JP3934102B2 - 管継手 - Google Patents

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本発明は、例えば上水道用等に用いられる接続管を接続するための管継手に関する。
従来、この種の管継手として、外部から接続管が挿入される挿入溝が形成され、この挿入溝に接続管が正常に挿入されているか否かを確認するための確認窓を備えたものが知られている(特許文献1参照)。確認窓は、挿入溝の内部から外部に通じるように開口されているため、挿入溝に挿入される接続管の一部を、確認窓を介して直接目視できるようになっている。ところが、上述した管継手では、挿入溝の内部が確認窓を介して常に外部に開放されたままとなっているため、管継手の使用現場等にて確認窓を介して挿入溝の内部に異物が侵入するおそれがある。異物が接続管を管継手にシールするシール部材に付着すると、漏水や接続管を挿入するときの荷重が増加する原因となる。
このような不具合を解消する管継手として、確認窓を透明又は半透明の保護カバーで塞いだ管継手が出願されている(特許文献2参照)。この管継手は、保護カバーによって挿入溝の内部に異物が侵入するのを防止しつつ、接続管の挿入状態を保護カバーの外側から確認できるようになっている。
特開2000−356289号公報 特開2001−153278号公報
ところが、特許文献2に示される管継手においては、接続管を建物の床下等の暗所で接続する場合には、保護カバーがあると、確認窓を覗き込でも挿入溝の内部が見えにくく、接続管の挿入状態を確認しずらい。そのため、懐中電灯で確認窓を照らして接続管を確認するようにしているが、懐中電灯の光が保護カバーに照射されると、光が反射したり、作業者の影が写ったりして、接続管の挿入状態を確認しにくい。
本発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、挿入溝に異物が入るのを防止することと、その挿入溝に挿入される接続管の挿入状態の確認しやすさとを両立できる管継手を提供することにある。
請求項1に記載の発明では、継手本体とその継手本体に遊挿される外筒との間に設けられた環状の挿入溝に、接続管を挿入するようにした管継手において、前記外筒に接続管の挿入状態を確認するための確認窓を、前記外筒の内部領域と外部領域とが通じるように開口するとともに、同外筒に前記確認窓を開閉する開閉カバーを設け、この開閉カバーを前記接続管の挿入と共に確認窓が開放される方向へ移動可能にしたことを要旨とする。
この構成にすれば、接続管が挿入溝に挿入されていないときには、確認窓が開閉カバーによって閉じられているため、挿入溝内に確認窓を介して異物が侵入することはない。又、接続管の挿入により開閉カバーが移動すると、接続管が確認窓を内側から覆うため、挿入溝内に異物が侵入することはない。更に、接続管の挿入状態を確認するときには、接続管の先端部を確認窓から直接目視することができるため、薄暗い場所であっても接続管の挿入状態を容易に確認することができる。
請求項2に記載の発明では、前記挿入溝内には、前記確認窓を閉じる方向に開閉カバーを付勢する弾性部材が設けられていることを要旨とする。
この構成にすれば、挿入溝に接続管が挿入されるとき弾性部材の弾性力が抵抗となるが、その抵抗力は接続管を深く挿入するにつれて徐々に大きくなる。そのため、仮に挿入溝内に異物が侵入することがあっても、接続管の挿入抵抗の微妙な変化を違和感として捉えることができる。従って、接続管を挿入するときに異物の侵入を見つけやすくなる。
請求項3に記載の発明では、前記開閉カバーは外筒の外周面に沿ってリング状に形成され、開閉カバーの内周面には、弾性部材の一端を受け止めるための突片が確認窓を介して挿入溝内へ延出形成されていることを要旨とする。
この構成にすれば、挿入溝に接続管が挿入されると、その先端部が開閉カバーの突片に突き当たる。この状態で接続管が更に深く挿入されると、弾性部材の弾性力に抗して開閉カバーが移動される。開閉カバーの移動量は外筒の外部から把握することができるため、この開閉カバーの移動量が、接続管の挿入状態を確認することの判断基準にもなる。しかも、開閉カバーは割リング状に形成されているため、開閉カバーを外筒の外側に装着でき、外筒の周方向における任意の位置で接続管の挿入状態を確認できる。
