JPH09155298A - 仕分装置 - Google Patents

仕分装置

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JPH09155298A
JPH09155298A JP32061995A JP32061995A JPH09155298A JP H09155298 A JPH09155298 A JP H09155298A JP 32061995 A JP32061995 A JP 32061995A JP 32061995 A JP32061995 A JP 32061995A JP H09155298 A JPH09155298 A JP H09155298A
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JP
Japan
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opening
paper sheets
sorting
duct
dropped
Prior art date
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Withdrawn
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JP32061995A
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English (en)
Inventor
Motoki Ina
基樹 伊奈
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Toyo Kanetsu KK
Original Assignee
Toyo Kanetsu KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙葉類を仕分け搬送するための駆動力を不要
とし、仕分装置の構造を簡素なものとする。 【解決手段】 仕分装置21において、紙葉類25が滑
動しながら載置される水平方向の載置面33bと、載置
面33bに形成され紙葉類25の落下自在な第一開口部
45と、第一開口部45に設けられ第一開口部45を閉
鎖するするとともに、紙葉類25を第一開口部45に案
内する第一分岐板49と、第一開口部45の下方に接続
され紙葉類25の落下通路となる第一搬送ダクト55
と、第一搬送ダクト55の側壁に形成され紙葉類25の
落下自在な第二開口部57と、第二開口部57に設けら
れ第二開口部57を閉鎖するとともに、紙葉類25を第
二開口部57に案内する第二分岐板61と、第一搬送ダ
クト55の外部に設けられ第二開口部57から落下され
た紙葉類25を収容する仕分箱75とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、郵便物等の紙葉類
を仕分けする仕分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】紙葉類は、種々の分野でその目的により
仕分けされることが多い。例えば郵便物では、配達順路
に沿って郵便物を並べ替える仕分作業が行われる。この
種の仕分作業を自動化により行うものに、例えば図4に
示す仕分装置がある。この仕分装置1は、供給された郵
便物3を所定の仕分箱5に仕分けるプライマリーソータ
7とセカンダリーソータ9とを有している。プライマリ
ーソータ7は、垂直コンベヤ11と、この垂直コンベヤ
11の周回路の略上半分と接触して周回移動するガイド
コンベヤ13とを有する。垂直コンベヤ11とガイドコ
ンベヤ13との間には、郵便物3を挟持して搬送する搬
送路が構成される。
【0003】垂直コンベヤ11の下向きの周回路には、
複数の可動コンベヤ15が垂直コンベヤ11に沿って配
設される。可動コンベヤ15は、垂直コンベヤ11との
間に郵便物3を挟持して搬送する搬送路を構成するとと
もに、下端のローラが垂直コンベヤ11から離反する方
向に平行移動可能となっている。垂直コンベヤ11の下
向きの周回路には、水平方向に延びるセカンダリーソー
タ9が対向して配設されている。セカンダリーソータ9
は、水平方向の上部コンベヤ17と、上部コンベヤ17
に沿って複数配設される投入コンベヤ19とを有してい
