JP3725503B2 - ワーク供給装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)のような予混合プラスチック材料の圧縮成形体であるプリフォームのようなワークを次工程の吹込成形機に供給するためのワークもしくはプリフォーム供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プリフォームとは、一般的に、飲料等を充填するためのいわゆるPETボトルである2軸延伸吹込成形壜にブロー成型する前の圧縮成形体を指している。図11の(a)に符号1で総括的に示されたこのプリフォームは、頂部が開放したネック部1aと、底部が閉じている胴部1bと、両者間に介在するフランジ部1cとを含み、鎖線1dより上方の部分は周知のように結晶化されていて寸法安定性を有している。
【0003】
このプリフォーム1を吹込成形機(図示せず)に供給して吹込成形を行うと、図11の(b)に示すように、ネック部1a及びフランジ部1cを元の形状に保ったまま、吹込成形により膨らまされた胴部2bを有すると共に、ネック部1aの上端に注ぎ口を備えるPETボトル用容器2とすることができる。該容器2の注ぎ口から販売飲料等を充填し、ネック部1aにキャップ(図示せず)を気密に螺着すればPETボトルが得られる。
【0004】
このようなプリフォームの製造とPETボトルの製造とは分業化されているのが一般的であるから、プリフォームの製造業者は、射出成形により形成した多量のプリフォームを、PETボトルを製造する業者、即ち、飲料製造業者に納入する必要がある。そのため、プリフォーム製造業者は、図12から了解されるように、プラスチック製の内袋3にプリフォーム1をばら詰めした状態でコンテナと呼ぶ箱形容器4に入れて飲料製造業者の工場に搬送している。通常、フォークリフトによる取扱いに便利なように、コンテナ4は、底部の四角いプラスチック製パレット4aと、その各辺から上方に延びる4枚のプラスチック製パネル4bとからなる。パレット4aにはフォークを差し込む角穴が図示のように形成されており、パネル4bは折畳み可能な構成である。
【0005】
飲料製造業者の製造ラインは、吹込成形機を備えており、搬送された上述のプリフォームよりPETボトル容器を製造し、それに飲料等を充填している。即ち、従来の製造ラインの一部を示す図13から了解されるように、飲料製造業者は、フォークリフトを操作して、前述のように内袋3にプリフォーム1の入ったコンテナ4を開閉扉5a付きのバケット5内に直接運び入れ、そこに据え付ける。バケット5は、昇降装置6に装着されており、該昇降装置6により、バケット5へのコンテナ4の搬入・搬出が行われる下限水平位置と、コンテナに収納されたプリフォームの放出が行われる上限傾斜位置との間に昇降移動可能である。
【0006】
バケット5が上限傾斜位置に達すると、バケット5に保持されたコンテナ内のプリフォームはホッパー7内に一気に放出され、そこから横桟8a付きのベルトコンベヤ8によって取り出され、周知の整列装置9に送られる。プリフォームは整列装置9においてネック部の方向を互いに揃えられて、シュート10を介して吹込成形機11に供給され、周知に方法により、図11の(b)に示されたPETボトル2として成形される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したような従来のプリフォーム供給装置では様々な問題が山積しており、その解決が望まれていた。例えば、フォークリフトとの間でコンテナ4の受け渡しが行われるプリフォーム供給装置側のバケット5がほぼ箱形構造のものであるため、その中にコンテナ4を自動供給して固定するだけでなく、プリフォームが排出された後のコンテナの固定を解きバケット5から自動取出しすることが難しく、人件費削減の障害となっていた。
【0008】
また、従来のプリフォーム供給装置では、バケット5に保持されたコンテナ内のプリフォーム全量を下方のホッパー7中に一度に投入するので、必然的に一回当りのプリフォームの平均落下距離が大きくなって、プリフォームが受ける衝撃荷重も大きいため、プリフォームの表面に傷が付いたり、破損を生じることがあり、このようなプリフォームを吹込成形しても良い製品は得られなかった。
【0009】
また、ホッパー7に投入されたプリフォームは、その下端部にある放出口7aからの自由落下によりベルトコンベヤ8の隣接する横桟8a間に入り、ベルトコンベヤ8の運転に伴い整列装置9に入るようになっているため、各対の横桟8a間に必ず1つのプリフォームが入るとは限らない。そのため、整列装置9に常に一定量のプリフォームを送り込むことができず、吹込成形機11の稼働率低下になっていた。
【0010】
