JP2001284855A - 電子機器とマザーボード用スペーサ - Google Patents

電子機器とマザーボード用スペーサ

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JP2001284855A
JP2001284855A JP2000089951A JP2000089951A JP2001284855A JP 2001284855 A JP2001284855 A JP 2001284855A JP 2000089951 A JP2000089951 A JP 2000089951A JP 2000089951 A JP2000089951 A JP 2000089951A JP 2001284855 A JP2001284855 A JP 2001284855A
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spacer
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spacer mounting
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Ichiro Nagasawa
市郎 長沢
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マザーボードと基台との距離を一定に確保す
るためのスペーサとして、基台からの挿抜作業を片手で
容易に行えるものを提供する。 【解決手段】 基台11に設けられた正方形のスペーサ
取付穴11aに対してマザーボード12の側より挿抜可
能な挿抜部31と、スペーサ取付穴11aの対向する二
辺の縁部と各々係合して挿抜部31をスペーサ取付穴1
1aに拘束するための一対の係合部32と、各々の係合
部32の係合が解除可能なように基台11とマザーボー
ド12との間の空間内で弾性変形により変位可能な一対
の変位部33と、挿抜部31がスペーサ取付穴11aに
保持されているとき基台11とマザーボード12との間
を支える板状の支持部34とによりスペーサ25を構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえばコンピュ
ータ本体などの電子機器と、その電子機器に内蔵された
マザーボード用のスペーサに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の軽薄短小化、多機能化
の要求にともない、当該電子機器に搭載される各種プリ
ント配線基板の実装密度が向上してきている。たとえ
ば、パーソナルコンピュータに搭載されるマザーボード
がその一例として挙げられる。マザーボードの設計にお
いては、各種電子部品や配線パターンのレイアウトだけ
ではなく、当該マザーボードを基台に固定するために必
要なねじ穴の形設位置の確保にも留意を要する。
【0003】ところが、近年、電子部品や配線パターン
の高密実装に重みを置いた設計思想により、マザーボー
ド上におけるねじ穴の位置の選択の自由度は低くなる傾
向にあると言える。そして、このことが電子機器の軽量
および低価格等の要求に対するマザーボード自体の薄化
と相俟って、マザーボードの撓み変形による電気的接触
不良をもたらす懸念を生むこととなった。以下、この点
について説明する。
【0004】マザーボードは、前記のねじ穴から挿入さ
れた雄ネジを基台上に突出して設けられた雌ネジスタッ
ドに挿入螺合することによって基台上に固定される。す
なわち、マザーボードはいくつかの雌ネジスタッドによ
って基台表面から浮いた状態で支持されている。また、
マザーボードには、機能拡張用のスロットがいくつか取
り付けられており、スロットへ拡張基板を接続する際に
はスロットへ拡張基板のコネクタ部を差し込み、そのコ
ネクタ部が完全にスロット内に入り込むまで拡張基板を
押し込まなければならない。このときマザーボードに大
きな曲げ応力が生じてマザーボードが反り、このマザー
ボードの反りによって拡張基板のコネクタ部のスロット
への挿入が不完全となって接触不良が起こる。
【0005】このようなマザーボードの反りはマザーボ
ードを支持する部位間の距離に大きく依存することか
ら、その緩和策として、大きな曲げ応力が生じそうな箇
所の、基台とマザーボードとの間にスペーサを介在させ
る方法が採用されている。このスペーサの場合、マザー
