JP3717108B2 - リサイクルごみのごみ貯留施設 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リサイクルごみのごみ貯留施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、缶、瓶、ペットボトル等のリサイクルごみを貯留するためのごみ貯留施設には、ごみ貯留装置が配設され、搬入車によってごみ貯留装置に搬入されたごみが、ピット内に投入され貯留される。そして、前記ごみは、前記ピットの上方に配設されたクレーンによって順次把持され、ホッパ内に投入された後、コンベヤに乗せられて後段の分別装置に送られるようになっている。
【0003】
図2は従来のごみ貯留施設の断面図である。
【0004】
図において、11はごみ貯留施設、12は該ごみ貯留施設11に配設され、図示されない各種のごみを貯留するためのピット、13は前記ごみを搬入するための搬入車である。該搬入車13は、前記ごみ貯留施設11における所定のごみ搬入フロア14に寄せられ、搬入されたごみをピット12内に投入するようになっている。
【0005】
該ピット12の上方にはクレーン15が配設され、ピット12内に投入されたごみは、クレーン15によって順次把持されて搬送され、前記ピット12に隣接させて配設されたホッパ16内に投入される。そのために、前記クレーン15は、レール18に沿って図における左右方向に、レール100に沿って前後方向にそれぞれ移動させることができるようになっている。なお、前記ピット12及びクレーン15によってごみ貯留装置が構成される。そして、前記ホッパ16の下端には図における奥行方向に延びるコンベヤ17が配設され、ホッパ16内に投入されたごみは、コンベヤ17に乗せられて後段の図示されない分別装置に送られるようになっている。
【0006】
ところで、前記クレーン15が、ピット12内に投入されたごみを把持して搬送し、ホッパ16内に投入する処理能力、及び前記分別装置の処理能力はほぼ一定であるのに対して、前記搬入車13によって搬入され、ピット12内に投入されるごみの量は変動する。したがって、前記ピット12にバッファ機能を持たせることが必要であり、十分な量のごみを貯留することができるように、前記ピット12はごみ搬入フロア14に対して十分に深く形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来のごみ貯留施設11において、ピット12はごみ搬入フロア14に対して十分に深く形成する必要があるので、ごみの落下距離がその分長くなり、落下時の衝撃でごみのうちの瓶が割れることがある。また、クレーン15によって把持されたときの衝撃で瓶が割れることもある。この場合、後段の分別作業、瓶のリサイクル等が困難になってしまう。
【0008】
また、搬入車13から投入されたごみは、自然落下によってピット12内に堆(たい)積されるので、ピット12の底部には古いごみが滞留することになり、生ごみだけでなく、瓶、缶等に付着したり残留したりしている飲料、食品等が腐敗し、悪臭を放ってしまう。したがって、ごみ貯留施設11の作業環境が悪くなってしまう。
【0009】
しかも、ごみは搬入車13から自然落下によってピット12内に投入されるので、前記ピット12内の上方部分にごみを貯留することができない。したがって、貯留することができるごみの量が限られ、ごみ貯留装置がその分大型化してしまう。
【0010】
さらに、自然落下したごみは、山積みの状態にされるので、ピット12内に貯留されたごみの量を把握することができず、ごみの処理及び管理を行うのが困難になってしまう。また、前記ごみの量を把握するためには、例えば、クレーン15によるならし作業が必要になり、作業が煩わしいだけでなく、その間、ごみを搬出することができなくなってしまう。その結果、ごみ貯留装置の処理効率が低下してしまう。
【0011】
本発明は、前記従来のごみ貯留施設の問題点を解決して、ごみの貯留に伴って瓶が割れることがなく、後段の分別作業、瓶のリサイクル等を容易にすることができ、作業環境を良くすることができ、ごみ貯留装置を小型化することができるとともに、ごみの処理及び管理を容易に行うことができるリサイクルごみのごみ貯留施設を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明のリサイクルごみのごみ貯留施設においては、搬入されたリサイクルごみを貯留し、該リサイクルごみを後段の分別装置に送るようになっている。
