JP3133354B2 - ソータ - Google Patents
ソータInfo
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- JP3133354B2 JP3133354B2 JP03021445A JP2144591A JP3133354B2 JP 3133354 B2 JP3133354 B2 JP 3133354B2 JP 03021445 A JP03021445 A JP 03021445A JP 2144591 A JP2144591 A JP 2144591A JP 3133354 B2 JP3133354 B2 JP 3133354B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- home position
- trays
- distributing
- entrance
- Prior art date
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- Collation Of Sheets And Webs (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機により複写され
たコピー用紙をページ順やページ毎に仕分けたり、メー
ルを宛先毎に仕分けるソータに関する。
たコピー用紙をページ順やページ毎に仕分けたり、メー
ルを宛先毎に仕分けるソータに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、この種のソータは、例えば上下
に配置された複数段のトレイを備え、１つの搬送路を介
して搬送されたコピー用紙をページ順やページ毎に仕分
けたり、メールを宛先毎に仕分け、各トレイに排出する
ように構成されている。
に配置された複数段のトレイを備え、１つの搬送路を介
して搬送されたコピー用紙をページ順やページ毎に仕分
けたり、メールを宛先毎に仕分け、各トレイに排出する
ように構成されている。
【０００３】従来、複写機用のソータは例えば、仕分け
を必要としないコピー用紙を排出する通常排紙用トレイ
が最上部に配置され、複数段の仕分け用トレイがこの通
常排紙用トレイの下に配置されている場合、１つの搬送
路を介して搬送されたコピー用紙を通常排紙用トレイと
最上段の仕分け用トレイの分岐点まで搬送する搬送路
と、コピー用紙をこの分岐点から通常排紙用トレイの方
向（水平方向）と仕分け用トレイの方向（下方向）に選
択的に分岐する偏向爪と、複数段の仕分け用トレイに沿
って上記分岐点から下方向に伸びた縦送り径路と、コピ
ー用紙をこの縦送り径路から複数段の仕分け用トレイに
選択的に分岐する複数段の偏向爪より概略構成されてい
る。したがって、上記従来のソータでは、各分岐点にお
ける偏向爪を制御することにより、１つの搬送路を介し
て搬送されたコピー用紙をページ順やページ毎に仕分け
ることができる。
を必要としないコピー用紙を排出する通常排紙用トレイ
が最上部に配置され、複数段の仕分け用トレイがこの通
常排紙用トレイの下に配置されている場合、１つの搬送
路を介して搬送されたコピー用紙を通常排紙用トレイと
最上段の仕分け用トレイの分岐点まで搬送する搬送路
と、コピー用紙をこの分岐点から通常排紙用トレイの方
向（水平方向）と仕分け用トレイの方向（下方向）に選
択的に分岐する偏向爪と、複数段の仕分け用トレイに沿
って上記分岐点から下方向に伸びた縦送り径路と、コピ
ー用紙をこの縦送り径路から複数段の仕分け用トレイに
選択的に分岐する複数段の偏向爪より概略構成されてい
る。したがって、上記従来のソータでは、各分岐点にお
ける偏向爪を制御することにより、１つの搬送路を介し
て搬送されたコピー用紙をページ順やページ毎に仕分け
ることができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のソータでは、複数段の仕分け用トレイが上下に配置
されている場合、複数段の仕分け用トレイに沿って上下
方向に伸びた縦送り径路を形成し、コピー用紙をこの縦