請求項4に記載の発明では、前記外筒には、接続管が挿入位置に到達しているか否かを識別する第1表示部が設けられ、この第1表示部は接続管が挿入位置に到達するまで前記開閉カバーによって隠蔽される箇所に配置されていることを要旨とする。
この構成によれば、接続管の先端位置を確認窓から目視することによって確認するだけでなく、第1表示部によっても確認することができ、接続管の挿入状態の確認ミスを低減することができる。
請求項5に記載の発明では、前記継手本体には、挿入溝に接続管が挿入されることに伴い同継手本体の軸線方向に移動可能なスライド筒が嵌め込まれ、そのスライド筒の外周には接続管が挿入位置に到達しているか否かを識別する第2表示部が設けられ、この第2表示部は、前記接続管が挿入位置に到達したときに、前記第1表示部と同じ円周上で並ぶ位置に配置されていることを要旨とする。
この構成にすれば、第2表示部は、接続管が挿入位置に到達したときに第1表示部と同一円周上に並ぶことで、接続管が挿入位置に到達したことを確認することができる。
本発明によれば、挿入溝に異物が入るのを防止することと、その挿入溝に挿入される接続管の挿入状態の確認しやすさとを両立することができる。
以下、本発明を上水道用の管継手に具体化した一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、主管路11に取り付けられる複数の管継手12には、接続管13がそれぞれ接続される。主管路11に流れる上水は、管継手12を介してそれぞれの接続管13へと分流されるようになっている。
図2,図3,図4に示すように、管継手12は、筒状の継手本体15を備えており、その一端部に形成された雄ネジ部15aは主管路11に螺着されている。継手本体15には外筒16が遊挿され、その外筒16は、基端内周面に形成された雌ネジ部16aと継手本体15の中央部付近に形成された雄ネジ部15bとが螺合されることにより継手本体15に取り付けられている。継手本体15において、その中央部から他端部側に位置する箇所には、接続管13が外嵌される縮径部15cが形成されている。継手本体15の外周面と外筒16の内周面との間には、前記接続管13が挿入される環状の挿入溝17が形成されている。
外筒16の先端開口部16bは、保持部材18によって抜け止めリング19が取り付けられ、この抜け止めリング19の内周には、外筒16の内奥側に向けて突設された多数の鋸状歯19aが形成されている。この鋸状歯19aは、接続管13の挿入溝17内への挿入を許容するが、挿入溝17に挿入されている接続管13が引き抜かれようとすると、鋸状歯19aが接続管13の外周面に食い込んで接続管13の抜けが防止されるようになっている。なお、接続管13は、抜け止めリング19の鋸状歯19aが食い込み易い軟質な合成樹脂材料(ポリエチレンやポリプロピレン等)によって形成されている。
継手本体15における縮径部15cの外周面には環状の装着溝21が凹設され、この装着溝21内にはシール部材22が嵌め込まれている。シール部材22によって、接続管13の内周面と、継手本体15の縮径部15cとの間のシールが図られ、継手本体15内を流れる上水が外部に漏れないようになっている。
継手本体15における縮径部15cには、その軸線方向に沿って移動可能なスライド筒23が嵌め込まれている。スライド筒23は、挿入溝17に接続管13が挿入される前においてシール部材22よりも外側に配置され、外筒16の先端開口部16bを塞ぐように環状突部23aを有している。スライド筒23の環状突部23aは、外筒16の先端開口部16b側から挿入溝17内に異物が侵入するのを防止する役割がある。スライド筒23は、その環状突部23aを被せるようにして取り付けられるスライドリング41を備えている。スライドリング41の外周面には、全周にわたって第2表示部34が着色されており、その第2表示部34の位置に基づいて、挿入溝17に接続管13が挿入されたときに、接続管13の先端位置を確認できるようになっている。
