JP3935480B2 - フレキシブル基板製造方法 - Google Patents

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本発明はフレキシブル基板の技術分野にかかり、特に、微細な金属バンプを形成できるフレキシブル基板製造技術に関する。
近年では、半導体装置の小型化が増々求められており、チップ状態の半導体装置を搭載できるフレキシブル基板が重要視されている。
図6(a)〜(d)は、従来技術のフレキシブル基板の製造工程図である。その製造方法を、製造工程図に沿って順次説明すると、先ず、ポリイミドフィルム111上に銅箔を貼り付けた後、銅箔をパターニングし、銅配線112を形成する(同図(a))。
次に、ポリイミドフィルム111表面にレーザ光114を照射し(同図(b))、所定径の開口部115を開ける(同図(c))。この状態では開口部115底部に銅配線112表面が露出しており、次いで、銅配線112裏面を樹脂フィルム117で保護した状態で銅メッキを行うと、開口部115内に銅が成長し、金属バンプ116が形成される。
そのフレキシブル基板110にチップ状態の半導体素子を実装する場合、金属バンプ116上に異方導電性フィルムを配置し、半導体素子のボンディングパッドを、異方導電性フィルムを介して金属バンプ116に当接させ、圧着すると、半導体素子内部の回路は、異方導電性フィルム及び金属バンプ116を介して、銅配線112に接続される。
上記のようなフレキシブル基板110の場合、薄く、軽く、且つ、折り曲げ自在であることから実装の自由度が高く、近年盛んに用いられている。
しかしながら、上記のようにレーザ光114を用いて開口部115を形成する場合、開口部115底面に露出した金属配線112表面にポリイミドフィルム111の残渣が残ってしまう。そのため、開口部115を形成した後、薬液に浸漬し、残渣の除去を行っているが、開口部115が微細化するに従い、薬液が開口部115内に入りずらくなり、残渣が除去しずらくなる。
残渣が除去できない場合、開口部115毎に銅の析出速度が異なってしまい、均一な金属バンプ116を形成できなくなる。
また、堅牢なポリイミドフィルム111にレーザ光114を照射して開口部115を形成しているため、微細な開口部115(40μm〜50μm程度)を形成すると、開口径がばらつき、その結果、形成される金属バンプ116の径や高さにばらつきを生じ、半導体素子との接触不良が発生するという問題がある。
更に、近年では開口部115の一層の微細化が求められているが、高出力のレーザ光114のスポット径を絞るのが難しく、40μmよりも小径の開口部115を形成できない。
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、微細な金属バンプを精度よく形成できる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、金属箔上に、露光、現像によりパターニングされたマスクフィルムを形成し、前記マスクフィルムの開口部底面に露出する前記金属箔上に金属バンプを成長させ、前記金属バンプを成長させた後、前記マスクフィルムを除去し、前記金属箔の前記金属バンプが形成されている表面に、平坦な部分が前記金属バンプの高さよりも低い樹脂原料皮膜を形成した後、前記金属バンプ先端を前記樹脂原料皮膜の平坦な部分から突き出させた状態で、前記樹脂原料皮膜の表面をエッチングし、前記金属バンプ表面を露出させるフレキシブル基板製造方法であって、前記樹脂原料皮膜のエッチング後、前記樹脂原料皮膜を硬化させ、前記樹脂原料皮膜を樹脂フィルムに変化させ、前記樹脂フィルムを形成した後、前記金属箔を裏面側から部分的にエッチングし、パターニングされた金属配線を形成するフレキシブル基板製造方法である。