送り径路を介して上から下に搬送し、複数段の仕分け用
トレイに選択的に分岐させるので、搬送路長が長くな
り、高速で分配するには限界があるという問題点があ
る。また、各分岐点における偏向爪を制御することによ
りコピー用紙を分配するので機構が複雑になる。
来のソータでは、複数段の仕分け用トレイが上下に配置
されている場合、複数段の仕分け用トレイに沿って上下
方向に伸びた縦送り径路を形成し、コピー用紙をこの縦
送り径路を介して上から下に搬送し、複数段の仕分け用
トレイに選択的に分岐させるので、搬送路長が長くな
り、高速で分配するには限界があるという問題点があ
る。また、各分岐点における偏向爪を制御することによ
りコピー用紙を分配するので機構が複雑になる。
【０００５】更に、複写機用のソータのように他のメイ
ン装置の付属機構として設計する場合、コピー用紙等の
入口の位置がメイン装置の出口により限定されるので、
入口から最初の分岐点までの搬送路が必要になり、搬送
路長が更に長くなる。
ン装置の付属機構として設計する場合、コピー用紙等の
入口の位置がメイン装置の出口により限定されるので、
入口から最初の分岐点までの搬送路が必要になり、搬送
路長が更に長くなる。
【０００６】本発明は上記従来の問題点に鑑み、コピー
用紙やメール等のシートの搬送路長を短縮して分配時間
を短縮することができ、また、分配機構を簡略化するこ
とができるソータを提供することを目的とする。
用紙やメール等のシートの搬送路長を短縮して分配時間
を短縮することができ、また、分配機構を簡略化するこ
とができるソータを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、上下に配置された複数段のトレイと、該複
数段の各トレイのそれぞれ入口に沿って上下に移動可能
な一つの分配手段と、搬送されたシートを前記分配手段
に搬送するための一つのガイド手段と、前記分配手段を
所定のトレイの入口に位置するように制御する制御手段
とを備えたソータにおいて、前記複数段のトレイは、隣
接する複数のトレイ段を一つの群として形成した複数の
トレイ群に区分され、各トレイ群のほぼ中央に対応した
位置に前記分配手段のホームポジションが設定され、前
記ガイド手段は、シートが搬入される一端部の近傍を支
点とし、駆動手段によって他端部が前記複数のトレイ群
の各ホームポジションに対向するように駆動され、前記
制御手段は、前記分配手段を一つの前記トレイ群の前記
ホームポジションに位置させるとともに、前記駆動手段
を介し前記ガイド手段の前記他端部側を前記ホームポジ
ションに位置した前記分配手段に対向させ、前記ガイド
手段によって前記分配手段にシートを導き、前記分配手
段を前記ホームポジションを中心に上下に移動させて前
記トレイ群に含まれる各トレイに前記シートを分配し、
前記トレイ群へのシートの分配が終了すると、次の分配
対象となるトレイ群のホームポジションに前記分配手段
と前記ガイド手段を位置させて同様の動作を繰り返して
シートを分配することを特徴とする。
するために、上下に配置された複数段のトレイと、該複
数段の各トレイのそれぞれ入口に沿って上下に移動可能
な一つの分配手段と、搬送されたシートを前記分配手段
に搬送するための一つのガイド手段と、前記分配手段を
所定のトレイの入口に位置するように制御する制御手段
とを備えたソータにおいて、前記複数段のトレイは、隣
接する複数のトレイ段を一つの群として形成した複数の
トレイ群に区分され、各トレイ群のほぼ中央に対応した
位置に前記分配手段のホームポジションが設定され、前
記ガイド手段は、シートが搬入される一端部の近傍を支
点とし、駆動手段によって他端部が前記複数のトレイ群
の各ホームポジションに対向するように駆動され、前記
制御手段は、前記分配手段を一つの前記トレイ群の前記
ホームポジションに位置させるとともに、前記駆動手段
を介し前記ガイド手段の前記他端部側を前記ホームポジ
ションに位置した前記分配手段に対向させ、前記ガイド
手段によって前記分配手段にシートを導き、前記分配手
段を前記ホームポジションを中心に上下に移動させて前
記トレイ群に含まれる各トレイに前記シートを分配し、
