JP4895252B2 - 遊技機用基板ユニット - Google Patents

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本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機において遊技機の作動を制御する制御基板をケース内部に収容する遊技機用基板ユニットに関するものである。
従来より、スロットマシンには各種の回路基板が搭載されている。このような回路基板としては、例えば特許文献1に記載されているように、遊技の進行等を制御しつつ抽選等を行うメイン制御基板、サウンドの出力や液晶表示ユニットの映像表示等の演出を制御するサブ制御基板、及び電源の供給制御を行う電源制御基板等が挙げられる。
またスロットマシンのメイン制御基板及びサブ制御基板は、正規の基板やROMを用い、それ以外の基板やROMの使用を禁止する必要がある。このためメイン制御基板及びサブ制御基板は、不正開放を防止する機構を設けた基板ケースに封入されている。
不正開放防止機構を設けた基板ケースの例としては、例えば特許文献2に記載されているように、ケース本体部材とケース蓋部材を備え、ケース本体部材にケース蓋部材を装着して形成されるケース内部に制御基板を収容する基板ケースにおいて、ケース本体部材にケース蓋部材を装着したときに外部から遮蔽される空間内で、本体側係合部が接続部材を介して蓋側係合部と係合するものが挙げられる。そして、このような本体側係合部と蓋側係合部を一旦係合させれば、この係合は外部から解除することが不可能であり、ケース蓋部材をケース本体部材から開放もしくは取り外すことが出来なくなる。
また、ケース本体部材のケース内側面には、ケース本体部材に取り付けた制御基板にROMを取り付ける際に、制御基板のたわみを防止するために、前記制御基板に向けて延びる突起部が形成されたものもある。
特開2003−325911号公報 特開2004−65280号公報
上述した従来のケース本体部材に制御基板たわみ防止用の突起部が形成された基板ケースによれば、制御基板にROMを取り付ける際に、前記突起部が前記制御基板を裏側から支えることで、制御基板のたわみを防止できるが、制御基板の設計変更を行い、制御基板上における実装部品の取り付け位置を変更した場合、制御基板たわみ防止用の突起部と実装部品が干渉する場合があり、この場合にはケース本体部材の金型を変更または改造する必要があり、この場合に多額のコストが必要になる等の問題が生じていた。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、制御基板上における実装部品の取り付け位置を変更した場合に、少ない費用で制御基板たわみ防止用の突起部と実装部品が干渉するのを防止する等が可能な遊技機用基板ユニットを提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、平面部及び側壁を有して一面側が開口するケース本体部材と、平面部及び側壁を有して一面側が開口し、その開口側を前記ケース本体部材の前記開口側に向かい合わせた状態で当該ケース本体部材に装着されるケース蓋部材と、前記ケース本体部材に前記ケース蓋部材を装着した状態に固定する固定手段とを備え、前記ケース本体部材に前記ケース蓋部材を装着して形成されるケース内部に制御基板を収容する遊技機用基板ユニットにおいて、前記ケース本体部材の平面部のケース内側面の周囲の内側には、ケース内部に収容する前記制御基板に向けて延びる制御基板たわみ防止用の突起部が複数形成され、前記ケース本体部材の平面部における前記複数の突起部の周囲には、これらの突起部が形成された部分を他の部分に比べて容易に切り取り可能にするための切取構造が形成され、前記ケース本体部材の平面部からいずれかの前記突起部を削除した場合に形成される貫通孔はボスキャップで閉塞されてなり、前記切取構造は、前記ケース本体部材の平面部の板面を断続的に貫通して形成した複数の溝孔とこれら複数の溝孔の間に形成される前記板面の連続部とを備え、前記突起部を削除した際に前記板面の連続部も同時に削除されて前記貫通孔が形成され、前記ボスキャップは、前記貫通孔に挿入され当該貫通孔にかしめにより結合される挿入部と、前記ケース本体部材の平面部のケース外側から当該貫通孔を覆うことで前記挿入部のケース外側からの取り外しを禁止するフランジ部とを備えることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機用基板ユニットによれば、制御基板たわみ防止用の突起部と制御基板上における実装部品が干渉する場合には、切取構造に対して切断作業を行うことにより、当該突起部を前記ケース本体部材の平面部から切り取り、前記ケース本体部材の平面部から前記突起部を削除した場合に形成される貫通孔はボスキャップで閉塞することで、制御基板上における実装部品の取り付け位置を変更した場合に、少ない費用で制御基板たわみ防止用の突起部と実装部品が干渉するのを防止することができる。
また、請求項1に記載の遊技機用基板ユニットによれば、前記切取構造に、前記ケース本体部材の平面部の板面を断続的に貫通して形成した溝孔を採用することで、前記切取構造を容易に実現できる。
また、請求項1に記載の遊技機用基板ユニットによれば、前記突起部を削除した場合に形成される貫通孔に取り付けられた状態で、ケース外側からの取り外しを禁止する取り外し禁止手段を前記ボスキャップに備えるようにしたことで、遊技機用基板ユニットを組み立てた状態で、ボスキャップが外されるのを防止でき、前記貫通孔から不正器具が挿入されるのを防止できる。
また、請求項1に記載の遊技機用基板ユニットによれば、前記ボスキャップは、前記挿入部と、前記フランジ部により容易に実現できる。
