JP4842019B2 - 配管接続構造 - Google Patents

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この発明は、水道管、給湯管等の一次側配管と二次側配管とを接続するための管継手を用いた配管接続構造に関するものである。
従来、この種の管継手としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。図10(a),(b)に示すように、この管継手80は、継手本体81及びかしめ具83からなり、継手本体81には、二次側の可撓管84が外嵌されるスリーブ82と、可撓管84を接続する一次側の管接続部86の接続口86aに挿入される連結筒部85が形成されるとともに、スリーブ82と連結筒部85との間に、フランジ部87が形成されている。スリーブ82に外嵌された可撓管84は、この可撓管84の外周側に装着されるかしめ具83によってスリーブ82との間で挟持され、継手本体81に接続される。そして、継手本体81の連結筒部85を、一次側の管接続部86の接続口86aに挿入すると、同管接続部86のフランジ部88に対して継手本体81のフランジ部87が重なる。この両フランジ部87,88同士は、ばね板材から形成された弾性接続金具89によって連結される。この弾性接続金具89は、一対の円弧状の挟持部90を連結部91によって連結した構成を備え、連結部91を支点として両挟持部90を弾性的に拡げることができるようになっている。また、挟持部90には、両フランジ部を連結するための係入溝92が形成されている。そして、弾性接続金具89の両挟持部90によって管継手80及び管接続部86を挟持させると、両フランジ部87,88が係入溝92に係入し、両フランジ部87,88同士が連結される。
また、特許文献2には、図11に示すような管継手99が開示されている。この管継手99は、継手本体100、外筒102及び抜け止めリング104等によって構成されている。継手本体100には、二次側の可撓管103が外嵌されるスリーブ101と、同可撓管103を接続する一次側の管接続部107の接続口107aに挿入される連結筒部106と、スリーブ101と連結筒部106との間に位置するフランジ部108とが形成されている。また、スリーブ101の外周側には、継手本体100に支持された外筒102が配置され、この外筒102には、スリーブ101に外嵌された可撓管103をスリーブ101から引き抜き不能に保持するための抜け止めリング104が支持されている。スリーブ101に外嵌された可撓管103は、その外周面に抜け止めリング104が食い込むことによって、継手本体100に接続されている。そして、継手本体100の連結筒部106が一次側の管接続部107の接続口107aに挿入されると、管接続部107のフランジ部109に対し継手本体100のフランジ部108が重なる。この両フランジ部108,109同士は、前記弾性接続金具89と同様な構成を有する弾性接続金具110によって連結される。そして、両フランジ部108,109の連結によって、管継手99が一次側の管接続部107に接続され、管継手99を介して可撓管103が一次側の管接続部107に接続される。
特開平7−260071号公報 特開2005−180546号公報
ところで、上記特許文献1の管継手80において継手本体81のスリーブ82とフランジ部87との間には、弾性接続金具89の両挟持部90によって挟持させるための胴部分93が形成されていた。これと同様に、上記特許文献2の管継手99の継手本体100においてスリーブ101とフランジ部108との間には、弾性接続金具110によって挟持させるための胴部分111が形成されていた。従って、いずれの継手本体81,100も、その胴部分93,111の分だけ全体の長さが長くなり、管継手80,99の小型化の障害となっていた。
この発明の目的とするところは、小型化を図ることができる管継手を含む配管継手構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、管継手の一次側筒部または二次側筒部との間で一次側配管または二次側配管の端部を締付リングによって挟持し、同一次側筒部と二次側筒部との間に形成された第1フランジ部と、同一次側筒部または二次側筒部が挿入される一次側配管または二次側配管の端部に形成された第2フランジ部とを対面させ、同管継手と、同一次側配管または二次側配管の端部とを弾性的に挟持するジョイントファスナーによって前記第1フランジ部と第2フランジ部を連結することにより、同管継手と、一次側配管または二次側配管とを接続する配管接続構造であって、前記ジョイントファスナーが前記締付リングを挟持し、前記締付リングにおける前記フランジ部側とは反対側の端部外周には、突部が形成され、前記一次側配管または二次側配管は可撓管として形成されるとともに、該可撓管の外周には、弾性変形可能な鞘管キャップが接続され、前記鞘管キャップが拡径するように弾性変形して、前記鞘管キャップの端部が前記突部に嵌合されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記締付リングにおける前記フランジ部側の端部外周には、同フランジ部よりも大径のリング側フランジ部が形成され、同リング側フランジ部の内周には、同フランジ部を嵌合可能な段差部が形成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は請求項2において、前記締付リングの前記第1フランジ部側の端部内周面には、該第1フランジ部側に向かって拡径し、一次側配管または二次側配管への該締付リングの嵌め込みを容易にするための案内面が形成されていることを特徴とする。
(作用)
請求項1に記載の発明には、次のような作用がある。継手本体の一次側筒部または二次側筒部を、一次側配管または二次側配管の端部内に挿入すると、継手本体の第1フランジ部が、一次側配管または二次側配管の端部の第2フランジ部に当接する。この状態において、継手本体と、一次側配管または二次側配管の端部とをジョイントファスナーによって挟むと、ジョイントファスナーは、締付リングを挟持する。このため、特許文献1の管継手とは異なり、継手本体の一次側筒部または二次側筒部と、第1フランジ部との間に、ジョイントファスナーに挟持させるための胴部分を形成する必要がなく、その分だけ継手本体の長さを短くすることができる。従って、管継手の小型化を図ることができる。
また、締付リングに形成された突部に保持される鞘管キャップを介して、可撓管の外周側に被覆された鞘管が管継手に接続されるとともに、鞘管の端部は鞘管キャップにより外部から保護される。
請求項2に記載の発明においては、継手本体のフランジ部を内周側に嵌合した締付リングのリング側フランジ部と、一次側配管または二次側配管の端部のフランジ部とがジョイントファスナーによって連結され、管継手が一次側配管または二次側配管の端部に接続される。従って、継手本体は、締付リングを介して一次側配管または二次側配管に接続される。この構成によれば、継手本体のフランジ部の外径を、一次側配管または二次側配管における端部のフランジ部の外径よりも小さくすることができ、継手本体において、そのフランジ部の外径と、一次側筒部及び二次側筒部スリーブの外径との差が小さくなる。このため、金属棒材から継手本体を削り出すときに、同棒材からの削り落とし量が減少する。従って、管継手全体として、金属棒材からの削り落とし量が減少するため、管継手の製造コストが減少する。
この発明によれば、小型化を図ることができる管継手を含む配管接続構造を提供することができる。
(第1実施形態)
次に、この発明を具体化した第1実施形態について図1〜図4を用いて説明する。
図1に示すように、この実施形態の管継手12は、例えば家庭において図示しない水道管が接続された一次側配管としてのヘッダー10の各管接続部11に対して、二次側配管としての可撓管13を接続するために用いられる。各可撓管13は、例えば、台所、洗面所、風呂等に設けられた図示しない各種水栓器具に接続される。
図2及び図3に示すように、管継手12は、継手本体17及び締付リング18によって構成されている。継手本体17には、可撓管13が外嵌される二次側筒部としてのスリーブ14と、前記管接続部11の接続口11aに挿入される一次側筒部としての連結筒部15が形成されるとともに、スリーブ14と連結筒部15との間に、第1フランジ部としてのフランジ部16が形成されている。前記締付リング18は、スリーブ14に外嵌された可撓管13の外周に嵌め込まれる。
前記継手本体17のスリーブ14の外周には、可撓管13の内周面に食い込ませるための凹凸部19が形成されている。そして、スリーブ14に外嵌された可撓管13は、スリーブ14と締付リング18との間で挟持され、その内周面から凹凸部19が食い込むことにより継手本体17に接続される。また、この接続状態において、締付リング18の基端面は、継手本体17のフランジ部16の端面16aに当接される。連結筒部15の外周側に形成された複数の周溝には、前記管接続部11の接続口11aの内周面に密接するシール部材20が装着されている。
前記締付リング18において、その基端側内周には、締付リング18の可撓管13への嵌め込みを容易とするための案内面18aが形成されている。また、締付リング18の先端側外周には、環状の突部21が形成されている。
