JP2005280880A - 再資源化物の保管設備 - Google Patents

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誠二 佐藤
Mitsuo Ishiguro
三雄 石黒
Masaji Miyanaga
正司 宮永
Kazuhiko Maeda
和彦 前田
Toshitaka Fuji
俊隆 藤
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Abstract

【課題】 構成の簡素化を図りながら、排出箇所において、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出することができる再資源化物の保管設備の提供。
【解決手段】 再資源化物を排出ホッパーに排出する排出箇所に、収納体5の下部に形成した保持用挿通部5bに対して挿脱自在な支持体25および収納体5の支持体基端側への移動範囲を受け止め規制する受け止め体26を備えた収納体操作手段27が、開口部5aを上方に向けた正姿勢の収納体5における保持用挿通部5bに対して支持体25を挿脱する挿脱用姿勢と、支持体25を保持用挿脱部5bに挿入した状態での上方側への回動により収納体5をその開口部5aを下方に向ける反転姿勢に切り換える排出用姿勢とに回動操作自在に設けられて、その収納体操作手段27にて収納体5を反転姿勢に操作することにより、収納体5に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出するように構成されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、上部に開口部を備える箱状の収納体を、再資源化物を前記収納体に収納する収納箇所、前記収納体を保管する保管箇所、および、前記収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出する排出箇所に搬送する搬送手段が設けられた再資源化物の保管設備に関する。
上記のような再資源化物の保管設備は、ペットボトル、白色トレイ、紙パック、その他プラスチック容器などの再資源化物を一時保管するために用いられ、トラックにて回収された再資源化物を受け入れて、その再資源化物を収納体に収納した状態で保管箇所に保管したのち、排出すべきタイミングになると、排出箇所に搬送して再資源化物を排出ホッパーに排出するようにしているものである。
このような再資源化物の保管設備において、従来、収納体は、その側面部に閉じ状態に維持可能な開閉扉を備えて構成され、排出箇所には、収納体の開口部を上方に向ける正姿勢と収納体を傾斜させる傾斜姿勢とに揺動操作自在な収納体操作手段と、収納体の開閉扉の閉じ状態の維持を解除するロック解除手段とが設けられ、収納体操作手段にて収納体を傾斜姿勢に操作しかつロック解除手段にて開閉扉の閉じ状態の維持を解除することにより、開閉扉を開放させて再資源化物を排出ホッパーに排出するように構成されているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−53185号公報
上記従来の再資源化物の保管設備では、排出箇所において、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出するために、収納体に開閉扉を備えたり、排出箇所にロック解除手段を設けなければならないので、それだけ構成の複雑化を招くものとなっている。
しかも、複数の収納体の夫々に対して、開閉扉を備えるための加工作業が必要となり、この点からも構成の複雑化を招いている。
ちなみに、上記特許文献1では、排出箇所において、開口部を上方に向けた正姿勢の収納体を90度以上反転操作することにより、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出することが示されており、このように収納体を90度以上反転操作する構成を採用すれば、収納体に開閉扉を備えたり、排出箇所にロック解除手段を設ける必要がなくなる。
しかしながら、上記特許文献1には、どのようにして収納体を90度以上反転操作するのか示す構成が示されておりません。
そこで、収納体を90度以上反転操作する構成として、例えば、収納体の側面部を挟持した状態で収納体を90度以上反転操作する構成が考えられる。
説明を加えると、収納体の側面を挟持する一対の挟持体を備え、開口部を上方に向けた正姿勢の収納体に対して一対の挟持体にて挟持する挟持用姿勢と、挟持体にて収納体の側面を挟持した状態での上方側への回動により収納体をその開口部を下方に向ける反転姿勢に切り換える排出用姿勢とに回動操作自在な収納体操作手段を設けて、その収納体操作手段にて収納体を反転姿勢に操作することにより、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出することができることになる。
