JPH0378321B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0378321B2
JPH0378321B2 JP23798987A JP23798987A JPH0378321B2 JP H0378321 B2 JPH0378321 B2 JP H0378321B2 JP 23798987 A JP23798987 A JP 23798987A JP 23798987 A JP23798987 A JP 23798987A JP H0378321 B2 JPH0378321 B2 JP H0378321B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage
replenishment
items
goods
conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP23798987A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6481704A (en
Inventor
Nobuhiro Tanaka
Hideyuki Moriguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP23798987A priority Critical patent/JPS6481704A/ja
Publication of JPS6481704A publication Critical patent/JPS6481704A/ja
Publication of JPH0378321B2 publication Critical patent/JPH0378321B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、保管設備に対する物品の補充を、能
率良く且つ迅速に行うことのできる物品の補充方
法に関するものである。 〔従来の技術〕 保管設備に対する物品の補充方法に関する従来
の技術としては、特開昭59−217502号公報、特開
昭61−248801号公報に記載のもの等が知られてい
る。 上記公報に記載されている従来の技術について
説明すると、特開昭59−217502号公報には、集合
物品を第1収納庫に収納する工程と、該第1収納
庫から抽出した集合物品を単位物品に分離して移
送する工程と、分離された単位物品を順次第2収
納庫に収納する工程と、該第2収納庫から単位物
品を取出す工程とからなる自動倉庫の使用方法が
記載されている。 また、特開昭61−248801号公報には、流動棚上
における物品の在庫数が所定数以下になつたと
き、自動的にその物品に対する補給指示を行い得
る補給指示装置が記載されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記の従来の技術は以下の如き
問題点がある。 即ち、特開昭59−217502号公報に記載の自動倉
庫の使用方法においては、第2収納庫(回転棚
部)における単位物品が不足した場合に、第1収
納庫(平置棚部)から補充できるようになつてい
るが、単位物品に不足が発生した後に補充を開始
するようになしてあるため、同時に複数の単位物
品に不足が発生すると補充が間に合わなくなり、
第2収納庫から所望の単位物品をピツキングする
ことができなくなる。即ち、単位物品のピツキン
グ作業中にしばしば待時間が発生し、所望のピツ
キング能力を得ることができない。 また、特開昭61−248801号公報に記載の補給指
示装置においても、流動棚上における物品の在庫
数が所定数以下になつたときに補給指示がなされ
るため、特開昭59−217502号公報に記載された従
来の技術と同様に物品の補充が間に合わない場合
がしばしば発生する。 従つて、本発明の目的は、保管設備に常に所望
の物品が収納されている(保管設備からの物品の
取り出しによつて欠品が生じない)ように、保管
設備に対して物品を補充し得るようにし、且つ、
保管設備からのピツキング速度が増加し、補充要
求が発生する順に物品の補充をしていたのでは、
保管設備に保管される物品の在庫量が零になる惧
れがある場合、このような物品を優先的に緊急補
充することにより、在庫量が零になり欠品が生じ
るのを確実に防止し得るようにした物品の補充方
法を提供することにある。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、複数個の保管部を備える保管設備か
ら物品を取出しながら補充が必要となつた上記保
管部に対して物品を補充する物品の補充方法にお
いて、上記保管設備の夫々の上記保管部に対して
収納されている物品の在庫量が設定数量以下にな
る順序を所定のデータに基づいて予め演算すると
共に、物品の補充をせずに物品の取出しを継続す
ると在庫量が零になり物品の取出しができなくな
るか否かを所定のデータに基づいて予め演算し、
上記両演算の結果に基づいて補充が必要となる前
に物品を荷揃えし上記保管設備に対して待機させ
ておいて、該物品を上記保管設備に対して補充
し、その際、待機させられている物品の補充速度
に比較して上記保管部からの物品のピツキング速
度が速くなり、待機させられている物品の品種数
が所定数以下になるか否かを判断し、判断の結果
が「イエス」の場合には、上記保管設備に対して
待機させておく補充されるべき物品の補充順の修
正がなされることを特徴とする物品の補充方法
(以下、「連続式補充法」という場合には、この方
法のみを意味する)を提供することにより、上記
目的を達成したものである。 また、複数個の保管部を備える保管設備から物
品を取出しながら補充が必要となつた上記保管部
に対して物品を補充する物品の補充方法におい
て、上記保管設備からバツチ単位で物品を取出す
と共に夫々の上記保管部に収納されている物品の
在庫量が設定数量以下になるか否かを所定のデー
タに基づいて予め演算すると共に、物品の補充を
せずに物品の取出しを継続すると在庫量が零にな
り物品の取出しができなくなるか否かを所定のデ
ータに基づいて予め演算し、上記演算の結果に基
づいて補充が必要となる前に物品を荷揃えし上記
保管設備に対して待機させておいて、該物品を上
記保管設備に対して補充し、その際、待機させら
れている物品の補充速度に比較して上記保管部か
らの物品のピツキング速度が速くなり、待機させ
られている物品の品種数が所定数以下になるか否
かを判断し、判断の結果が「イエス」の場合に
は、上記保管設備に対して待機させておく補充さ
れるべき物品の補充順の修正がなされることを特
徴とする物品の補充方法(以下、「バツチ式補充
法」という場合には、この方法のみを意味する)
を提供することにより、上記目的を達成したもの
である。 〔実施例〕 以下、本発明の物品の補充方法を、その実施態
様について図面を参照しながら説明する。尚、以
下の説明で容器Gという場合、この容器Gは複数
個の物品を収容した容器を意味するが、この容器
Gを物品Gと言う場合もある。また、容器(物
品)G内に収容された各物品を指す場合にはバラ
物品という。 先ず、本発明の方法の概要について、本発明の
方法が適用される物品の取扱い装置の一例を示す
第1図〜第3図を参照して説明する。 第1図は本発明の方法が適用される物品の取扱
い装置の概略的な平面図、第2図及び第3図はそ
れぞれ該装置の出庫側の部分を示す拡大平面図及
び拡大右側面図である。 上記の物品の取扱い装置においては、複数個の
バラ物品を容器Gに収納した状態でそれぞれ格納
する保管部であるフリーコンベヤ11を複数個備
える保管設備Aを設けてある。そして、保管設備
Aの前方には複数個の間口を設けてあり、この間
口を通してフリーコンベヤ11上に保管されてい
る容器G内のバラ物品を、間口面に沿つて設けた
搬送装置Bによつて搬送される多数の収納箱Hそ
れぞれに、それぞれ指定された量ピツキングでき
るようになつている。保管設備Aのフリーコンベ
ヤ11上に保管されている物品は、ピツキングさ
れることによつてしだいに減少するため、順次補
充の必要がある。 本発明の物品の補充方法は、上記のような保管
設備Aに対して物品を補充する方法で、保管部で
あフリーコンベヤ11に対してその在庫量が設定
数量以下になる順序或いは設定数量以下になるか
否か、及び在庫量が零になる惧れのある物品の緊
急補充を要するか否かを、上記収納庫Hの流し
順、各フリーコンベヤ11上の在庫量及び収納庫
Hにピツキングすべき量それぞれのデータに基づ
