JP2003237907A - リサイクルごみのごみ貯留施設 - Google Patents

リサイクルごみのごみ貯留施設

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JP2003237907A
JP2003237907A JP2002381366A JP2002381366A JP2003237907A JP 2003237907 A JP2003237907 A JP 2003237907A JP 2002381366 A JP2002381366 A JP 2002381366A JP 2002381366 A JP2002381366 A JP 2002381366A JP 2003237907 A JP2003237907 A JP 2003237907A
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Japan
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shelf
container
carry
waste
storage
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English (en)
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Katsusuke Yanase
克介 梁瀬
Isamu Shimizu
勇 志水
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Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】後段の分別作業、瓶のリサイクル等を容易にす
ることができ、ごみ貯留施設の作業環境を良くすること
ができるようにする。 【解決手段】リサイクルごみを収容するコンテナ23
と、該コンテナ23が載置される搬入棚R2、前記コン
テナ23を格納するための収容棚R4、及び前記コンテ
ナ23を搬出するための搬出棚R3を備えた棚設備と、
前記収容棚R4と搬入棚R2と搬出棚R3との間を移動
させられ、搬入棚R2に載置された前記コンテナ23を
取り出して収容棚R4に格納し、該収容棚R4に格納さ
れたコンテナ23を取り出して搬出棚R3に載置する搬
送手段とを有する。ごみは、搬入車13からコンテナ2
3内に投入されるので、ごみの落下距離が極めて短くな
り、落下時の衝撃を小さくすることができ、瓶が割れる
のを抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リサイクルごみの
ごみ貯留施設に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、缶、瓶、ペットボトル等のリサイ
クルごみを貯留するためのごみ貯留施設には、ごみ貯留
装置が配設され、搬入車によってごみ貯留装置に搬入さ
れたごみが、ピット内に投入され貯留される。そして、
前記ごみは、前記ピットの上方に配設されたクレーンに
よって順次把持され、ホッパ内に投入された後、コンベ
ヤに乗せられて後段の分別装置に送られるようになって
いる。
【0003】図2は従来のごみ貯留施設の断面図であ
る。
【0004】図において、11はごみ貯留施設、12
は、該ごみ貯留施設11に配設され、図示されない各種
のごみを貯留するためのピット、13は前記ごみを搬入
するための搬入車である。該搬入車13は、前記ごみ貯
留施設11における所定のごみ搬入フロア14に寄せら
れ、搬入したごみをピット12内に投入するようになっ
ている。
【0005】該ピット12の上方にはクレーン15が配
設され、ピット12内に投入されたごみは、クレーン1
5によって順次把持されて搬送され、前記ピット12に
隣接させて配設されたホッパ16内に投入される。その
ために、前記クレーン15は、レール18に沿って図に
おける左右方向に、レール100に沿って前後方向にそ
れぞれ移動させることができるようになっている。な
お、前記ピット12及びクレーン15によってごみ貯留
装置が構成される。そして、前記ホッパ16の下端には