しかしながら、この構成では、一対の挟持体にて収納体の側面を挟持するために、その挟持力を強固となるようにしたり、挟持体と収納体との相対位置を調整する必要があるなど、一対の挟持体にて収納体の側面を挟持するための構成が複雑になるので、構成の複雑化を招くものとなる。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、構成の簡素化を図りながら、排出箇所において、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出することができる再資源化物の保管設備を提供する点にある。
この目的を達成するために、本発明にかかる再資源化物の保管設備の第1特徴構成は、上部に開口部を備える箱状の収納体を、再資源化物を前記収納体に収納する収納箇所、前記収納体を保管する保管箇所、および、前記収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出する排出箇所に搬送する搬送手段が設けられた再資源化物の保管設備において、
前記排出箇所に、前記収納体の下部に形成した保持用挿通部に対して挿脱自在な片持ち状の支持体および前記収納体の支持体基端側への移動範囲を受け止め規制する受け止め体を備えた収納体操作手段が、前記開口部を上方に向けた正姿勢の前記収納体における前記保持用挿通部に対して前記支持体を挿脱する挿脱用姿勢と、前記支持体を前記保持用挿脱部に挿入した状態での上方側への回動により前記収納体をその開口部を下方に向ける反転姿勢に切り換える排出用姿勢とに回動操作自在に設けられて、その収納体操作手段にて前記収納体を前記反転姿勢に操作することにより、前記収納体に収納した再資源化物を前記排出ホッパーに排出するように構成されている点にある。
すなわち、収納体操作手段が挿脱用姿勢に操作している状態において、保持用挿通部に対して支持体を挿入させかつ受け止め体が収納体を受け止めることができることになる。
そして、支持体を保持用挿通部に挿入しかつ受け止め体が収納体を受け止めた状態で、収納体操作手段が挿脱用姿勢から排出用姿勢に回動操作して、収納体操作手段にて収納体を反転姿勢に操作することにより、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出させることができることになる。
したがって、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出させるためには、収納体の下部に、保持体を挿脱自在な保持用挿通部を形成し、挿脱用姿勢と排出用姿勢とに回動操作自在な収納体操作手段として、支持体と受け止め体とを備えるだけでよいので、構成の簡素化を図りながら、排出箇所において、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出することができる再資源化物の保管設備を提供できるに至った。
本発明にかかる再資源化物の保管設備の第2特徴構成は、前記収納体操作手段が、前記挿脱用姿勢において、前記搬送手段にて前記収納体を前記正姿勢で前記排出箇所に向けて搬送させるに伴って、前記支持体が前記保持用挿通部に挿入されかつ前記受け止め体が前記収納体を受け止めるように構成されている点にある。
すなわち、収納体操作手段が挿脱用姿勢に操作している状態において、搬送手段にて収納体を正姿勢で排出箇所に向けて搬送させるに伴って、支持体が保持用挿通部に挿入されかつ受け止め体が収納体を受け止めることができることになる。
したがって、支持体を保持用挿通部に挿入させかつ受け止め体にて収納体を受け止めるためには、搬送手段にて収納体を正姿勢で排出箇所に向けて搬送させるだけでよく、より一層構成の簡素化を図ることができることになる。
本発明にかかる再資源化物の保管設備の第3特徴構成は、前記収納体操作手段の作動を制御する制御手段が設けられ、前記制御手段は、清掃指令が指令された場合には、前記収納体を前記反転姿勢に操作したのち、清掃終了指令が指令されるまで前記収納体を前記反転姿勢に維持させるべく、前記収納体操作手段の作動を制御するように構成されている点にある。
すなわち、清掃指令を指令することにより、制御手段が、収納体操作手段にて収納体を反転姿勢に操作することにより、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出したのち、その収納体を反転姿勢に維持させるように収納体操作手段を作動させるので、その収納体の内側に、例えば、エアーを吹き付けるなどして、収納体内に残存している再資源化物をも排出ホッパーに排出させながら、収納体の清掃を行うことができることになる。
したがって、清掃指令を指令するだけで、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出したのち、収納体の清掃を行うことができることとなって、収納体の清掃を簡易に行うことができることになる。
本発明にかかる再資源化物の保管設備の第4特徴構成は、前記搬送手段および前記収納体操作手段の作動を制御する制御手段が設けられ、
前記制御手段は、清掃モードが指令された場合には、前記保管箇所に保管されている前記収納体のうち、再資源化物を収納していない収納体を清掃対象の収納体として前記保管箇所から前記排出箇所に順次搬送すべく、前記搬送手段の作動を制御し、かつ、
前記搬送手段にて前記清掃対象の収納体が前記排出箇所に搬送されてくるたびに、前記清掃対象の収納体を前記排出用姿勢に操作したのち、清掃終了が指令されるまで前記清掃対象の収納体を前記排出用姿勢に維持させるべく、前記収納体操作手段の作動を制御するように構成されている点にある。
