JP2000182694A - 基板接続用コネクタ - Google Patents

基板接続用コネクタ

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    • H01R12/7023Snap means integral with the coupling device

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板接続用コネクタ端子と回路基板との組付
・分離性の向上及びガタつき防止等を図る。 【解決手段】 コネクタハウジング2に取付部7を設
け、取付部7の対向する壁部17,18の間に回路基板
6を挿入し、コネクタハウジング側の端子3を回路基板
6の回路12に接続する基板接続用コネクタ1であっ
て、端子3が、回路12に対する弾性接触部4を有す
る。取付部7の一方の壁部17に、回路基板6の係合孔
20に対する半球状ないし略錐状の係止突起が設けら
れ、係止突起の最大外径が係合孔20の内径よりも大き
い。一方の壁部17がスリット部23でコネクタハウジ
ング2とは切り離されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グから突出した端子を回路基板に弾性接触させる基板接
続用コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の基板接続用コネクタの一
例を示すものである。この基板接続用コネクタ31は、
合成樹脂製の雌コネクタハウジング32と金属製の端子
38とで構成され、端子38は、回路基板34と平行に
雌コネクタハウジング32内に突出するタブ状接触部3
3と、回路基板34のプリント回路(以下回路という)
35にハンダ36で接続固定される接続部37とで構成
されている。
【0003】雌コネクタハウジング32には、回路基板
34と平行に相手側の雄コネクタハウジング(図示せ
ず)が挿入され、雄コネクタハウジング内の雌端子(図
示せず)がタブ状接触部33に接続される。端子38は
雌コネクタハウジング32の基壁39に圧入やインサー
ト成形によって固定され、基壁39からやや突出した位
置で屈曲され、さらに回路基板34に沿って平行に屈曲
されて接続部37が構成されている。
【0004】上記構造は、接続部37をハンダ36で回
路基板34の表面側に固定した所謂SMTタイプのもの
であるが、接続部37を屈曲させずに回路基板34の孔
に貫通させ、回路基板34の裏面側でハンダ接続するス
ルーホールタイプのものもある。
【0005】図5は、従来の基板接続用コネクタの他の
例を示すものである(類似の構成は例えば実開昭63−
65978号公報に開示されている)。この基板接続用
コネクタ41は、雄コネクタハウジング42を回路基板
43に上向きに固定させる左右一対の取付部44,44
と、雄コネクタハウジング42の下側に突出した端子4
5とを備え、端子45の先端側の接続部46を回路基板
43の表面側の回路47のパッド部48にハンダ(図示
せず)で接続固定させるものである。
【0006】取付部44は縦断面略コの字状に形成さ
れ、雄コネクタハウジング42の側壁49に一体に続い
ている。取付部44の内側に回路基板43が挿入され
る。端子45の接続部46は回路基板43に沿って直角
に屈曲されたものであり、回路47のパッド部48に接
する平坦面を有している。端子45は、雄コネクタハウ
ジング42内に収容される雌型接触部(図示せず)を有
している。
【0007】図6の如く、取付部44の内側に係止突起
50が形成され、回路基板43に、係止突起50に対す
る係合孔51が形成されている。係合孔51の内径は係
止突起50の外幅よりも大きく設定されている。取付部
44と回路基板43との間には回路基板43の挿入を確
実に行わせるために板厚方向の若干の隙間52が構成さ
れている。
【0008】回路基板43を取付部44に挿入する際に
は、取付部44の下壁54が撓むことで回路基板43が
係止突起50を乗り越え、係合孔51に係止突起50が
係合する。それによって基板接続用コネクタ41(図
5)が回路基板43に位置決め固定される。その後、接
続部46がパッド部48にハンダで接続される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の各基板接続用コネクタ31,41にあっては、ハン
ダ(Pb)を用いて端子38,45を回路基板43に接
続するために、使用済後の廃棄処分によって環境問題を