る。投入コンベヤ19は、上部コンベヤ17と同期して
周回移動され、上部コンベヤ17との間に郵便物3を挟
持して搬送する搬送路を構成するとともに、搬送方向先
端のローラが上部コンベヤ17から離反する方向に平行
移動可能となっている。
【0004】このように構成された従来の仕分装置1で
は、郵便物3がプライマリーソータ7に送られると、郵
便物3は垂直コンベヤ11と可動コンベヤ15とによっ
て鉛直方向下方に搬送される。そして、所定の仕分箱5
を有する段の上部コンベヤ17に達すると、可動コンベ
ヤ15が可動され、郵便物3はプライマリーソータ7か
らセカンダリーソータ9へと送り出される。セカンダリ
ーソータ9に送られた郵便物3は、上部コンベヤ17と
投入コンベヤ19とに挟持されて水平方向(図中矢印a
方向)に搬送され、所定の仕分箱5の上部に到達した
際、投入コンベヤ19が可動されることにより、下方に
設けられた所定の仕分箱5に投入され、仕分けが行われ
るようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た仕分装置1では、セカンダリーソータ9によって、プ
ライマリーソータ7の鉛直方向の搬送路に沿って、郵便
物3の最初の仕分けを行うようにしていたので、上部コ
ンベヤ17と投入コンベヤ19とからなる水平方向の搬
送路をプライマリーソータ7に沿って、上下方向に複数
段設けなければならなかった。従って、このような仕分
装置1では、複数段設けられた上部コンベヤ17のそれ
ぞれに対し、更に平行移動自在な投入コンベヤ19を水
平方向に複数個並設しなければならず、駆動機構部分が
多くなり、セカンダリーソータ9の構造が極めて複雑と
なる問題があった。本発明は上記状況に鑑みてなされた
もので、セカンダリーソータにおいて紙葉類を仕分け搬
送するための駆動力が不要となる仕分装置を提供し、装
置構造の簡素化を図ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る仕分装置の構成は、搬送される紙葉類が
滑動しながら載置される水平方向の載置面と、前記紙葉
類の搬送方向に所定間隔で該載置面に形成され前記紙葉
類の落下自在な第一開口部と、該第一開口部に設けられ
該第一開口部を閉鎖する位置と前記紙葉類を該第一開口
部に案内する位置とに配置される第一分岐ユニットと、
前記第一開口部の下方に接続され前記紙葉類の落下通路
となる上下方向に長い第一搬送ダクトと、前記紙葉類の
落下方向に所定間隔で該第一搬送ダクトの側壁に形成さ
れ前記紙葉類の落下自在な第二開口部と、該第二開口部
に設けられ該第二開口部を閉鎖する位置と前記紙葉類を
該第二開口部に案内する位置とに配置される第二分岐ユ
ニットと、前記第一搬送ダクトの外部に前記第二開口部
に対応して設けられ前記第二開口部から落下された前記
紙葉類を収容する仕分箱とを具備したものである。ま
た、本発明においては、前記第一搬送ダクトが垂直方向
に配置された構成を採用することができる。また、本発
明においては、前記第一搬送ダクトが傾斜して配置され
る構成を採用することができる。さらに、本発明の仕分
装置においては、傾斜して配置される前記第一搬送ダク
トと、該第一搬送ダクトのそれぞれの前記第二開口部に
接続される垂直方向の第二搬送ダクトと、前記紙葉類の
落下方向に所定間隔で該第二搬送ダクトの側壁に形成さ
れ前記紙葉類の落下自在な第三開口部と、該第三開口部
に設けられ該第三開口部を閉鎖する位置と前記紙葉類を
該第三開口部に案内する位置とに配置される揺動自在な
第三分岐板と、前記第二搬送ダクトの外部に前記第三開
口部に対応して設けられ前記第三開口部から落下された
前記紙葉類を収容する仕分箱とを具備した構成を採用す
ることができる。そして、このように構成された仕分装
置では、紙葉類が載置面を滑動して搬送され、所定の第
一分岐板が揺動されると、載置面に形成された第一開口
部から紙葉類が第一分岐板に沿って第一搬送ダクト内へ
自重により落下される。次いで、第一搬送ダクト内に落
下された紙葉類は、所定の第二分岐板が第一搬送ダクト
内に揺動されることで、この第二分岐板に沿って第二開
口部を介して第一搬送ダクトから排出され、第二開口部
の下方に設けられた仕分箱へと投入され、所定の仕分箱
へ仕分けされることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る仕分装置の好
