JP3993225B1 - 一体型操作ユニット及び回動式遊技機 - Google Patents

一体型操作ユニット及び回動式遊技機 Download PDF

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Abstract

【課題】回胴式遊技機における操作部のセキュリティ度を高め、操作部に対する不正行為を防止する。
【解決手段】回動式遊技機におけるスタートスイッチ、ストップスイッチなどの操作スイッチ群40を、密閉ケース30内に、ケース外から操作できるように封入する。操作スイッチ群40と共に、操作スイッチ用基板をも密閉ケース30内に封入する。密閉ケース30はケース本体31と、複数箇所での凹凸嵌合によりケース本体31の開口部に脱離不能に装着されるカバー32とからなり、開封した場合に痕跡が残る構造である。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチスロ機と呼ばれる回胴式遊技機に使用される操作ユニットに関し、より詳しくは、操作部に対する不正行為を効果的に防止できるセキュリティ度の高い一体型操作ユニットに関する。
近年、パチンコ機だけではなく、パチスロ機と称される回胴式遊技機を用いた遊技が、従来のパチンコホールやパチスロ専用ホールで盛んに行われている。これらの遊技機においては、制御用の主基板に搭載されたROM内の情報により当選確率等が支配される。このため、制御用の主基板に対するセキュリティの確保が、機種を問わず重大な技術課題になっている。
すなわち、この種の遊技機においては、機器内を頻繁に操作する必要から、前扉により前面が開閉されるため、機器内の制御用主基板は否が応にも人目に曝されることになる。このため、制御用主基板の改造(ROMの付け替えなど)といった不正行為が後を絶たず、これに対処するために、制御用主基板の取付け装置に対しては、不正改造を阻止するための様々な工夫が講じられている(特許文献1)。
特開2001−170255号公報
しかし、遊技機に対する不正行為は年々高度化、複雑化しており、その行為は制御用主基板に止まらず、ストップスイッチなどの操作部にも及んでいる。具体的には、操作スイッチ用基板の配線コネクタに不正部品を介在させるといった手口が代表的である。
遊技機における主な操作スイッチとしては、メダル投入用のベッドスイッチ、スタートスイッチ、回転ドラムの個数に対応する複数のストップスイッチがある。従来の遊技機においては、これらの操作スイッチは、操作性のよい遊技機正面の中段部分に配置されているが、機構的にはそれぞれが独立しており、また改造等の不正行為に対しては、これといった対策を持ち合わせていない。
例えば、ベッドスイッチ及びスタートスイッチは中段部に形成された棚状操作部の上面にメダル投入口などと共に設けられている。複数個のストップスイッチはユニット化されている場合が多く、そのユニットは前記棚状操作部の正面又は上面に設けられている。これらの操作スイッチは、それそれぞれ専用の基板をもち、それぞれ専用のコネクタ、配線を介して制御用主基板と接続される。
制御用主基板のセキュリティ度は年々高まっており、これに対する不正改造は困難になってきている。これに対し、操作部のセキュリティ度は低い。具体的には、操作スイッチの裏側は配線、コネクタがむき出しであり、不正部品を介在させることはそれほど困難ではなく、しかも配線群、コネクタの数は多い。このために、操作部に対する不正行為が急増している。
本発明の目的は、不正行為を実質的に行うことができないセキュリティ度の高い遊技機用の一体型操作ユニットを提供することにある。本発明の別の目的は、セキュリティ度が高いにもかかわらず、内部基板の交換等が比較的容易な一体型操作ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る本発明の一体型操作ユニットは、回動式遊技機におけるスタートスイッチ、ストップスイッチなどの操作スイッチが、その基板と共に、開封した場合に痕跡が残る密閉ケース内にケース外からスイッチ操作できるように封入され、且つ、前記密閉ケースが、ケース本体と、複数箇所での凹凸嵌合によりケース本体の開口部に装着されるカバーからなる一体型操作ユニットにおいて、前記密閉ケース内の基板を制御用主基板とハーネスを介して接続するための密閉コネクタを具備し、前記密閉コネクタは、前記基板の表面に実装されたプラグと、前記ハーネスの先端部に接続されており、前記プラグに挿入されてその挿入状態にロックされると共にそのロック状態を解除できる脱着式のジャックと、前記ジャックが挿入されない状態で前記プラグに装着され、前記プラグに挿入された前記ジャックによって前記装着状態に固定される固定台と、前記プラグに挿入されたジャックを覆うカバーであり、前記プラグに装着された前記固定台に結合される保護蓋とを有することを特徴とする。
請求項2に係る本発明の一体型操作ユニットは、請求項1に記載の一体型操作ユニットにおいて、前記保護蓋は、内部が透視可能な透光性樹脂からなることを特徴とする。
