JP2000070868A - 仕分け装置 - Google Patents

仕分け装置

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JP2000070868A
JP2000070868A JP10259224A JP25922498A JP2000070868A JP 2000070868 A JP2000070868 A JP 2000070868A JP 10259224 A JP10259224 A JP 10259224A JP 25922498 A JP25922498 A JP 25922498A JP 2000070868 A JP2000070868 A JP 2000070868A
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Mitsuru Ikedo
満 池戸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仕分け装置において、仕分けた仕分け物の表
裏の向きを一定の向きに整えること。 【解決手段】 仕分け装置21において、キャリア31
から仕分け部25の収納箱12に仕分け物が投入可能と
され、該キャリア31に仕分け物が収納されている段階
で該仕分け物の姿勢を一定の方向に傾斜せしめる仕分け
物姿勢規制装置41を備えてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、封筒物等の仕分け
物を郵便番号などの仕分け情報に基づいて仕分けする仕
分け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、封筒物を郵便番号の記載に基づい
て仕分けする仕分け装置として、仕分け物を順次供給す
る供給部と、閉ループ内を移動する多数のキャリアを有
しこのキャリアにて前記供給部より供給される仕分け物
を収納して前記閉ループ内にて搬送する搬送部と、この
搬送部における前記キャリアの移動軌跡に沿って配置さ
れた仕分け領域に仕分け区分毎の収納部を有する仕分け
部と、各仕分け物の仕分け情報に基づき前記キャリアに
て搬送される仕分け物を該当する収納部に収納させるよ
うに制御する制御部とを有するものがある。
【0003】然るに、封筒物1のための従来のキャリア
2は、図5、図6に示す如く、全体が直方体状の箱状に
形成され、封筒物1が供給部から投入される面側に開口
2aを有し、その底板を開閉可能なシャッタ2bとし、
このシャッタ2bの開動作により封筒物1を仕分け部の
収納箱3に投入可能としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
には以下の問題点がある。即ち、供給部よりキャリア2
に投入された封筒物1のキャリア2の内部での向きは、
該封筒物1の郵便番号が付された表面、つまり、宛名部
1Aを一方の側に向けるように設定されている。ところ
が、キャリア2から収納箱3に投入された封筒物1の収
納箱3の内部での向きは、該封筒物1の郵便番号が付さ
れた表面が上になったり、下になったり無秩序である
(図6(B))。これは、キャリア2から鉛直に収納箱
3に落ちた封筒物1が、収納箱3の中で左右いずれの側
に倒れるか制御できないこと、シャッタ2bが開く前の
キャリア2の内部での封筒物1の姿勢が左右いずれか一
方の側に予め傾けておくように制御することもできない
ことによる(図6(A))。そして、収納箱3に収納さ
れて仕分けされた封筒物1の表裏の向きが無秩序である
場合には、その仕分け後の封筒物1の取扱い作業性を損
なう。
【0005】本発明の課題は、仕分け装置において、仕
分けた仕分け物の表裏の向きを一定の向きに整えること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、仕分け物を順次供給する供給部と、閉ループ内を移
動する多数のキャリアを有しこのキャリアにて前記供給
部より供給される仕分け物を収納して前記閉ループ内に
て搬送する搬送部と、この搬送部における前記キャリア
の移動軌跡に沿って配置された仕分け領域に仕分け区分
毎の収納部を有する仕分け部と、各仕分け物の仕分け情
報に基づき前記キャリアにて搬送される仕分け物を該当
する収納部に収納させるように制御する制御部とを有す
る仕分け装置において、前記キャリアから仕分け部の収
納部に仕分け物が投入可能とされ、該キャリアに仕分け
物が収納されている段階で該仕分け物の姿勢を一定の方
向に傾斜せしめる仕分け物姿勢規制手段を備えてなるよ
うにしたものである。
【0007】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記キャリアの底板を開閉可