適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1
は本発明による仕分装置の第一の実施の形態を示す概略
構成図である。仕分装置21の供給部にはマガジン23
が設けられ、マガジン23内には紙葉類25が積層状態
に収容されるようになっている。このマガジン23は、
垂直面に対して45°の傾斜角度を有して配置されてい
る。マガジン23の下方には、マガジン23の下面と平
行な切り出し用コンベヤ27が配設されている。切り出
し用コンベヤ27は、図示しない貫通孔の穿設されたベ
ルト29と、貫通孔を介してマガジン23の最下段に収
容された紙葉類25を吸引する図示しないバキュームチ
ャンバとを有している。
【0008】切り出し用コンベヤ27の搬送方向(図1
中右斜め上方向)にはプライマリーソータ31の載置面
33が形成されている。載置面33は、水平面に対して
45°の傾斜角度を有する載置面33aとこの載置面3
3aと連続する水平方向の載置面33bとからなる。プ
ライマリーソータ31の載置面33上には、この載置面
33に沿ってベルト35が周回移動されるプライマリー
コンベヤ37が配設されている。プライマリーコンベヤ
37は、駆動ローラが図1中の反時計回りに駆動される
ことで、載置面33と対向する側のベルト35の面が図
1中右方向に移動されるようになっている。
【0009】なお、切り出し用コンベヤ27からプライ
マリーコンベヤ37への紙葉類25の搬送は、紙葉類2
5を上下方向から挟む一対のコンベヤ39a、39bに
よって行われることとなる。
【0010】プライマリーコンベヤ37と載置面33と
の始端部には滞留部41が設けられ、切り出し用コンベ
ヤ27からコンベヤ39a、39bを介してプライマリ
ーコンベヤ37に搬送された紙葉類25はこの滞留部4
1で滞留することとなる。プライマリーコンベヤ37の
ベルト35の外周には突起状のドグ43が突設され、ド
ク43は滞留部41に滞留している紙葉類25の搬送方
向後端に当接して紙葉類25を載置面33に沿って搬送
させるようになっている。ドク43は、例えば載置面3
3に搬送方向で形成された溝に挿入された状態で移動さ
れる。
【0011】水平方向の載置面33bには搬送方向に所
定間隔で複数の第一開口部45が設けられ、第一開口部
45は載置面33bを分断している。従って、載置面3
3b上を搬送されて来た紙葉類25は、この第一開口部
45を介して下方に落下されるようになっている。第一
開口部45には第一分岐ユニット47が設けられ、第一
分岐ユニット47は載置面33bと同一平面上に配置さ
れる第一分岐板49を有している。従って、載置面33
bを搬送される紙葉類25は、第一分岐板49の上面を
搬送されることで、第一開口部45を通過可能となって
いる。
【0012】この第一分岐板49は、搬送方向側の端部
が揺動軸51により支持されている。第一分岐板49
は、揺動軸51を中心に揺動されることで、先端側がプ
ライマリーコンベヤ37のベルト35側に突出されるよ
うになっている。従って、第一分岐板49が揺動された
状態では、載置面33bの第一開口部45が開口される
こととなり、紙葉類25は第一分岐板49に沿って第一
開口部45から下方へ落下されるようになっている。
【0013】第一開口部45の下方には、セカンダリー
ソータ53が設けられている。セカンダリーソータ53
は、水平面から45°下方に傾斜した第一搬送ダクト5
5を有している。従って、第一開口部45から落下した
紙葉類25は、この第一搬送ダクト55の底板に沿っ
て、図中右下方向に落下されることとなる。
【0014】この第一搬送ダクト55の底板には複数の
第二開口部57が紙葉類25の落下方向で所定間隔に形
成されている。また、この第二開口部57には第二分岐
ユニット59が設けられ、第二分岐ユニット59は第二
開口部57を底板と同一平面で塞ぐ第二分岐板61を有
している。従って、第二分岐板61が底板と同一面上で
配置された状態では、上部から落下された紙葉類25
は、第二開口部57を通過して第一搬送ダクト55の先
端側に更に落下されることとなる。
【0015】この第二分岐板61は、落下方向の先端側
が揺動軸63により支持されている。第二分岐板61
は、揺動軸63を中心に揺動されることで、先端側が第
一搬送ダクト55内に突出されるようになっている。従