本発明の遊技機用基板ユニットによれば、制御基板上における実装部品の取り付け位置を変更した場合に、少ない費用で制御基板たわみ防止用の突起部と実装部品が干渉するのを防止することができ、ケース本体部材を設計変更することなく制御基板の設計変更の自由度を高め、制御基板の設計変更による遊技機の製造コストの増大を抑える等を行える。
以下、本発明に係る遊技機用基板ユニットの好適な一実施形態をスロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1は、スロットマシン1の外観構造を表した斜視図、図2は、前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。図3は、スロットマシン1の制御システムを表したブロック図である。
図1において、スロットマシン1は、略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。
前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留する受皿部6aが一体的に形成された受皿ユニット6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及び受皿ユニット6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成され、表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視される。
ここで、筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できるようになっている。
また、パネル面41には、裏面側に設けられている図示しないランプを点灯させることで例えば入賞役への内部当選など遊技状態に関する情報を演出表示する遊技状態表示部43と、複数の発光ダイオードを点灯させてドット画像を演出表示するドットマトリクス表示部44と、スロットマシン1にクレジット(貯留)されているメダル数や、入賞によって獲得したメダル数、又は入賞役への当選回数等の情報を数値表示する数値情報表示部45が、それぞれ表示窓42の周辺に設けられている。
上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する演出用照明部46と、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部47a、47bがそれぞれ配置されている。
また、演出用放音部47a、47bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓48aに面して遊技機の演出装置として液晶表示装置48が配置されている。なお、液晶表示装置48は、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示する。
上部パネル部4の側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成された演出用照明部49a、49bが設けられている。ゲームの進行に応じて上述した複数の演出用照明部46、49a、49b等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
操作卓7の上面右側には、メダルを投入するためのメダル投入口71aを有するメダル投入部71が設けられている。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである3個のベットボタン72、73、74が設けられている。
ベットボタン72、73、74はスロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン72が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン73が押圧操作されることで2枚のメダルが賭けられ、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚の当該ゲームにメダルが賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作卓7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
さらに、操作卓7の前面の左隅には、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、後述するメダルクレジット手段210(図3参照)が内部貯留したメダルを精算して払い出させることを指示するための精算ボタン77が設けられている。
操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴78が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴78に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示するパネル51が設けられている。下部パネル部5の下側に配置された受皿ユニット6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留する受皿部6aと、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部62がそれぞれ配置されている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。