スライド筒23の環状突部23aは、接続管13が挿入溝17に挿入されるときに、接続管13の先端面が突き当たるように、接続管13の径とほぼ同じに設定されている。そして、スライド筒23は、接続管13が挿入溝17に挿入されるのに伴って、挿入溝17の内奥側に移動するようになっている。スライド筒23は、接続管13の挿入時にシール部材22に均等な押圧力を加えることができるため、例えば接続管13の先端が斜めにカットされていたり、接続管13が斜めに挿入されたりしても、シール部材22がその装着溝21から抜け出たり、捩れたりするのが防止されるようになっている。
前記外筒16には、接続管13の挿入状態を確認するための確認窓27が開口され、この確認窓27を介して外筒16の内部領域と外部領域とが通じている。つまり、外部から確認窓27を介して挿入溝17内の様子を直接目視できるようになっている。確認窓27は外筒16の軸線を中心とする同一円周上において互いに対峙するように複数(本実施形態では2つ)設けられている。
外筒16の外周面には、確認窓27を開閉する合成樹脂製の開閉カバー28が設けられている。開閉カバー28は、非連続な割リング状をなすように途絶部28aが切込まれており、自身の弾性力に抗して途絶部28aを離間させるように変形可能となっている。開閉カバー28の内周面には、それぞれの確認窓27に係入されかつ挿入溝17内へと延びる複数の突片28bが形成されており、この突片28bは、前記接続管13の挿入に伴って移動するスライド筒23が突き当たるように、接続管13の挿入経路上に配置されている。
挿入溝17内には、確認窓27が閉じられる方向に開閉カバー28を付勢する弾性部材としての圧縮コイルバネ30が収容されている。圧縮コイルバネ30の一端は継手本体15に係止され、他端は開閉カバー28における各突片28bの先端縁に突設された位置決め突部31に係合されている。そして、接続管13が挿入溝17に所定量挿入されると、開閉カバー28は、圧縮コイルバネ30の弾性力に抗して確認窓27を開く方向(図2,図3の下側)に移動するようになっている。なお、開閉カバー28の突片28bの幅は、確認窓27の幅とほぼ同じに設定されていることから、開閉カバー28が移動するときにその軸線を中心としてほとんど回らないようになっている。
図5(a),(b)に示すように、前記外筒16の外周面には、接続管13が挿入位置(図3に示される位置)に到達しているか否かを識別する第1表示部33が着色されている。本実施形態において、第1表示部33の塗料は赤が選択されているが、周囲の色と区別できる色であれば、任意の色に変更することが可能である。第1表示部33は、確認窓27の下端位置に着色されている。このような位置に着色したのは、接続管13が挿入位置に到達されるまでは第1表示部33が前記開閉カバー28によって隠蔽され、接続管13が挿入位置に到達すると同時に第1表示部33が露出されるようにするためである。
上記のように構成された管継手12には接続管13が次のように接続される。すなわち、管継手12の挿入溝17内に接続管13を挿入すると、その先端面はスライド筒23にあるスライドリング41に突き当たり、スライド筒23は、その内周面にシール部材22に摺動されながら、開閉カバー28の突片28bに突き当たる。この状態で接続管13を更に深く挿入すると、開閉カバー28は、圧縮コイルバネ30の弾性力に抗して確認窓27を開ける方向に移動する。接続管13が挿入位置に到達すると、開閉カバー28の移動に伴い確認窓27が完全に開かれるとともに、開閉カバー28によって隠蔽されていた第1表示部33が露出される。そして、外筒16にある第1表示部33とスライドリング41にある第2表示部34とが互いに同一円周上に並び、接続管13が挿入位置に到達したことを容易に確認することができる。これにより、確認窓27を介して直接的に接続管13の先端部が挿入位置に配置されているか否かを目視するとともに、第1表示部33が露出されているか否かを目視することで、接続管13の挿入状態を確認することができる。