ボード側にねじ穴のような基板そのものの加工が要らな
いという利点があり、マザーボードの設計の自由度を侵
食する割合がネジ穴を設ける場合に比べて小さくて済
む。
【0006】図7に、かかる従来のスペーサを用いたマ
ザーボード支持構造を示す。
【0007】同図において、1が基台であり、この基台
1はコンピュータ本体の筐体(図示せず)にネジで固定
される。2はマザーボードであり、このマザーボード2
にはCPU装着部、RAMカード接続用のスロット、P
CI規格に準じた拡張基板を接続するためのPCIスロ
ット、その他様々なインターフェース用の接続部、半導
体・電子部品が実装されるとともに、たとえば多層構造
等の配線パターンが設けられている。このマザーボード
2は、基台1に設けられた雌ネジスタッド3のネジ穴に
マザーボード2のネジ穴2aから雄ネジ4を挿入し螺合
することによって、基台1に固定されている。
【0008】そして、5がスペーサである。このスペー
サ5は、基台1に設けられた取付穴6に対して挿抜され
る挿抜部51と、基台1とマザーボード2との間に介在
してマザーボード2を実際に支持する部分として働く支
持部52とにより構成される。挿抜部51は、取付穴6
の対向する二辺と各々係り合って当該スペーサ5の取付
穴6からの抜け止めとして機能する一対の係合部53を
有している。また、この挿抜部51は、弾性変形によ
り、その幅を取付穴6の幅未満に縮められるように構成
され、これによってスペーサ5の取付穴6に対する抜き
挿しが可能となっている。なお、支持部52の支持面は
矩形である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のスペーサを用いたマザーボード支持構造におい
ては次のような課題が指摘される。基台1の取付穴6の
位置は、マザーボード2のネジ穴から離れた位置など、
ネジ穴の位置を考慮して決められ、スペーサ5はそのう
ち必要と考えられる位置の取付穴6に選択的に取り付け
られる。たとえば、PCIスロットでの接触不良を阻止
する目的で当該PCIスロットの近傍の取付穴6にスペ
ーサ5が取り付けられる。
【0010】しかしながら、上述した従来のスペーサ5
を用いたマザーボード支持構造では、スペーサ5を取付
穴6から取り外す場合、基台の裏側から挿抜部51を指
等で幅方向に摘み潰したまま、基台1の表側へスペーサ
5を抜き取ることが必要となる。このことから、基台1
をコンピュータ本体の筐体に固定した後など、基台の裏
側が塞がれている状態では、スペーサ5の取り外しも取
り付けもできないことになり、たとえばマザーボード2
の変更等に伴うスペーサ取付位置の変更に対して、基台
1の取り外し作業を要するなど、柔軟な対応をとること
ができなかった。
【0011】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、基台が筐体に取り付けら
れている状態など、基台の裏側が塞がれている状態にお
いて、スペーサを容易に着脱することの可能な電子機器
とマザーボード用スペーサを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電気機器は、スペーサ取付穴を有する基台
と、前記基台の上に所定の間隙を空けて支持されたマザ
ーボードと、前記基台の前記スペーサ取付穴に装着さ
れ、この基台と前記マザーボードとの距離を確保するス
ペーサとを具備し、前記スペーサは、前記基台の前記ス
ペーサ取付穴内に前記マザーボード側より挿抜可能な挿
抜部、前記スペーサ取付穴の対向する二ヶ所の縁部と各
々係合して前記挿抜部を前記スペーサ取付穴に拘束する
ための一対の係合部、前記各々の係合部の係合が解除可
能なように前記基台と前記マザーボードとの間の空間内
で弾性変形により変位可能な一対の変位部、および前記
挿抜部が前記スペーサ取付穴に保持されているとき前記
基台と前記マザーボードとの間を支える支持部を有する
ことを特徴とする。
【0013】また、本発明のマザーボード用スペーサ
は、スペーサ取付穴を有する基台と、この基台の上に支
持されるマザーボードとの間に介挿されるスペーサにお
いて、前記基台の前記スペーサ取付穴内に前記マザーボ
ード側より挿抜可能な挿抜部と、前記スペーサ取付穴の
対向する二ヶ所の縁部と各々係合して前記挿抜部を前記
スペーサ取付穴に拘束するための一対の係合部と、前記
各々の係合部の係合が解除可能なように前記基台と前記
