JP2000053185A - 再資源物収容コンテナ装置 - Google Patents

再資源物収容コンテナ装置

Info

Publication number
JP2000053185A
JP2000053185A JP22616098A JP22616098A JP2000053185A JP 2000053185 A JP2000053185 A JP 2000053185A JP 22616098 A JP22616098 A JP 22616098A JP 22616098 A JP22616098 A JP 22616098A JP 2000053185 A JP2000053185 A JP 2000053185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
door
shelf
storage
rod
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22616098A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Shimizu
勇 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP22616098A priority Critical patent/JP2000053185A/ja
Publication of JP2000053185A publication Critical patent/JP2000053185A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/80Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging

Abstract

(57)【要約】 【課題】再資源物の搬入・貯蔵・排出が確実且つ低コス
トで実現できるコンテナ装置を実現する 【解決手段】コンテナ(本体)23の側面に底面側から
開くことのできる扉86を有し、コンテナ23を傾斜さ
せることによって扉86から再資源物を排出する。扉8
6はスプリングが破損したとしても水平状態にある限り
外れないロック機構を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、再資源物の貯蔵施
設に関するものであり、特に、再資源物を貯蔵したり排
出したりする際に、効率よく行えるようにしたコンテナ
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】缶、瓶、ペットボトル等の再資源物(い
わゆるリサイクル可能な回収物)を搬入車(回収車)か
ら受け取ってこれを一時的に保管したり、所定の場所に
搬送するための保管ボックス、あるいは収容ボックスと
して、いわゆる「コンテナ」が利用されることがある。
【0003】また、最近では自治体や回収団体によって
は分別収集が義務付けられ、缶、瓶、ペットボトル等の
ようにある程度搬入車が回収をする段階で分別されてい
ることが多くなってきているため、ある程度分別された
状態で再資源物を保管(あるいは貯蔵)するという用途
においてもコンテナは有用であると考えられ、出願人は
コンテナを活用した再資源物の貯蔵施設を提案している
(例えば特願平9−26495:未公知)。
【0004】この種の用途にコンテナを利用した場合、
保管後、あるいは所定の場所への搬送後、収容していた
再資源物をホッパ等に排出する作業が必須となるが、こ
の排出まで考慮した「再資源物収容コンテナ」として
は、底面部がその中央から下側両サイドに開く構造(い
わゆる観音開き構造)とされたものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造は、開閉機構が複雑になるだけでなく、底面部が開く
構造となっていたため、保管時(貯蔵時)のシール性を
高めるのが非常に難しいという問題があった。
【0006】この問題を解消するには、コンテナをその
上部が解放、あるいは開閉可能な蓋とされた単純な箱構
造とするのが一番であるが、この場合は、コンテナ内の
再資源物を移し換える(排出させる)際には、コンテナ
内の再資源物をクレーンにて上から把持するか、もしく
は、コンテナを90度以上に反転させて収納した再資源
物を投入口(コンテナの上部)から排出しなければなら
ない。
【0007】クレーンにて把持・排出するのは収容物を
完全に排出するのが難しく、反転させる構造は、反転機
構や反転させたときのコンテナの保持機構が大掛かりに
なるという問題がある。
【0008】又、両者ともクレーン把持やコンテナの反
転により落下時の衝撃で再資源物のうちの瓶が割れやす
いという問題もある。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、コンテナに収納された再資源物を分別
施設などの他の場所へ移動させる際に、シール性の高い
ストック機能を持つと共に、コンテナから再資源物を排
出する際に瓶が割れることがないようにでき、且つ、構
造が簡単で低コストの再資源物収容コンテナ装置を提供
することを、その課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、再資源物を収
容するコンテナ装置において、コンテナの本体の側面に
備えられ、該コンテナの本体の底面側から1部又は全部
を開くことが可能な扉と、該扉の開閉をロック・解除可
能とするロック機構と、所定の軸を支点として前記コン