同図において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板20が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、主電源装置23が設けられている。主電源装置23の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、演出用照明部46の光源である高輝度の発光ダイオード31が複数配列されると共に、上述の演出用放音部47a、47bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、スピーカ32a、32bの間には、液晶表示装置48が取り付けられている。更に、液晶表示装置48の裏面側には、電気回路基板で形成され、硬質プラスチックの遊技機用基板ケース300に収納されたサブ制御基板30が取り付けられている。遊技機用基板ケース300は、サブ制御基板30と共に本実施形態の要部となる遊技機用基板ユニットを構成している。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板30は、液晶表示装置48による演出映像の表示制御、及び演出用放音部47a、47b、62を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
サブ制御基板30の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓42が形成されたパネル板が配置され、表示窓42の下方には、前面側のスタートレバー75及びストップボタン76a、76b、76c等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。
中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取り付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入部71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置34の装置本体の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21から排出されたメダルをメダル排出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル排出口61に隣接して、上述した演出用放音部62に対向するスピーカ38が取り付けられている。
次に、図3のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
図3において、主制御基板20は、CPU200と、記憶部201と、メダルクレジット手段210とを備えている。
記憶部201は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、スロットマシンゲーム用のシステムプログラム202が予め記憶されている。主制御基板20は、記憶部201に記憶されたシステムプログラム202に従ってCPU200が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。メダルクレジット手段210は、内部貯留するメダルの数であるクレジットをメモリに記憶する。
主制御基板20には、ベットボタン72、73、74、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c、精算ボタン77等の操作スイッチ類、メダル選別装置34のメダルセンサ34a、ホッパ装置21等のメダル払出装置、及びサブ制御基板30等が配線ケーブルで接続されている。
主制御基板20は、前記操作スイッチ類やメダル選別装置34のメダルセンサ34aからの出力信号によりゲームに係る操作を検出する。
主制御基板20は、動作モードがメダルベット待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをゲームの賭数に加算する。
また、主制御基板20は、動作モードがメダルクレジット入力待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをメダルクレジット手段210のクレジットに加算する。ここで、メダルベット待機状態とは、1つのゲームが終了した後、当該ゲームにメダルが賭けられるのを待機している状態のことを示している。メダルクレジット入力待機状態とは、当該ゲームにメダルが賭けられた後、メダルクレジット手段210の前記クレジット数が最大値(50)になるまでの状態のことを示している。
主制御基板20は、各リール101a、101b、101cに設けられる基準位置センサ120a、120b、120cの検出信号を入力し、各リールの基準となる回転位置を把握しながら、回胴装置基板130に所定の回胴駆動パルスデータを送出する。回胴装置基板130は、主制御基板20からの回胴駆動パルスデータに従って各ステッピングモータ110a、110b、110cを回転駆動することで、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の動作制御を行っている。
主制御基板20は、入賞が確定した場合等において、ホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルを受皿部6aに払い出す。
また、主制御基板20は、精算ボタン77が操作された場合、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてホッパ装置21に払い出させるとともに、メダルクレジット手段210(図3参照)が内部貯留したメダルを精算してホッパ装置21に精算前のクレジット数のメダルを払い出させる。
