JP2007135826A - 遊技機の組立調節機能付きケース装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品を収容するケースの取り付け位置及び前記ケースのサイズを少ない費用で変更する。
【解決手段】取り付け板300には、当該第1及び第2のスリット301、302のそれぞれの両脇に沿って複数の雌ネジ部303−1、303−2…303−8、304−1、304−2…304−8、305−1、305−2…305−8、306−1、306−2…306−8の列が形成されている。前記第1乃至第4のネジ止め部材351、352、353、354を第1乃至第8のネジ401、402…408によりネジ止め固定する取り付け板300の雌ネジ部を、遊技機用基板ケース250の取り付け位置に合わせて選択することで、遊技機用基板ケース250の取り付け板300に対する取り付け位置を少ない費用で変更することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機において遊技機の作動を制御する制御基板や液晶パネル等の電子部品をケース内部に収容する遊技機の組立調節機能付きケース装置に関するものである。
従来より、スロットマシンには各種の回路基板が搭載されている。このような回路基板としては、例えば特許文献1に記載されているように、遊技の進行等を制御しつつ抽選等を行うメイン制御基板、サウンドの出力や液晶表示ユニットの映像表示等の演出を制御するサブ制御基板、及び電源の供給制御を行う電源制御基板等が挙げられる。
またスロットマシンのメイン制御基板及びサブ制御基板は、正規の基板やROMを用い、それ以外の基板やROMの使用を禁止する必要がある。このためメイン制御基板及びサブ制御基板は、不正開放を防止する機構を設けた基板ケースに封入されている。
不正開放防止機構を設けた基板ケースの例としては、例えば特許文献2に記載されているように、ケース本体部材とケース蓋部材を備え、ケース本体部材にケース蓋部材を装着して形成されるケース内部に制御基板を収容する基板ケースにおいて、ケース本体部材にケース蓋部材を装着したときに外部から遮蔽される空間内で、本体側係合部が接続部材を介して蓋側係合部と係合するものが挙げられる。そして、このような本体側係合部と蓋側係合部を一旦係合させれば、この係合は外部から解除することが不可能であり、ケース蓋部材をケース本体部材から開放もしくは取り外すことが出来なくなる。
特開2003−325911号公報 特開2004−65280号公報
上述した遊技機用基板ケース及びこれに収納される基板はスロットマシンが設計変更された場合にも同じサイズのものを使い続けた方コストを低く抑えることができるが、演出の高度化等の理由から基板のサイズを大きくせざるをえない場合があり、この場合には遊技機用基板ケースの形状変更を行うことになる。遊技機用基板ケースの形状が変更になると、このケースを取り付ける取り付けベースの形状変更を行うことになり、取り付けベースの金型を変更または改造する必要があり、この場合に多額のコストが必要になる等の問題が生じていた。また、スロットマシンの設計変更によりスピーカ、リール等の配置が変更される場合、ケースの取り付け位置を変更する必要が生じる場合があり、この場合にも取り付けベースの金型を変更または改造する必要があった。このような問題は液晶パネルやその他の電子部品を収納するケースについても同様である。
本発明は、こうした従来の問題に鑑みてなされたものであり、電子部品を収容するケースの取り付け位置及び前記ケースのサイズを少ない費用で変更することができる遊技機の組立調節機能付きケース装置を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、遊技機の組立調節機能付きケース装置であって、六面の板状部により囲まれるケース内部に電子部品を収容するとともに、前記六面の板状部の内一面の板状部の四隅近傍からケース外側に突出して第1乃至第4のブラケットが設けられたケースと、第1及び第2のスリットが平行に形成されるとともに、当該第1及び第2のスリットのそれぞれの両脇に沿って複数の雌ネジ部の列が形成され、遊技機に配設される取り付け板と、板状に形成され、前記第1のスリットの両脇に形成された雌ネジ部の列の間隔と同じ間隔でその板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔が形成されるとともに、一方の板面にそれぞれ前記第1乃至第2のブラケットがネジ止めされるネジ止め部が形成され、他方の板面に前記第1のスリットに挿入される突起部が形成された第1及び第2のネジ止め部材と、板状に形成され、前記第2のスリットの両脇に形成された雌ネジ部の列の間隔と同じ間隔でその板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔が形成されるとともに、一方の板面にそれぞれ前記第3乃至第4のブラケットがネジ止めされるネジ止め部が形成され、他方の板面に前記第2のスリットに挿入される突起部が形成された第3及び第4のネジ止め部材と、そのネジ部が前記第1乃至第4のネジ止め部材の一方及び他方の側のネジ部挿入孔にそれぞれ挿入し、前記取り付け板のそれぞれ対応する前記雌ネジ部に螺入することで、前記第1乃至第4のネジ止め部材を取り付け板にネジ止め固定する第1乃至第8のネジとを備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機の組立調節機能付きケース装置であって、前記取り付け板は、前記第1及び第2のスリットの両脇に形成された前記雌ネジ部の列のいずれかの脇にさらに別の雌ネジ部の列が平行に形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、遊技機の組立調節機能付きケース装置であって、六面の板状部により囲まれるケース内部に電子部品を収容するとともに、前記六面の板状部の内一面の板状部の四隅近傍からケース外側に突出して第1乃至第4のブラケットが設けられたケースと、第1及び第2のスリットが平行に形成されるとともに、当該第1及び第2のスリットのそれぞれの両脇に沿ってネジ部螺入用長孔が形成され、遊技機に配設される取り付け板と、板状に形成され、前記第1のスリットの両脇に形成されたネジ部螺入用長孔の間隔と同じ間隔でその板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔が形成されるとともに、一方の板面にそれぞれ前記第1乃至第2のブラケットがネジ止めされるネジ止め部が形成され、他方の板面に前記第1のスリットに挿入される突起部が形成された第1及び第2のネジ止め部材と、板状に形成され、前記第2のスリットの両脇に形成されたネジ部螺入用長孔の間隔と同じ間隔でその板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔が形成されるとともに、一方の板面にそれぞれ前記第3乃至第4のブラケットがネジ止めされるネジ止め部が形成され、他方の板面に前記第2のスリットに挿入される突起部が形成された第3及び第4のネジ止め部材と、そのネジ部が前記第1乃至第4のネジ止め部材の一方及び他方の側のネジ部挿入孔にそれぞれ挿入し、前記取り付け板のそれぞれ対応する前記ネジ部螺入用長孔に螺入することで、前記第1乃至第4のネジ止め部材を取り付け板にネジ止め固定する第1乃至第8のネジとを備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の遊技機の組立調節機能付きケース装置であって、前記取り付け板は、前記第1及び第2のスリットの両脇に形成された前記ネジ部螺入用長孔のいずれかの脇にさらに別のネジ部螺入用長孔が平行に形成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の遊技機の組立調節機能付きケース装置によれば、前記第1乃至第4のネジ止め部材を第1乃至第8のネジによりネジ止め固定する雌ネジ部を、ケースの取り付け位置及び取り付けるケースのサイズに合わせて選択することで、ケースの取り付け位置及び取り付けるケースのサイズを少ない費用で変更することができる。
請求項2に記載の遊技機の組立調節機能付きケース装置によれば、前記第1及び第2のスリットの両脇に形成された前記雌ネジ部の列のいずれかの脇にさらに別の雌ネジ部の列を平行に形成したことで、前記第1乃至第4のネジ止め部材を一方及び他方の側のネジ部挿入孔の間隔が異なるものに交換することが可能になり、前記第1乃至第4のネジ止め部材のネジ止め部の形成位置の選択幅が拡大し、取り付け可能なケースのサイズの選択幅を拡大することができる。
請求項3に記載の遊技機の組立調節機能付きケース装置によれば、前記第1乃至第4のネジ止め部材を第1乃至第8のネジによりネジ止め固定するネジ部螺入用長孔の位置を、ケースの取り付け位置及び取り付けるケースのサイズに合わせて選択することで、ケースの取り付け位置及び取り付けるケースのサイズを少ない費用で変更することができる。
