JP3934042B2 - 鉄蓋施錠装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄蓋施錠装置、特に、施錠の解除時において、ロック本体を必要以上に大きく回動させることなく、閉塞用小蓋を必要深さまで押し下げることができ、また、施錠の解除時における手鉤による閉塞用小蓋の押し下げ操作が安定して行える鉄蓋施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、受枠内に嵌め込まれる鉄蓋施錠装置としては、特開平9−25639号公報(特許文献1)や特開2001−241059号公報(特許文献2)に開示されるものがある。特許文献1に開示された鉄蓋施錠装置を従来技術1といい、特許文献2に開示された鉄蓋施錠装置を従来技術2という。
【0003】
以下に、これら従来技術を図面を参照しながら説明する。先ず、従来技術1について説明する。
【0004】
図7は、従来技術1を示す断面図、図8は、従来技術1のロック本体および閉塞用小蓋を示す斜視図である。
【0005】
図7および図8において、1は、受枠2内に嵌め込まれた鉄蓋、3は、フック4が形成されたロック本体であり、ロック本体3は、鉄蓋1の下部に第1支持軸5を中心として回動自在に取り付けられている。ロック本体3は、下部が重りになっていて、その自重によりフック4側に回動するようになっている。6は、ロック本体3の取り付け位置に対応する鉄蓋1の周縁面から鉄蓋1の中心方向に寄った位置に形成された手鉤孔、7は、手鉤孔6を閉塞する閉塞用小蓋、8は、受枠2の内面に形成された、ロック本体3のフック4と係合するフック受けである。
【0006】
閉塞用小蓋7は、ロック本体3の上端部に形成された第2支持軸9が閉塞用小蓋7に形成された第2溝10内に挿入されることによって、ロック本体3に回動自在に取り付けられている。閉塞用小蓋7は、下部が重りになっていて、その自重により閉塞用小蓋7が水平に保持されるようになっている。
【0007】
従来技術1によれば、鉄蓋1を受枠2内に嵌め込むと、ロック本体3のフック4がフック受け8に当たって、ロック本体3は、その自重に抗して反施錠方向に回動する。フック4がフック受け8を乗り越えると、ロック本体3は、その自重により施錠方向に回動して、フック4がフック受け8に係合する。これにより鉄蓋1が自然に施錠される。鉄蓋1の施錠と同時に、閉塞用小蓋7が第2支持軸9により押し上げられて手鉤孔6が閉塞される。
【0008】
一方、先端がT字状に形成された手鉤11を手鉤孔6に差し込んで、閉塞用小蓋7を押し下げると、ロック本体3もその自重に抗して回動し、これによりフック4がフック受け8から外れて鉄蓋1の施錠が解除される。次に、手鉤11を90°回転させて、手鉤11の先端部を手鉤孔6に係合させ、この状態で手鉤11を引き上げれば、鉄蓋1を開くことができる。
【0009】
次に、従来技術2について説明する。
【0010】
図9は、従来技術2を示す断面図である。
【0011】
図9において、1は、受枠2内に嵌め込まれた鉄蓋、3は、フック4が形成されたロック本体であり、ロック本体3は、鉄蓋1の下部に第1支持軸5を中心として回動自在に取り付けられている。6は、ロック本体3の取り付け位置に対応する鉄蓋1の周縁面に形成された手鉤孔、7は、手鉤孔6を閉塞する閉塞用小蓋である。閉塞用小蓋7は、ロック本体3の上端部に第2支持軸9により回動自在に取り付けられている。8は、受枠2の内面に形成された、ロック本体3のフック4と係合するフック受けである。13は、ロック本体3と鉄蓋1の裏面との間に介在されたスプリングである。スプリング13の弾性力によってロック本体3がフック受け8方向に回動する力が常時、ロック本体3に付与される。
【0012】