請求項3に係る本発明の一体型操作ユニットは、請求項1または請求項2に記載の一体型操作ユニットにおいて、前記密閉ケースは、ケース本体と、複数箇所での凹凸嵌合によりケース本体の開口部に装着されるカバーとからなり、前記ケース本体及び前記カバーの少なくとも一方に、密閉ケースの外壁部内面全周に沿って隔壁状のリブが一体形成されており、且つ前記少なくとも一方のケース表面又は裏面に対応する部分に、前記外壁部と前記リブとの間に位置して複数の貫通孔が全周を取り囲むように設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る本発明の回動式遊技機は、スタートスイッチ、ストップスイッチなどの操作スイッチが、その基板と共に、開封した場合に痕跡が残る密閉ケース内にケース外からスイッチ操作できるように封入され、且つ、前記密閉ケースが、ケース本体と、複数箇所での凹凸嵌合によりケース本体の開口部に装着されるカバーからなる一体型操作ユニットを有する回動式遊技機において、前記密閉ケース内の基板を制御用主基板とハーネスを介して接続するための密閉コネクタを具備し、前記密閉コネクタは、前記基板の表面に実装されたプラグと、前記ハーネスの先端部に接続されており、前記プラグに挿入されてその挿入状態にロックされると共にそのロック状態を解除できる脱着式のジャックと、前記ジャックが挿入されない状態で前記プラグに装着され、前記プラグに挿入された前記ジャックによって前記装着状態に固定される固定台と、前記プラグに挿入されたジャックを覆うカバーであり、前記プラグに装着された前記固定台に結合される保護蓋とを有することを特徴とする。
請求項5に係る本発明の回動式遊技機は、請求項4に記載の回動式遊技機において、前記保護蓋は、内部が透視可能な透光性樹脂からなることを特徴とする。
請求項6に係る本発明の回動式遊技機は、請求項4または請求項5に記載の回動式遊技機において、前記密閉ケースは、ケース本体と、複数箇所での凹凸嵌合によりケース本体の開口部に装着されるカバーとからなり、前記ケース本体及び前記カバーの少なくとも一方に、密閉ケースの外壁部内面全周に沿って隔壁状のリブが一体形成されており、且つ前記少なくとも一方のケース表面又は裏面に対応する部分に、前記外壁部と前記リブとの間に位置して複数の貫通孔が全周を取り囲むように設けられていることを特徴とする。
これまでの操作スイッチは種類毎にばらばらに分散配置され、しかも裏側の配線、基板等が丸出しで、有効な不正対策を講じられていない。これに対し、本発明の一体型操作ユニットにおいては、全ての操作スイッチが1つの密閉ケース内に、基板と共にまとめて設けられている。このためスイッチの裏側や配線、基板に対する不正行為が実質的に不可能となる。また、操作スイッチを密閉ケース内に集中配置することにより、制御用主基板とのコネクタは一つで済み、これに有効な不正対策を講じることにより、不正対策はより完全になり、しかも対策費用は安価に抑制される。密閉ケースにけるケース本体とカバーとの凹凸嵌合による結合は、痕跡を残さずに開放することが不可能である。このため万一、密閉ケースが破壊されたときにはその痕跡が明確に残るので、不正行為があっても直ちにこれを発見できる。
本発明の一体型操作ユニットにおいては、クレジット数、払出数などを表示する表示手段は、操作スイッチと共に密閉ケース内にケース外から視認できるように設けるのが好ましく、ケース内の基板に実装するのがより好ましい。表示手段を操作スイッチと共に密閉ケース内に設けることにより、不正対策はより完全となり、かつ構成も簡略化され、経済性も向上する。表示手段を前記基板に実装した場合は、構成がより簡単となり経済性も一層向上する。
密閉ケースの構成としては、ケース本体及びカバーの少なくとも一方に、密閉ケースの外壁部内面全周に沿って隔壁状のリブを一体形成し、且つ前記少なくとも一方のケース表面又は裏面に対応する部分に、前記外壁部と前記リブとの間に位置して複数の貫通孔を全周を取り囲むように設けるのが好ましい。密閉ケースの表面又は裏面に対応する部分に、複数の貫通孔を全周を取り囲むように設けることにより、ニッパー等の工具で密閉ケースの表面又は裏面を比較的簡単に切開することができる。複数の貫通孔の内側に位置して、隔壁状のリブが設けられ、その内側に基板等が配置されて保護されているので、複数の貫通孔から基板等に不正行為を働く懸念はない。すなわち、切開用の複数の貫通孔が不正行為の原因となることはない。
制御用主基板などの外部回路とのコネクタとしては、前記密閉ケース内の基板の表面に実装されたプラグと、前記ハーネスの先端部に接続されており、前記プラグに挿入されてその挿入状態にロックされると共にそのロック状態を解除できる脱着式のジャックと、ジャックが挿入されない状態でプラグに装着され、そのプラグに挿入されたジャックによって前記装着状態に固定される固定台と、プラグに挿入されたジャックを覆うカバーであり、プラグに装着された固定台に取外し不能に結合されると共に、破壊が可能でその破壊によってのみ固定台から分離される保護蓋とを有する密閉コネクタが好ましい。
この密閉コネクタにおいては、密閉ケース内の基板の表面に実装されたプラグに固定台を装着し、この状態でプラグにジャックを挿入し固定すると、プラグに固定されたジャックによって固定台がプラグに固定される。その固定台に保護蓋を取付ければ、プラグ及びジャックが固定台及び保護蓋によって覆われ保護される。保護蓋は破壊しない限り固定台から取り外すことはできず、破壊した場合はその痕跡が明確に残る。このためプラグとジャックからなるコネクタ本体への不正行為が防止される。