テナ本体を前記扉のある側に傾斜することが可能な傾斜
機構と、を備え、前記ロック機構は、前記コンテナの本
体側に該コンテナの底面とほぼ平行に配置された第1の
棒状部材の先端部に形成された第1の鍵部と、前記コン
テナの扉側に該コンテナの扉とほぼ垂直に配置された第
2の棒状部材の先端部に形成された第2の鍵部とが係合
することにより前記コンテナの扉がロックされ、前記第
1の棒状部材をコンテナの底面との前記平行状態を維持
できなくなるように押圧部材にて押すことによって、前
記第1の鍵部と該第2の鍵部とが解放されることによっ
て、前記コンテナの扉のロックが解除される構成とされ
たことにより、上記課題を解決したものである。
【0011】このようにコンテナの本体の側面に底面側
から1部又は全部を開くことが可能な扉を備えることに
よって、貯蔵時のシール性を低下させることなく、再資
源物の落下距離を短くすることができ、その結果瓶など
が割れてしまうのを防ぐことができ、リサイクル率の向
上ができる。また、傾斜は90度以下で済むため、傾斜
機構を簡素化でき低コスト化できる。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、前記第1の棒状部材を、コンテナの底面に連結され
た固定部材にボルトによって鉛直面内で回転自在に連結
し、且つ、該ボルトの周囲に配置されたばねによって該
ボルトを軸として、前記鉛直面内でのコンテナの本体の
底面と平行な位置に対して一方向側へは前記ばねの付勢
力に抗して回転自在とし、他方向側へは前記固定部材に
設置されたストッパにて回転不能としたことにより、確
実なロック維持を可能としたものである。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て、前記ボルトに巻き付けられたばねを、互いに巻き方
向の反対な2本のばねを対称に組込むことより前記第1
の棒状部材に対して同じ回転方向にばねの付勢力が作用
するようにしたことにより、第1の棒状部材に有効にば
ねの付勢力が作用できるようにする。再資源物の一部が
挟まったりして一方のばねの付勢力が作用しなくなって
も、もう一方のばねでロック維持ができるようにしたも
のである。
【0014】例えば、下から開く扉のロック構造として
は、一般には図14に示されるような構造が考えられ
る。しかしながら、この構造ではスプリング100が何
らかの原因で破損するとアーム102の紙面右端部が自
重で下がり、扉104が自由に開く状態になってしま
う。請求項2,3に記載の発明では、第1の棒状部材、
第2の棒状部材ともコンテナ本体の底部と平行とされ、
且つ2本のばねを対称に組込むようにしたため、万一、
1本のばねが破損したとしても、もう1本のばねで付勢
力を付与でき、更に2本ともばねが破損したとしても第
1、第2棒状部材が共に底面と平行(即ち貯蔵時は水
平)に組込まれているため、第1の鍵部と第2の鍵部の
係合が外れる程に傾斜させない限り、ロック状態を維持
することができる。
【0015】請求項4に記載の発明は、請求項1におい
て、前記押圧部材としてモートルシリンダを使用したも
のである。
【0016】請求項5に記載の発明は、請求項1におい
て、さらに、前記コンテナの底面の上面に前記再資源物
の水分を収容可能な枠付きの樋を備え、該樋の枠のう
ち、コンテナの扉側の枠をコンテナ側に傾斜させる構造
としたことにより、コンテナを傾斜させた際に再資源物
の排出が円滑に実現できるようにしたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0018】先ず、本発明に係るコンテナ装置が適用さ
れる再資源物の処理施設について説明する。
【0019】この再資源物の処理施設は、再資源物を搬
送してくる搬入車(回収車)から該再資源物を集収して
貯蔵するための(本実施形態に係る)貯蔵施設と、該貯
蔵施設から再資源物を種類別に分別する分別施設とから
なっている。
【0020】図9は、本発明の実施の形態における再資
源物の貯蔵施設の全体を表わした断面図であり、図10
は、該再資源物の貯蔵施設の平面図である。
【0021】図9において、符号21は、再資源物の貯
蔵施設であり、符号13は、前記再資源物を搬入するた
めの搬入車である。該搬入車13は、前記貯蔵施設21
における所定の搬入フロア14に寄せられ、図4,5に
示すような再資源物を収容可能な(本実施形態に係る)
コンテナ23内に投入するようになっている。
【0022】なお、以降単に「コンテナ」と称したとき
にはロック機構付きのコンテナ本体を指しているものと
する。この実施形態では、コンテナ本体がコンテナ23
として自由に貯蔵室22内を移動でき、後述する傾斜機
構部での傾斜機構S及び開閉機構OPと合体することに
より本実施形態に係るコンテナ装置が構成される。
【0023】この貯蔵施設21には、前記再資源物をコ
ンテナ単位で貯蔵するための貯蔵室22が備えられてい
る。該貯蔵室22内には、該貯蔵室22の外部から搬入
された再資源物をコンテナ23内に投入するために配設
された搬入棚R1と、該コンテナ23を収容ために配設
された複数の収容棚R2と、コンテナ23内の再資源物
を前記貯蔵室22外に排出するために配設された排出棚
R3とがある。
【0024】また、処理施設では、前記搬入棚R1と収
容棚R2と排出棚R3との間を移動し、搬入棚R1に載
置されたコンテナ23を取り出して所定の収容棚(複数
あるうちの任意の収納棚)R2に格納し、且つ、任意の
収容棚R2に格納されたコンテナ23を取り出して排出
棚R3に排出する搬送手段が備えられている。