いて予め演算し、この演算結果に従つて、フリー
コンベヤ11上の在庫が減少し補充要求が発生す
る前に、在庫量が零になる惧れがある物品を緊急
補充品として優先的に荷揃えし、フリーコンベヤ
11の近傍に待機させておくことにより、フリー
コンベヤ11の在庫量が零にならないようにピツ
キングされるべき物品を該フリーコンベヤ11に
迅速に補充できるようにして置くものである。 次に、上記の本発明の方法が適用される物品の
取扱い装置について詳述すると、第1図におい
て、Aは容器Gに収納されたバラ物品を格納する
複数列複数段の間口を有する保管設備、Bは保管
設備Aの前方(前側)の間口面、即ち出庫側の間
口面に沿つて設けた搬送装置、Cは保管設備Aか
らピツキングされるバラ物品を収納するための収
納箱Hを複数個毎に団体(搬送単位)とし搬送単
位毎に収納箱Hを搬送装置Bに搬出する搬送単位
形成コンベヤ、Dは搬送単位形成コンベヤCに収
納箱Hを切り出して搬出する切出コンベヤであ
る。又、Eは保管設備Aへの容器格納装置等を備
え保管設備Aの後方(後側)の間口面、即ち入庫
側の間口面に沿つて左右に走行するスタツカーク
レーン、FはスタツカークレーンEの走行面の外
側に配設した容器搬入コンベヤ、F−1,F−
2,F−3は容器搬入コンベヤFへの容器G,
G,……のストレージラインである。 第1図に示す装置における各部について詳述す
ると、上記保管設備Aは、第2図及び第3図に示
す如く、容器(バラ物品が収納され且つ通常天面
が切除されたダンボール箱、プラスチツクコンテ
ナ等の容器)Gを格納する複数段複数列の間口を
有する流流動棚1を主体とし、大略、各間口毎
に、格納された容器Gを前方に向けてその自重に
より移動し得るように前下りに傾斜するフリーコ
ンベヤ11を配設すると共に、このフリーコンベ
ヤ11の端部(前端)に容器受止め台12を配設
して構成してある。そして、各間口におけるフリ
ーコンベヤ11は、一対のローラコンベヤで構成
してあり、又、容器受止め台12は、複数列の間
口面に沿つて横方向連続させてあり、且つ各段の
間口面に対応させて縦方向に複数段設けてある。
又、保管設備Aの前面には、バラ物品の取出面1
3を形成してあり、この取出面13は、複数、即
ち第1図〜第3図に示す装置の場合4個のゾーン
α,β,γ,δ(第2図においてはゾーンδは図
示されていない)に分割してある。そして、ゾー
ンα,β,γ,δは、この例の場合、それぞれ4
列×4段=16個の間口に格納された容器Gからの
バラ物品の取出しを担当するように分けられてい
る。 尚、フリーコンベヤ11の構成には、ローラに
代えてホイールを用いても良い。 而して、上記保管設備Aにおいては、上記フリ
ーコンベヤ11と上記容器受止め台12との間に
ストツパ14を設けると共に、ストツパー14に
よつて停止された容器Gを容器受止め台12へ取
出すための切出装置9を設けてあり、該切出装置
9はエアシリンダ91により昇降する昇降台92
をストツパー14より上方に突出させることによ
つて容器Gを1個ずつ取出すようになしてある。
又、93はエアシリンダ91を作動するためのメ
カニカルバルブ(図示せず)用押釦であり、後述
する取出表示器16の近傍に設けられている。 また、上記保管設備Aには、第2図及び第3図
に示す如く、上記保管部1それぞれの間口面毎に
正面の見易い位置に位置させて取出表示器16を
配設してあり、この取出表示器16は、上記各ゾ
ーンα,β,γ,δ毎に、更に具体的には上記保
管部1の各間口面毎に、制御装置(図示せず)の
ピツキング指令に基づいて取出すべきバラ物品の
個数を表示する表示器161及び該表示をクリア
ーする完了釦162を具備している。又、各取出
表示器16には、この他、取出表示ランプ163
を具備させてあり、ピツキング指令がある場合、
即ち上記取出面13から容器G内のバラ物品を取
出す必要がある場合には、この取出表示ランプ1
63を点滅させて作業員に知らせるようになして
ある。尚、表示器161又は完了釦162は各ゾ
ーンα,β,γ,δ毎に1個又は1箇所に統合し
ても良い。 また、前記搬送装置Bは、上記保管設備Aにお
ける取出面13に沿つて配設してあり、保管設備
Aの取出面13から取出された容器Gに収納され
たバラ物品をピツキング後収納するための収納箱
Hを搬送するようになしてある。更に詳述する
と、搬送装置Bは、第2図に示す如く、上記各ゾ
ーンα,β,γ,δ毎に対応して複数個の収納箱
Hを搬送又は停止し得るように、互いに独立して
搬送可能な4個のベルトコンベヤ2a,2b,2
c,2d(第2図おいては2dは図示されていな
い)を直列に接続して構成してある。即ち、4個
のベルトコンベヤ2a,2b,2c,2dは、そ
れぞれゾーンα,β,γ,δに対応位置させてあ
り、各ゾーンα,β,γ,δ毎に対応して設けら
れたこれらのベルトコンベヤ2a,2b,2c,
2dの長さ内に納まる複数個の収納箱(第1図〜
第3図に示す装置の例の場合3個)Hを搬送単位
(団体)とし、該搬送単位毎に独立して搬送及び
停止するようになしてある。そして、各ベルトコ
ンベヤ2a,2b,2c,2dそれぞれの搬出側
には、斯る搬送単位の先頭部を検出する検出器2
1(ベルトコンベヤ2cについての検出器は図示
せず)付設してあり、各ベルトコンベヤ2a,2
b,2c,2dは、制御装置からのピツキング指
令(収納箱Hへのバラ物品の収納の指令)があつ
た場合には、そこに付設された検出器21で該ベ
ルトコンベヤ上の上記搬送単位の先頭部が検出さ
れた時には該搬送単位を停止し、又、ピツキング
指令がない場合又はピツキングが完了した場合に
は搬送を継続するか又は起動して下流側のコンベ
ヤに搬送単位を搬出し、搬送単位が総て下流のコ
ンベヤに搬出されて検出器21が入光状態となつ
た後に停止するが、同時に上流側のコンベヤから
次の搬送単位を受け入れている場合にはその先頭
部を検出器21により検出した時(但し、ピツキ
ング指令があつた場合のことで、ピツキング指令
のない場合は搬送単位を総て搬出し終えた後)停
止するように制御されている。例えば、ベルトコ
ンベヤ2bの場合について斯る制御態様を纏める
と、その起動又は搬送継続条件は、上流側のベル
トコンベヤ2aが起動状態にあること、又はベル
トコンベヤ2bについてのピツキングが完了し且
つ下流側のベルトコンベヤ2cがピツキング中で
ないことであり、停止条件は、ベルトコンベヤ2
bにピツキング指令があつたこと、又は下流側の
ベルトコンベヤ2cがピツキング中であることで
ある。 また、上記搬送装置Bは、第3図に示す如く、
その搬送面を上記取出面13側に向けて傾斜させ
て配設してあり、このように搬送面を傾斜させる
ことにより、搬送装置B上の収納箱Hへのバラ物
品の収納(投入)を容易とし、且つ収納されたバ
ラ物品を収納箱Hの内壁に寄り掛からせて搬送装
置Bの起動停止に伴う加減速により荷崩れが生じ
ないようになしてある。又、22は上記搬送装置
Bを構成する上記ベルトコンベヤの駆動モータ
ー、23は収納箱Hを案内するガイドホイールで
ある。尚、搬送装置Bは、上述の如く4個のベル
トコンベヤ2a,2b,2c,2dで構成せず
に、ゾーンα,β,γ,δに亘る単一のローラコ
ンベヤで構成し、各ゾーンα,β,γ,δ毎にス
トツパを配してこのストツパをオン・オフコント
ロールしても良い。又、搬送装置Bの搬送面を水
平になしても良い。 また、第2図及び第3図において、24,2
4′は収納表示器で、上述の如くして各ゾーンα,
β,γ,δに対応して停止する複数個の上記収納
箱Hのうちの何れの収納箱Hにバラ物品を収納す
べきかを示表するもので、上記搬送装置Bに沿つ
て上記各収納箱Hの停止位置近傍に各ゾーンα,
β,γ,δ対応させてそれぞれ3個毎配設してあ
る。そして、各ゾーンα,β,γ,δにおける3
個の収納表示器24は、この例の場合更に具体的
には、完了釦としての機能も有する照光式押釦と
して構成してある。又、収納表示器24′は、収
納指示をより明確にするための補助表示器で、照
光ランプにより構成してある。 また、26はバラ物品を仮置する仮置部(仮値
テーブル)で、収納箱Hが各ゾーンα,β,γ,
δに到着する前に取出表示器16の表示に基づ
き、容器G内のバラ物品を予め取出した場合にそ
のバラ物品を仮置するためのもので、上記搬送装
置Bに沿つて各ゾーンα,β,γ,δ毎にそれぞ
れ2ケ所ずつ設けてある。 また、25は仮置表示器で、この例の場合、そ
れぞれの仮置部26に対応して設けてあり、各仮
置表示器25は、予めバラ物品を取出すべきこと