って、第二分岐板61が揺動された状態では、第二開口
部57が開口されることとなり、紙葉類25は第二分岐
板61に沿って第二開口部57から下方へ落下されるよ
うになっている。
【0016】第二開口部57の出口には、鉛直方向の第
二搬送ダクト65が接続されている。第二搬送ダクト6
5の側板には複数の第三開口部67が紙葉類25の落下
方向で所定間隔に形成されている。この第三開口部67
には第三分岐ユニット69が設けられ、第三分岐ユニッ
ト69は第三開口部67を側板と同一平面で塞ぐ第三分
岐板71を有している。従って、第三分岐板71が側板
と同一面上で配置された状態では、上部から落下された
紙葉類25は、第三開口部67を通過して第一搬送ダク
ト55の先端側に更に落下される。
【0017】この第三分岐板71は、落下方向の先端側
が揺動軸73により支持されている。第三分岐板71
は、揺動軸73を中心に揺動されることで、先端側が第
二搬送ダクト65内に突出されるようになっている。従
って、第三分岐板71が揺動された状態では、第三開口
部67が開口されることとなり、紙葉類25は第三分岐
板71に沿って第三開口部67から第二搬送ダクト65
の外部へ排出されるようになっている。それぞれの第三
開口部67の下部には仕分箱75が設けられ、仕分箱7
5には第三開口部67から排出された紙葉類25が投入
されるようになっている。
【0018】即ち、本例では、第一搬送ダクト55、第
二分岐ユニット59、第二搬送ダクト65、第三分岐ユ
ニット69、仕分箱75を主な部材としてセカンダリー
ソータ53が構成されている。
【0019】なお、上述した第一分岐ユニット47、第
二分岐ユニット59、第三分岐ユニット69は、図示し
ないコンピュータにより動作が制御されるようになって
いる。即ち、それぞれの紙葉類25に付された数字、バ
ーコード等が図示しないバーコードリーダによって読み
取られ、それらの情報がコンピュータに送られる。搬送
路に送り出された紙葉類25は、コンピュータに記憶さ
れている仕分情報と比較され、その結果指定された仕分
箱75へ落下されるように、第一分岐ユニット47、第
二分岐ユニット59、第三分岐ユニット69が可動制御
されることとなる。
【0020】次に、このように構成された仕分装置21
の動作を説明する。マガジン23内に収容された紙葉類
25がバキュームチャンバ等によって切り出し用コンベ
ヤ27に吸着され、切り出し用コンベヤ27が移動され
ると、紙葉類25はコンベヤ39a、39bを介してプ
ライマリーソータ31の滞留部41に搬送される。滞留
部41に滞留した紙葉類25は、プライマリーコンベア
37のドク43により載置面33上を滑動して図中右方
向に搬送されることとなる。
【0021】紙葉類25は、所定の第一分岐ユニット4
7の第一分岐板49が揺動されることで、載置面33b
に形成された第一開口部45から第一分岐板49に沿っ
て第一搬送ダクト55内へ自重により落下される。次い
で、第一搬送ダクト55内に落下された紙葉類25は、
所定の第二分岐ユニット59の第二分岐板61が第一搬
送ダクト55内に揺動されることで、この第二分岐板6
1に沿って第二開口部57を介して所定の第二搬送ダク
ト65内へ落下される。
【0022】第二搬送ダクト65内に落下された紙葉類
25は、所定の第三分岐ユニット69の第三分岐板71
が第二搬送ダクト65内に揺動されることで、第三開口
部67から第二搬送ダクト65の外部へ排出され、第三
開口部67の下方に設けられた仕分箱75へと投入され
ることとなる。これにより、紙葉類25は、所定の仕分
箱75へ仕分けが行われることとなる。
【0023】このように構成された仕分装置21によれ
ば、プライマリーソータ31の水平方向の載置面33b
に第一開口部45を形成し、この第一開口部45に第一
搬送ダクト55を傾斜させて接続し、この第一搬送ダク
ト55の紙葉類落下方向に複数の第二搬送ダクト65を
垂直方向に接続し、それぞれの第二搬送ダクト65に複
数の仕分箱75を上下方向に設け、第一搬送ダクト55
から第二搬送ダクト65への落下を第二分岐ユニット5
9により分岐制御し、また、第二搬送ダクト65から所
定の仕分箱75への排出を第三分岐ユニット69で分岐
制御するようにしたので、プライマリーソータ31の載
置面33bから落下させた紙葉類25を、重力を利用す
ることで、所定の第一搬送ダクト55から所定の第二搬