能なシャッタとしてこのシャッタの開動作により仕分け
物を仕分け部の収納部に投入可能とし、前記仕分け物姿
勢規制手段がキャリアのシャッタ閉鎖角を水平面に対し
傾斜せしめてなるものである。
【0008】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記キャリアの底板を開閉可
能なシャッタとしてこのシャッタの開動作により仕分け
物を仕分け部の収納部に投入可能とし、前記仕分け物姿
勢規制手段がキャリアの移動姿勢を鉛直面に対し傾斜せ
しめてなるものである。
【0009】
【作用】請求項1の本発明によれば下記の作用があ
る。 キャリアの内部での仕分け物の姿勢は仕分け物姿勢規
制手段により、仕分け物の特定した一方の側に予め傾斜
せしめられる。これにより、投入動作によりキャリアか
ら排出される仕分け物は、仕分け物姿勢規制手段により
予めキャリア内で付与された一定の傾斜姿勢で仕分け部
の収納部に投入され、収納部に投入したとき必ず予め定
めた特定の側に倒れるものとなり、収納部の内部での表
裏の向きを一定の向きに整えられる。
【0010】請求項2の本発明によれば下記の作用が
ある。 仕分け物姿勢規制手段がキャリアのシャッタ閉鎖角を
一定の傾斜状態としてなるものであることにより、キャ
リアの内部に投入された仕分け物は必ずその下端をシャ
ッタの傾斜下端側に位置付けられてキャリア内で必ず特
定の側に倒れるものとなる。従って、簡易な構成によ
り、仕分け物の表裏の向きを一定の向きに整えることが
できる。
【0011】請求項3の本発明によれば下記の作用が
ある。 仕分け物姿勢規制手段がキャリアの移動姿勢を一定の
傾斜状態としてなるものであることにより、キャリアの
内部に投入された仕分け物は必ずその一面をキャリアの
傾斜側面に添わされてキャリア内で必ず特定の側に倒れ
るものとなる。従って、簡易な構成により、仕分け物の
表裏の向きを一定の向きに整えることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は仕分け装置の全体を示す模
式図、図2はキャリアとそのシャッタ開閉機構を示す模
式図、図3は第1実施形態の仕分け装置を示す模式図、
図4は第2実施形態の仕分け装置を示す模式図である。
【0013】(第1実施形態)(図1〜図3) 仕分け装置21は、封筒物1をその仕分け情報である郵
便番号やバーコード等に基づいて仕分けするものであ
る。仕分け装置21は、封筒物1の供給部23、搬送部
24、仕分け部25、それにこれらを制御する制御部2
6を有して構成される。
【0014】先ず、供給部23は、オペレータによって
郵便番号の順番に関して無秩序に載置されるものの、郵
便番号の付された表面を一方の側(読み取り装置7aに
臨む側)に向けるように揃えた束の状態で載置された封
筒物1を 1枚ずつ搬送部24に供給するもので、駆動モ
ータM1により連続、或いは間欠駆動される吸引ベルト
等から構成される分離装置7によって 1通ずつ搬送部2
4に供給され、その途中にて封筒物1に付された郵便番
号が読取装置7aにより読み取られる。
【0015】搬送部24は、駆動モータM3により連
続、或いは間欠回転駆動される垂直軸28に支持された
一対の歯付車29と、両歯付車29に巻き掛けられたチ
ェーン30を有する。このチェーン30には複数個のキ
ャリア31が等ピッチで鉛直支持され、チェーン30の
移動に伴い、キャリア31は水平面内にて形成される閉
ループ内を移動することになる。図2に示されるよう
に、キャリア31は全体が箱状に形成され、封筒物1が
供給部23より投入される面側に開口31aを有し、さ
らに底板はシャッタ31bを構成する。このシャッタ3
1bは、キャリア移動方向とは直交する端部にそれぞれ
ローラ31cを有し、更にヒンジ31dにより開閉する
ことができるようになっている。
【0016】シャッタ31bの開閉動作の機構が図2に
示される。チェーン30の移動に伴ってキャリア31は
閉ループ内を移動することになるが、このキャリア31
の移動に伴うローラ31cの軌跡上にガイドレール32
がその閉ループに沿って設置される。ガイドレール32
は、シャッタ31bのローラ31cを支持して、そのシ
ャッタ31bを閉じ位置に保持可能とするとともに、仕
分け部25の収納箱設置場所に対応する所々の部分で分
断され(例えば32a)、その分断箇所32aに着脱し
得る揺動ブリッジ33を備える。この揺動ブリッジ33
は個々にロータリーソレノイドR1を備え、後述する適
宜タイミングにて揺動されてガイドレール32の分断箇
所32aに着脱される。ブリッジ33が分断箇所32a
に設定された状態ではブリッジ上面がガイドレール32
の案内面と同一高さになる水平位置に位置付けられ、こ