を表示すると共に何れの仮置部26にそのバラ物
品を仮置すべきかを表示する先取表示器251及
び予め取出され仮置されているバラ物品を収納箱
Hに収納すべきことを表示する投入表示器252
を具備している。そして、先取表示器251は完
了釦としての機能をも有する照光式押釦で構成し
てあり、投入表示器252は照光ランプで構成し
てある。 そして、上記収納表示器24,24′及び上記
先取表示器251は、該当ゾーンにおける前記取
出表示器16の取出表示ランプ163の点滅に対
応して、それらの何れか1つが点灯し、取出面1
3から取出されたバラ物品を、3個の収納箱Hの
うちの何れかの収納箱H或いは2ケ所の仮置部2
6のうちの何れかの仮置部26に、収納又は仮置
するかを表示すると共に、該当ゾーンにおける該
当収納箱H又は該当仮置部26に対するバラ物品
のピツキングを総て終了した時点で、該当する収
納表示器24又は先取表示器251を押すことに
より斯る点灯をクリアーして該当ゾーンにおける
次の収納箱H又は他の仮置部26に対するピツキ
ングに備えるようになしてあり、且つ誤つて該当
ゾーンにおけるバラ物品のピツキングを総て終了
しない時点で押しても(該当ゾーンにおける何れ
かの取出表示ランプ163の点滅している状態)、
収納表示器24又は先取表示器251の点灯状態
がそのまま継続してバラ物品を収納すべき収納箱
H又は仮置すべき仮置部26の表示を継続するよ
うになしてある。尚、収納表示器24又は先取表
示器251にはこのような完了釦機能を付与せず
に、前記取出表示器16の場合と同様に表示をク
リアーする完了釦は別個に設けても良く、しかも
その場合完了釦はゾーン毎に1箇所に統合しても
良い。又、取出表示器16には取出表示ランプ1
63が存しなくても良く、その場合には表示器1
61を点滅しても良く、又は表示器161を点滅
させずに個数表示の有無に基づきピツキングして
も良い。 また、前記搬送単位形成コンベヤCに収納箱H
を切り出して搬出する前記切出コンベヤDは、第
2図に示す如く、その搬出端に切出ストツパ41
及び切出検出器42を備えたローラコンベヤで構
成してあり、切出すべき収納箱Hが存することを
切出検出器42で検出しながら切出ストツパ41
を下降させることにより収納箱Hを加速して1個
毎搬送単位形成コンベヤCの搬入端に搬入するよ
うになしてある。 また、前記搬送装置Bに収納箱Hを前述の如き
搬送単位として搬出する前記搬送単位形成コンベ
ヤCは、第2図に示す如く、ローラコンベヤでそ
の主体を構成すると共に、その搬入端に、ローラ
間に昇降自在に設けたベルトコンベヤからなる方
向変換機31、収納箱検出器32及び収納箱通過
検出器33を設ける一方、その搬出端に、形成さ
れた搬送単位の先端部を検出する搬送単位検出器
34及び搬送単位を上端搬送装置Bに切り出す切
出ストツパ35を設けて構成してあり、次のよう
に制御され、又切出コンベヤDを制御している。
即ち、切出コンベヤDから切出された収納箱Hが
方向変換機31に移載されて、これを収納箱検出
器32が検出した時点で方向変換機31が下降
し、この下降によつて収納箱Hがローラによつて
搬出側に搬送され、収納箱通過検出器33を収納
箱Hが通過した時点で方向変換機31が上昇して
次の収納箱Hの切出しに備える。収納箱通過検出
器33は、収納箱Hが3個通過した時点で切出コ
ンベヤDの切出しを停止させる。収納箱通過検出
器33を通過した3個の収納箱Hは切出ストツパ
35にその先頭部の収納箱Hが当接した状態で搬
送単位を形成し、ピツキング指令があり且つ上記
搬送装置Bの最初のゾーンαに対応する上記ベル
トコンベヤ2aが起動した時点で、斯る搬送単位
がベルトコンベヤ2aに搬出される。切出ストツ
パ35は、搬送単位が搬送単位検出器34を通過
した時点で上昇し、次の搬送単位形成に備える。 尚、上記搬送単位は、第1図〜第3図に示す装
置の場合、前述の如く3個の収納箱Hで構成して
あるが、ゾーンの大きさ、収納箱Hの大きさ、収
納箱Hに収納すべきバラ物品の大きさ、数等を考
慮して、ゾーンに入り得る個数の収納箱Hの範囲
内で種々選択可能である。又、1つの配送先に対
して、複数の収納箱Hを割付ける場合には、例え
ばある搬送単位の第3番目の収納箱Hと次の搬送
単位の第1番目の収納箱Hとを割付けることもで
きる。 前記保管設備Aの後側に設けた前記容器搬入コ
ンベヤFは、第1図、第4図及び第5図に示す如
く、スタツカークレーンEの走行面の外側に位置
させて、保管設備Aの中央段の間口近傍の高さで
略水平に配設してある。そして、容器搬入コンベ
ヤFは、適宜正転、逆転できるように構成してあ
り、又、前記ストレージラインF−1,F−2,
F−3から適宜なゲート(図示せず)を介して供
給される容器(複数のバラ物品が収容されている
容器)G,G,……を適宜な位置に搬入できるよ
うになしてある。 また、前記スタツカークレーンEは、第4図〜
第6図に示す如く、上下のレール50に支持され
保管設備Aの入庫側の間口に沿つて左右に走行す
るクレーン本体5及びこれに容器移載装置として
の容器移載コンベヤ6を介して追随する台車7を
主体とし、容器搬入コンベヤF上の容器G,G,
……を、容器移載コンベヤ6及びクレーン本体5
の昇降部51に載置した容器格納装置52により
保管設備Aの任意の間口に供給できるようになし
てある。 上記スタツカークレーンEについて更に詳述す
ると、クレーン本体5における駆動装置53によ
り昇降可能な昇降部51上には、容器格納装置5
2の他、演算移載コンベヤ6から容器格納装置5
2に容器G,G……を移載するローラコンベヤ5
4,54,54を直列に載置してある。容器格納
装置52としては、センタリングガイド52′付
きのローラコンベヤからなる供給装置を用いてあ
る。容器格納装置52のローラは、斜めに配設し
てあり、又、そのセンタリングガイド52′は保
管設備Aに供給する容器Gを、その大きさに応じ
てコンピユーター制御されたパワーシリンダーに
より容器格納装置52のローラコンベヤの中央部
にセンタリングするようになしてある。又、容器
格納装置52に容器移載コンベヤ6から容器Gを
移載するローラコンベヤ54,54,54は、容
器格納装置52と直交するように設けてあり、そ
の中央部のローラコンベヤ54には、容器移載コ
ンベヤ6から供給された容器Gをガイドするため
のコンベヤ54′を付設してある。又、この他、
クレーン本体5は、クレーン本体を自走させる走
行駆動装置55、昇降部駆動装置53及び走行駆
動装置55を制御する制御装置56等を具備させ
てある。 また、上記スタツカークレーンEにおける台車
7の載置部71上には、容器搬入コンベヤFから
容器Gを容器移載コンベヤ6に移載する湾曲させ
た形状のコンベヤ73及びコンベヤ72を容器搬
入コンベヤFの高さと同一高さに位置させて順次
設けてある。そして、コンベヤ73の先端部は、
容器搬入コンベヤFの上面の側縁部に近接させて
位置させてあり、斯る先端部の一側には、容器G
を円滑にコンベヤ73に導入する案内コンベヤ7
3′を容器搬入コンベヤF上に突出させて設けて
ある。 更にまた、上記スタツカークレーンEにおける
容器移載コンベヤ6は、クレーン本体5のローラ
コンベヤ54と台車7のコンベヤ72とを連繋す
るように、その一端をクレーン本体5の昇降部5
1の支点51aに回動自在に支持させ又その他端
を容器搬入コンベヤFと同一高さに位置させて台
車7の載置部71の支点71aに回動自在に支持
させてある。 次に、上述した物品の取扱い装置による物品の
入庫態様を第1図及び第4図〜第6図に基づいて
説明する。 各ストレージラインF−1,F−2,F−3に
容器G,G,……が補充されるべき品種順にスト
レージされた状態において、何れかのストレージ
ライン、例えばストレージラインF−1の容器
G,G,……を保管設備Aに入庫すべくそのゲー
トを開けると、開けられたストレージラインF−
1の容器G,G,………は、容器搬入コンベヤF
によつて保管設備Aの入庫側の間口面の正面側に
搬送される。保管設備Aの入庫側の間口面の正面
側には、スタツカークレーンEが、その上下左右
に走行可能な容器格納装置52をその制御装置5
6の指令に基づいて保管設備Aの任意の間口面に
位置させて待機しており、容器搬入コンベヤFに
より搬送されて来た容器G,G,……は、待機中
のスタツカークレーンEにおける案内コンベヤ7
3′からコンベヤ73及びコンベヤ72に順次導
入され、容器移載コンベヤ6により昇降部51の
ローラコンベヤ54を経て容器格納装置52に移
載される。容器格納装置52に移載された容器