図における奥行方向に延びるコンベヤ17が配設され、
ホッパ16内に投入されたごみは、コンベヤ17に乗せ
られて後段の図示されない分別装置に送られるようにな
っている。
【0006】ところで、前記クレーン15が、ピット1
2内に投入されたごみを把持して搬送し、ホッパ16内
に投入する処理能力、及び前記分別装置の処理能力はほ
ぼ一定であるのに対して、前記搬入車13によって搬入
され、ピット12内に投入されるごみの量は変動する。
したがって、前記ピット12にバッファ機能を持たせる
ことが必要であり、十分な量のごみを貯留することがで
きるように、前記ピット12はごみ搬入フロア14に対
して十分に深く形成される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のごみ貯留施設11において、ピット12はごみ搬入
フロア14に対して十分に深く形成する必要があるの
で、ごみの落下距離がその分長くなり、落下時の衝撃で
ごみのうちの瓶が割れることがある。また、クレーン1
5によって把持されたときの衝撃で瓶が割れることもあ
る。この場合、後段の分別作業、瓶のリサイクル等が困
難になってしまう。
【0008】また、搬入車13から投入されたごみは、
自然落下によってピット12内に堆(たい)積されるの
で、ピット12の底部には古いごみが滞留することにな
り、生ごみだけでなく、瓶、缶等に付着したり残留した
りしている飲料、食品等が腐敗し、悪臭を放ってしま
う。したがって、ごみ貯留施設11の作業環境が悪くな
ってしまう。
【0009】しかも、ごみは搬入車13から自然落下に
よってピット12内に投入されるので、前記ピット12
内の上方部分にごみを貯留することができない。したが
って、貯留することができるごみの量が限られ、ごみ貯
留装置がその分大型化してしまう。
【0010】さらに、自然落下したごみは、山積みの状
態にされるので、ピット12内に貯留されたごみの量を
把握することができず、ごみの処理及び管理を行うのが
困難になってしまう。また、前記ごみの量を把握するた
めには、例えば、クレーン15によるならし作業が必要
になり、作業が煩わしいだけでなく、その間、ごみを搬
出することができなくなってしまう。その結果、ごみ貯
留装置の処理効率が低下してしまう。
【0011】本発明は、前記従来のごみ貯留施設の問題
点を解決して、ごみの貯留に伴って瓶が割れることがな
く、後段の分別作業、瓶のリサイクル等を容易にするこ
とができ、作業環境を良くすることができ、ごみ貯留装
置を小型化することができるとともに、ごみの処理及び
管理を容易に行うことができるリサイクルごみのごみ貯
留施設を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明のリ
サイクルごみのごみ貯留施設においては、搬入されたリ
サイクルごみを貯留し、該リサイクルごみを後段の分別
装置に送るようになっている。
【0013】そして、搬入されたリサイクルごみが投入
され、該リサイクルごみを収容するコンテナと、該コン
テナが載置される搬入棚、前記コンテナを格納するため
の収容棚、及び前記コンテナを搬出するための搬出棚を
備えた棚設備と、前記収容棚と搬入棚と搬出棚との間を
移動させられ、搬入棚に載置された前記コンテナを取り
出して収容棚に格納し、該収容棚に格納されたコンテナ
を取り出して搬出棚に載置する搬送手段とを有する。
【0014】本発明の他のリサイクルごみのごみ貯留施
設においては、さらに、前記収容棚はマトリクス状に配
設され、各収容棚、搬入棚及び搬出棚にそれぞれ番地が
付される。
【0015】本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯
留施設においては、さらに、前記搬送手段は、コンテナ
の取出し、格納及び搬出を行うシャトルフォークを備
え、制御部から送られた番地データに従って前記シャト
ルフォークを対応する番地に移動させる。
【0016】本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯
留施設においては、さらに、ごみが搬入されない夜間
に、リサイクルごみを収容するコンテナの位置が変更さ
