JP5786232B2 - ホース継手 - Google Patents

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本発明は、ホースを接続可能な先端部を備えたニップル部材、器具側に接続可能な一端部とニップル部材の基端部に外嵌される他端部とを備えた中間部材、及び、ニップル部材の基端部と中間部材の他端部とを連結する連結手段を備えたホース継手に関する。
この種のホース継手に関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。この特許文献1に記されたホース継手は、ニップル部材の先端部と基端部の中間に大径部を設け、この大径部の基端部側の端面からは軸心と平行に延びた複数の弾性係止片が周方向に沿って並設され、これらの弾性係止片の先端から径方向外向きに係止爪部が突出形成されている。他方、中間部材の他端部の入口部の内周面には、これらの係止爪部が径方向外向きに係入可能な環状溝部が形成されている。ニップル部材の基端部を中間部材の他端部に挿入していくと、先ず、ニップル部材の係止爪部の先端が、中間部材の他端部の内周面に形成された傾斜案内面によって径方向内側に変位され、最終的には、係止爪部が傾斜案内面よりも基端部寄りに位置する環状溝部に入り込むことで、ニップル部材と中間部材の間の連結が完了する。
特開2010−236567号公報(0031〜0032段落、図4)
しかし、特許文献1に記されたホース継手では、ニップル部材に対してその大径部から軸心と平行に延びた複数の弾性係止片を設けておく必要があり、中間部材については、その他端部の内周面に沿って環状溝部を形成するという煩雑な加工を余儀なくされた。
また、特許文献1に記されたホース継手では、弾性係止片の径方向内側への変位を許す空間をニップル部材の一部に設ける必要があり、中間部材の環状溝部は、弾性変形から径方向外向きに復元された状態の弾性係止片を受け入れ可能な位置に設ける必要があるため、ホース継手全体を径方向で十分にコンパクト化することが難しかった。
そこで、本発明の目的は、上に例示した従来技術によるホース継手が与える課題に鑑み、比較的簡単な加工で作製可能なホース継手を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上に例示した従来技術によるホース継手が与える課題に鑑み、できるだけ径方向にもコンパクト化の容易なホース継手を提供することにある。
本発明によるホース継手の特徴構成は、
ホースを接続可能な先端部を備えたニップル部材、
器具側に接続可能な一端部と、前記ニップル部材の基端部に外嵌される他端部とを備えた中間部材、及び、
前記ニップル部材の前記基端部と前記中間部材の前記他端部とを連結するソケット部材を備え、
前記ソケット部材は、前記中間部材の前記他端部に外嵌される第1部位と、前記ニップル部材の前記基端部と径方向外側から係合される第2部位とを有し、
前記中間部材の前記他端部の外周に、前記第1部位の一部が径方向内向きに係入される抜け止め凹部が設けられている点にある。
上記の特徴構成によるホース継手では、中間部材の他端部にニップル部材の基端部を内嵌させ、ソケット部材の第1部位を中間部材の他端部に外嵌させておき、次に、ソケット部材の第2部位をニップル部材の基端部と径方向外側から係合させる操作と、ソケット部材の第1部位の一部を中間部材の他端部の外周に設けられた抜け止め凹部に係入させる操作とを行うことで、ニップル部材の基端部を中間部材の他端部に連結できる。すなわち、ニップル部材に対してその大径部から軸心と平行に延びた複数の弾性係止片などを設ける必要がなく、また、中間部材についても、環状溝状の抜け止め凹部はその他端部の内周面ではなく、外周に設ければよいので、比較的簡単な加工で作製できる。さらに、弾性係止片の径方向内側への変位を許す空間をニップル部材の一部に設ける必要がなく、中間部材の環状の抜け止め凹部は、スカート部の一部が径方向内向きに係入されればよいので、径方向でのコンパクト化が容易となる。