請求項4に記載の遊技機の組立調節機能付きケース装置によれば、前記第1及び第2のスリットの両脇に形成された前記ネジ部螺入用長孔のいずれかの脇にさらに別のネジ部螺入用長孔を平行に形成したことで、前記第1乃至第4のネジ止め部材を一方及び他方の側のネジ部挿入孔の間隔が異なるものに交換することが可能になり、前記第1乃至第4のネジ止め部材のネジ止め部の形成位置の選択幅が拡大し、取り付け可能なケースのサイズの選択幅を拡大することができる。
本発明の遊技機の組立調節機能付きケース装置によれば、電子部品を収容するケースの取り付け位置及び前記ケースのサイズを少ない費用で変更することができ、遊技機の各部品の内部配置や大きさの変更による製造コストの増大を抑える等を行える。
以下、本発明に係る遊技機の組立調節機能付きケース装置の好適な一実施形態をスロットマシンを例に図面を参照して説明する。なお、図1はスロットマシン1の外観構造を表した斜視図である。図2は前扉3を開放した状態におけるスロットマシン1の内部構造を表した図である。図3はスロットマシン1の制御システムを表したブロック図である。
図1において、スロットマシン1は、略矩形状の箱体である筐体2と、当該筐体2と蝶番機構により開閉可能に取り付けられた前扉3とを備えている。
前扉3の前面側は、上部パネル部4と下部パネル部5に略区分けされ、これらは視覚効果を高めてデザインされたいわゆる化粧板として、硬質プラスチックにより一体的に形成されている。更に、下部パネル部5の下方には、入賞時に払い出されるメダル(遊技媒体)を貯留する受皿部6aが一体的に形成された受皿ユニット6が設けられている。
また、上部パネル部4と下部パネル部5との間には、遊技者側に突出し、ゲーム操作を行うためのスイッチ類が配置されている操作卓7が一体的に形成されている。なお、上部パネル部4、操作卓7、下部パネル部5、及び受皿ユニット6は、遊技者側に面し、これらによって「前面パネル部」が構成される。
上部パネル部4の中央には、硬質プラスチック板等で形成されたパネル面41が設けられている。パネル面41のほぼ中央には略長方形の透明な表示窓42が形成され、表示窓42を通して筐体2内に設けられているリールユニット100の3個のリール101a、101b、101cが目視される。
ここで、筐体2内に設置されているリールユニット100は、円筒形状のリール101a、101b、101cがそれぞれ回転軸方向に並べられ、各リール101a、101b、101cの外周面にはその周方向に沿って複数種類の図柄が描かれている。遊技者は、表示窓42を通して3列のリールに描かれたそれぞれ上下方向3個の図柄を目視できるようになっている。
また、パネル面41には、裏面側に設けられている図示しないランプを点灯させることで例えば入賞役への内部当選など遊技状態に関する情報を演出表示する遊技状態表示部43と、複数の発光ダイオードを点灯させてドット画像を演出表示するドットマトリクス表示部44と、スロットマシン1にクレジット(貯留)されているメダル数や、入賞によって獲得したメダル数、又は入賞役への当選回数等の情報を数値表示する数値情報表示部45が、それぞれ表示窓42の周辺に設けられている。
上部パネル部4の上部には、高輝度発光ダイオード等のランプ類を内蔵する演出用照明部46と、ゲームに係る効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部47a、47bが配置されている。
また、演出用放音部47a、47bの間には、透明な硬質プラスチック板等が嵌め込まれて形成された表示窓48aに面して遊技機の演出装置として液晶表示装置48が配置されている。なお、液晶表示装置48は、ゲームの演出に係る映像やゲーム(遊技)に関する情報を主に表示する。
上部パネル部4の側部には、蛍光灯や高輝度発光ダイオードで形成された演出用照明部49a、49bが設けられている。ゲームの進行に応じて上述した複数の演出用照明部46、49a、49b等が点灯又は点滅することで、ゲームにおける視覚的な演出効果を高めるように形成されている。
操作卓7の上面右側には、メダルを投入するためのメダル投入口71aを有するメダル投入部71が設けられている。また、当該上面の左側には、押しボタンスイッチである3個のベットボタン72、73、74が設けられている。
ベットボタン72、73、74はスロットマシンの1ゲームに賭けるメダルの枚数を提示するためのボタンスイッチである。ゲームを開始する際に、ベットボタン72が押圧操作されることで、貯留されているメダルから1枚のメダルがゲームに対して賭けられる。同様に、ベットボタン73が押圧操作されることで2枚のメダルが賭けられ、ベットボタン74が押圧操作されることで3枚の当該ゲームにメダルが賭けられる。なお、ベットボタン74は、最大枚数のメダルを賭けることから、特に「マックスベットボタン」と呼ばれている。
操作卓7の前面左側には、リール101a、101b、101cの回転開始を指示するためのスタートレバー75が設けられている。スタートレバー75は、先端に球形の操作ノブを有する揺動可能な操作旱を備え、操作旱が傾倒操作されるとオン、操作旱から手が離されるとスプリングの付勢力によって自動的に元の位置に戻ってオフ状態となるスイッチユニットで形成されている。
また、操作卓7の中央には、各リール101a、101b、101cの回転停止をそれぞれ指示するためのストップボタン76a、76b、76cが各リールの配列に対応して並設されている。
さらに、操作卓7の前面の左隅には、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルして払い出させることを指示するとともに、後述するメダルクレジット手段210(図3参照)が内部貯留したメダルを精算して払い出させることを指示するための精算ボタン77が設けられている。
操作卓7の前面右側には、前扉3を開錠するための鍵が挿入される鍵穴78が設けられている。スロットマシン1の管理者等が鍵穴78に所定の鍵を挿入して開錠操作すると、蝶番機構によって筐体2に取り付けられている前扉3を前方へ開くことができ、また前扉3を筐体2側に閉じると、自動的にこれらを施錠するようになっている。
下部パネル部5には、スロットマシン1のモデルタイプを遊技者へ認識させる等のため、登場キャラクターの絵などを表示するパネル51が設けられている。下部パネル部5の下側に配置された受皿ユニット6には、入賞時にメダルを排出するメダル払出口61と、払い出されたメダルを貯留する受皿部6aと、演出効果音を発生させるスピーカを内蔵する演出用放音部62がそれぞれ配置されている。
次に、図2を参照して、筐体2の内部構造と前扉3の裏面構造とを説明する。
図2において、筐体2内の上部には、スロットマシン1の全体動作を集中制御するCPU(マイコン)を備え硬質プラスチックのケースに収納された主制御基板20が取り付けられている。
筐体2内の中央には、リール101a、101b、101cを備えるリールユニット100が設けられている。リールユニット100は、前扉3が筐体2側に閉じられると前扉3の表示窓42にリール101a、101b、101cが対向するように、所定フレームに位置決めされて取り付けられている。なお、各リール101a、101b、101cは、それぞれに内蔵されたステッピングモータによって回転駆動される。
また、リールユニット100の上部には、各リールを回転駆動する上記ステッピングモータへ4相の駆動パルス信号を送出する回胴装置基板が取り付けられており、主制御基板20が回胴装置基板に回胴駆動(励磁)パルスデータを送出することで、各リールの回転と制動及び停止の制御を行っている。
リールユニット100の下方には、ホッパ装置21と、ホッパ装置21から溢れたメダルを収容するための補助貯留部22と、主電源装置23が設けられている。主電源装置23の側面には、いわゆる配電盤に相当する電源装置基板24が設けられている。更に、筐体2の上部右側の内壁に、遊技場に設置されている「ホールコンピュータ」と呼ばれる管理用コンピュータと接続可能な外部集中端子基板25が取り付けられている。
次に、前扉3の裏面側上部には、演出用照明部46の光源である高輝度の発光ダイオード31が複数配列されると共に、上述の演出用放音部47a、47bに対向してスピーカ32a、32bが取り付けられている。また、スピーカ32a、32bの間には、液晶表示装置48が取り付けられている。更に、液晶表示装置48の裏面側には、本実施形態の要部となる取り付け板300を介して遊技機用基板ユニット10が取り付けられている。遊技機用基板ユニット10は、硬質プラスチックの遊技機用基板ケース250に、電気回路基板で形成されたサブ制御基板30を収納したものである。取り付け板300及び遊技機用基板ケース250は、後述の組立調節機能付きケース装置11(図4参照)を構成している。
主制御基板20及びサブ制御基板30は、スロットマシン1の作動を制御する制御基板である。
なお、スロットマシン1全体の動作は、筐体2側に設けられている主制御基板20によって統括制御されており、サブ制御基板30は、液晶表示装置48による演出映像の表示制御、及び演出用放音部47a、47b、62を使った演出効果音制御など、ゲームの演出に係る制御を主に行っている。