【0025】さらに、この処理施設では、前記コンテナ
23が排出棚R3に排出された際に、前述したように傾
斜機構部Mに所定の軸を支点としてコンテナ23を傾斜
させる傾斜機構Sと、該傾斜機構Sによりコンテナ23
の側面の1部又は全部を該コンテナ23の底面側から開
く開閉機構OPとを有し、前記コンテナ23内に収容さ
れた再資源物をコンテナ23外(貯蔵室外)に排出し得
るコンテナ装置を構成する。
【0026】前記コンテナ23は、図4、5に示すよう
に蝶番96によって側面の一部が底面側から開閉できる
扉86で構成されている。
【0027】また、コンテナ23には、図6に図5のVI
部を拡大して示すように、該コンテナの底面23Bの上
面に再資源物に付着した水分を収容可能な枠付きの樋3
30を備え(図6)、該樋330の枠のうち、コンテナ
の扉側の枠330aを、符号330a′のように垂直に
立ち上げ部を形成するのではなく、これを傾斜させる構
造を採用している。これは、本実施形態がコンテナ23
を傾斜することによって中の再資源物を排出する構成を
採用していることから、枠303aが垂直に立ち上がっ
ていると、コンテナ23全体を傾けても、この立ち上げ
部330a′の存在により再資源物が円滑にホッパ16
内に排出できないためである。
【0028】前述したように、この処理施設では、該搬
入車13によって回収された再資源物を、一旦、コンテ
ナ23内に投入するようにしている。そのため、コンテ
ナ23には、再資源物を投入した際には扉86が開かな
いようにロック機構(図5VI部)が備えられている。ロ
ック機構のロックと解除については後述する。
【0029】このようなロック機構を備えたコンテナ2
3は、先ず再資源物の貯蔵施設の搬入棚R1に載置され
る。
【0030】該搬入棚R1は、各搬入車13が搬入フロ
ア14における所定の箇所に寄せ、対応する搬入棚R1
に載置されたコンテナ23に再資源物を投入できるよう
に複数形成されている(図10参照)。なお、搬入フロ
ア14と搬入棚R1との間には、搬入車13から投入さ
れた再資源物をコンテナ23に案内するシュート34が
配設される。
【0031】前記収容棚R2は、再資源物が投入された
コンテナ23を収容し、それぞれ同じ容積を有し、水平
方向において複数の間口に、上下方向において複数の段
にマトリクス状に配設されている。
【0032】また、貯蔵室22内設置された前記排出棚
R3は、前記収容棚R2に収容されたコンテナ23内の
再資源物を次行程である図示せぬ分別施設へ送るために
該貯蔵室から外に排出するために配設された棚である。
【0033】本実施形態では、コンテナ23のこれらの
搬入棚R1、収容棚R2、排出棚R3の間の移動を可能
とする搬送手段として、スタッカクレーン51を備えて
いる。
【0034】スタッカクレーン51は、搬入棚R1と、
排出棚R3との間に形成された空間SPの奥行方向(図
9における紙面に対して垂直の方向)に対し移動可能で
ある。
【0035】貯蔵室22内には、スタッカクレーン51
を貯蔵室22内において移動可能とするために、床に下
部レール45が敷設され、天井48に上部レール46が
設置されている。なお、図11に示すように、前記下部
レール45の一端に前記スタッカクレーン51の制御を
行うための地上制御部39が配設される。
【0036】ここで、図12を用いてスタッカクレーン
51について説明する。
【0037】図12において、スタッカクレーン51
は、下部サドル57、該下部サドル57から立ち上げら
れる2本のマスト58、59及び該マスト58、59間
に仮設された上部フレーム60から成り、前記下部サド
ル57は図示しない車輪を介して下部レール45上に搭
載される。
【0038】昇降台53は、シャトルフォーク54を支
持する支持部62、及び該支持部62から立ち上げら
れ、マスト58、59をそれぞれ挟持する側壁63、6
4を備える。なお、符号66はスタッカクレーン51を
移動させるための走行用モータ、67は昇降台53を上
下方向に移動させるための昇降用モータ、68は昇降台
53を懸架するためのロープ、69はシャトルフォーク
54に載置されたコンテナ23がはみ出していないかど
うかの検出を行うセンサ、RL1、RL2は上部レール
46を挟持するローラ、RL3はマスト58、59を挟
持するローラである。
【0039】そして、搬入棚R1、収容棚R2、及び排
出棚R3の各棚Rには、貯蔵室22内における位置を示
すための番地がそれぞれ付される。
【0040】又、下部レール45に隣接させて、各間口
毎に図示しない間口検出板が埋め込まれ、下部サドル5
7に配設された図示しない第1のセンサによって、前記
間口検出板を検出することができるようになっている。
そして、前記マスト58又はマスト59に、各段毎に図
示しない段検出板が埋め込まれ、昇降台53に配設され
た図示しない第2のセンサによって、段検出板を検出す
ることができるようになっている。その結果、前記機上
制御部55は、第1のセンサによる検出結果に基づい
て、昇降台53の水平方向位置を、第2のセンサによる
検出結果に基づいて、昇降台53の垂直方向位置をそれ
ぞれ判断することができる。
【0041】従って、走行用モータ66を駆動すること
によって、スタッカクレーン51を下部レール45に沿
って移動させ、且つ、昇降用モータ67を駆動すること
によって昇降台53をマスト58、59に沿って移動さ
せ、昇降台53を所定の番地に置いて、対応する棚R
(搬入棚R1、収容棚R2、排出棚R3)と対向させる
ことができる。
【0042】次に、スタッカクレーン51を操作するた