前記トレイ群へのシートの分配が終了すると、次の分配
対象となるトレイ群のホームポジションに前記分配手段
と前記ガイド手段を位置させて同様の動作を繰り返して
シートを分配することを特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明は上記構成により、複数段のトレイで構
成される複数のトレイ群の内の一つのトレイ群のほぼ中
央に設定されたホームポジションに位置する分配手段に
対して、ガイド手段の他端部側からシートを供給し、分
配手段がこの供給を受けて、一つのホームポジションか
ら上下に移動してシートを一つのトレイ群に属する各ト
レイに分配する。分配が完了したら、次の分配対象とな
るトレイ群のホームポジションにガイド手段の他端部側
と分配手段を位置させた後、分配手段にシートを供給
し、分配手段は、同様にして各トレイにシートを分配す
る。したがって、各分配手段は、最小限の距離移動でシ
ートの分配行うことができる。
成される複数のトレイ群の内の一つのトレイ群のほぼ中
央に設定されたホームポジションに位置する分配手段に
対して、ガイド手段の他端部側からシートを供給し、分
配手段がこの供給を受けて、一つのホームポジションか
ら上下に移動してシートを一つのトレイ群に属する各ト
レイに分配する。分配が完了したら、次の分配対象とな
るトレイ群のホームポジションにガイド手段の他端部側
と分配手段を位置させた後、分配手段にシートを供給
し、分配手段は、同様にして各トレイにシートを分配す
る。したがって、各分配手段は、最小限の距離移動でシ
ートの分配行うことができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は本発明に係るソータの一実施例を示す側面
図、図２は図１の移動ガイド板を示す斜視図、図３は、
図１及び図２の移動ガイド板の駆動機構を示す側面図で
ある。
する。図１は本発明に係るソータの一実施例を示す側面
図、図２は図１の移動ガイド板を示す斜視図、図３は、
図１及び図２の移動ガイド板の駆動機構を示す側面図で
ある。
【００１０】図１において、このソータは、用紙２０を
仕分けるために例として１１段のトレイ１〜１１が上下
に配置され、図示右方向から左方向に向かって入口２１
に搬入された用紙２０を、後述するように上半分のトレ
イ１〜５と下半分のトレイ６〜１１に選択的に分配す
る。移動ガイド板２３は、先端が側板２２内の入口２１
の近傍の支点２２１の回りを回動し、後端が例えば上半
分のトレイ１〜５のトレイ３と下半分のトレイ６〜１１
のトレイ８の各入口近傍に向くように構成されている。
仕分けるために例として１１段のトレイ１〜１１が上下
に配置され、図示右方向から左方向に向かって入口２１
に搬入された用紙２０を、後述するように上半分のトレ
イ１〜５と下半分のトレイ６〜１１に選択的に分配す
る。移動ガイド板２３は、先端が側板２２内の入口２１
の近傍の支点２２１の回りを回動し、後端が例えば上半
分のトレイ１〜５のトレイ３と下半分のトレイ６〜１１
のトレイ８の各入口近傍に向くように構成されている。
【００１１】図２に詳しく示すように、移動ガイド板２
３は、その間に用紙２０をガイドするように２枚のガイ
ド板２３ａ、２３ｂにより構成され、移動ガイド板２３
の先端の両端にはそれぞれ、側板２２の支点２２１の穴
（図示省略）に嵌合する支軸２３１、２３２が形成さ
れ、また、一端には回動制御用のピン２３３が形成され
ている。図３に詳しく示すように、このピン２３３は、
スプリング２２２、２２３によりそれぞれ上下方向に附
勢され、下のスプリング２２３はソレノイド２２４に連
結されている。移動ガイド板２３はまた、ストッパ２２
４、２２５によりそれぞれ上方、下方の回動位置が規制
され、この規制位置は、前述した上半分のトレイ１〜５
のトレイ３と下半分のトレイ６〜１１のトレイ８の各入
口近傍に対応している。ソレノイド２２４は制御手段３
０により制御され、したがって、移動ガイド板２３の位
置が制御される。
３は、その間に用紙２０をガイドするように２枚のガイ
ド板２３ａ、２３ｂにより構成され、移動ガイド板２３
