JP4277338B2 - ガラス瓶投入装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はコンテナに収納されて搬送されるガラス瓶をコンテナ内からベルトコンベア上へ投入するためのガラス瓶投入装置に関するもので、特に、投入時のガラス瓶の割れを防止することのできるガラス瓶投入装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
廃棄されたガラス瓶をリサイクルする際には、ガラス瓶を色毎に選別する必要があり、このような選別は自動選別機を用いて行うことが一般に行われてきている。このような上記自動選別機によるガラス瓶の選別処理を行うために、コンテナに収納されて搬送されるガラス瓶を、該コンテナ内から自動選別機へのベルトコンベア上へ投入するためのガラス瓶投入装置が開発されている。
【0003】
従来のガラス瓶投入装置は、図5乃至図7にその一例の概略を示す如く、コンテナ1を搬送するためのローラコンベア2の所要位置の一側方部に、回転軸3をローラコンベア2の搬送方向と平行に設けて架台4上の軸受5に回転自在に支持させ、駆動装置としてのモータ6により回転駆動させるようにしてあり、該回転軸3には、コンテナ1が通り抜けるように前後方向を開放し且つコンテナ1の上面と対峙するようローラコンベア2上へ張り出す上部フレーム7の開口部8に沿いシュート9を取り付け、更に底部にコンテナ1を受けるためのアーム構造の下部フレーム10をローラコンベア2のローラ2a間に位置するよう取り付けてなる複数個(図では2個)のコンテナ旋回装置11を取り付けて、回転軸3を回転させることにより各コンテナ旋回装置11がローラコンベア2上から回転軸3を挟んで反ローラコンベア2側へ垂直方向に180度旋回させるられるようにしてあり、ローラコンベア2上を搬送されて来たコンテナ1が、上記各コンテナ旋回装置11の上部フレーム7と下部フレーム10との間に受け入れられると、検出器12で検出されてストッパ13でコンテナ1がローラコンベア2上に停止させられ、続いて、モータ6の駆動により回転軸3を回転させ、図5に二点鎖線で示す如く、上記コンテナ旋回装置11とともにコンテナ1を回転軸3を中心に旋回させて、ローラコンベア2の一側に平行に配置した自動選別機への供給コンベア14上へ反転させ、コンテナ1内に収納されたガラス瓶15を、コンテナ旋回装置11の上部フレーム7の上面部に設けた開口部8を通しシュート9に沿わせて上記供給コンベア14上へ落下投入させるようにしてある。
【0004】
なお、16は供給コンベア14上に設けた投入ホッパ、17はコンテナ1の左右両側面をガイドするために旋回装置11の下部フレーム10に設けたサイドガイドをそれぞれ示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記形式のガラス瓶投入装置では、ガラス瓶15の供給コンベア14への投入に際して、コンテナ旋回装置11を90度近く旋回させると、上部フレーム7の開口部8を通してコンテナ1内からガラス瓶15が落下し始め、更にコンテナ旋回装置11を旋回させて行くことにより高い位置から一気に放出されるため、ガラス瓶15同士のぶつかり合いや供給コンベア14上に重なって落下することに伴い多くのガラス瓶15が割れるという問題があった。ガラス瓶15が割れた場合には、供給コンベア14で後流にうまく送れなくなるばかりでなく、自動選別機の色識別センサの視野外に侵入するようになって自動選別が行えなくなるため、人手による色分け作業を行わなければならないという問題がある。
そこで、本発明はコンテナ内のガラス瓶を供給コンベア上へ投入する際のガラス瓶の割れを防止することのできるガラス瓶投入装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、コンテナを搬送するためのローラコンベアの所要位置の一側部に、駆動装置により回転駆動されるようにした回転軸を搬送方向と平行に配置し、且つ該回転軸を挟んで上記ローラコンベアとは反対側に供給コンベアを設置し、上記回転軸にコンテナ旋回装置を取り付け、ローラコンベア上を搬送されるコンテナを上記コンテナ旋回装置の上部フレームと下部フレームとの間に受けて、該コンテナを上記回転軸の回転によりコンテナ旋回装置とともに供給コンベア側へ反転させることにより、