従って、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)接続管13が挿入溝17に挿入されていないときには、開閉カバー28によって確認窓27が閉じられているため、管継手12の使用現場等にて確認窓27から挿入溝17内に異物が入り込むことがない。よって、接続管13とシール部材22との間に異物が入り込むことがないため、接続管13と管継手12と間のシール性を確保することができる。又、接続管13の挿入状態を確認するときには、挿入溝17の内部を、確認窓27を介して外部から直接的に目視することができる。そのため、例えば建物の床下等のような薄暗い所で接続管13を接続する場合であっても、挿入溝17内の視認性を高くすることができる。従って、挿入溝17に異物が入り込むのを防止することと、接続管13の挿入状態の確認を容易に行うこととを両立することができる。
(2)外筒16の内部領域と外部領域とは確認窓27を介して通じているため、開口している確認窓27から指等を挿入溝17内に挿入し、接続管13の先端部に直接触れることによっても接続管13の挿入状態を確認することができる。
(3)接続管13は圧縮コイルバネ30の弾性力を抵抗にして挿入溝17内に挿入されるが、その挿入抵抗は接続管13が深く挿入されるにつれて徐々に大きくなる。そのため、仮に挿入溝17内に異物が侵入することがあっても、接続管13の挿入抵抗の微妙な変化を違和感として捉えることができる。従って、接続管13を挿入するときに異物の侵入を見つけやすくすることができる。
(4)開閉カバー28に何らかの外力が一時的に加わって確認窓27が開くようなことがあっても、開閉カバー28は圧縮コイルバネ30の弾性力によって確認窓27を閉じる方向に常時付勢されているため、確認窓27を直ぐに閉じることができる。このため、挿入溝17内に異物が入るのを最小限に抑えることができる。しかも、確認窓27を閉じる位置に開閉カバー28を仮止めする係止構造を有していないので、接続管13を所定量挿入したときに、圧縮コイルバネ30の弾性抵抗はあるものの、開閉カバー28を比較的スムーズに移動させることができる。
(5)開閉カバー28は外筒16の外側に設けられているため、その開閉カバー28の移動量を目視することができるため、この開閉カバー28の移動量を、接続管13の挿入状態を確認することの判断基準の1つとすることができる。
(6)開閉カバー28には途絶部28aが切り込まれているため、開閉カバー28の途絶部28aを引き離すように変形させた状態で、外筒16に対して開閉カバー28を装着することができる。これにより、開閉カバー28にある突片28bをネジ等で後付けするという面倒な作業を必要とせずに、開閉カバー28の突片28bを確認窓27に係入することができる。従って、管継手12の組み付けを簡単にでき、製造コストを低減することができる。
(7)挿入溝17に接続管13を挿入した際に、それが挿入位置に到達すると、開閉カバー28によって隠蔽されていた第1表示部33が露出されるようになっている。つまり、接続管13の先端位置を確認窓27から目視することによって確認するだけでなく、第1表示部33によっても確認することができ、接続管13の挿入状態の確認ミスを低減することができる。
(8)第1表示部33は、接続管13が挿入位置に到達したときに露出されるようになっている。このことは、接続管13が挿入位置に到達したときに第1表示部33が開閉カバー28にて隠蔽される場合と比較して、接続管13が正しい挿入状態にあるということを感覚的に認識しやすい。よって、接続管13の挿入状態を確認する際の人為的な判断ミスを軽減することができる。
(9)接続管13が挿入溝17に正常に接続された状態では、第1表示部33と第2表示部34とが同一円周上に並ぶため、接続管13が挿入位置に到達したことを容易に確認することができる。
(別の実施形態)
本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・前記実施形態では、開閉カバー28を付勢する圧縮コイルバネ30を設けたが、この圧縮コイルバネ30を省略してもよい。この場合には、接続管13が挿入されていないときに確認窓27が閉状態をとり得るように、開閉カバー28の突片28bを確認窓27の端部(図2の上側)に接着力の弱い接着剤を用いて仮止めする。そして、接続管13が挿入されたときには、開閉カバー28の突片28bの接着を剥がすようにして開閉カバー28を移動させ、確認窓27を開くようにしてもよい。又、開閉カバー28を仮止めする手段として接着剤を用いる以外に、確認窓27と突片28bとの接合面に、凹凸の関係で係脱可能な係合構造を設けてもよい。そして、接続管13が挿入されたときに、係合構造の係合を解除して確認窓27を開くようにしてもよい。