マザーボードとの間の空間内で弾性変形により変位可能
な一対の変位部と、前記挿抜部が前記スペーサ取付穴に
保持されているとき前記基台と前記マザーボードとの間
を支える支持部とを有することを特徴とする。
【0014】本発明はこのように構成されているので、
基台のマザーボード側より、スペーサの一対の変位部を
指などにより摘みながら当該スペーサをスペーサ取付穴
から上方へ軽い抵抗感で引き抜くことができる。すなわ
ち、基台を筐体から取り外して基台の両側を開放しなく
ても、基台のマザーボード側の面を開放するだけで、し
かも片手でスペーサの挿抜操作を行うことができる。
【0015】また、支持部を板状に構成し、マザーボー
ドと板厚面で当接するように構成したことで、マザーボ
ードの表面のサポート受け部を線状に確保するだけで済
み、マザーボードの部品レイアウトや配線パターンの設
計の自由度が向上する。
【0016】さらに、板状の支持部に補強用リブを設
け、この補強用リブの下端面で基台と当接するように構
成したことで、スペーサは支持部の下端面と補強用リブ
の下端面とで略十字状に支持されるので、スペーサの左
右前後への傾きを防止でき、一定のマザーボード支持姿
勢を維持することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について説明する。
【0018】図1は本発明の一実施形態に係る電子機器
としてのコンピュータ本体を示す斜視図である。
【0019】このコンピュータ本体にはタワー型の筐体
10が用いられている。このタワー型の筐体10には、
マザーボード12をマウントするための矩形の基台11
が固定されている。この矩形基台11の4つの辺にはそ
れぞれネジ穴13aを有する筐体取合部13が段差状に
設けられている。これらの筐体取合部13を筐体10に
向き合わせ、ネジ穴13aからネジを挿入螺合すること
によって、当該基台11は筐体10に固定されている。
【0020】基台11の表面には複数の雌ネジスタッド
13が設けられている。一方、マザーボード12には、
基台11に設けられた複数の雌ネジスタッド14に少な
くとも一部が対応する複数のネジ穴12aが開設されて
いる。すなわち、このマザーボード12は、基台11に
設けられた雌ネジスタッド14のネジ穴部にマザーボー
ド12に設けられたネジ穴12aから挿入された雄ネジ
15を螺合することによって基台11の上に所定の間隙
を空けて支持されている。
【0021】マザーボード12には、CPU装着部2
1、RAMカード接続用のスロット22、PCI規格に
準じた拡張基板16を接続するためのPCIスロット2
3、その他様々な種類の接続部、半導体・電子部品が実
装され、さらには多層構造の配線パターンが設けられて
いる。
【0022】また、図1に示されないが、基台11とマ
ザーボード12との間にはマザーボード12の撓み防止
のためのスペーサが介在している。
【0023】以下、このスペーサを用いたマザーボード
支持構造を説明する。
【0024】図2に、このマザーボード12上の平面レ
イアウト、図3は図2のPCIスロット23への拡張基
板16の接続部をA方向に見た断面である。
【0025】これらの図に示すように、スペーサ25は
マザーボード12において大きな曲げ応力が生じる箇所
に点在して配置される。この例では、特にRAMカード
接続用のスロット22の近傍とPCIスロット23の近
傍にスペーサ25が配置されている。図3に示すよう
に、たとえばPCIスロット23の近傍に配置されたス
ペーサ25は、PCIスロット23へ拡張基板16のコ
ネクタ部16aが差し込まれる際の荷重を雌ネジスタッ
ド14とともに受けることによって、マザーボード12
の撓み変形が生じることを阻止するように働く。これに
より、拡張基板16のコネクタ部16aとPCIスロッ
ト23との安定した接触状態が確保される。
【0026】次に、スペーサ25の詳細について説明す
る。
【0027】図4はスペーサ25の単体の詳細、図5は
当該スペーサ25の取り付け状態の詳細である。
【0028】これらの図に示すように、スペーサ25は
たとえば66ナイロン等の絶縁材により一体成形により
作製されたもので、主に、基台11に設けられた正方形
のスペーサ取付穴11aに対してマザーボード12の側
より挿抜可能な挿抜部31と、スペーサ取付穴11aの
対向する二辺の縁部と各々係合して挿抜部31をスペー