サブ制御基板30は、主制御基板20からの制御信号に基づいて液晶表示装置48、演出用照明部46、49a、49b、演出用放音部47a、47b、62等の演出装置230を制御駆動することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行に応じて行っている。
一方、主制御基板20の記憶部201には、入賞抽選テーブル203及び内部抽選フラグ204が記憶されている。例えばCPU200は、スタートレバー75の操作を検出した時点で図示しない乱数発生装置から乱数値を取得し、入賞抽選テーブル203を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。そして、CPU200は、乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として抽選結果を当選にし、当該入賞役を記憶部201の内部抽選フラグ204に記憶する。ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。
次に、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。
スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態においては、当該状態を遊技者に示唆するとともにゲーム操作を促す待機モードの演出が行われる。次に、遊技者がメダル投入部71にメダルを投入し、もしくは、何れかのベットボタン72、73、74を押圧操作することで、スロットマシン1は、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数のメダルが賭けられゲームを準備する。
ゲーム準備の状態でスタートレバー75が傾倒操作されゲームが開始されると、主制御基板20は、3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始めるとともに、上述した内部抽選を実行する。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ204に記憶される。
次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作されることで、リール101a、101b、101cが停止し、主制御基板20は、停止した各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ204に対応する入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
これら図柄の組合せが一致し役への入賞が確定すると、スロットマシン1は、主制御基板20によりメダルクレジット手段210の制御を行い、内部貯留しているメダルのクレジット数が所定の数になるまで、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算する。さらに、スロットマシン1は、前記配当数と前記クレジット数の加算結果が前記所定の数を超過すると、この超過した数のメダルを受皿部6aへ払い出す。
次に、図4乃至図19を参照して本実施形態の要部となるサブ制御基板30を収納する遊技機用基板ケース300について説明する。
図4はスロットマシン1(図2参照)の前面側から見たサブ制御基板30及び遊技機用基板ケース300の分解斜視図である。図5はスロットマシン1の背面側から見たサブ制御基板30及び遊技機用基板ケース300の分解斜視図である。図6はスロットマシン1の前面側から見た遊技機用基板ケース300の組み立てた状態の斜視図である。図7はスロットマシン1の背面側から見た遊技機用基板ケース300の組み立てた状態の斜視図である。図8はケース本体部材301の液晶表示パネル41(図2参照)取付側の平面図である。図9はケース本体部材301のサブ制御基板30収納側の平面図である。図10はスロットマシン1の前面側から見たボスキャップ400、ケース本体部材301の突起部341aが形成された部分及びその周辺部を示す斜視図である。図11はスロットマシン1の背面側から見たボスキャップ400、ケース本体部材301の突起部341aが形成された部分及びその周辺部を示す斜視図である。図12はボスキャップ400の係止爪404側から見た側面図である。図13は図12のC方向から見たボスキャップ400の側面図である。図14はボスキャップ400の挿入部401側から見た平面図である。図15はケース本体部材301にボスキャップ400を取り付ける前の状態を示す説明図である。図16はケース本体部材301にボスキャップ400を取り付けた後の状態を示す説明図である。図17はケース本体部材301にボスキャップ400を取り付けた後のサブ制御基板30収納側の状態を示す説明図である。図18は図6のA−A線断面図である。図19は図6のB−B線断面図である。尚、図4乃至図19を用いた説明において、各部材の左側及び右側はそれぞれスロットマシン1の前面側から見た場合を左側及び右側を示しており、背面側から見た図5、図7、図9、図11及び図17では、図面に向かって左側が各部材の右側になっている。
図4において、サブ制御基板30は、透明樹脂からなる遊技機用基板ケース300内に封止されるようになっている。
遊技機用基板ケース300は、ケース本体部材301と、ケース蓋部材302とを備えている。
ケース本体部材301は、スロットマシン1(図2参照)の筐体内における液晶表示パネル41(図2参照)に取り付け可能に形成されるとともに、平面部330及び側壁331、332(図5参照)、333(図5参照)、334を有して一面側が開口するように形成されている。