また、ニップル部材の基端部の外周面に形成した環状溝にCリングを外嵌させておき、同Cリングを縮径させながらニップル部材の基端部を中間部材の他端部に挿入していき、中間部材の内周面に形成した環状溝内で同Cリングが拡径状態に復元されることで連結が完了する機構のホース継手と比べても、上記の特徴構成によるホース継手では、ニップル部材の環状溝にCリングを外嵌させる工程が不要となり、連結作業が容易となる。
本発明の他の特徴構成は、前記ソケット部材の前記第1部位は、前記中間部材の前記他端部に外嵌され、径方向外側からの外力に基づく変形によって前記抜け止め凹部に係入されるカシメ部を含み、
前記ソケット部材の前記第2部位は、前記第1部位の一部から径方向内側に延出されて、前記ニップル部材の前記先端部のみを挿通自在なフランジ状を呈している点にある。
上記の特徴構成によるホース継手のより具体的な構成として、ソケット部材の第1部位の内面に凸状部位を形成しておき、この第1部位に対するニップル部材の基端部の挿入に応じて、凸状部位が抜け止め凹部に入り込んで連結が完了する構成も可能である。しかし、本構成であれば、第1部位の内面にそのような凸状部位などを予め形成しておく必要がなく、第1部位を単なる円筒形などとすることができるため、製作コストの安いホース継手が得られる。
また、本構成であれば、ソケット部材の第2部位をニップル部材の基端部と径方向外側から係合させる操作は、フランジ状の第2部位にニップル部材の先端部をニップル部材の基端部が当接するまで挿通させるという簡単な操作で済む。
さらに、本構成であれば、ニップル部材をソケット部材の第2部位に対して軸心回りで回転可能に連結することができるので、ニップル部材とホースとが中間部材の他端部に対して回転自在に内嵌支持されて、ホースに捻れが生じ難い。
本発明の他の特徴構成は、前記ニップル部材の前記基端部と前記先端部の間に前記基端部から径方向外向きに延出した補助大径部が設けられ、前記中間部材の前記他端部に前記補助大径部を軸心方向に沿って支持可能で、前記補助大径部の厚さを超える深さを持つ溝部が形成されている点にある。
本構成であれば、ニップル部材と中間部材の間の相対回転を許しつつ、ニップル部材を中間部材に対して軸心方向に関しても十分に位置決めすることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記ソケット部材の前記第1部位は、前記中間部材の前記他端部に外嵌され、径方向外側からの外力に基づく変形によって前記抜け止め凹部に係入される第1カシメ部を含み、
前記ソケット部材の前記第2部位は、前記第1部位の一部から軸心方向に延出されて、径方向外側からの外力に基づく変形によって前記ニップル部材に設けられた大径部のホース側の端面に向かって係入される第2カシメ部を含む点にある。
上記の特徴構成によるホース継手のより具体的な構成として、ソケット部材の第1部位の内面に凸状部位を形成しておき、この第1部位に対するニップル部材の基端部の挿入に応じて、凸状部位が抜け止め凹部に入り込んで連結が完了する構成も可能である。しかし、本構成であれば、第1部位の内面にそのような凸状部位などを予め形成しておく必要がなく、第1部位を単なる円筒形などとすることができるため、製作コストの安いホース継手が得られる。
また、本構成であれば、第1部位及び第2部位の双方が円筒状を呈する単純な形状のソケット部材とすることができる。また、本構成であれば、ソケット部材の第2部位に設けられた第2カシメ部にカシメを加えれば、ソケット部材の第2部位がニップル部材に設けられた大径部と径方向外側から係合するので、ニップル部材の大径部付近の形状に応じてカシメ量を適宜変更することで、大径部の外径寸法が異なる種々の形状のニップル部材に対してソケット部材の第2部位を径方向外側から係合させることができる。
本発明の他の特徴構成は、前記ソケット部材の前記第2部位は、径方向外側からの外力に基づく変形によって前記ニップル部材の前記先端部に外嵌されたホースを前記先端部との間に圧着する第3カシメ部を含む点にある。
本構成であれば、第3カシメ部にカシメを加えることで、ソケット部材がホースとも係合し、中間部材とニップル部材とホースの3体が同時に一体化されるので、ホースをニップル部材に対して固定する連結手段を別途設ける必要がなくなる。この構成は特にホースの付け替えを頻繁に行わない使用形態において好都合である。
