JP3937048B2 - パチンコ機の制御基板収納ボックス - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機の制御基板収納ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、制御基板の不正改造、例えば不正ROMの交換を防止するために、制御基板を収納する制御基板収納ボックスには様々な工夫が施されているが、一般的にはカバー体をケース体にビス止めして固定し、その上で両者間に封印シールを貼り付けておくことにより、カバー体の開放そのものを禁止して制御基板の不正改造を防止するとともに、万一、カバー体が開けられて不正改造が行われた場合には、封印シールが切断されていることから容易に不正行為が行われた事実を発見できるようにしていた。しかし、封印シールによるものでは、封印シールさえ剥がせばカバー体を開けることができるので、比較的容易に制御基板の不正改造を行うことができてしまうという問題があり、また不正改造後、封印シールを巧妙に再度貼り付ければ、不正改造の事実を発見することも困難になってしまうという問題があった。
【0003】
上記した問題に鑑み、同一出願人は先に特願平8−133689号を提案している。先願の制御基板収納ボックスは、ケース体とカバー体とをシャービス(封印ビスに相当する。)によって取り外し不能に封印している。さらに、封印ビスによる封印部を複数回数分設けるとともに、封印部の封印を切断により開封可能な開封部を設けることによって、当局の検査等のために開封しなければならないときは、封印済の封印部の開封部を切断して開封でき、また未封印いわゆる予備の封印部において封印ビスにより封印することにより、複数回の封印が行えるようにしたものを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記複数回の封印を可能とした制御基板収納ボックスにおいて、予備の封印部に使用する封印ビスは、例えばホール管理者等によって、机のひきだし、ロッカー、収納棚等の適当な場所に保管することが予想される。このように、予備の封印ビスが制御基板収納ボックスとは別の場所に保管された場合、封印の都度、予備の封印ビスを用意する手間がかかる。また、保管した場所を忘れたり、保管者以外の者が持ち出したりすること等により、封印ビスを紛失しやすく、再封印ができなくなるおそれがある。
【0005】
本発明は上記した問題点を解決するためになされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、封印部の封印の際に封印ビスを用意する手間を省くとともに、封印ビスの紛失を防止することのできるパチンコ機の制御基板収納ボックスを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決する請求項1の発明は、ケース体とこれに取り付けられるカバー体との間にパチンコ機における制御基板を収納し、また前記ケース体とカバー体とを封印ビスによって取り外し不能に封印する複数の封印部が該封印部より細く形成された開封部を介して前記ケース体とカバー体に一体的に設けられるとともに、前記開封部を切断することにより前記ケース体とカバー体とを取り外すことができるパチンコ機の制御基板収納ボックスであって、前記複数の封印部のうち、最初に使用する1つの封印部を除く封印部のそれぞれに封印ビスを仮止めしたことを特徴とするパチンコ機の制御基板収納ボックスである。前記請求項1記載のパチンコ機の制御基板収納ボックスによると、予め封印部に封印ビスを仮止めしておくことにより、封印に際し封印ビスを即時に使用して封印することができる。従って、封印に際し封印ビスを用意する手間を省くとともに、封印ビスの紛失を防止することができる。なお、本発明でいう封印ビスとは、締めつけは可能であるが、弛めを不可能とした、いわゆるワンウエイタイプのネジで、この機能を有するネジ類を全て含むものとする。また、封印ビスの仮止めとはケース体とカバー体の一方の封印部に他方の封印部に締めつけ可能な待機状態で保持された状態をいい、その保持のことを仮止め保持という。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1記載のパチンコ機の制御基板収納ボックスであって、前記封印部は、前記封印ビスを保持するように筒状に形成されたビス保持部を有し、該ビス保持部に前記封印ビスを挿入したときに当該ビス保持部が弾性変形して当該封印ビスを弾性力で仮止めすることを特徴とするパチンコ機の制御基板収納ボックスである。前記請求項2記載のパチンコ機の制御基板収納ボックスによると、封印ビスがビス保持部の弾性によって仮止め保持されるので、ねじ締めによる仮止め保持と比べて、封印ビスの仮止め作業が簡便に行えるとともに、封印ビスを挿入しすぎたとしても簡単に押し戻すことができるため、封印ビスの仮止めにかかる位置管理が容易に行える。