コンテナ内に収納したガラス瓶を上記供給コンベア上へ投入するようにしてあるガラス瓶投入装置において、上記回転軸に複数のコンテナ旋回装置を取り付け、上記各コンテナ旋回装置の上部フレームの開口部に、該開口部を開閉する蓋を開閉可能に取り付け、且つ該各コンテナ旋回装置の各蓋を開閉させるための装置をそれぞれ備え、更に、上記各コンテナ旋回装置が上記回転軸の回転によりローラコンベア上から該ローラコンベアの一側部に平行に配置されている供給コンベア上へ反転したことを検出する検出器と、該検出器の検出値を入力して上記供給コンベアの搬送方向の下流側に位置するコンテナ旋回装置から順に各コンテナ旋回装置の蓋の開閉作動を行わせるように制御させるようにした制御器とを備えた構成とする。
【0007】
ガラス瓶を収納したコンテナは、ローラコンベアにより搬送されて各コンテナ旋回装置の上部フレームと下部フレームとの間に受けられ、回転軸の回転に伴って上記コンテナ旋回装置とともに供給コンベア側へ180度反転させられて低位置とされ、その後、上記コンテナ旋回装置に設けられた蓋が開放作動されることによりコンテナ内のガラス瓶が少しずつ供給コンベア上へ落下される。これによりガラス瓶は割れることなく供給コンベア上へ移されることになる。
【0008】
又、回転軸に複数のコンテナ旋回装置を取り付けて、該各コンテナ旋回装置の上部フレームの開口部に、該開口部を開閉する蓋を開閉可能に取り付け、且つ該各コンテナ旋回装置の各蓋を開閉させるための装置をそれぞれ備え、更に、上記各コンテナ旋回装置が上記回転軸の回転によりローラコンベア上から該ローラコンベアの一側部に平行に配置されている供給コンベア上へ反転したことを検出する検出器と、該検出器の検出値を入力して上記供給コンベアの搬送方向の下流側に位置するコンテナ旋回装置から順に各コンテナ旋回装置の蓋の開閉作動を行わせるように制御させるようにした制御器とを備えた構成としてあることにより、ガラス瓶が供給コンベア上に落下している他のガラス瓶の上に落下することを防止することができ、ガラス瓶が割れる可能性を更に低いものとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0010】
図1(イ)(ロ)及び図2は本発明の実施の一形態を示すもので、図5乃至図7に示したと同様に、ローラコンベア2の所要位置の一側方部に、モータ6により回転駆動させられる回転軸3が搬送方向と平行に配置してあり、且つ該回転軸3に複数個(図では3個)のコンテナ旋回装置11が取り付けてあり、上記ローラコンベア2により搬送されて来たコンテナ1が、各コンテナ旋回装置11に前後方向から受けられて上部フレーム7と下部フレーム10との間に位置させられると、各コンテナ旋回装置11とともにコンテナ1を回転軸3を中心に反転させて、コンテナ1に収納したガラス瓶15を上記ローラコンベア2の一側に配置した自動選別機への供給コンベア14上へ落下投入するようにしてあるガラス瓶投入装置において、上記各コンテナ旋回装置11の上部フレーム7に設けられている開口部8に、蓋18を開閉可能に設けて、該蓋18によりコンテナ1の上方開口部を平面的に覆うようにし、コンテナ旋回装置11を180度反転させた後に上記蓋18を開放作動させることによりコンテナ1内のガラス瓶を供給コンベア14上に落下させるようにする。
【0011】
詳述すると、旋回装置11の上部フレーム7の左右両側位置となる開口部8の辺縁部、すなわち、開口部8の回転軸3側と反回転軸3側に、それぞれ軸19を上記回転軸3と平行となるように配置して回転自在に支持させ、該各軸19に、左右に分割された2枚の蓋体18aを別々に取り付け、左右の各軸19を回転させることにより左右の蓋体18aが軸19を中心に回動して観音開き式に開閉するようにし、該左右の蓋体18aからなる蓋18で開口部8を開閉させるようにする。又、上部フレーム7の前後両側部には、流体圧シリンダとしてエアシリンダ20を取り付け、図1(ロ)に一例を示す如く、一方のエアシリンダ20のピストンロッド20aと一方の軸19とを、又、他方のエアシリンダ20のピストンロッド20aと他方の軸19とをそれぞれレバー21を介して連結し、該レバー21は一端を軸19に固定して他端をピストンロッド20aに回動自在に連結し、エアシリンダ20の伸縮作動によりレバー21を介して軸19が回転するようにする。
【0012】