すなわち、清掃モードを指令することにより、制御手段が、保管箇所に保管されている清掃対象の収納体を順次排出箇所に搬送させるように搬送手段を作動させ、かつ、排出箇所においては、搬送手段にて清掃対象の収納体が排出箇所に搬送されてくるたびに、制御手段が、清掃対象の収納体を反転姿勢に操作したのち、その収納体を反転姿勢に維持させるように収納体操作手段を作動させることができることになる。
そして、排出箇所において、反転姿勢に維持された清掃対象の収納体の内側に、例えば、エアーを吹き付けるなどして、清掃対象の収納体内に残存している再資源化物を排出ホッパーに排出させながら、清掃対象の収納体の清掃を行うことができることになる。
したがって、搬送手段にて収納体を搬送する要求がないときなどを利用して、清掃モードを指令するだけで、保管箇所に保管されている清掃対象の収納体を排出箇所に搬送して、その清掃対象の収納体の清掃を行うことができることとなって、有用なタイミングでかつ簡易に収納体の清掃を行うことができることになる。
本発明にかかる再資源化物の第5特徴構成は、前記搬送手段および前記収納体操作手段の作動を制御する制御手段と、前記排出ホッパーにおける再資源化物の残存量を検出する残存量検出手段とが設けられ、
前記制御手段は、前記残存量検出手段の検出情報に基づいて、前記排出ホッパーに対して再資源化物を排出可能な排出可能状態であるか否かを判別して、前記排出可能状態であると判別した場合には、前記排出ホッパーに対する再資源化物の排出を許容し、かつ、前記排出可能状態でないと判別した場合には、前記排出ホッパーに対する再資源化物の排出を禁止すべく、前記搬送手段および前記収納体操作手段の作動を制御するように構成されている点にある。
すなわち、制御手段は、残存量検出手段の検出情報に基づいて、排出ホッパーに対して再資源化物を排出しても、排出ホッパーから再資源化物が溢れることがない排出可能状態であるか否かを判別することができることになる。
そして、制御手段は、残存量検出手段の検出情報に基づいて排出可能状態であると判別した場合には、搬送手段および収納体操作手段を作動させて、保管箇所に保管されている収納体を排出箇所に搬送し、収納体操作手段にて収納体を反転姿勢に操作することにより、排出ホッパーから再資源化物が溢れることなく、排出ホッパーに再資源化物を排出することができることになる。
また、制御手段は、残存量検出手段の検出情報に基づいて排出可能状態でないと判別した場合には、保管箇所に保管されている収納体を排出箇所に搬送するように搬送手段を作動させる事自体を禁止したり、あるいは、保管箇所に保管されている収納体を排出箇所に搬送するように搬送手段を作動させることを許容しても、収納体操作手段にて収納体を反転姿勢に操作することを禁止して、収納体を排出箇所に待機させることにより、排出ホッパーに対する再資源化物の排出を禁止し、排出ホッパーから再資源化物が溢れてしまう事態の発生を未然に防止できることになる。
したがって、制御手段は、排出ホッパーから再資源化物が溢れてしまう事態の発生を未然に防止しながら、排出ホッパーから再資源化物が溢れることなく、収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出させることができることとなって、排出ホッパーへの再資源化物の排出を適切に行える有用な再資源化物の保管設備を提供できることになる。
本発明にかかる再資源化物の保管設備の実施形態について図面に基づいて説明する。
この再資源化物の保管設備は、図1に示すように、建屋W内に、再資源化物Bを回収したトラックPから再資源化物Bを受け入れる受入箇所1、再資源化物Bを収納体としてのコンテナ5に収納する収納箇所2、コンテナ5を保管する保管箇所3、および、コンテナ5に収納した再資源化物Bを排出ホッパー6に排出する排出箇所4などを配置して構成されている。
前記コンテナ5は、図2に示すように、上部に開口部5aを備える箱状に構成され、その下部に保持用挿通部5bが形成されている。
ちなみに、再資源化物Bとしては、例えば、ペットボトル、白色トレイ、紙パック、その他プラスチックなどである。
前記収納箇所2が、地下一階に配置され、保管箇所3が、地下一階〜地上三階までの空間を利用して、上下左右に並べる状態で複数のコンテナ収納部11を備えた収納棚8を左右一対配置して構成され、排出箇所4が、地上三階に配置されている。
ちなみに、保管箇所3には、例えば、トラックPにて回収された再資源化物Bを一週間分だけ保管可能に構成されている。
そして、再資源化物Bは、受入箇所1にて受け入れられると、まず、収納箇所2にてコンテナ5に収納され、そのコンテナ5が保管箇所3に搬送されて収納棚8に保管されたのち、排出すべきタイミングになると、排出箇所4に搬送されて排出ホッパー6に排出されるように構成されている。
前記受け入れ箇所1から収納箇所2に再資源化物Bを搬送する受入コンベヤ7、コンテナ5を収納箇所2、保管箇所3、および、排出箇所4に搬送する搬送手段T、排出ホッパー6に排出された再資源化物Bを圧縮機、梱包機、焼却炉などの処理装置が配置された処理箇所に搬送する処理箇所用コンベヤ15などが設けられている。