本発明に係るホース継手を示す斜視図である。 本発明に係るホース継手を示す分解斜視図である。 本発明に係るホース継手の連結前の状態を示す断面図である。 本発明に係るホース継手の連結後の状態を示す断面図である。 本発明の別実施形態に係るホース継手の連結前の状態を示す断面図である。 本発明の別実施形態に係るホース継手の連結後の状態を示す断面図である。
以下に本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るホース継手は、ホース20を接続可能なニップル部材1と、器具側に接続可能な中間部材6と、ニップル部材1と中間部材6とを連結するソケット部材12とを備える。
図2及び図3に示すように、ニップル部材1は、ホース20を接続可能な先端部2と、先端部2よりも大径の基端部3とを備え、液体や気体などの流体のための流路を構成する内周面1Aが、先端部2から基端部3に亘って形成されている。基端部3の外周の一部には環状溝3Dが形成され、この環状溝3Dには弾性材料からなるOリング4が係入される。また、ニップル部材1の先端部2と基端部3との境界付近には、基端部3から径方向外向きに延出した大径部5が設けられている。
中間部材6は、器具側に接続可能な一端部7と、一端部7の基端付近から直角に延出された他端部8とを有するエルボ状を呈している。但し、一端部7と他端部8とのなす角度は直角に限らず、また、一端部7と他端部8とが1本の軸心を共有する直線状の形態(ストレート管)でもよい。中間部材6の一端部7の接続対象の例としては湯沸かし器やトイレのタンク及び便器などのほか、ガスや水道の配管の端部などが含まれるが、これらの例に限られるものではない。
中間部材6の一端部7には流路を構成する内周面7Aが形成されている。中間部材6の他端部8に形成された内周面8Aは、ニップル部材1の基端部3に外嵌状にフィットするように構成されている。図4に示すように、間部材6の他端部8に形成された内周面8Aのうちでニップル部材1の基端部3が届かない残りの部位は、一端部7側の内周面7Aと連通した流路を構成している。
中間部材6の他端部8の開口側端部には、ニップル部材1の大径部5の厚さを超える深さを持つ環状の溝部10が形成されており、概して溝部10の軸心Xに対して垂直に延びた端面10Aは、ニップル部材1の大径部5を軸心X方向に沿って支持する支持面として機能する。また、中間部材6の他端部8の外周面8Bの一部には、ソケット部材12の一部を係入させるための環状の抜け止め凹部9が設けられている。
ニップル部材1の基端部3を中間部材6の他端部8側の内周面8Aに挿通していくと、最終的に、図4に示すように、ニップル部材1の大径部5が中間部材6の端面10Aに当接した状態が得られる。ニップル部材1の環状溝3Dに係入されたOリング4は、中間部材6の他端部8の内周面8Aに全周で弾性的に押付けられることで、ニップル部材1の基端部3と中間部材6の内周面8Aとの境界部を介しての流体の漏れが防止される。
ソケット部材12は、中間部材6の他端部8に外嵌されるスカート部12A(第1部位の一例)と、スカート部12Aの一部から径方向内側に延出された円板状のフランジ部12B(第2部位の一例)とを有する。フランジ部12Bの中心には、ニップル部材1の先端部2のみを挿通自在な貫通孔12Hが形成されている。貫通孔12Hは先端部2の最大外径よりも大きく、且つ、大径部5よりも十分に小さな内径を有する。ソケット部材12は例えばステンレス鋼製などの板材をプレス加工することで得られる。
ソケット部材12のスカート部12Aは、他端部8にニップル部材1を装着した中間部材6の他端部8に対して、フランジ部12Bが外側に位置する姿勢で外嵌される。
ソケット部材12のスカート部12Aを他端部8の外周面8Bに対して摺動させていき、フランジ部12Bが他端部8の端面8Tと当接した時点で外嵌操作が完了する。
最後の工程として、スカート部12Aの抜け止め凹部9と対応する特定箇所13(カシメ部の一例)を外側から圧着用の工具によるカシメによって径方向内側に塑性変形させることで、スカート部12Aの一部が抜け止め凹部9に径方向内向きに係入される。図1及び図4に付された部分拡大図はカシメが行われた後の状態を示している。
