JP2001230569A - ナットの取付構造及びナット付きメタルシェル - Google Patents
ナットの取付構造及びナット付きメタルシェルInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/7005—Guiding, mounting, polarizing or locking means; Extractors
- H01R12/7011—Locking or fixing a connector to a PCB
- H01R12/7047—Locking or fixing a connector to a PCB with a fastener through a screw hole in the coupling device
Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 取付対象部材に設けた金属プレート製のブラ
ケットに対するナットの取り付けを極めて容易に行うこ
と。 【解決手段】 ブラケット5にボルト又は子ネジを締結
するためのナット10を取り付けるナットの取付構造で
あって、ナット10は、平面矩形のナット本体11と、
そのナット本体の相対する両面からナット本体の径方向
へ突出した一対の突出部12、13とを備える。ブラケ
ット5は、ナット本体を載せる平坦部51と、その平坦
部から立ち上がり、一方の突出部12を挿入する挿入孔
61が形成された起立片6と、他方の突出部13が進入
するスペースを形成する形態で平坦部から立ち上がった
一対の係合片7とを備える。一対の係合片には、ナット
本体の上面に係合してナット本体の浮き上がりを防止す
るフック部72が設けられ、平坦部にはナットのネジ孔
14に対応する位置に孔52が設けられる。
ケットに対するナットの取り付けを極めて容易に行うこ
と。 【解決手段】 ブラケット5にボルト又は子ネジを締結
するためのナット10を取り付けるナットの取付構造で
あって、ナット10は、平面矩形のナット本体11と、
そのナット本体の相対する両面からナット本体の径方向
へ突出した一対の突出部12、13とを備える。ブラケ
ット5は、ナット本体を載せる平坦部51と、その平坦
部から立ち上がり、一方の突出部12を挿入する挿入孔
61が形成された起立片6と、他方の突出部13が進入
するスペースを形成する形態で平坦部から立ち上がった
一対の係合片7とを備える。一対の係合片には、ナット
本体の上面に係合してナット本体の浮き上がりを防止す
るフック部72が設けられ、平坦部にはナットのネジ孔
14に対応する位置に孔52が設けられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、取付対象部材に設
けた金属プレート製のブラケットに、ボルト又は子ネジ
(以下これらを総称してボルト類という)を締結するた
めのナットを取り付けるナットの取付構造及びナット付
きメタルシェルに関し、特に、PCカードその他のカー
ド型デバイスを接続するカード用コネクタ等に有効利用
できる技術に関する。
けた金属プレート製のブラケットに、ボルト又は子ネジ
(以下これらを総称してボルト類という)を締結するた
めのナットを取り付けるナットの取付構造及びナット付
きメタルシェルに関し、特に、PCカードその他のカー
ド型デバイスを接続するカード用コネクタ等に有効利用
できる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】部材どうしを締結するのに多用されてい
るボルト類とナットは、その用途に応じて大きさや形状
も多種多様である。このボルト類とナットの使用におい
ては、ナットをボルト類にねじ込んで使用する場合と、
逆にボルト類をナットにねじ込んで使用する場合とがあ
る。これらの使用例において、ナットが手で操作し難い
程度に小さい寸法のものでは、ナットを相手側の部材に
固定または装着して使用する方法を採用することが多々
ある。
るボルト類とナットは、その用途に応じて大きさや形状
も多種多様である。このボルト類とナットの使用におい
ては、ナットをボルト類にねじ込んで使用する場合と、
逆にボルト類をナットにねじ込んで使用する場合とがあ
る。これらの使用例において、ナットが手で操作し難い
程度に小さい寸法のものでは、ナットを相手側の部材に
固定または装着して使用する方法を採用することが多々
ある。
【0003】このような方法を採用する場合、ナットを
相手側の部材に位置決めしなければならないため、通常
の六角ナットの形状に代えて、扁平な四角形状、あるい
は鍔付きナットや凹凸付きナットとすることが従来から
行われている。また、相手側の部材にも、このような異
種形状のナットを取り付けておくための凹部や曲げ加工
可能な金属プレート製の取付部材等を設けることが行わ
れている。
相手側の部材に位置決めしなければならないため、通常
の六角ナットの形状に代えて、扁平な四角形状、あるい
は鍔付きナットや凹凸付きナットとすることが従来から
行われている。また、相手側の部材にも、このような異