そして、搬送手段Tは、コンテナ5を搬送するに当って、開口部5aを上方に向けた正姿勢で搬送するように構成されている。
前記受入コンベヤ7は、ベルトコンベヤにて構成され、搬送方向の上端側で再資源化物Bを受け入れ、搬送方向の下端部まで搬送したのち収納箇所2に配置されている開口部5aを上方に向けた正姿勢のコンテナ5に対して再資源化物Bを落とし込むことにより、コンテナ5に再資源化物Bを収納させるように構成されている。
そして、図3に示すように、受入コンベヤ7は、4つ設けられており、4つの収納箇所2の夫々において、再資源化物Bを落とし込むことにより、コンテナ5に再資源化物Bを収納させるように構成されている。
ちなみに、図3は、受入コンベヤ7の搬送方向に直交する方向視において、受入コンベヤ7と収納箇所2とを示した図である。
そして、受入コンベヤ7にて再資源化物Bを収納箇所2に搬送するに当って、例えば、搬送不純物除去装置や選別装置により、再資源化物Bをその種類別に区分けした状態で収納箇所2に搬送するように構成されており、各コンテナ5に対して、再資源化物Bを種類ごとに収納するように構成されている。
前記搬送手段Tは、収納箇所2と収納棚8に対する収納用コンテナ受け渡し箇所9との間でコンテナ5を搬送する収納用コンベヤ10、収納用コンテナ受け渡し箇所9と収納棚8における各コンテナ収納部11との間および各コンテナ収納部11と収納棚8からの排出用コンテナ受け渡し箇所12との間でコンテナ5を搬送するスタッカークレーン13、排出用コンテナ受け渡し箇所12と排出箇所4との間でコンテナ5を搬送する排出用コンベヤ14とから構成されている。
前記収納用コンベヤ10は、地下一階フロアBF1FLに配設され、地下一階の平面図である図4に示すように、複数のチェーンコンベヤを平面視でE字状となるように配置して構成され、それら複数のチェーンコンベヤからなる収納用コンベヤ10が、隣接する状態で2つ配設されている。
そして、収納用コンベヤ10の夫々は、一列に並ぶ3つの収納用コンテナ受け渡し箇所9のうち、真中に位置する収納用コンテナ受け渡し箇所9を搬送方向の始端部とし、搬送経路が左右に分岐して、左右に位置する収納用コンテナ受け渡し箇所9を搬送方向の終端部となるように構成されており、左右に分岐した分岐経路の途中に収納箇所2が配置されている。
このようにして、収納用コンベヤ10の夫々は、真中に位置する収納用コンテナ受け渡し箇所9に搬送されたコンテナ5を、左右2箇所に配置された収納箇所2のいずれかを経由する状態で、両端に位置する収納用コンテナ受け渡し箇所9のいずれかに分岐搬送するように構成されている。
前記スタッカークレーン13は、図1および図4に示すように、上下一対のレール16,17に沿って走行自在な走行台車18、および、フォーク装置19を備えて走行台車4に昇降自在な昇降台20を備えて構成されている。
そして、スタッカークレーン13は、走行台車18による走行、昇降台20による昇降、および、フォーク装置19による出退作動によって、収納用コンテナ受け渡し箇所9と各コンテナ収納部11との間、および、各コンテナ収納部11と排出用コンベヤ受け渡し箇所との間でコンテナ5を搬送するように構成されている。
前記排出用コンベヤ14は、地上三階フロア3FLに配設され、地上三階の平面図である図5に示すように、排出用コンテナ受け渡し箇所12と排出箇所4とを結ぶ直線状のチェーンコンベヤにて構成されている。
そして、排出箇所4は、図5に示すように、2箇所設けられており、それに対応して、排出用コンベヤ14も2つ設けられている。
前記排出用コンベヤ14の夫々は、図6に示すように、駆動用モータ21を正逆回転駆動させることにより、駆動スプロケット22および従動スプロケット23に掛け渡されたチェーン24をその長手方向に正逆操作して、排出用コンテナ受け渡し箇所12と排出箇所4との間でコンテナ5を往復搬送するように構成されている。
前記排出箇所4には、図5および図6に示すように、コンテナ5の下部に形成した保持用挿通部5bに対して挿脱自在な片持ち状の支持体25およびコンテナ5の支持体基端側への移動範囲を受け止め規制する受け止め体26とを備えた収納体操作手段としての反転装置27が設けられている。
そして、反転装置27は、図6および図7の(イ)に示すように、開口部5aを上方に向けた正姿勢のコンテナ5における保持用挿通部5bに対して支持体25を挿脱する挿脱用姿勢と、図7の(ロ)に示すように、支持体25を保持用挿通部5bに挿入した状態での上方側への回動によりコンテナ5をその開口部5aを下方に向ける反転姿勢に切り換える排出用姿勢とに回動操作自在に設けられて、その収納体操作手段27にてコンテナ5を反転姿勢に操作することにより、コンテナ5に収納した再資源化物Bを排出ホッパー6に排出するように構成されている。
ちなみに、図6の(イ)は、反転装置27を挿脱用姿勢に操作している状態での排出用コンベヤ10および反転装置27を示す側面図であり、図6の(ロ)は、反転装置27を挿脱用姿勢に操作している状態での排出用コンベヤ10および反転装置27を示す平面図である。
また、図7は、反転装置27の側面図を示すものであり、図7の(イ)は、反転装置27を挿脱用姿勢に操作している状態を示し、図7の(ロ)は、反転装置27を排出用姿勢に操作している状態を示している。