従来技術2によれば、鉄蓋1を受枠2内に嵌め込むと、ロック本体3のフック4がフック受け8に当たって、ロック本体3は、スプリング13の弾性力に抗して反施錠方向に回動する。フック4がフック受け8を乗り越えると、ロック本体3は、スプリング13の弾性力により施錠方向に回動して、フック4がフック受け8に係合する。ロック本体3は、回動して、フック4がフック受け8に係合し、これにより鉄蓋1が施錠される。鉄蓋1の施錠と同時に、閉塞用小蓋7がロック本体3により押し上げられて手鉤孔6が閉塞される。
【0013】
一方、先端がT字状に形成された手鉤11を手鉤孔6に差し込んで、閉塞用小蓋7を押し下げると、ロック本体3もスプリング13の弾性力に抗して回動し、これによりフック4がフック受け8から外れて、鉄蓋1の施錠が解除される。次に、手鉤11を90°回転させて、手鉤11の先端部を手鉤孔6に係合させ、この状態で手鉤11を引き上げれば、鉄蓋1を開くことができる。
【0014】
【特許文献1】
特開平9−25639号公報
【特許文献2】
特開2001−241059号公報
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術1および2は、何れも、施錠解除時において手鉤孔を深く押し下げないと、施錠の解除および閉塞用小蓋の開放が行えない。また、従来技術2は、手鉤11により閉塞用小蓋7を押し下げる際、閉塞用小蓋7が第2支持軸9を中心として傾斜するので、手鉤11の先端部と閉塞用小蓋7の上面とは点接触となる。従って、押し下げ操作中に手鉤11が閉塞用小蓋7から外れてしまう等、閉塞用小蓋7の押し下げ操作が不安定であった。
【0016】
従って、この発明の目的は、施錠の解除時において、ロック本体を必要以上に大きく回動させることなく閉塞用小蓋を必要深さまで押し下げることができ、また、施錠解除時における手鉤による閉塞用小蓋の押し下げ操作が安定して行える鉄蓋施錠装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、受枠内に嵌め込まれる鉄蓋を施錠するための鉄蓋施錠装置にいて、前記鉄蓋の下部に回動自在に取り付けられたロック本体と、前記ロック本体の取り付け位置に対応する前記鉄蓋に形成された手鉤孔と、前記手鉤孔を閉塞する閉塞用小蓋と、前記受枠の内面に形成された、前記ロック本体と係合するフック受けとを備え、前記ロック本体は、前記フック受けに係合するフックと、上端部に設けられた第1支持軸と、前記第1支持軸より前記フック側に張り出して設けられた、前記第1支持軸と平行な第2支持軸とを有し、前記第1支持軸および前記第2支持軸は、断面半円形状に形成されてそれぞれ平面部を有し、前記第1支持軸の前記平面部と前記第2支持軸の前記平面部とは互いに向き合い、前記ロック本体は、前記第1支持軸が前記鉄蓋に形成された第1溝内に挿入されることによって、前記フックが前記フック受けに係合する方向に回動自在に前記鉄蓋に取り付けられ、前記閉塞用小蓋は、その下部に前記第2支持軸より広幅の縦長の第2溝を有し、前記閉塞用小蓋は、前記ロック本体の前記第2支持軸が前記第2溝に挿入されることによって、前記ロック本体に回動自在且つ前記鉄蓋の径方向に移動可能に取り付けられ、前記閉塞用小蓋が前記ロック本体により持ち上げられて最上部まで水平に上昇すると、前記手鉤孔は、前記閉塞用小蓋により閉塞されると同時に、前記ロック本体は、前記第1支持軸を中心として、前記フック受け方向に回動して、前記鉄蓋が施錠され、このとき、前記第1支持軸の前記平面部は、垂直になって前記鉄蓋の中心方向と反対方向を向くと共に、前記第2支持軸の前記平面部は、垂直になって前記鉄蓋の中心方向を向き、一方、前記閉塞用小蓋が押し下げられると、前記ロック本体は、前記閉塞用小蓋により前記第1支持軸を中心として、前記フックが前記フック受けから外れる方向に回動して、前記鉄蓋の施錠が解除され、前記閉塞用小蓋が最下部まで下降したときに、前記第1支持軸の前記平面部は下方を向いて水平になると共に、前記第2支持軸の前記平面部は、上方を向いて水平になることに特徴を有するものである。