めの貯蔵装置の制御装置について説明する。
【0043】図13は、本発明の実施の形態における貯
蔵装置の制御装置を示す図である。図において、44は
制御部であり、該制御部44にプリンタ71、メモリ7
2及びフロッピィディスクドライブ73が接続されると
共に、コンバータ74を介して地上制御部39が接続さ
れる。なお、必要に応じてホストコンピュータ76、モ
デム(M)77等を接続することができる。
【0044】又、前記地上制御部39に機上制御部55
が接続され、該機上制御部55にドライバ78を介して
走行用モータ66、昇降用モータ67、フォークスライ
ド用モータ81、フォーク昇降用モータ82、センサ6
9、第1のセンサ83及び第2のセンサ84が接続され
る。そして、前記地上制御部39に排出モータ85が接
続される。
【0045】本実施形態では、貯蔵室22内に、このよ
うなスタッカクレーン51と、搬入棚R1と、収容棚R
2と、排出棚R3と、を備えることによって、バッファ
機能を持ち、十分な量の再資源物を貯蔵することができ
る。そして、前記地上制御部39は、中央監視室43に
配設された制御部44から指令を受け、スタッカクレー
ン51を操作して、前記搬入棚R1から各収容棚R2に
コンテナ23を移動させたり、各収容棚R2から前記排
出棚R3にコンテナ23を排出したり、各収容棚R2間
でコンテナ23を移動したりする。
【0046】なお、貯蔵施設21の所定の箇所には、貯
蔵室22に隣接させてホッパ16が配設されている。
【0047】次に、排出棚R3付近の排出手段について
説明する。
【0048】図3は、図9に示すH部の詳細図である。
【0049】図2は、図3の上方から(紙面上側から)
見た図であり、図1は、図3の紙面右側から見た図であ
る。
【0050】図2,3において、排出棚R3には、第2
コンベア36が配設されている。第2コンベア36は、
ローラコンベアもしくはチェーンコンベアから成り、図
示しない排出モータ、チェーン駆動機構等によって作動
させられ、第2コンベア36上に載置されたコンテナ2
3をウェイティングエリアWAに移送する構造となって
いる。
【0051】ウェイティングエリアWAには、コンテナ
23を定位置にて止めるためのブロック79と、該コン
テナ23がウェイティングエリアWAの定位置で完全に
停まったことを確認する図示せぬ定位置確認センサとが
備えられている。
【0052】また、本実施形態では、ウェイティングエ
リアWAに送られてきたコンテナ23をウェイティング
エリアWAの下に設けた台車(図示せず)が紙面右側に
ある傾斜機構部Mへ送るためのレール93が設置されて
いる。
【0053】傾斜機構部Mには、コンテナ23を載置す
るステップ94と、前記ブロック79と同様の機能を持
つ止め板92と、コンテナ23が傾斜機構部Mの定位置
にて停まったことを確認する図示しない定位置確認セン
サと、が設置されている。
【0054】前記傾斜機構部Mでは、又、図1に示すよ
うに、ステップ94と一体に構成されたアーム87が備
えられており、該アーム87は、図示せぬ油圧シリンダ
によって軸80を中心として所定の角度αだけコンテナ
23ごとステップ94を傾斜させる機能を有している
(これらにより傾斜機構Sを構成)。
【0055】コンテナ23は、傾斜機構Sが方向Pへ傾
斜させることによって、コンテナ23の側面の1部又は
全部を該コンテナの底面23B側から開くことにより、
コンテナ23内に収容された再資源物をコンテナ外(貯
蔵室外)のホッパ16へ排出するようにしている。
【0056】なお、前記止め板92は、コンテナ23が
傾斜したことにより該コンテナがステップ94からホッ
パ16側にずれ落ちないように、コンテナの支柱90
(図4参照)部をサポートしている。
【0057】傾斜機構部Mの直上には、コンテナ洗浄室
40(図9参照)が配設され、該コンテナ洗浄室40内
に配設された洗浄器41によってコンテナ23から再資
源物を排出する度に、あるいは定期的に洗浄することが
できるようになっている。
【0058】なお、ホッパ16の下端には、奥行方向
(紙面垂直方向)に延びる送り出し用のコンベア17
(図14のコンベア17と同じ)が配設され、ホッパ1
6内に排出された再資源物は、コンベア17に乗せられ
て次行程の図示しない分別施設へ送られるようになって
いる。
【0059】ここで、本実施形態において採用している
コンテナ23の扉86のロック機構について説明する。
【0060】図6は、図5のVI部における拡大図であ
る。また、図7は、図6の紙面上方から見た図である。
【0061】図6において、ロック機構350は、第1
の鍵部302と第2の鍵部306とが係合することによ
りコンテナ23の扉86がロックされる構造となってい
る。
【0062】第1の鍵部302はコンテナ23の本体2
3A側に該コンテナ23の底面23Bとほぼ平行に配置
された第1の棒状部材300の先端部に形成されてい
る。又、第2の鍵部306はコンテナ23の扉86側に
該コンテナ23の扉86とほぼ垂直に配置された第2の
棒状部材304の先端部に形成されている。
【0063】前記第1の棒状部材300は、該コンテナ
23の底面23Bに連結された固定部材308にボルト
310によって鉛直面内で回転自在に連結されている。
【0064】該ボルト310の周囲にはばね314が配
置されており、第1の棒状部材300はボルト310を
軸として鉛直面内での水平位置に対して一方向(X方
向)側へは該ばね314の付勢力に抗して回転自在、他
方向(Y方向)側へは前記固定部材308に設置された