【0013】
そして、搬入されたリサイクルごみをコンテナ内に投入するための投入部と、前記リサイクルごみを収容するコンテナを載置するための搬入棚と、前記コンテナを格納するための収容棚と、前記コンテナを搬出するための搬出棚と、前記収容棚と搬入棚と搬出棚との間を移動させられ、搬入棚に載置された前記コンテナを取り出して収容棚に格納し、該収容棚に格納されたコンテナを取り出して搬出棚に載置する搬送手段とを有する。
【0014】
本発明の他のリサイクルごみのごみ貯留施設においては、さらに、前記収容棚はマトリクス状に配設され、各収容棚、搬入棚及び搬出棚にそれぞれ番地が付される。
【0015】
本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯留施設においては、さらに、前記搬送手段は、コンテナの取出し、格納及び搬出を行うシャトルフォークを備え、制御部から送られた番地データに従って前記シャトルフォークを対応する番地に移動させる。
【0016】
本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯留施設においては、さらに、ごみが搬入されない夜間に、リサイクルごみを収容するコンテナの位置が変更される。
【0017】
本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯留施設においては、さらに、前記投入部は、ごみ搬入フロアと隣接させて配設される。そして、該ごみ搬入フロアと前記ごみ投入部との間にシュートが配設される。
【0018】
本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯留施設においては、搬入されたリサイクルごみを貯留し、該リサイクルごみを後段の分別装置に送るようになっている。
そして、搬入されたリサイクルごみをコンテナ内に投入するための投入部と、前記リサイクルごみを収容するコンテナを載置するための搬入棚と、前記コンテナを格納するための収容棚と、前記コンテナを搬出するための搬出棚と、該搬出棚と分別装置との間に配設され、搬出棚から搬出されたコンテナを反転させ、該コンテナ内に収容されたリサイクルごみを払い出す払出装置と、前記収容棚と搬入棚と搬出棚との間を移動させられ、搬入棚に載置された前記コンテナを取り出して収容棚に格納し、該収容棚に格納されたコンテナを取り出して搬出棚に載置する搬送手段とを有する。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の実施の形態におけるごみ貯留施設の断面図、図3は本発明の実施の形態におけるごみ貯留施設の平面図、図4は本発明の実施の形態におけるスタッカ装置の第1、第2の棚設備の斜視図、図5は本発明の実施の形態におけるスタッカクレーンの斜視図である。
【0021】
図において、21はごみ貯留施設、22は該ごみ貯留施設21内に配設され、図示されない各種のごみを貯留するためのごみ貯留室、13は前記ごみを搬入するための搬入車である。該搬入車13は、前記ごみ貯留施設21における所定のごみ搬入フロア14に寄せられ、搬入されたごみをコンテナ23内に投入するようになっている。
【0022】
そして、前記ごみ貯留室22には、ごみをコンテナ23内に収容した状態で貯留するためのスタッカ装置24が配設される。該スタッカ装置24は、搬入側に配設された第1の棚設備31、搬出側に配設された第2の棚設備32、及び前記第1、第2の棚設備31、32間に形成された空間SPにおいて、図1における奥行方向に移動自在に配設された搬送手段としてのスタッカクレーン51を備える。そのために、前記空間SPにおけるごみ貯留室22の床に下部レール45が敷設され、前記第1、第2の棚設備31、32間を連結するフレーム48に上部レール46が固定される。なお、前記下部レール45の一端に前記スタッカクレーン51の制御を行うための地上制御部39が配設される。また、前記ごみ貯留室22及びスタッカ装置24によってごみ貯留装置が構成される。
【0023】
前記第1、第2の棚設備31、32は、互いに対向させて配設され、それぞれ同じ容積を有する複数の棚Rを備え、各棚Rは、水平方向において複数の間口に、上下方向において複数の段にマトリクス状に配設される。
【0024】