【0018】
請求項2記載の発明は、前記ロック本体と前記鉄蓋の裏面との間にスプリングが介在され、前記スプリングの弾性力によって前記ロック本体には、前記フック受け方向に回動する力が常時、付与されることに特徴を有するものである。
【0019】
請求項3記載の発明は、前記スプリングの前記鉄蓋側端部には、前記端部が前記鉄蓋の下面と直接接触することを防止するスプリング保持部材が取り付けられていることに特徴を有するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の鉄蓋施錠装置の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
【0023】
図1は、この発明の鉄蓋施錠装置による施錠状態を示す断面図、図2は、この発明の鉄蓋施錠装置による施錠解除状態を示す断面図、図3は、施錠状態時の第1支持軸と第2支持軸との関係を示す断面図、図4は、施錠解除状態時の第1支持軸と第2支持軸との関係を示す断面図、図5は、スプリングを示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、側面図、図6は、スプリング保持部材を示す正面図である。
【0024】
図1から図6において、1は、受枠2内に嵌め込まれた鉄蓋、3は、フック4が形成されたロック本体であり、ロック本体3は、鉄蓋1の下部に第1支持軸5を中心として回動自在に取り付けられている。ロック本体3は、下部が重りになっていて、その自重によりフック4側に回動するようになっている。6は、ロック本体3の取り付け位置に対応する鉄蓋1の周縁面に形成された手鉤孔、7は、手鉤孔6を閉塞する閉塞用小蓋、8は、受枠2の内面に形成された、ロック本体3のフック4と係合するフック受けである。
【0025】
ロック本体3は、ロック本体3の上端部に形成された第1支持軸5が鉄蓋1に形成された第1溝12内に挿入されることによって、鉄蓋1に回動自在に取り付けられている。第1支持軸5は、断面半円形状に形成されており、これにより平面部5Aを有していて、図1および図3に示すように、閉塞用小蓋7が最上部まで上昇したときに(閉蓋時に)平面部5Aが外方を向き、図2および図4に示すように、閉塞用小蓋7が最下部まで下降したときに(開蓋時に)平面部5Aが下方を向くように形成されている。
【0026】
閉塞用小蓋7は、ロック本体3の上端部に形成された第2支持軸9が閉塞用小蓋7に形成された第2溝10内に挿入されることによって、ロック本体3に回動自在に取り付けられている。第2支持軸9は、第1支持軸5より4フック側に張り出して設けられ、第1支持軸5と平行である。第2支持軸9は、断面半円形状に形成されており、これにより平面部9Aを有していて、閉塞用小蓋7が最上部まで上昇したときに(閉蓋時に)平面部9Aが内方を向き、閉塞用小蓋7が最下部まで下降したときに(開蓋時に)平面部9Aが上方を向くように形成されている。
【0027】
第2溝10の幅は、第2支持軸9の径より広く形成され、第2溝10の上面は、円弧状に形成されている。従って、閉塞用小蓋7が最上部まで上昇したときに(閉蓋時に)は、第2支持軸9は、第2溝10の中間部に位置する。従って、図3に示すように、第2溝10と第2支持軸9との間には、隙間(L)が形成される。
【0028】
この発明の鉄蓋施錠装置によれば、鉄蓋1を受枠2内に嵌め込むと、ロック本体3のフック4がフック受け8に当たって、ロック本体3は、その自重に抗して反施錠方向に回動する。フック4がフック受け8を乗り越えると、ロック本体3は、その自重により施錠方向に回動して、フック4がフック受け8に係合する。これにより鉄蓋1が自然に施錠される。鉄蓋1の施錠と同時に、閉塞用小蓋7が第2支持軸9により押し上げられて手鉤孔6が閉塞される。施錠状態においては、図3に示すように、第2支持軸9と第2溝10との間には、隙間(L)があく。