種形状のナットを取り付けておくための凹部や曲げ加工
可能な金属プレート製の取付部材等を設けることが行わ
れている。
【0004】相手側の部材に対するナットの取付構造例
としては、例えば実公昭39−34212号公報、登録
実用新案公報第3000138号等に開示されている。
前者の場合、取付板とケースとを締結する際に、ケース
側にナットを取り付けるための技術を開示している。後
者の場合、ナットの廻り止めと締結時の作業性に配慮し
た技術を開示している。
としては、例えば実公昭39−34212号公報、登録
実用新案公報第3000138号等に開示されている。
前者の場合、取付板とケースとを締結する際に、ケース
側にナットを取り付けるための技術を開示している。後
者の場合、ナットの廻り止めと締結時の作業性に配慮し
た技術を開示している。
【0005】ところで、電気コネクタにおいても、電子
機器(パーソナルコンピュータやプリンタ、或いはゲー
ム機器など)の本体や基板への取付に際して、各種締結
要素による固定が多用されている。特にいわゆるPCカ
ードに代表されるカード型デバイスを接続するカード用
コネクタでは、そのハウジング側(或いはシェル側)に
ナットを取り付け、前記本体(或いは基板)側からボル
ト類を挿入して締結を行っている。例えば特開平11−
204195号公報には、金属部材よりなるナットの脱
落を防止することができるナット付きコネクタの技術が
開示されている。
機器(パーソナルコンピュータやプリンタ、或いはゲー
ム機器など)の本体や基板への取付に際して、各種締結
要素による固定が多用されている。特にいわゆるPCカ
ードに代表されるカード型デバイスを接続するカード用
コネクタでは、そのハウジング側(或いはシェル側)に
ナットを取り付け、前記本体(或いは基板)側からボル
ト類を挿入して締結を行っている。例えば特開平11−
204195号公報には、金属部材よりなるナットの脱
落を防止することができるナット付きコネクタの技術が
開示されている。
【0006】他方でこれとは逆の取り付け方法を用いる
場合もある。即ち、ハウジング(或いはシェル)の一部
に、雄ねじ部が挿通するためのタップを切っていない大
き目の孔(いわゆるバカ孔)を設けておき、そこにボル
ト類を挿通し、本体(或いは基板)の裏面においてナッ
トにより締結を行う方法である。
場合もある。即ち、ハウジング(或いはシェル)の一部
に、雄ねじ部が挿通するためのタップを切っていない大
き目の孔(いわゆるバカ孔)を設けておき、そこにボル
ト類を挿通し、本体(或いは基板)の裏面においてナッ
トにより締結を行う方法である。
【0007】この種のカード用コネクタには、近年、メ
タルシェルが用いられており、このメタルシェル部分を
コネクタ実装用基板にボルトを用いて固定している。そ
の場合、図10、図11、図12に示すように、メタル
シェル301の両側にブラケット305、305を設
け、各ブラケット305にタップを切り、ナットに代わ
るネジ孔303、303を形成している。
タルシェルが用いられており、このメタルシェル部分を
コネクタ実装用基板にボルトを用いて固定している。そ
の場合、図10、図11、図12に示すように、メタル
シェル301の両側にブラケット305、305を設
け、各ブラケット305にタップを切り、ナットに代わ
るネジ孔303、303を形成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のカー
ド用コネクタでは、ブラケット305、305が図10
の平面図で示すように両側に大きく張り出すために、メ
タルシェル301の幅寸法Wが大きくなるという問題が
ある。さらに、ブラケット305を別部品として組み込
んであるために部品点数が多くなる上に組立工数も多く
なり、その分、製造コストが高くなる問題がある。ま
た、ブラケット305にタップを切ってナットに代わる
ネジ孔303とする方法では、ネジ孔303が変形ある
いは損傷しやすく、ナットの役目を果たさなくなる場合
がある。
ド用コネクタでは、ブラケット305、305が図10
の平面図で示すように両側に大きく張り出すために、メ
タルシェル301の幅寸法Wが大きくなるという問題が
ある。さらに、ブラケット305を別部品として組み込
んであるために部品点数が多くなる上に組立工数も多く
なり、その分、製造コストが高くなる問題がある。ま
た、ブラケット305にタップを切ってナットに代わる
ネジ孔303とする方法では、ネジ孔303が変形ある
いは損傷しやすく、ナットの役目を果たさなくなる場合
がある。
【0009】また、ブラケットの取付方法として、前記
のような取付対象部材の下面側からボルト類を挿入して
取り付ける方法の他に、上述したように取付対象部材の
上面からボルト類を挿入して取り付ける場合もあり、双
方の仕様毎にブラケットを変更するのでは、製品種が徒
に増えてしまい製造管理上好ましくない。
のような取付対象部材の下面側からボルト類を挿入して
取り付ける方法の他に、上述したように取付対象部材の