遊技機メーカー或いはホールの側において、密閉ケース内の基板の交換等、密閉コネクタを開放し、コネクタ本体を分離しなければならなくなったときは、保護蓋を破壊する。これにより、保護蓋が固定台から分離される。保護蓋が外れるとコネクタ本体が露出し、ジャックの取外しが可能となる。ジャックが外れると、固定台はジャックによる拘束から解放され、プラグから外れる。保護蓋或いは保護蓋及び固定台は破壊され、再使用は不可能であるが、コネクタ本体は損傷を受けないので、次の接続においてもそのまま使用できる。次の接続では、新しい固定台及び保護蓋が必要になるが、プラグ・ジャックを交換する場合と比べて、交換に要する手数、経費は著しく軽減される。
ここで、コネクタ本体、すなわちプラグ・ジャックは市販品を使用できる。市販のコネクタに固定台・保護蓋を組み合わせることで、繰り返し使用を可能につつ、そのセキュリティ度を飛躍的に向上させることができるのが、この密閉コネクタの大きな特徴点の一つである。
保護蓋は、内部のコネクタ本体の状態を確認するために、内部の透視が可能な透光性樹脂により構成するのが好ましく、同じ理由から、固定台についても透光性樹脂により構成するのが好ましい。
コネクタ本体を脱着するときは保護蓋が破壊される。この破壊を容易ならしめるために、保護蓋はニッパー等による切断分離が容易な線状の膨出部を、破壊予定部として有するのが好ましい。この構成にあっても、破壊の痕跡が保護蓋に明確に残ることは言うまでもない。むしろ破壊予定部を意図的に形成することにより、破壊の有無の判断が容易になる。
破壊予定部である線状の膨出部は、保護蓋を両側に2分する中央部に設けるのが好ましい。これにより、保護蓋を両側へ容易に2分でき、固定台からの取外しが容易となる。
固定台は、プラグに挿入固定されたジャックにより固定位置に係止されるが、ジャックに接続されたハーネスを、固定台を装着状態に固定する係止部として利用することもできる。ハーネスの利用により、ジャックへの固定台の固定を、簡単な構成で、しかも確実に実現することができる。
保護蓋は又、ジャックに備わる固定爪をロック状態に保持するストッパーを有する構成が好ましい。この構成によると、仮に部外者が保護蓋に孔を空けてジャックの固定爪を解放状態へ操作しようとしても、解放状態への動作が阻止される。また、固定台に脱離方向の外力が付加された場合、ジャックの固定爪に解放方向の外力が付加されるおそれがあるが、固定爪の解放方向への動作が阻止される。これらにより、コネクタ本体のセキュリティ度を効果的に高めることができる。
固定台及び保護蓋は、プラグ・ジャックの向きに応じて上下反転して使用することもできる。
本発明の一体型操作ユニットは、回動式遊技機におけるスタートスイッチ、ストップスイッチなどの操作スイッチを、開封した場合に痕跡が残る密閉ケース内に正面から操作できるようにまとめて設けると共に、前記操作スイッチ用の基板をその密閉ケース内に合わせて封入したので、操作スイッチの裏側や配線、基板に対する不正行為を実質不可能にすることができる。また、仮に不正行為が行われたとしてもその痕跡がケースに残るので、これを直ちに発見することができる。これらにより、操作部のセキュリティ度を著しく高めることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の第1実施形態に係る一体型操作ユニットの使用状態を示す斜視図、図2は同使用状態を示す斜視図、図3は同操作ユニットの斜視図、図4は同操作ユニットの一部破断斜視図、図5は図3中のA−A線断面矢示図、図6は同操作ユニットの背面図である。
第1実施形態の一体型操作ユニットは、スロットルマシンと呼ばれる回動式遊技機の操作部として使用され、より具体的には、図1及び図2に示すように、遊技機10の正面の中段部から下段部にかけての部分に取付けられており、より具体的には、遊技機10の正面の中段部から下段部にかけての部分に操作部として形成された棚状突出部11の上面凹部12に上方から嵌合されて使用される。
この操作ユニット20は、図3〜図6に示すように、樹脂からなる横長の密閉ケース30と、密閉ケース30内にケース上面側から操作できるように取付けられた操作スイッチ群40と、密閉ケース10内にその内底面に沿って設けられた基板50とを備えている。基板50上には、操作に関連する各種電子部品の他に、前記操作スイッチ群40が実装されている。
密閉ケース30は、正面側の両側の角を丸めた横に長い直方体であり、その底部を形成する容器状のケース本体31と、これに被着される逆容器状のカバー32とからなる。ケース本体31は底板とその外縁部から上方へ延出した周壁とからなる。周壁の上端部は、カバー32との嵌合とのために他の部分より薄くなっており、より詳しくは外側部分が欠如することで薄くなっている。この薄肉嵌合部には、複数の連結固定用の嵌合爪33が、所定間隔で全周にわたって設けられている。個々の嵌合爪33は、厚み方向の変形能を付与するために、薄肉嵌合部に所定幅で設けられた一対のスリット間に形成されており、外側に突出する凸部34を有している。
