JP2665637B2 - 枝豆選別機 - Google Patents

枝豆選別機

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JP2665637B2
JP2665637B2 JP36010891A JP36010891A JP2665637B2 JP 2665637 B2 JP2665637 B2 JP 2665637B2 JP 36010891 A JP36010891 A JP 36010891A JP 36010891 A JP36010891 A JP 36010891A JP 2665637 B2 JP2665637 B2 JP 2665637B2
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Inventor
直人 井伊
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株式会社ミツワ
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)
  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は不良品である一粒枝豆と
良品である複粒枝豆とを選別出来る枝豆選別装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】出願人は、多数本の選別体を並設した選
別台上に枝豆を送り込み、この選別台を前後方向に揺動
して不良枝豆を選別体の間から落下選別する実開昭59
ー184981号公報に示す枝豆選別装置を考案した
が、豆は熟していても不良品となる一粒豆が存在するた
めこの選別方式では未だ秀れた実用性を発揮することが
できなかった。
【0003】また、実開昭60−1478号のように単
に平板を並べて選別間隙を作り、一粒枝豆を平板間に落
下する選別方法も公知であるが、このような方法では複
粒枝豆の莢部先端が平板の端縁に突き当たったとき、湾
曲していることの多い莢部先端が平板の端縁の下側に位
置したときには、その平板上に乗り移ることができず、
落下することになる。この誤落作用を防ぐため選別間隙
を狭くすると一粒枝豆が誤って乗り移る場合が生じ常に
的確な選別が行われない欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】不良品として扱われる
一粒枝豆はその大きさや長さが一定でなく、而かも色々
な状態で搬送されてくる。出願人は色々な選別装置を開
発してきたが、更に改良を重ねて的確に一粒枝豆を排除
選別する本発明を完成した。
【0005】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0006】枝豆を長手方向に搬送する搬送ガイド1を
並設した枝豆搬送体2に、複粒枝豆bだけを受け取り搬
送する選別体3を、一粒枝豆aが落下する選別間隙を置
いて併設し、選別体3の初端縁4’に複粒枝豆bの莢部
b’が突き当たったとき複粒枝豆bを上向き状態に搬送
せしめる持上げ面4”を形成したことを特徴とする枝豆
選別機に係るものである。
【0007】
【作用】枝豆搬送体2の揺動により微動し乍ら搬送ガイ
ド1間に整列されて搬送されてきた枝豆は、長手方向に
整列されているから枝豆の重心点が枝豆搬送体2の終端
部2'から外れる位置まで突出すると、枝豆自身の重み
により枝豆搬送体2の終端部2'から下方へ落下する理
となる。
【0008】しかし、枝豆搬送体2の終端部2'に所定
の選別間隙Lを置いて選別体3を併設すると、長身であ
る複粒枝豆bはその重心点が枝豆搬送体2の終端部2'
から外れる前に第5図のようにその複粒枝豆bの莢部
b’先端が枝豆の先端部が選別体3の初端縁4’に届い
て枝豆搬送体2の終端部2'から選別体3へ架け渡し状
態となって選別間隙Lを乗り越え、仮に複粒枝豆bの莢
部b’先端が下向に湾曲していて選別体3の初端縁4’
の下側に位置してそのまま前進すると第6図のように選
別体3への乗り移りが不可能な状態でも選別体3の初端
縁4’に形成した持上げ面4”により第7図のように上
向きに持ち上げられ、選別体3側に乗り移って搬送され
る。
【0009】一方、短身である一粒枝豆aは、選別体3
にその先端部が届く前にその重心点が枝豆搬送体2の終
端部2'から外れてしまうから、選別間隙Lを乗り越え
ることが阻止できず、枝豆搬送体2の終端部2'より直
接下方に落下して選別される。
【0010】
【実施例】図示した実施の一例について詳述する。
【0011】枝豆が投入されるホッパー5の底部にベル
トコンベア6を設ける。
【0012】このベルトコンベア6の終端の斜め上方に
枝豆が一度に重なってどっと落ちることを防止する回転
羽根車7を設け、羽根7'が重なって落ちようとする枝
豆に接触してはね上げ作用を呈することになり平均落下
を良好にする。
【0013】ベルトコンベア6の駆動はモーター8によ
りラチェット機構9を介して間欠移動を行うように設
け、このモーター8で羽根車7も回転せしめた場合を図
示している。図中符号10はベルトテンション調整機構で
ある。 ベルトコンベア6より平均的に落下された枝豆
は、下方のガイド斜板11により枝豆搬送体2の初端側に
重合状態に設置された分配板12上に導入される。
【0014】この分配板12と枝豆搬送体2とはリンク機
構13とバネ機構14とにより支持され、偏心機構15とその
ロッド16とにより前後方向に揺動され、その際僅かに上
下動もするから枝豆は分配板12上並びに枝豆搬送体2上