上面からボルト類を挿入して取り付ける場合もあり、双
方の仕様毎にブラケットを変更するのでは、製品種が徒
に増えてしまい製造管理上好ましくない。
【0010】これらの点の解決手段として、ブラケット
305をメタルシェル301と一体に製作し、ブラケッ
ト305に後付け式のナットをそのバカ孔上に取り付け
ることが考えられる。その際、ナットが脱落しないよう
に配慮する必要がある。しかし、ナットが脱落しない取
付構造とするためには、ブラケットの一部をかしめてナ
ットを固定したり、あるいはナットをブラケットに溶接
したり接着したりする作業を必要とする。その結果、組
立工数が多くなり、作業性が悪いという問題が生じる。
305をメタルシェル301と一体に製作し、ブラケッ
ト305に後付け式のナットをそのバカ孔上に取り付け
ることが考えられる。その際、ナットが脱落しないよう
に配慮する必要がある。しかし、ナットが脱落しない取
付構造とするためには、ブラケットの一部をかしめてナ
ットを固定したり、あるいはナットをブラケットに溶接
したり接着したりする作業を必要とする。その結果、組
立工数が多くなり、作業性が悪いという問題が生じる。
【0011】本発明の目的は、取付対象部材に設けた金
属プレート製のブラケットに対するナットの取り付けを
極めて容易に行うことができるナットの取付構造を提供
することにある。本発明の他の目的は、コネクタ用メタ
ルシェルの幅寸法を小さくすると共に、部品点数を減ら
し製作コストを削減することができるナット付きメタル
シェルを提供することにある。
属プレート製のブラケットに対するナットの取り付けを
極めて容易に行うことができるナットの取付構造を提供
することにある。本発明の他の目的は、コネクタ用メタ
ルシェルの幅寸法を小さくすると共に、部品点数を減ら
し製作コストを削減することができるナット付きメタル
シェルを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、取付対象部材に設けた金属プレート製
のブラケットに、ボルト又は子ネジを締結するためのナ
ットを取り付けるナットの取付構造であって、前記ナッ
トは、平面矩形のナット本体と、そのナット本体の相対
する両面からナット本体の径方向へ突出した一対の突出
部とを備え、前記ブラケットは、前記ナット本体を載せ
る平坦部と、その平坦部から立ち上がり、前記一対の突
出部のうち一方の突出部を挿入する挿入孔が形成された
起立片と、前記他方の突出部が進入するスペースを形成
する形態で前記平坦部から立ち上がった一対の係合片と
を備え、前記一対の係合片には、前記ナット本体の上面
に係合してナット本体の浮き上がりを防止するフック部
が設けられ、前記平坦部には、前記ナットのネジ孔に対
応する位置にボルト又は子ネジ貫通用の孔が設けられて
いる構成とした。
め、本発明では、取付対象部材に設けた金属プレート製
のブラケットに、ボルト又は子ネジを締結するためのナ
ットを取り付けるナットの取付構造であって、前記ナッ
トは、平面矩形のナット本体と、そのナット本体の相対
する両面からナット本体の径方向へ突出した一対の突出
部とを備え、前記ブラケットは、前記ナット本体を載せ
る平坦部と、その平坦部から立ち上がり、前記一対の突
出部のうち一方の突出部を挿入する挿入孔が形成された
起立片と、前記他方の突出部が進入するスペースを形成
する形態で前記平坦部から立ち上がった一対の係合片と
を備え、前記一対の係合片には、前記ナット本体の上面
に係合してナット本体の浮き上がりを防止するフック部
が設けられ、前記平坦部には、前記ナットのネジ孔に対
応する位置にボルト又は子ネジ貫通用の孔が設けられて
いる構成とした。
【0013】本発明によれば、ナット本体から突出する
一方の突出部を起立片の挿入孔に挿入し、他方の突出部
を一対の係合片間に位置させた状態で、係合片のフック
部がナット本体の上面に係合してナット本体の浮き上が
りを防止する。これにより、ナットはブラケットに対し
て位置決めされて取り付けられる。ブラケットは金属プ
レート製で、金属板自体に弾性があるので、それに対応
して起立片や係合片も弾性がある。この弾性を利用する
ことで、ナットをブラケットに容易に取り付けることが
可能になる。
一方の突出部を起立片の挿入孔に挿入し、他方の突出部
を一対の係合片間に位置させた状態で、係合片のフック
部がナット本体の上面に係合してナット本体の浮き上が
りを防止する。これにより、ナットはブラケットに対し
て位置決めされて取り付けられる。ブラケットは金属プ
レート製で、金属板自体に弾性があるので、それに対応
して起立片や係合片も弾性がある。この弾性を利用する
ことで、ナットをブラケットに容易に取り付けることが
可能になる。
【0014】本発明では、前記一対の係合片の上縁部分
に、前記ナットの取付時にナット本体の下面に接触して
ナット本体を平坦部上に案内する傾斜縁部を形成するこ
とが好ましい。この傾斜縁部によってナット本体を平坦
部上に向けて円滑に案内し、ナットの取り付けをさらに
容易にすることができるからである。
に、前記ナットの取付時にナット本体の下面に接触して