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1記載のパチンコ機の制御基板収納ボックスであって、前記封印部は、前記封印ビスを保持するように筒状に形成されたビス保持部を有し、該ビス保持部に前記封印ビスを挿入したときに前記封印ビスの頭部が当該ビス保持部から抜け落ちないように係止された状態で仮止めされることを特徴とするパチンコ機の制御基板収納ボックスである。前記請求項3記載のパチンコ機の制御基板収納ボックスによると、封印ビスの頭部がビス保持部に抜け落ちないように係止された状態で収納されることによって仮止め保持されるので、弾性による仮止め保持と比べて、封印ビスの保持中にビス保持部に応力がかからないため、長期にわたって仮止め状態を継続することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
実施の形態1について図1〜図10を参照して説明する。制御基板収納ボックスの一部破断正面図を示した図1及び同説明断面図を示した図2において、パチンコ機における合成樹脂製の制御基板収納ボックス10は、制御基板11を収納するケース体12と、そのケース体12に取り付けられて前記制御基板11を覆うカバー体13とを備えている。制御基板収納ボックス10は、周知のようにパチンコ機の遊技盤の裏面に組付けられる図示しない裏カバー(詳しくは役物保護カバーあるいは裏機構板などが相当する。)に取り外し可能に結合されて遊技盤の後側に設置されるものである。なおケース体12の正面図が図3に示されている。
【0010】
図3に示すように、ケース体12は、ほほ四角形板状をなしており、その外周部に側壁12aを備えている。ケース体12の四隅部には、それぞれ下穴14aを有するボス部14がそれぞれ形成されている。なお、図3における左下部のボス部14はカバー固定用基準ボス部に設定され、残りのボス部は基板固定用取付ボス部に設定されている。
【0011】
また、ケース体12の左右側面には、それぞれ上下一対をなす係止ピン15が突出されている。この係止ピン15は、遊技盤の裏カバーに配置される左右のセットプレート16(図1中の二点鎖線参照)の係合孔(図示省略)にそれぞれ係合されるものである。この係止ピン15とセットプレート16の係合をもって、制御基板収納ボックス10が遊技盤の裏カバーに支持される。
【0012】
図1及び図2に示すように、ケース体12には、制御基板11がほぼ隙間なく収納されている。制御基板11は、表面を実装面11aとし、裏面をハンダ面11bとしている。前記実装面11aには、ROM18、各種コネクタ19の他、図示しないRAM、IC、ヒューズ等の部品が実装されている。ケース体12と制御基板11との間には、パンチングメタル等の導電材からなるシールド板20が介在されている(図2参照)。シールド板20は、パチンコ球の転がり摩擦等による静電気を遮断し、その静電気による制御基板11の電子部品への影響によるノイズの発生を防止する。
【0013】
制御基板11は、その四隅部において前記ケース体12の各ボス部14の下穴14aにねじ込まれるタッピンネジからなる固定用ビス21によって締着されている。図1における左下部の固定用ビス21は、カバー体13を固定するカバー固定用基準ビスを兼用している。カバー体13は、制御基板11の左縁部及び下縁部を露出するように前記ケース体12より小さ目のほぼ四角形状に形成されており、その外周部に側壁13aを備えている(図2参照)。カバー体13の左側面及び下側面を形成している側壁13aの先端は制御基板11と当接し、またカバー体13の上側面及び右側面を形成している側壁13aはケース体12の側壁12aと一連状の側壁を形成している。
【0014】
カバー体13で覆われない制御基板11の実装面11aには、各種コネクタ19が配置されている。また、制御基板11の実装面11aに配置されたROM18には矩形ボックス状のROMカバー23が嵌め合わせによって被せられ、さらにカバー体13でも覆われている。ROMカバー23の上面は、カバー体13と接面している。
【0015】
カバー体13の左側面を形成している側壁13aには凹所24が設けられている。凹所24には、制御基板11上のパワートランジスタ等の大きな熱を発生する熱源を取着した放熱部材(ヒートシンク)25が露出されており、放熱効果が高められている。またカバー体13には、制御基板収納ボックス10の内部で発生する熱を逃がすための小径の放熱孔26が多数開けられている。
【0016】
図1に示すように、カバー体13の正面中央部には、機種名シールの貼り付け部27が設定されている。またカバー体13の正面右下部には、確率変更キースイッチの取り付け孔28が設けられている。またカバー体13の正面右上部には、ROM18の上方に位置する部分(図3参照)にシリアルナンバーシールの貼り付け部29が設定されている。
【0017】
ケース体12とカバー体13との一連状をなす側壁12a,13aは、ケース体12とカバー体13の結合時において互い違い状に嵌め合わされている。詳しくは、図10のケース体12とカバー体13との嵌め合わせ構造を示す分解斜視図によく表されているように、ケース体12の側壁12aとカバー体13の側壁13aとの外側縁部には凹凸状に噛み合う突片部31と嵌合凹部32が交互に形成されており、ケース体12とカバー体13の結合時において突片部31と嵌合凹部32が互いに嵌め合わされることによって側壁12a,13aが一連状に接続されている。
【0018】
前記カバー体13には、図1に示すように放熱孔26より大きい口径をなす上下左右の計4個の位置決め穴33が形成されている。位置決め穴33は、貫通していない有底状いわゆる窪み状に形成されている。これは制御基板収納ボックス10内への異物の侵入を極力防ぐことを目的とし、位置決め穴33からの針金等による不正改造行為を防止する。
【0019】
一方、ケース体12の下面には、前記位置決め穴33と同一軸線上に位置する位置決め突起34が突出されている(図2参照)。このため、例えば、複数の制御基板収納ボックス10を積み重ねたときに、下側の制御基板収納ボックス10の位置決め穴33に上側の制御基板収納ボックス10の位置決め突起34が係合することにより、制御基板収納ボックス10の荷崩れを防止することができる。このことは、制御基板収納ボックス10の輸送時、パチンコ機の組立工場での保管時等に有効である。また、パチンコ機の制御が複雑になり、制御基板11の面積を大きくしなければならない場合に、1枚の制御基板11で対処しようとするとパチンコ機の裏側の限られた空間に収容することが困難になるため、制御基板11を複数に分割して使用することが考えられるが、その際に特別な制御基板収納ボックス10を作らないで、同一の制御基板収納ボックス10を積み重ねてパチンコ機に搭載する場合に、前記位置決め穴33と位置決め突起34との係合による位置決め機能によって相互間の位置ずれを防止することができて好都合である。
【0020】
また位置決め突起34は、制御基板収納ボックス10を積み重ねた時の荷崩れ防止の他、制御基板収納ボックス10をパチンコ機の裏面(具体的には保護カバー等)に前記セットプレート16を介して取り付けたときに制御基板収納ボックス10を確実に保持する機能も有している。すなわち、通常、セットプレート16が可撓性を有していることから、位置決め突起34がない場合、制御基板収納ボックス10の横方向(図1において左右方向)からの外力によりセットプレート16が撓んで制御基板収納ボックス10が保護カバー等から外れてしまうおそれがある。このため、保護カバー等に位置決め突起34と係合する穴を設けてき、制御基板収納ボックス10を保護カバー等に取り付けたときに位置決め突起34を保護カバーの穴と係合させることにより、制御基板収納ボックス10の横方向の外力による脱落を防止することができる。
【0021】
図1に示すように、制御基板収納ボックス10の側面には適数群の封印部群36が配置されている。本形態では、封印部群36が制御基板収納ボックス10の上側中央部、右側下部、及び左側下部の計3ヶ所に設定されている。各封印部群36は、封印ビス38によって封印可能な複数(図は4個を示す。)の封印部37を備えている。各封印部群36は同一の構成であるから、図1における右側下部の封印部群36について図4〜図9を参照して詳述し、他の封印部群36についてはその説明を省略する。なお図4は封印部群の正面図、図5は封印部の封印状態を示す断面図、図6は封印ビスの仮止め状態を示す断面図、図7は封印部の分解断面図、図8は封印番号を示す封印部群の正面図、図9は封印ビスの説明図である。
【0022】
封印部37を説明する前に封印ビス37に図9を参照して述べておく。図9において、封印ビス38は、締めつけは可能であるが、弛めを不可能としたワンウエイタイプのネジであり、(a)は封印ビスの平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)はネジ山の断面図である。封印ビス38は、図(a)〜(c)に示すように、ネジ山39aを外周に有する軸部39と、十字ドライバー等の回動操作部材と係合する係合穴40aを上面に有する頭部40とからなる。頭部40の係合穴40aは、十字ドライバー等による回動工具の締めつけ方向(図(a)中、矢印A方向参照)に関しては係合し、逆に弛め方向(図(a)中、矢印B方向参照)に関しては非係合となる形状に形成されている。また軸部39のネジ山39aには、図(b)及び(c)に示されるように円周上に4ヶ所の溝部39bがネジ山39aと交差状に形成されている。またネジ山39aのネジ山角は、図(d)に示されるように上下非対称となっている。