更に、バケットと共にコンテナを反転させてプリフォームをホッパーに投入しても、反転終了後、コンテナ或いはバケット中にプリフォームが残ることがあるが、残ったプリフォームは衛生上の観点から廃棄する必要があり、これは製品コストの上昇になる。
【0011】
従って、本発明の主な目的は、例えばプリフォームであるワークの自動供給・自動取出しが容易な構成を有するプリフォーム供給装置を提供することである。
【0012】
また、本発明の別の目的は、上述したワークもしくはプリフォーム供給装置において、コンテナ内のプリフォームを衝撃の少ない仕方で取り出すことを可能にすることである。
【0013】
更に、本発明の他の目的は、上述したプリフォーム供給装置において、コンテナから取り出されたプリフォームを次工程に衝撃の少ない仕方で送り出すことを可能にすることである。
【0014】
また、本発明の更に別の目的は、上述したプリフォーム供給装置において、コンテナからプリフォームを完全に放出することである。
【0015】
上述した目的から、請求項1に記載の本発明によるワーク供給装置は、ワークを収容したコンテナを保持するコンテナホルダを含み、該コンテナホルダを反転して前記コンテナに収容された前記ワークを放出するコンテナ反転装置と、該コンテナ反転装置から放出された前記ワークを受け入れて次工程に放出するホッパー装置とを備え、
前記コンテナホルダは、回転軸に接続されていて、該回転軸の回転により、前記コンテナを水平姿勢で前記コンテナホルダに対し出入させる水平出入位置と、前記コンテナを反転し保持する傾斜放出位置との間に回転するように構成し、
更に、スライドゲートを有し該スライドゲートの滑動によりワークがコンテナから外部に出るための通路断面積を複数段に調節する開閉手段を備え
前記ホッパー装置は、前記ワークを搬送するためのコンベア手段を内部に含んでおり、
前記コンベア手段は、複数段のコンベア装置と、各コンベア装置を駆動するための複数の駆動モータとを含んでおり、
前記各コンベア装置には、該コンベア装置により搬送されているワークの量を検出するための検出手段が設けられ、
前記検出手段により検出されたワーク量に応じて前記スライドゲートの開度を開方向に調節すると共に、前記複数の駆動モータによる前記コンベア装置の速度を制御することを特徴としている。
【0016】
また、請求項2に記載の本発明によると、ワーク供給装置は、前記回転軸を駆動するための駆動モータを更に備え、該駆動モータは、前記コンテナホルダの回転を前記水平出入位置及び前記傾斜放出位置間の回転の所定角度範囲において減速することができることを特徴としている。
【0017】
更に、請求項3に記載の本発明によると、前記コンテナは頂部が開口しており、前記開閉手段は該開口の開度を複数段に調整することを特徴としている。
【0020】
更に、請求項に記載の本発明によるワーク供給装置は、内袋を有し該内袋内にワークを収容したコンテナを保持するコンテナホルダを含み、該コンテナホルダを反転して前記コンテナに収容された前記ワークを放出するコンテナ反転装置と、該コンテナ反転装置から放出された前記ワークを受け入れて次工程に放出するホッパー装置とを備え、
前記コンテナホルダは、回転軸に接続されていて、該回転軸の回転により、前記コンテナを水平姿勢で前記コンテナホルダに対し出入させる水平出入位置と、前記コンテナを反転し保持する傾斜放出位置との間に回転するように構成し、
更に、送風機と、該送風機に連絡したエアブローノズルとを備え、該エアブローノズルのエア吹出口は前記傾斜放出位置にあるコンテナの内袋内にエアを吹き出すように指向されていることを特徴としている。
【0021】
この場合、請求項に記載の本発明によるワーク供給装置は、前記エアブローノズルからのエア吹出しは、前記コンベア手段の駆動開始から所定時間後に始まるように設定されていることを特徴としている
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明するが、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。また、本発明は、以下の説明から分かるように、この実施形態に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
【0023】
先ず、図1〜図3は、本発明の好適な実施例に係るプリフォーム供給装置(ワーク供給装置)をその長手方向に分断して示す側面図で、これらの図における鎖線1A−1A,2A−2Aは、この鎖線部分で図1と図2、図2と図3が連続していることを示している。また、図4〜図6は、同プリフォーム供給装置をその長手方向に分断して示す平面図で、これらの図における鎖線1B−1B,2B−2Bは、この鎖線部分で図4と図5、図5と図6が連続していることを示している。
【0024】