更に、上記1つのコンテナ旋回装置11の2つのエアシリンダ20は同時に作動して蓋18を開閉できるようにしてあり、又、各コンテナ旋回装置11は供給コンベア14の搬送方向下流側に位置するものから順に蓋18を開閉するように一定の時間を設定してタイミングが図られており、これらはいずれも制御器22からの指令により自動的に行われるようにしてある。
【0013】
なお、コンテナ旋回装置11の蓋18を開くのは、該コンテナ旋回装置11がローラコンベア2上から供給コンベア14上へ180度反転させられてからであり、コンテナ旋回装置11が180度反転したことは検出器23で検出して制御器22へ入力できるようにしてある。
【0014】
その他、図5乃至図7に示したものと同一のものには同一符号が付してある。ガラス瓶15を収納したコンテナ1が、ローラコンベア2により搬送されて来て複数のコンテナ旋回装置11に順次受けられると、ガラス瓶15を自動選別機へ送るために供給コンベア14上に落下させるようにする。この場合は、回転軸3を回転させて図1(イ)に二点鎖線で示す如くコンテナ旋回装置11とともにコンテナ1を供給コンベア14上へ180度反転させるようにする。各コンテナ旋回装置11がローラコンベア2上から供給コンベア14上へ180度反転させられると、検出器23により検知され、予め設定されたプログラムにより制御器22からの指令により、先ず、供給コンベア14の搬送方向Xの下流側に位置するコンテナ旋回装置11のエアシリンダ20が作動させられて、蓋18が少しずつ開かれ図1(ロ)に二点鎖線で示す如く開かれる。これにより、コンテナ1に収納されていたガラス瓶15は、コンテナ旋回装置11の上部フレーム7の開口部8を通して供給コンベア14上へ落下投入されるようになる。この際、コンテナ1内のガラス瓶15は、蓋18に一旦受けられた状態から蓋18が開くことにより静かに且つ少量ずつ落下させられるので、ガラス瓶が割れることがない。
【0015】
コンテナ1内のガラス瓶がすべて落下しおわると、蓋18を閉じるようにする。
【0016】
次に、供給コンベア14の搬送方向の上流側に位置しているコンテナ旋回装置11の蓋18を上記と同様の操作で開いて、コンテナ1内のガラス瓶15を供給コンベア14上へ落下させるようにし、コンテナ1内のガラス瓶15がすべて投入されると、蓋18を閉じるようにする。
【0017】
同様にして更に供給コンベア14の上流側に位置するコンテナ旋回装置11の蓋18を開くことによりコンテナ1内のガラス瓶15を供給コンベア14上に投入させるようにする。
【0018】
このようにしてすべてのコンテナ旋回装置11の蓋18が閉じられると、回転軸3をモータ6により逆回転させてすべてのコンテナ旋回装置11をローラコンベア2上へ戻し、空になったコンテナ1をローラコンベア2により搬出させるようにし、次の新しいコンテナ1を受け入れるようにする。
【0019】
このように、コンテナ旋回装置11の開口部8に設けた蓋18を、該コンテナ旋回装置11を180度反転させた後に開放させるようにしてあることから、コンテナ旋回装置11を旋回している途中でガラス瓶15がコンテナ1内から落下し始めることを防止することができると共に、コンテナ1内のガラス瓶が高い位置から一気に投入されることもなくなることからガラス瓶15の落下投入時の割れを防止することができる。
【0020】
又、供給コンベア14の搬送方向X下流側に位置するコンテナ旋回装置11より順に蓋18を開くようにしてあるので、ガラス瓶15が供給コンベア14上に落下している他のガラス瓶15の上に落下することを防ぐことができて、ガラス瓶15の割れる可能性を更に低くすることができ、更に、蓋18は観音開き式にしてあることから、蓋18の開放作動時にガラス瓶15を蓋18で受けながら徐々に下方へ移動させることができて、ガラス瓶15の落下距離を更に短いものとしてガラス瓶15の割れる可能性を更に低いものとすることができる。
【0021】