の先端の両端にはそれぞれ、側板２２の支点２２１の穴
（図示省略）に嵌合する支軸２３１、２３２が形成さ
れ、また、一端には回動制御用のピン２３３が形成され
ている。図３に詳しく示すように、このピン２３３は、
スプリング２２２、２２３によりそれぞれ上下方向に附
勢され、下のスプリング２２３はソレノイド２２４に連
結されている。移動ガイド板２３はまた、ストッパ２２
４、２２５によりそれぞれ上方、下方の回動位置が規制
され、この規制位置は、前述した上半分のトレイ１〜５
のトレイ３と下半分のトレイ６〜１１のトレイ８の各入
口近傍に対応している。ソレノイド２２４は制御手段３
０により制御され、したがって、移動ガイド板２３の位
置が制御される。
【００１２】すなわち、ソレノイド２２４が通電されて
いない場合には、ピン２３３が上のスプリング２２２に
より上方に引っ張れて移動ガイド板２３がストッパ２２
４に当接し、後端がトレイ３の入口近傍に向くように配
置される。他方、ソレノイド２２４が通電されている場
合には、ピン２３３が下のスプリング２２３とソレノイ
ド２２４により下方に引っ張れて移動ガイド板２３がス
トッパ２２５に当接 し、移動ガイド板２３の後端がト
レイ８の入口近傍に向くように配置される。
いない場合には、ピン２３３が上のスプリング２２２に
より上方に引っ張れて移動ガイド板２３がストッパ２２
４に当接し、後端がトレイ３の入口近傍に向くように配
置される。他方、ソレノイド２２４が通電されている場
合には、ピン２３３が下のスプリング２２３とソレノイ
ド２２４により下方に引っ張れて移動ガイド板２３がス
トッパ２２５に当接 し、移動ガイド板２３の後端がト
レイ８の入口近傍に向くように配置される。
【００１３】トレイ１〜１１の入口の近傍には、各入口
に沿って上下に移動可能な分配機２４が配置され、分配
機２４は、図示省略されているが、移動ガイド板２３に
沿って搬送された用紙２０をセンサにより検出すると一
対のローラにより用紙２０を挟み込み、上下に移動した
後各トレイ１〜１１に排出するように構成されてい
る。この分配機２４はまた、図示省略されているが、例
えば上下に配置された プーリに巻回されたベルトに固
定され、ベルトがモータにより回転すると上下方向に移
動するように構成される。したがって、分配機２４がモ
ータにより上下方向に移動可能であるので、制御手段３
０がモータを制御することにより分配機２４がトレイ１
〜１１の各入口に位置するように制御することができ
る。この場合、後述するように、分配機２４はトレイ３
の入口を第１のホームポジションＣとして用紙２０をト
レイ１〜５に分配し、トレイ８の入口を第２のホームポ
ジションＤとして用紙２０をトレイ６〜１１に分配す
る。
に沿って上下に移動可能な分配機２４が配置され、分配
機２４は、図示省略されているが、移動ガイド板２３に
沿って搬送された用紙２０をセンサにより検出すると一
対のローラにより用紙２０を挟み込み、上下に移動した
後各トレイ１〜１１に排出するように構成されてい
る。この分配機２４はまた、図示省略されているが、例
えば上下に配置された プーリに巻回されたベルトに固
定され、ベルトがモータにより回転すると上下方向に移
動するように構成される。したがって、分配機２４がモ
ータにより上下方向に移動可能であるので、制御手段３
０がモータを制御することにより分配機２４がトレイ１
〜１１の各入口に位置するように制御することができ
る。この場合、後述するように、分配機２４はトレイ３
の入口を第１のホームポジションＣとして用紙２０をト
レイ１〜５に分配し、トレイ８の入口を第２のホームポ
ジションＤとして用紙２０をトレイ６〜１１に分配す
る。
【００１４】次に上記実施例の動作を説明する。先ず初
期状態では第１図の実線で示すように、移動ガイド板２
３の後端がトレイ３の方向Ａに向くようにソレノイド２
２４が通電されず、また、分配機２４が第１のホームポ
ジションＣすなわちトレイ３の入口に位置するように制
御される。この状態で用紙２０が入口２１に搬入される
と、用紙２０が移動ガイド板２３に沿ってトレイ３の方
向Ａに搬送され、分配機２４は、用紙２０をセンサによ