請求項2記載の発明は、前記樹脂原料皮膜は、前記金属箔の前記金属バンプが形成されている表面に液状の樹脂原料を塗布して形成する請求項1記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項3記載の発明は、前記樹脂原料皮膜のエッチングは、アルカリ溶液で行う請求項1又は請求項2のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項4記載の発明は、前記樹脂原料の被膜は複数の被膜が積層されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項5記載の発明は、前記樹脂原料の被膜の、少なくとも最上層の被膜は熱可塑性を有する請求項4記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項6記載の発明は、前記樹脂原料皮膜のエッチングは、前記金属箔の裏面にキャリアフィルムを貼付した状態で行なう請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項7記載の発明は、前記樹脂原料にポリイミド前駆体を含有する液を用い、前記樹脂フィルムをポリイミドで構成させる請求項6記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項8記載の発明は、前記金属箔のエッチング後、前記金属配線の裏面に支持フィルムを形成し、前記金属配線を支持する請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項9記載の発明は、前記支持フィルムが有する開口の底面に前記金属配線の接続部分を露出させる請求項8記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項10記載の発明は、請求項9記載のフレキシブル基板製造方法で製造したフレキシブル基板の前記開口底面に露出する前記金属配線に、請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法で製造したフレキシブル基板の前記金属バンプを接続するフレキシブル基板製造方法である。
請求項11記載の発明は、請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法で製造されたフレキシブル基板の前記金属バンプ上に少なくとも半導体素子を接続するフレキシブル基板製造方法である。
請求項12記載の発明は、前記金属バンプは電解メッキ法によって成長させる請求項1乃至請求項11のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項13記載の発明は、前記金属バンプの前記樹脂フィルム表面からの高さは、35μm以下にされている請求項1乃至請求項12のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法である。
請求項14記載の発明は、前記金属バンプは茸状に形成する請求項1乃至請求項13のいずれか1項記載のフレキシブル基板の製造方法である。
本発明は上記のように構成されており、金属バンプを有するフレキシブル基板を製造するフレキシブル基板製造方法である。本発明では、金属箔上に露光可能なドライフィルム又はレジスト膜を貼付又は成膜し、露光、現像によってパターニングし、マスクフィルムを形成している。
そのマスクフィルムの開口部底面には金属箔が露出しており、金属箔裏面を保護した状態でメッキ液に浸漬すると、金属箔の露出部分に金属バンプが成長する。
このマスクフィルムの開口部は、フォトリソグラフ工程によって形成されているので、微細な開口部を精度よく形成することができる。従って、金属バンプの大きさ、高さも均一に成長させることができる。
次いで、金属バンプが形成されている側の金属箔表面に液状の樹脂原料を塗布し、乾燥処理等によって樹脂原料の被膜を形成した後、加熱等の硬化処理により、樹脂原料の被膜を樹脂フィルムに変化させると、微細な金属バンプが形成された側の金属箔表面を樹脂フィルムで覆うことができる。樹脂原料の被膜の厚みは、金属バンプの高さよりも薄くしておくと、特に後処理をしなくても、金属バンプ上部が樹脂フィルム表面上から突き出せる場合がある。
また、金属バンプ上端部に樹脂原料が付着している場合、硬化処理により、金属バンプ表面にも樹脂フィルムが形成されてしまうが、研磨やエッチング等によって金属バンプ表面を露出させることができる。
エッチングの場合、硬化処理を行う前の樹脂原料の被膜の状態で行うと、金属バンプ先端部が露出した状態で、樹脂フィルムを形成することができる。