起こすという問題があり、また、修理等のメンテナンス
に際して、ハンダを取り除いたり、再度ハンダ付けを行
う等して多くの作業工数がかかるという問題や組付作業
が面倒であるという問題があった。また、回路35やパ
ッド部48と端子38,45の接続部37,46との接
触に際して、回路基板34,43や端子38,45が古
いものである場合には、電気的導通性が悪く、接触抵抗
が大きいために発熱しやすいという問題があった。
【0010】また、回路基板34,43にコネクタハウ
ジング32,42を固定した状態で、端子38,45の
接続部37,46を回路35やパッド部48にハンダで
接続固定した際に、ハンダ接続部に熱歪みによるストレ
スがかかりやすいという問題があった。特に、図5の基
板接続用コネクタ41にあっては、図6の如く回路基板
43と取付部44との間の隙間52によって上下方向
(回路基板43の板厚方向)のガタつきを生じやすく、
端子45の接続部46とパッド部48との間に隙間を生
じて電気的接触性が悪くなったり、例えば車両走行時の
ガタつきによってハンダにクラック等の悪影響が出かね
ないという懸念があった。接続部46とパッド部48と
の隙間は、端子45の突出長さや回路基板43の板厚や
取付部44の位置等の寸法的なばらつきや、回路基板4
3の反りや、取付部44の上壁53と下壁54が歪んで
平行が狂うことによっても生じるものである。
【0011】本発明は、これらの問題を解消して、組付
や廃棄やメンテナンスが容易で、回路基板に対するガタ
つきがなく、電気的接触性が良好である基板接続用コネ
クタを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コネクタハウジングに取付部を設け、該
取付部の対向する壁部の間に回路基板を挿入し、該コネ
クタハウジング側の端子を該回路基板の回路に接続する
基板接続用コネクタにおいて、前記端子が、前記回路に
対する弾性接触部を有することを特徴とする(請求項
1)。前記取付部の一方の壁部に、前記回路基板の係合
孔に対する半球状ないし略錐状の係止突起が設けられ、
該係止突起の最大外径が該係合孔の内径よりも大きいこ
とも有効である(請求項2)。また、前記一方の壁部が
スリット部で前記コネクタハウジングとは切り離されて
いることも有効である(請求項3)。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の具体
例を図面を用いて詳細に説明する。図1〜図3は、本発
明に係る基板接続用コネクタの一実施例を示すものであ
る。
【0014】この基板接続用コネクタ1は、図1の如
く、合成樹脂製の上向きの雄コネクタハウジング(コネ
クタハウジング)2と、雄コネクタハウジング2から下
向きに突出され、先端側に湾曲状の弾性接触部4を有す
る端子3と、雄コネクタハウジング2の両側に設けら
れ、半球状の係止突起5(図2)を有して、回路基板6
を挿入係合させる一対の取付部(ブラケット)7,7と
で構成されている。
【0015】雄コネクタハウジング2は上下に分割可能
に構成され、上側のハウジング部2aに複数の端子収容
室8が上向きに設けられ、下側のハウジング部2bに端
子3の下半部が突出した状態で例えばインサート成形等
の手段で固定されている。端子収容室8には端子3の上
半部である雌型の電気接触部(図示せず)が収容されて
いる。また、下側のハウジング部2bの両方の側壁9に
取付部7が一体に突出形成されている。
【0016】端子3の下半部は、垂直方向に延びる平板
状の真直部10と、真直部10の下端から回路基板6の
離脱方向(矢印ロ方向)に直角に屈曲して段差部を構成
する水平な短い支持部11と、支持部11の前端から下
向きに突出し、略U字状ないし略J字状ないし円弧状
(何れでも可)に湾曲した弾性接触部4とで構成されて
いる。支持部11は、上向きに強い押圧力が作用した時
に弾性的に撓み可能であり、且つ弾性接触部4の曲げ剛
性を高める作用をする。
【0017】弾性接触部4は、プリント回路12ないし
は電線(何れでも可能、以下回路という)に続く導電性
のパッド部13(回路12の一部である)に線接触ない
しは面接触可能であり、線接触の方向は回路基板6の挿
入方向(矢印イ方向)に対して直交する方向である。湾
曲状の弾性接触部4は拡径方向に弾性撓み可能である。
【0018】本例の弾性接触部4は、やや前向きに傾斜
した前側のガイド傾斜部14と、ガイド傾斜部14に続
く円弧状の接触面部15と、接触面部15から垂直に立
ち上がって支持部11に続く基部16とで構成されてい
る。