ストッパ315にて回転不能に支持されている。
【0065】なお、図7に示すように、ボルト310に
巻き付けられたばね314は互いに巻き方向の反対な2
本のばね314a、314bから構成されており、該2
本のばね314a、314bの各一端314a1,31
4b1で第1の棒状部材300に対して同じ回転方向
(図7では紙面奥方向、図6ではY方向)にそれぞれの
付勢力が作用するように組込まれている。
【0066】また、2本のばね314a、314bの残
りの一端314a2、314b2は、前記固定部材30
8と接することにより図6に示すZ方向へのばね314
自体の回転を規制している。また、2本のばね314
a、314bは、前記ボルト310に係合するナット3
12によってボルト310から外れないようにされてい
る。
【0067】一方、傾斜機構部MのL部付近(図1参
照)には、モートルシリンダ(抑圧部材)SLDが設置
されている。モートルシリンダSLDは、第1の棒状部
材のR付近を押すことが出来るように正確に位置決めさ
れて設置されている。なお、このモートルシリンダSL
Dはコンテナ装置の開閉機構部OPを構成する。
【0068】ロックの解除は、第1の棒状部材300が
コンテナの底面23Bと水平を維持できなくなるよう
に、このモートルシリングSLDにて第1の棒状部材3
00を下側から押すことによって、第1の鍵部302と
第2の鍵部306との係合を解放して行う(後に詳
述)。
【0069】次に本実施形態の作用について説明する。
【0070】搬入棚R1(図9)に載置されたコンテナ
23に再資源物が投入されると、搬入棚R1に配設され
た図示しないセンサによって再資源物の投入が検出さ
れ、投入信号が制御部44に送られる。そして、該制御
部44は、投入信号を受けると、地上制御部39及び機
上制御部55に搬入棚R2の番地データを送る。前記地
上制御部39及び機上制御部55は、搬入棚R1の番地
データを受けると、ドライバ78を作動させ、走行用モ
ータ66を駆動してスタッカクレーン51を移動させる
と共に、昇降用モータ67を駆動して昇降台53を上下
方向に移動させて、シャトルフォーク54を搬入棚R1
に対応する番地に置く。
【0071】この場合、機上制御部55は、前記第1の
センサ83による図示しない間口検出板の検出結果、及
び第2のセンサ84による図示しない段検出板の検出結
果に基づいて、昇降台53の水平方向位置及び上下方向
位置を判断し、番地を検出する。そして、前記昇降台5
3が目標の番地に到達したと判断されると、機上制御部
55は前記走行用モータ66及び昇降用モータ67を停
止させる。
【0072】又、昇降台53が搬入棚R1に対応する番
地に置かれると、機上制御部55は、昇降台53が目標
の番地に到達したことを到達信号によって制御部44に
通知する。次に、前記制御部44は、到達信号を受ける
と、搬入棚R1からコンテナ23を取り出すためのコン
テナ取出信号を機上制御部55に送る。そして、該機上
制御部55は、コンテナ取出信号を受けると、フォーク
スライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54
を搬入棚R1に移動させ、次に、フォーク昇降用モータ
82を駆動して、シャトルフォーク54を上方に移動さ
せ、搬入棚R1に載置されたコンテナ23を持ち上げ
る。続いて、フォークスライド用モータ81を駆動して
シャトルフォーク54を支持部62上に戻し、次に、フ
ォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク5
4を下方に移動させ、昇降台53にコンテナ23を載置
する。
【0073】前記制御部44は、内蔵された図示しない
メモリ内の再資源物の貯蔵情報を参照して、現在、再資
源物を収容するコンテナ23が載置されていない収容棚
R2を検索し、新たに搬入された再資源物を貯蔵するた
めの収容棚R2を指定し、指定された収容棚R2の番地
データ及びコンテナ23の収容信号を、地上制御部39
及び機上制御部55に送る。前記地上制御部39及び機
上制御部55は、指定された収容棚R2の番地データに
従ってドライバ78を作動させ、走行用モータ66を駆
動してスタッカクレーン51を移動させると共に、昇降
用モータ67を駆動して昇降台53を上下方向に移動さ
せて、シャトルフォーク54を前記指定された収容棚R
2に対応する番地に置く。
【0074】そして、フォーク昇降用モータ82を駆動
してシャトルフォーク54を上方に移動させ、昇降台5
3に載置されたコンテナ23を持ち上げ、次に、フォー
クスライド用モータ81を駆動してシォトルフォーク5
4を搬入棚R1から、前記指定された収容棚R4に移動
しコンテナ23を収容する。続いて、フォーク昇降用モ
ータ82を駆動してシャトルフォーク54を下方に移動
させ、次に、フォークスライド用モータ81を駆動して
シャトルフォーク54を支持部62上に戻す。
【0075】このようにして、前記搬入棚R1のコンテ
ナ23を取り出し、指定された収容棚R2に格納するこ
とができる。
【0076】そして、該制御部44は、排出信号を受け
ると、前記メモリ内の再資源物の貯蔵情報を参照して、
現在、再資源物を収容するコンテナ23が載置されてい
る収容棚R2検索し、コンテナ23を取り出す収容棚R
2指定し、指定された収容棚R2び排出棚R3の番地デ
ータ、並びにコンテナ23の排出信号を地上制御部39
及び機上制御部55に送る。前記地上制御部39及び機
上制御部55は、指定された収容棚R2の番地データを
受けると、ドライバ78を作動させ、走行用モータ66