【0023】
上記の構成を有する封印ビス38は、回動工具による締めつけを可能とする一方、回動工具の弛め方向(図9(a)中、矢印B方向参照)に対する頭部40の係合力を小さくしかつ弛め方向のネジ山39aの回動抵抗を大きくすることにより、締めつけ状態からの取り外しが不能となっている。なお、このような封印ビス38には、例えば日東精工株式会社製の商品名;ギザタイト、品番GTP3XLを使用することができ、あるいは実開昭59−47114号公報、特開平3−103607号公報に開示されたネジを代用することも可能である。
【0024】
次に、封印部37について説明する。図7に示すようにケース体12の側壁12aには、有底状の下穴42aを有する封印ボス部42が開封部42bを介して突出状に形成されている。またカバー体13の側壁13aには、前記ケース体12の封印ボス部42と対応する封印締着部44が開封部44bを介して突出状に形成されている。各開封部42b,44bは、首状に細く形成されており、ニッパー、カッター等の切断工具により切断可能となっている。また封印ボス部42と封印締着部44との合わせ面には、相互に嵌まり合う円形の係合凸部46aと係合凹部46bとからなる係合手段が設けられている。
【0025】
前記封印締着部44は、ほぼ円筒状に形成されており、図示下端部にビス孔44aを有しており、そのビス孔44aより図示上方部分にビス保持部47を有している。ビス保持部47の上半部には、周方向に2個のスリット48が形成されている(図4参照)。また図7において、封印ビス38の頭部40の外径をd1、軸部39の外径をd2 としたとき、ビス保持部47の内径D1 、ビス孔44aの口径D2 、封印ボス部42の下穴の内径D3 は、
D1 <d1
D2 >d2
D3 <d2
の寸法関係を満たすように形成されている。また封印締着部44は、封印ビス38を収容可能な高さを有している。
【0026】
前記封印締着部44において、ビス保持部47に封印ビス38が挿入されることにより、封印ビス38の頭部40によりビス保持部47がスリット48間を開くように拡開され、その拡開に抵抗する弾性によって頭部40が保持されることによって仮止めされる(図6参照)。そして、ケース体12に対するカバー体13の組付けにともないケース体12の封印ボス部42とカバー体13の封印締着部44とが係合凸部46aと係合凹部46bの嵌め合いを介して同一軸線上に位置する(図6参照)。そして封印に際しては、封印ビス38が回動工具によって当該封印ボス部42の下穴42aに締めつけられることによって封印がなされる(図5参照)。
【0027】
図4に示すように、封印部群36の4個の封印部37は、図示上から下へ1回目用、2回目用、3回目用、4回目用の封印部37となっており、カバー体13の開封部44bには、封印順位を示す「1,2,3,4」の封印番号50が付されている。封印番号50は図8によく表されている。制御基板収納ボックス10の組み立て完了時には、各封印部群36の「1」の封印番号50の封印部37が封印ビス38によって封印されており、各封印部群36の「2,3,4」の封印番号50の封印部37は予備であって封印されていない。なお封印番号50は、印刷、刻み込み、樹脂成形金型によって付けることができる。また封印番号は、算用数字の他、ローマ数字、アルファベット、記号等でも代用することが可能である。
【0028】
図4に示すように、カバー体13の開封部44bの上面には、封印番号50とともにローレットにより細かい網目模様51が形成されている。網目模様51は、ローレットによる他、樹脂成形金型によって成形することもできる。また網目模様51の形状は、図示の格子目の他、すじ目、斜目にしてもよい。なお網目模様51及び封印番号50は、ケース体12の開封部42bの下面にも上記と同様に設けられている(図示省略)。
【0029】
上記したパチンコ機の制御基板収納ボックス10において、ケース体12とカバー体13とを取り外し不能に封印する封印ビス38によって各封印部群36の「1」の封印番号50の封印部37が封印されているため、制御基板11の不正改造を防止することができる。
【0030】
また当局の立ち入り検査等の場合において、カバー体13を正当な理由の下に外したい場合には、3ヶ所の封印部群36の「1」の封印番号50における開封部42b,44bを切断することにより、前記封印ビス38を締めつけたままカバー体13を簡単に取り外すことができる。これにより制御基板11の実装面11aの検査が可能となる。なお封印部37の開封に際しては、カバー体13の開封部44bとケース体12の開封部42bのうち、少なくとも一方が切断されればよい。
【0031】