G,G,……は、センタリングガイド52′によ
りセンタリングされた状態で保管設備Aの該当す
る間口に容器格納装置52によつて供給される。 また、ストレージラインF−1からの容器G,
G,……における最終容器Gがスタツカークレー
ンEに搬入されると、これを確認する検出器によ
り次のストレージラインF−2のゲートが開けら
れ、ストレージラインF−1の容器G,G,……
を追いかけてストレージラインF−2の容器G,
G,……がスタツカークレーンEに供給され、保
管設備Aへの入庫に備える。 そしてまた、ストレージラインF−1からの容
器G,G……の保管設備Aへの供給が完了する
と、スタツカークレーンEにストレージラインF
−2からの容器G,G,……が搭載された状態に
おいて、容器格納装置52は、スタツカークレー
ンE自体の左右方向への走行又はその昇降部51
昇降により保管設備Aにおける次に入庫すべき間
口に走行位置し、この間口ついて、ストレージラ
インF−2からの容器G,G,……の供給が行わ
れる。これと同時に、ストレージラインF−3の
容器G,G,……は、容器搬入コンベヤFにより
搬送されてスタツカークレーンEの案内コンベヤ
73′の手前に前詰めされ、保管設備Aへの入庫
に備える。 尚、上述の入庫態様においては、スタツカーク
レーンEに次のストレージラインF−2からの容
器G,G,……を搭載した状態において、容器格
納装置52を走行させ、この走行後斯るストレー
ジラインF−2からの容器G,G,……の供給を
行つているが、次のストレージラインF−2から
の容器G,G,……をスタツカークレーンEに搭
載せずに容器搬入コンベヤF上に待機させてお
き、容器格納装置52の走行又は昇降完了後、次
のストレージラインF−2からの容器G,G,…
…をスタツカークレーンEに供給することも制御
設計の変更により行うことができる。この場合、
スタツカークレーンEが容器搬入コンベヤFの上
流側に走行するときは、容器搬入コンベヤFを逆
転し、スタツカークレーンEの走行に合わせて次
のストレージラインF−2からの容器G,G,…
…を容器搬入コンベヤFの上流側に移動させるの
が好ましい。 第7図は、スタツカークレーンEの別の例を示
すもので、この図示のスタツカークレーンEは、
台車7を上方のレール50によつては支持せずに
下方のレール50のみを走行する構造となし、
又、クレーン本体5と台車7との間に、容器移載
コンベヤ6とともに平行リンク機構を構成する連
接杆61をその両端部を回動自在に支持させて連
接することによつて、台車7の走行方向への転倒
を防止するようになした以外は、第4図〜第6図
に示すスタツカークレーンEと同様に構成してあ
る。 尚、第7図に関連して、スタツカークレーンE
のクレーン本体5は、第4図〜第6図のものとは
異なり、下方のレール50を走行するリフト付き
台車で構成したり、上方のレール50を走行する
吊り下げ式クレーンで構成したりすることもでき
る。 第8図〜第10図は、上記の実施例とは異なる
容器移載装置を有する更に別のスタツカークレー
ンEを用い、容器Gが第1図とは反対方向から搬
入される場合を示すもので、保管設備Aに沿つて
前述の場合と同様に走行するスタツカークレーン
Eには、所定間隔をおいて荷受部62が串状とな
つたトレイ63を垂直方向に循環させる容器移載
装置としての垂直循環コンベヤ6を装置し、又ス
タツカークレーンEの昇降キヤレツジ(昇降部)
51上に容器格納装置としての串状のローラコン
ベヤ52を設けると共に該ローラコンベヤ52を
トレイ63の垂直下降周回路中においてその串状
荷受部62と交叉する状態に配置し、更に上記ト
レイ63が下から上に移動する周回路中で且つ容
器搬入コンベヤFと近接した位置でトレイ63の
串状荷受部62と交叉する状態に串状の荷受ステ
ーシヨン57をスタツカークレーンEに固設し、
該荷受ステーシヨン57には容器搬入コンベヤF
上の容器Gを荷受ステーシヨン57上に移載する
スクレイパ58を具備させてある。 従つて、第8図〜第10図に示す装置によれ
ば、容器搬入コンベヤFによつて容器Gは連続的
に流されてくるが、格納すべき保管設備Aの間口
面に待ち受けたスタツカークレーンEのスクレイ
パ58によつて容器Gは、スタツカークレーンE
側の荷受ステーシヨン57上に移送され、垂直循
環コンベヤ6のトレイ63を待つ。トレイ63の
串状荷受部62が串状の荷受ステーシヨン57の
下方から串状部分が互いに交叉する状態で上昇し
てくれば、荷受部62に容器6が授けられて荷受
部62とともに容器Gは上昇して循環する。一
方、昇降キヤレツジ51上の串状のローラコンベ
ヤ52は、保管設備Aの予め格納すべき間口面で
容器Gを待ち受けている。従つて、トレイ63が
垂直周回路に入つて下降してくれば、その途中に
設けた串状のローラコンベヤ52を交叉して通過
するが、その際、トレイ63の串状荷受部62上
の容器Gは、串状のローラコンベヤ52に授けら
れ、該ローラコンベヤ52によつて保管設備Aの
間口方向に送られ、保管設備Aの所定の間口に移
載される。このように、第8図〜第10図に示す
装置においても、垂直循環コンベヤ6を高速で連
続循環運転させたままで、容器搬入コンベヤFか
ら容器Gを取り込んでローラコンベヤ52によつ
て容器Gを保管設備Aに連続的に格納でき、その
搬入速度を大巾に向上させることができる。 尚、第8図〜第10図に示す装置では、容器搬
入コンベヤFとしてローラコンベヤを使用してい
る。又、これらの図面において、63′はトレイ
63の支持アーム、63″は該支持アーム63′の
ガイド車輪、64はトレイ63のガイドフレー
ム、65はトレイ63の駆動無端チエーン、59
はローラコンベヤ51′上の容器Gを保管設備A
へ送る荷渡部、58′はスクレイパ58のГ形状
伸縮アームである。 また、第11図は第1図に示す前記物品の取扱
い装置のデパレタイザー及びストレージライン周
辺を示す概略平面図で、同図によりパレツト化さ
れた物品をパレツト化を解く部分(デパレタイズ
する部分)を説明する。同図中、J−1,J−
2,J−3はストレージラインF−1,F−2,
F−3に出荷ラインK−1,K−2,K−3から
物品を必要に応じて所定数取入れるゲート装置、
L−1,L−2,L−3はパレツト化された物品
をパレツト化を解いて(デパレタイズして)出荷
ラインK−1,K−2,K−3に搬出するデパレ
タイザーで、この例の物品の取扱い装置において
は、大略、各デパレタイザーL−1,L−2,L
−3から品種毎に各出荷ラインK−1,K−2,
K−3に搬出された物品(容器)G,G,……を
各ゲート装置J−1,J−2,J−3を介して各
ストレージラインF−1,F−2,F−3に供給
し、各ストレージラインF−1,F−2,F−3
に上記演算結果に基づいて決定された物品の補充
品種順に合流順序付けをなし、合流順序付けのな
された物品G,G,……を物品搬入コンベヤFに
供給し、物品搬入コンベヤFにより搬送されてい
る物品G,G,……を所定の取込位置(入庫位
置)に待機中のスタツカークレーンE(第1図参
照)を介して保管設備Aの所定の間口に入庫する
(取込む)ようになしてある。 次に、前記物品の取扱い装置における上述のデ
パレタイザー及びストレージラインでの物品の取
扱いについて説明する。上記の物品の取扱いは、
通常、出庫の要請があつた場合に開始する。即
ち、上記演算に基づいて決定された補充すべき物
品の品種順に制御用コンピユータ(第14図参
照)から出庫指令信号がデパレタイザーL−1,
L−2,L−3の上流に設けられたユニツトロー
ド保管設備(図示せず)のスタツカークレーン
(図示せず)に出力されると、ユニツトロード保
管設備に保管された物品G,G,……(図示せ
ず)がパレツト単位で補充すべき品種順に出庫さ
れると同時に、上記制御用コンピユータからデパ
レタイズ指令信号が各デパレタイザーL−1,L
−2,L−3の制御盤(図示せず)に出力され、
これによつてデパレタイズが開始する。このデパ
レタイズ指令信号にはスタツカークレーンEに対
する動作指令(入庫すべき保管部の位置、入庫す
べき物品の品種、寸法、数等に関する指令)が含
まれている。 保管設備Aへの入庫態様及びそれに先立つデパ
レタイズ態様等について説明すると、上述の如く
デパレタイズが開始し、デパレタイズされた物品
G,G,……は、補充すべき品種順に各出荷ライ
ンK−1,K−2,K−3で搬送される。デパレ
タイズされた物品G,G,……のうち所望数の物
品G,G,……は、各ゲート装置J−1,J−
2,J−3を介してそれぞれ必要数だけストレー