サ取付穴11aに拘束するための一対の係合部32と、
各々の係合部32の係合が解除可能なように基台11と
マザーボード12との間の空間内で弾性変形により変位
可能な一対の変位部33と、挿抜部31がスペーサ取付
穴11aに保持されているとき基台11とマザーボード
12との間を支える板状の支持部34とを有して構成さ
れている。
【0029】この板状の支持部34の幅は挿抜部31の
幅より広くとってあり、この支持部34の挿抜部31の
両側からはみ出た部分の下端面は、当該スペーサ25が
装着されている場合において基台11の面と当接されて
これに支えられる。また、この挿抜部31からはみ出た
支持部34の一方の部分には補強用リブ35が設けられ
ており、この補強用リブ35の下端面はやはり基台11
の面と当接されてこれに支えられるようになっている。
これにより、スペーサ25の図中左右前後への傾きが防
止され、一定のマザーボード支持姿勢を維持するものと
されている。
【0030】一対の変位部33は板状の支持部34を間
に配して左右対称に設けられ、それぞれ、係合部32と
の境部を支点に、板状の支持部34の側面に対して遠近
方向へ弾性変形し得るように構成されている。
【0031】このように構成されたスペーサ25によれ
ば、たとえば基台11が筐体に固定された状態、すなわ
ち、基台11の裏側が塞がれた状態においても、基台1
1のマザーボード取付面側から片手で容易にスペーサ2
5を着脱することが可能になる。
【0032】図6に、スペーサ25を基台11から取り
外す際の様子を示す。図6(a)に示すスペーサ取り外
し前の状態において、スペーサ25は、その両側の係合
部32でスペーサ取付穴11aの対向する二辺の縁部と
各々係合した状態で基台11に装着されている。マザー
ボード12が基台11に固定された状態において、マザ
ーボード12は板状の支持部34の先端面で支持されて
いる。支持部34は、挿抜部31からはみ出た両端部と
補強用リブ35の部分で基台11の上に載っており、こ
れにより定位置でマザーボード12の荷重を支えること
が可能となっている。
【0033】図6(a)に示す状態からスペーサ25を
基台11から取り外す場合には、マザーボード12を取
り外した後、図6(b)(c)に示すように、スペーサ
25の左右一対の変位部33を指などで摘みながらスペ
ーサ25をスペーサ取付穴11aから上方へ引き抜けば
よい。このとき左右一対の変位部33が互いに接近する
方向へ変位することで、左右の係合部32の間の距離が
縮まり、これによりスペーサ取付穴11aから軽い抵抗
感でスペーサ25を引き出すことができる。
【0034】スペーサ25を基台11のスペーサ取付穴
11aに取付ける場合も同様に、スペーサ25の左右一
対の変位部33を指などで摘みながら行えばよい。
【0035】このように、本実施形態によれば、基台1
1のマザーボード取付面側より、片手で容易にスペーサ
25の着脱を行うことができ、作業効率の向上に寄与す
ることができる。さらに、本実施形態のスペーサ25
は、板状の支持部34の細長い先端面でマザーボード1
2と接触してこれを支えるので、マザーボード12の表
面のサポート受け部を線状に確保するだけで済む。これ
により、マザーボード12上の部品レイアウトや配線パ
ターン設計の自由度が向上する。加えて、本実施形態の
スペーサ25を用いたマザーボード支持構造では、マザ
ーボード12上の部品・配線のレイアウトに応じて、正
方形のスペーサ取付穴11aにX/Y方向のうちの最適
な方向を選んでスペーサ25を装着することができる。
【0036】なお、本発明は、コンピュータ以外の電気
機器に適用できることは言うまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
基台のマザーボード側より、スペーサの一対の変位部を
指などにより摘みながら当該スペーサをスペーサ取付穴
から上方へ軽い抵抗感で引き抜くことができる。すなわ
ち、基台を筐体から取り外して基台の両側を開放しなく
ても、基台のマザーボード側の面を開放するだけで、し
かも片手でスペーサの挿抜操作を行うことができる。
【0038】また、支持部を板状に構成し、マザーボー
ドと板厚面で当接するように構成したことで、マザーボ
ードの表面のサポート受け部を線状に確保するだけで済
み、マザーボードの部品レイアウトや配線パターンの設
計の自由度が向上する。
【0039】さらに、板状の支持部に補強用リブを設