サブ制御基板30の下方には、リール101a、101b、101cを目視させるための透明な表示窓42が形成されたパネル板が配置され、表示窓42の下方には、前面側のスタートレバー75(図1参照)及びストップボタン76a、76b、76c(図1参照)等の操作スイッチ類の出力信号を主制御基板20へ転送する中継基板として機能する中央表示基板33が設けられている。
中央表示基板33の下方には、メダル選別装置34が取り付けられている。メダル選別装置34は、メダル投入部71に投入されたメダルの適否を判別し振り分ける装置である。また、メダル選別装置34はメダルセンサを内蔵しており、ゲームの待機状態等において正規のメダルが投入され、メダルセンサがこのメダルを検出することによって、メダル投入の受け付けを示す信号を主制御基板20へ送出する。
メダル選別装置34の装置本体の下方には、メダル選別装置34によって振り分けられた正規のメダルを筐体2内に設けられているホッパ装置21へ案内するガイド部材35と、メダル選別装置34により排除されたメダル(又は異物)をメダル排出口61へ案内するガイド部材36が設けられている。また、前扉3の裏面側下部には、ホッパ装置21から排出されたメダルをメダル排出口61へ案内するガイド部材37が設けられている。更に、メダル排出口61に隣接して、上述した演出用放音部62に対向するスピーカ38が取り付けられている。
次に、図3のブロック図を参照して、スロットマシン1に設けられている制御システムについて説明する。
図3において、主制御基板20は、CPU200と、記憶部201と、メダルクレジット手段210とを備えている。
記憶部201は、ROM、RAM等の半導体メモリによって構成され、スロットマシンゲーム用のシステムプログラム202が予め記憶されている。主制御基板20は、記憶部201に記憶されたシステムプログラム202に従ってCPU200が演算処理を実行することで、スロットマシン1全体の動作を統括制御している。メダルクレジット手段210は、内部貯留するメダルの数であるクレジットをメモリに記憶する。
主制御基板20には、ベットボタン72、73、74、スタートレバー75、ストップボタン76a、76b、76c、精算ボタン77等の操作スイッチ類、メダル選別装置34のメダルセンサ34a、ホッパ装置21等のメダル払出装置、及びサブ制御基板30等が配線ケーブルで接続されている。
主制御基板20は、前記操作スイッチ類やメダル選別装置34のメダルセンサ34aからの出力信号によりゲームに係る操作を検出する。
主制御基板20は、動作モードがメダルベット待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをゲームの賭数に加算する。
また、主制御基板20は、動作モードがメダルクレジット入力待機状態となっている場合において、メダルセンサ34aがメダルを検出した場合、検出したメダルをメダルクレジット手段210のクレジットに加算する。ここで、メダルベット待機状態とは、1つのゲームが終了した後、当該ゲームにメダルが賭けられるのを待機している状態のことを示している。メダルクレジット入力待機状態とは、当該ゲームにメダルが賭けられた後、メダルクレジット手段210の前記クレジット数が最大値(50)になるまでの状態のことを示している。
主制御基板20は、各リール101a、101b、101cに設けられる基準位置センサ120a、120b、120cの検出信号を入力し、各リールの基準となる回転位置を把握しながら、回胴装置基板130に所定の回胴駆動パルスデータを送出する。回胴装置基板130は、主制御基板20からの回胴駆動パルスデータに従って各ステッピングモータ110a、110b、110cを回転駆動することで、各リール101a、101b、101cの回転及び停止の動作制御を行っている。
主制御基板20は、入賞が確定した場合等において、ホッパ装置21を制御することで、所定数のメダルを受皿部6a(図1参照)に払い出す。
また、主制御基板20は、精算ボタン77が操作された場合、ゲームに賭けられたメダルをキャンセルしてホッパ装置21に払い出させるとともに、メダルクレジット手段210が内部貯留したメダルを精算してホッパ装置21に精算前のクレジット数のメダルを払い出させる。
サブ制御基板30は、主制御基板20からの制御信号に基づいて液晶表示装置48(図1参照)、演出用照明部46、49a、49b(図1参照)、演出用放音部47a、47b、62(図1参照)等の演出装置230を制御駆動することで、遊技者の視覚や聴覚に訴える演出をゲームの進行に応じて行っている。
一方、主制御基板20の記憶部201には、入賞抽選テーブル203及び内部抽選フラグ204が記憶されている。例えばCPU200は、スタートレバー75の操作を検出した時点で図示しない乱数発生装置から乱数値を取得し、入賞抽選テーブル203を参照することで、得られた乱数値に割り当てられた入賞役またはハズレを抽選する。そして、CPU200は、乱数値に対応する入賞役が存在すると、それを当該ゲームの入賞役として抽選結果を当選にし、当該入賞役を記憶部201の内部抽選フラグ204に記憶する。ここでは、かかる入賞役の抽選方法を「内部抽選」と呼んでいる。
次に、スロットマシン1におけるゲーム動作の概要を説明する。
スロットマシン1は、先のゲームにおいて入賞しメダルの配当が完了した時、又は先のゲームにおいてハズレが確定すると待機状態となる。この待機状態においては、当該状態を遊技者に示唆するとともにゲーム操作を促す待機モードの演出が行われる。次に、遊技者がメダル投入部71にメダルを投入し、もしくは、何れかのベットボタン72、73、74を押圧操作することで、スロットマシン1は、内部に貯留したメダル(クレジット)から当該ゲームに所定枚数のメダルが賭けられゲームを準備する。
ゲーム準備の状態でスタートレバー75が傾倒操作されゲームが開始されると、主制御基板20は、3個のリール101a、101b、101cを一斉に回転させ始めるとともに、上述した内部抽選を実行する。内部抽選の結果は、内部抽選フラグ204に記憶される。
次に、遊技者により何れかのストップボタン76a、76b、76cが押圧操作されることで、リール101a、101b、101cが停止し、主制御基板20は、停止した各リールが表示する図柄と上述の内部抽選フラグ204に対応する入賞役に係る図柄の組合せとが一致しているかどうか判定する。
これら図柄の組合せが一致し役への入賞が確定すると、スロットマシン1は、主制御基板20によりメダルクレジット手段210の制御を行い、内部貯留しているメダルのクレジット数が所定の数になるまで、当該役の種類に応じて予め決められた配当数のメダルをクレジット数に加算する。さらに、スロットマシン1は、前記配当数と前記クレジット数の加算結果が前記所定の数を超過すると、この超過した数のメダルを受皿部6aへ払い出す。
次に、図4乃至図21を参照して本実施形態の要部となる組立調節機能付きケース装置11について説明する。
図4はスロットマシン1(図2参照)の背面側から見た組立調節機能付きケース装置11の分解斜視図である。図5はスロットマシン1の前面側から見た組立調節機能付きケース装置11の分解斜視図である。図6はネジ止め部材の背面図である。図7はネジ止め部材の上面図である。図8はネジ止め部材の側面図である。図9はスロットマシン1(図2参照)の背面側から見た組立調節機能付きケース装置11の組み立てた状態の斜視図である。図10は組立調節機能付きケース装置11の組み立てた状態の背面図である。図11は組立調節機能付きケース装置11の組み立てた状態の上面図である。図12は組立調節機能付きケース装置11の組み立てた状態の側面図である。図13は図7のA−A線断面図である。図14は組立調節機能付きケース装置11の第1の型の遊技機用基板ユニット10を取り付け板300の上側の位置に取り付けた状態の背面図である。図15は組立調節機能付きケース装置11の第1の型の遊技機用基板ユニット10を取り付け板300の上側の位置に取り付けた状態の側面図である。図16は図14のB−B線断面図である。
尚、図4乃至図16を用いた説明において、各部材の左側及び右側はそれぞれスロットマシン1の前面側から見た場合の左側及び右側を示しており、背面側から見た図4、図6、図9、図10、図14では、図面に向かって左側が各部材の右側になっている。
図4及び図5において、組立調節機能付きケース装置11は、遊技機用基板ケース250と、取り付け板300と、第1及び第4のネジ止め部材351、352、353、354と、第1乃至第12のネジ401、402…412とを備えている。
遊技機用基板ケース250は、六面の板状部251、252、253、254、255、256により囲まれるケース内部に電子部品としてのサブ制御基板30を収容するとともに、前記六面の板状部251、252…256の内一面の板状部251の四隅近傍からケース外側に突出して第1乃至第4のブラケット261、262、263、264が設けられている。
さらに詳細に説明すると、遊技機用基板ケース250は、ケース本体部材271と、ケース蓋部材272とを備えている。
