JP6588937B2 - 莢入り豆選別装置 - Google Patents

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本発明は、莢入り豆選別装置に関するものである。
本出願人は、莢に豆粒が入った莢入り豆を選別する、具体的には莢に豆粒が一粒だけしか入っていない一粒豆を選別排除する莢入り豆選別装置として、例えば特許第2665636号及び特開2016−195971号に開示される枝豆選別装置(以下、両者を従来例という。)を提案している。
この従来例は、振動することで莢入り豆を、縦状態(莢入り豆の長さ方向が搬送方向となり且つ莢入り豆の表裏面が左右方向となる状態)で搬送する莢入り豆搬送部を有し、この莢入り豆搬送部には莢入り豆の表裏面をガイドするガイド部が設けられるとともに、このガイド部の莢入り豆搬送方向終端から選別間隙を有する選別部が設けられ、この選別間隙の巾は、莢に複数の粒が入った複粒豆は架け渡し状態で通過し、莢に豆粒が一粒だけしか入っていない一粒豆は通過することができない巾に設定されており、従って、不良品である一粒豆を排除することができる。
特許第2665636号公報 特開2016−195971号公報
ところで、莢入り豆は、豆粒の肉厚が所定厚(例えば枝豆であれば8mm程度)のもの(ふっくらしたもの)が良品とされ、この肉厚が8mmに満たない薄っぺらな肉薄の豆粒が入った枝豆は不良品とされる。
本発明は、前述した莢入り豆選別装置について更なる研究開発を進め、所定の肉厚以上の肉厚豆粒が入った莢入り豆と、全ての豆粒が所定の肉厚よりも肉薄な肉薄豆粒が入った莢入り豆とを選別する従来にない作用効果を発揮する画期的な莢入り豆選別装置を開発した。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
莢50に豆粒51が入った莢入り豆52を所定の肉厚X以上の肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aと、全ての豆粒51が所定の肉厚Xよりも肉薄な肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bとを選別する莢入り豆選別装置であって、前記莢入り豆52の長さ方向が搬送方向となり且つ該莢入り豆52の表裏面50’が搬送方向と直交する方向となる縦状態で該莢入り豆52を搬送する莢入り豆搬送部1を有し、この莢入り豆搬送部1には、前記莢入り豆52の表裏面50’をガイドし前記莢入り豆52の外周縁が嵌入する嵌入ガイド部2が設けられ、この嵌入ガイド部2は、左右に複数並設される横断面山形状のガイド桟部材2’で構成され、前記嵌入ガイド部2の峰部所定位置には突部2cが設けられ、この突部2cは、対向する峰部間に横断状態となっている前記莢入り豆52の向きを搬送方向に向けることで前記嵌入ガイド部2へ誘導するように構成されており、また、この嵌入ガイド部2の前記搬送方向下流側には、前記莢入り肉薄豆52bを選別落下させる開口幅Xの開口部3が設けられ、この開口部3の開口長は前記莢入り肉厚豆52aの莢50a及び前記莢入り肉薄豆52bの莢50bの長さより長く設定され、更に、前記莢入り豆搬送部1は振動するように構成されていることを特徴とする莢入り豆選別装置に係るものである。
また、請求項1記載の莢入り豆選別装置において、前記開口部3には、前記莢入り肉厚豆52aを落下させる前記肉厚Xより大きい開口幅の大幅開口部9が連設されていることを特徴とする莢入り豆選別装置に係るものである。
また、請求項2記載の莢入り豆選別装置において、前記開口部3及び前記大幅開口部9は、前記搬送方向下流側程広くなるように構成され、また、前記開口部3及び前記大幅開口部9の下方には板状受け部4が設けられ、この板状受け部4は、前記開口部3及び前記大幅開口部9の長さ方向に移動可能に設けられていることを特徴とする莢入り豆選別装置に係るものである。
また、請求項3記載の莢入り豆選別装置において、前記板状受け部4前記莢入り豆搬送部1とともに振動するように構成されていることを特徴とする莢入り豆選別装置に係るものである。
また、請求項3,4いずれか1項に載の莢入り豆選別装置において、前記板状受け部4の下方には前記莢入り豆搬送部1と同構造の莢入り豆搬送部1’が設けられ、また、前記板状受け部4は、前記開口部3の基端から前記莢入り肉厚豆52a及び前記莢入り肉薄豆52bの長さより長い位置にして開口幅が前記肉厚Xより大きい開口幅となる位置より下流側に配設されていることを特徴とする莢入り豆選別装置に係るものである。