のブリッジ33によりシャッタ31bのローラ31cを
支持してシャッタ31bを閉じ位置に位置付ける。ま
た、ブリッジ33が分断箇所32aから離脱された状態
では、ブリッジ上面がガイドレール32の案内面より上
方にまで揺動され、ブリッジ33によるシャッタ31b
のローラ31cの支持を解除してシャッタ31bを開放
可能とする。
【0017】制御部26は、キャリア31がガイドレー
ル32に案内され、(a) 仕分け物を収納させる必要のな
い収納箱設置場所を通過するときには、それらの収納箱
設置場所に対応するガイドレール32の分断箇所32a
にブリッジ33を設定しておき、(b) 仕分け物を収納さ
せるべき収納箱設置場所に対応する位置に到達するとき
は、この収納箱設置場所に対応するガイドレール32の
分断箇所32aからブリッジ33を離脱させるものとす
る。
【0018】また、搬送部24は、ガイドレール32を
供給部23の供給点23aの手前で切断し、このガイド
レール32の切断箇所32bの供給部寄り部分に該ガイ
ドレール32に連続するガイド導入カム34を設けてい
る。ガイド導入カム34は、キャリア31の移動につれ
て開き状態のシャッタ31bのローラ31cに当接し、
キャリア31の移動力でローラ31cをガイドレール3
2に導入して押し上げ、シャッタ31bを閉じるもので
ある。
【0019】仕分け部25には、希望する仕分け数に相
当する収納箱12が、キャリア31の移動軌跡に沿っ
て、且つその移動軌跡の下方に設置される。また本実施
の形態の場合、キャリア31の移動軌跡のすべてを仕分
け領域とすることができる。そして、個々の収納箱12
に対応して、先に述べたガイドレール32が分断されて
おり、分断個所には図2に示したシャッタ開閉動作機構
が設けられる。
【0020】然るに、仕分け装置21は、キャリア31
から収納箱12に投入される封筒物1の表裏の向きを一
定の向きに整えるため、下記(A) 、(B) の仕分け物姿勢
規制装置を備える。 (A) 仕分け物姿勢規制装置41(図3(A)) 仕分け物姿勢規制装置41は、キャリア31のシャッタ
閉鎖角θを水平面に対し傾斜せしめ、結果として、キャ
リア31に封筒物1が収納されている段階で、封筒物1
の下端をシャッタ31bの傾斜下端側に位置付けて封筒
物1の姿勢を一定の方向(宛名部1Aが上向きになる方
向)に傾斜せしめる。これにより、封筒物1は収納箱1
2に投入されたときの倒れ方向を必ず一定の方向に規制
されるものとなり、収納箱12の内部での表裏の向きを
一定の向き(宛名部1Aが上向きになる向き)に整えら
れる。
【0021】尚、仕分け物姿勢規制装置41において、
キャリア31はシャッタ31bの開閉中心となるヒンジ
31dを、シャッタ31bの傾斜上端側と傾斜下端側の
いずれに配置しても良い。図3の本実施形態では、ヒン
ジ31dをシャッタ31bの傾斜上端側に配置し、シャ
ッタ31bの開き時に、キャリア31から排出されて落
下する封筒物1がシャッタ31bに干渉する可能性を排
除ないしは低減し、キャリア31からの封筒物1の排出
性の向上を図った。
【0022】(B) 仕分け物姿勢規制装置51(図3
(B)) 仕分け物姿勢規制装置51は、仕分け物姿勢規制装置4
1の変形例である。仕分け物姿勢規制装置51は、キャ
リア31のシャッタ閉鎖角θを水平面に対し傾斜せしめ
ることに加え、キャリア31の相対する鉛直側面のう
ち、シャッタ31bの傾斜下端側に位置する側面に凸部
52を設けたものである。これにより、キャリア31に
封筒物1が収納されている段階で、封筒物1の下端をシ
ャッタ31bの傾斜下端側に位置付けることに加え、封
筒物1の中間部〜上端を凸部52によりシャッタ31b
の傾斜上端側の鉛直側面の側に押し倒し、封筒物1の姿
勢をより確実に一定の方向(宛名部1Aが上向きになる
方向)に傾斜せしめる。
【0023】次に、上記構成による仕分け装置21の作
動について説明する。先ず、オペレータにより供給部2
3に載置された束状の封筒物1は、分離装置7により1
枚ずつ分離されつつ搬送部24に供給される。この際、
封筒物1に付された郵便番号が読み取り装置7aによっ
て読み取られる。供給部23から供給される封筒物1は
順次、この供給部23の供給点23aに丁度対向する1
つのキャリア31に1通ずつ、その開口31aを通って
収納される。このとき、キャリア31のシャッタ31b
は、そのローラ31cがガイドレール32に係合しつつ
移動しているので閉じている。
【0024】封筒物1を収納したキャリア31は、チェ
ーン30の移動とともに水平面内の閉ループ内を移動
し、この移動の間、キャリア31は、そのシャッタ31
bをガイドレール32及びガイドレール32の分断箇所
32aに設けてあるブリッジ33に支持し閉じ位置に保
持する状態で、複数の収納箱12の上方を通過する。