れる。
【0017】本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯
留施設においては、さらに、前記搬出棚と分別装置との
間に配設され、搬出棚から搬出されたコンテナを反転さ
せ、該コンテナ内に収容されたリサイクルごみを払い出
す払出装置を有する。
【0018】本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯
留施設においては、さらに、ごみ搬入フロアと、該ごみ
搬入フロアと隣接させて配設され、コンテナ内にリサイ
クルごみを投入するための投入部と、前記ごみ搬入フロ
アと前記投入部との間に配設されるシュートとを有す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態におけるごみ貯
留施設の断面図、図3は本発明の実施の形態におけるご
み貯留施設の平面図、図4は本発明の実施の形態におけ
るスタッカ装置の第1、第2の棚設備の斜視図、図5は
本発明の実施の形態におけるスタッカクレーンの斜視図
である。
【0021】図において、21はごみ貯留施設、22
は、該ごみ貯留施設21内に配設され、図示されない各
種のごみを貯留するためのごみ貯留室、13は前記ごみ
を搬入するための搬入車である。該搬入車13は、前記
ごみ貯留施設21における所定のごみ搬入フロア14に
寄せられ、搬入したごみをコンテナ23内に投入するよ
うになっている。
【0022】そして、前記ごみ貯留室22には、ごみを
コンテナ23内に収容した状態で貯留するためのスタッ
カ装置24が配設される。該スタッカ装置24は、搬入
側に配設された第1の棚設備31、搬出側に配設された
第2の棚設備32、及び前記第1、第2の棚設備31、
32間に形成された空間SPにおいて、図1における奥
行方向に移動自在に配設された搬送手段としてのスタッ
カクレーン51を備える。そのために、前記空間SPに
おけるごみ貯留室22の床に下部レール45が敷設さ
れ、前記第1、第2の棚設備31、32間を連結するフ
レーム48に上部レール46が固定される。なお、前記
下部レール45の一端に前記スタッカクレーン51の制
御を行うための地上制御部39が配設される。また、前
記ごみ貯留室22及びスタッカ装置24によってごみ貯
留装置が構成される。
【0023】前記第1、第2の棚設備31、32は、互
いに対向させて配設され、それぞれ同じ容積を有する複
数の棚Rを備え、各棚Rは、水平方向において複数の間
口に、上下方向において複数の段にマトリクス状に配設
される。
【0024】そして、前記第1の棚設備31において
は、前記ごみ搬入フロア14と隣接する所定数の棚Rが
投入部R1として設定され、該各投入部R1の直下の棚
Rが搬入棚R2として設定され、該搬入棚R2にそれぞ
れコンテナ23が載置される。したがって、各搬入車1
3をごみ搬入フロア14における所定の箇所に寄せ、所
定の投入部R1を介して、対応する搬入棚R2に載置さ
れたコンテナ23内にごみを投入することができる。な
お、前記ごみ搬入フロア14と投入部R1との間には、
搬入車13から投入されたごみをコンテナ23へ案内す
るシュート34が配設される。
【0025】ところで、ごみ貯留施設21の所定の箇所
には、ごみ貯留室22に隣接させてホッパ16が配設さ
れ、該ホッパ16の直上にごみ搬出部35が形成され
る。
【0026】そして、前記第2の棚設備32において
は、前記ごみ搬出部35と隣接する所定数の棚Rが搬出
棚R3として設定され、該各搬出棚R3の床に搬出コン
ベヤ36が配設される。該搬出コンベヤ36は、ローラ
コンベヤから成り、図示されない搬出モータ、チェーン
駆動機構等によって作動させられ、搬出コンベヤ36上
に載置されたコンテナ23をごみ搬出部35に搬出す
る。また、該ごみ搬出部35には払出装置37が配設さ
れ、該払出装置37は、図示されないアーム及び図示さ
れない反転機構を備え、搬出コンベヤ36によって搬出
棚R3から搬出されたコンテナ23をアームによって把
持し、反転機構によって反転させて、コンテナ23内に
収容されたごみを払い出し、ホッパ16内に投入する。
【0027】そして、前記ホッパ16の下端には、図に
おける奥行方向に延びるコンベヤ17が配設され、ホッ
パ16内に投入されたごみは、コンベヤ17に乗せられ
て、後段の図示されない分別装置に送られるようになっ
ている。
【0028】ところで、前記払出装置37が、搬出棚R
3から搬出されたコンテナ23を把持し、反転させてご
みをホッパ16内に投入する処理能力、及び前記分別装
置の処理能力はほぼ一定であるのに対して、前記搬入車
13によって搬入されるごみの量は変動する。
【0029】そこで、前記第1、第2の棚設備31、3
2における前記投入部R1、搬入棚R2及び搬出棚R3
以外の棚Rは、コンテナ23を格納するための収容棚R
4として設定される。したがって、前記ごみ貯留室22
にバッファ機能を持たせ、十分な量のごみを貯留するこ
とができる。そして、前記地上制御部39は、中央監視
室43に配設された制御部44から指令を受け、スタッ
カクレーン51を操作して、前記搬入棚R2から各収容
棚R4にコンテナ23を移動させたり、各収容棚R4か
ら前記搬出棚R3にコンテナ23を移動させたり、各収
容棚R4間でコンテナ23を移動させたりする。
【0030】なお、ごみが払い出された後の空のコンテ
ナ23は、図示されないコンテナ用コンベヤ等によって
ごみ搬出部35から排出される。そして、前記コンテナ
用コンベヤ及び搬出コンベヤ36を逆方向に作動させる
ことによって、排出されたコンテナ23が搬出棚R3に
戻され、スタッカクレーン51によって搬入棚R2又は
所定の収容棚R4に送られる。また、前記ごみ搬出部3
5の直上には、コンテナ洗浄室40が配設され、該コン
テナ洗浄室40内に配設された洗浄器41によってコン
テナ23を定期的に洗浄することができるようになって
いる。
【0031】次に、前記スタッカクレーン51について
説明する。
【0032】該スタッカクレーン51は、前記下部レー
ル45及び上部レール46に沿って移動自在に配設され
たスタッカフレーム52、該スタッカフレーム52に沿
って上下方向に移動自在に配設された昇降台53、該昇
降台53上において水平方向及び上下方向に移動自在に
配設されたシャトルフォーク54、並びにスタッカクレ
ーン51の設定を行うための機上制御部55を有する。
なお、前記シャトルフォーク54には、シャトルフォー
ク54を水平方向に移動させるための図示されないフォ
ークスライド用モータ、及び上下方向に移動させるため
の図示されないフォーク昇降用モータが配設される。
【0033】前記スタッカフレーム52は、下部サドル
57、該下部サドル57から立ち上げられた2本のマス
ト58、59及び該マスト58、59間に架設された上
部フレーム60から成り、前記下部サドル57は図示さ
れない車輪を介して下部レール45上に搭載される。ま
た、前記昇降台53は、前記シャトルフォーク54を支
持する支持部62、及び該支持部62から立ち上げら
れ、前記マスト58、59をそれぞれ挟持する側壁6
3、64を備える。なお、66は前記スタッカクレーン
51を移動させるための走行用モータ、67は前記昇降
台53を上下方向に移動させるための昇降用モータ、6
8は前記昇降台53を懸架するためのロープ、69は前
記シャトルフォーク54に載置されたコンテナ23がは
み出していないかどうかを検出するためのセンサ、RL
1、RL2は、上部フレーム60に取り付けられ、前記
上部レール46を挟持するローラ、RL3は、側壁6
3、64に取り付けられ、前記マスト58、59を挟持
するローラである。
【0034】そして、前記投入部R1、搬入棚R2、搬
出棚R3及び収容棚R4の各棚Rには、ごみ貯留室22
内における位置を示すための番地がそれぞれ付される。
【0035】また、前記下部レール45に隣接させて、
各間口ごとに図示されない間口検出板が埋め込まれ、前
記下部サドル57に配設された図示されない第1のセン
サによって前記間口検出板を検出することができるよう
になっている。そして、前記マスト58又はマスト59
において、各段ごとに図示されない段検出板が埋め込ま
れ、前記昇降台53に配設された図示されない第2のセ
ンサによって前記段検出板を検出することができるよう
になっている。その結果、前記機上制御部55は、第1
のセンサの検出結果に基づいて、昇降台53の水平方向