また、図1及び図2に示すように、可撓管13には、同可撓管13を保護するためのベローズ状の鞘管22が被覆装着されている。鞘管22と管継手12との間には、鞘管キャップ23が装着されている。
鞘管キャップ23の内周には、鞘管22と、締付リング18とが互いに反対側から当接可能な環状当接部24が形成されている。また、鞘管キャップ23の内周における基端側には、周溝25が形成されている。さらに、鞘管キャップ23の内周における先端側には、複数の突片26が形成されている。そして、図1及び図2に示すように、鞘管キャップ23は、上記環状当接部24を締付リング18の基端面に当接させるとともに、締付リング18の突部21に上記周溝25を嵌めることにより締付リング18に結合されている。なお、鞘管キャップ23の基端側が拡径するように弾性変形されることによって周溝25に突部21が嵌る。また、鞘管キャップ23の内周には、鞘管22の先端部が挿入され、その状態で、鞘管22の外周の周溝に各突片26が入り込むことによって鞘管22が鞘管キャップ23に対して抜け止めされている。従って、鞘管22は、鞘管キャップ23を介して管継手12に接続されている。
上記管継手12と、ヘッダー10の管接続部11とは、板状のばね材からなるジョイントファスナー27によって接続されている。図4に示すように、ジョイントファスナー27は、板状のばね材から形成され、略「く」の字形状とされた一対の挟持片27aを連結部27bによって連結した構成を備えている。各挟持片27aには、係入孔27cが一組ずつ形成されるとともに、挟持片27aの先端には、案内部27dが形成されている。
そして、ジョイントファスナー27は、図2に二点鎖線で示すように、両挟持片27aにより、締付リング18と管接続部11とを挟持する。この挟持状態において、管継手12のフランジ部16と、管接続部11の第2フランジ部としてのフランジ部11bとが共に前記係入孔27cに係入される。このため、両フランジ部11b,16がジョイントファスナー27によって連結され、管継手12を介して可撓管13が管接続部11に接続される。
上記のように構成された管継手12により、可撓管13は、ヘッダー10の管接続部11に対して次のように接続される。
すなわち、まず、鞘管22によって被覆された可撓管13に管継手12のスリーブ14を接続する。次に、可撓管13が接続された継手本体17の連結筒部15を、ヘッダー10の管接続部11の接続口11aに挿入し、継手本体17のフランジ部16を管接続部11のフランジ部11bに当接させる。この当接状態において、ジョイントファスナー27の両案内部27dを両フランジ部11b,16の外周面に押し付ければ、ジョイントファスナー27の弾性力によって両挟持片27a間に締付リング18及び管接続部11が挟持されるとともに、両フランジ部11b,16が各挟持片27aの係入孔27cに嵌り込む。この結果、ジョイントファスナー27によって、管継手12側のフランジ部16と、管接続部11側のフランジ部11bとが連結され、この連結により、可撓管13が管継手12を介して管接続部11に接続される。
以上詳述したこの実施形態は、以下の効果を有する。
(1) 継手本体17のスリーブ14と締付リング18とをラップさせ、管接続部11と継手本体17の両フランジ部11b,16を連結したジョイントファスナー27が、このラップ部分における締付リング18を挟持する。このため、上記特許文献1,2の管継手とは異なり、ジョイントファスナー27を当接させるための胴部分を継手本体17に形成していないため、その分だけ継手本体17の長さを短くすることができる。従って、管継手12を小型化することができ、さらに、材料費が少なくなるため低コストで管継手12を製造できる。
(2) 締付リング18に形成された突部21に保持される鞘管キャップ23を介して、可撓管13の外周側に装着された鞘管22が管継手12に接続されるとともに、鞘管22の端部は鞘管キャップ23により外部から保護される。従って、可撓管13の外周側に被覆された鞘管22の端部の処理が容易となる。
(第2実施形態)
次に、この発明を具体化した第2実施形態について図5及び図6を用いて説明する。なお、この実施形態は、前記第1実施形態における管継手12の構成の一部が異なるのみであるため、その相違点のみについて説明する。
図5及び図6に示すように、前記締付リング18における基端外周には、リング側フランジ部30が形成され、このリング側フランジ部30の内周には、環状の段差部31が形成されている。そして、継手本体17のフランジ部16は、段差部31に嵌合される。
以上のように構成されたこの実施形態は、上記第1実施形態の効果に加えて以下の効果を有する。