・上述した実施形態に示すスライド筒23に代えて、図6に示すスライドリング41に変更してもよい。スライドリング41は、前記スライド筒23に比べて継手本体15の縮径部15cに接する面積が小さいことから、スライド筒23よりも摺動抵抗を小さくすることができる。そのため、挿入溝17内に接続管13を小さい挿入力でもって差し込むことができる。
・図7に示すように、スライドリング41を省略し、スライド筒23における環状突部23aの外周面に第1表示部33を着色する。この構成にすれば、挿入溝17に接続管13が挿入されたときに、スライド筒23にある第1表示部33が確認窓27の端部(図3の下側)に位置されていれば、接続管13が挿入位置に到達したことを確認することができる。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に示す。
[1] 請求項3において、前記開閉カバーは自身の弾性力に抗して開口する途絶部を有する非連続的な割リング状に形成されていることを特徴とする管継手。この構成にすれば、途絶部を開きながら外筒に開閉カバーを取り付けることができるため、開閉カバーの内周面に形成されている突片を確認窓内に簡単に挿入することができる。つまり、外筒に開閉カバーを容易に装着することができる。
一実施形態における主管路に管継手を接続した図。 接続管を接続する前における管継手の断面図。 接続管を接続した後における管継手の断面図。 管継手の分解斜視図。 (a)は接続管を接続する前における管継手の斜視図、(b)は接続管を接続した後における管継手の斜視図。 別の実施形態における管継手の断面図。 同じく、スライド筒の断面図。
符号の説明
12…管継手、13…接続管、15…継手本体、16…外筒、17…挿入溝、23…スライド筒、27…確認窓、28…開閉カバー、28a…途絶部、28b…突片、30…圧縮コイルバネ(弾性部材)、33…第1表示部、34…第2表示部。

Claims (5)

  1. 継手本体とその継手本体に遊挿される外筒との間に設けられた環状の挿入溝に、接続管を挿入するようにした管継手において、
    前記外筒に接続管の挿入状態を確認するための確認窓を、前記外筒の内部領域と外部領域とが通じるように開口するとともに、同外筒に前記確認窓を開閉する開閉カバーを設け、この開閉カバーを前記接続管の挿入と共に確認窓が開放される方向へ移動可能にしたことを特徴とする管継手。
  2. 前記挿入溝内には、前記確認窓を閉じる方向に開閉カバーを付勢する弾性部材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の管継手。
  3. 前記開閉カバーは外筒の外周方向に沿ってリング状に形成され、開閉カバーの内周面には、弾性部材の一端を受け止めるための突片が確認窓を介して挿入溝内へ延出形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の管継手。
  4. 前記外筒には、接続管が挿入位置に到達しているか否かを識別する第1表示部が設けられ、この第1表示部は接続管が挿入位置に到達するまで前記開閉カバーによって隠蔽される箇所に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の管継手。
  5. 前記継手本体には、挿入溝に接続管が挿入されることに伴い同継手本体の軸線方向に移動可能なスライド筒が嵌め込まれ、そのスライド筒の外周には接続管が挿入位置に到達しているか否かを識別する第2表示部が設けられ、この第2表示部は、前記接続管が挿入位置に到達したときに、前記第1表示部と同じ円周上で並ぶ位置に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の管継手。
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