ケース本体部材271は、平面部としての板状部251及び四面の側壁253a、254a、255a、256aを有して一面側が開口し、この開口にサブ制御基板30を収納するように形成されている。また、ケース本体部材271は、側壁255aに第1及び第2のブラケット261、262が側方に突出して形成され、側壁256aに第3及び第4のブラケット263、264が側方に突出して形成されている。第1乃至第4のブラケット261、262、263、264には、それぞれネジ409、410、411、412のネジ部が挿入される貫通孔261a、262a、263a、264aがそれぞれ形成されている。
ケース蓋部材272は、平面部としての板状部252及び四面の側壁253b、254b、255b、256bを有して一面側が開口し、その開口側を前記ケース本体部材271の前記開口側に向かい合わせた状態で当該ケース本体部材271に装着される。
四面の側壁253a、254a、255a、256aは、それぞれ四面の側壁253b、254b、255b、256bと共にそれぞれ前記板状部253、254、255、256を構成している。
また、板状部255、256には、サブ制御基板30の基板側コネクタ283、284を露出させる開口部281、282が形成されている。
一方、取り付け板300には、上下方向に延びる第1及び第2のスリット301、302が左右に並べて平行に形成されている。また、取り付け板300には、当該第1及び第2のスリット301、302のそれぞれの両脇に沿って複数の雌ネジ部303−1、303−2…303−8、304−1、304−2…304−8、305−1、305−2…305−8、306−1、306−2…306−8の列が形成されている。第1のスリット301の右脇に形成された雌ネジ部304−1、304−2…304−8の列の右脇には、さらに別の雌ネジ部307−1、307−2…307−8の列が平行に形成されている。第2のスリット302の左脇に形成された雌ネジ部305−1、305−2…305−8の列の左脇には、さらに別の雌ネジ部308−1、308−2…308−8の列が平行に形成されている。
また取り付け板300には、四隅近傍にネジのネジ部が挿入されるネジ部挿入孔309a、309b、309c、309dが形成されており、これらネジ部挿入孔309a、309b、309c、309dによりスロットマシン1(図2参照)の筐体内における液晶表示パネル48(図2参照)の裏面側にネジ止め固定するようになっている。
図5において、取り付け板300の前面には、雌ネジ部303−1…308−8に対応する位置に突起部310が形成されており、突起部310の軸に沿って雌ネジ部303−1…308−8が形成されている。
図4及び図5において、第1及び第2のネジ止め部材351、352は、板状に形成され、前記第1のスリット301の両脇に形成された雌ネジ部303−1、303−2…303−8、304−1、304−2…304−8の列の間隔と同じ間隔で板状部351a(図6乃至図8参照)、352aの板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔351b(図6参照)、351c(図6参照)、352b、352cが形成されている。板状部351a、352aの一方の板面にはそれぞれ前記第1乃至第2のブラケット261、262がネジ409、410によりネジ止めされる突起状のネジ止め部351d(図6乃至図8参照)、352dが形成されている。板状部351a、352aの他方の板面には前記第1のスリット301に挿入される突起部351e(図7及び図8参照)、352eがそれぞれ形成されている。
第3及び第4のネジ止め部材353、354は、板状に形成され、前記第2のスリット302の両脇に形成された雌ネジ部305−1、305−2…305−8、306−1、306−2…306−8の列の間隔と同じ間隔で板状部353a、354aの板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔353b、353c、354b、354cが形成されている。板状部353a、354aの一方の板面にはそれぞれ前記第1乃至第2のブラケット263、264がネジ411、412によりネジ止めされるネジ止めされるネジ止め部353d、354dが形成されている。板状部353a、354aの他方の板面には前記第2のスリット302に挿入される突起部353e、354eが形成されている。
図6乃至図8参照に示すように第1のネジ止め部材351のネジ止め部351dは、板状部351aの一面から突出して形成された突起部351fにネジ409のネジ部が螺入されるネジ孔351gを形成したものである。ネジ止め部351d及び突起部351eは、一方及び他方の側のネジ部挿入孔351b、351cの間の略中央の位置に形成されている。
図4及び図5に示す第2乃至第4のネジ止め部材352、353、354のネジ止め部352d、353d、354dの構造も第1のネジ止め部材351のネジ止め部351dと同様になっており、ネジ410、411、412のネジ部が螺入されるネジ孔352g、353g、354gが形成されている。
図4及び図5において、第1乃至第8のネジ401、402…408は、そのネジ部が第1乃至第4のネジ止め部材351、352、353、354の一方及び他方の側のネジ部挿入孔351b、351c、352b、352c、353b、353c、354b、354cに挿入し、前記取り付け板300に形成された対応する前記雌ネジ部303−1、303−2…303−8、304−1、304−2…304−8、305−1、305−2…305−8、306−1、306−2…306−8に螺入することで前記第1乃至第4のネジ止め部材を取り付け板300にネジ止め固定する。
以下、組立調節機能付きケース装置11の組立方法について説明する。
図4及び図5において、まず、取り付け板300に取り付ける遊技機用基板ケースとして第1の型の遊技機用基板ケース250を用い、遊技機用基板ケース250を取り付け板300の下寄りの位置に取り付ける場合について説明する。
この場合、まず、第1のネジ止め部材351の突起部351eをスリット301に挿入し、第1のネジ止め部材351の貫通孔351b、351cをそれぞれスリット301の両脇の上から4番目の雌ネジ部303−4、304−4に合わせ、ネジ401、402のネジ部をそれぞれ貫通孔351b、351cに挿入し、それぞれ雌ネジ部303−4、304−4に螺入することで、上から4番目の雌ネジ部303−4、304−4に第1のネジ止め部材351をネジ止め固定する。
次に、第2のネジ止め部材352の突起部352eをスリット301に挿入し、第2のネジ止め部材352の貫通孔352b、352cをそれぞれスリット301の両脇の下から2番目の雌ネジ部303−7、304−7に合わせ、ネジ403、404のネジ部をそれぞれ貫通孔352b、352cに挿入し、それぞれ雌ネジ部303−7、304−7に螺入することで、雌ネジ部303−7、304−7に第2のネジ止め部材352をネジ止め固定する。
次に、第3のネジ止め部材353の突起部353eをスリット302に挿入し、第3のネジ止め部材353の貫通孔353b、353cをそれぞれスリット302の両脇の上から4番目の雌ネジ部305−4、306−4に合わせ、ネジ405、406のネジ部をそれぞれ貫通孔353b、353cに挿入し、それぞれ雌ネジ部305−3、306−3に螺入することで、上から4番目の雌ネジ部305−4、306−4に第3のネジ止め部材353をネジ止め固定する。
次に、第4のネジ止め部材354の突起部354eをスリット302に挿入し、第4のネジ止め部材354の貫通孔354b、354cをそれぞれスリット302の両脇の下から2番目の雌ネジ部305−7、306−7に合わせ、ネジ403、404のネジ部をそれぞれ貫通孔354b、354cに挿入し、それぞれ雌ネジ部303−7、306−7に螺入することで、雌ネジ部305−7、306−7に第4のネジ止め部材354をネジ止め固定する。
この後、ネジ409、410、411、412のネジ部を、それぞれ遊技機用基板ケース250の第1乃至第4のブラケット261、262、263、264の貫通孔261a、262a、263a、264aに挿入し、それぞれ第1乃至第4のネジ止め部材351、352、353、354の貫通孔351g、352g、353g、354gに螺入することで、第1乃至第4のネジ止め部材351、352、353、354に遊技機用基板ケース250の第1乃至第4のブラケット261、262、263、264をネジ409、410、411、412によりネジ止め固定する。
これにより、図9乃至図13に示すように、取り付け板300の下寄りの位置に遊技機用基板ケース250が固定される。
このような図9乃至図13に示す状態で、取り付け板300をネジ部挿入孔309a、309b、309c、309dを用いてよりスロットマシン1(図2参照)の筐体内における液晶表示パネル48の裏面側にネジ止め固定する。