【0019】ガイド傾斜部14により、回路基板6の挿
入が容易化し、且つ挿入時に基部16と支持部11とが
踏ん張って弾性接触部4の後方への変形を抑え、接触面
部15で回路12のパッド部13を強く擦り(ワイピン
グ作用)、それによりパッド部13の酸化膜が確実に除
去されて電気的接触性が高まる。このワイピング効果は
回路基板6の離脱時においても発揮されることは言うま
でもない。U字状や円弧状の弾性接触部(4)によって
もワイピング効果は発揮される。回路基板6の挿入作業
に代えて、基板接続用コネクタ1を矢印ハの如く回路基
板6にスライド係合させることも当然可能である。
【0020】図2の如く、取付部7は上壁(一方の壁
部)17と後壁(連結壁)22と下壁(他方の壁部)1
8とで縦断面略コの字状に形成され、対向する上壁17
と下壁18との間に回路基板をスライド挿入させる水平
方向の挿入溝(挿入空間)30(図1)が構成され、上
壁17の内面側に半球状ないし縦断面円弧状の係止突起
5が設けられている。
【0021】本例で係止突起5は合成樹脂製の取付部7
に一体に形成されている。取付部7の下壁18には、係
止突起5に対する型抜き孔(図示せず)が形成されてい
る。金属製等の別体の係止突起(5)を取付部7に組み
付けることも可能である。上壁17と下壁18との先端
内側には、回路基板6に対する挿入用のテーパガイド面
19が形成されている。
【0022】また、回路基板6には、係止突起5に対す
る円形の係合孔20が設けられている。係止突起5の外
径(最大外径)Dは係合孔20の内径よりも大きく設定
されている。取付部7の上壁17と回路基板6の上面
(表面)との間には隙間21が構成されている。係止突
起5はその半球面ないし円弧面の高さ方向の中間部で係
合孔20の端縁20aに当接している。その状態で回路
基板6の下面(裏面)は取付部7の下壁18の内側面に
当接する。すなわち、回路基板6は係止突起5によって
取付部7の下壁18に押し付けられてガタつきなく固定
される。回路基板6の前端24は取付部7の後壁22に
当接させるようにしてもよく、あるいは若干の隙間を設
けておいてもよい。
【0023】図1において取付部7の上壁17と下側の
ハウジング部2bの側壁9との間には、前側から後側に
かけてスリット部23が切欠形成され、上壁17の過半
部は側壁9から切り離されている。それによって上壁1
7は上下方向(板厚方向)の可撓性と弾性を有してい
る。図2の回路基板6の挿入時に回路基板6の前端24
が係止突起5に当接して上壁17が上方に撓み、復元し
て係止突起5が係合孔20に弾性的に係合して回路基板
6を下壁18に押し付ける。
【0024】上壁17が板厚方向に弾性的に撓むこと
で、回路基板6の反りや取付部7の上壁17と下壁18
の平行の狂いや、回路基板6の板厚や取付部7の上壁1
7と下壁18との間隔L等の寸法にばらつきがあって
も、これらの反りや狂いや寸法のばらつきが吸収され、
ガタつきが確実に防止される。
【0025】下壁18はハウジング部2bの側壁9とは
接続されていないが、スリット部23で切欠された分、
上壁17の板幅が狭くなっているため、上壁17の方が
撓みやすい。上壁17が寸法のばらつきを吸収して上向
きに撓み、回路基板6が取付部7の比較的剛性の高い下
壁18に沿って水平に固定されるから、雄コネクタハウ
ジング2が傾きなく真直に位置し、雄コネクタハウジン
グ2の垂直度が正確に保たれて、相手雌コネクタハウジ
ング(図示せず)との嵌合精度が向上する。
【0026】また、取付部7の上壁17の板幅が比較的
狭いから、上壁17は板幅方向にも少し撓み可能であ
り、左右各一対の係止突起5と係合孔20との板幅方向
の位置ずれをも吸収して確実な係止が行われる。半球状
の係止突起5は係合孔20に対する求心作用によってパ
ッド部13と弾性接触部4との位置決めを正確に行わせ
る。
【0027】なお、係止突起5の形状は半球状や円弧状
に限らず、例えば円錐状や角錐状でも、求心作用のある
形状であれば可能である。この場合、円錐や角錐の先端
部は水平方向に切欠して略錐状とすることで、係合孔と
の引っ掛かりを防止する。
【0028】図3の如く、回路基板6を一対の取付部
7,7にスライド係合させた状態で、端子3の弾性接触
部4は回路12のパッド部13に弾性的に接触する。弾
性接触部4は、図1の拡大図の構成により、強い接圧で
パッド部13に押し付けられる。それにより、従来のハ
ンダを用いることなく、端子3と回路12を簡単確実に
且つ安定に接続することができ、組付作業性が向上す
る。
【0029】また、回路基板6が弾性接触部4で下向き