ナット本体を平坦部上に案内する傾斜縁部を形成するこ
とが好ましい。この傾斜縁部によってナット本体を平坦
部上に向けて円滑に案内し、ナットの取り付けをさらに
容易にすることができるからである。
【0015】その場合、前記ナットの一方の突出部を前
記起立片の挿入孔に挿入した状態で、前記他方の突出部
側のナット本体の下面が前記傾斜縁部に接触するよう
に、それら起立片と係合片の間隔を設定することが好ま
しい。これにより、ナットの取り付けを容易に、しかも
がたつきのない状態で取り付けることができる。
記起立片の挿入孔に挿入した状態で、前記他方の突出部
側のナット本体の下面が前記傾斜縁部に接触するよう
に、それら起立片と係合片の間隔を設定することが好ま
しい。これにより、ナットの取り付けを容易に、しかも
がたつきのない状態で取り付けることができる。
【0016】また、前記ナットの一方の突出部を前記起
立片の挿入孔に挿入した状態で、前記起立片の上部付近
に前記ナット本体の上縁が当たるように設定することが
好ましい。このように設定することで、例えばナットを
上から押し付けるようにして取り付ける場合に、起立片
を弾性変形させやすい形態となる。
立片の挿入孔に挿入した状態で、前記起立片の上部付近
に前記ナット本体の上縁が当たるように設定することが
好ましい。このように設定することで、例えばナットを
上から押し付けるようにして取り付ける場合に、起立片
を弾性変形させやすい形態となる。
【0017】また、前記ナットの一方の突出部を前記起
立片の挿入孔に挿入した状態で、そのナットを前記平坦
部方向へ押し込み、前記起立片を弾性変形させることに
よって前記ナットを前記平坦部上に取り付けた構成とす
ることもできる。このように構成することによってかし
め加工を不要にし、弾性変形した起立片を元に復帰させ
ることで、ナットを平坦部上に位置決め可能にすること
ができる。
立片の挿入孔に挿入した状態で、そのナットを前記平坦
部方向へ押し込み、前記起立片を弾性変形させることに
よって前記ナットを前記平坦部上に取り付けた構成とす
ることもできる。このように構成することによってかし
め加工を不要にし、弾性変形した起立片を元に復帰させ
ることで、ナットを平坦部上に位置決め可能にすること
ができる。
【0018】前記ブラケットについては、バネ性を有す
る金属板により構成することが好ましい。その場合、前
記メタルシェルを金属板により形成し、前記ブラケット
を前記メタルシェルと一体に形成することがより好まし
い。ナットの取り付けに金属板のバネ性を利用すること
ができるからである。また、ブラケットをメタルシェル
と一体に形成した場合、メタルシェルによってブラケッ
トがしっかりと支持されるので、ブラケット単体とする
場合に比べてナットの取り付け作業を安定した状態で行
うことができる。
る金属板により構成することが好ましい。その場合、前
記メタルシェルを金属板により形成し、前記ブラケット
を前記メタルシェルと一体に形成することがより好まし
い。ナットの取り付けに金属板のバネ性を利用すること
ができるからである。また、ブラケットをメタルシェル
と一体に形成した場合、メタルシェルによってブラケッ
トがしっかりと支持されるので、ブラケット単体とする
場合に比べてナットの取り付け作業を安定した状態で行
うことができる。
【0019】一方、本発明のナット付きメタルシェル
は、コネクタ用メタルシェルを構成する金属プレート製
のメタルシェル本体と、そのメタルシェル本体に設けら
れ、ボルト又は子ネジを締結するためのナットを取り付
けたブラケットとを備え、そのブラケットを、前記メタ
ルシェル本体と一体に形成する構成とした。この構成に
より、部品点数を減らし製作コストを削減可能なナット
付きメタルシェルを得ることができる。
は、コネクタ用メタルシェルを構成する金属プレート製
のメタルシェル本体と、そのメタルシェル本体に設けら
れ、ボルト又は子ネジを締結するためのナットを取り付
けたブラケットとを備え、そのブラケットを、前記メタ
ルシェル本体と一体に形成する構成とした。この構成に
より、部品点数を減らし製作コストを削減可能なナット
付きメタルシェルを得ることができる。
【0020】前記メタルシェル本体は平板部と側板部と
を有し、その側板部の下縁から前記ブラケットが側板部
の側方へ突出し、前記ブラケットに取り付けられる前記
ナットはその平面形状が前記側板部に沿って細長く形成
された構成とすることもできる。このように構成するこ
とで、メタルシェルの幅寸法を小さくし、小型化に寄与
することができる。
を有し、その側板部の下縁から前記ブラケットが側板部
の側方へ突出し、前記ブラケットに取り付けられる前記
ナットはその平面形状が前記側板部に沿って細長く形成
された構成とすることもできる。このように構成するこ
とで、メタルシェルの幅寸法を小さくし、小型化に寄与
することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を説明する。図1〜図7は、本発明をPCカー