カバー32は、ケース本体31の底板に平行な天板と、その外縁部から下方へ延出た周壁とからなる。天板には、操作スイッチ群40の操作部を上方へ突出させるために、複数の開口部が操作スイッチ群40に対応して設けられている。天板の外縁部には、多数の貫通孔35が所定間隔で全周にわたって設けられている。個々の貫通孔35は天板の外縁に沿って延びる長孔であり、ニッパーの先が入る程度の長さ及び幅に設計されている。
天板の外縁部には又、天板の裏面から下方へ延出する隔壁状のリブ36が設けられている。リブ36は、前述した多数の貫通孔35より内側にあり、内側を取り囲むように周壁の内面に沿って周方向に切れ目なく形成されている。リブ36の高さは、密閉ケース30内の高さと実質同一であり、カバー32をケース本体31に被着した状態で、下端がケース本体31の底板に接触又は僅かの隙間をあけてその底板に対向するように設定されている。そして、底板上のリブ36で囲まれた部分に基板50が取付けられている。
カバー32の周壁の下端部は、ケース本体31の周壁の下端部に形成された薄肉嵌合部に対応する薄肉嵌合部であり、内側部分が欠如することで薄くなっている。そして、この薄肉嵌合部の内面には、前述した嵌合爪33の凸部34に対応する凹部37が、周方向に所定間隔で設けられている。カバー32をケース本体31に被着すると、複数の嵌合爪33が内側へ弾性変形し、それぞれの凸部34が対応する凹部37に嵌合する。凸部34及び凹部37は一旦嵌合すると密閉ケース10の破壊なしでは脱離しない形状に設計れされている。
操作スイッチ群40は押し下げスイッチであって、上面操作部がカバー32の上方に突出しており、左から順に3ベットスイッチ41、スタートスイッチ42、ストップスイッチ43〜45、及び中心部に決定キーを備えた4方向スイッチ46である。これらのスイッチは、密閉ケース10内の基板50上に直接実装されている。
また、図示されてる以外にも、各種のスイッチ類がカバー32の上方に突出して設けられると共に、各種表示手段がカバー32の天板を通して目視できるように設けされている。これらもまた、操作スイッチ群40と同様に、密閉ケース10内の基板50上に直接実装されている。
密閉ケース10は又、当該ケース10内の基板50と、遊技機10内に設けられた制御用主基板との電気的接続のために、背面に密閉コネクタ100を装備している。密閉コネクタ100はハーネス60を介して前記制御用主基板と接続される。
以下にこの密閉コネクタ100の構造を図5及び図7〜図13に基づいて詳述する。図7〜図13は密閉コネクタ100の詳細構造を示す操作ユニットの背面側からの斜視図である。
密閉コネクタ100は市販品(KEL8825シリーズ)からなるコネクタ本体120を使用する。このコネクタ本体120は密閉ケース20内の基板50の表面にリード70を介して実装されるプラグ121と、これに差し込まれるジャック122とからなる。プラグ21は横に長い長方形の樹脂ブロックであり、ジャック22を受け入れるために、密閉ケース30のケース本体31の背面部に設けられた横長の開口部38からケース本体31の背面側に突出している。
レセクタプルと呼ばれるジャック122は、プラグ121に対応する横に長い長方形の樹脂ブロックであって、ベルト状のハーネス60の先端部に接続されており、プラグ121に挿入されてプラグ121と電気的に接続される。ジャック122の不用意な脱離を防止するために、ジャック122は回動式の固定爪123,123を両側部に装備している。両側の固定爪123,123は、垂直な回動支点の先端側に爪部124,124、手前側に操作部125,125をそれぞれ有しており、ジャック122が未挿入の状態で操作部125,125が内側へ押し込まれ、爪部124,124が外側へ開く。この状態からジャック122をプラグ121に押し込むと、先端側の爪部124,124が内側へ閉じ、手前側の操作部125,125が外側へ開く。先端側の爪部124,124が内側へ閉じることにより、ジャック122はプラグ121に脱離不能に固定される。この状態で手前側の操作部125,125を内側へ押し込むと、先端側の爪部124,124が外側へ開いてプラグ121から外れ、ジャック22はプラグ121から離脱可能となる。
このようなコネクタ本体120は、不正行為防止のために、当該コネクタ本体120に固定される固定台150と、固定台150に取付けられる保護蓋160と組み合わされる。固定台150及び保護蓋160は、内部のコネクタ本体120の状態を外部から視認できるように、透明な樹脂により構成されている。
固定台150は、プラグ121を包囲する長方形の枠体である。この固定台150はプラグ121に嵌合する長方形の本体部151と、本体部151の後部を包囲するべくその外側に一体的に設けられた角枠状の保護部152とを有している。本体部151の後部外面、特に上面の両側部及び下面の両側部には、保護蓋160を係止するための突起153がそれぞれ設けられている。保護部152は、下側の中央部を残して本体部151の後部を包囲しており、本体部151とは後端部で一体化されている。下側の中央部を開放部としているのは、ハーネス60を外部へ引き出すための開口部を形成するためである。