送ダクト65、所定の仕分箱75へと落下作用のみによ
り仕分けを行うことができる。これにより、セカンダリ
ーソータ53の仕分けに紙葉類25の搬送のための駆動
源が不要となり、仕分装置21の構造を簡素化すること
ができる。
【0024】次に、本発明による仕分装置の第二の実施
の形態を図2に基づき説明する。この実施の形態による
仕分装置81は、プライマリーソータ31が上述の仕分
装置21と同様のものとなっている。一方、セカンダリ
ーソータ83は、プライマリーソータ31の第一開口部
45から鉛直方向に配設された第一搬送ダクト85を有
している。第一搬送ダクト85の側板には紙葉類25の
落下方向に等間隔で複数の第二開口部87が形成され、
第二開口部87には第二分岐ユニット89が設けられて
いる。
【0025】第二分岐ユニット89は、上述の第二分岐
ユニット59と同様に、第一搬送ダクト85内に揺動さ
れる第二分岐板91を有しており、第二分岐板91が揺
動されることで、第一搬送ダクト85内を落下される紙
葉類25は、第二分岐板91に沿って、第二開口部87
から外部へ排出されるようになっている。第一搬送ダク
ト85の外部にはそれぞれの第二開口部87に対応して
仕分箱75が設けられ、仕分箱75には第二開口部87
から排出された紙葉類25が投入されるようになってい
る。
【0026】このように構成された仕分装置81によれ
ば、紙葉類25を落下させる搬送ダクトが第一搬送ダク
ト85のみであるため、セカンダリーソータ83におけ
る仕分箱75への仕分け動作を短時間で行うことができ
る。また、搬送ダクトが垂直方向であるため、搬送ダク
トが少ないスペースで設置でき、また別言すれば、セカ
ンダリーソータ83に多数の第一搬送ダクト85を高密
度で設置できるようになる。
【0027】次に、本発明による仕分装置の第三の実施
の形態を図3に基づき説明する。この実施の形態による
仕分装置91においても、プライマリーソータ31の構
成は、上述の仕分装置21と同様のものとなっている。
一方、セカンダリーソータ93は、プライマリーソータ
31の第一開口部45に接続され、水平面から45°下
方に傾斜した第一搬送ダクト95を有している。第一搬
送ダクト95の底板には複数の第二開口部97が紙葉類
25の落下方向で所定間隔に形成されている。また、こ
の第二開口部97には第二分岐ユニット99が設けら
れ、第二分岐ユニット99は第二開口部97を塞ぐ第二
分岐板101を有している。
【0028】第二分岐板101は、揺動軸103を中心
に揺動されることで、先端側が第一搬送ダクト95内に
突出される。第二分岐板101が揺動されることで、第
一搬送ダクト95内を落下される紙葉類25は、第二分
岐板101に沿って、第二開口部97から外部へ排出さ
れるようになっている。第一搬送ダクト95の外部には
それぞれの第二開口部97に対応して仕分箱75が設け
られ、仕分箱75には第二開口部97から排出された紙
葉類25が投入されるようになっている。
【0029】このように構成された仕分装置91によれ
ば、第一搬送ダクト95が傾斜して配置されるため、搬
送ダクトの搬送距離を長く形成することができ、一本の
搬送ダクトに多数の仕分箱75を並設することができ
る。また、仕分装置91においても、紙葉類25を落下
させる搬送ダクトが第一搬送ダクト95のみであるた
め、セカンダリーソータ93における仕分箱75への仕
分け動作を短時間で行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る仕分装置によれば、水平方向の載置面に第一開口部を
形成し、この第一開口部に第一搬送ダクトを接続し、こ
の第一搬送ダクトの紙葉類落下方向に複数の第二開口部
を形成し、第一搬送ダクトの外部に第二開口部に対応さ
せて仕分箱を設け、載置面から第一搬送ダクト、及び第
一搬送ダクトから仕分箱への紙葉類の落下を、第一分岐
板、第二分岐板により分岐制御するようにしたので、載
置面から落下させた紙葉類を、重力を利用することで、
所定の第一搬送ダクトから所定の仕分箱へと落下作用の
みにより仕分けを行うことができる。この結果、載置面
から仕分箱との間における仕分けに紙葉類の搬送のため
の駆動源が不要となり、仕分装置の構造を簡素なものに