ジラインF−1,F−2,F−3に供給(ストレ
ージ)される。 デパレタイズが終了する(ストレージラインF
−1,F−2,F−3への供給が終了しゲート装
置J−1,J−2,J−3が切替る)と、各デパ
レタイザーL−1,L−2,L−3の上記制御盤
から、デパレタイザー及びスタツカークレーン制
御用の制御盤(図示せず)に、スタツカークレー
ンEに対する動作指令信号が出力される。 上記デパレタイザー及びスタツカークレーン制
御用の制御盤(合流順序付け及び物品搬入コンベ
ヤFの制御を担当)は、3つのストレージライン
F−1,F−2,F−3のうちの何れか1ライン
のストレージが完了すると、ストレージの完了し
たストレージラインと異なるストレージラインと
の間でこれらの物品Gがそれぞれ入庫されるべき
補充順序に基づいて、それぞれの物品のGの合流
順序付けをなした後、スタツカークレーンEの制
御装置56に例えば光通信を利用して動作指令を
出力し、しかる後、上記各デパレタイザーL−
1,L−2,L−3の前記制御盤(ストレージラ
インF−1,F−2,F−3の制御も担当)に合
流切出指令信号を出力する。そして、この合流切
出指令信号に基づいて各ストレージラインF−
1,F−2,F−3の先頭の前記ゲートが開き、
上記合流順序付けに従つて物品Gが物品搬入コン
ベヤFに搬入される。 この順序付けは、ストレージラインF−1,F
−2,F−3の何れか1ラインへの物品Gのスト
レージが完了した時点で決定し、一実施態様にお
いては、2つ目、3つ目のストレージラインにつ
いてストレージが完了した時点では見直しをしな
いようにする。そして、3つのストレージライン
F−1,F−2,F−3の合流が完了し、次の何
れか1つのストレージラインについてストレージ
が完了すると(既に完了している場合もある)、
再び合流順序を決定するが、この時、スタツカー
クレーンEの現在位置よりも物品搬入コンベヤF
の上流側にある程度以上の距離(例えば保管設備
Aの6間口分以上)をスタツカークレーンEが走
行する必要がある場合には、合流を停止し、スタ
ツカークレーンEが入庫を要する保管部に対する
入庫位置に到着後、合流を開始するのが好まし
い。又、上記距離が6間口未満の場合には、合流
を停止せずに、合流されて物品搬入コンベヤFに
より搬送されている物品Gをスタツカークレーン
Eのフオトスイツチ75(第4図及び第5図参
照。台車7の載置部71の先端から物品搬入コン
ベヤFの上流側方向に保管設備Aの略6間口分突
出している)で検出し、物品Gがフオトスイツチ
75に到着した時点で物品搬入コンベヤFを停止
し、スタツカークレーンEを走行後、再び物品搬
入コンベヤFを運転するのが好ましい。尚、この
ようなスタツカークレーンEの動作は、その制御
装置56の指令に基づいて行われ、上述の如くス
タツカークレーンEがスタツカークレーンEの上
流側に6間口以上走行を要する場合には、前記デ
パレタイザーL−1,L−2,L−3の制御盤に
合流停止指令が制御装置56から出力される。 上述の如くして各ストレージラインF−1,F
−2,F−3に物品G,G,……が補充品種順に
ストレージされた状態又はストレージ中の状態に
おいて、何れかのストレージライン、例えばスト
レージラインF−1の物品G,G,……を保管設
備Aに入庫すべくそのゲートを開けると、開けら
れたストレージラインF−1の物品G,G,……
は、物品搬入コンベヤFによつて保管設備Aの入
庫側の間口の正面側に搬送される。 次に、上述の構成からなる物品の取扱い装置を
用いて実施するピツキング態様を第1図〜第3図
に基づいて説明する。 保管設備Aのフリーコンベヤ11上において
は、入庫された複数個の容器Gは、フリーコンベ
ヤ11が前下りに配設されているため、その最前
部の容器Gをストツパ14に当接させた状態で前
詰めされている。 而して、ゾーンαについてピツキング指令があ
つた場合、ゾーンαに対応するベルトコンベヤ2
aが起動すると同時に3個の収納箱Hからなる搬
送単位形成コンベヤCから前述の如く切出され、
検出器21が搬送単位の先頭部を検出することに
より、ベルトコンベヤ2aが停止して搬送単位が
ゾーンαに対応して停止する。この停止時点にお
いては、前述の如く、保管設備Aの各間口面に設
けられた取出表示器16における表示器161が
制御装置からの指令に基づいて該当する間口面か
ら取出すべきバラ物品の個数を表示しており、且
つゾーンαにおける該当する間口面の取出表示ラ
ンプ163が制御装置の指令に基づいて点滅して
いると共に、ゾーンαにおける3個の収納表示器
24のうちの1個(搬送単位の先頭側の収納箱H
に対するものから順次とするのが好ましい)が制
御装置の指令に基づいて点灯する。従つて、作業
員は、順次点滅している取出表示ランプ163に
対応するバラ物品を表示器161に表示された個
数だけ保管設備Aの取出面13から取出し完了釦
162を押圧し、点灯している収納表示器24に
対応する収納箱H内に収納し、該収納箱Hに対す
るピツキングが総て完了したとき収納表示器(こ
の例の場合、照光式押釦)24を押圧することに
より、ゾーンαにおける他の収納表示器24が点
灯すると共に取出表示器16が点灯するので、取
出表示器16と収納表示器24との指示に従つて
作業員が上述の如きピツキング作業を継続すれば
良い。 而して、容器Gの内部に収納されたバラ物品の
上述のピツキングは、最前部の容器Gを容器受止
め台12上に取出して行う。容器受止め台12へ
の容器Gの取出しは、切出装置9によつてなされ
る。 上述の如くしてゾーンαにおけるピツキングが
総て完了した後収納表示器24を押圧することに
よりベルトコンベヤ2aが起動し、これとともに
ベルトコンベヤ2bも起動して3個の収納箱Hか
らなる搬送単位がゾーンβに搬出される。又、収
納表示器24の押圧によりゾーンα内の取出表示
器16には次のピツキングのための表示がなされ
る。 そして、ゾーンβにおいてもピツキング指令が
あつた場合、ゾーンαにおける収納箱Hに対する
ピツキング表示と同時に、ゾーンβにおいては仮
置部26のうちの一方に対する先取りピツキング
表示がなされる。 即ち、ゾーンβの各間口面に設けられた取出表
示器16における表示器161が制御装置からの
指令に基づいて該当する間口面から取出すべきバ
ラ物品の個数を表示しており、且つゾーンβにお
ける該当する間口面の取出表示ランプ163が制
御装置の指令に基づいて点滅していると共に、ゾ
ーンβにおける2個の先取表示器251のうちの
1個(搬送単位の先頭側の仮置台26に対するも
のから順次とするのが好ましい)が制御装置の指
令に基づいて点灯する。従つて、作業員は、順次
点滅している取出表示ランプ163に対応するバ
ラ物品を表示器161に表示された個数だけ保管
設備Aの取出面13から取出して完了釦162を
押圧し、取出したバラ物品を点灯している先取表
示器251に対応する仮置部26に仮置し、該仮
置部26に対応するピツキングが総て完了したと
き先取表示器(この例の場合、照光式押釦)25
1を押圧することにより、ゾーンβにおける他の
先取表示器251が点灯すると共に取出表示器1
6が点灯するので、取出表示器16と先取表示器
251との指示に従つて作業員が上述の如きピツ
キング作業を継続すれば良い。 そして、この例の場合、仮置部26が各ゾーン
α,β,γに対して2ケ所ずつ設けられているた
め、最大2個の収納箱Hに対応してバラ物品を先
取りすることができるが、収納箱Hが該当ゾーン
に到着している場合には、バラ物品を仮置せず
に、直接収納箱Hに収納するように制御装置によ
つて制御される。 例えば、搬送単位の先頭側の仮置部26に対し
てバラ物品を先取りピツキングしている間に、そ
のバラ物品を収納すべき収納箱Hを含む搬送単位
がゾーンβに到着した場合には、そのまま先頭側
の仮置部26に対する先取ピツキングを行い、そ
の先取りピツキングが完了したとき先取表示器2
51を押圧することにより、搬送単位の先頭側の
仮置部26に対応する投入表示器252が点灯す
ると共に、先取りピツキングされたバラ物品が収
納されるべき収納箱Hに対応する収納表示器24
が点灯するので、先取りピツキングされたバラ物
品を該当する収納箱Hに収納すれば良く、この収
納後収納表示器24を押圧すれば、ゾーンβにお
ける他の収納表示器24が点灯すると共に取出表
示器16が点灯するので、次の収納箱Hに対して
は、ピツキングしたバラ物品を仮置きすることな
く直接該当する収納箱Hに対して収納表示器24
の指示に従つて収納すれば良い。 また、収納箱Hの到着が遅れ、2ケ所の仮置部