このような樹脂フィルムは、可撓性を有していれば、熱硬化性のもの、熱可塑性のもの、それらを積層したもののいずれでもよい。耐久性や信頼性の面からは、樹脂原料にポリイミド前駆体を用い、硬化処理によってポリイミドフィルムを形成することが望ましい。
樹脂フィルムを形成した後、金属箔の裏面を露出させ、ドライフィルムやフォトレジスト等をマスクにしてエッチングすると、銅配線が得られる。次いで、裏面に支持フィルムを形成すると、銅配線が保護され、絶縁性が確保されたフレキシブル基板を得ることができる。
このような樹脂フィルムを形成する際、樹脂原料の被膜を積層させ、多層構造の樹脂フィルムを構成させることができる。樹脂フィルムの最上層が熱可塑性樹脂で構成されている場合には、熱可塑性樹脂フィルムは加熱すると接着性が発現するので、半導体素子等を貼付するための異方導電性フィルムが不要になる。
支持フィルムはシート状のフィルムを貼付してもよいし、前記述べたような樹脂原料液を塗布し、硬化させて形成してもよい。さらに、支持フィルムをパターニングし、金属配線の所望領域を部分的に露出させ、他のフレキシブル基板との接続部を形成したり、ワイヤーボンディングの接続部分を形成してもよい。
金属バンプは、電解メッキ法によって成長させるため、大きく成長させるほど、バンプ高さのバラツキもおおきくなる。実験では、樹脂フィルム表面上に突き出された部分の高さが40μmの場合、±5〜±7μm程度のバラツキがあるのに対し、35μm以下の場合は±3μm程度のバラツキに納まる。半導体チップ等の可撓性のない被着体を金属バンプに接続する場合、歩留まりには、バンプ高さよりもバラツキの方が大きな影響を与える。
微細な金属バンプを精度良く形成することができる。
本発明を図面を用いて説明する。
図1(a)〜(e)、図2(f)〜(j)、図3(k)〜(n)は、本発明のフレキシブル基板の一例の製造工程図である。
図1(a)を参照し、先ず、金属箔11(ここでは厚み18μmの圧延銅箔を用いた)を用意し、裏面に保護フィルム12を貼付し、表面に、紫外線露光可能なマスクフィルム(旭化成(株)製ドライフィルム:SPG−152)13を貼付する(マスクフィルム13の貼付条件は、ここでは温度130℃、ラインスピード2m/分で行った)(同図(b))。
次に、所定パターンが形成されたガラスマスクを用いてマスクフィルム13を露光(露光光強度100mJ)し、薬液で現像し、後述する複数の金属バンプ16に対応する位置に、開口部15をそれぞれ形成した(同図(c))。このときの開口部15の直径は、マスクのパターン直径が30μ〜50μmの円に対し、±2.5μmの精度、高さは±2μmの精度で形成できた。
次に、全体を銅メッキ用の電解液に浸漬し、電流を流すと、開口部15底面に露出した金属箔11表面に銅が成長し、金属バンプ16が形成された(同図(d))。現像後の開口部15の底部に露出した金属箔11表面には残渣が無く、清浄な表面が露出しているので、多数の開口部15上の金属バンプ16の高さは精度良く一致させることができる。
次に、アルカリを用い、マスクフィルム13と保護フィルム12を除去する(同図(e))。この状態では金属箔11表面に茸形状の金属バンプ16が直立しており、金属箔11裏面にキャリアフィルム18を貼付し(図2(f))、次いで、金属箔11表面にポリイミド前駆体から成る樹脂原料を塗布し、乾燥してポリイミド前駆体から成る樹脂原料の被膜20を形成する(同図(g))。
この樹脂原料の被膜20は、金属バンプ16上及びその近傍で盛り上がるが、金属バンプ16から離れた位置では平坦になる。平坦な部分の厚みは金属バンプ16の高さより薄く形成し、金属バンプ16の先端が樹脂原料の被膜20上の平坦な部分から突き出るようにしておく。
樹脂原料を1回塗布するだけでは、得られる樹脂原料の被膜20が薄すぎる場合は、形成された樹脂原料の被膜20上に、更にポリイミド前駆体から成る樹脂原料を塗布、乾燥し、樹脂原料の被膜を積層させるとよい。図(h)の符号21は、樹脂原料の被膜20上に積層された2層目の樹脂原料の被膜を示している。ここでは、上層の樹脂原料の被膜21は下層の樹脂原料の被膜20と異なり、熱可塑性のものを用いている。
この状態の金属バンプ16付近の表面顕微鏡写真を図5(a)に示す。また、断面顕微鏡写真を同図(b)に示す。この金属バンプ16先端部は樹脂原料の被膜20、21で覆われている。