また、3ヶ所の封印部群36における「2」の封印番号50の封印部37のビス保持部47に仮止めされた封印ビス38を回動工具により封印ボス部42に締めつけて封印すれば、制御基板収納ボックス10を再使用することができる。上記の繰り返しにより、封印番号50の「3」、「4」の順に封印をやり直すことができる。従って、本形態の制御基板収納ボックス10の場合、4回分の封印が行える。
【0032】
上記した制御基板収納ボックス10によると、予め図6に示すように封印部37に封印ビス38を仮止めしておくことにより、封印に際し封印ビス38を即時に使用して封印することができる。従って、封印に際し封印ビス38を用意する手間を省くとともに、封印ビス38の紛失を防止することができる。
【0033】
また封印ビス38がビス保持部47の弾性によって仮止め保持されるので、ねじ締めによる仮止め保持と比べて、封印ビス38の仮止め作業が簡便に行えるとともに、封印ビス38を挿入しずきたとしても簡単に押し戻すことができるため、封印ビス38の仮止めにかかる位置管理が容易に行える。
【0034】
また、ビス保持部47のスリット48が途中まで切ってあり、封印ビス38の頭部40がスリット48にかかっている段階では抵抗が少ない状態で締めつけが行われ、締めつけの最終段階(図5参照)では前記頭部40より小さい外径のために大きなトルクで締めつけることとなる。従って、例えばドライバー等の回動工具の先端を封印ビス38に接着剤等で接着して封印ビス38を巧妙に弛めようとした場合でも、前記接着力より十分大きな抵抗を確保できるため、封印ビス38の弛めを確実に阻止することができる。
【0035】
またビス保持部47において、カバー体13だけの状態で封印ビス38を仮止めするときに、仮に封印ビス38を深く入れすぎ、封印締着部44の下面より封印ビス38の先端部が突出したとしても、その後の工程におけるカバー体13をケース体12に取り付けるときに、ケース体12の封印ボス部42の下穴42aの上端に封印ビス38の先端が当接して封印ビス38が上方へ押し戻されるため、制御基板収納ボックス10の組立作業に影響しない。また、カバー体13とケース体12とを組付けた後に、封印ビス38を仮止めするときでも、封印ビス38は上方から軽く圧入されるため、封印ビス38の先端がケース体12の封印ボス部42の下穴42aの上端に当接してそれ以上入らないので、手作業による封印ビス38の仮止め作業を容易に行うことができる。
【0036】
また封印ビス38は、製造工程においてカバー体13だけの状態で全てのビス保持部47に仮止めしておいてもよいし、あるいはカバー体13とケース体12とを組み合わせた後にビス保持部47に仮止めしてもよい。
【0037】
また、封印番号50により封印部37の封印順位が明確に表示されるため、封印順位をホール管理者等が容易に管理することができ、不正改造行為を容易に発見することができる。
【0038】
また不正改造の目的で開封部42b,44bを切断した場合には、その開封にともない網目模様51が破損し、その破損した網目模様51の改修が技術的に困難となるため、その破損状況から不正改造行為を容易に発見することができる。また開封部42b,44bに網目模様51とともに封印番号50を設けたため、開封によって封印番号50も読み取れなくなることによっても、不正改造行為の発見がしやすくなる。
【0039】
また、制御基板収納ボックス10内のROM18が図2に示すようにROMカバー23によって取り囲まれ、そのROMカバー23の上面がカバー体13と接面されているため、ケース体12とカバー体13との合わせ面をドライバー等でこじ開けてその隙間からROM18に対して行おうとする不正改造行為を防止することができる。なおROMカバー23は、制御基板11とカバー体13との間に隙間ができないような形状であれば良く、例えば上記形態のものであればROM18に嵌め合わせることによって容易に取着することができる。また制御基板11上に回路素子や配線が少なく、ROM18周りに余裕空間のある場合には、ROMカバー23を円筒状や楕円筒状にすることもできる。
【0040】
また、ケース体12とカバー体13との突片部31と嵌合凹部32とによる嵌め合わせによって一連状の側壁12a,13aを形成するようにしたため、側壁12a,13aが外力を受けた場合でも歪みにくい。このため、側壁12a,13aを押さえつけて、カバー体13とケース体12との間に隙間を作ろうとしても隙間ができないため、その隙間から針金等の異物を挿入して行おうとする不正改造行為を防止することができる。
【0041】
また、ケース体12の側壁12aのうち、カバー体13の側壁13aと突き合わせとならない部分(図2において左側の部分)の上端位置が、制御基板11と前記側壁13aとの当接位置よりも高い位置にあるため、カバー体13の側壁13aと制御基板11との間から針金等の異物を制御基板収納ボックス10内へ挿入しにくくなり、これまた不正改造行為を防止するに有効である。
【0042】
〔実施の形態2〕