ケース蓋部材302は、平面部360及び側壁361、362、363、364を有して一面側が開口し、その開口側を前記ケース本体部材301の前記開口側に向かい合わせた状態で当該ケース本体部材301に装着される。
ネジ303a、303b、303c、303dは、前記ケース本体部材301に前記ケース蓋部材302を装着した状態に固定する固定手段となっている。このような構造により、遊技機用基板ケース300は、前記ケース本体部材301に前記ケース蓋部材302を装着して形成されるケース内部にサブ制御基板30を収容する。
図4及び図5において、サブ制御基板30の一面及び他面には、それぞれ配線パターン310a、310bが形成されている。
図5において、サブ制御基板30の一面には、配線パターン310aと電気的に接続する基板側コネクタ311、312、313、314が固定されている。
一方、ケース本体部材301の平面部330のケース内側面には、ケース内部に収容する前記サブ制御基板30に向けて延びる制御基板たわみ防止用の突起部341a、341b、341c、341dが形成されている。ケース本体部材301の平面部330における当該突起部341a、341b、341c、341dの周囲には、それぞれ当該突起部341a、341b、341c、341dが形成された部分を他の部分に比べて容易に切り取り可能にするための切取構造342a、342b、342c、342dがそれぞれ形成されている。前記ケース本体部材301の平面部330から前記突起部341a、341b、341c、341dを削除した場合に形成される貫通孔357(図15参照)はボスキャップ400で閉塞するようになっている。
次に、サブ制御基板30についてさらに詳細に説明する。
図5において、サブ制御基板30の一面には、基板側コネクタ311、312、313、314、ディスクリート部品のコンデンサ315、映像ROM316、音声ROM317、サブ制御ROM318、CPU319等の電子部品が取り付けられている。
サブ制御基板30の四隅近傍には、ネジ303a、303b、303c、303dのねじ部を挿入するための挿入孔320a、320b、320c、320dが形成されている。
基板側コネクタ311、312は、サブ制御基板30の一方の短辺の近傍に配置している。基板側コネクタ313、314は、サブ制御基板30の他方の短辺の近傍に配置している。
サブ制御ROM316、音声ROM317及び映像ROM318は、それぞれROMソケット321、322、323を介してサブ制御基板30に取り付けられている。サブ制御ROM316、音声ROM317及び映像ROM318は、遊技機用基板ケース300からケース蓋部材302を外した状態で、それぞれROMソケット321、322、323から抜き差しが可能になっている。
基板側コネクタ311は、複数の電極ピン324と絶縁筐体325とを備えている。絶縁筐体325は、凹形状に形成され、その凹部をサブ制御基板30の上方に向けて配置している。絶縁筐体325の凹部の内部には、複数の電極ピン324が所定ピッチの一列で植設されている。複数の電極ピン324先端側は、主制御基板20(図2参照)と接続する図示しないハーネスのハーネス側コネクタとの結合面側に設けられている。複数の電極ピン324の基端側は、絶縁筐体325の背面側から突出し、サブ制御基板30の配線パターン310aに接続されている。
尚、基板側コネクタ312、313、314についても、基板側コネクタ311と絶縁筐体の形状や電極ピンの数及び形状が異なるだけで基本的な構造は同様になっている。
次に、遊技機用基板ケース300のケース本体部材301についてさらに詳細に説明する。
図5において、ケース本体部材301は、透明樹脂等の透明な材質で形成され、片面が開放した断面略長方形の箱状の部材から構成されている。
平面部330の一面は、ケース本体部材301の内側面となっている。
図5及び図9に示すように、平面部330の一面の四隅近傍には、サブ制御基板30及びケース蓋部材302をネジ止めするための突起部343a、343b、343c、343dが形成されている。突起部343a、343b、343c、343dには、ネジ303a、303b、303c、303dを螺入するためのネジ孔344a、344b、344c、344dがそれぞれ形成されている。
前記ケース本体部材301のケース内側面には、ケース内部に収容する前記サブ制御基板30に向けて延びる短辺方向の複数のリブ345及び長辺方向のリブ346が形成されている。短辺方向のリブ345の両端部には、サブ制御基板30の位置決めを行うための突起部347が形成されている。長辺方向のリブ346の両端部には、サブ制御基板30の位置決めを行うための突起部348が形成されている。
さらに、ケース本体部材301の短辺側の側壁333、334の外側面には、スロットマシン1(図2参照)の内部における液晶表示パネル41(図2参照)の裏面側にネジ止めするためのネジ止め部349a、349b(図8参照)が形成されている。
ケース本体部材301の平面部330における制御基板たわみ防止用の突起部341a、341b、341c、341dは、それぞれサブ制御基板30のコンデンサ315、サブ制御ROM316、音声ROM317、映像ROM318用のROMソケット321、322、323の実装位置に向けて伸びている。
次に、遊技機用基板ケース300のケース蓋部材302についてさらに詳細に説明する。
図4及び図5において、ケース蓋部材302は、透明樹脂等の透明な材質で形成され、片面が開放した断面略長方形の箱状の部材から構成されている。
平面部360の一面は、ケース蓋部材302の上面となっている。