この固定台150はコネクタ本体120のプラグ121に外嵌し、この状態でプラグ121にジャック122を装着することにより、コネクタ120に固定される。具体的には、プラグ121に差し込まれたジャック122、特にジャック122に接続されたハーネス60により主に抜け止めされる。具体的に説明すると、ハーネス60の端部は逆U字状に折り曲げてジャック122に固定されており、先端部がジャック122の下方へ、また折り曲げ頂部131がジャック122の上方へ各突出している。プラグ121に外嵌された固定台150は、そのプラグ121に装着されたジャック122、特にそのジャック122から上方へ突出するハーネス60の折り曲げ頂部61により主に抜け止めされ、コネクタ本体120に固定される。また、両側の固定爪123,123の外側に開いた操作部125,125や、ジャック212から下方へ突出するハーネス60の先端部も固定台150の抜け止めに寄与する。
保護蓋160は、長方形の固定台150に連結固定されてコネクタ本体120を覆う横に長い長方形のキャップ状樹脂体である。保護蓋160の後部外面、特に上面の両側部及び下面の両側部には、固定台150の突起153が嵌合する複数の開口部161が設けられている。保護蓋160の下面側の後部には、両側部を残して横に長い切欠き部162が設けられている。切欠き部162は、固定台150の開放部と共同して、ハーネス60を外部へ引き出すための開口部を形成する。
保護蓋160の中央部には、線状の膨出部163が受けられている。線状の膨出部163は、断面が外に凸の半円形をした湾曲部であって、保護蓋160の上面部、正面部及び下面部に保護蓋150を左右に2分するように設けられている。この膨出部163はニッパー等で容易に切除することができる。この切除により、保護蓋160は左右に2分割される。保護蓋160の正面部には、両側一対のストッパー164,164が設けられている。ストッパー164,164は、正面部の裏面から裏側へ突出した棒体であり、保護蓋160を固定台150へ装着した状態で、ジャック122の両側の固定爪123,123の外側へ開いた操作部125,125の内側に位置して、操作部125,125が内側へ移動するのを阻止する。これにより、ジャック122はプラグ121に固定された状態を維持する。
次に、第1実施形態の一体型操作ユニットの機能について説明する。
前述したとおり、本実施形態の一体型操作ユニット20は、回動式遊技機10の正面の中段部から下段部にかけての部分に操作部として形成された棚状突出部11の上面凹部12に嵌合される。棚状突出部11の上面凹部12に嵌合された操作ユニット20は、遊技機10内から固定される。遊技機10内の制御用主基板から引き出されたハーネス60は、上面凹部12の後面に設けられた開口部13から上面凹部12内に引き込まれており、密閉コネクタ100により操作ユニット20内の基板50と接続される。
遊技中の操作ユニット20における操作はこれまでの操作部と変わらない。
この操作ユニット20では、全ての操作スイッチ群40が表示手段等と共にひとまとめにされて基板50と共に密閉ケース30内に封入されており、これにより、スイッチの裏側及び基板50の両面が密閉ケース30内に封入され保護される。密閉ケース30はケース本体31にカバー32を被着することで、凹凸嵌合により脱離不能となり、破壊しない限り開くことができない状態となる。破壊した場合はその痕跡が明瞭に残るので、操作部に対する不正行為が大変困難となり、事実上不可能となり、そのセキュリティ度が飛躍的に向上する。すなわち、操作部に対して不正行為を行い得る箇所が数的に減少し、かつ難度が高まるのである。
密閉ケース30内の操作スイッチ40が故障したり基板50が故障した場合は、これらを調査し、必要に応じて交換する。この場合、密閉ケース30を開放しなければならない。ケース本体31とカバー32は強固に結合されているので、開放のための破壊が困難である。しかるに、この密閉ケース30では、カバー32の天板の外縁部に多数の貫通孔35が所定間隔で全周にわたって設けられている。そして最初に特定の貫通孔35にニッパーの先を差し込み、後は貫通孔35の並んでいるところを順次切断していく。そうすることにより、カバー32の天板を簡単に切開できる。このとき、操作ユニット20を回動式遊技機10の棚状突出部11から取り外しておけば、作業が楽である。第三者がこの切開を行えば、大きな痕跡が残ることは言うまでもない。
密閉コネクタ100における接続作業、分離作業は次のようにして行われる。このとき、操作ユニット20は回動式遊技機10の棚状突出部11から取り外しておく。
密閉コネクタ100において、コネクタ本体120を接続する場合は、図7及び図8に示すように、密閉ケース30内の基板50の表面に実装されて密閉ケース30の背面側へ露出するコネクタ本体120のプラグ121に角枠状の固定台150を外嵌装着する。次いで、そのプラグ121に、ハーネス60の先端部に接続されたジャック122を差し込む。差し込まれたジャック122は両側の固定爪123,123によりプラグ121に脱離不能に固定される。具体的には、両側の固定爪123,123が先広がりの解放状態から先すぼまりのロック状態に回動し、先端側の爪部124,124がプラグ121に係合する。これに伴って、手前側の操作部125,125は外側に広がる。プラグ121に固定されたジャック122のハーネス60の突出部、及び両側の操作部125,125により、固定台150はプラグ本体120に対して抜け止めされ固定される。