26に対する先取りピツキングが収納箱Hの到着
前に完了された場合には、収納箱Hが到着した
後、仮置された全てのバラ物品が所望のそれぞれ
の収納箱Hに収納され、該当するそれぞれ収納表
示器24が押圧された後、次の収納箱Hに対する
バラ物品のピツキングのために取出表示器16が
点灯するようになしてある。 尚、ゾーンγについてピツキング指令があつた
場合も同様である。又、異なるゾーンにおいて、
同一品種のバラ物品が、異なる収納箱Hに収納さ
れる場合があることは云う迄もない。 また、ゾーンαについてピツキング指令がなか
つた場合には、上述の如くゾーンαにおけるピツ
キングは行われずに、搬送単位はゾーンαを通り
越してゾーンβに搬出される。ゾーンβにピツキ
ング指令がなかつた場合には、搬送単位はゾーン
γに搬出され、ゾーンγにピツキング指令がなか
つた場合には、搬送単位は次工程搬出される。 そしてまた、各ゾーンα,β,γに搬送単位が
割当られ、各ゾーンα,β,γにおいてピツキン
グが行われた場合、下流側にゾーンの搬送単位が
完全に搬出され終わつていなくても、下流側のゾ
ーンにおける搬送単位が発進し始めれば、その上
流側のゾーンでピツキングを終了した搬送単位
は、下流側のゾーンに搬出される。尚、下流側の
ゾーンのピツキング作業が終了していない場合
は、ピツキング作業全体の能率が悪くなるから、
上流側のゾーンの作業員が下流側のゾーンのピツ
キング作業を手伝いに行くのが好ましい。又、下
流側のゾーンのピツキングの能率が良い場合、ピ
ツキングを完了した搬送単位は搬出されて斯る下
流側のゾーンにはピツキングすべき搬送単位がな
くなり、この場合もピツキング作業全体の能率が
悪くなるから、下流側のゾーンの作業員が上流側
のゾーンのピツキング作業を手伝いに行くのが好
ましい。 以上、本発明の方法を適用する物品の取扱い装
置の一例について説明したが、これらに制限され
るものではなく、例えば以下の如くであつても良
い。 ・ 仮置部26は、各ゾーンα,β,γ毎にそれ
ぞれ1ケ所又は3ケ所以上設けても良い。 ・ ゾーンαには先取表示器251、投入表示器
252、仮置部26を設けなくても良い。 ・ 先取表示器251、投入表示器252は、
種々のものが適合するが、表示ランプを使用す
る場合にはランプの色を区別するとか、矢印付
表示をするとかして、誤操作を防止するように
することが好ましい。 次に、本発明の物品の補充方法の制御系統を、
前述した物品の取扱い装置に適用した場合の概略
を示す第14図について説明する。 本発明の制御系統は、第14図に示す如く、受
注データの処理を行うオーダー処理用コンピユー
タ、該コンピユータからの荷揃え(ピツキング)
データの入力により各制御装置を作動させる制御
用コンピユータとを備えている。 上記オーダー処理用コンピユータにおいては、
入力された受注データに基づいて注文のあつたバ
ラ物品の容量、該バラ物品を収納するために必要
な収納箱数、それぞれの収納箱に収納すべきバラ
物品の割付け、バラ物品を割付けた収納箱の搬送
順序の決定等の処理を行う。また、上記制御用コ
ンピユータにおいては、上記オーダー処理用コン
ピユータから入力されたピツキングデータに基づ
いて、各ゾーンα,β,γ、……におけるベルト
コンベヤ2a,2b,2c、……(第2図参照)
の起動・停止等の動作を制御する搬送装置(ピツ
キングコンベヤ)制御装置、各間口に設けられて
いる取出表示器16の作動及び収納表示器24,
24′(24′は第2図参照)の作動等を制御する
荷揃え(ピツキング)表示制御装置を制御すると
共に、ユニツトロード保管設備のスタツカークレ
ーンを制御するユニツトロードスタツカークレー
ン制御装置、フエースピツカー(デパレタイザ
ー)L−1,L−2,L−3を制御するフエース
ピツカー制御装置、バラ補充ライン(ストレージ
ライン)F−1,F−2,F−3を制御するバラ
補充ライン制御装置及び該バラ補充ライン制御の
出力信号に従つて作動され且つバラサプライカー
(スタツカークレーン)Eを制御するバラサプラ
イカー制御装置を制御し、該物品の取扱い装置全
体の動作が、αゾーンのピツキング表示制御装置
により制御されるピツキング表示器16及び収納
表示器24と同じものが右端にあるδゾーンのピ
ツキング表示制御装置にも接続されており、ま
た、上記ピツキング表示制御装置には上記両表示
器16及び24のみが接続されているが、これら
の他に仮置表示器25(第2図参照)等を含めた
ピツキングに必要な全ての表示器が接続される。 次に、本発明の物品の補充方法について説明す
る。本発明の物品の補充方法には、バツチ式補充
法と連続式補充法とがある。 最初に、バツチ式補充法について第15図及び
第16図に基づいて、第11図及び第14図も併
せて参照しながら説明する。 第15図は、本発明のバツチ式補充法の一実施
態様の概要を示すフローチヤート、第16図は第
15図に示すフローチヤートにおけるバラ補充計
算の内容を示すフローチヤートで、上記バツチ式
補充法による場合、先ず物流CPU(物品の受注を
受け、その受注の集計等を行うCPU)からのピ
ツキングデータがバツチ単位で発信され、ステツ
プ201において前記オーダー処理用コンピユータ
にこのピツキングデータが入力されると、ステツ
プ202において収納箱の流し順が決定される。 収納箱の流し順が決定(ステツプ202)される
と、次にステツプ203においてピツキング開始の
設定(入力)がなされる。ピツキング開始の入力
がなされると、ステツプ204において物品Gを保
管設備Aに補充する際の物品(品種)Gの補充順
の演算がなされ、補充順が決定される。この演算
(ステツプ204)は、第16図に示す通り行われる
(この点は後で詳述する)。また、ステツプ204の
補充順の演算開始と同時に保管設備Aから収納箱
Hにバラ物品を取出すピツキングが開始(ステツ
プ(205)される。 ステツプ204において物品Gの補充の順番が決
定されると、ステツプ206において物品Gの補充
開始の依頼が制御用コンピユータ(ステツプ207)
に入力され、ステツプ208においてバラ物品補充
の先出しがなされる。 バラ物品補充の先出しにおいては、第11図及
び第14図に示すように、制御用コンピユータか
ら、前記如くして決定された物品Gの補充順に従
つて、ユニツトロードスタツカークレーン制御装
置に物品Gの出庫指令がなされ、ユニツトロード
スタツカークレーンによりパレツトに複数積載さ
れた物品Gがフエースピツカー(デパレタイザ
ー)L−1,L−2,L−3まで運ばれる。そし
て、制御用コンピユータからの指令により、デパ
レタイザーL−1,L−2,L−3によつて、パ
レツトに複数積載された物品Gのパレツト化の解
除がなされ(デパレタイズ)、物品Gはそれぞれ
の出荷ラインK−1,K−2,K−3に搬出され
る。出荷ラインK−1,K−2,K−3に搬出さ
れた物品Gは、ゲート装置J−1,J−2,J−
3によつて、必要な数のみが、ストレージライン
F−1,F−2,F−3に順次供給される。その
結果、物品GはストレージラインF−1,F−
2,F−3において、前記の如くして決定された
物品Gの補充順にストレージされ、保管設備Aの
何れかのフリーコンベヤ11の空スペースが1面
分発生するまで待機される。 尚、1面分の空スペースとは、第15図に示す
例においては、パレツト303の物品(同一品
種)群における1面分(第18図に示す1パレツ
ト303における二点鎖線で囲む部分)の物品G
の数量が収納されるスペースをいう。 一方、上記ステツプ205においてすでにピツキ
ングが開始されているため、複数の収納箱Hは搬
送装置Bによつてステツプ202で決定された順序
に従つて保管設備Aのピツキング側に搬送され
る。このようにして搬送される収納箱Hが、保管
設備Aからのバラ物品のピツキングにより、フリ
ーコンベヤ11の在庫量が設定数量(1面分の空
スペースが生じる量)以下となり、該フリーコン
ベヤ11に空スペースを生じさせる収納箱Hであ
ると、該収納箱Hが最終ゾーンδを通過したこと
をトラツキングデータにより検知するようになし
てあるので、該収納箱Hの最終ゾーンδの通過を
検知することにより、保管設備Aの所定のフリー
コンベヤ11に所定の空スペースが発生したこと
が検知される(ステツプ212)。 尚、上記検出を、空スペースを生じさせる上記
収納箱Hが最終ゾーンδを通過後になすことを示
したが、各ゾーンα,β,γ,δを通過する毎に
なすこともできる。上記各ゾーン毎に検出する場
合、フリーコンベヤ11の空スペースの発生の検