そして、前記第1の棚設備31においては、前記ごみ搬入フロア14と隣接する所定数の棚Rが投入部R1として設定され、該各投入部R1の直下の棚Rが搬入棚R2として設定され、該搬入棚R2にそれぞれコンテナ23が載置される。したがって、各搬入車13をごみ搬入フロア14における所定の箇所に寄せ、所定の投入部R1を介して、対応する搬入棚R2に載置されたコンテナ23内にごみを投入することができる。なお、前記ごみ搬入フロア14と投入部R1との間には、搬入車13から投入されたごみをコンテナ23へ案内するシュート34が配設される。
【0025】
ところで、ごみ貯留施設21の所定の箇所には、ごみ貯留室22に隣接させてホッパ16が配設され、該ホッパ16の直上にごみ搬出部35が形成される。
【0026】
そして、前記第2の棚設備32においては、前記ごみ搬出部35と隣接する所定数の棚Rが搬出棚R3として設定され、該各搬出棚R3の床に搬出コンベヤ36が配設される。該搬出コンベヤ36は、ローラコンベヤから成り、図示されない搬出モータ、チェーン駆動機構等によって作動させられ、搬出コンベヤ36上に載置されたコンテナ23をごみ搬出部35に搬出する。また、該ごみ搬出部35には払出装置37が配設され、該払出装置37は、図示されないアーム及び図示されない反転機構を備え、搬出コンベヤ36によって搬出棚R3から搬出されたコンテナ23をアームによって把持し、反転機構によって反転させて、コンテナ23内に収容されたごみを払い出し、ホッパ16内に投入する。
【0027】
そして、前記ホッパ16の下端には、図における奥行方向に延びるコンベヤ17が配設され、ホッパ16内に投入されたごみは、コンベヤ17に乗せられて、後段の図示されない分別装置に送られるようになっている。
【0028】
ところで、前記払出装置37が、搬出棚R3から搬出されたコンテナ23を把持し、反転させてごみをホッパ16内に投入する処理能力、及び前記分別装置の処理能力はほぼ一定であるのに対して、前記搬入車13によって搬入されるごみの量は変動する。
【0029】
そこで、前記第1、第2の棚設備31、32における前記投入部R1、搬入棚R2及び搬出棚R3以外の棚Rは、収容棚R4として設定される。したがって、前記ごみ貯留室22にバッファ機能を持たせ、十分な量のごみを貯留することができる。そして、前記地上制御部39は、中央監視室43に配設された制御部44から指令を受け、スタッカクレーン51を操作して、前記搬入棚R2から各収容棚R4にコンテナ23を移動させたり、各収容棚R4から前記搬出棚R3にコンテナ23を移動させたり、各収容棚R4間でコンテナ23を移動させたりする。
【0030】
なお、ごみが払い出された後の空のコンテナ23は、図示されないコンテナ用コンベヤ等によってごみ搬出部35から排出される。そして、前記コンテナ用コンベヤ及び搬出コンベヤ36を逆方向に作動させることによって、排出されたコンテナ23が搬出棚R3に戻され、スタッカクレーン51によって搬入棚R2又は所定の収容棚R4に送られる。また、前記ごみ搬出部35の直上には、コンテナ洗浄室40が配設され、該コンテナ洗浄室40内に配設された洗浄器41によってコンテナ23を定期的に洗浄することができるようになっている。
【0031】
次に、前記スタッカクレーン51について説明する。
【0032】
該スタッカクレーン51は、前記下部レール45及び上部レール46に沿って移動自在に配設されたスタッカフレーム52、該スタッカフレーム52に沿って上下方向に移動自在に配設された昇降台53、該昇降台53上において水平方向及び上下方向に移動自在に配設されたシャトルフォーク54、並びにスタッカクレーン51の設定を行うための機上制御部55を有する。なお、前記シャトルフォーク54には、シャトルフォーク54を水平方向に移動させるための図示されないフォークスライド用モータ、及び上下方向に移動させるための図示されないフォーク昇降用モータが配設される。
【0033】
前記スタッカフレーム52は、下部サドル57、該下部サドル57から立ち上げられた2本のマスト58、59及び該マスト58、59間に架設された上部フレーム60から成り、前記下部サドル57は図示されない車輪を介して下部レール45上に搭載される。また、前記昇降台53は、前記シャトルフォーク54を支持する支持部62、及び該支持部62から立ち上げられ、前記マスト58、59をそれぞれ挟持する側壁63、64を備える。なお、66は前記スタッカクレーン51を移動させるための走行用モータ、67は前記昇降台53を上下方向に移動させるための昇降用モータ、68は前記昇降台53を懸架するためのロープ、69は前記シャトルフォーク54に載置されたコンテナ23がはみ出していないかどうかを検出するためのセンサ、RL1、RL2は前記上部レール46を挟持するローラ、RL3は前記マスト58、59を挟持するローラである。