前記反転装置27について説明を加えると、反転装置17は、排出用コンベヤ14の搬送方向の終端部に配設されている。
そして、支持体25は、側面視でL字状のフォーク部材からなり、そのフォーク部材を左右一対備えて構成されており、コンテナ5の下部には、そのフォーク部材の配置位置に対応して保持用挿通部5bが左右一対形成されている。
前記受け止め体26は、ウレタンゴムストッパーからなり、そのウレタンゴムストッパーをフォーク部材の上端部に取り付けて構成されおり、ウレタンゴムストッパーをコンテナ5の側面部に接当させることにより、コンテナ5の支持体基端側への移動範囲を受け止め規制するように構成されている。
前記支持体25におけるフォーク部材は、反転用モータ30により回動自在な回動軸28に連結されたブラケット29に取り付けられ、反転用モータ30の正逆駆動による回動軸28の回動により、支持体25と受け止め体26とが一体的に回動操作されるように構成されている。
また、コンテナ5の横方向への移動範囲を受け止め規制する規制体37も回動軸28に取り付けられ、この規制体37も、反転用モータ30の正逆駆動による回動軸28の回動により、支持体25および受け止め体26と一体的に回動操作されるように構成されている。
前記反転装置27は、挿脱用姿勢においては、図6に示すように、支持体25が水平方向に沿う姿勢となりかつ受け止め体26が上下方向に沿う姿勢となっており、排出用コンベヤ14にてコンテナ5を正姿勢で排出箇所4に向けて搬送するに伴って、支持体25が保持用挿通部5bに挿入されかつ受け止め体26がコンテナ5を受け止めるように構成されている。
そして、反転装置27は、図7の(イ)に示すように、挿脱用姿勢において支持体25が保持用挿通部5bに挿入されかつ受け止め体26がコンテナ5を受け止められた状態で、図7の(ロ)に示すように、反転モータ30にて回動軸28を設定角度(例えば、130度)上方側へ回転させることによりコンテナ5を反転姿勢に切り換えるように排出用姿勢に回転操作して、コンテナ5に収納した再資源化物Bを排出ホッパー6に排出するように構成されている。
また、反転装置27は、コンテナ5に収納した再資源化物Bを排出ホッパー6に排出したのち、反転モータ30にて回動軸28を逆方向に回転させることによりコンテナ5を正姿勢に切り換えるように挿脱用姿勢に回転操作するように構成されている。
前記地下一階フロアBF1FLにおいては、図4に示すように、収納箇所2に対向する位置には、新しいコンテナ5を搬入したり、古くなったコンテナ5を搬出するためのコンテナ搬入出部31が配置され、図示はしないが、そのコンテナ搬入出部31には、コンテナ5を搬送する自走台車などが設けられている。
また、地上三階フロア3FLにおいては、図1に示すように、排出ホッパー6の近くには、エアーを噴出する清掃具32が配設されており、作業者が、この清掃具32にてコンテナ5の内側にエアーを吹き付けることにより、コンテナ5を清掃するように構成されている。
ちなみに、地下一階フロアBF1FLには、図示は省略するが、コンテナ5を清掃するための給排水処理設備が配設され、この給排水処理設備にてコンテナ5が水を用いて清掃されるように構成されている。
また、図示は省略するが、建屋W内を空調する空調装置が複数設けられ、この空調装置により汚臭の発生などを防止するように構成されている。
図8に示すように、受入コンベヤ7、収納用コンベヤ10、スタッカークレーン13、排出用コンベヤ14、処理箇所用コンベヤ15、および、反転装置27の作動を管理する制御手段としての管理部Hが設けられている。
前記管理部Hは、収納箇所2において再資源化物Bをコンテナ5に収納する収納動作、再資源化物Bが収納されたコンテナ5を収納箇所2から保管箇所3に搬送して収納棚8に保管する保管動作、収納棚8に保管されているコンテナ5を保管箇所3から排出箇所4に搬送してコンテナ5に収納した再資源化物Bを排出ホッパー6に排出する排出動作、再資源化物Bが排出された空のコンテナ5を保管箇所3に戻す戻し動作の各動作を行うように構成されている。
前記管理部Hは、トラックPが到着するなどして再資源物Bをコンテナ5に収納する指令が指令されると、収納動作および保管動作を行うことにより、再資源化物Bをコンテナ5に収納し、その再資源化物Bを収納したコンテナ5を保管箇所3に保管するように構成されている。
そして、管理部Hは、再資源化物Bを排出する排出指令が指令されると、排出動作および戻し動作を行い、再資源化物Bを排出ホッパー6に排出し、空となったコンテナ5を保管箇所2に保管するように構成されている。
以下、管理部Hによる各動作について説明を加える。
前記収納動作について説明を加えると、管理部Hは、まず、収納棚8に保管されているコンテナ5のうち、再資源化物Bを収納していない空のコンテナ5を収納用コンテナ受け渡し箇所9に搬送すべく、スタッカークレーン13を作動させ、収納用コンテナ受け渡し箇所9に空のコンテナ5が搬送されたことを図外の在荷センサなどにより検出すると、その空のコンテナ5を収納用コンテナ受け渡し箇所9から収納箇所2に搬送すべく、収納用コンベヤ10を作動させるように構成されている。