ドコネクタ用メタルシェルに適用した実施の形態を示す
図である。図1は、メタルシェルの斜視図、図2はナッ
トの斜視図、図3はブラケットの斜視図、図4はナット
の取り付け状態を示す斜視図をそれぞれ示す。
施の形態を説明する。図1〜図7は、本発明をPCカー
ドコネクタ用メタルシェルに適用した実施の形態を示す
図である。図1は、メタルシェルの斜視図、図2はナッ
トの斜視図、図3はブラケットの斜視図、図4はナット
の取り付け状態を示す斜視図をそれぞれ示す。
【0022】このナット付きメタルシェル1は、カード
コネクタ用メタルシェルを構成する金属プレート製のメ
タルシェル本体2と、そのメタルシェル本体2に設けら
れ、図示しないボルトをねじ込むためのナット10を取
り付けたブラケット5とを備える。ブラケット5は、メ
タルシェル本体2と一体に形成されている。
コネクタ用メタルシェルを構成する金属プレート製のメ
タルシェル本体2と、そのメタルシェル本体2に設けら
れ、図示しないボルトをねじ込むためのナット10を取
り付けたブラケット5とを備える。ブラケット5は、メ
タルシェル本体2と一体に形成されている。
【0023】メタルシェル本体2は、平板部21と側板
部4、4とを有し、その側板部4、4の下縁からブラケ
ット5、5が側板部4、4の側方へ突出する形態で設け
られている。側板部4、4のうち一方の側板部4側に
は、押し釦31、スライドプレート32等を有するイジ
ェクト機構3が組み込まれている。
部4、4とを有し、その側板部4、4の下縁からブラケ
ット5、5が側板部4、4の側方へ突出する形態で設け
られている。側板部4、4のうち一方の側板部4側に
は、押し釦31、スライドプレート32等を有するイジ
ェクト機構3が組み込まれている。
【0024】メタルシェル本体2は金属板の打ち抜き加
工及び曲げ加工により形成されている。したがって、各
ブラケット5もメタルシェル本体2と同じ金属板で一体
に形成され、図3に示すように各部の打ち抜き加工と曲
げ加工によって形成されている。
工及び曲げ加工により形成されている。したがって、各
ブラケット5もメタルシェル本体2と同じ金属板で一体
に形成され、図3に示すように各部の打ち抜き加工と曲
げ加工によって形成されている。
【0025】ナット10は、平面矩形のナット本体11
と、そのナット本体11の長手方向の相対する両面から
ナット本体11の径方向へ突出した一対の突出部12、
13とからなる。ブラケット5に取り付けられるこのナ
ット10は、その平面形状が側板部4に沿って細長い長
方形に形成されている。このように形成することによっ
て、メタルシェル1の幅寸法Wを小さくし、小型化に寄
与することができるからである。
と、そのナット本体11の長手方向の相対する両面から
ナット本体11の径方向へ突出した一対の突出部12、
13とからなる。ブラケット5に取り付けられるこのナ
ット10は、その平面形状が側板部4に沿って細長い長
方形に形成されている。このように形成することによっ
て、メタルシェル1の幅寸法Wを小さくし、小型化に寄
与することができるからである。
【0026】ブラケット5は、ナット本体11を載せる
平坦部51と、その平坦部51から立ち上がり、ナット
10の一方の突出部12を挿入する挿入孔61が形成さ
れた起立片6と、他方の突出部13が進入するスペース
73を形成する形態で平坦部51から立ち上がった一対
の係合片7、7とを備えている。
平坦部51と、その平坦部51から立ち上がり、ナット
10の一方の突出部12を挿入する挿入孔61が形成さ
れた起立片6と、他方の突出部13が進入するスペース
73を形成する形態で平坦部51から立ち上がった一対
の係合片7、7とを備えている。
【0027】一対の係合片7、7には、ナット本体11
の上面に係合してナット本体11の浮き上がりを防止す
るフック部72、72が設けられている。さらに、平坦
部51には、ナット10のネジ孔14に対応する位置に
ボルト類の貫通孔52が設けられている。
の上面に係合してナット本体11の浮き上がりを防止す
るフック部72、72が設けられている。さらに、平坦
部51には、ナット10のネジ孔14に対応する位置に
ボルト類の貫通孔52が設けられている。
【0028】一対の係合片7、7の上縁部分に、ナット
10の取り付け時においてナット本体11の下面に接触
してナット本体11を平坦部51上に案内する傾斜縁部
71が形成されている。この傾斜縁部71の傾斜角度は
45度前後で、起立片6に向かって下り勾配に形成され
ている。この傾斜縁部71によってナット本体11を平
坦部51上に向けて円滑に案内させるためである。
10の取り付け時においてナット本体11の下面に接触
してナット本体11を平坦部51上に案内する傾斜縁部
71が形成されている。この傾斜縁部71の傾斜角度は
45度前後で、起立片6に向かって下り勾配に形成され
ている。この傾斜縁部71によってナット本体11を平
坦部51上に向けて円滑に案内させるためである。
【0029】また、ナット10の一方の突出部12を起
立片6の挿入孔61に挿入した状態で、他方の突出部1