【0034】
そして、前記投入部R1、搬入棚R2、搬出棚R3及び収容棚R4の各棚Rには、ごみ貯留室22内における位置を示すための番地がそれぞれ付される。
【0035】
また、前記下部レール45に隣接させて、各間口ごとに図示されない間口検出板が埋め込まれ、前記下部サドル57に配設された図示されない第1のセンサによって前記間口検出板を検出することができるようになっている。そして、前記マスト58又はマスト59において、各段ごとに図示されない段検出板が埋め込まれ、前記昇降台53に配設された図示されない第2のセンサによって前記段検出板を検出することができるようになっている。その結果、前記機上制御部55は、第1のセンサの検出結果に基づいて、昇降台53の水平方向位置を、第2のセンサの検出結果に基づいて、昇降台53の垂直方向位置をそれぞれ判断することができる。
【0036】
したがって、機上制御部55は、走行用モータ66を駆動することによってスタッカクレーン51を下部レール45に沿って移動させ、かつ、昇降用モータ67を駆動することによって前記昇降台53をマスト58、59に沿って移動させ、昇降台53を所定の番地に置いて、対応する棚Rと対向させることができる。
【0037】
次に、スタッカクレーン51を操作するための制御装置について説明する。
【0038】
図6は本発明の実施の形態におけるごみ貯留装置の制御装置を示す図である。
【0039】
図において、44は制御部であり、該制御部44にプリンタ71、メモリ72及びフロッピーディスクドライブ73が接続されるとともに、コンバータ74を介して地上制御部39が接続される。なお、必要に応じてホストコンピュータ76、モデム(M)77等を接続することもできる。
【0040】
また、前記地上制御部39に機上制御部55が接続され、該機上制御部55に、ドライバ78を介して走行用モータ66、昇降用モータ67、フォークスライド用モータ81及びフォーク昇降用モータ82が接続されるとともに、センサ69、第1のセンサ83及び第2のセンサ84が接続される。そして、前記地上制御部39に搬出モータ85が接続される。
【0041】
前記構成の制御装置において、搬入棚R2(図1)に載置されたコンテナ23にごみが投入されると、搬入棚R2に配設された図示されないセンサによってごみの投入が検出され、投入信号が制御部44に送られる。そして、該制御部44は、投入信号を受けると、コンバータ74を介して地上制御部39及び機上制御部55に搬入棚R2の番地データを送る。前記機上制御部55は、搬入棚R2の番地データを受けると、ドライバ78を作動させ、走行用モータ66を駆動してスタッカクレーン51を移動させるとともに、昇降用モータ67を駆動して昇降台53(図5)を上下方向に移動させて、シャトルフォーク54を搬入棚R2に対応する番地に移動させる。
【0042】
この場合、機上制御部55は、前記第1のセンサ83による図示されない間口検出板の検出結果、及び第2のセンサ84による図示されない段検出板の検出結果に基づいて、昇降台53の水平方向位置及び垂直方向位置を判断し、番地を検出する。そして、前記昇降台53が目標の番地に到達したと判断されると、機上制御部55は前記走行用モータ66及び昇降用モータ67を停止させる。
【0043】
また、昇降台53が搬入棚R2に対応する番地に置かれると、機上制御部55は、昇降台53が目標の番地に到達したことを到達信号によって制御部44に通知する。次に、前記制御部44は、到達信号を受けると、搬入棚R2からコンテナ23を取り出すためのコンテナ取出信号を機上制御部55に送る。そして、該機上制御部55は、コンテナ取出信号を受けると、ドライバ78を作動させ、フォークスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54を第1の棚設備31側に移動させ、次に、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク54を上方に移動させ、搬入棚R2に載置されたコンテナ23を持ち上げる。続いて、フォークスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54を支持部62の上方に戻し、次に、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク54を下方に移動させ、昇降台53にコンテナ23を載置する。