を駆動してスタッカクレーン51を移動させると共に、
昇降用モータ67を駆動して昇降台53を上下方向に移
動させて、シャトルフォーク54を前記指定された収容
棚R2対応する番地に置く。
【0077】そして、フォークスライド用モータ81を
駆動してシャトルフォーク54を移動させ、次に、フォ
ーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフォーク54
を情報に移動させ、収容棚R2に載置されたコンテナ2
3を持ち上げる。続いて、フォークスライド用モータ8
1を駆動してシャトルフォーク54を支持部62上に戻
し、次に、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャト
ルフォーク54を下方に移動させ、昇降台53にコンテ
ナ23を載置する。
【0078】前記地上制御部39及び機上制御部55
は、排出棚R3の番地データに従ってドライバ78を作
動させ、走行用モータ66を駆動したスタッカクレーン
51を移動させると共に、昇降用モータ67を駆動して
昇降台53を上下方向に移動させて、シャトルフォーク
54を前記排出棚R3に対応する番地に置く。
【0079】そして、フォーク昇降用モータ82を駆動
してシャトルフォーク54を上方に移動させ、昇降台5
3に載置されたコンテナ23を持ち上げ、次に、フォー
クスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク5
4を下方に移動させ、次に、フォークスライド用モータ
81を駆動してシャトルフォーク54を支持部62上に
戻す。
【0080】このようにして、前記指定された収容棚R
2コンテナ23を取り出し、排出棚R3に排出すること
ができる。
【0081】続いて、地上制御部39は、排出モータ8
5を駆動して第2コンベア36を作動させ(図3参
照)、排出棚R3に移送されたコンテナ23をウェイテ
ィングエリアWAに送る。
【0082】このように、貯蔵室22内に搬入棚R1、
収容棚R2、排出棚R3を形成することによって、ピッ
ト12の中に単に投入するときとは異なり、再資源物を
分別しながらコンテナに収納でき、次行程の分別施設に
送る際にも、再度分別する作業の負荷が減少し、分別時
間を短縮できる。
【0083】また、搬入フロア14に対応させて搬入棚
R1が設定され、搬入棚R1にコンテナ23が載置さ
れ、搬入車13によって搬入された再資源物は、コンテ
ナ23内に投入されるので、再資源物の落下距離が極め
て短くなり、落下時の衝撃を小さくすることができるの
で、瓶が割れるのを抑制することができる。又、クレー
ンによって再資源物を把持する必要がないので、把持し
たときの衝撃で瓶が割れることもない。そのため、前期
同様、次行程の分別作業、瓶のリサイクル等を容易にす
ることができる。
【0084】又、再資源物は、コンテナ23に収容され
た状態で各収容棚R2に格納されるので、貯蔵室22の
所定箇所に古い再資源物が滞留することがなくなり、生
ごみの他、瓶、缶等に付着したり残留したりしている飲
料、食品等が腐敗して悪臭を放つことがなくなる。その
結果、貯蔵施設21の作業環境を良くすることができ
る。
【0085】しかも、搬入フロア14より上方の部分に
も再資源物を貯蔵することができるので、再資源物を貯
蔵できる量が多くなり、貯蔵室全体を小型化することが
できる。
【0086】更に、再資源物は各コンテナ23内に収容
された状態で貯蔵されるので、再資源物の量を把握する
ことができ、再資源物の処理及び管理を行うのが容易に
なる。
【0087】なお、新たな再資源物が搬入されない夜間
等を利用して、再資源物を収容するコンテナ23の位置
を変更し、収容棚R2からコンテナ23を取り出して排
出棚R3に排出するのに必要な払出時間を短くすること
ができる。
【0088】又、後段の分別作業における再資源物の分
別スケジュールが変更されても、それに対応してコンテ
ナ23の格納位置、格納方法、排出順序等を変更するだ
けでよいので、分別スケジュールの変更に伴って生じる
コストを低くすることができる。
【0089】次にコンテナ23が、排出棚R3からウェ
イティングエリアWAに搬送された後について説明す
る。
【0090】図2において、排出棚R3からウェイティ
ングエリアWAに第2コンベア36によって送られてき
たコンテナ23は、ブロック79にて受け止められ、進
行方向(紙面下方向)に対し位置決めがされる。コンテ
ナ23が所定の位置まで、正しく搬送されたことがセン
サ(図示せず)によって確認されると、ウェイティング
エリアWAの下の台車が走行して、コンテナ23は(紙
面右側にある)傾斜機構部Mへ送られる。
【0091】傾斜機構部Mに送られたコンテナ23は、
前述したブロック79と同様の機能を備えた止め板92
によって、紙面右方向の位置決めが行われ、コンテナ2
3が傾斜機構部Mに正しく搬送が完了されているかセン
サ(図示せず)によって確認される。コンテナ23が傾
斜機構部Mに正しく搬送が完了されていると判断される
と、コンテナを載置しているステップ94と一体なアー
ム(傾斜機構S)が第1の軸80を支点として、図示せ
ぬ油圧シリンダにより所定の角度αだけ回転(傾斜)さ
れる。
【0092】なお、傾斜機構Sが所定の角度αだけ傾斜
させるすぐ直前にコンテナ23の扉86を解放するた
め、図8にて説明したモートルシリンダSRD(押圧部
材)を第1の棒状部材300のR部(図6、図8参照)
を押す。このようにすることで、第1の鍵部302と第
2の鍵部306の係合が解放される。
