JP3937544B2 - 横型鍛造機の打痕防止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、横型鍛造機の打痕防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の横型鍛造機においては、鍛造の最終工程から排出される鍛造品をその下方へ設けた傾斜シュートへ落下させ、さらにこのシュートからシュートとは傾斜が反対となって連続して傾斜配設された搬送コンベアへ滑り落したうえ該コンベアを経て次工程へ搬送するようになつている。
【0003】
ところで、前記の鍛造機の場合、排出される鍛造品のシュートまでの落下距離が長く(約2m位あった)、そのまま落下路をほぼ垂直にシュートまで落下するため、落下した鍛造品に打痕傷が発生し、製品価値を低下させるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこでこの発明は、前記のような従来の問題点を解決し、排出される鍛造品に打痕傷が発生するのを防止して良質な製品を次工程へ供給することができる横型鍛造機の打痕防止装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、この発明は、鍛造の最終工程から排出される鍛造品をその下方へ落下させたうえ搬送コンベアにより次工程へ搬送する横型鍛造機において、鍛造品の落下路の中間位置に上下が開口し、側面に鍛造品排出用の開口部を有する鍛造品飛散防止案内部材を設け、この飛散防止案内部材の開口部から排出される鍛造品を受けて搬送コンベアへ搬送する第2の搬送コンベアを設け、かつ飛散防止案内部材の開口部付近に落下する鍛造品をそのまま下方へ落下させる位置と、そのまま下方へ落下させずに飛散防止案内部材の開口部から排出させる位置とに揺動して切り替わるダンパーを、その揺動支点を第2の搬送コンベアの上面近くに位置させて設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
この発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。図1はその概略正面図である。1は横型多段式の鍛造機であり、機枠2の上部にNo.1からNo.4までの複数個の鍛造加工部(金型)3を有し、この例ではNo.4の鍛造加工部3が最終工程を司るようになっている。鍛造加工部3の下方には鍛造の最終工程から排出されて落下する鍛造品を受け止め、さらに鍛造品の自重により滑り落す傾斜シュート5が設けられている。シュート5の下方先端部側にはシュート5から送られてくる鍛造品を受けてさらに次工程へ搬送する搬送コンベア6がシュート5とは傾斜が反対となって連続して傾斜配設されている。
【0007】
No.4の鍛造加工部3とシュート5の間の落下路の距離は約2mとなっており、該落下路のほぼ中間位置には鍛造品飛散防止案内部材7が設けられている。飛散防止案内部材7は上下が開口した角形の筒状本体8を具え、この筒状本体の後記ダンパー側の一側面には鍛造品排出用の開口部10が設けられている。筒状本体8の開口部10の外側には開口部10を覆うように下方が拡開状に開口したカバー体11が設けられ、さらにこのカバー体11の下方には飛散防止案内部材7の開口部10から排出される鍛造品をカバー体11を経て受ける搬送コンベア12がほぼ水平向きに設けられている。搬送コンベア12は駆動モータ13により駆動スプロケット14が回転されることにより、矢印方向に回転移動し鍛造品を送るようになっている。搬送コンベア12の搬送側には搬送されてくる搬送品を自重により滑り落して搬送コンベア6へ送る傾斜シュート15が設けられている。
【0008】
飛散防止案内部材7の開口部下方には切り替えダンパー16が下部を枢支軸17で支持されて落下路を落下する鍛造品をそのまま下方へ落下させる鎖線位置と、そのまま下方へ落下させずに飛散防止案内部材7の開口部10から排出させる実線位置とに揺動可能に設けられている。すなわち、ダンパー16は鍛造品をそのまま下方へ落下させるときは落下路に突出してここを塞ぐことなく、飛散防止案内部材7の開口部10を閉じてほぼ垂直位置(鎖線位置)となり、鍛造品を飛散防止案内部材7の開口部10から排出するときは揺動して落下路に所定角度θ°突出しここを塞いで飛散防止案内部材7の開口部10を開けて傾斜位置(実線位置)となるようになっている。前記角度θ°は45°以上、好ましくは50°以上に設定される。
【0009】