【0025】さて、読み取り装置7aによって読み取ら
れた郵便番号は、仕分け情報として制御部26に送ら
れ、また分離装置7の駆動モータM1や垂直軸28を駆
動する駆動モータM3の回転角度等の駆動情報も制御部
26に入力されるようになっており、これらの情報よ
り、キャリア31毎に収納されている封筒物1の郵便番
号並びにそのキャリア31の現在位置が制御部26にて
把握できるようになっている。そこで、封筒物1を収納
したキャリア31が閉ループ内を移動する間において、
キャリア31が特定位置、つまり内部に収納した封筒物
1を排出すべき収納箱12の上方位置近くに到達したこ
とが制御部26にて認識されると、その収納箱12に対
応して設けられたロータリーソレノイドR1が作動し、
ガイドレール32の分断箇所32aからブリッジ33を
離脱させるようにブリッジ33を上方に持ち上げる。こ
のため、その封筒物1を収納したキャリア31の移動に
伴い、このキャリア31が有するローラ31cはガイド
レール32の分断箇所32aでブリッジ33による支持
がなくなるため、シャッタ31bは自重で開く。これに
より、今までこのキャリア31に収納されていた封筒物
1は落下し、下方で待ち受ける収納箱12に収納され
る。
【0026】このとき、封筒物1は、キャリア31に収
納されていた段階で仕分け物姿勢規制装置41(もしく
は51)によりその姿勢を一定の方向(宛名部1Aが上
向きになる方向)に傾斜せしめられているから、キャリ
ア31から排出されて収納箱12に投入されたときの倒
れ方向を一定の方向に規制され、収納箱12の内部での
表裏の向きを一定の向き(宛名部1Aが上向きになる向
き)に整えられる。
【0027】尚、上方位置にあるブリッジ33は、続く
キャリア31に収納された封筒物1が今と同じ収納箱1
2に収納されるものでない場合には水平位置に戻されて
ガイドレール32の分断箇所32aに再設定され、後続
のキャリア31はガイドレール32からその分断箇所3
2aに再設定された水平位置のブリッジ33の上面をそ
のローラ31cが支持されつつ通過することとなり、そ
のキャリア31はシャッタ31bを閉じた状態のまま通
過する。また、一度開かれたシャッタ31bは、以後の
キャリア31の移動中において、供給部23の供給点2
3a近くに配置されたガイド導入カム34により閉じら
れる。
【0028】以上のような動作が繰り返されることで、
供給部23に載置された封筒物1がいずれかの収納箱1
2に最終的に収納されて仕分けされていく。尚、各納箱
12に満杯センサ等が設けられている点や、このセンサ
からの満杯信号、或いは満杯予告信号が出力されると、
その旨の表示や警報を頼りにオペレータにより、或いは
この信号に基づき収納箱12の自動交換装置等が作動す
る等して、空の収納箱12への交換が行なわれる。
【0029】従って、本実施形態によれば、以下の作用
がある。 シャッタ31bが開く前のキャリア31の内部での封
筒物1の姿勢は仕分け物姿勢規制装置41(51)によ
り、左右いずれかに特定した一方の側に予め傾斜せしめ
られる。これにより、シャッタ31bの開動作によりキ
ャリア31から排出される封筒物1は、仕分け物姿勢規
制装置41(51)により予めキャリア31内で付与さ
れた一定の傾斜姿勢で仕分け部25の収納箱12に投入
され、収納箱12に投入したとき必ず予め定めた特定の
側に倒れるものとなり、収納箱12の内部での表裏の向
きを一定の向きに整えられる。
【0030】仕分け物姿勢規制装置41(51)がキ
ャリア31のシャッタ31b閉鎖角を一定の傾斜状態と
してなるものであることにより、キャリア31の内部に
投入された封筒物1は必ずその下端をシャッタ31bの
傾斜下端側に位置付けられてキャリア31内で必ず特定
の側に倒れるものとなる。従って、簡易な構成により、
封筒物1の表裏の向きを一定の向きに整えることができ
る。
【0031】キャリア31から排出される封筒物1の
収納箱12への投入姿勢をその投入経路内で傾斜せしめ
るために、シャッタ31bを所定の開き角で停止させた
り、シャッタ開き速度を緩速制御する必要もなく、シャ
ッタ31bを一気に開くことができるから、仕分け速度
の高速化を実現できる。
【0032】尚、上記実施の形態において、封筒物から
の読み取り情報は郵便番号であったが、封筒物に予め付
されたバーコード情報であっても良い。
【0033】また、封筒物に付された郵便番号やバーコ
ード等の読み取り情報を用いてロータリーソレノイドR
1による揺動アーム33の揺動タイミングを得るもので
あったが、供給部23にオペレータが封筒物を載置する
代わりに、例えば公知の封筒物作成装置や郵便番号印刷
装置、或いはバーコード印刷装置などを前段に備えるも