3側におけるナット本体10の下面が傾斜縁部71に接
触するように、それら起立片6と係合片7との間隔を設
定している。これは、ナット10の取り付けを容易に、
しかもがたつきのない状態で取り付けることができるよ
うにするためである。
立片6の挿入孔61に挿入した状態で、他方の突出部1
3側におけるナット本体10の下面が傾斜縁部71に接
触するように、それら起立片6と係合片7との間隔を設
定している。これは、ナット10の取り付けを容易に、
しかもがたつきのない状態で取り付けることができるよ
うにするためである。
【0030】また、ナット10の一方の突出部12を起
立片6の挿入孔61に挿入した状態で、図8(a)に示
すように起立片6の上部付近にナット本体11の上縁が
当たるように設定している。このように設定すること
で、ナット10を上から押し付けるようにして取り付け
る場合に、起立片6を弾性変形させやすい形態とするこ
とができる。
立片6の挿入孔61に挿入した状態で、図8(a)に示
すように起立片6の上部付近にナット本体11の上縁が
当たるように設定している。このように設定すること
で、ナット10を上から押し付けるようにして取り付け
る場合に、起立片6を弾性変形させやすい形態とするこ
とができる。
【0031】ナット10をブラケット5に取り付ける場
合には、図8(a)〜図9(g)に示すように、ナット
10の一方の突出部12を起立片6の挿入孔61に挿入
した状態で、そのナット10を矢印Fで示すように上方
から平坦部51方向へ向けて押し込む操作で簡単に取り
付けることができる。
合には、図8(a)〜図9(g)に示すように、ナット
10の一方の突出部12を起立片6の挿入孔61に挿入
した状態で、そのナット10を矢印Fで示すように上方
から平坦部51方向へ向けて押し込む操作で簡単に取り
付けることができる。
【0032】即ち、ナット10の突出部12を挿入孔6
1内に挿入した状態では、ナット本体11の上縁部分が
起立片6の上部付近に突き当たる。この状態でナット1
0を押し込むと、ナット本体11の下面が傾斜縁部71
に案内されるため、ナット10は図6において右側(突
出部12側)へスライドする作用が生じる。これによ
り、起立片6は図8(b)〜(d)に示すように弾性変
形しつつ、ナット10が降下するのを許容する。
1内に挿入した状態では、ナット本体11の上縁部分が
起立片6の上部付近に突き当たる。この状態でナット1
0を押し込むと、ナット本体11の下面が傾斜縁部71
に案内されるため、ナット10は図6において右側(突
出部12側)へスライドする作用が生じる。これによ
り、起立片6は図8(b)〜(d)に示すように弾性変
形しつつ、ナット10が降下するのを許容する。
【0033】ナット10が傾斜縁部71を乗り越えた図
9(e)の状態では、ナット10が他方の突出部13側
(同図で左側)への移動方向に対してフリーとなるた
め、起立片6が図9(f)及び(g)に示すように元の
位置に復帰する。このときの起立片6の復帰動作によっ
てナット10を左側へ移動させる。この状態では、ナッ
ト本体11の上面にフック部72が係合し、これにより
ナット10が抜け止めされた状態で取り付けられる。し
たがって、起立片6や係合片7のかしめ加工は不要にな
る。
9(e)の状態では、ナット10が他方の突出部13側
(同図で左側)への移動方向に対してフリーとなるた
め、起立片6が図9(f)及び(g)に示すように元の
位置に復帰する。このときの起立片6の復帰動作によっ
てナット10を左側へ移動させる。この状態では、ナッ
ト本体11の上面にフック部72が係合し、これにより
ナット10が抜け止めされた状態で取り付けられる。し
たがって、起立片6や係合片7のかしめ加工は不要にな
る。
【0034】このように、本実施の形態によれば、ナッ
ト本体11から突出する一方の突出部12を起立片6の
挿入孔61に挿入し、ナット10を上から押し付けるだ
けで、起立片6を弾性変形させて他方の突出部13を一
対の係合片7、7間に位置させることができる。この結
果、係合片7のフック部72がナット本体11の上面に
係合してナット10の浮き上がりを防止する。ブラケッ
ト5は金属プレート製で、それ自体に弾性があるので、
それに対応して起立片6や係合片も弾性がある。この弾
性を利用することで、ナット10をブラケット5に容易
に取り付けることが可能になる。取り付けた状態では、
起立片6を手や工具等で弾性変形させない限り、抜け出
すことはない。
ト本体11から突出する一方の突出部12を起立片6の
挿入孔61に挿入し、ナット10を上から押し付けるだ
けで、起立片6を弾性変形させて他方の突出部13を一
対の係合片7、7間に位置させることができる。この結
果、係合片7のフック部72がナット本体11の上面に
係合してナット10の浮き上がりを防止する。ブラケッ
ト5は金属プレート製で、それ自体に弾性があるので、
それに対応して起立片6や係合片も弾性がある。この弾
性を利用することで、ナット10をブラケット5に容易
に取り付けることが可能になる。取り付けた状態では、