プラグ121へのジャック122の挿入、及び固定台150の固定が終わると、図9及び図10に示すように、固定された固定台150に角キャップ状の保護蓋160を押し込み固定する。保護蓋160の後部が固定台150の本体部151と保護部152との間に差し込まれ、固定台150の4つの突起153が保護蓋160の4つの開口部161に嵌合することにより、保護蓋160は固定台150に脱離不能に固定される。ジャック120の固定爪123,123の操作部125,125の内側にストッパー164,164が存在するため、固定爪123,123が解放方向へ動作する危険もない。特に、保護蓋160の側面に孔を開けてジャック122を外す(固定爪123の操作部125を内側へ押す)ような不正行為が試みられても、固定爪123は回動しないので、このような不正行為を防止できる。
ハーネス60はプラグ122から、固定台150と保護蓋160の間を経て下側へ引き出される。
固定台150に固定された保護蓋160は、破壊しない限り固定台150から脱離しない。もし仮に、保護蓋160が破壊されて内部のコネクタ120に不正行為が行われた場合、その保護蓋160を再装着しても保護蓋160に破壊の痕跡が明確に残るので、不正行為が一目で分かる。固定台150及び保護蓋160は共に透明樹脂からなり、内部を視認できるので、内部のコネクタ本体120の状態を外部から監視できる。固定台150及び保護蓋160の上下反転使用が可能なことは前述したとおりである。
密閉ケース20内の基板50が不良品であったり故障を生じた場合は、基板50を交換しなければならない。そのときは、コネクタ本体120のプラグ121からジャック122を意図的に引き抜く必要がある。この場合は、図11に示すように、保護蓋160の中央部(上面、正面、下面)に設けられた線状の膨出部163をニッパー等の工具で切除する。これにより、保護蓋160は左右に2分割される。左右に2分割されれば、図12及び図13に示すように、分割部にドライバー等の工具を差し込み、保護蓋160を半分ずつこじ開け、固定台150から分離する。このように、保護蓋160は、膨出部163の切除により、比較的簡単に破壊され、固定台150から除去することができる。
保護蓋160が除去されると、通常の操作によりコネクタ本体120のジャック122をプラグ121から引き抜く。すなわち、両側の固定爪123,123をロック状態から解放状態へ操作し、ジャック122を手前へ引き抜く。保護蓋160が除去されていれば、ストッパー164,164による阻止がないので、固定爪123,123はスムーズに操作される。これにより、市販品であるコネクタ本体120を傷つけることなく分離することができる。基板50の交換が終わると、プラグ121にジャック122を再度差し込む。
図14は本発明の第2実施形態に係る一体型操作ユニットの使用状態を示す斜視図、図15は同使用状態を示す斜視図、図15は同操作ユニットの斜視図、図17は同操作ユニットの一部破断斜視図、図18は図16中のB−B線断面矢示図である。
第2実施形態の一体型操作ユニットは、第1実施形態の一体型操作ユニットと同様に、スロットルマシンと呼ばれる回動式遊技機の操作部として使用されるものであり、より具体的には、図14及び図15に示すように、遊技機10の正面の中段部から下段部にかけての部分に取付けられており、より具体的には、遊技機10の正面の中段部から下段部にかけての部分に操作部として形成された棚状突出部11の上面凹部12に上方から嵌合されて使用される。
この操作ユニット20は、図15〜図18に示すように、樹脂からなる横長の密閉ケース30と、密閉ケース30内にケース上面側から操作できるように取付けられた操作スイッチ群40と、密閉ケース10内にその内底面に沿って設けられた基板50とを備えている。基板50上には、操作に関連する各種電子部品の他に、前記操作スイッチ群40が実装されている。
密閉ケース30は、正面側の両側の角を丸めた横に長い直方体であり、その底部を形成する容器状のケース本体31と、これに被着される逆容器状のカバー32とからなる。ケース本体31は底板とその外縁部から上方へ延出した周壁とからなる。周壁の上端部は、カバー32との嵌合とのために他の部分より薄くなっており、より詳しくは外側部分が欠如することで薄くなっている。この薄肉嵌合部には、複数の連結固定用の嵌合爪33が、所定間隔で全周にわたって設けられている。個々の嵌合爪33は、厚み方向の変形能を付与するために、薄肉嵌合部に所定幅で設けられた一対のスリット間に形成されており、外側に突出する凸部34を有している。
ケース本体31の底板の外縁部には、多数の貫通孔35が所定間隔で全周にわたって設けられている。個々の貫通孔35は底板の外縁に沿って延びる長孔であり、ニッパーの先が入る程度の長さ及び幅に設計されている。
カバー32は、ケース本体31の底板に平行な天板と、その外縁部から下方へ延出た周壁とからなる。天板には、操作スイッチ群40の操作部を上方へ突出させるために、複数の開口部が操作スイッチ群40に対応して設けられている。
天板の外縁部には又、天板の裏面から下方へ延出する隔壁状のリブ36が設けられている。リブ36は、前述したケース本体31の底板外縁部に設けられた多数の貫通孔35より内側にあり、その内側を取り囲むように周壁の内面に沿って周方向に切れ目なく形成されている。リブ36の高さは、密閉ケース30内の高さと実質同一であり、カバー32をケース本体31に被着した状態で、下端がケース本体31の底板に接触又は僅かの隙間をあけてその底板に対向するように設定されている。そして、底板上のリブ36で囲まれた部分に基板50が取付けられることにより、貫通孔35を通した不正行為から基板50が保護される。