知をより速く行うことができるが、制御用コンピ
ユータの処理負荷の増大を来すため、検知場所を
1〜2ケ所程度にすることが望ましい。 ステツプ212において空スペースの検知がなさ
れると、ステツプ213において、ストレージライ
ンF−1,F−2,F−3に待機されている物品
Gのサプライ指令が、バラ補充ライン制御装置及
びバラサプライカー制御装置(第14図参照)の
制御盤214になされ、前述の補充順に従つて、
保管設備Aの所定のフリーコンベヤ11の空スペ
ースに所定の物品Gが補充される。 上記保管設備Aのフリーコンベヤ11の空スペ
ースに物品Gが補充されると、ストレージライン
F−1,F−2,F−3に待機されている物品G
の品種数は減少するが、順次デパレタイザーL−
1,L−2,L−3から物品Gが供給されるた
め、補充に充分な品種数の物品Gが常に待機され
ている。しかし、保管設備Aから収納箱Hへのピ
ツキングの速度が上記物品Gの補充に比較して速
くなると、ストレージラインF−1,F−2,F
−3に待機されている物品Gの品種数が所定品種
数(y品種数)以下になる場合がある。このよう
な場合にも、前述したステツプ204において決定
した補充順に従つて物品Gの補充を行うと、保管
設備Aの在庫が零となつてもその品種の補充がで
きなくなる惧れが生じる。このような惧れを回避
するために、在庫が零になる可能性がある品種の
物品Gを緊急に補充する必要がある。そのための
処理がステツプ215及び216においてなされる。 即ち、ステツプ215において、前記ストレージ
ラインF−1,F−2,F−3に待機されている
物品Gがy品種数(例えば10品種数)以下になつ
ているか否かが判断される。そして、このステツ
プ215の判断の結果YES(物品Gがy品種数以下)
の場合には、補充順の修正(ステツプ216)へ進
み、通常補充品(当該バツチで補充しなくても、
フリーコンベヤ11において在庫切れが発生しな
い品種の物品G)の補充の間引きがなされ、緊急
補充品(当該バツチで補充しないと、フリーコン
ベヤ11において在庫切れが発生する品種の物品
G)のみが先に補充されるように補充順の修正が
される。ステツプ216において物品Gの補充の順
の修正がなされた後、ステツプ206に進み、その
修正された補充の順に従つて補充デパレタイズ依
頼がなされる。尚、物品Gの補充順の修正の際に
必要となる通常補充品と緊急補充品との区別をす
る方法については後に詳述する。 また、上記補充品の間引きは通常補充品を全部
間引かなくても良い。即ち、軽度の先行補充の遅
れの場合には、在庫余裕(後述する第1表参照)
の大きいものから間引き、重度の先行補充の遅れ
の場合のみ、前記のように、通常補充品を全て間
引くようにすることもできる。 また、間引いた補充品は、次バツチのピツキン
グが始まるまでの空き時間又は全ピツキング作業
が終了した後に補充すれば良い。更に、バツチ単
位でピツキングがなされる場合に、次バツチのピ
ツキングが連続してなされる際には、次バツチの
先行補充計算の際に前バツチピツキングにおいて
間引いた補充品を合算して計算することも可能で
ある。 前記ステツプ215においてストレージラインF
−1,F−2,F−3に待機されている物品Gが
y品種数以下になつているか否かの判断の結果
NO(物品がy品種数以上)の場合には、緊急補
充品を先に補充する補充順の修正は必要ないた
め、直接ステツプ206へ進み、すでにステツプ204
で決定された物品Gの品種毎の補充順に従つて前
述した補充デパレタイズ依頼がなされる。 次に、第16図に基づいて、上記物品Gの補充
の順番の決定(ステツプ204)及び上記物品Gの
補充の順番の修正(ステツプ216)の際の演算に
ついて説明する。 ステツプ203において、ピツキング開始設定
(入力)がなされると、ステツプ217において当該
バツチでの合計ピツキング数によるピツキング終
了後のフリーコンベヤ11の在庫計算がなされ
る。尚、=(当該バツチピツキング前の物品G
の在庫個数)−(当該バツチ合計ピツキング量)と
なる。 ステツプ217によつてフリーコンベヤ11の在
庫計算がなされ、その結果が得られると、ステ
ツプ218において、上記計算の結果に基づき何
れのフリーコンベヤ11に空スペースが1面以上
発生するか否かが判断される。このステツプ218
の判断の結果NOの場合(そのフリーコンベヤ1
1に1面以上の空スペースが発生しない場合)に
は、物品Gの補充が不要(ステツプ219)とされ、
以後の計算がなされない。 一方、上記ステツプ218の判断の結果YESの場
合(そのフリーコンベヤ11に1面以上の空スペ
ースが発生する場合)には、ステツプ301(第16
図において一点鎖線で囲んだ部分)において、前
記通常補充品と緊急補充品との区別がなされる。
即ち、ステツプ220において在庫計算結果が零
以下になる〔≦0〕か否かが判断される。ステ
ツプ220の判断の結果NOの場合(ピツキング終
了後のフリーコンベヤ11での在庫が零以下にな
らない場合)には、通常補充品とされる(ステツ
プ221)。また、ステツプ220の判断の結果YESの
場合(ピツキング終了後のそのフリーコンベヤ1
1での在庫が零以下になる場合)には、緊急補充
品とされる(ステツプ222)。 上記ステツプ301で補充する物品が通常補充品
又は緊急補充品に分類された後、ステツプ223に
おいて品種毎の物品Gの補充面数が計算され
る。補充面数は(フリーコンベヤ11に生じる
物品Gの品種毎の合計空スペース)/(1面当り
の甲数)となる。ステツプ223において物品Gの
補充面数が計算されると、次にステツプ224に
おいて仮ピツキング計算処理がなされる。ステツ
プ224における仮ピツキング計算処理により、予
め決定して置いた収納箱Hの流し順及び収納箱H
毎のピツキングデータに基づき、収納箱Hが最終
ゾーンδを通過する毎のフリーコンベヤ11の在
庫計算が行われ、この在庫計算結果に基づき前記
空スペースが1面分以上発生する順序及び空スペ
ースが1面分発生した際の収納箱HのNo.がそれぞ
れ計算される。そして、これらのステツプ224に
おける計算結果は、前記ステツプ301で区別した
通常補充品(表225では○通と表す)又は緊急補充
品(表225では○緊と表す)の結果とともに、表225
のように作成される。 上記表225が作成されると、ステツプ226におい
て、前記空スペースが発生する順に並べられた物
品Gが、x品種単位毎に区別られる。即ち、x品
種単位毎に区切られたx品種単位内の各品種(物
品G)が、スタツカークレーンEによつて効率よ
くフリーコンベヤ11の間口にサプライできるよ
うな順序に並べかえられる。並べかえる順序とし
ては、例えばスタツカークレーンEが第17図に
矢印で示すように、下方の間口から上方の間口へ
行き、次に次列の上方の間口から下方の間口へ行
くことによつて物品Gをサプライできるようにす
るのが好ましい。そして、上記ステツプ227でx
品種単位内の各品種が間口順に並べかえられる
と、物品Gの補充順番決定の当該パツチの処理計
算が終了(ステツプ228)となる。 次に後記第1表、第2表、及び第3表に基づい
て、本発明の物品の補充方法を更に具体的な実施
例について説明する。 尚、以下に言う「面」は、前述の如く、1パレ
ツト単位の同一品種の物品群における面を意味
し、「甲」は上記面を形成する物品(容器)Gを
意味し、「本」は上記甲を形成する個々のバラ物
品を意味している。 第1表に示す品種−1は1面を8甲で形成
し、1甲を5本で形成するものであり、また24甲
でフリーコンベヤ11を満杯にするものである。
ここで、ピツキング前のフリーコンベヤ11の在
庫量Aoが15甲と3本、バツチ合計ピツキング量
Pが16甲と4本であるとすると、ピツキング引当
残〔=Ao−P〕は−1甲−1本となつて、空
スペース〔C=〔(K−/M〕〕は3.1面となる。
従つて、この場合ピツキング引当残が零以下で
あるため、補充区分は緊急補充品となる。 第1表の品種−2について上記と同様にピツ
キング引当残……在庫余裕を計算すると、ピツキ
ング引当残が10甲+4本となり、空スペースC
が1.0面となり、この場合ピツキング引当残が
零より大であるため、補充区分は通常補充品とな
る。以下の品種−3、−4……についても同
様にして計算する。 次に第2表に示すように、空スペースが1面発
生する品種の順番(−3、−2、−1…
…)に品種(物品G)を並べるとともに、前述の
ようにx(例えば、6)品種単位に区分けし、更
に空スペースが1面発生した際の収納箱No.(No.