図5において、平面部360の一面の四隅近傍には、かしめ用キャップ305a、305b、305c、305dが挿入され、かしめられる凹部371a、371b、371c、371dが形成されている。かしめ用キャップ305a、305b、305c、305dには、凹部371a、371b、371c、371dの図示しない溝に係止する爪部391が形成されている。
凹部371a、371b、371c、371dの奥面には、ネジ303a、303b、303c、303dのネジ部が挿入される、図4に示す挿入孔372a、372b、372c、372dが形成されている。
図4及び図5において、平面部360の短辺側の側壁363近傍には、基板側コネクタ311、312をそれぞれ露出させるための開孔部373、374が形成されている。平面部360の短辺側の側壁364近傍には、基板側コネクタ313、314をそれぞれ露出させるための開孔部375、376が形成されている。
次に、前記ケース本体部材301の前記突起部341a、切取構造342a、前記突起部341aを削除した場合に形成される貫通孔357及びボスキャップ400について詳細に説明する。
図10及び図11に示すように、突起部341aは、円柱状に形成され、前記ケース本体部材301の平面部330に立設されている。
図11に示すように、突起部341aは、先端側から中間部に亘って肉抜き穴350が形成されている。肉抜き穴350は、ケース本体部材301を金型成型する際に、突起部341aが変形するのを防止するためのものである。
突起部341aの周りに形成される切取構造342aは、図10及び図11に示すように、前記ケース本体部材301の平面部330の板面を断続的に貫通して形成した複数の溝孔351、352、353とこれら複数の溝孔351、352、353の間に形成される前記板面の連続部354、355、356とを備えている。尚、図5に示す切取構造342b、342c、342dについても、切取構造342aと同様の構造になっている。
前記ボスキャップ400は、図10乃至図15に示すように、前記突起部341a、341b、341c、341d(図5及び図9参照)を削除した場合に形成される貫通孔357(図15参照)に挿入され当該貫通孔357にかしめにより結合する挿入部401と、前記ケース本体部材301の平面部330のケース外側から当該貫通孔357(図16参照)を覆うことで前記挿入部401のケース外側からの取り外しを禁止する取り外し禁止手段としてのフランジ部402とを備えている。
挿入部401は、図11に示すように、その中心軸S1が貫通孔357(図16参照)挿入方向に向けて円筒状に形成され、側面の円周上で対向する位置に平面部330のケース内側面における貫通孔357の縁部(図17参照)に係止する係止爪403、404を有している。係止爪403、404の両脇には、挿入部401を貫通孔357に挿入する際に、係止爪403、404を挿入部401の中心側に向けて容易に変形させるためのスリット405が形成されている。係止爪403、404には、図13に示すように、挿入部401を貫通孔357に挿入する際に貫通孔357(図15参照)の内面に当接して係止爪403、404に対して挿入部401の中心側に向けて誘導するための傾斜部406が形成されている。係止爪403、404のフランジ部402側は、貫通孔357(図17参照)の縁部に係止する係止面407が形成されている。係止面407は、挿入部401の中心軸S1対して垂直となっている。このような構造により、図17に示すように、係止爪403、404を貫通孔357の縁部に係止させ、前記ボスキャップ400を貫通孔357に完全に取り付けた状態では、ボスキャップ400を破壊するか係止爪403、404にケース内側から力を加えないかぎり、係止爪403、404の係止を解除できないようになっている。
また、図10乃至図15に示すように、挿入部401の先端部にも、挿入部401を貫通孔357に挿入を容易にするための傾斜面408が形成されている。
以下、遊技機用基板ケース300の組み立て方法について説明する。
図4において、遊技機用基板ケース300にサブ制御基板30を収納して組み立てる場合、まず、制御基板たわみ防止用の突起部341aは、サブ制御基板30上における実装部品のコンデンサ315(図5参照)の電極端子326(図19参照)と干渉するため、切取構造342aに対してニッパ等の器具で切断作業を行うことにより、当該突起部341aを前記ケース本体部材301の平面部330から切り取る。前記ケース本体部材301の平面部330から前記突起部341aを削除した場合に形成される図15に示す貫通孔357はボスキャップ400の挿入部401を挿入して図16に示すように閉塞する。
この後、ボスキャップ400を取り付けたケース本体部材301の上側からその開口にサブ制御基板30(図5参照)を挿入し、その上からケース蓋部材302を被せる。
次に、図5に示すケース蓋部材302の凹部371a、371b、371c、371dの挿入孔372a、372b、372c、372d(図6参照)に、それぞれネジ303a、303b、303c、303dのネジ部を挿入し、次に、サブ制御基板30の挿入孔320a、320b、320c、320dに、それぞれネジ303a、303b、303c、303dのネジ部を挿入し、ケース本体部材301のネジ孔344a、344b、344c、344dにそれぞれネジ303a、303b、303c、303dのネジ部を螺入することで、ケース本体部材301にサブ制御基板30とケース蓋部材302をねじ止固定する。