(3) 継手本体17のフランジ部16の外径を小さくできるため、金属棒材から継手本体17を削り出すときに、同棒材からの削り落し量を減少させることができる。一方、締付リング18のリング側フランジ部30の外径は、突部21の外径よりも僅かに大きいだけであって、両外径を等しくすることも可能である。このため、締付リング18の原材であると金属棒材からの削り落とし量は、僅かである。従って、管継手12全体として、金属棒材から削り落とす量が減少するため、管継手12の製造コストが減少する。
(第3実施形態)
次に、この発明を具体化した第3実施形態について図7〜図9を用いて説明する。
図7〜図9に示すように、管継手40は、継手本体41、外筒45、リング保持部材47、抜け止めリング48、シール部材50、スライド筒51、開閉カバー55及び圧縮コイルばね57により構成されている。
継手本体41には、二次側配管としての可撓管13が外嵌される二次側筒部としてのスリーブ42と、一次側配管としての前記ヘッダー10の管接続部11の接続口11aに挿入される一次側筒部としての連結筒部43とが形成されている。また、スリーブ42と連結筒部43との間には、第1フランジ部としてのフランジ部44が形成されている。
スリーブ42の外周面上には複数の周溝49が形成され、各周溝49には、シール部材50が装着されている。この各シール部材50は、スリーブ42に外嵌された可撓管13の内周面に密接し、可撓管13からの漏水を防止する。
継手本体41には、スリーブ42の外周側に位置する前記外筒45が支持されている。外筒45は、その基端内周面に形成された雌ねじ部45aと、継手本体41に形成された雄ねじ部42aとの螺合により継手本体41に固定されている。また、外筒45には、可撓管13の端部を外部から確認するための確認窓54が複数開口されている。
外筒45の外周には、合成樹脂からなり、確認窓54を開閉可能な略円筒状の前記開閉カバー55が軸線方向へ移動可能に支持されている。図9に示すように、この開閉カバー55は、全体として割りリング状をなすように途絶部55aを有し、その途絶部55aを広げて弾性変形可能となっている。開閉カバー55の端部には、前記確認窓54を介して外筒45の内側へ延びる複数の突片56が形成されている。そして、開閉カバー55は、確認窓54内における突片56の移動可能範囲だけ軸線方向へ移動可能である。
図7及び図8に示すように、外筒45内には、確認窓54が閉じられる方向に前記開閉カバー55を付勢する前記圧縮コイルばね57が配置されている。そして、可撓管13がスリーブ42と外筒45との間に挿入されるに伴って、開閉カバー55は、圧縮コイルばね57の付勢力に抗して確認窓54を開く方向へ移動される。また、外筒45の外周面には、各確認窓54の下端位置に対応する着色部58が形成されている。
また、スリーブ42の外周側には、その軸線方向に沿って移動可能な薄板よりなる前記スライド筒51が嵌め込まれている。このスライド筒51は、フランジ部52を有し、このフランジ部52には、環状の着色リング53が備えられている。
外筒45の先端開口部45bには、前記リング保持部材47によって前記抜け止めリング48が保持され、この抜け止めリング48の内周には、多数の歯48aが突設されている。そして、この歯48aは、可撓管13の外筒45内への侵入を許容する一方、可撓管13に外周側から食い込んで可撓管13がスリーブ42から抜けることを阻止するようになっている。
なお、この実施形態においては、外筒45、抜け止めリング48、及び、開閉カバー55等により配管保持部材が構成されている。
上記のように構成された管継手40により、可撓管13は管接続部11に対して次のように接続される。
すなわち、外筒45に可撓管13を挿入すると、その先端面が、スライド筒51のフランジ部52に突き当たる。そして、可撓管13を外筒45内に挿入していくに伴って、スライド筒51は、シール部材50を乗り越えて内奥側へ移動し、開閉カバー55の両突片56に突き当たる。この状態から可撓管13をさらに挿入していくと、開閉カバー55の移動に伴って各確認窓54が閉じた状態から次第に開口していく。
さらに、可撓管13を内奥側へ挿入していくと、開閉カバー55がフランジ部44に当接し、可撓管13のそれ以上の挿入が阻止される。この状態において、確認窓54が全開となる。また、可撓管13は、その外周面から食い込んだ前記歯48aの作用によってスリーブ42からの抜けが阻止され、管継手40に接続された状態に保持される。このとき、開閉カバー55の着色リング53が、外筒45の着色部58と同一円周上に並ぶ。この結果、可撓管13が、所定の挿入位置まで挿入されたことを容易に確認できる。