次に、遊技機用基板ケース250に形成された開口部281、282を介してサブ制御基板30の基板側コネクタ283(図9参照)に主制御基板20に対応するハーネスのコネクタを差し込んで結合させる。さらに、基板側コネクタ284(図5参照)についても、液晶表示パネル48用、電源用等に対応するハーネスのコネクタを接続する。これにより、スロットマシン1を使用可能な状態にできる。
次に、取り付け板300に取り付ける遊技機用基板ケースとして第1の型の遊技機用基板ケース250を用い、遊技機用基板ケース250を取り付け板300の最も上側の位置に取り付ける場合について説明する。
この場合、まず、図4及び図5に示す第1のネジ止め部材351の突起部351eをスリット301に挿入し、第1のネジ止め部材351の貫通孔351b、351cをそれぞれスリット301の両脇の上から1番目の雌ネジ部303−1、304−1に合わせ、ネジ401、402のネジ部をそれぞれ貫通孔351b、351cに挿入し、それぞれ雌ネジ部303−1、304−1に螺入することで、上から1番目の雌ネジ部303−1、304−1に第1のネジ止め部材351をネジ止め固定する。
次に、第2のネジ止め部材352の突起部352eをスリット301に挿入し、第2のネジ止め部材352の貫通孔352b、352cをそれぞれスリット301の両脇の上から4番目の雌ネジ部303−4、304−4に合わせ、ネジ403、404のネジ部をそれぞれ貫通孔352b、352cに挿入し、それぞれ雌ネジ部303−4、304−4に螺入することで、雌ネジ部303−4、304−4に第2のネジ止め部材352をネジ止め固定する。
次に、第3のネジ止め部材353の突起部353eをスリット302に挿入し、第3のネジ止め部材353の貫通孔353b、353cをそれぞれスリット302の両脇の上から1番目の雌ネジ部305−1、306−1に合わせ、ネジ405、406のネジ部をそれぞれ貫通孔353b、353cに挿入し、それぞれ雌ネジ部305−1、306−1に螺入することで、上から1番目の雌ネジ部305−1、306−1に第3のネジ止め部材353をネジ止め固定する。
次に、第4のネジ止め部材354の突起部354eをスリット302に挿入し、第4のネジ止め部材354の貫通孔354b、354cをそれぞれスリット302の両脇の上から4番目の雌ネジ部305−4、306−4に合わせ、ネジ407、408のネジ部をそれぞれ貫通孔354b、354cに挿入し、それぞれ雌ネジ部305−4、306−4に螺入することで、雌ネジ部305−4、306−4に第4のネジ止め部材354をネジ止め固定する。
この後、第1乃至第4のネジ止め部材351、352、353、354にそれぞれ遊技機用基板ケース250の第1乃至第4のブラケット261、262、263、264をそれぞれネジ409、410、411、412によりネジ止め固定する。
これにより、図14乃至図16に示すように、取り付け板300の最も上側の位置に遊技機用基板ケース250が固定される。
このような構成の組立調節機能付きケース装置11によれば、前記第1乃至第4のネジ止め部材351、352、353、354を第1乃至第8のネジ401、402…408によりネジ止め固定する取り付け板300の雌ネジ部を、遊技機用基板ケース250の取り付け位置に合わせて選択することで、遊技機用基板ケース250の取り付け板300に対する取り付け位置を少ない費用で変更することができ、スロットマシンの設計変更によりスピーカ、リール等の各部品の内部配置や大きさの変更による製造コストの増大を抑えることができる。
以下、図17乃至図23を用いて図1乃至図16に記した実施形態の第1の変形例を説明する。
図17は組立調節機能付きケース装置511の第2の型の遊技機用基板ユニット510を取り付け板300の下寄りの位置に取り付けた状態の背面図である。図18は組立調節機能付きケース装置511の第2の型の遊技機用基板ユニット510を取り付け板300の下寄りの位置に取り付けた状態の上面図である。図19は組立調節機能付きケース装置511の第2の型の遊技機用基板ユニット510を取り付け板300の下寄りの位置に取り付けた状態の側面図である。図20は図17のC−C線断面図である。図21は組立調節機能付きケース装置511の第2の型の遊技機用基板ユニット510を取り付け板300の上側の位置に取り付けた状態の背面図である。図22は組立調節機能付きケース装置511の第2の型の遊技機用基板ユニット410を取り付け板300の上側の位置に取り付けた状態の側面図である。図23は図21のD−D線断面図である。
尚、図17乃至図24を用いた説明において、各部材の左側及び右側はそれぞれスロットマシン1の前面側から見た場合の左側及び右側を示しており、背面側から見た図17及び図21では、図面に向かって左側が各部材の右側になっている。
図17において、組立調節機能付きケース装置511は、遊技機用基板ユニットとして第2の型の遊技機用基板ユニット510を用いただけで、これ以外の構成は図4乃至図16に示した組立調節機能付きケース装置11と同様であり、同様の構成は同じ符号を付して説明を省略する。
組立調節機能付きケース装置511は、遊技機用基板ケース550と、取り付け板300と、第1及び第4のネジ止め部材351、352、353、354と、第1乃至第12のネジ401、402…412とを備えている。遊技機用基板ユニット510は、遊技機用基板ケース550及びこれに収納するサブ制御基板を図4乃至図16に示した遊技機用基板ケース250及びサブ制御基板30に比べて縦長に形成したものである。即ち、遊技機用基板ケース550は、上側のブラケット561、563から下側のブラケット562、564までの距離が図4乃至図16に示した遊技機用基板ケース250よりも前記雌ネジ部の上下の一間隔分長くなっている。
以下、組立調節機能付きケース装置511の組立方法について説明する。
まず、取り付け板300に取り付ける遊技機用基板ケースとして第2の型の遊技機用基板ケース550を用い、遊技機用基板ケース550を取り付け板300の下寄りの位置に取り付ける場合について説明する。
この場合、まず、スリット301の両脇の上から3番目の雌ネジ部303−3、304−3に第1のネジ止め部材351をネジ止め固定する。
次に、スリット301の両脇の下から2番目の雌ネジ部303−7、304−7に第2のネジ止め部材352をネジ止め固定する。
次に、スリット302の両脇の上から3番目の雌ネジ部305−3、306−3に第3のネジ止め部材353をネジ止め固定する。
次に、スリット302の両脇の下から2番目の雌ネジ部305−7、306−7に第4のネジ止め部材354をネジ止め固定する。
この後、第1乃至第4のネジ止め部材351、352、353、354にそれぞれ図17に示す遊技機用基板ケース550の第1乃至第4のブラケット261、262、263、264をそれぞれネジ409、410、411、412によりネジ止め固定する。
これにより、図17乃至図20に示すように、取り付け板300の下寄りの位置に第2の型の遊技機用基板ケース550が固定される。
次に、取り付け板300に取り付ける遊技機用基板ケースとして第2の型の遊技機用基板ケース550を用い、遊技機用基板ケース550を取り付け板300の最も上側の位置に取り付ける場合について説明する。
この場合、まず、スリット301の両脇の上から1番目の雌ネジ部303−1、304−1に第1のネジ止め部材351をネジ止め固定する。
次に、スリット301の両脇の下から4番目の雌ネジ部303−5、304−5に第2のネジ止め部材352をネジ止め固定する。
次に、スリット302の両脇の上から1番目の雌ネジ部305−1、306−1に第3のネジ止め部材353をネジ止め固定する。
次に、スリット302の両脇の下から4番目の雌ネジ部305−5、306−5に第4のネジ止め部材354をネジ止め固定する。
この後、第1乃至第4のネジ止め部材351、352、353、354にそれぞれ図21に示す遊技機用基板ケース550の第1乃至第4のブラケット561、562、563、564をそれぞれネジ409、410、411、412によりネジ止め固定する。
これにより、図21乃至図23に示すように、取り付け板300の最も上側の位置に遊技機用基板ケース550が固定される。
このような構成の組立調節機能付きケース装置511によれば、前記第1乃至第4のネジ止め部材351、352、353、354を第1乃至第8のネジ401、402…408によりネジ止め固定する取り付け板300の雌ネジ部を、遊技機用基板ケース550の取り付け位置に合わせて選択することで、遊技機用基板ケース550の取り付け位置を少ない費用で変更することができるとともに、遊技機用基板ケースの縦方向のサイズを少ない費用で変更することができる。