のにおいては、読み取り情報に代えて、その印字情報を
用いるようにしても良い。
【0034】また上記実施の形態では、各キャリア31
が水平面内の閉ループを移動するタイプの仕分け装置を
例にとったが、仕分けた仕分け物の表裏の向きを一定に
する点からいえば、各キャリアが垂直面内の閉ループを
移動するタイプにも本発明は適用できる。
【0035】(第2実施形態)(図4) 第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、仕分け物姿
勢規制装置41、51に代わる仕分け物姿勢規制装置6
1を用いたことにある。
【0036】仕分け物姿勢規制装置61は、図4に示す
如く、従来のキャリア2(図5参照)と同様な直方体状
の箱状をなすキャリア31を用い、このキャリア31を
チェーン30に傾斜支持し、キャリア31がチェーン3
0の移動とともに水平面内の閉ループ内を移動するとき
の、移動姿勢を鉛直面内に対し傾斜角θで傾斜せしめた
ものである。尚、キャリア31はチェーン30に付帯の
支持手段を伴って、該チェーン30に傾斜支持される。
【0037】従って、本実施形態によれば、第1実施形
態の、の作用に加え、以下の作用がある。即ち、仕
分け物姿勢規制装置61がキャリア31の移動姿勢を一
定の傾斜状態としてなるものであることにより、キャリ
ア31の内部に投入された封筒物1は必ずその一面をキ
ャリア31の傾斜側面に添わされてキャリア31内で必
ず特定の側に倒れるものとなる。従って、簡易な構成に
より、封筒物1の表裏の向きを一定の向きに整えること
ができる。
【0038】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、仕分け装
置において、仕分けた仕分け物の表裏の向きを一定の向
きに整えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は仕分け装置の全体を示す模式図である。
【図2】図2はキャリアとそのシャッタ開閉機構を示す
模式図である。
【図3】図3は第1実施形態の仕分け装置を示す模式図
である。
【図4】図4は第2実施形態の仕分け装置を示す模式図
である。
【図5】図5は従来のキャリアを示す模式図である。
【図6】図6は従来のキャリアを用いて仕分けされた仕
分け物の向きを示す模式図である。
【符号の説明】
1 封筒物(仕分け物) 12 収納箱 21 仕分け装置 23 供給部 24 搬送部 25 仕分け部 26 制御部 31 キャリア 31b シャッタ 41、51、61 仕分け物姿勢規制装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕分け物を順次供給する供給部と、閉ル
    ープ内を移動する多数のキャリアを有しこのキャリアに
    て前記供給部より供給される仕分け物を収納して前記閉
    ループ内にて搬送する搬送部と、この搬送部における前
    記キャリアの移動軌跡に沿って配置された仕分け領域に
    仕分け区分毎の収納部を有する仕分け部と、各仕分け物
    の仕分け情報に基づき前記キャリアにて搬送される仕分
    け物を該当する収納部に収納させるように制御する制御
    部とを有する仕分け装置において、 前記キャリアから仕分け部の収納部に仕分け物が投入可
    能とされ、該キャリアに仕分け物が収納されている段階
    で該仕分け物の姿勢を一定の方向に傾斜せしめる仕分け
    物姿勢規制手段を備えてなることを特徴とする仕分け装
    置。
  2. 【請求項2】 前記キャリアの底板を開閉可能なシャッ
    タとしてこのシャッタの開動作により仕分け物を仕分け
    部の収納部に投入可能とし、 前記仕分け物姿勢規制手段がキャリアのシャッタ閉鎖角
    を水平面に対し傾斜せしめてなるものである請求項1記
    載の仕分け装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリアの底板を開閉可能なシャッ
    タとしてこのシャッタの開動作により仕分け物を仕分け
    部の収納部に投入可能とし、 前記仕分け物姿勢規制手段がキャリアの移動姿勢を鉛直
    面に対し傾斜せしめてなるものである請求項1記載の仕
    分け装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1254744A2 (en) * 2001-04-26 2002-11-06 Sintokogio, Ltd. Method and apparatus for controlling shot peening device
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