0、2、7……)を計算する。 次に、第3表に示すように、x品種単位内の品
種を、サブライする必要のあるフリーコンベヤ1
1の間口順に−1、−2、−3……のよう
に並べかえる。そして、並べかえた品種順−
1、−2、−3……での物品Gをストレージ
ラインF−1,F−2,F−3に待機しておき、
補充可能収納箱(seq.No.33,……)が最終ゾーン
δを通過したことを検知されると、その品種順
(−1、−2、−3……)に従つて物品G
の補充がなされ、現実に空きスペースが生じる前
に効率のよい補充操作がなされる。 尚、物品の補充能力が不足し補充順の修正21
6(第15図参照)がなされた場合には、第3表
に示される補充区分における緊急補充品のみが先
に補充されることになり、補充能力が一時的に不
足した場合においてもフリーコンベヤ11におけ
る在庫が零になることを防止することができる。
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数個の保管部を備える保管設備から物品を
    取出しながら補充が必要となつた上記保管部に対
    して物品を補充する物品の補充方法において、上
    記保管設備の夫々の上記保管部に対して収納され
    ている物品の在庫量が設定数量以下になる順序を
    所定のデータに基づいて予め演算すると共に、物
    品の補充をせずに物品の取出しを継続すると在庫
    量が零になり物品の取出しができなくなるか否か
    を所定のデータに基づいて予め演算し、上記両演
    算の結果に基づいて、補充が必要となる前に、物
    品を荷揃えし上記保管設備に対して待機させてお
    いて、該物品を上記保管設備に対して補充し、そ
    の際、待機させられている物品の補充速度に比較
    して上記保管部からの物品のピツキング速度が速
    くなり、待機させられている物品の品種数が所定
    数以下になるか否かを判断し、判断の結果が「イ
    エス」の場合には、上記保管設備に対して待機さ
    せておく補充されるべき物品の補充順の修正がな
    されることを特徴とする物品の補充方法。 2 物品の補充をせずに物品の取出しを継続する
    と在庫両が零になり物品の取出しができなくなる
    物品を、優先的に荷揃えし、待機させておく、特
    許請求の範囲第1項に記載の物品の補充方法。 3 複数個の保管部を備える保管設備から物品を
    取出しながら補充は必要となつた上記保管部に対
    して物品を補充する物品の補充方法において、上
    記保管設備からバツチ単位で物品を取出すと共に
    夫々の上記保管部に収納されている物品の在庫両
    が設定数量以下になるか否かを所定のデータに基
    づいて予め演算すると共に、物品の補充をせずに
    物品の取出しを継続すると在庫両が零になり物品
    の取出しができなくなるか否かを所定のデータに
    基づいて予め演算し、上記演算の結果に基づいて
    補充が必要となる前に、物品を荷揃えし上記保管
    設備に対して待機させておいて、該物品を上記保
    管設備に対して補充し、その際、待機させられて
    いる物品の補充速度に比較して上記保管部からの
    物品のピツキング速度が速くなり、待機させられ
    ている物品の品種数が所定数以下になるか否かを
    判断し、判断の結果が「イエス」の場合には、上
    記保管設備に対して待機させておく補充されるべ
    き物品の補充順の修正がなされることを特徴とす
    る物品の補充方法。
JP23798987A 1987-09-22 1987-09-22 Replenish of article Granted JPS6481704A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23798987A JPS6481704A (en) 1987-09-22 1987-09-22 Replenish of article

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23798987A JPS6481704A (en) 1987-09-22 1987-09-22 Replenish of article

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6481704A JPS6481704A (en) 1989-03-28
JPH0378321B2 true JPH0378321B2 (ja) 1991-12-13

Family

ID=17023466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23798987A Granted JPS6481704A (en) 1987-09-22 1987-09-22 Replenish of article

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6481704A (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2094297T3 (es) * 1991-06-28 1997-01-16 Kao Corp Metodo para el almacenado de objetos.
US5395206A (en) * 1992-03-17 1995-03-07 Cerny, Jr.; Louis J. Method and apparatus for filling orders in a warehouse
JP6652403B2 (ja) * 2016-02-25 2020-02-19 矢崎総業株式会社 仕分けシステム
JP7128453B2 (ja) * 2018-02-13 2022-08-31 株式会社石野製作所 食器回収装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926975A (ja) * 1972-07-12 1974-03-09
JPS62167110A (ja) * 1986-01-14 1987-07-23 Sanden Corp 商品発注勧告装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926975A (ja) * 1972-07-12 1974-03-09
JPS62167110A (ja) * 1986-01-14 1987-07-23 Sanden Corp 商品発注勧告装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6481704A (en) 1989-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8851827B2 (en) Automated system and method of automatically order-picking or consolidating articles
US9429930B2 (en) Automated order-picking station for the manual picking of articles from storage containers into an order container
US20120141236A1 (en) Method and storage system for storing and order-picking articles
JPH0853227A (ja) 物品の取り出し方法
JPH0378321B2 (ja)
JP7152087B1 (ja) レーザー切断ピッキング及び製品パレット載置全自動システム
JP2003104563A (ja) 入荷設備
CN112292336A (zh) 订单履行的系统和方法
JP3760756B2 (ja) 棚設備
JPH0626968B2 (ja) 物品の補充方法
JPH0671925B2 (ja) 物品の荷揃え装置
JPH0375445B2 (ja)
JPH05229638A (ja) 仕分け方法及び仕分け支援装置
JPH0157003B2 (ja)
JP2004137002A (ja) 物品取扱い設備
JP4296254B2 (ja) ピッキング装置及び方法
JPH045447Y2 (ja)
JP3760750B2 (ja) 棚設備
JP4953008B2 (ja) ピッキング設備
JPH045446Y2 (ja)
JPH0314721B2 (ja)
JPH0427842Y2 (ja)
JP2709205B2 (ja) 物品の取り扱い方法
JPH0375444B2 (ja)
JP2694067B2 (ja) 物品の取り扱い方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071213

Year of fee payment: 16