以下、図24乃至図34を用いて、本実施形態の第2の変形例を説明する。図24は組立調節機能付きケース装置611の第3の型の遊技機用基板ユニット610を取り付け板300の下寄りの位置に取り付けた状態のスロットマシン(図2参照)の背面側から見た斜視図である。図25はネジ止め部材651の背面図である。図26はネジ止め部材651の上面図である。図27はネジ止め部材651の側面図である。図28は組立調節機能付きケース装置611の第3の型の遊技機用基板ユニット610を取り付け板300の下寄りの位置に取り付けた状態の背面図である。図29は組立調節機能付きケース装置611の第3の型の遊技機用基板ユニット610を取り付け板300の下寄りの位置に取り付けた状態の上面図である。図30は組立調節機能付きケース装置611の第3の型の遊技機用基板ユニット610を取り付け板300の下寄りの位置に取り付けた状態の側面図である。図31は図28のE−E線断面図である。図32は組立調節機能付きケース装置611の第3の型の遊技機用基板ユニット610を取り付け板300の上側の位置に取り付けた状態の背面図である。図33は組立調節機能付きケース装置611の第3の型の遊技機用基板ユニット610を取り付け板300の上側の位置に取り付けた状態の側面図である。図34は図32のF−F線断面図である。
尚、図24乃至図34を用いた説明において、各部材の左側及び右側はそれぞれスロットマシン1の前面側から見た場合の左側及び右側を示しており、背面側から見た図24、図25、図28、図32では、図面に向かって左側が各部材の右側になっている。
図24及び図28において、組立調節機能付きケース装置611は、遊技機用基板ユニットとして第3の型の遊技機用基板ユニット610を用い、第1乃至第4のネジ止め部材として横長型の第1乃至第4のネジ止め部材651、652、653、654を用いただけで、これ以外の構成は図4乃至図16に示した組立調節機能付きケース装置11と同様であり、同様の構成は同じ符号を付して説明を省略する。
組立調節機能付きケース装置611は、遊技機用基板ケース650と、取り付け板300と、第1乃至第4のネジ止め部材651、652、653、654と、第1乃至第12のネジ401、402…412(図4参照)とを備えている。遊技機用基板ユニット610は、遊技機用基板ケース650及びこれに収納するサブ制御基板を図4乃至図16に示した遊技機用基板ケース250及びサブ制御基板30に比べて横方向を短く形成したものである。即ち、遊技機用基板ケース650は、上側のブラケット661、663から下側のブラケット662、664までの距離が図4乃至図16に示した遊技機用基板ケース250のブラケット261、262、263、264の場合と同様であり、左側のブラケット661、662から右側の663、664までの距離が図4乃至図16に示した遊技機用基板ケース250のブラケット261、262、263、264の場合よりも短くなっている。
図25乃至図27において、第1のネジ止め部材651は、図6乃至図8に示した第1のネジ止め部材351より横長の板状に形成され、第1のネジ止め部材651の板状部651aには前記第1のスリット301の左脇に形成された雌ネジ部303−1、303−2…303−8(図4参照)の列と取り付け板300のスリット301から右に向かって二番目の雌ネジ部307−1、307−2…307−8(図4参照)の列との間の距離と同じ間隔で一方及び他方の側のネジ部挿入孔651b、651cが形成されている。
また、第1のネジ止め部材651は、板状部651aの一方の板面に前記第1のブラケット661がネジ409によりネジ止めされる突起状のネジ止め部651dが形成され、板状部651aの他方の板面に前記第1のスリット301に挿入される突起部651eが形成されている。
第1のネジ止め部材651のネジ止め部651dは、板状部651aの一面から突出して形成された突起部651fにネジ409のネジ部が螺入されるネジ孔651gを形成したものである。ネジ止め部651dは、突起部651eの逆の方向、即ち、取り付け板300の中央側となるネジ部挿入孔651c側に寄って配置している。
尚、第2乃至第4のネジ止め部材652、653、654の構造も第1のネジ止め部材651のネジ止め部651dと同様の構造になっている。
以下、組立調節機能付きケース装置611の組立方法について説明する。
まず、取り付け板300に取り付ける遊技機用基板ケースとして第3の型の遊技機用基板ケース650を用い、遊技機用基板ケース650を取り付け板300の下寄りの位置に取り付ける場合について説明する。
この場合、まず、第1のネジ止め部材651の突起部651eをスリット301に挿入し、第1のネジ止め部材651の貫通孔651bをスリット301の左脇の上から4番目の雌ネジ部303−4(図4及び図28参照)に合わせ、第1のネジ止め部材651の貫通孔651cをスリット301から右に向かって二番目で上から4番目の雌ネジ部307−4(図4及び図28参照)に合わせ、ネジ401、402(図4及び図31参照)のネジ部をそれぞれ貫通孔651b、651cに挿入し、それぞれ雌ネジ部303−4、307−4に螺入することで、上から4番目の雌ネジ部303−4、307−4に第1のネジ止め部材651をネジ止め固定する。
次に、スリット301の左脇の下から2番目の雌ネジ部303−7及びスリット301から右に向かって二番目で下から2番目の雌ネジ307−7(図4及び図28参照)に第2のネジ止め部材652をネジ止め固定する。
次に、スリット302の右脇の上から4番目の雌ネジ部306−4及びスリット302から左に向かって二番目で上から4番目の雌ネジ308−4(図4及び図28参照)に第3のネジ止め部材653をネジ止め固定する。
次に、スリット302の右脇の下から2番目の雌ネジ部306−7及びスリット302から左に向かって二番目で下から2番目の雌ネジ308−7(図4及び図28参照)に第4のネジ止め部材654をネジ止め固定する。
この後、第1乃至第4のネジ止め部材651、652、653、654にそれぞれ遊技機用基板ケース650の第1乃至第4のブラケット661、662、663、264(図28参照)をそれぞれネジ409、410、411、412(図4及び図28参照)によりネジ止め固定する。
これにより、図28乃至図31に示すように、取り付け板300の下寄りの位置に第3の型の遊技機用基板ケース650が固定される。
次に、取り付け板300に取り付ける遊技機用基板ケースとして第3の型の遊技機用基板ケース650を用い、遊技機用基板ケース650を取り付け板300の最も上側の位置に取り付ける場合について説明する。
この場合、まず、第1のネジ止め部材651の突起部651eをスリット301に挿入し、スリット301の左脇の上から1番目の雌ネジ部303−1及びスリット301から右に向かって二番目で上から1番目の雌ネジ307−1(図4及び図32参照)に第1のネジ止め部材651をネジ止め固定する。
次に、スリット301の左脇の上から4番目の雌ネジ部303−4及びスリット301から右に向かって二番目で上から4番目の雌ネジ307−4(図4及び図32参照)に第2のネジ止め部材652をネジ止め固定する。
次に、スリット302の右脇の上から1番目の雌ネジ部306−1及びスリット302から左に向かって二番目で上から1番目の雌ネジ308−1(図4及び図32参照)に第3のネジ止め部材653をネジ止め固定する。
次に、スリット302の右脇の上から4番目の雌ネジ部306−4及びスリット302から左に向かって二番目で上から4番目の雌ネジ308−4(図4及び図32参照)に第4のネジ止め部材654をネジ止め固定する。
これにより、図32乃至図34に示すように、取り付け板300の最も上寄りの位置に第3の型の遊技機用基板ケース650が固定される。
このような構成の組立調節機能付きケース装置611によれば、前記第1乃至第4のネジ止め部材651、652、653、654を第1乃至第8のネジ401、402…408によりネジ止め固定する取り付け板300の雌ネジ部を、遊技機用基板ケース650の取り付け位置に合わせて選択することで、遊技機用基板ケース650の取り付け位置及び縦方向のサイズを少ない費用で変更することができるとともに、第1乃至第4のネジ止め部材651、652、653、654のネジ止め部651d、652d、653d、654dの形成位置の選択幅が拡大し、遊技機用基板ケース650の横方向のサイズを少ない費用で変更でき、取り付け可能な遊技機用基板ケースのサイズの選択幅を拡大することができる。
次に、図35乃至図39を参照して本発明の第2の実施形態について説明する。
図35はスロットマシン1(図2参照)の背面側から見た組立調節機能付きケース装置の取り付け板700の斜視図である。図36はスロットマシン1(図2参照)の前面側から見た組立調節機能付きケース装置の取り付け板700の斜視図である。図37は取り付け板700の背面図である。図38は取り付け板700の上面図である。図39は取り付け板700の側面図である。
尚、図35乃至図39を用いた説明において、各部材の左側及び右側はそれぞれスロットマシン1の前面側から見た場合の左側及び右側を示しており、背面側から見た図35及び図37では、図面に向かって左側が各部材の右側になっている。
図35乃至図39において、取り付け板700は、上下方向に延びる第1及び第2のスリット301、302が左右に並べて平行に形成されるとともに、当該第1及び第2のスリット301、302のそれぞれの両脇に沿ってネジ部螺入用長孔703、704、705、706が形成されている。取り付け板700に形成したネジ部螺入用長孔704の右脇には、さらに別のネジ部螺入用長孔707が平行に形成されている。取り付け板700に形成したネジ部螺入用長孔705の左脇には、さらに別のネジ部螺入用長孔708が平行に形成されている。