次に、図3(イ)(ロ)は本発明の実施の他の形態を示すもので、図1及び図2に示したものと同様の構成としてあるガラス瓶投入装置において、コンテナ旋回装置11の上部フレーム7の開口部8に、エアシリンダ20とレバー21とにより開閉作動される観音開き式の蓋18を設けることに代えて、シャッター式の蓋24を設けるようにしたもので、上記開口部8の辺縁部の前後両側位置に左右方向に延びるよう平行にガイドレール25を配置して、該ガイドレール25にシャッター式の蓋24の両端部を摺動自在に沿わせると共に、該シャッター式蓋24の一端側を上記上部フレーム7の反回転軸3側に備えた巻き取り機26の巻き取り軸27に巻き取らせ、モータ28により巻き取り軸27を正逆回転駆動させることにより、巻き取り機26への蓋24の巻き取り、繰り出しを行い、上記開口部8を開閉操作できるようにしたものである。
【0022】
本実施の形態によれば、上記実施の形態の場合と同様に、コンテナ1をコンテナ旋回装置11とともに180度反転させた後、制御器22からの指令によりモータ28を駆動させ、蓋24を開放させることで、コンテナ1内のガラス瓶15を供給コンベア14上へ低い位置から投入することができる。
【0023】
又、図4(イ)(ロ)は本発明の実施の更に他の形態を示すもので、図1及び図2に示したものと同様の構成としてあるガラス瓶投入装置において、コンテナ旋回装置11の上部フレーム7の開口部8に、エアシリンダ20とレバー21とにより開閉作動される観音開き式の蓋18を設けることに代えて、上記開口部8中央より左右方向にそれぞれ拡縮するよう2分割された蛇腹式の蓋29を設けるようにしたもので、該蛇腹式の蓋29は、分割された左右の蓋体29aを上記開口部8に左右対称的に配置して、各々開口部8の左右両側位置の辺縁部に取り付け、且つ上記各蓋体29aを伸縮させることにより相対向する先端側が接触して閉じたり、離れて開いたりできるように、上記開口部8の辺縁部の前後両側位置に横方向に延びるよう平行に配置したガイドレール30に各蓋体29aの両側部を摺動自在に係合させ、更に、該各蓋体29aの先端側の中央部にはピン31を下向きに突設する。一方、上部フレーム7には、先端部に長孔34を有する2つのアーム33の各後端部を水平方向へ回動可能に取り付けて、図示の如く上記蓋29の下方へ延びるように水平状態に配置し、各アーム33先端の長孔34を上記各蓋体29aのピン31に各々嵌合させ、上記各アーム33をモータ32により回動させることによりピン31を介して蓋体29aが折り畳まれて縮められたり、展張させられて蓋29の開閉が行われるようにしたものである。
【0024】
本実施の形態によっても上記実施の形態と同様にコンテナ旋回装置11を180度反転させた後、モータ32を駆動させて各蓋体29aを収縮作動させることにより、蓋29を開放作動させることができて、供給コンベア14上へのガラス瓶15の投入を低い位置から行うことができる。
【0025】
なお本発明は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、たとえば、蓋18の開閉作動をエアシリンダ20とレバー21で軸19を回転させることにより行うようにした場合を示したが、これに代えて、ラックとピニオン方式で軸19を回転させるようにしたり、モータの如き駆動装置により軸19を回転させて蓋18の開閉を行わせるようにしてもよいこと、蓋18,24,29の開放作動は供給コンベア14の搬送方向X下流側に位置する旋回装置11から順に行わせることが望ましいが、すべて同時であってもよいこと、上記ガラス瓶投入装置は自動選別機の供給コンベア14以外のコンベア上へガラス瓶15の投入を行う際に適用してもよいこと、回転軸3に取り付けるコンテナ旋回装置11の数は自在に決定してよいこと、その他本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0026】
【発明の効果】
以上述べた如く、本発明のガラス瓶投入装置によれば、コンテナを搬送するためのローラコンベアの所要位置の一側部に、駆動装置により回転駆動されるようにした回転軸を搬送方向と平行に配置し、且つ該回転軸を挟んで上記ローラコンベアとは反対側に供給コンベアを設置し、上記回転軸にコンテナ旋回装置を取り付け、ローラコンベア上を搬送されるコンテナを上記コンテナ旋回装置の上部フレームと下部フレームとの間に受けて、該コンテナを上記回転軸の回転によりコンテナ旋回装置とともに供給コンベア側へ反転させることにより、コンテナ内に収納したガラス瓶を上記供給コンベア上へ投入するようにしてあるガラス瓶投入装置において、上記回転軸に複数のコンテナ旋回装置を取り付け、上記各コンテナ旋回装置の上部フレームの開口部に、該開口部を開閉する蓋を開閉可能に取り付け、且つ該各コンテナ旋回