そして、管理部Hは、収納箇所2に空のコンテナ5が搬送されていることを図外の在荷センサなどにより検出している状態で、受入コンベヤ7を作動させることにより、収納箇所2においてコンテナ5に再資源化物Bを収納するように構成されている。
前記保管動作について説明を加えると、管理部Hは、コンテナ5への再資源化物Bを収納が終了したことを図外の満了検知センサなどにより検出すると、そのコンテナ5を収納用コンテナ受け渡し箇所9に搬送すべく、収納用コンベヤ10を作動させ、収納用コンテナ受け渡し箇所9にコンテナ5が搬送されたことを図外の在荷センサなどにより検出すると、そのコンテナ5を収納用コンテナ受け渡し箇所9から収納棚8に保管すべく、スタッカークレーン13を作動させるように構成されている。
そして、コンテナ5を収納棚8に保管する際には、管理部Hが、どこのコンテナ収納部11にどのコンテナ5を保管しているのかを記憶するように構成されている。
前記排出動作について説明を加えると、管理部Hは、まず、収納棚8に保管しているコンテナ5のうち、排出対象のコンテナ5を排出用コンベヤ受け渡し箇所12に搬送すべく、スタッカークレーン13を作動させるように構成されている。
前記排出対象のコンテナ5について説明を加えると、収納棚8には、種類別に再資源化物Bが収納されたコンテナ5が保管されており、その再資源化物Bを収納しているコンテナ5のうちから、排出対象のコンテナ5が選択されることなる。
前記排出ホッパー6に排出する再資源化物Bについては、種類ごとに選択する状態で指令することが可能であり、管理部Hは、収納棚8に保管しているコンテナ5のうち、選択された種類の再資源化物Bを収納しているコンテナ5でかつ保管された時期が古いものから、排出対象のコンテナ5と選択するように構成されている。
そして、管理部Hは、排出用コンベヤ受け渡し箇所12にコンテナ5が搬送されたことを図外の在荷センサなどにより検出することにより、反転装置27を挿脱用姿勢に操作した状態で、コンテナ5を排出用コンベヤ受け渡し箇所12から排出箇所4に搬送すべく、排出用コンベヤ14を作動させるように構成されている。
その後、管理部Hは、コンテナ5が排出用コンベヤ14の搬送方向の終端部まで搬送されたことを図外の在荷センサなどにより検出すると、反転装置27を挿脱用姿勢から排出用姿勢に回転操作してコンテナ5を正姿勢から反転姿勢に操作することにより、コンテナ5に収納した再資源化物Bを排出ホッパー6に排出するように構成されている。
そして、管理部Hは、保管箇所3に排出対象のコンテナ5が複数存在する場合には、排出対象のコンテナ5を一つずつ排出箇所4に順次搬送すべく、スタッカークレーン13および排出用コンベヤ14を作動させ、かつ、排出箇所4に排出対象のコンテナ5が搬送されるたびに、反転装置27を挿脱用姿勢から排出用姿勢に回転操作してコンテナ5を正姿勢から反転姿勢に切り換えるように構成されている。
前記管理部Hは、排出動作において、排出ホッパー6に設けられた残存センサ36に検出情報に基づいて、排出可能状態であるか否かを判別し、上述の如く、排出対象のコンテナ5を一つずつ排出箇所4に順次搬送する場合などには、排出可能状態であるときのみ排出動作を行うように構成されている。
説明を加えると、排出ホッパー6には、その排出ホッパー6における再資源化物Bの残存量を検出する残存量検出手段としての残存センサ36が設けられ、管理部Hは、残存センサ36の検出情報に基づいて、排出ホッパー6に対して再資源化物Bを排出可能な排出可能状態であるか否かを判別するように構成されている。
そして、管理部Hは、排出可能状態であると判別した場合には、排出ホッパー6に対する再資源化物Bの排出を許容して、排出動作を行い、排出可能状態でないと判別した場合には、排出ホッパー6に対する再資源化物Bの排出を禁止して、排出動作の実行を禁止するように構成されている。
図9のフローチャートに基づいて説明を加えると、管理部Hは、排出指令が指令されると、残存センサ36の検出情報に基づいて、排出可能状態であるか否かを判別するようにしている(ステップ1,2)。
そして、管理部Hは、排出可能状態であると判別していると、排出動作を行い(ステップ3)、排出可能状態ではないと判別していると、排出動作の実行を禁止するようにしている(ステップ4)。
前記戻し動作について説明を加えると、管理部Hは、反転装置27が排出用姿勢に設定時間維持するなどにより再資源化物Bの排出ホッパー6への排出が終了すると、反転装置27を排出用姿勢から挿脱用姿勢に回転操作して空となったコンテナ5を反転姿勢から正姿勢に操作するように構成されている。
そして、管理部Hは、反転装置27の作動により空となったコンテナ5が排出用コンベヤ14の搬送方向の終端部に存在することを図外の在荷センサなどにより検出すると、その空となったコンテナ5を排出箇所4からから排出用コンベヤ受け渡し箇所12に搬送すべく、排出用コンベヤ14を作動させるように構成されている。
その後、管理部Hは、排出用コンベヤ受け渡し箇所12にコンテナ5が搬送されたことを図外の在荷センサなどにより検出することにより、その空となったコンテナ5を排出用コンテナ受け渡し箇所12から収納棚8に保管すべく、スタッカークレーン13を作動させるように構成されている。