このようにソケット部材12によってニップル部材1が中間部材6と接続された状態で、ニップル部材1の大径部5は、中間部材6の溝部10とソケット部材12のフランジ部12Bとで囲まれた空間内で軸心X方向に僅かに変位可能で且つ回転自在に収納されており、ニップル部材1とホース20は中間部材6の他端部8に対して回転自在に内嵌支持されているので、ホース20に捻れが生じ難い。
このようにしてソケット部材12によってニップル部材1が中間部材6と接続された状態でのホース継手の引抜き強度は、一次側でホースを使用する場合にも十分な3000N前後の値に達することが、ホースに対する引っ張り力によって各部材に発生する内部応力を解析する解析ソフトによって確認できた。
ソケット部材12の少なくともスカート部12Aはカシメによって塑性変形を生じる金属製とすることが必要であるが、ソケット部材12のフランジ部12B、ニップル部材1及び中間部材6は金属製でも樹脂製でもよい。特に、スカート部12Aに対するカシメ操作は、中間部材6の他端部8が、形状的に堅牢なニップル部材1の基端部3の環状溝3D以外の外周面によって内径側から支持された状態で実施されるので、中間部材6を樹脂製とすることができる。
〔第2実施形態〕
図5に示すように、本発明の第2実施形態に係るホース継手では、ニップル部材1と中間部材6とを連結する手段として、単純な円筒状のソケット部材22を用いるが、中間部材6の形状は第1実施形態と共通である。
また、第2実施形態では、ニップル部材1の大径部5が、中間部材6の他端部8の溝部10に収納される第1大径部5Aと、第1大径部5Aよりも径が大きく、中間部材6の端面8Tと当接する第2大径部5Bとを備える。第2大径部5Bの外径は中間部材6の他端部8の外周とほぼ同等に設定されている。さらに、ニップル部材1の先端部2の一部で、大径部5から軸心方向に沿ってホース20側に離間した位置には第1大径部5Aと同程度の外径を備えたホース止め2Fが形成されている。
ニップル部材1の基端部3を中間部材6の他端部8側の内周面8Aに挿通していくと、最終的に、図6(a)に示すように、ニップル部材1の第1大径部5Aと第2大径部5Bの少なくとも一方が中間部材6の端面(10A,8T)に当接した状態が得られる。ニップル部材1の環状溝3Dに係入されたOリング4は、中間部材6の他端部8の内周面8Aに全周で弾性的に押付けられることで、ニップル部材1の基端部3と中間部材6の内周面8Aとの境界部を介しての流体の漏れが防止される。
また、ホース20をニップル部材1の先端部2に外嵌させて押し込んでいくと、図6(a)に示すように、ホース20の先端がホース止め2Fに軽く押付けられた状態が得られる。
ソケット部材22は、図6(a)の状態において中間部材8の他端部に外嵌されている第1部位22Aと、ニップル部材1の第2大径部5Bと先端部2及びホース20のいずれかの外周側に位置する第2部位22Bとに便宜的に分けられる。
ソケット部材22の第1部位22Aの中で、中間部材6の抜け止め凹部9と対応する特定箇所23A(カシメ部の一例)を外側から圧着用の工具によるカシメによって径方向内側に塑性変形させると、図6(b)に示すように、第1部位22Aの一部が抜け止め凹部9に径方向内向きに係入され、ソケット部材22と中間部材6との連結が行われる。
次に、ソケット部材22の第2部位22Bの中で、ニップル部材1の第2大径部5Bとホース止め2Fの中点付近と対応する特定箇所23B(カシメ部の一例)を前記工具によるカシメによって径方向内側に塑性変形させると、図6(b)に示すように、特定箇所23Bが第2大径部5Bの軸心Xに沿って外側の面付近に径方向内向きに係入され、ソケット部材22とニップル部材1との連結が行われる。
最後に、ソケット部材22の第2部位22Bの中で、ホース止め2Fよりも先端側の複数の特定箇所23C(カシメ部の一例)を前記工具によるカシメによって径方向内側に塑性変形させると、図6(b)に示すように、ホース20が塑性変形された複数の特定箇所23Cとニップル部材1の先端部2との間に圧着され、ソケット部材22とホース20との連結が行われる。これによって、中間部材6とニップル部材1とホース20との3部材が一体化される。