【0044】
そして、前記制御部44は、内蔵された図示されないメモリ内のごみ貯留情報を参照して、現在、ごみが収容されたコンテナ23が載置されていない収容棚R4を検索し、新たに搬入されたごみを貯留するための収容棚R4を指定し、指定された収容棚R4の番地データ及びコンテナ23の収容信号を地上制御部39及び機上制御部55に送る。該機上制御部55は、指定された収容棚R4の番地データに従ってドライバ78を作動させ、走行用モータ66を駆動してスタッカクレーン51を移動させるとともに、昇降用モータ67を駆動して昇降台53を上下方向に移動させて、シャトルフォーク54を前記指定された収容棚R4に対応する番地に移動させる。
【0045】
そして、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク54を上方に移動させ、昇降台53に載置されたコンテナ23を持ち上げ、次に、フォークスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54を第1の棚設備31側又は第2の棚設備32側に移動させ、前記指定された収容棚R4にコンテナ23を載置する。続いて、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク54を下方に移動させ、次に、フォークスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54を支持部62上に戻す。
【0046】
このようにして、前記搬入棚R2のコンテナ23を取り出し、指定された収容棚R4に格納することができる。
【0047】
続いて、搬出棚R3に載置されたコンテナ23がごみ搬出部35に搬出されると、搬出棚R3に配設された図示されないセンサによってごみの搬出が検出され、搬出信号が制御部44に送られる。そして、該制御部44は、搬出信号を受けると、前記メモリ内のごみ貯留情報を参照して、現在、ごみが収容されたコンテナ23が載置されている収容棚R4を検索し、コンテナ23を取り出す収容棚R4として指定し、指定された収容棚R4及び搬出棚R3の番地データ、並びに前記搬出信号を地上制御部39及び機上制御部55に送る。該機上制御部55は、指定された収容棚R4の番地データを受けると、ドライバ78を作動させ、走行用モータ66を駆動してスタッカクレーン51を移動させるとともに、昇降用モータ67を駆動して昇降台53を上下方向に移動させて、シャトルフォーク54を前記指定された収容棚R4に対応する番地に移動させる。
【0048】
そして、フォークスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54を第1の棚設備31側又は第2の棚設備32側に移動させ、次に、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク54を上方に移動させ、収容棚R4に載置されたコンテナ23を持ち上げる。続いて、フォークスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54を支持部62の上方に戻し、次に、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク54を下方に移動させ、昇降台53にコンテナ23を載置する。
【0049】
前記機上制御部55は、搬出棚R3の番地データに従ってドライバ78を作動させ、走行用モータ66を駆動してスタッカクレーン51を移動させるとともに、昇降用モータ67を駆動して昇降台53を上下方向に移動させて、シャトルフォーク54を前記搬出棚R3に対応する番地に移動させる。
【0050】
そして、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク54を上方に移動させ、昇降台53に載置されたコンテナ23を持ち上げ、次に、フォークスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54を第2の棚設備32側に移動させ、前記搬出棚R3にコンテナ23を載置する。続いて、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク54を下方に移動させ、次に、フォークスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54を支持部62上に戻す。