実施の形態2について図11を参照して説明する。本実施の形態2は実施の形態1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、それ以外の重複する説明は省略する。また形態3以降の実施の形態についても同様の考えで重複する説明は省略する。
【0043】
本形態は、実施の形態1の封印ビス38の仮止め構造に変更を加えたものである。図11において、(a)はビス保持部の平面図、(b)は封印部の断面図である。図11に示すように、ビス保持部47のスリット48が周方向に4ヶ所設けられている。このようにビス保持部47のスリット48の個数を増加させることにより、ビス保持部47の弾性力を小さくし、ビス保持部47への封印ビス38の挿入を軽く行うことができる。なおビス保持部47のスリット48の個数は適宜選定されるもので限定されない。
【0044】
〔実施の形態3〕
実施の形態3について図12を参照して説明する。本形態は、実施の形態2の封印ビス38の仮止め構造に変更を加えたものである。図12において、(a)はビス保持部の平面図、(b)は封印部の断面図、(c)はビス孔部分の平断面図である。図12(a),(b)に示すように、ビス保持部47の上端部に内方に突出する適数個(図は4個を示す。)の抜け止め突起53が形成されている。また図12(c)に示すように、ビス孔44aの内周面には、適数個(図は3個を示す。)の支持突起54が形成されている。
【0045】
また図12(b)に示すように、ビス保持部47の口径D1 、抜け止め突起53の開口部分の口径D4 、支持突起54の開口部分の口径D5 との関係は、
D1 ≧d1
D4 <d1
D5 <d2
の寸法関係を満たすように形成されている。なおd1 は封印ビス38の頭部40の外径、d2 は軸部39の外径である(図7参照)。
【0046】
上記ビス保持部47において、ビス保持部47に封印ビス38を挿入するときには、封印ビス38の頭部40によりビス保持部47の抜け止め突起53が当たってビス保持部47が拡開され、封印ビス38がビス保持部47内に収納されると、ビス保持部47が原状状態に復元し、封印ビス38が抜け止めされた状態で仮止め保持される。また、収納された封印ビス38は、ビス孔44aの支持突起54によってそれ以上の下降が阻止される。なお封印ビス38が締めつけられるときには、支持突起54は封印ビス38のネジ山39aによって潰される。
【0047】
上記した封印ビス38の仮止め構造によると、封印ビス38がビス保持部47に抜け止め状態で収納されることによって仮止め保持されるので、弾性による仮止め保持(実施の形態1,2参照)と比べて、封印ビス38の保持中にビス保持部47に応力がかからないため、封印ビス38の保持力が低下するおそれがなく、長期にわたって仮止め状態を継続することができる。
【0048】
また、ビス孔44aに封印ビス38の下降を阻止する支持突起54を設けたことにより、封印時の封印ビス38の締めつけトルクの増大を抑制することができる。例えば、ビス孔44aの口径D2 と封印ビス38の軸部39の外径dを、D2 <d2とすることにより、封印ビス38の下降を阻止することはできるが、封印ビス38のネジ込みトルクが大きくなってしまうが、D2 >d2 のビス孔44aの内周面に部分的に支持突起54を設けることによって、前記締めつけトルクの増大を抑制している。
【0049】
また、ビス孔44aの口径D2 と封印ビス38の軸部39の外径d2 とを、
D2 >d2
としたまま、支持突起54を設けない場合には、カバー体13のみの状態で封印ビス38を挿入すると、封印ビス38の軸部39の先端部がビス孔44aからぶら下がる状態になる。この場合は、カバー体13とケース体12とを組み合わせたときに、封印ビス38の先端部が封印ボス部42の下穴42aの上端に当たって、封印ビス38が持ち上げられた状態で保持される。また、カバー体13とケース体12とを組み合わせた後に、封印ビス38をビス保持部47に挿入すれば、封印ビス38の先端が封印ボス部42の下穴42aの上端に当たって、前記と同様に保持されることになる。
【0050】
〔実施の形態4〕
実施の形態4について図13を参照して説明する。本形態は実施の形態3の封印ビス38の仮止め構造に変更を加えたものである。図13において、(a)は封印部の断面図、(b)は抜け止めキャップの斜視図である。図13に示すように、実施の形態3におけるビス保持部47の抜け止め突起53を排除し、代わりにビス保持部47の上端部に被せる抜け止めキャップ56を設けている。抜け止めキャップ56は、封印部群36の全ての封印部37のビス保持部47に被せることができるように、4個のキャップ主部56aを互いに連設部56bによって連設している。各キャップ主部56aは、封印ビス38の頭部40の外径d1 (図7参照)よりも小さい抜け止め孔57を有している。なお抜け止め孔57は、少なくとも回動工具の挿入を妨げない口径を有している。また抜け止めキャップ56は、ポリプロピレン樹脂等の軟質の樹脂材料によって成形されており、キャップ主部56aをビス保持部47にその変形をもって嵌着可能に形成されている。この場合、ビス保持部47のスリット48は不要である。
