素材リング内径の60%を超えると内面キズが発生する。
【0009】
【表1】
【0010】
上記と同様の形状の表面に脱炭層を形成していない素材リング3、および素材リング3の内径の60%の径を有するマンドレル2を用いて、素材リング3の肉厚圧下速度fと成形ロール1の周速vの比f/vを2.2×10-4から1.9×10-5まで変化させたときの結果を表2に示す。この表2の結果から、前記f/vの範囲を5.6×10-5≦f/v≦1.5×10-4とすべきことが判明した。すなわち、素材リングの表面に脱炭層を形成しない場合は、f/v<5.6×10-5のとき、圧延が不安定となり、製品の真円度が悪くなる。また、f/v>1.5×10-4のとき、素材リング断面形状が未充満をおこし、かつ僅かながら製品のリングにキズが発生する。
【0011】
【表2】
【0012】
上記と同様の形状の表面に脱炭層を形成していない素材リング3、マンドレル2を用い、前記f/v値を2.25×10-4および7.5×10-5とし、矯正ロール5の荷重を変化させたときの素材リング3の単位幅当たりの矯正ロール荷重と、圧延後の圧延リングの真円度の関係を図3に示す。この結果から、素材リング3の単位幅当たりの矯正ロール荷重が294MPa〜490MPaのときに、最も良い真円度を示し、これは圧延荷重の50〜60%に相当する。すなわち、矯正ロール荷重が圧延荷重の50〜60%の範囲外になると、製品の真円度が悪くなる。
【0013】
上記と同様の形状の素材リング3の表面を50μm脱炭させ、上記と同様のマンドレル2を用い、前記f/vの値を2.2×10-4から5.6×10-5、前記矯正ロール荷重を圧延荷重の50%〜60%まで種々に変化させたところ、シール溝部の成形が良好で、かつ、内面キズのない圧延リングが得られた。素材リングの表面に50μmの脱炭層を形成した場合でも、f/v<5.6×10-5のときは圧延が不安定となり、製品の真円度が悪くなる。また、f/v>2.2×10-4のときは、素材リング断面形状が未充満をおこし、かつ僅かながら製品のリングにキズが発生する。
【0014】
以上の結果から、請求項1の発明の実施の形態は、それぞれ周面に加工溝を有する外面加工用の成形ロール1および内面加工用のマンドレル2とマンドレル受けロール4を使用し、素材リング3をこれに挿通した前記マンドレル2および素材リング3を挟持してその外方に位置する外面加工用の成形ロール1の対向する加工溝間で挟圧しながら圧延加工する方法において、内面加工用のマンドレル2の径を素材リング3の内径の60%以下とし、かつ、素材リングの肉厚の圧下速度fと外面加工用の成形ロール1の周速vの比f/vを、5.6×10-5≦f/v≦1.5×10-4の範囲にして断面複雑形状のリング状製品を製造する方法である。
【0015】
請求項2の発明の実施の形態は、それぞれ周面に加工溝を有する外面加工用成形ロール1および内面加工用のマンドレル2とマンドレル受けロール4を使用し、素材リング3を挟持してその外方に位置する外面加工用の成形ロール1の対向する加工溝間で挟圧しながら圧延加工する方法において、内面加工用のマンドレル2の径を素材リング3の内径の60%以下とし、表面に50μm以下の脱炭層を形成した素材リングを使用し、かつ、素材リングの肉厚の圧下速度fと外面加工用のロール1の周速vの比f/vを、5.6×10-5≦f/v≦2.2×10-4の範囲にして断面複雑形状のリング状製品を製造する方法である。
【0016】
請求項3の発明の実施の形態は、上記の請求項1又は請求項2の実施の形態において、成形中の素材リング3の外径を挟み込むことができる2個の矯正ロール5を素材リング3の外径でかつ成形ロール1の上下に当接挟持するようにに適用し、矯正ロール5の荷重を圧延荷重の50%〜60%の範囲として圧延することからなる断面複雑形状のリング状製品の製造方法である。
【0017】
【実施例】
球状化焼鈍を施した軸受け鋼の熱間圧延鋼管を切断して得られたリングを全面旋削し、図2に示す素材リング3を作製した。この素材リング3および該素材リング3の表面を40μm脱炭させた素材リングの2種類を用いて、シール溝付きベアリングレースを作製した本発明の実施例を比較例と共に表3に示す。
【0018】
【表3】
【0019】
表3に示した内面キズの評価は20倍の顕微鏡で観察し、評価したもので、キズ深さはキズ断面を100倍の顕微鏡で観察し、評価したものである。また真円度はタッチプローブ式の真円度計により、リングの平均値からのずれの最大値と最小値を以て定義したものである。
【0020】
【発明の効果】
本発明によれば、シール溝付きベアリングレースなどの複雑な断面形状を有するリング状製品を低コストで、かつ、高品質に製造することができ、その効果は極めて大なるものである。特に、素材リングの表面に50μm以下の脱炭層を形成する場合は、素材リングの肉厚の圧下速度に対する外面加工用成形ロールの周速の比の上限を1.5×10-4から2.2×10-4まで拡大しても高品質のリング状製品を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷間輪体圧延機の構造および圧延中の素材リングの状態を示す図である。
【図2】実施例および比較例に供した素材リングの断面形状を示す図である。
【図3】素材リング単位幅当たりの矯正ロール荷重と圧延リングの真円度の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 成形ロール 2 マンドレル
3 素材リング
4 マンドレルの駆動用並びに支持用のマンドレル受けロール
5 矯正ロール 6 成形ロール回転方向
7 成形ロール圧下方向 8 素材リングの回転方向
9 マンドレルの回転方向 10 マンドレル受けロールの回転方向
11 ぬすみ
Claims (3)
- 各々周面に加工溝を有する外面加工用成形ロールおよび内面加工用マンドレルを使用し、リング状素材をこれに挿通した前記マンドレルおよびその外方に位置する前記外面加工用成形ロールの対向する加工溝間で挟圧しながら圧延する加工方法において、内面加工用マンドレルの径が素材リング内径の60%以下で、かつ、素材リング肉厚の圧下速度fと外面加工用成形ロールの周速vの比f/vが5.6×10-5≦f/v≦1.5×10-4の範囲にあるものとすることを特徴とする断面複雑形状のリング状製品の製造方法。
- 各々周面に加工溝を有する外面加工用成形ロールおよび内面加工用マンドレルを使用し、リング状素材をこれに挿通した前記マンドレルおよびその外方に位置する前記外面加工用成形ロールの対向する加工溝間で挟圧しながら圧延する加工方法において、内面加工用マンドレルの径が素材リング内径の60%以下で、表面に50μm以下の脱炭層を有する素材リングを使用し、かつ、素材リング肉厚の圧下速度fと外面加工用成形ロールの周速vの比f/vが5.6×10-5≦f/v≦2.2×10-4の範囲にあるものとすることを特徴とする断面複雑形状のリング状製品の製造方法。
- 請求項1又は請求項2記載の方法において、成形中の素材リングの外径を挟み込むことができる複数の矯正ロールを素材リングの外径に適用し、矯正ロール荷重を圧延荷重の50%〜60%の範囲として圧延することを特徴とする断面複雑形状のリング状製品の製造方法。
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