位置を、第2のセンサの検出結果に基づいて、昇降台5
3の垂直方向位置をそれぞれ判断することができる。
【0036】したがって、機上制御部55は、走行用モ
ータ66を駆動することによってスタッカクレーン51
を下部レール45に沿って移動させ、かつ、昇降用モー
タ67を駆動することによって前記昇降台53をマスト
58、59に沿って移動させ、昇降台53を所定の番地
に置いて、対応する棚Rと対向させることができる。
【0037】次に、スタッカクレーン51を操作するた
めの制御装置について説明する。
【0038】図6は本発明の実施の形態におけるごみ貯
留施設の制御装置を示す図である。
【0039】図において、44は制御部であり、該制御
部44にプリンタ71、メモリ72及びフレキシブルデ
ィスクドライブ73が接続されるとともに、コンバータ
74を介して地上制御部39が接続される。なお、必要
に応じてホストコンピュータ76、モデム(M)77等
を接続することもできる。
【0040】また、前記地上制御部39に機上制御部5
5が接続され、該機上制御部55に、ドライバ78を介
して走行用モータ66、昇降用モータ67、フォークス
ライド用モータ81及びフォーク昇降用モータ82が接
続されるとともに、センサ69、第1のセンサ83及び
第2のセンサ84が接続される。そして、前記地上制御
部39に搬出モータ85が接続される。
【0041】前記構成の制御装置において、搬入棚R2
(図1)に載置されたコンテナ23にごみが投入される
と、搬入棚R2に配設された図示されないセンサによっ
てごみの投入が検出され、投入信号が制御部44に送ら
れる。そして、該制御部44は、投入信号を受けると、
コンバータ74を介して地上制御部39及び機上制御部
55に搬入棚R2の番地データを送る。前記機上制御部
55は、搬入棚R2の番地データを受けると、ドライバ
78を作動させ、走行用モータ66を駆動してスタッカ
クレーン51を移動させるとともに、昇降用モータ67
を駆動して昇降台53(図5)を上下方向に移動させ
て、シャトルフォーク54を搬入棚R2に対応する番地
に移動させる。
【0042】この場合、機上制御部55は、前記第1の
センサ83による図示されない間口検出板の検出結果、
及び第2のセンサ84による図示されない段検出板の検
出結果に基づいて、昇降台53の水平方向位置及び垂直
方向位置を判断し、番地を検出する。そして、前記昇降
台53が目標の番地に到達したと判断されると、機上制
御部55は前記走行用モータ66及び昇降用モータ67
を停止させる。
【0043】また、昇降台53が搬入棚R2に対応する
番地に置かれると、機上制御部55は、昇降台53が目
標の番地に到達したことを到達信号によって制御部44
に通知する。次に、該制御部44は、到達信号を受ける
と、搬入棚R2からコンテナ23を取り出すためのコン
テナ取出信号を機上制御部55に送る。そして、該機上
制御部55は、コンテナ取出信号を受けると、ドライバ
78を作動させ、フォークスライド用モータ81を駆動
してシャトルフォーク54を第1の棚設備31側に移動
させ、次に、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャ
トルフォーク54を上方に移動させ、搬入棚R2に載置
されたコンテナ23を持ち上げる。続いて、フォークス
ライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54を
支持部62の上方に戻し、次に、フォーク昇降用モータ
82を駆動してシャトルフォーク54を下方に移動さ
せ、昇降台53にコンテナ23を載置する。
【0044】そして、前記制御部44は、内蔵された図
示されないメモリ内のごみ貯留情報を参照して、現在、
ごみが収容されたコンテナ23が載置されていない収容
棚R4を検索し、新たに搬入されたごみを貯留するため
の収容棚R4を指定し、指定された収容棚R4の番地デ
ータ及びコンテナ23の収容信号を地上制御部39及び
機上制御部55に送る。該機上制御部55は、指定され
た収容棚R4の番地データに従ってドライバ78を作動
させ、走行用モータ66を駆動してスタッカクレーン5