【0051】
このようにして、前記指定された収容棚R4のコンテナ23を取り出し、搬出棚R3に載置することができる。
【0052】
続いて、地上制御部39は、搬出モータ85を駆動して搬出コンベヤ36を作動させ、搬出棚R3に載置されたコンテナ23をごみ搬出部35に搬出する。
【0053】
このように、ごみ搬入フロア14に対応させて投入部R1及び搬入棚R2が設定され、投入部R1の直下の搬入棚R2にコンテナ23が載置され、搬入車13によって搬入されたごみは、コンテナ23内に投入される。したがって、ごみの落下距離が極めて短くなり、落下時の衝撃を小さくすることができるので、瓶が割れるのを抑制することができる。また、クレーンによってごみを把持する必要がないので、把持したときの衝撃で瓶が割れることもない。その結果、後段の分別作業、瓶のリサイクル等を容易にすることができる。
【0054】
また、ごみは、コンテナ23に収容された状態で各収容棚R4に格納されるので、ごみ貯留室22内に堆積されることはない。したがって、ごみ貯留室22の所定の箇所に古いごみが滞留することがなくなり、生ごみのほか、瓶、缶等に付着したり残留したりしている飲料、食品等が腐敗することがなくなり、悪臭を放つことがなくなる。その結果、ごみ貯留施設21の作業環境を良くすることができる。
【0055】
しかも、ごみ貯留室22におけるごみ搬入フロア14より上方の部分にもごみを貯留することができるので、貯留することができるごみの量が多くなり、ごみ貯留装置を小型化することができる。
【0056】
さらに、ごみは各コンテナ23内に収容された状態で貯留されるので、ごみの量を把握することができ、ごみの処理及び管理を行うのが容易になる。
【0057】
なお、新たなごみが搬入されない夜間等を利用して、ごみを収容するコンテナ23の位置を変更することによって、収容棚R4からコンテナ23を取り出して搬出棚R3に載置するのに必要な払出時間を短くすることができる。
【0058】
また、後段の分別作業におけるごみの分別種類が変更されても、それに対応してコンテナ23の格納位置、格納方法等を変更するだけでよいので、分別種類の変更に伴って生じるコストを低くすることができる。
【0059】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0060】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、リサイクルごみのごみ貯留施設においては、搬入されたリサイクルごみを貯留し、該リサイクルごみを後段の分別装置に送るようになっている。
【0061】
そして、搬入されたリサイクルごみをコンテナ内に投入するための投入部と、前記リサイクルごみを収容するコンテナを載置するための搬入棚と、前記コンテナを格納するための収容棚と、前記コンテナを搬出するための搬出棚と、前記収容棚と搬入棚と搬出棚との間を移動させられ、搬入棚に載置された前記コンテナを取り出して収容棚に格納し、該収容棚に格納されたコンテナを取り出して搬出棚に載置する搬送手段とを有する。
【0062】
この場合、投入部において、搬入されたリサイクルごみがコンテナ内に投入されるので、ごみの落下距離が極めて短くなり、落下時の衝撃を小さくすることができ、瓶が割れるのを抑制することができる。また、クレーンによってごみを把持する必要がないので、把持したときの衝撃で瓶が割れることもない。したがって、後段の分別作業、瓶のリサイクル等を容易にすることができる。
【0063】
また、ごみは、コンテナに収容された状態で各収容棚に格納されるので、ごみ貯留室内に堆積されることはない。したがって、ごみ貯留室の所定箇所に古いごみが滞留することがなくなり、生ごみのほか、瓶、缶等に付着したり残留したりしている飲料、食品等が腐敗することがなくなり、悪臭を放つことがなくなる。その結果、ごみ貯留施設の作業環境を良くすることができる。
【0064】
しかも、ごみ貯留室内におけるごみ搬入フロアより上方の部分にもごみを貯留することができるので、貯留することができるごみの量が多くなり、ごみ貯留装置を小型化することができる。
【0065】
さらに、ごみは各コンテナ内に収容された状態で貯留されるので、ごみの量を把握することができ、ごみの処理及び管理を行うのが容易になる。
【0066】
本発明の他のリサイクルごみのごみ貯留施設においては、さらに、前記収容棚はマトリクス状に配設され、各収容棚、搬入棚及び搬出棚にそれぞれ番地が付される。
【0067】