また、請求項1〜いずれか1項に記載の莢入り豆選別装置において、前記莢入り豆搬送部1の振動方向は、莢入り豆搬送方向であることを特徴とする莢入り豆選別装置に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、所定の肉厚以上の肉厚豆粒が入った莢入り肉厚豆と、全ての豆粒が所定の肉厚よりも肉薄な肉薄豆粒が入った莢入り肉薄豆とを良好に選別することができ、しかも、簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れるなど、従来にない作用効果を発揮する画期的な莢入り豆選別装置となる。
本実施例を示す斜視図である。 本実施例を示す側面図である。 本実施例の要部の説明図である。 本実施例の要部の説明図である。 本実施例の動作説明図である。 本実施例の動作説明図である。 本実施例の動作説明図である。 本実施例の動作説明図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、莢入り豆52は扁平な外周縁部があることを利用し、この外周縁部を莢入り豆搬送部1の嵌入ガイド部2に嵌入することで莢入り豆52を縦状態で搬送する。この莢入り豆搬送部1における莢入り豆52の搬送は振動により行われる。
また、この嵌入ガイド部2の莢入り豆搬送方向下流側端部には開口部3が設けられ、所定の肉厚X以上の肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aと、全ての豆粒51が所定の肉厚Xよりも肉薄な肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bとに選別される。
具体的には、開口部3の開口長は肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aの莢50a及び肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bの莢50bの長さより長く設定され、また、開口部3の開口幅は肉厚Xに設定されており、所定の肉厚X以上の肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aは開口部3から落下せず、一方、全ての豆粒51が所定の肉厚Xよりも肉薄な肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bは開口部3から落下することで選別される。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、莢50に豆粒51が入った莢入り豆52を所定の肉厚X以上の肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aと、全ての豆粒51が所定の肉厚Xよりも肉薄な肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bとを選別する莢入り豆選別装置である。尚、本実施例では、莢入り豆52として枝豆を採用しているが、黒豆やエンドウ豆など莢50に豆粒51が入った莢入り豆52であれば適宜採用し得るものである。また、本実施例では、莢50に入った豆粒51が肉厚か肉薄かを選別基準としており、莢50に入っている豆粒51のうち一粒でも肉厚豆粒51aが入っているか、全ての豆粒51が肉薄豆粒51bかで選別される。莢50に豆粒51が一粒しか入っていない莢入り豆52においても、全ての豆粒51(一粒の豆粒51)が肉厚豆粒51aか肉薄豆粒51bかで選別される。
具体的には、本実施例は、下部に移動手段7(キャスター部)を備えたフレーム構造の基体8上部に莢入り豆搬送本体5を設けている。
この莢入り豆搬送本体5は、図1,2に図示したように左右側板5aと、この左右側板5a間に架設状態に設けられるフレーム体5bとで構成され、このフレーム体5bには、後述する莢入り豆搬送部1と板状受け部4が並設され、本実施例では、莢入り豆搬送部1と板状受け部4から成る1組の莢入り豆搬送選別構造を莢入り豆52の搬送方向に2組並設されている。尚、この莢入り豆52の搬送方向に並設される莢入り豆搬送選別構造は1組でも3組以上でも良く、いずれにせよ複数組設ける場合には、先の莢入り豆搬送部1には板状受け部4を介して莢入り豆搬送部1と同構造の次の莢入り豆搬送部1が設けられることになる。
莢入り豆搬送部1は、莢入り豆52の長さ方向が搬送方向となり且つ該莢入り豆52の表裏面50’が搬送方向と直交する方向となる縦状態で該莢入り豆52を搬送する莢入り豆搬送部1を有するものであり、この莢入り豆搬送部1には莢入り豆52の表裏面50’をガイドし底部に莢入り豆52の外周縁が嵌入される嵌入ガイド部2が設けられている。