次に、かしめ用キャップ305a、305b、305c、305dをその先端から凹部371a、371b、371c、371dに挿入し、かしめ用キャップ305a、305b、305c、305dの爪部391を凹部371a、371b、371c、371dの図示しない溝に係止させる。これにより、遊技機用基板ケース300は、図6及び図7に示す状態となり、かしめ用キャップ305a、305b、305c、305dは、ネジ303a、303b、303c、303d(図5参照)を覆うことで、凹部371a、371b、371c、371d(図5参照)からネジ303a、303b、303c、303d(図5参照)を外せない状態にする。
ここで、図18に示すように、サブ制御基板30の音声ROM317を取り付けるROMソケット322の電極端子327a、327bは、サブ制御基板30の板面を介してサブ制御基板30の他面側に突出しているが、ROMソケット322の位置に対応するケース本体部材301の突起部341cは、電極端子327a、327bの間に配置されるので、突起部341cは、サブ制御基板30のROMソケット322が取り付けられた部分の他面側に当接し、ROMソケット322に音声ROM317が取り付けられる場合に、サブ制御基板30が撓むのを防止する。このような音声ROM317、ROMソケット322及び突起部341cの関係は、サブ制御ROM316、映像ROM318、ROMソケット321、323、突起部341b、341dについても同様である。
一方、図19に示すように、サブ制御基板30のコンデンサ315の電極端子326は、サブ制御基板30の板面を介してサブ制御基板30の他面側に突出し、図5に示すケース本体部材301から突起部341aを削除しない状態では、突起部341aと干渉する位置にある。このため、当該突起部341aは前記ケース本体部材301から切り取る。図19に示すように、前記ケース本体部材301の前記突起部341aを削除した場合に形成される貫通孔357はボスキャップ400により閉塞されている。
次に、図6及び図7に示す状態で、遊技機用基板ケース300は、ケース本体部材301のネジ止め部349a、349b(図6参照)をスロットマシン1(図2参照)の内部における液晶表示パネル41(図2参照)の裏面側にネジ止めする。
次に、基板側コネクタ311に主制御基板20に対応するハーネスのコネクタを差し込んで結合させる。さらに、基板側コネクタ312、313、314についても、液晶表示パネル41用、電源用等に対応するハーネスのコネクタを接続する。これにより、スロットマシン1内でサブ制御基板30が駆動可能な状態となる。
かかる構成の遊技機用基板ケース300によれば、制御基板たわみ防止用の突起部341a、341b、341c、341dとサブ制御基板30上における実装部品が干渉する場合には、切取構造342a、342b、342c、342dに対して切断作業を行うことにより、当該突起部341a、341b、341c、341dを前記ケース本体部材301の平面部330から切り取り、前記ケース本体部材301の平面部330から前記突起部341a、341b、341c、341dを削除した場合に形成される貫通孔357はボスキャップ400で閉塞することで、サブ制御基板30上における実装部品の取り付け位置を変更した場合に、少ない費用で制御基板たわみ防止用の突起部341a、341b、341c、341dと実装部品が干渉するのを防止することができる。これにより、遊技機用基板ケースを設計変更することなく制御基板の設計変更の自由度を高め、制御基板の設計変更による遊技機の製造コストの増大を抑える等を行える。
また遊技機用基板ケース300によれば、前記切取構造342a、342b、342c、342dに、前記ケース本体部材301の平面部330の板面を断続的に貫通して形成した溝孔351、352、353を採用することで、前記切取構造342a、342b、342c、342dを容易に実現できる。
さらに遊技機用基板ケース300によれば、前記突起部341a、341b、341c、341dを削除した場合に形成される貫通孔357に取り付けられた状態で、ケース外側からの取り外しを禁止する取り外し禁止手段としてのフランジ部402を前記ボスキャップ400に備えるようにしたことで、遊技機用基板ケース300を組み立てた状態で、ボスキャップ400が外されるのを防止でき、前記貫通孔357から不正器具が挿入されるのを防止できる。
尚、図1乃至図7に示した実施形態では、本発明をサブ制御基板30用の遊技機用基板ケース300に適用したが、主制御基板20用等の他の制御基板の遊技機用基板ケースに適用してもよい。
本発明は、スロットマシン用基板ユニットに限らず、パチンコ機用基板ユニット等その他の遊技機用基板ユニットにも応用することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表した図である。 図3は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの制御システムを表したブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態による前面側から見たサブ制御基板及び基板ケースの分解斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態による背面側から見たサブ制御基板及び基板ケースの分解斜視図である。 図6は、本発明の一実施形態による前面側から見たサブ制御基板及び基板ケースの組み立てた状態の斜視図である。 図7は、本発明の一実施形態による背面側から見たサブ制御基板及び基板ケースの組み立てた状態の斜視図である。 図8は、本発明の一実施形態によるケース本体部材の液晶表示パネルに取り付ける側の平面図である。 図9は、本発明の一実施形態によるケース本体部材のサブ制御基板収納側の平面図である。 図10は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの前面側から見たボスキャップ、ケース本体部材の突起部が形成された部分及びその周辺部を示す斜視図である。 