次に、可撓管13が接続された継手本体41の連結筒部43を、ヘッダー10の管接続部11の接続口11aに挿入すると、継手本体41のフランジ部44が管接続部11のフランジ部11bに当接する。この状態において、ジョイントファスナー27により、両フランジ部11b,44を連結すると、管継手40が管接続部11に接続される。このとき、ジョイントファスナー27の両挟持片27aは、開閉カバー55を挟持する。
以上のように構成されたこの実施形態は、以下の効果を有する。
(4) 管継手40に可撓管13が接続されると、開閉カバー55がフランジ部44側に移動して同フランジ部44に当接する。そして、管継手40と管接続部11とを接続したジョイントファスナー27は、管継手40側において開閉カバー55を挟持する。従って、管継手40の小型化さらに低コスト化を図ることができる。
なお、この発明は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記第1実施形態において、締付リング18の基端面が、フランジ部16の端面16aに対し当接することなく対面するように構成するとともに、ジョイントファスナー27の挟持片27aが、管継手12側において締付リング18を挟持する構成とする。この構成によっても、管継手12の小型化を図ることができる。
・ 前記第3実施形態において、スライド筒51及び開閉カバー55を廃止するとともに、ジョイントファスナー27の挟持片27aが、管継手40側において外筒45を挟持する構成とする。この構成によっても、管継手40の小型化を図ることができる。
第1実施形態の配管接続構造を示す一部断面図を含む正面図。 管継手を示す縦断面図。 管継手を示す分解斜視図。 ジョイントファスナーを示す斜視図。 第2実施形態の管継手を示す縦断面図。 管継手を示す分解斜視図。 第3実施形態の管継手を示す縦断面図。 同じく管継手を示す縦断面図。 管継手を示す分解斜視図。 (a)は、従来の配管接続構造を示す断面図、(b)は(a)におけるa−a線断面図。 従来の配管接続構造を示す断面図。
符号の説明
10…一次側配管としてのヘッダー、11…同じく管接続部、11a…接続口、11b…第2フランジ部としてのフランジ部、12…管継手、13…二次側配管としての可撓管、14…二次側筒部としてのスリーブ、15…一次側筒部としての連結筒部、16…第1フランジ部としてのフランジ部、17…管継手を構成する継手本体、18…管継手を構成する締付リング、21…突部、22…鞘管、23…鞘管キャップ、27…ジョイントファスナー、30…リング側フランジ部、31…段差部、40…管継手、41…継手本体、42…二次側筒部としてのスリーブ、43…一次側筒部としての連結筒部、44…第1フランジ部としてのフランジ部、45…配管保持部材を構成する外筒、48…同じく抜け止めリング、55…同じく開閉カバー。

Claims (3)

  1. 管継手の一次側筒部または二次側筒部との間で一次側配管または二次側配管の端部を締付リングによって挟持し、
    同一次側筒部と二次側筒部との間に形成された第1フランジ部と、同一次側筒部または二次側筒部が挿入される一次側配管または二次側配管の端部に形成された第2フランジ部とを対面させ、
    同管継手と、同一次側配管または二次側配管の端部とを弾性的に挟持するジョイントファスナーによって前記第1フランジ部と第2フランジ部を連結することにより、同管継手と、一次側配管または二次側配管とを接続する配管接続構造であって、
    前記ジョイントファスナーが前記締付リングを挟持し、
    前記締付リングにおける前記フランジ部側とは反対側の端部外周には、突部が形成され、
    前記一次側配管または二次側配管は可撓管として形成されるとともに、該可撓管の外周には、弾性変形可能な鞘管キャップが接続され、
    前記鞘管キャップが拡径するように弾性変形して、前記鞘管キャップの端部が前記突部に嵌合されることを特徴とする配管接続構造。
  2. 前記締付リングにおける前記フランジ部側の端部外周には、同フランジ部よりも大径のリング側フランジ部が形成され、同リング側フランジ部の内周には、同フランジ部を嵌合可能な段差部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の配管接続構造。
  3. 前記締付リングの前記第1フランジ部側の端部内周面には、該第1フランジ部側に向かって拡径し、一次側配管または二次側配管への該締付リングの嵌め込みを容易にするための案内面が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の配管接続構造。
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