また取り付け板700は、図4に示した取り付け板300と同様に、四隅近傍にネジのネジ部が挿入されるネジ部挿入孔309a、309b、309c、309dが形成されている。
図36、図38及び図39において、取り付け板700の前面には、ネジ部螺入用長孔703、704…708に対応する位置に突出部710が形成されており、突出部710の内側がネジ部螺入用長孔703、704…708となっている。
ネジ部螺入用長孔703には、ネジ止め部材同士が干渉し合わない限り上下どの位置からでも、図4に示す第1及び第2のネジ止め部材351、352の一方の側のネジ部挿入孔351b、352bに挿入されたネジ401、403のネジ部が螺入可能になっている。
また、ネジ部螺入用長孔703には、ネジ止め部材同士が干渉し合わない限り上下のいかなる位置からでも、図24及び図25に示す第1のネジ止め部材651の一方の側のネジ部挿入孔651b及び第2のネジ止め部材652の一方の側のネジ部挿入孔に挿入されたネジ401、403のネジ部が螺入可能になっている。
ネジ部螺入用長孔704には、ネジ止め部材同士が干渉し合わない限り上下のいかなる位置からでも、図4に示す第1及び第2のネジ止め部材351、352の他方の側のネジ部挿入孔351c、352cに挿入されたネジ402、404のネジ部が螺入可能になっている。
ネジ部螺入用長孔707には、ネジ止め部材同士が干渉し合わない限り上下のいかなる位置からでも、図24及び図25に示す第1のネジ止め部材651の他方の側のネジ部挿入孔651c及び第2のネジ止め部材652の他方の側のネジ部挿入孔に挿入されたネジ402、404のネジ部が螺入可能になっている。
ネジ部螺入用長孔705には、ネジ止め部材同士が干渉し合わない限り上下のいかなる位置からでも、図4に示す第3及び第4のネジ止め部材353、354の一方の側のネジ部挿入孔353b、354bに挿入されたネジ405、407のネジ部が螺入可能になっている。
ネジ部螺入用長孔706には、ネジ止め部材同士が干渉し合わない限り上下のいかなる位置からでも、図4に示す第3及び第4のネジ止め部材353、354の他方の側のネジ部挿入孔353c、354cに挿入されたネジ406、408ネジ部が螺入可能になっている。
また、ネジ部螺入用長孔706には、ネジ止め部材同士が干渉し合わない限り上下のいかなる位置からでも、図24及び図28に示す第3及び第4のネジ止め部材653、654の他方の側のネジ部挿入孔に挿入されたネジ406、408のネジ部が螺入可能になっている。
ネジ部螺入用長孔708には、ネジ止め部材同士が干渉し合わない限り上下のいかなる位置からでも、図24及び図28に示す第3及び第4のネジ止め部材653、654の一方の側のネジ部挿入孔に挿入されたネジ405、407のネジ部が螺入可能になっている。
このような構成の取り付け板700によれば、図4に示す第1及び第4のネジ止め部材351、352、353、354をネジ部螺入用長孔703、704、705、706の適切な位置にネジ止め固定することで、図4に示す第1の型の遊技機用基板ケース250及び図7に示す第2の型の遊技機用基板ケース550を上下方向の取り付け位置を無段階で調整可能な状態で取り付けることができる。
また、図24及び図28に示す第1及び第4のネジ止め部材651、652、653、654をネジ部螺入用長孔703、704、707、708の適切な位置にネジ止め固定することで、図24に示す第3の型の遊技機用基板ケース650を上下方向の取り付け位置を無段階で調整可能な状態で取り付けることができる。
また、本実施形態によれば、遊技機用基板ケース250、550、650のブラケットの上下方向の間隔は、ネジ部螺入用長孔703、704、705、706により制限される範囲内で無段階に設定可能である。
尚、図1乃至図39に示した実施形態及びその変形例では、本発明を遊技機としてのスロットマシンに配設されてサブ制御基板を収納する組立調節機能付きケース装置に適用したが、スロットマシンやパチンコ機の液晶パネル等、他の電子部品を収納する遊技機の組立調節機能付きケース装置に適用してもよい。
本発明は、スロットマシンのサブ制御基板を収納する組立調節機能付きケース装置に限らず、スロットマシンやパチンコ機の液晶パネル等、他の電子部品を収納する遊技機の組立調節機能付きケース装置にも応用することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの外観構造を表した斜視図である。 図2は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの内部構造を表した図である。 図3は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの制御システムを表したブロック図である。 図4は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの背面側から見た組立調節機能付きケース装置の分解斜視図である。 図5は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの前面側から見た組立調節機能付きケース装置の分解斜視図である。 図6は、本発明の一実施形態によるネジ止め部材の背面図である。 図7は、本発明の一実施形態によるネジ止め部材の上面図である。 図8は、本発明の一実施形態によるネジ止め部材の側面図である。 図9は、本発明の一実施形態によるスロットマシンの背面側から見た組立調節機能付きケース装置の組み立てた状態の斜視図である。 図10は、本発明の一実施形態による組立調節機能付きケース装置の組み立てた状態の背面図である。 図11は、本発明の一実施形態による組立調節機能付きケース装置の組み立てた状態の上面図である。 図12は、本発明の一実施形態による組立調節機能付きケース装置の組み立てた状態の側面図である。 図13は、図7のA−A線断面図である。 図14は、本発明の一実施形態による組立調節機能付きケース装置の第1の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の上側の位置に取り付けた状態の背面図である。 図15は、本発明の一実施形態による組立調節機能付きケース装置の第1の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の上側の位置に取り付けた状態の側面図である。 図16は、図14のB−B線断面図である。 図17は、本発明の一実施形態の第1の変形例による組立調節機能付きケース装置の第2の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の下寄りの位置に取り付けた状態の背面図である。 図18は、本発明の一実施形態の第1の変形例による組立調節機能付きケース装置の第2の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の下寄りの位置に取り付けた状態の上面図である。 図19は、本発明の一実施形態の第1の変形例による組立調節機能付きケース装置の第2の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の下寄りの位置に取り付けた状態の側面図である。 図20は、図17のC−C線断面図である。 図21は、本発明の一実施形態の第1の変形例による組立調節機能付きケース装置の第2の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の上側の位置に取り付けた状態の背面図である。 図22は、本発明の一実施形態の第1の変形例による組立調節機能付きケース装置の第2の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の上側の位置に取り付けた状態の側面図である。 図23は、本発明の一実施形態の第1の変形例による図23のD−D線断面図である。 図24は、本発明の一実施形態の第2の変形例による組立調節機能付きケース装置の第3の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の下寄りの位置に取り付けた状態のスロットマシン(図2参照)の背面側から見た斜視図である。 図25は、本発明の一実施形態の第2の変形例によるネジ止め部材の背面図である。 図26は、本発明の一実施形態の第2の変形例によるネジ止め部材の上面図である。 図27は、本発明の一実施形態の第2の変形例によるネジ止め部材の側面図である。 図28は、本発明の一実施形態の第2の変形例による組立調節機能付きケース装置の第3の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の下寄りの位置に取り付けた状態の背面図である。 