け、この補強用リブの下端面で基台と当接するように構
成したことで、スペーサは支持部の下端面と補強用リブ
の下端面とで略十字状に支持されるので、スペーサの左
右前後への傾きを防止でき、一定のマザーボード支持姿
勢を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電子機器としてのコ
ンピュータ本体を示す斜視図。
【図2】図1のマザーボード上のレイアウトを示す平面
図。
【図3】図2のPCIスロットへの拡張基板の接続部を
A方向に見た断面図。
【図4】スペーサの単体の詳細図。
【図5】図4のスペーサの取り付け状態を示す断面図。
【図6】スペーサを基台から取り外す際の様子を示す
図。
【図7】従来のスペーサを用いたマザーボード支持構造
を示す図。
【符号の説明】
11…基台 11a…スペーサ取付穴 12…マザーボード 14…雌ネジスタッド 15…雄ネジ 16…拡張基板 16a…コネクタ部 23…PCIスロット 25…スペーサ 31…挿抜部 32…係合部 33…変位部 34…板状の支持部 35…補強用リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スペーサ取付穴を有する基台と、 前記基台の上に所定の間隙を空けて支持されたマザーボ
    ードと、 前記基台の前記スペーサ取付穴に装着され、この基台と
    前記マザーボードとの距離を確保するスペーサとを具備
    し、 前記スペーサは、 前記基台の前記スペーサ取付穴内に前記マザーボード側
    より挿抜可能な挿抜部、前記スペーサ取付穴の対向する
    二ヶ所の縁部と各々係合して前記挿抜部を前記スペーサ
    取付穴に拘束するための一対の係合部、前記各々の係合
    部の係合が解除可能なように前記基台と前記マザーボー
    ドとの間の空間内で弾性変形により変位可能な一対の変
    位部、および前記挿抜部が前記スペーサ取付穴に保持さ
    れているとき前記基台と前記マザーボードとの間を支え
    る支持部を有することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記支持部が板状に構成され、前記マザ
    ーボードと板厚面で当接するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 前記板状の支持部が補強用リブを有し、
    この補強用リブの下端面が前記基台と当接するように構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の電子機
    器。
  4. 【請求項4】 スペーサ取付穴を有する基台と、この基
    台の上に支持されるマザーボードとの間に介挿されるス
    ペーサにおいて、 前記基台の前記スペーサ取付穴内に前記マザーボード側
    より挿抜可能な挿抜部と、 前記スペーサ取付穴の対向する二ヶ所の縁部と各々係合
    して前記挿抜部を前記スペーサ取付穴に拘束するための
    一対の係合部と、 前記各々の係合部の係合が解除可能なように前記基台と
    前記マザーボードとの間の空間内で弾性変形により変位
    可能な一対の変位部と、 前記挿抜部が前記スペーサ取付穴に保持されているとき
    前記基台と前記マザーボードとの間を支える支持部とを
    有することを特徴とするマザーボード用スペーサ。
  5. 【請求項5】 前記支持部が板状に構成され、前記マザ
    ーボードと板厚面で当接するように構成されていること
    を特徴とする請求項4記載のマザーボード用スペーサ。
  6. 【請求項6】 前記板状の支持部が補強用リブを有し、
    この補強用リブの下端面が前記基台と当接するように構
    成されていることを特徴とする請求項4記載のマザーボ
    ード用スペーサ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007075393A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Samii Kk 遊技機用基板ユニット
JP2007075395A (ja) * 2005-09-15 2007-03-29 Samii Kk 遊技機用基板ユニット
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