【0093】傾斜機構Sが傾斜しても、止め板92がコ
ンテナ23の支柱90を押さえるため、コンテナ23が
滑り落ちるのが防止される。
【0094】傾斜機構Sによりコンテナ23が傾斜され
ると、コンテナ23の扉(側面の1部)86の自重及び
再資源物の自重の水平方向分力によって該扉86がコン
テナ23の底面側23Bから開き、前記コンテナ23内
に収容された再資源物がコンテナ外に排出される。
【0095】再資源物の排出後は、傾斜機構Sはコンテ
ナ23と共に、元の位置(定位置)に戻り(角度αが零
の状態)へ戻される。傾斜機構Sが定位置へ戻る際にコ
ンテナの扉86は、それと共に自然に扉86が閉まり、
第1の鍵部302と第2の鍵部306が係合され、ロッ
クされる。
【0096】このように、コンテナ23の扉86をコン
テナの底面23B側から開くことによって、再資源物を
ホッパ16に投入する際に、従来のクレーン15によっ
て再資源物を把持しホッパ16に投下する方法や、コン
テナ23自体を90°以上に回転することによって再資
源物を排出する方法とは違って、投下距離が短くでき、
瓶などが割れることを防ぐことが出来、回転機構や回時
のコンテナ23の保持機構を非常に簡素化できる。
【0097】傾斜機構Sが定位置へ戻った後は、空のコ
ンテナ23は必要に応じて洗浄器41によって洗浄さ
れ、第4のコンベア70によって再度、貯蔵室の搬入棚
R1又は収容棚R2へ戻される。
【0098】なお、コンテナ23が傾斜機構部Mに送ら
れたことが確認されたときに、次にホッパ16への再資
源物の投入を控えているコンテナを第2コンベアに控え
させておき、現在傾斜機構部Mにあるコンテナ23が再
資源物投下完了後、すぐに第2コンベア36に控えてい
るコンテナを傾斜機構部Mに送りホッパ16に再資源物
の投入させるようにすれば、効率よく再資源物を次行程
の分別施設に送ることができ、運搬能力が大幅に向上で
きる。
【0099】なお、この実施形態では、ロック機構付き
の本体であるコンテナ23が複数あって貯蔵室22内を
スタッカクレーン51によって移動可能とされ、傾斜機
構部Mで傾斜機構S及び開閉機構OPと構造的に合体す
ることによって、「コンテナ装置」が形成されるように
していたが、もちろん、本発明に係るコンテナ装置はこ
のような使い方に限定されず、1個のコンテナ本体に全
てが付設されていても良い。
【0100】又、本実施形態ではコンテナ23の側面の
一部のみが開閉する扉86を組込んでいたが、側面全部
が開閉する扉を組込むようにしてもよい。
【0101】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るコ
ンテナ装置によれば、再資源物の貯蔵・排出を行う際に
瓶等の割れを防止できると共に、低コストで貯蔵・排出
の効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態が適用される再資源物の貯蔵
施設における排出部の要部概略正面図
【図2】図1の排出部の概略平面図
【図3】図1の排出部の概略側面図
【図4】本発明の実施形態における再資源物を収容する
コンテナ(本体)の斜視図
【図5】上記コンテナの概略正面図
【図6】図5のVI部の拡大図
【図7】図6の第1の棒状部材付近の平面図
【図8】コンテナのロック機構におけるロック解除の構
成を示す要部概略正面図
【図9】本発明の実施形態が適用される再資源物の貯蔵
施設の全体を表す概略断面図
【図10】本発明の実施形態が適用される再資源物の貯
蔵施設の平面図
【図11】貯蔵施設における棚設備(搬入棚、収容棚、
排出棚)の斜視図
【図12】貯蔵施設におけるスタッカクレーンの斜視図
【図13】貯蔵施設の制御装置を示す図
【図14】不具合のあるロック機構の例を示した断面図
【符号の説明】
16…ホッパ 22…貯蔵室 23…コンテナ 44…制御部 51…スタッカクレーン 54…シャトルフォーク 80…第1の軸 92…止め板 94…ステップ 86…扉 SP…空間 R1…搬入棚 R2…収容棚 R3…排出棚 S…傾斜機構 OP…開閉機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再資源物を収容するコンテナ装置におい
    て、 コンテナの本体の側面に備えられ、該コンテナの本体の
    底面側から1部又は全部を開くことが可能な扉と、 該扉の開閉をロック・解除可能とするロック機構と、 所定の軸を支点として前記コンテナ本体を前記扉のある
    側に傾斜することが可能な傾斜機構と、を備え、 前記ロック機構は、 前記コンテナの本体側に該コンテナの底面とほぼ平行に
    配置された第1の棒状部材の先端部に形成された第1の
    鍵部と、前記コンテナの扉側に該コンテナの扉とほぼ垂
    直に配置された第2の棒状部材の先端部に形成された第
    2の鍵部とが係合することにより前記コンテナの扉がロ
    ックされ、 前記第1の棒状部材をコンテナの底面との前記平行状態
    を維持できなくなるように押圧部材にて押すことによっ
    て、前記第1の鍵部と該第2の鍵部とが解放されること
    によって、前記コンテナの扉のロックが解除される構成
    とされたことを特徴とする再資源物収容コンテナ装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記第1の棒状部材を、コンテナの底面に連結された固
    定部材にボルトによって鉛直面内で回転自在に連結し、
    且つ、該ボルトの周囲に配置されたばねによって該ボル
    トを軸として、前記鉛直面内でのコンテナの本体の底面