図1〜図6において、本発明の実施例によるプリフォーム供給装置は、概略的に述べると、プリフォームの入ったコンテナ(実コンテナ)4Sを所定位置まで搬入したり、プリフォームを放出した後のコンテナ(空コンテナ)4Hを所定位置から搬出するためのコンテナ搬送装置20と、所定位置から搬入される実コンテナ4Sを受け入れる水平出入位置から、プリフォームを放出する傾斜放出位置に実コンテナ4Sと共に回動したり、プリフォームを放出した後の空コンテナ4Hと共に傾斜放出位置から水平出入位置に回動するコンテナ反転装置30と、上述した傾斜放出位置にある実コンテナ4Sからプリフォーム1を受けて、放出口から横桟8a付きのベルトコンベヤ8に搬送するためのホッパー装置50とを備えている。
【0025】
コンテナ搬送装置20は、フロアFLに設置されたフレーム構造にそれぞれ支持されるコンテナ搬入コンベヤ21,コンテナ搬出コンベヤ22及びコンテナ方向転換コンベア23を含んでいる。コンテナ搬入コンベア21は、プリフォーム供給装置の長手方向軸心に対して直交する方向に延びる2本の水平かつ平行なチェーンコンベア21aを含み、各チェーンコンベア21aは、回転可能の駆動スプロケット21b及び被動スプロケット21cに装荷されている。駆動スプロケット21bは、回転軸21dに装着されており、該回転軸21dの回転により駆動されて、チェーンコンベア21aを所定方向に回転させる。即ち、回転軸21dにはチェーンスプロケット21eが嵌合しており、これを上述のフレーム構造に支持された駆動モータ21fにより例えばチェーンを介して駆動することによって、チェーンコンベア21aの駆動が行われる。実コンテナ4Sは、フォークリフトによりコンテナ搬入コンベヤ21上へ載置しうる。
【0026】
コンテナ搬出コンベヤ22は、プリフォーム供給装置の長手方向軸心に整列して、コンテナ反転装置30との間に上述のコンテナ搬入コンベア21を挟んで配置されている。このコンテナ搬出装置22は、プリフォーム供給装置の長手方向軸心に整列する方向に延びる水平なチェーンコンベア22aを含み、該チェーンコンベア22aは、回転可能の駆動スプロケット22b及び被動スプロケット22cに掛け回されている。駆動スプロケット22bは、回転軸22dに装着されており、該回転軸22dの回転により駆動されて、チェーンコンベア22aを所定方向に回転させる。即ち、回転軸22dにはチェーンスプロケット22eが嵌合しており、これを上述のフレーム構造に支持された駆動モータ22fにより例えばチェーンを介して駆動することによって、チェーンコンベア22aの駆動が行われる。コンテナ搬出コンベア22のフレーム構造の内側端部には、チェーンコンベア22aと同一高さの位置に一対の案内ローラ22gが設けられており、空コンテナ4Hは後述するコンテナ方向転換コンベア23からチェーンコンベア22a上に円滑に案内されるようになっている。空コンテナ4Hは、図示しないフォークリフトによりコンテナ搬出コンベヤ22上から搬出される。
【0027】
コンテナ方向転換コンベア23は、コンテナ搬入コンベヤ21及びコンテナ搬出コンベヤ22の長手方向軸心が交差する位置(所定位置)に配置されている。このコンテナ方向転換コンベア23は、上下方向に昇降自在であることが好ましい支持台23aに回転可能に装着された複数のテーブルローラ23bを有しており、該テーブルローラ23bは、それらの端部に巻回されたベルトもしくは索状部材23cにより同一方向に駆動される。なお、このベルト23cは図示しない駆動モータにより駆動することができる。テーブルローラ23bの長手方向軸心はコンテナ搬入コンベヤ21に整列している。図1及び図4において、実コンテナ4Sがコンテナ搬入コンベア21により所定位置に向かって搬送され、これらのテーブルローラ23b上に完全に乗ると、コンテナ方向転換コンベア23の駆動モータが作動され、実コンテナ4Sは、コンテナ反転装置30に向かい方向転換して搬送される。
【0028】
次に、図2及び図5と、図2におけるVII−VII,VIII−VIII,IX−IX線に沿った断面を表す図7,図8,図9とを特に参照してコンテナ反転装置30について説明する。
【0029】
図2及び図5において、コンテナ反転装置30は、コンテナ方向転換コンベア23から送られてくる実コンテナ4Sを受けたり、空コンテナ4Hをコンテナ方向転換コンベア23に返送するために、コンテナ方向転換コンベア23と同一高さに配置されたローラコンベア31を備えている。該ローラコンベア31は、図7に最も良く示すように、堅固なベース構造32に設置された支持台31a上に水平にかつ回転自在に支持された複数の案内ローラ31bを含んでいる。各案内ローラ31bはテーブルローラ23bと同一方向に延びており、従って、案内ローラ31b及びテーブルローラ23b間で実コンテナ又は空コンテナを受け渡しすることができる。
【0030】