カバー32の周壁の下端部は、ケース本体31の周壁の下端部に形成された薄肉嵌合部に対応する薄肉嵌合部であり、内側部分が欠如することで薄くなっている。そして、この薄肉嵌合部の内面には、前述した嵌合爪33の凸部34に対応する凹部37が、周方向に所定間隔で設けられている。カバー32をケース本体31に被着すると、複数の嵌合爪33が内側へ弾性変形し、それぞれの凸部34が対応する凹部37に嵌合する。凸部34及び凹部37は一旦嵌合すると密閉ケース10の破壊なしでは脱離しない形状に設計れされている。
操作スイッチ群40は押し下げスイッチであって、上面操作部がカバー32の上方に突出しており、左から順に3ベットスイッチ41、スタートスイッチ42、ストップスイッチ43〜45、及び中心部に決定キーを備えた4方向スイッチ46である。これらのスイッチは、密閉ケース10内の基板50上に直接実装されている。
また、図示されてる以外にも、各種のスイッチ類がカバー32の上方に突出して設けられると共に、各種表示手段がカバー32の天板を通して目視できるように設けされている。これらもまた、操作スイッチ群40と同様に、密閉ケース10内の基板50上に直接実装されている。
密閉ケース10は又、当該ケース10内の基板50と、遊技機10内に設けられた制御用主基板との電気的接続のために、背面に密閉コネクタ100を装備している。密閉コネクタ100はハーネス60を介して前記制御用主基板と接続される。この密閉コネクタ100の構造は、第1実施形態の一体型操作ユニットの背面に取付けられたコネクタ100(図7〜図13)と同じ構造なので、詳しい説明を省略する。
第2実施形態の一体型操作ユニットの機能は以下のとおりである。
第2実施形態の一体型操作ユニット20は、第1実施形態の一体型操作ユニット20と同様、回動式遊技機10の正面の中段部から下段部にかけての部分に操作部として形成された棚状突出部11の上面凹部12に嵌合される。棚状突出部11の上面凹部12に嵌合された操作ユニット20は、遊技機10内から固定される。遊技機10内の制御用主基板から引き出されたハーネス60は、上面凹部12の後面に設けられた開口部13から上面凹部12内に引き込まれており、密閉コネクタ100により操作ユニット20内の基板50と接続される。
遊技中の操作ユニット20における操作はこれまでの操作部と変わらない。
この操作ユニット20では、全ての操作スイッチ群40が表示手段等と共に、ひとまとめにされて基板50と共に密閉ケース30内に封入されており、これにより、スイッチの裏側及び基板50の両面が密閉ケース30内に封入され保護される。密閉ケース30はケース本体31にカバー32を被着することで、凹凸嵌合により脱離不能となり、破壊しない限り開くことができない状態となる。破壊した場合はその痕跡が明瞭に残るので、操作部に対する不正行為が大変困難となり、事実上不可能となり、そのセキュリティ度が飛躍的に向上する。すなわち、操作部に対して不正行為を行い得る箇所が数的に減少し、かつ難度が高まるのである。
密閉ケース30内の操作スイッチ40が故障したり基板50が故障した場合は、これらを調査し、必要に応じて交換する。この場合、まず操作ユニット20を回動式遊技機10の棚状突出部11から取り外し、密閉ケース30の底面を露出させた後、密閉ケース30を開放する。ケース本体31とカバー32は強固に結合されているので、開放のための破壊が困難である。しかるに、この密閉ケース30では、ケース本体31の底板の外縁部に多数の貫通孔35が所定間隔で全周にわたって設けられている。そして最初に特定の貫通孔35にニッパーの先を差し込み、後は貫通孔35の並んでいるところを順次切断していく。そうすることにより、ケース本体31の底板を簡単に切開できる。第三者がこの切開を行えば、大きな痕跡が残ることは言うまでもない。
第2実施形態の一体型操作ユニットでは、切開のための貫通孔35が密閉ケース30の底面に設けられている。この底面はユニットの使用状態、すなわち回動式遊技機10の正面の中段部から下段部にかけての部分に操作部として形成された棚状突出部11の上面凹部12にユニットが嵌合された状態では隠れて見えない。この点においてもセキュリティ度が高い。
ちなみに、第1実施形態の一体型操作ユニットでは、切開のための貫通孔35が密閉ケース30の上面に設けられ、使用状態で露出する。貫通孔35の露出は問題なので、密閉ケース30の上面にシールを貼って貫通孔35を隠すといった対策が必要である。
また、貫通孔35を通した不平行為を防止するためのリブ36は、第1実施形態及び第2実施形態のいずれにおいても、カバー32の天板に一体的に設けられているが、カバー本体31の底板から上方へ突出する構造でもよい。