をずり動き乍ら少しずつ前進する。
【0015】分配板12の終端には棒状ガイド31が千鳥状
に突設されているから枝豆がこの棒状ガイド31に横長に
なってぶつかると左右いずれかに傾斜して枝豆が常に長
手方向に搬送されるように向きを是正し、枝豆搬送体2
に送出せしめる。
【0016】枝豆搬送体2には突条形状の搬送ガイド1
が並設されているから枝豆はこの搬送ガイド1間に長手
方向の状態で嵌合され、ずり動前進し乍ら搬送さる。
【0017】図中符号17は枝豆搬送体2の駆動用モータ
ー、18は搬送ガイド1の支持柱、19はガイド取付部、20
はガイド取付枠である。
【0018】この枝豆搬送体2と所定の選別間隙Lを置
いて選別体3を複粒枝豆bが略水平状態で乗り移る高さ
に設けるが、図示した選別体3は初端縁4’に複粒枝豆
bの莢部b’先端が当たり、複粒枝豆bを上向きに持ち
上げる持上げ面4”を設けた前側のガイド板3”と後側
のガイド板3’とにより枝豆受部4を形成し、この枝豆
受部4の頂部を初端縁4’に形成した実施の一例を図示
し、この枝豆受部4(選別頂部)を枝豆の搬送方向を横
切るように配設し、選別間隙Lは選別体3の初端縁4’
から枝豆搬送体2の終端部2'までの距離(巾)とする
場合を図示している。
【0019】第6図においてY−Y線は複粒枝豆の下縁
の前進位置を示し、Y’−Y’線は複粒枝豆の長さ方向
中心線を示すもので、仮に複粒枝豆bの莢部b’先端が
下向に湾曲していて選別体3の初端縁4’の下側に位置
してそのまま前進すると第6図のように選別体3への乗
り移りが不可能な状態でも選別体3の初端縁4’に形成
した持上げ面4”により第7図のように上向きに持ち上
げられ、選別体3側に乗り移って搬送される。
【0020】図中符号21は枝豆搬送体2の終端部2'の
下方に設置した一粒枝豆a用選別箱、22は搬送ガイド1
毎に立設した仕切ガイド板、23は取付高さを調節できる
取付部、24は支持板、25は選別間隙Lを調整する長窓、
26はその調節ボルトで、一粒枝豆aが選別間隙L乗り越
えないように選別間隙Lを調節する。
【0021】また、枝豆搬送体2の搬送ガイド1間にも
間隙Sを設け、薄い未熟枝豆cが落下するように設け、
枝豆搬送体2の下方に未熟枝豆c用選別箱27を設ける。
【0022】この際間隙Sを終端に至る程少しずつ広く
形成し、一粒枝豆aの莢部分a’が存在するものはその
莢部分a’が間隙Sから垂下するが、熟した一粒枝豆a
や複粒枝豆bが落下しない巾に間隙Sを設定する。
【0023】また選別体3の側方に流下樋28を設け、そ
の下方に複粒枝豆b用の選別箱29を設ける。
【0024】本発明は第8図に示したような枝豆もぎ取
り機30に付設した枝豆搬送体2に選別体3を付設しても
良い。
【0025】この枝豆選別装置は、前記した選別作用に
より熟した複粒枝豆bは的確に選別間隙Lを乗り越えて
枝豆搬送体2から選別体3に乗り移って搬送されるが、
熟した一粒枝豆aは莢部分a’が間隙Sから垂下した状
態で選別体3の前側のガイド板3”に突き当たるから選
別間隙Lを乗り越えることが阻止され、選別間隙Lから
落下選別される。
【0026】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから一粒
枝豆は枝豆搬送体と選別体との選別間隙を乗り越えるこ
とが出来ず、選別間隙から落下し選別される。一方、複
粒枝豆は選別体の初端縁に枝豆の搬送方向を横切る方向
に設けた枝豆受部を介して選別間隙を乗り越えて選別体
上に移送され、且つ複粒枝豆の莢部先端が下向きに湾曲
している為選別体の下側に位置してそのまま前進すると
選別体への乗り移りができない状態でも選別体に形成し
た持上げ面により上向きに持ち上げられ乍ら搬送される
から確実に選別体に乗り移ることを強制し、複粒枝豆と
を誤落せずに選別する実用上秀れた枝豆選別装置とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を切欠いた正面図である。
【図2】枝豆選別体の平面図である。
【図3】枝豆搬送体と選別体を接合する前の斜視図であ
る。
【図4】枝豆搬送体要部の正面図である。
【図5】その側断面図である。
【図6】実開昭60−1478号に開示された従来例の
複粒枝豆の選別状態の説明図である。
【図7】第6図における本発明の複粒枝豆の選別状態の
説明図である。
【図8】別例の選別装置の斜視図である。
【符号の説明】
a 1粒枝豆 b 複粒枝豆 b’莢部 1 搬送ガイド 2 枝豆搬送体 3 選別体 4’初端縁 4”持上げ面

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枝豆を長手方向に搬送する搬送ガイドを
    並設した枝豆搬送体に、複粒枝豆だけを受け取り搬送す
    る選別体を、一粒枝豆が落下する選別間隙を置いて併設
    し、選別体の初端縁に複粒枝豆の莢部が突き当たったと
    き複粒枝豆を上向き状態に搬送せしめる持上げ面を形成
    したことを特徴とする枝豆選別機。
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JP2011115774A (ja) * 2009-10-28 2011-06-16 Tokyo Shisetsu Kogyo Kk 選別プレート
JP6588937B2 (ja) * 2017-04-28 2019-10-09 株式会社ミツワ 莢入り豆選別装置

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