図29は、本発明の一実施形態の第2の変形例による組立調節機能付きケース装置の第3の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の下寄りの位置に取り付けた状態の上面図である。 図30は、本発明の一実施形態の第2の変形例による組立調節機能付きケース装置の第3の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の下寄りの位置に取り付けた状態の側面図である。 図31は、本発明の一実施形態の第2の変形例による図28のE−E線断面図である。 図32は、本発明の一実施形態の第2の変形例による組立調節機能付きケース装置の第3の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の上側の位置に取り付けた状態の背面図である。 図33は、本発明の一実施形態の第2の変形例による組立調節機能付きケース装置の第3の型の遊技機用基板ユニットを取り付け板の上側の位置に取り付けた状態の側面図である。 図34は、本発明の一実施形態の第2の変形例による図32のF−F線断面図である。 図35は、本発明の一実施形態の第2の変形例によるスロットマシンの背面側から見た組立調節機能付きケース装置の取り付け板の斜視図である。 図36は、本発明の他の実施形態によるスロットマシンの前面側から見た組立調節機能付きケース装置の取り付け板の斜視図である。 図37は、本発明の他の実施形態による取り付け板の背面図である。 図38は、本発明の他の実施形態による取り付け板の上面図である。 図39は、本発明の他の実施形態による取り付け板の側面図である。
符号の説明
1…スロットマシン、2…筐体、3…前扉、4…上部パネル部、
5…下部パネル部、6…受皿ユニット、6a…受皿部、7…操作卓、
10…遊技機用基板ユニット、11…組立調節機能付きケース装置、
20…主制御基板、21…ホッパ装置、22…補助貯留部、
23…主電源装置、24…電源装置基板、25…外部集中端子基板、
30…サブ制御基板、 31…発光駆動部、
32a、32b…スピーカ、33…中央表示基板、
34…メダル選別装置、35…ガイド部材、36…ガイド部材、
37…ガイド部材、38a、38b…スピーカ、40…枠状部、
41…パネル面、42…表示窓、43…遊技状態表示部、
44…ドットマトリクス表示部、45…数値情報表示部、
46…演出用照明部、47a、47b…演出用放音部、
48a…表示窓、48…液晶表示装置、
49a、49b…演出用照明部、61…メダル払出口、
62…演出用放音部、71…メダル投入部、
71a…メダル投入口、72、73、74…ベットボタン、
75…スタートレバー、76a、76b、76c…ストップボタン、
77…精算ボタン、78…鍵穴、100…リールユニット、
101a、101b、101c…リール、
120a、120b、120c…基準位置センサ、
200…CPU、201…記憶部、
202…システムプログラム、203…入賞抽選テーブル、
204…内部抽選フラグ、210…メダルクレジット手段、
230…演出装置、250…遊技機用基板ケース、
251、252、253、254、255、256…板状部、
253a、254a、255a、256a…側壁、
261、262、263、264…ブラケット、
261a、262a、263a、264a…貫通孔、
271…ケース本体部材、272…ケース蓋部材、
281、282…開口部、283、284…基板側コネクタ、
300…取り付け板、301、302…第1及び第2のスリット、
303−1、303−2…303−8…雌ネジ部、
304−1、304−2…304−8…雌ネジ部、
305−1、305−2…305−8…雌ネジ部、
306−1、306−2…306−8…雌ネジ部、
307−1、307−2…307−8…雌ネジ部、
308−1、308−2…308−8…雌ネジ部、
351、352、353、354…第1及び第4のネジ止め部材、
309a、309b、309c、309d…ネジ部挿入孔、
310…突起部、351a、352a、353a、354a…板状部、
351b、351c、352b、352c…ネジ部挿入孔、
353b、353c、354b、354c…ネジ部挿入孔、
351d、352d、353d、354d…ネジ止め部、
351e、352e、353e、354e、351f…突起部、
351g、352g、353g、354g…ネジ孔、
401、402…412…ネジ、
510…組立調節機能付きケース装置、
511…、遊技機用基板ユニット、
550…遊技機用基板ケース、
561、562、563、564…ブラケット、
611…組立調節機能付きケース装置、
610…遊技機用基板ユニット、650…遊技機用基板ケース、
651、652、653、654…第1乃至第4のネジ止め部材、
661、662、663、664…ブラケット、
651a…板状部、651b、651c…ネジ部挿入孔、
651d…ネジ止め部、651e…突起部、
651f…突起部、651g…ネジ孔、
700…取り付け板、
703、704、705、706、707、708…ネジ部螺入用長孔、
710…突出部

Claims (4)

  1. 六面の板状部により囲まれるケース内部に電子部品を収容するとともに、前記六面の板状部の内一面の板状部の四隅近傍からケース外側に突出して第1乃至第4のブラケットが設けられたケースと、
    第1及び第2のスリットが平行に形成されるとともに、当該第1及び第2のスリットのそれぞれの両脇に沿って複数の雌ネジ部の列が形成され、遊技機に配設される取り付け板と、
    板状に形成され、前記第1のスリットの両脇に形成された雌ネジ部の列の間隔と同じ間隔でその板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔が形成されるとともに、一方の板面にそれぞれ前記第1乃至第2のブラケットがネジ止めされるネジ止め部が形成され、他方の板面に前記第1のスリットに挿入される突起部が形成された第1及び第2のネジ止め部材と、
    板状に形成され、前記第2のスリットの両脇に形成された雌ネジ部の列の間隔と同じ間隔でその板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔が形成されるとともに、一方の板面にそれぞれ前記第3乃至第4のブラケットがネジ止めされるネジ止め部が形成され、他方の板面に前記第2のスリットに挿入される突起部が形成された第3及び第4のネジ止め部材と、
    そのネジ部が前記第1乃至第4のネジ止め部材の一方及び他方の側のネジ部挿入孔にそれぞれ挿入し、前記取り付け板のそれぞれ対応する前記雌ネジ部に螺入することで、前記第1乃至第4のネジ止め部材を取り付け板にネジ止め固定する第1乃至第8のネジとを備えることを特徴とする遊技機の組立調節機能付きケース装置。
  2. 前記取り付け板は、前記第1及び第2のスリットの両脇に形成された前記雌ネジ部の列のいずれかの脇にさらに別の雌ネジ部の列が平行に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機の組立調節機能付きケース装置。
  3. 六面の板状部により囲まれるケース内部に電子部品を収容するとともに、前記六面の板状部の内一面の板状部の四隅近傍からケース外側に突出して第1乃至第4のブラケットが設けられたケースと、
    第1及び第2のスリットが平行に形成されるとともに、当該第1及び第2のスリットのそれぞれの両脇に沿ってネジ螺入用長孔が形成され、遊技機に配設される取り付け板と、
    板状に形成され、前記第1のスリットの両脇に形成されたネジ螺入用長孔の間隔と同じ間隔でその板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔が形成されるとともに、一方の板面にそれぞれ前記第1乃至第2のブラケットがネジ止めされるネジ止め部が形成され、他方の板面に前記第1のスリットに挿入される突起部が形成された第1及び第2のネジ止め部材と、
    板状に形成され、前記第2のスリットの両脇に形成されたネジ部螺入用長孔の間隔と同じ間隔でその板面を貫通して一方及び他方の側のネジ部挿入孔が形成されるとともに、一方の板面にそれぞれ前記第3乃至第4のブラケットがネジ止めされるネジ止め部が形成され、他方の板面に前記第2のスリットに挿入される突起部が形成された第3及び第4のネジ止め部材と、
    そのネジ部が前記第1乃至第4のネジ止め部材の一方及び他方の側のネジ部挿入孔にそれぞれ挿入し、前記取り付け板のそれぞれ対応する前記ネジ部螺入用長孔に螺入することで、前記第1乃至第4のネジ止め部材を取り付け板にネジ止め固定する第1乃至第8のネジとを備えることを特徴とする遊技機の組立調節機能付きケース装置。
  4. 前記取り付け板は、前記第1及び第2のスリットの両脇に形成された前記ネジ部螺入用長孔のいずれかの脇にさらに別のネジ部螺入用長孔が平行に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機の組立調節機能付きケース装置。
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