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による仕分装置の第一の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図2】本発明による仕分装置の第二の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図3】本発明による仕分装置の第三の実施の形態を示
す概略構成図である。
【図4】従来の仕分装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
21、81、91 仕分装置 25 紙葉類 33b 載置面 45 第一開口部 49 第一分岐板 55、85、95 第一搬送ダクト 57、87、97 第二開口部 61、91、101 第二分岐板 65 第二搬送ダクト 67 第三開口部 71 第三分岐板 75 仕分箱

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される紙葉類(25)が滑動しなが
    ら載置される水平方向の載置面(33b)と、 前記紙葉類(25)の搬送方向に所定間隔で該載置面
    (33b)に形成され前記紙葉類(25)の落下自在な
    第一開口部(45)と、 該第一開口部(45)に設けられ該第一開口部(45)
    を閉鎖する位置と前記紙葉類(25)を該第一開口部
    (45)に案内する位置とに配置される第一分岐ユニッ
    ト(47)と、 前記第一開口部(45)の下方に接続され前記紙葉類
    (25)の落下通路となる上下方向に長い第一搬送ダク
    ト(55)と、 前記紙葉類(25)の落下方向に所定間隔で該第一搬送
    ダクト(55)の側壁に形成され前記紙葉類(25)の
    落下自在な第二開口部(57)と、 該第二開口部(57)に設けられ該第二開口部(57)
    を閉鎖する位置と前記紙葉類(25)を該第二開口部
    (57)に案内する位置とに配置される第二分岐板ユニ
    ット(59、89、99)と、 前記第一搬送ダクト(55)の外部に前記第二開口部
    (57)に対応して設けられ前記第二開口部(57)か
    ら落下された前記紙葉類(25)を収容する仕分箱(7
    5)とを具備することを特徴とする仕分装置(21)、
    (81)、(91)。
JP32061995A 1995-12-08 1995-12-08 仕分装置 Withdrawn JPH09155298A (ja)

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JP32061995A JPH09155298A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 仕分装置

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ID=18123438

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JP32061995A Withdrawn JPH09155298A (ja) 1995-12-08 1995-12-08 仕分装置

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JP (1) JPH09155298A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0906794A3 (en) * 1997-09-16 1999-07-28 Natsteel Technology Investments PTE Ltd Long product sorting system
DE102007019948A1 (de) * 2007-04-27 2008-10-30 Böwe Bell + Howell GmbH Mischpost-Sortierer

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DE102007019948A1 (de) * 2007-04-27 2008-10-30 Böwe Bell + Howell GmbH Mischpost-Sortierer

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