【0051】
上記した封印ビス38の仮止め構造によると、封印部群36の各ビス保持部47に抜け止めキャップ56のキャップ主部56aをそれぞれ装着し、封印ビス38をビス保持部47に抜け止め状態で収納することによって仮止め保持することができる。
【0052】
また、封印ビス38をビス保持部47に一々挿入することも可能であるが、図13(a)に示すように、キャップ主部56aの抜け止め孔57の抜け止め側の口縁に粘着剤58を塗布しておくと、制御基板収納ボックス10の組立に並行して、抜け止めキャップ56に封印ビス38の頭部40を前記粘着剤58を介して仮付けすることができる。そして、制御基板収納ボックス10の組立の最終工程で、ビス保持部47への抜け止めキャップ56の装着と共に前記封印ビス38をビス保持部47に挿入すれば、組立にかかるリードタイムの削減を図ることもできる。
【0053】
また、4個のキャップ主部56aを互いに連設部56bによって連設した抜け止めキャップ56としたため、各ビス保持部47に1個一個の抜け止めキャップを被せる場合と比べて、抜け止めキャップ56の装着を簡便に行うことができる。
【0054】
〔実施の形態5〕
実施の形態5について図14を参照して説明する。本形態は実施の形態4の封印ビスの仮止め構造に変更を加えたものである。図14は封印部の断面図である。図14に示すように、実施の形態4における抜け止めキャップ56を排除し、ビス孔44aを下孔59として、その下孔59に封印ビス38を螺着したものである。
【0055】
上記した封印ビス38の仮止め構造によると、下孔59にビス保持部47を通して螺着することによって、封印ビス38をビス保持部47内に仮止め保持することができる。なお、この場合、下孔59に代えて、ビス孔44aの内周面に実施の形態3における支持突起54(図12(c)参照)を設けて、封印ビス38の締めつけトルクを低減するとよい。
【0056】
また、封印ビス38を螺着により仮止めする場合において、カバー体13だけの状態で仮止めするときには、封印ビス38の先端部がカバー体13の封印締着部44の下面より突き出しすぎないようにする必要があり、またカバー体13とケース体12と組付けた後に仮止めするときに誤ってカバー体13とケース体12とを締結しないようにする必要がある。このような場合には、封印ビス38の上下方向の位置決め管理あるいはトルク管理を行えばよい。特に、自動組立の場合には、位置決め管理、トルク管理を容易に行うことが可能である。
【0057】
〔実施の形態6〕
実施の形態6について図15を参照して説明する。本形態は封印ビス38の変更例を示すものである。図15(a)は封印ビスの斜視図、同(b)は封印ビスの封印状態を示す斜視図である。本形態の封印ビス(符号、61を付す。)は、シャービスと呼ばれるもので、図15(a)に示すように、ネジ山を有する軸部62の頭部63にドライバー等の回動操作部材と係合する係合孔64aを有する係合部64と、ドライバー等の回動操作部材の所定以上の締め付け力によって剪断するくびれ部65を備えている。
【0058】
上記の封印ビス61は、締めつけ完了にともない、くびれ部65に回動操作部材による所定以上の締め付け力が加わると、くびれ部65に剪断を生じ、図15(b)に示されるように係合部64が頭部63から分離される。頭部63から係合部64が無くなり、封印ビス38に対する弛めが不可能となる。
【0059】
〔実施の形態7〕
実施の形態7について図16を参照して説明する。本形態は実施の形態1のROMカバー23を変更したものである。ROMカバー23に代えて、図16に断面図で示すROM押え構造を採用している。このROM押え構造は、カバー体13の裏面に、ROM18の上面と当接する当接面67aを先端に有する支持柱部67を一体に設けたものである。前記支持柱部67によりROM18の抜き取りを防止することができる。
【0060】
〔実施の形態8〕
実施の形態8について図17を参照して説明する。本形態は実施の形態7のROM押え構造を変更したもので、支持柱部67に代えて、カバー体13と別体の支持部材69を設けたものである。図17(a)は組付け状態の断面図、同(b)は支持部材の斜視図である。支持部材69は、ほぼU字形状をなしており、ROM18の上面と当接する当接面69aを下面に有し、カバー体13の放熱孔26に係入可能な係合突起70を上端面69bに有している。支持部材69は、カバー体13の放熱孔26に係合突起70を係合することにより組付けられる。この場合、制御基板11上のROM18の配置に応じて支持部材69の位置を放熱孔26が存在する範囲内で適宜変更することができるので、カバー体13の共通化を図ることができる。