図11は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの背面側から見たボスキャップ、ケース本体部材の突起部が形成された部分及びその周辺部を示す斜視図である。 図12は、本発明の一実施形態によるボスキャップの係止爪側から見た側面図である。 図13は、図12のA方向から見たボスキャップの側面図である。 図14は、本発明の一実施形態によるボスキャップの挿入部側から見た平面図である。 図15は、本発明の一実施形態によるケース本体部材にボスキャップを取り付ける前の状態を示す説明図である。 図16は、本発明の一実施形態によるケース本体部材にボスキャップを取り付けた後の状態を示す説明図である。 図17は、本発明の一実施形態によるケース本体部材にボスキャップを取り付けた後のサブ制御基板30収納側の状態を示す説明図である。 図18は、本発明の一実施形態による図6のA−A線断面図である。 図19は、本発明の一実施形態による図6のB−B線断面図である。
符号の説明
1…スロットマシン、 2…筐体、 3…前扉、 4…上部パネル部、
5…下部パネル部、 6…受皿ユニット、 6a…受皿部、 7…操作卓、
11…開口、12、13…蝶番機構、20…主制御基板、
21…ホッパ装置、 22…補助貯留部、23…主電源装置、
24…電源装置基板、 25…外部集中端子基板、30…サブ制御基板、
31…発光駆動部、32a、32b…スピーカ、33…中央表示基板、
34…メダル選別装置、35…ガイド部材、36…ガイド部材、
37…ガイド部材、38a、38b…スピーカ、40…枠状部、
41…パネル面、42…表示窓、43…遊技状態表示部、
44…ドットマトリクス表示部、45…数値情報表示部、
46…演出用照明部、47a、47b…演出用放音部、
48a…表示窓、48…液晶表示装置、
49a、49b…演出用照明部、61…メダル払出口、
62…演出用放音部、71…メダル投入部、
71a…メダル投入口、72、73、74…ベットボタン、
75…スタートレバー、76a、76b、76c…ストップボタン、
77…精算ボタン、78…鍵穴、100…リールユニット、
101a、101b、101c…リール、
120a、120b、120c…基準位置センサ、
200…CPU、201…記憶部、201…記憶部、
202…システムプログラム、203…入賞抽選テーブル、
204…内部抽選フラグ、210…メダルクレジット手段、
230…演出装置、300…遊技機用基板ケース、
301…ケース本体部材、302…ケース蓋部材、
303a、303b、303c、303d…ネジ、
305a、305b、305c、305d…かしめ用キャップ、
310a、310b…配線パターン、
311、312、313、314…基板側コネクタ、
315…コンデンサ、316…サブ制御ROM、317…音声ROM、
318…映像ROM、319…CPU、
320a、320b、320c、320d…挿入孔、
321、322、323…ROMソケット、
324…電極ピン、325…絶縁筐体、326…電極端子、
327a、327b…電極端子、330…平面部、
331、332、333、334…側壁、
341a、341b、341c、341d…突起部、
342a、342b、342c、342d…切取構造、
343a、343b、343c、343d…突起部、
344a、344b、344c、344d…ネジ孔、
345、346…リブ、347、348…突起部、
349a、349b…ネジ止め部、350…肉抜き穴、
351、352、353…溝孔、
354、356、356…連続部、357…貫通孔、
360…平面部、361、362、363、364…側壁、
371a、371b、371c、371d…凹部、
372a、372b、372c、372d…挿入孔、
373、374…開孔部、375、376…開孔部、
391…爪部、400…ボスキャップ、401…挿入部、
402…フランジ部、403、404…係止爪、
405…スリット、406…傾斜部、407…係止面、
408…傾斜面

Claims (1)

  1. 平面部及び側壁を有して一面側が開口するケース本体部材と、平面部及び側壁を有して一面側が開口し、その開口側を前記ケース本体部材の前記開口側に向かい合わせた状態で当該ケース本体部材に装着されるケース蓋部材と、前記ケース本体部材に前記ケース蓋部材を装着した状態に固定する固定手段とを備え、前記ケース本体部材に前記ケース蓋部材を装着して形成されるケース内部に制御基板を収容する遊技機用基板ユニットにおいて、
    前記ケース本体部材の平面部のケース内側面の周囲の内側には、ケース内部に収容する前記制御基板に向けて延びる制御基板たわみ防止用の突起部が複数形成され、前記ケース本体部材の平面部における前記複数の突起部の周囲には、これらの突起部が形成された部分を他の部分に比べて容易に切り取り可能にするための切取構造が形成され、前記ケース本体部材の平面部からいずれかの前記突起部を削除した場合に形成される貫通孔はボスキャップで閉塞されてなり、
    前記切取構造は、前記ケース本体部材の平面部の板面を断続的に貫通して形成した複数の溝孔とこれら複数の溝孔の間に形成される前記板面の連続部とを備え、前記突起部を削除した際に前記板面の連続部も同時に削除されて前記貫通孔が形成され、
    前記ボスキャップは、前記貫通孔に挿入され当該貫通孔にかしめにより結合される挿入部と、前記ケース本体部材の平面部のケース外側から当該貫通孔を覆うことで前記挿入部のケース外側からの取り外しを禁止するフランジ部とを備える
    ことを特徴とする遊技機用基板ユニット。
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