1を移動させるとともに、昇降用モータ67を駆動して
昇降台53を上下方向に移動させて、シャトルフォーク
54を前記指定された収容棚R4に対応する番地に移動
させる。
【0045】そして、フォーク昇降用モータ82を駆動
してシャトルフォーク54を上方に移動させ、昇降台5
3に載置されたコンテナ23を持ち上げ、次に、フォー
クスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク5
4を第1の棚設備31側又は第2の棚設備32側に移動
させ、前記指定された収容棚R4にコンテナ23を載置
する。続いて、フォーク昇降用モータ82を駆動してシ
ャトルフォーク54を下方に移動させ、次に、フォーク
スライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク54
を支持部62上に戻す。
【0046】このようにして、前記搬入棚R2のコンテ
ナ23を取り出し、指定された収容棚R4に格納するこ
とができる。
【0047】続いて、搬出棚R3に載置されたコンテナ
23がごみ搬出部35に搬出されると、搬出棚R3に配
設された図示されないセンサによってごみの搬出が検出
され、搬出信号が制御部44に送られる。そして、該制
御部44は、搬出信号を受けると、前記メモリ内のごみ
貯留情報を参照して、現在、ごみが収容されたコンテナ
23が載置されている収容棚R4を検索し、コンテナ2
3を取り出す収容棚R4として指定し、指定された収容
棚R4及び搬出棚R3の番地データ、並びに前記搬出信
号を地上制御部39及び機上制御部55に送る。該機上
制御部55は、指定された収容棚R4の番地データを受
けると、ドライバ78を作動させ、走行用モータ66を
駆動してスタッカクレーン51を移動させるとともに、
昇降用モータ67を駆動して昇降台53を上下方向に移
動させて、シャトルフォーク54を前記指定された収容
棚R4に対応する番地に移動させる。
【0048】そして、フォークスライド用モータ81を
駆動してシャトルフォーク54を第1の棚設備31側又
は第2の棚設備32側に移動させ、次に、フォーク昇降
用モータ82を駆動してシャトルフォーク54を上方に
移動させ、収容棚R4に載置されたコンテナ23を持ち
上げる。続いて、フォークスライド用モータ81を駆動
してシャトルフォーク54を支持部62の上方に戻し、
次に、フォーク昇降用モータ82を駆動してシャトルフ
ォーク54を下方に移動させ、昇降台53にコンテナ2
3を載置する。
【0049】次に、前記機上制御部55は、搬出棚R3
の番地データに従ってドライバ78を作動させ、走行用
モータ66を駆動してスタッカクレーン51を移動させ
るとともに、昇降用モータ67を駆動して昇降台53を
上下方向に移動させて、シャトルフォーク54を前記搬
出棚R3に対応する番地に移動させる。
【0050】そして、フォーク昇降用モータ82を駆動
してシャトルフォーク54を上方に移動させ、昇降台5
3に載置されたコンテナ23を持ち上げ、次に、フォー
クスライド用モータ81を駆動してシャトルフォーク5
4を第2の棚設備32側に移動させ、前記搬出棚R3に
コンテナ23を載置する。続いて、フォーク昇降用モー
タ82を駆動してシャトルフォーク54を下方に移動さ
せ、次に、フォークスライド用モータ81を駆動してシ
ャトルフォーク54を支持部62上に戻す。
【0051】このようにして、前記指定された収容棚R
4のコンテナ23を取り出し、搬出棚R3に載置するこ
とができる。
【0052】続いて、地上制御部39は、搬出モータ8
5を駆動して搬出コンベヤ36を作動させ、搬出棚R3
に載置されたコンテナ23をごみ搬出部35に搬出す
る。
【0053】このように、ごみ搬入フロア14に対応さ
せて投入部R1及び搬入棚R2が設定され、投入部R1
の直下の搬入棚R2にコンテナ23が載置され、搬入車
13によって搬入されたごみは、コンテナ23内に投入
される。したがって、ごみの落下距離が極めて短くな
り、落下時の衝撃を小さくすることができるので、瓶が
割れるのを抑制することができる。また、クレーンによ
ってごみを把持する必要がないので、把持したときの衝
撃で瓶が割れることもない。その結果、後段の分別作