次に、樹脂原料の被膜20、21の上方位置からアルカリ溶液をスプレーにて噴霧し、表面をエッチングする。ここでは25℃、20秒間の噴霧で表面を2μ〜5μmエッチングし、金属バンプ16先端部を露出させる(同図(i))。なお、アルカリ溶液の噴霧ではなく、プラズマクリーナによるエッチングでもよい。
次に、裏面のキャリアフィルム18を剥離した後、加熱(280℃10分)すると、樹脂原料の被膜20、21が硬化され、金属箔11表面に、2層構造のポリイミドフィルムから成る樹脂フィルム23が形成される(同図(j))。
この状態の金属バンプ16の表面顕微鏡写真を図5(c)に、断面顕微鏡写真を同図(d)に示す。図5(c)、(d)では分かりにくいが、金属バンプ16先端部表面は露出している。樹脂フィルム23の上層は熱可塑性を有しているため、半導体素子等を貼付するための異方導電性フィルムは不要である。
金属箔11の裏面に感光性樹脂フィルムを貼付し、その感光性樹脂フィルムを露光、現像して所定形状にパターニングし、マスクフィルム24を形成する(図3(k))。次いで、エッチングにより、そのマスクフィルム24のパターンを金属箔11に転写し、金属配線25を形成する(同図(l))。
この金属配線25は、細長の配線部分25aと、金属バンプ16裏面に位置する大面積の接続部分25bとを有しており、金属バンプ16は、接続部分25b及び配線部分25aを介して、外部端子やIC等に接続できるようになっている。
マスクフィルム24を除去し(同図(m))、露出した金属配線25の裏面にポリイミド前駆体を塗布、乾燥し、感光性レジストを用い、接続部分25bが露出するようにパターンニングする。次いで加熱し、金属配線25裏面にポリイミドから成る支持フィルム26を形成すると、フレキシブル基板2が得られる(同図(n))。このフレキシブル基板2のバンプ16の、樹脂フィルム23表面からの高さHは、35μm以下になっている。
フレキシブル基板2は、金属配線25表面及び裏面は、それぞれ樹脂フィルム23、支持フィルム26によって保護されており、金属バンプ16先端部が樹脂フィルム23表面から突き出されている。また、接続部分25bの裏面27は露出した状態になっている。
図4はポリイミドフィルム23、26を図示しない状態の金属配線25及び金属バンプ16の斜視図である。
下記表1に、配線基板2のパンプ16上にICチップを接続した場合と、配線基板2同士を接続させた場合(バンプ16と接続部分25bの裏面27を接続させた場合)の、バンプ高さと接続不良の関係を示す。PCT(フ゜レッシャークッカーテスト)の条件は、121℃、2気圧、24時間である。35μm以下の高さではPCT後でも不良ポイントは発生しておらず、全て合格している。
Figure 0003935480
以上説明したように、本発明のフレキシブル基板2では、金属バンプ16を形成した後、樹脂フィルムを形成しており、レーザ光を用いて樹脂フィルムに開口部を形成する必要がない。従って、微細な金属バンプを精度良く形成することができる。
上記の金属バンプ16を形成する際には、メッキにより銅を成長させていたが、他の金属を用いることも可能である。また、金属箔11についても、銅に限定されるものではない。樹脂フィルム23、26は1層構造でも2層構造でもよく、また、その材質についても、ポリイミドに限定されるものではない。
なお、銅から成る金属バンプ16表面はメッキ等により、金の被膜(膜厚1μ〜2μm程度)を形成しておくことが望ましい。その金属バンプ16に、異方導電性フィルム等を介してチップ状の半導体素子を接続すると、回路部品を作製することができる。
また、接続部分25bには、他のフレキシブル基板に形成された金属バンプを接続すると、フレキシブル基板同士を接続できる。従って、本発明のフレキシブル基板は複数枚を積層させることができるようになっている。
また、レーザ光を用いないので、所望形状の開口部を形成することができる(例えば四角形、六角形等)。
バンプ高さを35μm以下にしたので、バンプ高さのバラツキが少なくなり、可撓性を有さないICチップ等を接続する場合に不良が少なくなる。