起立片6を手や工具等で弾性変形させない限り、抜け出
すことはない。
【0035】なお、実施の形態では、本発明をカードコ
ネクタ用メタルシェルに適用した例を示したが、基板等
へボルト類で取り付けることで実装する他のコネクタ、
あるいはこうしたナットの取り付けを必要とする他の取
付対象部材に対しても本発明を適用することができる。
ネクタ用メタルシェルに適用した例を示したが、基板等
へボルト類で取り付けることで実装する他のコネクタ、
あるいはこうしたナットの取り付けを必要とする他の取
付対象部材に対しても本発明を適用することができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、取付対
象部材に設けた金属プレート製のブラケットに対するナ
ットの取り付けを、かしめ加工等の手間のかかる工程を
経ることなく極めて容易に取り付けることができる。ま
た、メタルシェルの幅寸法を小さくすると共に、部品点
数を減らし製作コストの削減を図ることができるナット
付きメタルシェルを提供することができる。
象部材に設けた金属プレート製のブラケットに対するナ
ットの取り付けを、かしめ加工等の手間のかかる工程を
経ることなく極めて容易に取り付けることができる。ま
た、メタルシェルの幅寸法を小さくすると共に、部品点
数を減らし製作コストの削減を図ることができるナット
付きメタルシェルを提供することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係るカードコネクタ用メ
タルシェルの斜視図
タルシェルの斜視図
【図2】本発明の実施の形態に係るナットの拡大斜視図
【図3】本発明の実施の形態に係るブラケットの拡大斜
視図
視図
【図4】本発明の実施の形態に係るナットの取り付け状
態を示す拡大斜視図
態を示す拡大斜視図
【図5】本発明の実施の形態に係るカードコネクタ用メ
タルシェルの平面図
タルシェルの平面図
【図6】本発明の実施の形態に係るカードコネクタ用メ
タルシェルの左側面図
タルシェルの左側面図
【図7】本発明の実施の形態に係るカードコネクタ用メ
タルシェルの正面図
タルシェルの正面図
【図8】本発明の実施の形態に係るナットの取り付け作
業例を示す工程図
業例を示す工程図
【図9】本発明の実施の形態に係るナットの取り付け作
業例を示す工程図
業例を示す工程図
【図10】従来例に係るカードコネクタ用メタルシェル
を示す平面図
を示す平面図
【図11】従来例に係るカードコネクタ用メタルシェル
を示す左側面図
を示す左側面図
【図12】従来例に係るカードコネクタ用メタルシェル
を示す正面図
を示す正面図
1 メタルシェル 2 メタルシェル本体 3 イジェクト機構 4 側板部 5 ブラケット 51 平坦部 52 貫通孔 6 起立片 61 挿入孔 7 係合片 71 傾斜縁部 72 フック部 73 スペース 10 ナット 11 ナット本体 12 一方の突出部 13 他方の突出部 14 ネジ孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E353 AA02 AA17 BB02 CC01 CC13 CC33 DD01 DD11 DR15 DR25 DR36 DR46 DR53 GG13 GG20 5B058 CA13 KA24
Claims (9)
- 【請求項1】 取付対象部材に設けた金属プレート製の
ブラケットに、ボルト又は子ネジを締結するためのナッ
トを取り付けるナットの取付構造であって、前記ナット
は、平面矩形のナット本体と、そのナット本体の相対す
る両面からナット本体の径方向へ突出した一対の突出部
とを備え、前記ブラケットは、前記ナット本体を載せる
平坦部と、その平坦部から立ち上がり、前記一対の突出
部のうち一方の突出部を挿入する挿入孔が形成された起
立片と、前記他方の突出部が進入するスペースを形成す
る形態で前記平坦部から立ち上がった一対の係合片とを
備え、前記一対の係合片には、前記ナット本体の上面に
係合してナット本体の浮き上がりを防止するフック部が
設けられ、前記平坦部には、前記ナットのネジ孔に対応
する位置にボルト又は子ネジ貫通用の孔が設けられてい
るナットの取付構造。 - 【請求項2】 前記一対の係合片の上縁部分に、前記ナ
ットの取付時にナット本体の下面に接触してナット本体
を平坦部上に案内する傾斜縁部を形成した、請求項1記
載のナットの取付構造。 - 【請求項3】 前記ナットの一方の突出部を前記起立片
の挿入孔に挿入した状態で、前記他方の突出部側のナッ
ト本体の下面が前記傾斜縁部に接触するように、それら
起立片と係合片の間隔を設定した、請求項1又は2記載
のナットの取付構造。 - 【請求項4】 前記ナットの一方の突出部を前記起立片
の挿入孔に挿入した状態で、前記起立片の上部付近に前
記ナット本体の上縁が当たるように設定した、請求項3
記載のナットの取付構造。 - 【請求項5】 前記ナットの一方の突出部を前記起立片
の挿入孔に挿入した状態で、そのナットを前記平坦部方
向へ押し込み、前記起立片を弾性変形させることによっ