【0029】
一方、図2に示すように、先端がT字状に形成された手鉤11を手鉤孔6に差し込んで、閉塞用小蓋7を押し下げると、ロック本体3もその自重に抗して回動し、これによりフック4がフック受け8から外れて鉄蓋1の施錠が解除される。この際、閉塞用小蓋7は、上記隙間(L)の長さだけ、鉄蓋1の中心方向に移動するので、受枠2の内周面が下細りのテーパーに形成されていても、閉塞用小蓋7は、傾斜することなく、常時、水平状態を維持して押し下げられる。従って、手鉤11の先端部と閉塞用小蓋7の上面とは面接触となる。従って、押し下げ操作中に手鉤11が閉塞用小蓋7から外れてしまう等の恐れはなく、閉塞用小蓋7の押し下げ操作が安定して行える。
【0030】
しかも、閉塞用小蓋7が最下部まで下降したときに(開蓋時に)、第1支持軸5の平面部5Aおよび第2支持軸9の平面部9Aが共に水平になるので、両支持軸5、9が真円の場合に比べて、第1支持軸5のほぼ半径分の長さ(H1)と第2支持軸9の半径分の長さ(H2)との合計の長さ(H)だけ閉塞用小蓋7の押し下げ長さを大きくとることができる。すなわち、ロック本体3を必要以上に大きく回動させることなく、閉塞用小蓋7を必要深さまで押し下げることができる。
【0031】
次に、手鉤11を90°回転させて、手鉤11の先端部を手鉤孔6に係合させ、この状態で手鉤11を引き上げれば、鉄蓋1を開くことができる。
【0032】
ロック本体3と鉄蓋1の裏面との間に、図1および図2に示すようなスプリング13を介在させて、すなわち、スプリング13のコイル部分をロック本体3の側部に形成した突起3Aに嵌め込んで、スプリング13の弾性力によってロック本体3がフック受け方向8に回動する力を常時、ロック本体3に付与すれば、ロック本体3の第1支持軸5部分に錆等が生じてもロック本体3は、常に円滑に回動する。しかも、振動によりロック本体3が回動して施錠が解除される恐れもなくなる。
【0033】
鉄蓋1の開閉時のロック本体3の回動によりスプリング13の鉄蓋側端部13Aは、鉄蓋1の裏面を摺動するが、この際、鉄蓋1の裏面に擦り疵が生じる恐れがある。この疵の発生を防止するには、図6に示すようなローラー状のスプリング保持部材14をスプリング13の鉄蓋側端部13Aに取り付けて、鉄蓋側端部13Aの移動によりスプリング保持部材14が鉄蓋1の裏面を回転するようにする。これによって、鉄蓋側端部13Aが鉄蓋1の裏面と直接、接触することにより生じる疵の発生を確実に防止することができる。
【0034】
上記例は、第1支持軸5と第2支持軸9とを断面半円形状に形成したものであるが、第1支持軸5および第2支持軸9の何れか一方を断面半円形状に形成しても良い。この場合、閉塞用小蓋の押し下げ深さ(H)を同一としたときのロック本体の回動角度は、両軸5、9を断面半円形状に形成した場合に比べて大きくなる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、以下のような効果がもたらされる。
【0036】
(1)ロック本体を支持する第1支持軸および閉塞用小蓋を支持する第2支持軸の少なくとも一方を断面半円形状に形成することによって、施錠の解除時にロック本体を必要以上に大きく回動させることなく、閉塞用小蓋を必要深さまで押し下げることができる。
【0037】
(2)閉塞用小蓋を鉄蓋の径方向に移動可能に取り付けることによって、閉塞用小蓋は、傾斜することなく、常時、水平に押し下げられる。従って、手鉤と閉塞用小蓋とは面接触するので、施錠の解除時の手鉤による閉塞用小蓋の押し下げ操作が安定して行える。
【0038】
(3)ロック本体と鉄蓋の裏面との間にスプリングを介在させることによって、ロック本体は円滑に回動し、しかも、振動によりロック本体が回動して施錠が解除される恐れもなくなる。
【0039】