り検出すると一対のローラにより用紙２０を挟み込む。
そして、分配機２４は、最上段のトレイ１の入口に上昇
して用紙２０を最上段のトレイ１に排出し、センサが用
紙２０の後端を検出すると第１のホームポジションＣに
下降する。
期状態では第１図の実線で示すように、移動ガイド板２
３の後端がトレイ３の方向Ａに向くようにソレノイド２
２４が通電されず、また、分配機２４が第１のホームポ
ジションＣすなわちトレイ３の入口に位置するように制
御される。この状態で用紙２０が入口２１に搬入される
と、用紙２０が移動ガイド板２３に沿ってトレイ３の方
向Ａに搬送され、分配機２４は、用紙２０をセンサによ
り検出すると一対のローラにより用紙２０を挟み込む。
そして、分配機２４は、最上段のトレイ１の入口に上昇
して用紙２０を最上段のトレイ１に排出し、センサが用
紙２０の後端を検出すると第１のホームポジションＣに
下降する。
【００１５】次いで、次の用紙２０が入口２１に搬入さ
れると、用紙２０が移動ガイド板２３に沿ってトレイ３
の方向Ａに搬送され、分配機２４は、この用紙２０を挟
み込んで第２段のトレイ２の入口に上昇し、用紙２０を
トレイ２に排出した後第１のホームポジションＣに下降
する。以下、同様に、分配機２４は、５枚の用紙２０が
搬送されるまでトレイ３の入口を第１のホームポジショ
ンＣとして上下に移動し、各用紙２０をそれぞれ上半分
のトレイ１〜５に分配する。
れると、用紙２０が移動ガイド板２３に沿ってトレイ３
の方向Ａに搬送され、分配機２４は、この用紙２０を挟
み込んで第２段のトレイ２の入口に上昇し、用紙２０を
トレイ２に排出した後第１のホームポジションＣに下降
する。以下、同様に、分配機２４は、５枚の用紙２０が
搬送されるまでトレイ３の入口を第１のホームポジショ
ンＣとして上下に移動し、各用紙２０をそれぞれ上半分
のトレイ１〜５に分配する。
【００１６】次いで、６枚以上の用紙２０が搬入する場
合、移動ガイド板２３の後端がトレイ８の方向Ｂに向く
ようにソレノイド２２４が通電され、また、分配機２４
が第２のホームポジションＤすなわちトレイ８の入口に
位置するようが制御される。この状態で用紙２０が入口
２１に搬入されると、用紙２０が移動ガイド板２３に沿
ってトレイ８の方向Ｂに搬送される。分配機２４は、用
紙２０を検出すると用紙２０を挟み込んで第６段のトレ
イ６の入口に上昇し、用紙２０をトレイ６に排出した後
第２のホームポジションＤに下降する。
合、移動ガイド板２３の後端がトレイ８の方向Ｂに向く
ようにソレノイド２２４が通電され、また、分配機２４
が第２のホームポジションＤすなわちトレイ８の入口に
位置するようが制御される。この状態で用紙２０が入口
２１に搬入されると、用紙２０が移動ガイド板２３に沿
ってトレイ８の方向Ｂに搬送される。分配機２４は、用
紙２０を検出すると用紙２０を挟み込んで第６段のトレ
イ６の入口に上昇し、用紙２０をトレイ６に排出した後
第２のホームポジションＤに下降する。
【００１７】次いで、次の用紙２０が入口２１に搬入さ
れると、用紙２０が移動ガイド板２３に沿ってトレイ８
の方向Ｂに搬送され、分配機２４は、この用紙２０を挟
み込んで第７段のトレイ７の入口に上昇し、用紙２０を
トレイ８に排出した後第１のホームポジションＣに下降
する。以下、同様に、分配機２４は、６枚の用紙２０が
搬送されるまでトレイ８の入口を第２のホームポジショ
ンＤとして上下に移動し、各用紙２０をそれぞれ下半分
のトレイ６〜１１に分配する。尚、本実施例では、上半
分のトレイ１〜５のみ、又は下半分のトレイ６〜１１の
みを用いて用紙２０を分配することも可能である。
れると、用紙２０が移動ガイド板２３に沿ってトレイ８
の方向Ｂに搬送され、分配機２４は、この用紙２０を挟
み込んで第７段のトレイ７の入口に上昇し、用紙２０を
トレイ８に排出した後第１のホームポジションＣに下降
する。以下、同様に、分配機２４は、６枚の用紙２０が
搬送されるまでトレイ８の入口を第２のホームポジショ
ンＤとして上下に移動し、各用紙２０をそれぞれ下半分
のトレイ６〜１１に分配する。尚、本実施例では、上半
分のトレイ１〜５のみ、又は下半分のトレイ６〜１１の