コンテナ反転装置30は、更に、図2,5及び7に示すように、上方角部に位置する回転軸33aを中心として上述した水平出入位置及び傾斜放出位置の間に回動可能に配置された反転本体部33備えている。反転本体部33を上述のように配置するため、ベース構造32には、案内ローラ31bの両端部を挟むように堅固な支持柱34a,34bが立設されており、該支持柱34a,34bの頂部には回転軸33aを回転自在に支承する軸受部35a,35bがそれぞれ設けられている。また、各軸受部35a,35bの内側近傍には、回転軸33aに強固に嵌合したスリーブ36a,36bが設けられており、該スリーブ36a,36bにコンテナホルダ37が設けられている。コンテナホルダ37は、各スリーブ36a,36bに上端角部で取り付けられた板状の反転アーム部37a,37bからなり、各アーム部37a,37bの下端は、コンテナを確実に支持するため内方に直角に曲がっている(図7)。
【0031】
回転軸33aの一端には、コンテナの回転角度を検出するための周知のセンサ33bが設けられており、他端には平歯車33cが取り付けられている。この平歯車33cは、支持柱34bの頂部に設置された可逆モータ(駆動モータ)33dによりピニオン33eを介して正逆方向に駆動され、その結果、コンテナが回転軸33a,スリーブ36a,36b及び反転アーム部37a,37bを介して回動されるようになっている。
【0032】
板状の各反転アーム部37a,37bのほぼ上端中間部から上方に突出しているのは、コンテナの頂部開口の開放度を調節するための手段であるスライドゲート機構(開閉手段)38と、コンテナの頂部開口を選択的に開閉するための手段であるカバープレート(開閉手段)39とを支持するための支持手段40である。支持手段40は、昇降可能のピストン及びピストンロッドを含む好ましくはエアシリンダである流体シリンダ40aを備えていて、スライドゲート機構38及びカバープレート39を一体的に昇降させることが可能である。好適な実施例においては、流体シリンダ40aのピストンロッド上端に補強横部材40bを介してカバープレート39が取り付けられており、また、カバープレート39の上面には別の補強横部材40cが下面に設けられた補強横部材40bに対峙して取り付けられている。従って、流体シリンダ40aを作動させると、スライドゲート機構38及びカバープレート39は一体的に昇降し、下降した場合にカバープレート39がコンテナの頂部開口を覆う。
【0033】
次に、図2,図5及び図7〜9を参照して、スライドゲート機構38について説明する。カバープレート39には、その前方部(回転軸33a側)に常時開放した矩形の開口部39aが形成されており、該開口部39aを規定するカバープレート39の縁部から枠体39bが延びている。枠体39bは、その上部が開放しており、従って、ほぼコ字状に形成されている。該枠体39bの左右側方板の上端部には、図7に最も良く示すように、レール状の案内部39cが設けられており、該案内部39cにより画成された溝内に、スライドゲート機構38を構成するスライドゲート38aが滑動自在に嵌っている。案内部39cは、図2及び図5に示すように、スライドゲート38aのスムーズな開閉滑動のため枠体39bの後方板を越えて後方に延長している。
【0034】
スライドゲート38aの開閉を行うために、カバープレート39の後方部上面には支持台38bが突設されており、その上端部にスライドゲート開閉用の開閉手段である流体シリンダ38cが設けられている。好ましくはブレーキ付きである該流体シリンダ38cは、その内部から前方に延びてスライドゲート38aのほぼ中央部に図示のように結合されているピストンロッド38dを備えている。従って、流体シリンダ38cの作動によりスライドゲート38aはレール状の案内部39cに沿って滑動し、それに応じて、実コンテナ4S内に収容されたプリフォームが外部に出るための通路断面積が変化する。
【0035】
次に、受け入れたコンテナをコンテナホルダ37にロックするための鎖錠機構について、図2,図5及び図9を参照して説明する。好適な実施例において、コンテナ反転装置30におけるコンテナホルダ37の各アーム部37a,37bに2個、計4個の同一の鎖錠機構が設けられている。符号41で総括的に示されたこの鎖錠機構は、好適にはエアシリンダである流体シリンダ41aと、該流体シリンダ41aの内部から上向きに突出したピストンロッド41bと、対の支持部材41f間に回転自在に支持されたピン41gとを含んでいる。このピン41gには、ピストンロッド41bに一端で接続されたリンク41cの他端が接続されると共に、先端が鉤状に湾曲したフック部材41dの基端が嵌合している。従って、流体シリンダ41aの作動によって、フック部材41dは、図9の(a)及び(b)に示すように回動し、カバープレート39の対応部位に設けられた突起部41eから離脱したり(図9の(a))、係合したりすることができる(図9の(b))。
【0036】