て前記ナットを前記平坦部上に取り付けた、請求項1〜
4に記載のナットの取付構造。 - 【請求項6】 前記ブラケットが、バネ性を有する金属
板からなる、請求項1〜5に記載のナットの取付構造。 - 【請求項7】 前記メタルシェルが金属板により形成さ
れ、前記ブラケットが前記メタルシェルと一体に形成さ
れている、請求項1〜6に記載のナットの取付構造。 - 【請求項8】 コネクタ用メタルシェルを構成する金属
プレート製のメタルシェル本体と、そのメタルシェル本
体に設けられ、ボルト又は子ネジを締結するためのナッ
トを取り付けたブラケットとを備え、そのブラケット
は、前記メタルシェル本体と一体に形成されている、ナ
ット付きメタルシェル。 - 【請求項9】 前記メタルシェル本体は平板部と側板部
とを有し、その側板部の下縁から前記ブラケットが側板
部の側方へ突出し、前記ブラケットに取り付けられる前
記ナットはその平面形状が前記側板部に沿って細長く形
成されている、請求項8に記載のナット付きメタルシェ
ル。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041063A JP2001230569A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | ナットの取付構造及びナット付きメタルシェル |
US09/783,524 US20010018292A1 (en) | 2000-02-18 | 2001-02-14 | Mounting assembly for connectors |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000041063A JP2001230569A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | ナットの取付構造及びナット付きメタルシェル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001230569A true JP2001230569A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18564350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000041063A Pending JP2001230569A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | ナットの取付構造及びナット付きメタルシェル |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20010018292A1 (ja) |
JP (1) | JP2001230569A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023238604A1 (ja) * | 2022-06-09 | 2023-12-14 | カヤバ株式会社 | 電装品ユニット |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TWM257529U (en) * | 2004-05-14 | 2005-02-21 | Molex Taiwan Ltd | Electronic card connector |
TWM290630U (en) * | 2005-12-02 | 2006-05-11 | Lotes Co Ltd | Electrical connector |
JP2011146308A (ja) * | 2010-01-15 | 2011-07-28 | Fujitsu Ltd | カードコネクタの取付構造 |
TWM388142U (en) * | 2010-03-19 | 2010-09-01 | Tyco Electronics Holdings (Bermuda) No 7 Ltd | Fixing device for a card connector |
-
2000
- 2000-02-18 JP JP2000041063A patent/JP2001230569A/ja active Pending
-
2001
- 2001-02-14 US US09/783,524 patent/US20010018292A1/en not_active Abandoned
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023238604A1 (ja) * | 2022-06-09 | 2023-12-14 | カヤバ株式会社 | 電装品ユニット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20010018292A1 (en) | 2001-08-30 |
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