みを用いて用紙２０を分配することも可能である。
【００１８】したがって、上記実施例によれば、従来例
のように縦送り径路がトレイ１〜１１に沿って上下方向
に形成されていないので、搬送路長を短縮して分配時間
を短縮することができる。また、回動可能な１つの移動
ガイド板２３と、上下に移動可能な１つの分配機１４に
より分配機構を構成することができるので、分配機構を
簡略化することができる。
のように縦送り径路がトレイ１〜１１に沿って上下方向
に形成されていないので、搬送路長を短縮して分配時間
を短縮することができる。また、回動可能な１つの移動
ガイド板２３と、上下に移動可能な１つの分配機１４に
より分配機構を構成することができるので、分配機構を
簡略化することができる。
【００１９】また、分配機２４は、トレイ３の入口を第
１のホームポジションＣとして用紙２０を上半分のトレ
イ１〜５に分配し、トレイ８の入口を第２のホームポジ
ションＤとして用紙２０を下半分のトレイ６〜１１に分
配するので、分配機２４の移動距離が短くなり、したが
って、高速で分配することができるとともに、雑音を減
少することができる。更に、移動ガイド板２３は、第
１、第２のホームポジ ションＣ、Ｄの間でのみ回動し
てトレイ１〜１１毎に回動しないので、移動ガイド板２
３の雑音を減少することができる。
１のホームポジションＣとして用紙２０を上半分のトレ
イ１〜５に分配し、トレイ８の入口を第２のホームポジ
ションＤとして用紙２０を下半分のトレイ６〜１１に分
配するので、分配機２４の移動距離が短くなり、したが
って、高速で分配することができるとともに、雑音を減
少することができる。更に、移動ガイド板２３は、第
１、第２のホームポジ ションＣ、Ｄの間でのみ回動し
てトレイ１〜１１毎に回動しないので、移動ガイド板２
３の雑音を減少することができる。
【００２０】更に、複写機用ソータのように他のメイン
装置の付属機構として用いられ、コピー用紙等の入口２
１の位置がメイン装置の出口により限定される場合、入
口２１から各トレイ３、８の入口までの距離が同一にな
るように、各トレイ１〜１１や移動ガイド板２３の位置
を適宜設計することにより搬送路長が従来例のように長
くなることもない。
装置の付属機構として用いられ、コピー用紙等の入口２
１の位置がメイン装置の出口により限定される場合、入
口２１から各トレイ３、８の入口までの距離が同一にな
るように、各トレイ１〜１１や移動ガイド板２３の位置
を適宜設計することにより搬送路長が従来例のように長
くなることもない。
【００２１】なお、上記実施例においては、トレイを二
つのトレイ群に分け、ホームポジションをＣ，Ｄの二つ
の位置に設定しているが、トレイの段数が増加すれば、
さらに多くのトレイ群に分け、そのそれぞれにホームポ
ジションを設定して同様の動作を行わせることもでき
る。ただし、この場合は、移動ガイド板２３を例えばモ
ータ等を使用して回動させる必要がある。
つのトレイ群に分け、ホームポジションをＣ，Ｄの二つ
の位置に設定しているが、トレイの段数が増加すれば、
さらに多くのトレイ群に分け、そのそれぞれにホームポ
ジションを設定して同様の動作を行わせることもでき
る。ただし、この場合は、移動ガイド板２３を例えばモ
ータ等を使用して回動させる必要がある。
【００２２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、ガイド
手段の後端側と分配手段はトレイ群のホームポジション
に位置した後、分配手段がそのトレイ群内を上下に移動
してシートを分配するので搬送路長を短縮して分配時間
を短縮することができ、また、回動可能な一つのガイド
手段と上下に移動可能な一つの分配手段により分配機構
を構成することができるので、分配機構を簡略化するこ
とができる。
手段の後端側と分配手段はトレイ群のホームポジション
に位置した後、分配手段がそのトレイ群内を上下に移動
してシートを分配するので搬送路長を短縮して分配時間
を短縮することができ、また、回動可能な一つのガイド
手段と上下に移動可能な一つの分配手段により分配機構