このコンテナ反転装置30の下流側には本発明の好適な実施例に従ったホッパー装置50が配設されている。図2,図3,図5,図6及び図10において、ホッパー装置50は、堅固なホッパーフレーム51に据え付けられたコンベア手段、即ち3段のベルトコンベア装置51a,51b,51cを備えている。コンテナ反転装置30に隣接したホッパーフレーム51の部分には開閉自在にホッパー開閉カバー53が設置されており、エアシリンダとすることができる流体シリンダ54によってホッパー開閉カバー53を選択的に開閉することができる。各ベルトコンベア装置51a,51b,51cはこの順番に設置高さが低くなっている。最も高いレベルにある第1段コンベア装置51aは、その上流端が、図2に最も良く示すように、傾斜放出位置にあるコンテナ反転装置30に保持されたコンテナからプリフォームを受け得る位置にあり、最も低いレベルにある第3段コンベア装置51cは、その下流端が、図3に最も良く示すように、整列装置(図示せず)にプリフォームを個別に供給するための手段である横桟8a付きのベルトコンベア8上にプリフォームを放出し得る位置にある。第2段コンベア装置51bは、第1段コンベア装置51aの下流端側からプリフォームを受け入れて第3段コンベア装置51cの上流端側にプリフォームを放出しうるように、第2段コンベア装置51bの上流端及び下流端はそれぞれ第1段コンベア装置51aの下流端及び第3段コンベア装置51cの上流端と重複配置されている。
【0037】
各コンベア装置51a〜51cは、特に符号を付けて表示しないが、駆動ローラ及び複数の被動ローラと、これらのローラに架け渡されたコンベアベルトと、駆動ローラに接続された速度制御可能の駆動モータとを備えている。また、各コンベア装置51a〜51cには、そのベルトコンベアにより搬送されているプリフォームの量を検出して上記駆動モータの作動を後述するように制御するために、例えば光センサのような非接触スイッチであることが好ましい検出器52a,52b,52cが設けられている。なお、第2段及び第3段コンベア装置51b,51cには、プリフォームの上限レベル及び下限レベルを検知する2つの検出器が設けられている。図2及び図10において、プリフォーム1は網掛けした領域で示されている。
【0038】
図4及び図5に戻ると、ベース構造32には種々の電子・電気機器を備えた制御盤42が設けられている。この制御盤42に含まれた制御回路(図示せず)は、上述した種々の駆動モータ,流体シリンダ,検出器等に電気的に接続されていて、それらの作動を後述するような方法で好適に制御することができる。
【0039】
また、プリフォーム1が実コンテナ4Sから放出されるとき、内袋3(図12)もプリフォーム1と一緒にずり落ちたり、プリフォーム1が内袋3に引っ掛かり内袋3内に残ることがあり、これを防止するために、図2に示すように、本発明のプリフォーム供給装置には、実コンテナ内のプリフォーム1の残量がある程度まで減少したと思われる段階で内袋3をコンテナ内に戻す戻し装置が設けられている。好適な実施例において、図2,図3,図5及び図6に符号60で総括的に表わされたこの戻し装置は、送風機61と、この送風機61からのエアを除塵するためのフィルタ62と、該フィルタ62で除塵された清浄なエアを所定位置に導くエアホース63と、該エアホース63の先端に二又状に取り付けられたブローノズル64とを備えている。該ブローノズル64の先端は、ホッパーフレーム51内に延入して第1段コンベア装置51aの上方を通り、コンテナ反転装置30に保持された実コンテナ4Sからのプリフォーム1の放出に干渉することなく、内袋にエアを送り込むことができる図示のような位置まで延びている。
【0040】
次に、上述した構成を有する本発明の好適な実施例によるプリフォーム供給装置の作動について図面を参照して説明する。先ず、図4において、実コンテナ4Sをフォークリフトによりコンテナ搬入コンベヤ21上に載置した後、制御盤42にある作動ボタン(図示せず)を押すと、駆動モータ21fが作動してチェーンコンベア21aの駆動が行われ、実コンテナ4Sはコンテナ方向転換コンベア23に向かい搬送される。実コンテナ4Sがコンテナ方向転換コンベア23上の所定位置に達すると、それを図示しないセンサが検知して制御盤42にある制御回路に信号を出力し、駆動モータ21fを停止させると共に、コンテナ方向転換コンベア23の駆動モータとコンテナ反転装置30のローラコンベア31の駆動モータとを作動させる。そのため、実コンテナ4Sは、コンテナ方向転換コンベア23により方向を転換されてローラコンベア31上へと搬送される。このときコンテナ反転装置30は水平出入位置にある。
【0041】