【0061】
〔実施の形態9〕
実施の形態9について図18〜図20を参照して説明する。本実施の形態9は実施の形態1のカバー体13に変更を加えたものである。図18は制御基板収納ボックスを示す正面図、図19は説明断面図である。図18及び図19に示すように、カバー体13が制御基板11の実装面11aを全て覆う形状に形成されている。
【0062】
上記のカバー体13によると、コネクタ19を覆っているので、コネクタ19を介しての不正信号の入力といった不正改造を防止することができる。なお、この場合は、ケース体12とカバー体13との合わせ面に全周にわたって、突片部31と嵌合凹部32とによる嵌め合い構造が採用される。
【0063】
コネクタ19等に接続されるリード線(図示省略)は、図18及び図20の断面図によく示されるように、制御基板11に設けた開口部73、ケース体12に設けた開口部74を通して制御基板収納ボックス10の内外に配線することができる。
【0064】
また制御基板収納ボックス10は、図21に正面図で示されるように、遊技盤の裏面に取り付ける保護カバー75に装着される。このため、制御基板収納ボックス10に接続されるリード線は、保護カバー75側にも設けられた開口部(図示省略)を通して保護カバー75の内方へ配線することができる。従って、制御基板収納ボックス10のリード線を、外部に露出すること無く、遊技盤の役物や図柄表示器からの配線と接続することができる。よって、リード線を介しての不正信号の入力といった不正改造を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の制御基板収納ボックスを示す一部破断正面図である。
【図2】 図1の説明断面図である。
【図3】 ケース体の正面図である。
【図4】 封印部群を示す正面図である。
【図5】 封印部の封印状態を示す断面図である。
【図6】 封印ビスの仮止め状態を示す断面図である。
【図7】 封印部の分解断面図である。
【図8】 封印番号を示す封印部群の正面図である。
【図9】 封印ビスの説明図である。
【図10】 ケース体とカバー体との嵌め合わせ構造を示す分解斜視図である。
【図11】 実施の形態2にかかる封印ビスの仮止め構造を示す説明図である。
【図12】 実施の形態3にかかる封印ビスの仮止め構造を示す説明図である。
【図13】 実施の形態4にかかる封印ビスの仮止め構造を示す説明図である。
【図14】 実施の形態5にかかる封印ビスの仮止め構造を示す説明図である。
【図15】 実施の形態6にかかる封印ビスを示す説明図である。
【図16】 実施の形態7にかかるROM押え構造を示す断面図である。
【図17】 実施の形態8にかかるROM押え部材を示す説明図である。
【図18】 実施の形態9の制御基板収納ボックスを示す正面図である。
【図19】 図18の説明断面図である。
【図20】 配線部の説明断面図である。
【図21】 制御基板収納ボックスを保護カバーに装着した状態を示す正面図である。
【符号の説明】
10
制御基板収納ボックス
11
制御基板
12
ケース体
13
カバー体
37
封印部
38
封印ビス
42b
開封部
44b
開封部
47
ビス保持部
50
封印番号
51
網目模様

Claims (3)

  1. ケース体とこれに取り付けられるカバー体との間にパチンコ機における制御基板を収納し、また前記ケース体とカバー体とを封印ビスによって取り外し不能に封印する複数の封印部が該封印部より細く形成された開封部を介して前記ケース体とカバー体に一体的に設けられるとともに、前記開封部を切断することにより前記ケース体とカバー体とを取り外すことができるパチンコ機の制御基板収納ボックスであって、
    前記複数の封印部のうち、最初に使用する1つの封印部を除く封印部のそれぞれに封印ビスを仮止めしたことを特徴とするパチンコ機の制御基板収納ボックス。
  2. 請求項1記載のパチンコ機の制御基板収納ボックスであって、前記封印部は、前記封印ビスを保持するように筒状に形成されたビス保持部を有し、該ビス保持部に前記封印ビスを挿入したときに当該ビス保持部が弾性変形して当該封印ビスを弾性力で仮止めすることを特徴とするパチンコ機の制御基板収納ボックス。
  3. 請求項1記載のパチンコ機の制御基板収納ボックスであって、前記封印部は、前記封印ビスを保持するように筒状に形成されたビス保持部を有し、該ビス保持部に前記封印ビスを挿入したときに前記封印ビスの頭部が当該ビス保持部から抜け落ちないように係止された状態で仮止めされることを特徴とするパチンコ機の制御基板収納ボックス。
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