    と平行な位置に対して一方向側へは前記ばねの付勢力に
    抗して回転自在とし、他方向側へは前記固定部材に設置
    されたストッパにて回転不能としたことを特徴とする再
    資源物収容コンテナ装置。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記ボルトに巻き付けられたばねを、互いに巻き方向の
    反対な2本のばねを対称に組込むことより前記第1の棒
    状部材に対して同じ回転方向にばねの付勢力が作用する
    ようにしたことを特徴とする再資源物収容コンテナ装
    置。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記押圧部材がモートルシリンダであることを特徴とす
    る再資源物収容コンテナ装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、 さらに、前記コンテナの底面の上面に前記再資源物の水
    分を収容可能な枠付きの樋を備え、 該樋の枠のうち、コンテナの扉側の枠をコンテナ側に傾
    斜させる構造としたことを特徴とする再資源物収容コン
    テナ装置。
JP22616098A 1998-08-10 1998-08-10 再資源物収容コンテナ装置 Pending JP2000053185A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22616098A JP2000053185A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 再資源物収容コンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22616098A JP2000053185A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 再資源物収容コンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000053185A true JP2000053185A (ja) 2000-02-22

Family

ID=16840812

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22616098A Pending JP2000053185A (ja) 1998-08-10 1998-08-10 再資源物収容コンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000053185A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3424775A3 (de) * 2017-07-04 2019-03-20 Ludwig Elkuch AG Kippvorrichtung und transportsystem mit einer kippvorrichtung

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3424775A3 (de) * 2017-07-04 2019-03-20 Ludwig Elkuch AG Kippvorrichtung und transportsystem mit einer kippvorrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9598235B2 (en) Motor vehicle for collecting and sorting material and method of doing same
JPH1111645A (ja) コンテナの自動転倒装置
JP2000053185A (ja) 再資源物収容コンテナ装置
JP2893567B2 (ja) コンテナの自動反転装置
US2823818A (en) Bin and truck refuse disposal device
JP2000053209A (ja) 再資源物の貯蔵施設
JP3137915B2 (ja) ごみ貯留装置
JP2005280880A (ja) 再資源化物の保管設備
CN210635147U (zh) 一种多维度垃圾分类收集、运输、处理系统
JP3717108B2 (ja) リサイクルごみのごみ貯留施設
JP2792794B2 (ja) ゴミの分別搬送装置
JP3438749B2 (ja) ごみ貯留搬出装置
JP3756305B2 (ja) 移動式液体充填装置
JP3087219B2 (ja) コンテナへのばら物積載装置
JP2553074Y2 (ja) ゴミ搬送装置
JP2593676Y2 (ja) ビル内ゴミ搬送設備
JPH085929Y2 (ja) ゴミ搬送装置
JP3413561B2 (ja) ごみ貯留搬出装置
JP2003237907A (ja) リサイクルごみのごみ貯留施設
JP2580286Y2 (ja) ゴミ収集ボックスの排出装置
JPH10203604A (ja) 分別ゴミ収集車におけるゴミ投入装置
JP2904728B2 (ja) 排出装置付きコンテナ輸送車
JP3447841B2 (ja) 収容箱ストックモジュールおよびこれを用いた部品供給装置
JP3247314B2 (ja) 分別ゴミ収集車におけるコンテナ構造
JP2004026329A (ja) オフィスビルなどのビル内に出るじん芥の分別集積処理システム