このようにして実コンテナ4Sがコンテナ反転装置30のローラコンベア31上の所定位置に到達し、コンテナホルダ37の反転アーム部37a,37b上に自動的に載置される(図7)。この状態を図示しないセンサが検知して信号を制御盤42の制御回路に出力すると、流体シリンダ54が作動されてホッパー開閉カバー53が開位置に滑動すると共に、コンテナ反転装置30の駆動モータである可逆モータ33dが作動されて、コンテナ反転装置30の傾斜放出位置への回転が始まる。その際、実コンテナ4S中のプリフォームが急に大きく移動してプリフォームに損傷が生じないように、制御盤42の制御回路には、ある一定時間或いはある一定角度の間、可逆モータ33dの回転速度を遅くする回路が組み込まれている。この回転と同期して、カバープレート39を支持する支持手段40の流体シリンダ40aが作動され、カバープレート39がスライドゲート機構38と共に下降して、コンテナホルダ37に保持された実コンテナ4Sの頂部開口を図9の(b)に示すように覆い、そして各鎖錠機構41の流体シリンダ41aが作動して、フック部材41dがカバープレート39の対応部位に設けられた突起部41eに係合し、実コンテナ4Sをコンテナホルダ37にロックする。
【0042】
コンテナ反転装置30の回転が完了し傾斜放出位置に到着すると、図示しない位置センサが傾斜放出位置への到着を検知して、スライドゲート機構38のスライドゲート開閉用流体シリンダ38cを作動させ、スライドゲート38aが開かれる。これにより実コンテナ4S内のプリフォーム1は図2に示すように第1段コンベア装置51a上に放出されると共に、各コンベア装置51a〜51cが作動して、プリフォームは順次下流側のコンベア装置に送られるが、好適な実施例においては、実コンテナ4Sからのプリフォームの放出量をコントロールできるように、スライドゲート38aは多段に開けられ、先ず第1段目の小開度に開かれる。なお、コンベア装置が作動すると、制御盤42の制御回路に設けられた図示しないタイマがオンになる。
【0043】
このようにして、プリフォーム1は第1段コンベア装置51aのコンベアベルト上に放出されるが、コンベアベルト上のプリフォーム量は検出器52aにより監視されており、検出器52aがオンになると、スライドゲート38aは第2段目の中開度に開かれる。一方、第2段及び第3段コンベア装置51b,51cに設けられた検出器52b,52cのうち、上限レベルを検出する上側の検出器がオンになれば、その信号が制御盤42の制御回路を経由して対応する駆動モータに送られ、対応するコンベアベルトの速度は低速に制御され、下限レベルを検出する下側の検出器がオンになれば、対応するコンベアベルトの速度は高速に制御され、常に一定量のプリフォーム1をベルトコンベア8に供給するように企図されている。
【0044】
実コンテナ4Sには、最初、実質的に一定量のプリフォーム1が充填されており、そしてホッパー装置50からはベルトコンベア8に上述のように実質的に一定量のプリフォーム1を供給するようになっているので、ホッパー装置50のコンベア装置が作動するとオンになる制御盤42の制御回路に設けられた上述のタイマがタイムアップするような時期には、コンテナ中のプリフォームはある残量にまで減少している。そのため、上述のタイマがタイムアップすると、スライドゲート開閉用流体シリンダ38cを作動させて、スライドゲート38aを更に開き全開にすると共に、戻し装置60の送風機61を運転開始すると共に送風機用タイマ(図示せず)をオンにして、ブローノズル64からコンテナの内袋に空気を吹き込み、内袋をコンテナ中に戻すようにしている。送風機61の運転は上述の送風機用タイマがタイムアップすると終了する。
【0045】
以上の操作により、実コンテナ4S内のプリフォーム1はコンテナに残留することなく全て放出され、ホッパー装置50を経由して従来の整列装置に適量づつ送り込まれる。送風機61の運転が停止すると、コンテナ反転装置30に保持されていた空コンテナを搬出するために、コンテナ反転装置30は傾斜放出位置から水平出入位置に戻り、その過程で、各鎖錠機構41の流体シリンダ41aから作動流体を排出してフック部材41dを突起部41eから離脱させると共に、支持手段40の流体シリンダ41aから作動してカバープレート39を上昇させる。コンテナ反転装置30が水平出入位置に戻ったら、ホッパー開閉カバー53は閉じられる。
【0046】
次に、ローラコンベア31,コンテナ方向転換コンベア23及びコンテナ搬出コンベヤ22が互いに同一方向に駆動され、空コンテナ4Hは、水平出入位置にあるコンテナホルダ37のアーム部37a,37bに保持された、ローラコンベア31上の位置からコンテナ方向転換コンベア23を経由してコンテナ搬出コンベヤ22上に運ばれる。このようにしてコンテナ反転装置30からの空コンテナ4Hの排出が完了すると、スライドゲート38aは閉位置に戻り、本発明のコンテナ供給装置は、次の実コンテナを受入れ可能な状態となる。
【0047】