この場合、搬送手段は前記番地に基づいて移動させられ、搬入棚に載置されたコンテナを取り出して所定の収容棚に格納し、該収容棚に格納されたコンテナを取り出して搬出棚に載置する。
【0068】
本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯留施設においては、さらに、ごみが搬入されない夜間に、リサイクルごみを収容するコンテナの位置が変更される。
【0069】
この場合、新たなごみが搬入されない夜間等を利用して、ごみを収容するコンテナの位置を変更することによって、収容棚からコンテナを取り出して搬出棚に載置するのに必要な払出時間を短くすることができる。
【0070】
また、後段の分別作業におけるごみの分別種類が変更されても、それに対応してコンテナの格納位置、格納方法等を変更するだけでよいので、分別種類の変更に伴って生じるコストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるごみ貯留施設の断面図である。
【図2】従来のごみ貯留施設の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるごみ貯留施設の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるスタッカ装置の第1、第2の棚設備の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるスタッカクレーンの斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるごみ貯留装置の制御装置を示す図である。
【符号の説明】
14 ごみ搬入フロア
21 ごみ貯留施設
23 コンテナ
31、32 第1、第2の棚設備
34 シュート
37 払出装置
44 制御部
51 スタッカクレーン
54 シャトルフォーク
R1 投入部
R2 搬入棚
R3 搬出棚
R4 収容棚

Claims (6)

  1. 搬入されたリサイクルごみを貯留し、該リサイクルごみを後段の分別装置に送るリサイクルごみのごみ貯留施設において、
    (a)搬入されたリサイクルごみコンテナ内に投入するための投入部と、
    (b)前記リサイクルごみを収容するコンテナ載置するための搬入棚
    (c)前記コンテナを格納するための収容棚と、
    (d)前記コンテナを搬出するための搬出棚と
    (e)前記収容棚と搬入棚と搬出棚との間を移動させられ、搬入棚に載置された前記コンテナを取り出して収容棚に格納し、該収容棚に格納されたコンテナを取り出して搬出棚に載置する搬送手段とを有することを特徴とするリサイクルごみのごみ貯留施設。
  2. 前記収容棚はマトリクス状に配設され、各収容棚、搬入棚及び搬出棚にそれぞれ番地が付される請求項1に記載のリサイクルごみのごみ貯留施設。
  3. 前記搬送手段は、コンテナの取出し、格納及び搬出を行うシャトルフォークを備え、制御部から送られた番地データに従って前記シャトルフォークを対応する番地に移動させる請求項2に記載のリサイクルごみのごみ貯留施設。
  4. ごみが搬入されない夜間に、リサイクルごみを収容するコンテナの位置が変更される請求項1に記載のリサイクルごみのごみ貯留施設。
  5. (a)前記投入部は、ごみ搬入フロアと隣接させて配設され
    (b)ごみ搬入フロアと前記ごみ投入部との間にシュートが配設される請求項1に記載のリサイクルごみのごみ貯留施設。
  6. 搬入されたリサイクルごみを貯留し、該リサイクルごみを後段の分別装置に送るリサイクルごみのごみ貯留施設において、
    (a)搬入されたリサイクルごみをコンテナ内に投入するための投入部と、
    (b)前記リサイクルごみを収容するコンテナを載置するための搬入棚と、
    (c)前記コンテナを格納するための収容棚と、
    (d)前記コンテナを搬出するための搬出棚と、
    (e)該搬出棚と分別装置との間に配設され、搬出棚から搬出されたコンテナを反転させ、該コンテナ内に収容されたリサイクルごみを払い出す払出装置と、
    (f)前記収容棚と搬入棚と搬出棚との間を移動させられ、搬入棚に載置された前記コンテナを取り出して収容棚に格納し、該収容棚に格納されたコンテナを取り出して搬出棚に載置する搬送手段とを有することを特徴とするリサイクルごみのごみ貯留施設。
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