この第2実施形態では、ニップル部材1及びホース20は中間部材6に対して軸心回りで回転不能に支持される。
ソケット部材22はカシメによって塑性変形を生じる金属製とすることが必要であるが、ニップル部材1及び中間部材6は金属製でも樹脂製でもよい。特に、第1部位22Aに対するカシメ操作は、中間部材6の他端部8が、形状的に堅牢なニップル部材1の基端部3の環状溝3D以外の外周面によって内径側から支持された状態で実施されるので、中間部材6を樹脂製とすることができる。
ニップル部材1の第2大径部5Bを省略して第1大径部5Aのみとし、ソケット部材22の第2部位22Bを、中間部材6の端面8Tと軸心Xに沿って当接するように第1部位22Aよりも小径とし、特定箇所23B付近がカシメによってニップル部材1の第1大径部5Aの軸心Xに沿って外側の面付近に径方向内向きに係入される形態で実施してもよい。
中間部材6の一端部7の形状については、図1、2などの記載例に限る必要はなく、Oリングの係入溝を変更するなどの種々の変形が可能である。
また、以上の2つの実施形態において、中間部材6は一端部7に雄ネジを備えたオス型中間部材の形態で示されているが、一端部7に雌ネジを備えたメス型中間部材の形態で実施することも可能である。
ホースを接続可能な先端部を備えたニップル部材、器具側に接続可能な一端部とニップル部材の基端部に外嵌される他端部とを備えた中間部材、及び、ニップル部材の基端部と中間部材の他端部とを連結する連結手段を備えたホース継手の構成に関する技術として利用可能である。
1 ニップル部材
2 先端部
3 基端部
5 補助大径部
5B 第2大径部(大径部)
6 中間部材
7 一端部
8 他端部
9 抜け止め凹部
12 ソケット部材
12A スカート部(第1部位)
12B フランジ部(第2部位)
13 特定箇所(カシメ部)
22 ソケット部材
22A 第1部位
22B 第2部位
23A 特定箇所(第1カシメ部)
23A 特定箇所(第2カシメ部)
23A 特定箇所(第3カシメ部)
X 軸心

Claims (5)

  1. ホースを接続可能な先端部を備えたニップル部材、
    器具側に接続可能な一端部と、前記ニップル部材の基端部に外嵌される他端部とを備えた中間部材、及び、
    前記ニップル部材の前記基端部と前記中間部材の前記他端部とを軸心回りで相対回転可能に連結するソケット部材を備え、
    前記ソケット部材は、前記中間部材の前記他端部に外嵌される第1部位と、前記ニップル部材の前記基端部と径方向外側から係合される第2部位とを有し、
    前記中間部材の前記他端部の外周に、前記第1部位の一部が径方向内向きに係入される抜け止め凹部が設けられており、
    前記ソケット部材の前記第1部位は、前記中間部材の前記他端部に外嵌され、径方向外側からの外力に基づく変形によって前記抜け止め凹部に係入されるカシメ部をその中間位置に含むホース継手。
  2. 記ソケット部材の前記第2部位は、前記第1部位の一部から径方向内側に延出されて、前記ニップル部材の前記先端部のみを挿通自在なフランジ状を呈している請求項1に記載のホース継手。
  3. 前記ニップル部材の前記基端部と前記先端部の間に前記基端部から径方向外向きに延出した補助大径部が設けられ、前記中間部材の前記他端部に前記補助大径部を軸心方向に沿って支持可能で、前記補助大径部の厚さを超える深さを持つ溝部が形成されている請求項2に記載のホース継手。
  4. 前記ソケット部材の前記第1部位は、前記中間部材の前記他端部に外嵌され、径方向外側からの外力に基づく変形によって前記抜け止め凹部に係入される第1カシメ部を含み、
    前記ソケット部材の前記第2部位は、前記第1部位の一部から軸心方向に延出されて、径方向外側からの外力に基づく変形によって前記ニップル部材に設けられた大径部のホース側の端面に向かって係入される第2カシメ部を含む請求項1に記載のホース継手。
  5. 前記ソケット部材の前記第2部位は、径方向外側からの外力に基づく変形によって前記ニップル部材の前記先端部に外嵌されたホースを前記先端部との間に圧着する第3カシメ部を含む請求項4に記載のホース継手。
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