本発明の第1実施形態に係る一体型操作ユニットの使用状態を示す斜視図である。 同使用状態を示す斜視図である。 同操作ユニットの斜視図である。 同操作ユニットの一部破断斜視図 図3中のA−A線断面矢示図である。 同操作ユニットの背面図である。 密閉コネクタの詳細構造及び操作手順を示す操作ユニットの背面側からの斜視図である。 密閉コネクタの詳細構造及び操作手順を示す操作ユニットの背面側からの斜視図である。 密閉コネクタの詳細構造及び操作手順を示す操作ユニットの背面側からの斜視図である。 密閉コネクタの詳細構造及び操作手順を示す操作ユニットの背面側からの斜視図である。 密閉コネクタの詳細構造及び操作手順を示す操作ユニットの背面側からの斜視図である。 密閉コネクタの詳細構造及び操作手順を示す操作ユニットの背面側からの斜視図である。 密閉コネクタの詳細構造及び操作手順を示す操作ユニットの背面側からの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る一体型操作ユニットの使用状態を示す斜視図である。 同使用状態を示す斜視図である。 同操作ユニットの斜視図である。 同操作ユニットの一部破断斜視図 図16中のB−B線断面矢示図である。
符号の説明
10 遊技機
20 操作ユニット
30 密閉ケース
31 ケース本体
32 カバー
33 嵌合爪
34 凸部
35 貫通孔
36 リブ
37 凹部
40 操作スイッチ群
50 基板
60 ハーネス
100 密閉コネクタ
120 コネクタ本体
121 プラグ
122 ジャック
123 固定爪
130 ハーネス
131 折り曲げ頂部
140 制御用主基板
150 固定台
160 保護蓋
163 切断分離用の膨出部
164 ストッパー

Claims (6)

  1. 回動式遊技機におけるスタートスイッチ、ストップスイッチなどの操作スイッチが、その基板と共に、開封した場合に痕跡が残る密閉ケース内にケース外からスイッチ操作できるように封入され、且つ、前記密閉ケースが、ケース本体と、複数箇所での凹凸嵌合によりケース本体の開口部に装着されるカバーからなる一体型操作ユニットにおいて、
    前記密閉ケース内の基板を制御用主基板とハーネスを介して接続するための密閉コネクタを具備し、
    前記密閉コネクタは、
    前記基板の表面に実装されたプラグと、
    前記ハーネスの先端部に接続されており、前記プラグに挿入されてその挿入状態にロックされると共にそのロック状態を解除できる脱着式のジャックと、
    前記ジャックが挿入されない状態で前記プラグに装着され、前記プラグに挿入された前記ジャックによって前記装着状態に固定される固定台と、
    前記プラグに挿入されたジャックを覆うカバーであり、前記プラグに装着された前記固定台に結合される保護蓋と、
    を有することを特徴とする一体型操作ユニット。
  2. 請求項1に記載の一体型操作ユニットにおいて、
    前記保護蓋は、内部が透視可能な透光性樹脂からなること、
    を特徴とする一体型操作ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の一体型操作ユニットにおいて、
    前記密閉ケースは、ケース本体と、複数箇所での凹凸嵌合によりケース本体の開口部に装着されるカバーとからなり、
    前記ケース本体及び前記カバーの少なくとも一方に、密閉ケースの外壁部内面全周に沿って隔壁状のリブが一体形成されており、且つ前記少なくとも一方のケース表面又は裏面に対応する部分に、前記外壁部と前記リブとの間に位置して複数の貫通孔が全周を取り囲むように設けられていること、
    を特徴とする一体型操作ユニット。
  4. スタートスイッチ、ストップスイッチなどの操作スイッチが、その基板と共に、開封した場合に痕跡が残る密閉ケース内にケース外からスイッチ操作できるように封入され、且つ、前記密閉ケースが、ケース本体と、複数箇所での凹凸嵌合によりケース本体の開口部に装着されるカバーからなる一体型操作ユニットを有する回動式遊技機において、
    前記密閉ケース内の基板を制御用主基板とハーネスを介して接続するための密閉コネクタを具備し、
    前記密閉コネクタは、
    前記基板の表面に実装されたプラグと、
    前記ハーネスの先端部に接続されており、前記プラグに挿入されてその挿入状態にロックされると共にそのロック状態を解除できる脱着式のジャックと、
    前記ジャックが挿入されない状態で前記プラグに装着され、前記プラグに挿入された前記ジャックによって前記装着状態に固定される固定台と、
    前記プラグに挿入されたジャックを覆うカバーであり、前記プラグに装着された前記固定台に結合される保護蓋と、
    を有することを特徴とする回動式遊技機。
  5. 請求項4に記載の回動式遊技機において、
    前記保護蓋は、内部が透視可能な透光性樹脂からなること、
    を特徴とする回動式遊技機。
  6. 請求項4または請求項5に記載の回動式遊技機において、
    前記密閉ケースは、ケース本体と、複数箇所での凹凸嵌合によりケース本体の開口部に装着されるカバーとからなり、
    前記ケース本体及び前記カバーの少なくとも一方に、密閉ケースの外壁部内面全周に沿って隔壁状のリブが一体形成されており、且つ前記少なくとも一方のケース表面又は裏面に対応する部分に、前記外壁部と前記リブとの間に位置して複数の貫通孔が全周を取り囲むように設けられていること、
    を特徴とする回動式遊技機。
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