そして、空となったコンテナ5を収納棚8に保管する際には、管理部Hが、どこのコンテナ収納部11にどのコンテナ5を保管しているのかを記憶するように構成されている。
前記管理部Hには、清掃モードを指令可能なモード指令スイッチ33からの指令が入力可能に構成され、また、排出箇所4に配設された清掃指令を指令する清掃指令スイッチ34および清掃終了を指令する清掃終了スイッチ35からの指令も入力可能に構成されている。
そして、例えば、排出ホーパー6に再資源化物Bを排出する要求がないときなどに、モード指令スイッチ33にて清掃モードを指令することにより、保管箇所3に保管されているコンテナ5のうち、再資源化物Bを収納していない空のコンテナを清掃するように構成されている。
すなわち、管理部Hは、モード指令スイッチ33にて清掃モードが指令された場合には、保管箇所3に保管されているコンテナ5のうち、再資源化物Bを収納していない空のコンテナを清掃対象のコンテナ5として保管箇所3から排出箇所4に順次搬送する清掃モード用搬送動作を行うべく、スタッカークレーン13および排出用コンベヤ14の作動を制御するように構成されている。
そして、管理部Hは、排出箇所4に清掃対象のコンテナ5が搬送されてくるたびに、清掃対象のコンテナ5を反転姿勢に操作したのち、清掃終了スイッチ34にて清掃終了が指令されるまで清掃対象のコンテナ5を反転姿勢に維持させる清掃維持動作を行うべく、反転装置27の作動を制御するように構成されている。
説明を加えると、管理部Hは、清掃モード用搬送動作においては、対象のコンテナが清掃対象のコンテナ5となる点が異なるだけで、排出動作と同様の動作を行い、清掃対象のコンテナ5を排出箇所4に搬送し、反転装置27を挿脱用姿勢から排出用姿勢に回転操作してコンテナ5を正姿勢から反転姿勢に切り換えるように構成されている。
そして、管理部Hは、反転装置27にてコンテナ5を反転姿勢に切り換えたのち、清掃維持動作として、コンテナ5を反転姿勢に切り換えた状態を維持するように構成され、この間に作業者が清掃具32を用いてコンテナ5の清掃を行うように構成されている。
その後、管理部Hは、排出箇所4に配設された清掃終了スイッチ34にて作業者が清掃終了を指令すると、反転装置27を排出用姿勢から挿脱用姿勢に回転操作して清掃後のコンテナ5を反転姿勢から正姿勢に切り換えたのち、上述の戻し動作と同様の動作を行って清掃後のコンテナ5を保管箇所3に保管するように構成されている。
図10のフローチャートに基づいて説明すると、管理部Hは、清掃モード搬送動作を行い、清掃対象のコンテナ5を保管箇所3から排出箇所4に搬送したのち、清掃対象のコンテナ5を反転姿勢に切り換えるようにしている(ステップ11)。
そして、管理部Hは、清掃維持動作を行い、清掃終了指令が指令されるまで、清掃対象のコンテナ5を反転姿勢に維持するようにしている(ステップ12,13)。
その後、管理部Hは、清掃終了指令が指令されると、戻し動作を行い、清掃後のコンテナ5を保管箇所3に保管するようにしている(ステップ14)。
そして、管理部Hは、保管箇所3に清掃対象のコンテナ5が複数存在する場合には、清掃対象のコンテナ5を排出箇所4に搬送して、そのコンテナ5を清掃したのち保管箇所3に保管する動作を、複数の清掃対象のコンテナ5について繰り返し行うように構成されている。
また、上述の如く、コンテナ5の清掃を行う場合には、清掃モードを指令するだけでなく、排出箇所4に配設された清掃指令スイッチ34にて作業者が清掃指令を指令することにより、排出動作の後に、コンテナ5の清掃を行うことも可能に構成されている。
説明を加えると、管理部Hは、清掃指令スイッチ34にて清掃指令が指令された場合には、清掃モードが指令された場合と同様に、排出対象のコンテナ5を反転姿勢に操作したのち、清掃終了スイッチ34にて清掃終了が指令されるまで排出対象のコンテナ5を反転姿勢に維持させる清掃維持動作を行うべく、反転装置27の作動を制御するように構成されている。
〔別実施形態〕
(1)上記実施形態では、反転装置27が、挿脱用姿勢において、排出用コンベヤ14にてコンテナ5を正姿勢で排出箇所4に向けて搬送させるに伴って、支持体25が保持用挿通部5bに挿入されかつ受け止め体26がコンテナ5を受け止めるように構成されているが、反転装置27を、挿脱用姿勢において、支持体25が保持用挿通部5bに挿入されかつ受け止め体26がコンテナ5を受け止めるべく、排出用コンベヤ14の搬送方向に沿って移動するように構成して実施することも可能である。
(2)上記実施形態では、管理部Hは、清掃指令スイッチ34にて清掃指令が指令された場合には、排出対象のコンテナ5を反転姿勢に操作したのち、清掃終了スイッチ34にて清掃終了が指令されるまで排出対象のコンテナ5を反転姿勢に維持させる清掃維持動作を行うべく、反転装置27の作動を制御するように構成されているが、管理部Hは、清掃指令スイッチ34にて清掃指令が指令されているかどうかにかかわらず、清掃維持動作を行うべく、反転装置27の作動を制御するように構成して実施することも可能である。
(3)上記実施形態では、搬送手段Tを、収納用コンベヤ10、スタッカークレーン13、排出用コンベヤ14から構成した例を示したが、搬送手段Tについては、各種搬送装置を適応することができる。