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、言うまでもなく、様々な改変が可能であり、例えば、以下のように列挙することができる。
(1)コンテナ反転装置に搬入される前の実コンテナは、実施例では、コンテナ供給装置の長手方向軸線に関して水平面において直角に搬送されているが、コンテナ供給装置に長手方向軸線に沿って搬送してもよい。その場合、コンテナ反転装置から出た空コンテナはコンテナ供給装置の長手方向軸線に関して水平面において直角に搬出される。
(2)実施例では、流体シリンダが種々の部材の駆動手段として用いられているが、同等の作用を奏することができれば、ソレノイドや、ラック及びピニオンを使用してもよい。
(3)ホッパー装置内には3段のコンベア装置が配設されているが、2段でもよいし、4段以上でもよい。また、コンベア装置は、各段間に速度差を付けられないが、単一段でもよく、その場合、単一コンベア装置のコンベアベルトは、コンテナ反転装置のプリフォーム放出口からホッパー装置のプリフォーム受入端まで傾斜させるのが好ましい。
(4)ホッパー装置内に配設された3段のコンベア装置の少なくとも1つを傾斜配置させてもよい。
(5)実施例ではPETボトルのプリフォームの供給について説明したが、方向を揃えて次工程に供給する必要のあるもの(ワーク)なら本発明を適用することができる。
【0048】
【発明の効果】
請求項1に記載の本発明によれば、ワーク供給装置におけるコンテナ反転装置のコンテナホルダは、回転軸に接続されていて、該回転軸の回転により、コンテナを水平姿勢でコンテナホルダに対し出入させる水平出入位置と、コンテナを反転し保持する傾斜放出位置との間に回転するように構成したため、コンテナを周知の方法でコンテナホルダにロックしておけば、回転軸を回転させるだけで、コンテナ内のワークの放出が可能となり、コンテナの自動供給、取出しが容易になる。
また、スライドゲートの滑動により、ワークがコンテナから外部に出るための通路断面積を複数段に調節する開閉手段を備えることで、コンテナからのワークを静かに放出することができ、放出量を制御することができる。
また、コンテナに収容されたワークはホッパー内に落されるが、ホッパー装置が、ワークを搬送するためのコンベア手段を内部に含んでいれば、ワークの落下距離を小さくすることが可能になり、ワークの損傷を未然に阻止することができる。その場合、コンベア手段が複数段のコンベア装置から構成されていれば、ワークの損傷を更に確実に未然に阻止することができる。
さらに、各コンベア装置に、該コンベア装置により搬送されているワークの量を検出するための検出手段を設けておけば、該検出手段により検出されたワーク量に応じて、コンベア装置の複数の駆動モータにより各コンベア装置の速度を制御することができるので、ホッパー装置から放出されるワークの量が実質的に一定になる。
【0049】
また、請求項2に記載のように、回転軸を駆動するための駆動モータが、コンテナホルダを水平出入位置及び傾斜放出位置間の回転の所定角度範囲において減速することができるようにしておけば、コンテナホルダが水平出入位置から傾斜放出位置に回転する際に、コンテナ内でワークが急に移動することが抑止されるので、ワークの損傷を未然に阻止することができる。
【0050】
また、請求項3に記載のように、コンテナ頂部の開口の開度を複数段に調節する開閉手段をワーク供給装置に備えておけば、コンテナからのワークの放出量を制御することができるので、ワークの損傷を未然に阻止することができる。
【0053】
請求項に記載のように、コンテナは内袋を有し、ワークは該内袋内に収容されており、ワーク供給装置は更に、送風機と、該送風機に連絡したエアブローノズルとを備え、該エアブローノズルのエア吹出口を傾斜放出位置にあるコンテナの内袋内にエアを吹き出すように指向させておけば、内袋がワークと共にずり落ちてくるようなことがなく、ワークが内袋に残ることなく完全に放出させることができる。
【0054】
最後に、請求項に記載のように、エアブローノズルからのエア吹出しは、コンベア手段の駆動開始から所定時間後に始まるように設定しておけば、必要なときにだけエア吹出しを行うことができ、コストの低下になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係るワーク供給装置をその長手方向に分断して示す側面図であり、その右端にある線1A−1Aにおいて図2における線1A−1Aと連続している。
【図2】本発明の好適な実施例に係るワーク供給装置をその長手方向に分断して示す側面図であり、その右端にある線2A−2Aにおいて図3における線2A−2Aと連続している。
【図3】本発明の好適な実施例に係るワーク供給装置をその長手方向に分断して示す側面図であり、その左端にある線2A−2Aにおいて図3における線2A−2Aと連続している。