(a)〜(e):本発明方法の一例の工程の前半を説明するための図 (f)〜(j):その中半を説明するための図 (k)〜(n):その後半を説明するための図 金属バンプ及び金属配線の斜視図 (a):樹脂原料の被膜を形成した状態の金属バンプ及びその近傍の表面顕微鏡写真 (b):その金属バンプの断面顕微鏡写真 (c):樹脂フィルムを形成した状態の金属バンプ及びその近傍の表面顕微鏡写真 (d):その金属バンプの断面顕微鏡写真 (a)〜(d):従来技術のフレキシブル基板の製造工程を説明するための図
符号の説明
2……フレキシブル基板
11……金属箔
13……マスクフィルム
16……金属バンプ
20、21……樹脂原料の被膜
23……樹脂フィルム
25……金属配線

Claims (14)

  1. 金属箔上に、露光、現像によりパターニングされたマスクフィルムを形成し、
    前記マスクフィルムの開口部底面に露出する前記金属箔上に金属バンプを成長させ、
    前記金属バンプを成長させた後、前記マスクフィルムを除去し、
    前記金属箔の前記金属バンプが形成されている表面に、平坦な部分が前記金属バンプの高さよりも低い樹脂原料皮膜を形成した後、前記金属バンプ先端を前記樹脂原料皮膜の平坦な部分から突き出させた状態で、前記樹脂原料皮膜の表面をエッチングし、前記金属バンプ表面を露出させるフレキシブル基板製造方法であって、
    前記樹脂原料皮膜のエッチング後、前記樹脂原料皮膜を硬化させ、前記樹脂原料皮膜を樹脂フィルムに変化させ、
    前記樹脂フィルムを形成した後、前記金属箔を裏面側から部分的にエッチングし、パターニングされた金属配線を形成するフレキシブル基板製造方法。
  2. 前記樹脂原料皮膜は、前記金属箔の前記金属バンプが形成されている表面に液状の樹脂原料を塗布して形成する請求項1記載のフレキシブル基板製造方法。
  3. 前記樹脂原料皮膜のエッチングは、アルカリ溶液で行う請求項1又は請求項2のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法。
  4. 前記樹脂原料の被膜は複数の被膜が積層されている請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法。
  5. 前記樹脂原料の被膜の、少なくとも最上層の被膜は熱可塑性を有する請求項4記載のフレキシブル基板製造方法。
  6. 前記樹脂原料皮膜のエッチングは、前記金属箔の裏面にキャリアフィルムを貼付した状態で行なう請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法。
  7. 前記樹脂原料にポリイミド前駆体を含有する液を用い、
    前記樹脂フィルムをポリイミドで構成させる請求項6記載のフレキシブル基板製造方法。
  8. 前記金属箔のエッチング後、前記金属配線の裏面に支持フィルムを形成し、前記金属配線を支持する請求項1乃至請求項7のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法。
  9. 前記支持フィルムが有する開口の底面に前記金属配線の接続部分を露出させる請求項8記載のフレキシブル基板製造方法。
  10. 請求項9記載のフレキシブル基板製造方法で製造したフレキシブル基板の前記開口底面に露出する前記金属配線に、請求項1乃至請求項9のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法で製造したフレキシブル基板の前記金属バンプを接続するフレキシブル基板製造方法。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法で製造されたフレキシブル基板の前記金属バンプ上に少なくとも半導体素子を接続するフレキシブル基板製造方法。
  12. 前記金属バンプは電解メッキ法によって成長させる請求項1乃至請求項11のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法。
  13. 前記金属バンプの前記樹脂フィルム表面からの高さは、35μm以下にされている請求項1乃至請求項12のいずれか1項記載のフレキシブル基板製造方法。
  14. 前記金属バンプは茸状に形成する請求項1乃至請求項13のいずれか1項記載のフレキシブル基板の製造方法。
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