装置の各蓋を開閉させるための装置をそれぞれ備え、更に、上記各コンテナ旋回装置が上記回転軸の回転によりローラコンベア上から該ローラコンベアの一側部に平行に配置されている供給コンベア上へ反転したことを検出する検出器と、該検出器の検出値を入力して上記供給コンベアの搬送方向の下流側に位置するコンテナ旋回装置から順に各コンテナ旋回装置の蓋の開閉作動を行わせるように制御させるようにした制御器とを備えた構成としてあるので、旋回装置が180度反転する前に該旋回装置の上部フレームの開口部を通してコンテナに収納したガラス瓶が落下することを防ぐことができ、したがって、コンベアへの投入の際のガラス瓶の落下距離を短いものとしてガラス瓶の割れを防止することができるという優れた効果を発揮し、又、回転軸に複数のコンテナ旋回装置を取り付けて、該各コンテナ旋回装置の上部フレームの開口部に、該開口部を開閉する蓋を開閉可能に取り付け、且つ該各コンテナ旋回装置の各蓋を開閉させるための装置をそれぞれ備え、更に、上記各コンテナ旋回装置が上記回転軸の回転によりローラコンベア上から該ローラコンベアの一側部に平行に配置されている供給コンベア上へ反転したことを検出する検出器と、該検出器の検出値を入力して上記供給コンベアの搬送方向の下流側に位置するコンテナ旋回装置から順に各コンテナ旋回装置の蓋の開閉作動を行わせるように制御させるようにした制御器とを備えた構成としてあることにより、ガラス瓶がコンベア上に落下している他のガラス瓶の上へ落下することを防ぐことができて、ガラス瓶の割れる可能性を更に低いものとすることができる、という効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス瓶投入装置の実施の一形態を示すもので、(イ)は概略正面図、(ロ)は旋回装置の蓋の開放作動を示す拡大正面図である。
【図2】図1に示した装置の概略平面図である。
【図3】本発明の実施の他の形態を示すもので、(イ)はシャッター式の蓋を設けた旋回装置を示す図1(ロ)に相当する図、(ロ)は(イ)のA−A矢視図である。
【図4】本発明の実施の更に他の形態を示すもので、蛇腹式の蓋を設けた旋回装置を示す図1(ロ)に相当する図、(ロ)は(イ)のB−B矢視図である。
【図5】従来のガラス瓶投入装置の一例の概略を示す正面図である。
【図6】図5に示した装置の平面図である。
【図7】図5に示した装置の一部切断側面図である。
【符号の説明】
1 コンテナ
2 ローラコンベア
3 回転軸
6 モータ(駆動装置)
7 上部フレーム
8 開口部
10 下部フレーム
11 コンテナ旋回装置
14 供給コンベア(コンベア)
15 ガラス瓶
18 蓋
20 エアシリンダ(装置)
21 レバー
22 制御器
23 検出器
24 蓋
26 巻き取り機
27 巻き取り軸
28 モータ(装置)
29 蓋
31 ピン
32 モータ(装置)
33 アーム
34 長孔
Claims (1)
- コンテナを搬送するためのローラコンベアの所要位置の一側部に、駆動装置により回転駆動されるようにした回転軸を搬送方向と平行に配置し、且つ該回転軸を挟んで上記ローラコンベアとは反対側に供給コンベアを設置し、上記回転軸にコンテナ旋回装置を取り付け、ローラコンベア上を搬送されるコンテナを上記コンテナ旋回装置の上部フレームと下部フレームとの間に受けて、該コンテナを上記回転軸の回転によりコンテナ旋回装置とともに供給コンベア側へ反転させることにより、コンテナ内に収納したガラス瓶を上記供給コンベア上へ投入するようにしてあるガラス瓶投入装置において、上記回転軸に複数のコンテナ旋回装置を取り付け、上記各コンテナ旋回装置の上部フレームの開口部に、該開口部を開閉する蓋を開閉可能に取り付け、且つ該各コンテナ旋回装置の各蓋を開閉させるための装置をそれぞれ備え、更に、上記各コンテナ旋回装置が上記回転軸の回転によりローラコンベア上から該ローラコンベアの一側部に平行に配置されている供給コンベア上へ反転したことを検出する検出器と、該検出器の検出値を入力して上記供給コンベアの搬送方向の下流側に位置するコンテナ旋回装置から順に各コンテナ旋回装置の蓋の開閉作動を行わせるように制御させるようにした制御器とを備えた構成を有することを特徴とするガラス瓶投入装置。
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