【図4】本発明の好適な実施例に係るワーク供給装置をその長手方向に分断して示す平面図であり、その右端にある線1B−1Bにおいて図5における線1B−1Bと連続している。
【図5】本発明の好適な実施例に係るワーク供給装置をその長手方向に分断して示す平面図であり、その右端にある線2B−2Bにおいて図6における線2B−2Bと連続している。
【図6】本発明の好適な実施例に係るワーク供給装置をその長手方向に分断して示す平面図であり、その左端にある線2B−2Bにおいて図5における線2B−2Bと連続している。
【図7】図2のVII−VII線に沿って見た断面図である。
【図8】図2のVIII−VIII線に沿って見た断面図である。
【図9】図2のIX−IX線に沿って見た断面図であり、(a)はコンテナが鎖錠機構によりアンロックされている状態、(b)はロックされている状態を示している。
【図10】図2のX−X線に沿って見た断面図である。
【図11】(a)は、本発明が適用されるワークとしてのプリフォームの立面図であり、(b)は、このプリフォームを吹込成形して得られたPETボトル用容器の立面図である。
【図12】図11の(a)に示したプリフォームが収容されるコンテナの斜視図である。
【図13】従来のプリフォーム供給装置を概念的に示す立面図である。
【符号の説明】
1 プリフォーム(ワーク)
3 内袋
4 コンテナ
4H 空コンテナ
4S 実コンテナ
30 コンテナ反転装置
33a 回転軸
33d 可逆モータ(駆動モータ)
37 コンテナホルダ
38 スライドゲート機構(開閉手段)
38a スライドゲート(開閉手段)
39 カバープレート(開閉手段)
42 制御盤(制御装置)
50 ホッパー装置
51a 第1コンベア装置(コンベア手段)
51b 第2コンベア装置(コンベア手段)
51c 第3コンベア装置(コンベア手段)
52a 検出器(検出手段)
52b 検出器(検出手段)
52c 検出器(検出手段)
61 送風機
62 フィルタ
64 エアブローノズル

Claims (5)

  1. ワークを収容したコンテナを保持するコンテナホルダを含み、該コンテナホルダを反転して前記コンテナに収容された前記ワークを放出するコンテナ反転装置と、該コンテナ反転装置から放出された前記ワークを受け入れて次工程に放出するホッパー装置とを備え、
    前記コンテナホルダは、回転軸に接続されていて、該回転軸の回転により、前記コンテナを水平姿勢で前記コンテナホルダに対し出入させる水平出入位置と、前記コンテナを反転し保持する傾斜放出位置との間に回転するように構成し、
    更に、スライドゲートを有し該スライドゲートの滑動によりワークがコンテナから外部に出るための通路断面積を複数段に調節する開閉手段を備え
    前記ホッパー装置は、前記ワークを搬送するためのコンベア手段を内部に含んでおり、
    前記コンベア手段は、複数段のコンベア装置と、各コンベア装置を駆動するための複数の駆動モータとを含んでおり、
    前記各コンベア装置には、該コンベア装置により搬送されているワークの量を検出するための検出手段が設けられ、
    前記検出手段により検出されたワーク量に応じて前記スライドゲートの開度を開方向に調節すると共に、前記複数の駆動モータによる前記コンベア装置の速度を制御することを特徴とするワーク供給装置。
  2. 前記回転軸を駆動するための駆動モータを更に備え、該駆動モータは、前記コンテナホルダの回転を前記水平出入位置及び前記傾斜放出位置間の回転の所定角度範囲において減速することができることを特徴とする請求項1に記載のワーク供給装置。
  3. 前記コンテナは頂部が開口しており、前記開閉手段は該開口の開度を複数段に調整することを特徴とする請求項1又は2に記載のワーク供給装置。
  4. 内袋を有し該内袋内にワークを収容したコンテナを保持するコンテナホルダを含み、該コンテナホルダを反転して前記コンテナに収容された前記ワークを放出するコンテナ反転装置と、該コンテナ反転装置から放出された前記ワークを受け入れて次工程に放出するホッパー装置とを備え、
    前記コンテナホルダは、回転軸に接続されていて、該回転軸の回転により、前記コンテナを水平姿勢で前記コンテナホルダに対し出入させる水平出入位置と、前記コンテナを反転し保持する傾斜放出位置との間に回転するように構成し、
    更に、送風機と、該送風機に連絡したエアブローノズルとを備え、該エアブローノズルのエア吹出口は前記傾斜放出位置にあるコンテナの内袋内にエアを吹き出すように指向されていることを特徴とするワーク供給装置。
  5. 前記エアブローノズルからのエア吹出しは、前記コンベア手段の駆動開始から所定時間後に始まるように設定されていることを特徴とする請求項に記載のワーク供給装置。
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