に押圧されて取付部7の下壁18に押し付けられるか
ら、回路基板6と基板接続用コネクタ1とのガタつきが
抑えられる。この効果は半球状の係止突起5を用いなく
とも達成されるが、半球状の係止突起5による押圧力と
の相乗効果で一層ガタ付きが抑えられる。また、ハウジ
ング部2bからの端子3の突出長さHがばらついても、
弾性接触部4と支持部11とが撓むことでその寸法ばら
つきが吸収され、電気的接触が確実に行われると共に端
子3の突出長さHの精度管理がラフで済む。
【0030】廃棄やメンテナンス等に際しては、回路基
板6に端子3をハンダで固定していないから、基板接続
用コネクタ1を固定して回路基板6を引っ張ることで、
回路基板6が簡単に離脱され、基板接続用コネクタ1と
回路基板6とが簡単に分離される。これにより、メンテ
ナンスやリサイクル等の作業が容易化する。有害なハン
ダを用いていないから環境保護に役立つことは言うまで
もない。
【0031】回路基板6の離脱性は、半球状の係止突起
5(図2)を用いたことによっても一層向上している。
すなわち、係止突起5の円弧面が係合孔20(図2)の
端縁20aにスムーズに摺接しつつ、取付部7の上壁1
7が上向きに撓むことによって、係止突起5と係合孔2
0とのロックが比較的容易に解除される。
【0032】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、回路基板と端子とが従来のハンダによる接続ではな
く、弾性接触により接続されるから、廃棄時に有害なハ
ンダによる環境問題が起こることがなく、また、組付が
容易で且つリサイクルやメンテナンス時に分解が容易で
作業性が向上する。また、回路基板の挿入離脱時に弾性
接触部が回路を擦ることで、酸化皮膜が除去され、電気
的接触性が向上する。また、弾性接触部がそのばね力で
回路基板を取付部に押し付けるから、基板接続用コネク
タと回路基板との間のガタつきが抑えられ、接触部の磨
耗や回路基板と取付部の磨耗や傷み等が防止される。
【0033】また、請求項2記載の発明によれば、係止
突起が回路基板を取付部の他方の壁部に押圧するから、
基板接続用コネクタと回路基板との間のガタつきが抑え
られ、請求項1における弾性接触部の押圧作用との相乗
効果で接触部の磨耗や回路基板と取付部の磨耗や傷み等
が一層確実に防止される。また、請求項3記載の発明に
よれば、一方の壁部が弾性的に撓むことによって、回路
基板の挿入を容易化させると共に、回路基板を弾性的に
押圧してガタつきを確実に防止し、且つ回路基板の反り
や各部の寸法のばらつきを吸収して、回路基板に対する
コネクタハウジングの傾きを防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板接続用コネクタの一実施例を
示す分解斜視図である。
【図2】同じく取付部を回路基板に係止させた状態を示
す縦断面図である。
【図3】基板接続用コネクタと回路基板の接続状態を示
す斜視図である。
【図4】従来の一例を示す縦断面図である。
【図5】従来の他の例を示す斜視図である。
【図6】同じく取付部を回路基板に係止させた状態を示
す縦断面図である。
【符号の説明】 1 基板接続用コネクタ 2 雄コネクタハウジング(コネクタハウジング) 3 端子 4 弾性接触部 5 係止突起 6 回路基板 7 取付部 12 回路 17 上壁(壁部) 18 下壁(壁部) 20 係合孔 23 スリット部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングに取付部を設け、該
    取付部の対向する壁部の間に回路基板を挿入し、該コネ
    クタハウジング側の端子を該回路基板の回路に接続する
    基板接続用コネクタにおいて、前記端子が、前記回路に
    対する弾性接触部を有することを特徴とする基板接続用
    コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記取付部の一方の壁部に、前記回路基
    板の係合孔に対する半球状ないし略錐状の係止突起が設
    けられ、該係止突起の最大外径が該係合孔の内径よりも
    大きいことを特徴とする請求項1記載の基板接続用コネ
    クタ。
  3. 【請求項3】 前記一方の壁部がスリット部で前記コネ
    クタハウジングとは切り離されていることを特徴とする
    請求項2記載の基板接続用コネクタ。
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