ダンパー16の揺動を行わせるために作動シリンダ18が支持ブラケット20で揺動可能に支持されて設けられている。シリンダ18の作動部21はカバー体11の中に入り込み枢支軸17に設けた取付部22に枢支されている。したがって、このシリンダ18を作動することにより突出する作動部21によりダンパー16が前記両位置にもたらされることとなる。尚、ダンパー16が実線位置となって鍛造品を受けることとなるときのNo.4の鍛造加工部3とダンパー16の間の落下路の距離は約60〜70cmとなっている。
【0010】
前記装置は図示しない制御装置により全て自動によって行われるが、その作動の一例を以下に説明する。例えば切断端などにより鍛造品が不良品である場合はダンパー16を鎖線位置とする。この場合には最終工程であるNo.4の鍛造加工部3から排出される鍛造品はそのまま飛散防止案内部材7の筒状本体8の上下開口を経て下方へ落下し、シュート5で受け止められた後、シュート5上を滑り搬送コンベア6により運ばれることとなるが、所要の個所に設けた不良品除外部により不良品としてラインから排除される。
【0011】
鍛造品が良品である場合はシリンダ18を作動してダンパー16を実線位置とする。これにより最終工程であるNo.4の鍛造加工部3から排出される鍛造品はダンパー16に受け止められた後、それをシュートとして滑り落ち飛散防止案内部材7の開口部10からカバー体11の中に導かれ、さらにここから搬送コンベア12上に送られる。そして、コンベア12で搬送された後、シュート15を滑って搬送コンベア6上に送られ、該コンベア6により次工程へ送られることとなる。この際、ダンパー16で受け止められることとなる鍛造品は従来よりもはるかに短い距離しか落下しないから打痕傷の発生はほとんどない。しかも、必要によりダンパー16の受け表面に緩衝用の部材等を設けておけばその効果はさらによくなる。
【0012】
前記のように鍛造品が不良品である場合と良品である場合とにダンパー16を両位置に切り替えることにより鍛造品の選別をしながら、不良品については従来通り打痕傷が付いてもかまわないようにする一方、良品については打痕傷の発生がないようにするものである。
【0013】
尚、前記の実施形態のダンパー16の形状、配設や作動位置、作動部材としてのシリンダ18などは好ましい一例を示すものであり、請求の範囲に記載した範囲内でこれ以外の形態で実施してもよいことは勿論である。
【0014】
【発明の効果】
この発明は前記のように鍛造品の落下路の中間位置に上下が開口し、側面に鍛造品排出用の開口部を有する鍛造品飛散防止案内部材を設け、この飛散防止案内部材の開口部から排出される鍛造品を受けて搬送コンベアへ搬送する第2の搬送コンベアを設け、かつ飛散防止案内部材の開口部付近に落下する鍛造品をそのまま下方へ落下させる位置と、そのまま下方へ落下させずに飛散防止案内部材の開口部から排出させる位置とに揺動して切り替わるダンパーを、その揺動支点を第2の搬送コンベアの上面近くに位置させて設けたので、排出される鍛造品に打痕傷が発生するのを防止して良質な製品を次工程へ供給することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態による概略正面図である。
【符号の説明】
1 鍛造機
2 機枠
3 鍛造加工部(金型)
5 傾斜シュート
6 搬送コンベア
7 鍛造品飛散防止案内部材
8 筒状本体
10 開口部
11 カバー体
12 搬送コンベア
13 駆動モータ
14 駆動スプロケット
15 傾斜シュート
16 切り替えダンパー
17 枢支軸
18 作動シリンダ
20 支持ブラケット

Claims (1)

  1. 鍛造の最終工程から排出される鍛造品をその下方へ落下させたうえ搬送コンベアにより次工程へ搬送する横型鍛造機において、
    前記鍛造品の落下路の中間位置に上下が開口し、側面に鍛造品排出用の開口部を有する鍛造品飛散防止案内部材を設け、この飛散防止案内部材の開口部から排出される鍛造品を受けて前記搬送コンベアへ搬送する第2の搬送コンベアを設け、かつ前記飛散防止案内部材の開口部付近に落下する鍛造品をそのまま下方へ落下させる位置と、そのまま下方へ落下させずに飛散防止案内部材の開口部から排出させる位置とに揺動して切り替わるダンパーを、その揺動支点を第2の搬送コンベアの上面近くに位置させて設けたことを特徴とする横型鍛造機の打痕防止装置。
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