この嵌入ガイド部2は、図1,2,3,5に図示したように巾方向に複数並設されており、一対の傾斜面2a,2bが対設され、具体的には、本装置の左右方向に並設される横断面山形状のガイド桟部材2’の対向傾斜面2a,2bで構成され、傾斜面2a及び傾斜面2bは横断面視V字状に上方程拡開する構成である。
また、嵌入ガイド部2は、該嵌入ガイド部2の莢入り豆搬送方向下流側端部に開口部3が設けられている。
この開口部3は、該開口部3の開口長は肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aの莢50及び肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bの莢50の長さより長く設定され、また、開口部3の開口幅は肉厚Xに設定される。
即ち、開口部3は、図3,4に図示したように左右方向に対向する左右対向開口縁3aを有し、この左右対向開口縁3aは、莢入り豆搬送方向下流側ほど対向間隔が巾広となる平面視テーパー形状に設けられている。
従って、嵌入ガイド部2でガイドされて搬送される莢入り豆52は該莢入り豆52の表裏面50’方向、即ち、莢入り豆52の搬送方向と直交する方向における予め良品と決めた所定の肉厚X以上の肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aは、肉厚X(例えば図4中のX1,X2,X3)の位置で落下する。
また、開口部3には大幅開口部9が連設されている。
この大幅開口部9の開口長は、肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aの莢50aの長さより長く設定され、また、大幅開口部9の開口幅は肉厚Xより大きい幅に設定されている。
また、開口部3は莢入り豆搬送方向下流側となる先端側程広くなるように構成され、また、大幅開口部9も開口部3と連設し且つ莢入り豆搬送方向下流側となる先端側程広くなるように構成されている。
本実施例では、一つの開口部で開口部3及び大幅開口部9を構成しているが、別々の開口部を設けて構成しても良い。
また、嵌入ガイド部2を構成する左右方向に並設されるガイド桟部材2’のうち、一つ置きとなる位置に配されるガイド桟部材2’の峰部所定位置には突部2cが設けられている。
この突部2cは、仮に、莢入り豆52が隣接するガイド桟部材2’の峰部間に架設された状態で搬送された際、この突起2cに当たることで当該莢入り豆52の向きを縦方向に向けて嵌入ガイド部2内へ誘導するためのものである(図8参照)。
尚、莢入り豆搬送部1は、前述した構造に限らず、嵌入ガイド部2を横断面V字状に一体とした構成(例えば波板部材で構成)としても良い。
符号6は、フレーム体5bの莢入り豆搬送方向上流側端部に設けられ、多量の莢入り豆52が載置されて最上流側の莢入り豆搬送部1に莢入り豆52を導入する莢入り豆導入部である。
本実施例では、開口部3及び大幅開口部9の下方には板状受け部4が設けられている。
この板状受け部4は、図1,2,3に図示したように莢入り豆搬送本体5の左右側板5a間に架設される板材で構成されている。
また、板状受け部4は、左右端部に設けられる連結部4bが莢入り豆搬送本体5の左右側板5aに設けられた長孔5a’にスライド自在に設けられており、よって、莢入り豆搬送部1に対して莢入り豆搬送方向(開口部3及び大幅開口部9の長さ方向)に相対移動自在に設けられている。尚、莢入り豆搬送部1を板状受け部4に対して莢入り豆搬送方向に移動自在に設けても良いし、莢入り豆搬送部1及び板状受け部4の双方を移動自在に設けても良い。
また、板状受け部4の莢入り豆搬送方向上流側端部は、開口部3から落下した莢入り豆52が載置するか若しくは載置せずに落下するかにより当該莢入り豆52を選別する選別境界部4aとして機能する(図6,7参照)。
この選別境界部4aは、例えば肉厚X1の莢入り肉厚豆52aを板状受け部4へ載せたい場合には図4中Aの二点鎖線位置に設定され、肉厚X2の莢入り豆52を板状受け部4へ載せたい場合には図4中Bの三点鎖線位置に設定され、肉厚X3の莢入り豆52を板状受け部4へ載せたい場合には図4中Cの実線位置に設定される。この選別境界部4aは搬送される莢入り豆52の勢い(慣性)が考慮された位置に設定される。
また、本実施例では、開口部3及び大幅開口部9の下方にして板状受け部4の下方には莢入り豆搬送部1と同構造の莢入り豆搬送部1’が設けられ、上側の莢入り豆搬送部1の大幅開口部9から落下した莢入り肉厚豆52aは下側の莢入り豆搬送部1’に導入される。