業、瓶のリサイクル等を容易にすることができる。
【0054】また、ごみは、コンテナ23に収容された
状態で各収容棚R4に格納されるので、ごみ貯留室22
内に堆積されることはない。したがって、ごみ貯留室2
2の所定の箇所に古いごみが滞留することがなくなり、
生ごみのほか、瓶、缶等に付着したり残留したりしてい
る飲料、食品等が腐敗することがなくなり、悪臭を放つ
ことがなくなる。その結果、ごみ貯留施設21の作業環
境を良くすることができる。
【0055】しかも、ごみ貯留室22におけるごみ搬入
フロア14より上方の部分にもごみを貯留することがで
きるので、貯留することができるごみの量が多くなり、
ごみ貯留装置を小型化することができる。
【0056】さらに、ごみは各コンテナ23内に収容さ
れた状態で貯留されるので、ごみの量を把握することが
でき、ごみの処理及び管理を行うのが容易になる。
【0057】なお、新たなごみが搬入されない夜間等を
利用して、ごみを収容するコンテナ23の位置を変更す
ることによって、収容棚R4からコンテナ23を取り出
して搬出棚R3に載置するのに必要な払出時間を短くす
ることができる。
【0058】また、後段の分別作業におけるごみの分別
種類が変更されても、それに対応してコンテナ23の格
納位置、格納方法等を変更するだけでよいので、分別種
類の変更に伴って生じるコストを低くすることができ
る。
【0059】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0060】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、リサイクルごみのごみ貯留施設においては、搬入
されたリサイクルごみを貯留し、該リサイクルごみを後
段の分別装置に送るようになっている。
【0061】そして、搬入されたリサイクルごみが投入
され、該リサイクルごみを収容するコンテナと、該コン
テナが載置される搬入棚、前記コンテナを格納するため
の収容棚、及び前記コンテナを搬出するための搬出棚を
備えた棚設備と、前記収容棚と搬入棚と搬出棚との間を
移動させられ、搬入棚に載置された前記コンテナを取り
出して収容棚に格納し、該収容棚に格納されたコンテナ
を取り出して搬出棚に載置する搬送手段とを有する。
【0062】この場合、ごみは、搬入車からコンテナ内
に投入されるので、ごみの落下距離が極めて短くなり、
落下時の衝撃を小さくすることができ、瓶が割れるのを
抑制することができる。また、クレーンによってごみを
把持する必要がないので、把持したときの衝撃で瓶が割
れることもない。したがって、後段の分別作業、瓶のリ
サイクル等を容易にすることができる。
【0063】また、ごみは、コンテナに収容された状態
で各収容棚に格納されるので、ごみ貯留室内に堆積され
ることはない。したがって、ごみ貯留室の所定箇所に古
いごみが滞留することがなくなり、生ごみのほか、瓶、
缶等に付着したり残留したりしている飲料、食品等が腐
敗することがなくなり、悪臭を放つことがなくなる。そ
の結果、ごみ貯留施設の作業環境を良くすることができ
る。
【0064】しかも、ごみ貯留室内におけるごみ搬入フ
ロアより上方の部分にもごみを貯留することができるの
で、貯留することができるごみの量が多くなり、ごみ貯
留装置を小型化することができる。
【0065】さらに、ごみは各コンテナ内に収容された
状態で貯留されるので、ごみの量を把握することがで
き、ごみの処理及び管理を行うのが容易になる。
【0066】本発明の他のリサイクルごみのごみ貯留施
設においては、さらに、前記収容棚はマトリクス状に配
設され、各収容棚、搬入棚及び搬出棚にそれぞれ番地が
付される。
【0067】この場合、搬送手段は前記番地に基づいて
移動させられ、搬入棚に載置されたコンテナを取り出し
て所定の収容棚に格納し、該収容棚に格納されたコンテ
ナを取り出して搬出棚に載置する。
【0068】本発明の更に他のリサイクルごみのごみ貯
留施設においては、さらに、ごみが搬入されない夜間
に、リサイクルごみを収容するコンテナの位置が変更さ
れる。
【0069】この場合、新たなごみが搬入されない夜間
等を利用して、ごみを収容するコンテナの位置を変更す
ることによって、収容棚からコンテナを取り出して搬出