(4)上記実施形態では、反転装置27に、コンテナ5の横方向への移動範囲を受け止め規制する規制体37を備えるようにしているが、この規制体37を備えることなく、反転装置27を構成して実施することも可能である。
(5)上記実施形態では、支持体25を左右一対のフォーク部材から構成し、保持用挿通部5bを、その左右一対のフォーク部材を配置位置に対応するように左右一対形成しているが、例えば、支持体25を水平方向に一連に連なる板状部材から構成し、保持用挿通部5bをその板状部材の形状に対応するように形成して実施することも可能であり、支持体25および保持用挿通部5bの形状については適宜変更が可能である。
(6)上記実施形態では、反転用モータ30の正逆駆動により回動軸28を直接回動するように構成されているが、例えば、反転用モータ30の出力軸に駆動スプロケットを設け、回動軸28に従動スプロケットを設けて、その駆動スプロケットと従動スプロケットとにチェーンを掛け渡し、反転用モータ30により駆動スプロケットを回動させることにより、回動軸28を回動させるように構成して実施することも可能である。
再資源化物の保管設備の側面図 コンテナを示す図 受入箇所および収納箇所を示す側面図 再資源化物の保管設備の地下一階における平面図 再資源化物の保管設備の地上三階における平面図 排出箇所における側面図および平面図 反転装置における挿脱用姿勢と排出用姿勢とを示す側面図 再資源化物の保管設備における制御ブロック図 管理部の排出動作における動作を示すフローチャート 管理部の清掃モードにおける動作を示すフローチャート
符号の説明
2 収納箇所
3 保管箇所
4 排出箇所
5 収納体
5a 開口部
5b 保持用挿通部
6 排出ホッパー
25 支持体
26 受け止め体
27 収納体操作手段
36 残存量検出手段
B 再資源化物
H 制御手段
T 搬送手段

Claims (5)

  1. 上部に開口部を備える箱状の収納体を、再資源化物を前記収納体に収納する収納箇所、前記収納体を保管する保管箇所、および、前記収納体に収納した再資源化物を排出ホッパーに排出する排出箇所に搬送する搬送手段が設けられた再資源化物の保管設備であって、
    前記排出箇所に、前記収納体の下部に形成した保持用挿通部に対して挿脱自在な片持ち状の支持体および前記収納体の支持体基端側への移動範囲を受け止め規制する受け止め体を備えた収納体操作手段が、前記開口部を上方に向けた正姿勢の前記収納体における前記保持用挿通部に対して前記支持体を挿脱する挿脱用姿勢と、前記支持体を前記保持用挿脱部に挿入した状態での上方側への回動により前記収納体をその開口部を下方に向ける反転姿勢に切り換える排出用姿勢とに回動操作自在に設けられて、その収納体操作手段にて前記収納体を前記反転姿勢に操作することにより、前記収納体に収納した再資源化物を前記排出ホッパーに排出するように構成されている再資源化物の保管設備。
  2. 前記収納体操作手段が、前記挿脱用姿勢において、前記搬送手段にて前記収納体を前記正姿勢で前記排出箇所に向けて搬送させるに伴って、前記支持体が前記保持用挿通部に挿入されかつ前記受け止め体が前記収納体を受け止めるように構成されている請求項1に記載の再資源化物の保管設備。
  3. 前記収納体操作手段の作動を制御する制御手段が設けられ、
    前記制御手段は、清掃指令が指令された場合には、前記収納体を前記反転姿勢に操作したのち、清掃終了指令が指令されるまで前記収納体を前記反転姿勢に維持させるべく、前記収納体操作手段の作動を制御するように構成されている請求項1または2に記載の再資源化物の保管設備。
  4. 前記搬送手段および前記収納体操作手段の作動を制御する制御手段が設けられ、
    前記制御手段は、清掃モードが指令された場合には、前記保管箇所に保管されている前記収納体のうち、再資源化物を収納していない収納体を清掃対象の収納体として前記保管箇所から前記排出箇所に順次搬送すべく、前記搬送手段の作動を制御し、かつ、
    前記搬送手段にて前記清掃対象の収納体が前記排出箇所に搬送されてくるたびに、前記清掃対象の収納体を前記反転姿勢に操作したのち、清掃終了が指令されるまで前記清掃対象の収納体を前記反転姿勢に維持させるべく、前記収納体操作手段の作動を制御するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の再資源化物の保管設備。
  5. 前記搬送手段および前記収納体操作手段の作動を制御する制御手段と、前記排出ホッパーにおける再資源化物の残存量を検出する残存量検出手段とが設けられ、
    前記制御手段は、前記残存量検出手段の検出情報に基づいて、前記排出ホッパーに対して再資源化物を排出可能な排出可能状態であるか否かを判別して、前記排出可能状態であると判別した場合には、前記排出ホッパーに対する再資源化物の排出を許容し、かつ、前記排出可能状態でないと判別した場合には、前記排出ホッパーに対する再資源化物の排出を禁止すべく、前記搬送手段および前記収納体操作手段の作動を制御するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の再資源化物の保管設備。
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