また、莢入り豆搬送本体5は、基体8の上部に振動発生装置を介して設けられている。
この振動発生装置は、図1,2に図示したように基体8の上部に弾性部材10(防振ゴム)を介して取り付けられる取付部11と、この取付部11に下端が連結され上端が莢入り豆搬送本体5に連結される前後一対のバネ部12(板バネ)と、取付部11と莢入り豆搬送本体5との間に設けられる振動部13とで構成されている。
本実施例では、振動部13として振動フィーダを採用しており、前方(莢入り豆搬送方向)への細かい振動を発生して良好な搬送性と静粛性を備えている。
従って、本実施例は、振動部13の作動により莢入り豆搬送本体5に対して進行方向斜め方向(搬送方向)への振動が発生し、この振動により莢入り豆搬送部1上の莢入り豆52は搬送される。
符号14は制御部,15は選別された莢入り豆52(所定の肉厚X以上の肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aと、全ての豆粒51が所定の肉厚Xよりも肉薄な肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52b)を受ける回収ボックスである。
以上の構成から成る本実施例に係る莢入り豆選別装置における莢入り豆52の選別方法について説明する。
本実施例は、莢入り豆52は扁平な外周縁部があることを利用し、この外周縁部を莢入り豆搬送部1の嵌入ガイド部2に嵌入することで莢入り豆52を縦状態で搬送する。この莢入り豆搬送部1における莢入り豆52の搬送は振動により行われる。
具体的には、莢入り豆52が該莢入り豆52の長さ方向が搬送方向となり且つ該莢入り豆52の表裏面50’が搬送方向と直交する方向となる縦状態で莢入り豆搬送部1において搬送される際、莢入り豆52の表裏面50’は一対の傾斜面2a,2bでガイドされる(図5参照)。
この嵌入ガイド部2の莢入り豆搬送方向下流側端部には開口部3が設けられ、所定の肉厚X以上の肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aと、全ての豆粒51が所定の肉厚Xよりも肉薄な肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bとに選別される。
具体的には、開口部3の開口長は肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aの莢50a及び肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bの莢50aの長さより長く設定され、また、開口部3の開口幅は肉厚Xに設定されており、所定の肉厚X以上の肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aは開口部3から落下せず大幅開口部9から落下し(図6参照)、一方、全ての豆粒51が所定の肉厚Xよりも肉薄な肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bは下開口部3から落下する(図7参照)。
この肉厚Xは予め良品と決められた肉厚Xであり、選別する目的に応じて適宜変更される。
続いて、大幅開口部9から落下した莢入り肉厚豆52aは板状受け部4に載置され更に下流側の莢入り豆搬送部1’に導入されて選別作業が行われる。
よって、本実施例によれば、所定の肉厚X以上の肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aと、全ての豆粒51が所定の肉厚Xよりも肉薄な肉薄豆粒51bが入った莢入り肉薄豆52bとを良好に選別することができ、しかも、簡易構造故にコスト安にして量産性に秀れることになる。
また、本実施例は、莢入り豆搬送部1は、莢入り豆搬送方向に振動するように構成されているから、確実に莢入り豆52の搬送が行われる。
また、本実施例は、嵌入ガイド部2は、一対の傾斜面2a,2bが対設され、この一対の傾斜面2a,2bは上方程拡開する構造であるから、莢入り豆52を確実にガイドして良好な搬送が行われる。
また、本実施例は、開口部3には大幅開口部9が連設され、この大幅開口部9の開口長は、肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aの莢50の長さより長く設定され、また、大幅開口部9の最小開口幅は肉厚Xより大きい幅に設定されているから、肉厚豆粒51aが入った莢入り肉厚豆52aを確実に落下させることができる。