(4)スプリングの鉄蓋側端部にスプリング保持部材を取り付けることによって、鉄蓋の裏面に疵がつくことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の鉄蓋施錠装置による施錠状態を示す断面図である。
【図2】この発明の鉄蓋施錠装置による施錠解除状態を示す断面図である。
【図3】施錠状態時の第1支持軸と第2支持軸との関係を示す断面図である。
【図4】施錠解除状態時の第1支持軸と第2支持軸との関係を示す断面図である。
【図5】スプリングを示す図であり、(a)は、正面図、(b)は、側面図である。
【図6】スプリング保持部材を示す正面図である。
【図7】従来技術1を示す断面図である。
【図8】従来技術1のロック本体および閉塞用小蓋を示す斜視図である。
【図9】従来技術2を示す断面図である。
【符号の説明】
1:鉄蓋
2:受枠
3:ロック本体
3A:突起
4:フック
5:第1支持軸
5A:平面部
6:手鉤孔
7:閉塞用小蓋
8:フック受け
9:第2支持軸
9A:平面部
10:第2溝
11:手鉤
12:第1溝
13:スプリング
13A:鉄蓋側端部
14:スプリング保持部材

Claims (3)

  1. 受枠内に嵌め込まれる鉄蓋を施錠するための鉄蓋施錠装置において、
    前記鉄蓋の下部に回動自在に取り付けられたロック本体と、
    前記ロック本体の取り付け位置に対応する前記鉄蓋に形成された手鉤孔と、
    前記手鉤孔を閉塞する閉塞用小蓋と、
    前記受枠の内面に形成された、前記ロック本体と係合するフック受けと
    を備え、
    前記ロック本体は、前記フック受けに係合するフックと、上端部に設けられた第1支持軸と、前記第1支持軸より前記フック側に張り出して設けられた、前記第1支持軸と平行な第2支持軸とを有し、前記第1支持軸および前記第2支持軸は、断面半円形状に形成されてそれぞれ平面部を有し、前記第1支持軸の前記平面部と前記第2支持軸の前記平面部とは互いに向き合い、前記ロック本体は、前記第1支持軸が前記鉄蓋に形成された第1溝内に挿入されることによって、前記フックが前記フック受けに係合する方向に回動自在に前記鉄蓋に取り付けられ、
    前記閉塞用小蓋は、その下部に前記第2支持軸より広幅の縦長の第2溝を有し、前記閉塞用小蓋は、前記ロック本体の前記第2支持軸が前記第2溝に挿入されることによって、前記ロック本体に回動自在且つ前記鉄蓋の径方向に移動可能に取り付けられ、
    前記閉塞用小蓋が前記ロック本体により持ち上げられて最上部まで水平に上昇すると、前記手鉤孔は、前記閉塞用小蓋により閉塞されると同時に、前記ロック本体は、前記第1支持軸を中心として、前記フック受け方向に回動して、前記鉄蓋が施錠され、このとき、前記第1支持軸の前記平面部は、垂直になって前記鉄蓋の中心方向と反対方向を向くと共に、前記第2支持軸の前記平面部は、垂直になって前記鉄蓋の中心方向を向き、
    一方、前記閉塞用小蓋が押し下げられると、前記ロック本体は、前記閉塞用小蓋により前記第1支持軸を中心として、前記フックが前記フック受けから外れる方向に回動して、前記鉄蓋の施錠が解除され、前記閉塞用小蓋が最下部まで下降したときに、前記第1支持軸の前記平面部は下方を向いて水平になると共に、前記第2支持軸の前記平面部は、上方を向いて水平になることを特徴とする鉄蓋施錠装置。
  2. 前記ロック本体と前記鉄蓋の裏面との間にスプリングが介在され、前記スプリングの弾性力によって前記ロック本体には、前記フック受け方向に回動する力が常時、付与されることを特徴とする、請求項1記載の鉄蓋施錠装置。
  3. 前記スプリングの前記鉄蓋側端部には、前記端部が前記鉄蓋の下面と直接接触することを防止するスプリング保持部材が取り付けられていることを特徴とする、請求項1または2記載の鉄蓋施錠装置。
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