を構成することができるので、分配機構を簡略化するこ
とができる。
【図１】本発明に係るソータの一実施例を示す側面図で
ある。
ある。
【図２】図１の移動ガイド板を示す斜視図である。
【図３】図１及び図２の移動ガイド板の駆動機構を示す
側面図である。
側面図である。
１ トレイ ２ トレイ ３ トレイ ４ トレイ ５ トレイ ６ トレイ ７ トレイ ８ トレイ ９ トレイ １０ トレイ １１ トレイ ２０ 用紙 ２３ 移動ガイド板 ２４ 分配機 ３０ 制御手段 Ｃ 第１のホームポジション Ｄ 第２のホームポジション
Claims (1)
- 【請求項１】 上下に配置された複数段のトレイと、該
複数段の各トレイのそれぞれ入口に沿って上下に移動可
能な一つの分配手段と、搬送されたシートを前記分配手
段に搬送するための一つのガイド手段と、前記分配手段
を所定のトレイの入口に位置するように制御する制御手
段とを備えたソータにおいて、 前記複数段のトレイは、隣接する複数のトレイ段を一つ
の群として形成した複数のトレイ群に区分され、 各トレイ群のほぼ中央に対応した位置に前記分配手段の
ホームポジションが設定され、前記ガイド手段は、シートが搬入される一端部の近傍を
支点とし、駆動手段によって他端部が前記複数のトレイ
群の各ホームポジションに対向するように駆動され、 前記制御手段は、前記分配手段を一つの前記トレイ群の
前記ホームポジションに位置させるとともに、前記駆動
手段を介し前記ガイド手段の前記他端部側を前記ホーム
ポジションに位置した前記分配手段に対向させ、前記ガ
イド手段によって前記分配手段にシートを導き、前記分
配手段を前記ホームポジションを中心に上下に移動させ
て前記トレイ群に含まれる各トレイに前記シートを分配
し、前記トレイ群へのシートの分配が終了すると、次の
分配対象となるトレイ群のホームポジションに前記分配
手段と前記ガイド手段を位置させて同様の動作を繰り返
してシートを分配すること、 を特徴とするソータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03021445A JP3133354B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | ソータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03021445A JP3133354B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | ソータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04243768A JPH04243768A (ja) | 1992-08-31 |
| JP3133354B2 true JP3133354B2 (ja) | 2001-02-05 |
Family
ID=12055166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03021445A Expired - Fee Related JP3133354B2 (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | ソータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3133354B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3227220B2 (ja) * | 1992-09-24 | 2001-11-12 | キヤノン株式会社 | シート後処理装置 |
-
1991
- 1991-01-23 JP JP03021445A patent/JP3133354B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04243768A (ja) | 1992-08-31 |
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