また、本実施例は、開口部3は莢入り豆搬送方向下流側となる先端側程広くなるように構成され、また、前記大幅開口部9も前記開口部3と連設し且つ莢入り豆搬送方向下流側となる先端側程広くなるように構成されているから、要求に応じて変更される選別したい莢入り豆52の複数の肉厚Xに良好に対応することができる。
また、本実施例は、開口部3及び大幅開口部9の下方には板状受け部4が設けられ、この板状受け部4は、開口部3及び大幅開口部9の長さ方向に移動可能に設けられているから、莢入り豆搬送部1と板状受け部4を莢入り豆搬送方向に相対移動させて、開口部3及び大幅開口部9の下方位置における板状受け部4の選別境界部4aの位置を決めることで、開口部3及び大幅開口部9の位置を簡易且つ確実に設定し得ることになる。
また、本実施例は、開口部3及び大幅開口部9の下方にして板状受け部4の下方には莢入り豆搬送部1と同構造の莢入り豆搬送部1’が設けられ、上側の莢入り豆搬送部1の大幅開口部9から落下した莢入り肉厚豆52aは下側の莢入り豆搬送部1’に導入されるから、選別する機会を複数回設けることで精度の高い選別が行われる。
また、本実施例は、嵌入ガイド部2は巾方向に複数並設されているから、多量の莢入り豆52を良好に選別できる。
また、本実施例は、莢入り豆搬送部1は搬送方向に振動するように構成されており、この振動により莢入り豆52が搬送される構成であるから、莢入り豆52が確実且つ良好に搬送される。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
X 肉厚・開口幅
1 莢入り豆搬送部
1’ 莢入り豆搬送部
2 嵌入ガイド部
2’ ガイド桟部材
2a 傾斜面
2b 傾斜面
2c 突部
3 開口部
4 板状受け部
9 大幅開口部
50 莢
50’ 表裏面
50a 莢
50b 莢
51 豆粒
51a 肉厚豆粒
51b 肉薄豆粒
52 莢入り豆
52a 莢入り肉厚豆
52b 莢入り肉薄豆

Claims (6)

  1. 莢に豆粒が入った莢入り豆を所定の肉厚以上の肉厚豆粒が入った莢入り肉厚豆と、全ての豆粒が所定の肉厚よりも肉薄な肉薄豆粒が入った莢入り肉薄豆とを選別する莢入り豆選別装置であって、前記莢入り豆の長さ方向が搬送方向となり且つ該莢入り豆の表裏面が搬送方向と直交する方向となる縦状態で該莢入り豆を搬送する莢入り豆搬送部を有し、この莢入り豆搬送部には、前記莢入り豆の表裏面をガイドし前記莢入り豆の外周縁が嵌入する嵌入ガイド部が設けられ、この嵌入ガイド部は、左右に複数並設される横断面山形状のガイド桟部材で構成され、前記嵌入ガイド部の峰部所定位置には突部が設けられ、この突部は、対向する峰部間に横断状態となっている前記莢入り豆の向きを搬送方向に向けることで前記嵌入ガイド部へ誘導するように構成されており、また、この嵌入ガイド部の前記搬送方向下流側には、前記莢入り肉薄豆を選別落下させる開口幅の開口部が設けられ、この開口部の開口長は前記莢入り肉厚豆の莢及び前記莢入り肉薄豆の莢の長さより長く設定され、更に、前記莢入り豆搬送部は振動するように構成されていることを特徴とする莢入り豆選別装置。
  2. 請求項1記載の莢入り豆選別装置において、前記開口部には、前記莢入り肉厚豆を落下させる前記肉厚より大きい開口幅の大幅開口部が連設されていることを特徴とする莢入り豆選別装置。
  3. 請求項2記載の莢入り豆選別装置において、前記開口部及び前記大幅開口部は、前記搬送方向下流側程広くなるように構成され、また、前記開口部及び前記大幅開口部の下方には板状受け部が設けられ、この板状受け部は、前記開口部及び前記大幅開口部の長さ方向に移動可能に設けられていることを特徴とする莢入り豆選別装置。
  4. 請求項3記載の莢入り豆選別装置において、前記板状受け部前記莢入り豆搬送部とともに振動するように構成されていることを特徴とする莢入り豆選別装置。
  5. 請求項3,4いずれか1項に載の莢入り豆選別装置において、前記板状受け部の下方には前記莢入り豆搬送部と同構造の莢入り豆搬送部が設けられ、また、前記板状受け部は、前記開口部の基端から前記莢入り肉厚豆及び前記莢入り肉薄豆の長さより長い位置にして開口幅が前記肉厚より大きい開口幅となる位置より下流側に配設されていることを特徴とする莢入り豆選別装置。
  6. 請求項1〜いずれか1項に記載の莢入り豆選別装置において、前記莢入り豆搬送部の振動方向は、莢入り豆搬送方向であることを特徴とする莢入り豆選別装置。
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