棚に載置するのに必要な払出時間を短くすることができ
る。
【0070】また、後段の分別作業におけるごみの分別
種類が変更されても、それに対応してコンテナの格納位
置、格納方法等を変更するだけでよいので、分別種類の
変更に伴って生じるコストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるごみ貯留施設の断
面図である。
【図2】従来のごみ貯留施設の断面図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるごみ貯留施設の平
面図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるスタッカ装置の第
1、第2の棚設備の斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるスタッカクレーン
の斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるごみ貯留施設の制
御装置を示す図である。
【符号の説明】
14 ごみ搬入フロア 21 ごみ貯留施設 23 コンテナ 31、32 第1、第2の棚設備 34 シュート 37 払出装置 44 制御部 51 スタッカクレーン 54 シャトルフォーク R1 投入部 R2 搬入棚 R3 搬出棚 R4 収容棚
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E025 AA04 BA02 DA05 DA07 DA09 DE01 EA10 EB10 3F022 EE09 FF01 JJ09 KK01 LL30 LL33 MM01 MM13 MM14 MM22 MM27 MM28 MM35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入されたリサイクルごみを貯留し、該
    リサイクルごみを後段の分別装置に送るリサイクルごみ
    のごみ貯留施設において、(a)搬入されたリサイクル
    ごみが投入され、該リサイクルごみを収容するコンテナ
    と、(b)該コンテナが載置される搬入棚、前記コンテ
    ナを格納するための収容棚、及び前記コンテナを搬出す
    るための搬出棚を備えた棚設備と、(c)前記収容棚と
    搬入棚と搬出棚との間を移動させられ、搬入棚に載置さ
    れた前記コンテナを取り出して収容棚に格納し、該収容
    棚に格納されたコンテナを取り出して搬出棚に載置する
    搬送手段とを有することを特徴とするリサイクルごみの
    ごみ貯留施設。
  2. 【請求項2】 前記収容棚はマトリクス状に配設され、
    各収容棚、搬入棚及び搬出棚にそれぞれ番地が付される
    請求項1に記載のリサイクルごみのごみ貯留施設。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、コンテナの取出し、格
    納及び搬出を行うシャトルフォークを備え、制御部から
    送られた番地データに従って前記シャトルフォークを対
    応する番地に移動させる請求項2に記載のリサイクルご
    みのごみ貯留施設。
  4. 【請求項4】 ごみが搬入されない夜間に、リサイクル
    ごみを収容するコンテナの位置が変更される請求項1に
    記載のリサイクルごみのごみ貯留施設。
  5. 【請求項5】 前記搬出棚と分別装置との間に配設さ
    れ、搬出棚から搬出されたコンテナを反転させ、該コン
    テナ内に収容されたリサイクルごみを払い出す払出装置
    を有する請求項1に記載のリサイクルごみのごみ貯留施
    設。
  6. 【請求項6】 (a)ごみ搬入フロアと、(b)該ごみ
    搬入フロアと隣接させて配設され、コンテナ内にリサイ
    クルごみを投入するための投入部と、(c)前記ごみ搬
    入フロアと前記投入部との間に配設されるシュートとを
    有する請求項1に記載のリサイクルごみのごみ貯留施
    設。
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