JP3934042B2

JP3934042B2 - Iron lid locking device

Info

Publication number: JP3934042B2
Application number: JP2002352942A
Authority: JP
Inventors: 和彦今橋; 孝清水; 誠二松島
Original assignee: Nippon Chutetsukan KK
Current assignee: Nippon Chutetsukan KK
Priority date: 2002-12-04
Filing date: 2002-12-04
Publication date: 2007-06-20
Anticipated expiration: 2022-12-04
Also published as: JP2004183366A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、鉄蓋施錠装置、特に、施錠の解除時において、ロック本体を必要以上に大きく回動させることなく、閉塞用小蓋を必要深さまで押し下げることができ、また、施錠の解除時における手鉤による閉塞用小蓋の押し下げ操作が安定して行える鉄蓋施錠装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来、受枠内に嵌め込まれる鉄蓋施錠装置としては、特開平９−２５６３９号公報（特許文献１）や特開２００１−２４１０５９号公報（特許文献２）に開示されるものがある。特許文献１に開示された鉄蓋施錠装置を従来技術１といい、特許文献２に開示された鉄蓋施錠装置を従来技術２という。
【０００３】
以下に、これら従来技術を図面を参照しながら説明する。先ず、従来技術１について説明する。
【０００４】
図７は、従来技術１を示す断面図、図８は、従来技術１のロック本体および閉塞用小蓋を示す斜視図である。
【０００５】
図７および図８において、１は、受枠２内に嵌め込まれた鉄蓋、３は、フック４が形成されたロック本体であり、ロック本体３は、鉄蓋１の下部に第１支持軸５を中心として回動自在に取り付けられている。ロック本体３は、下部が重りになっていて、その自重によりフック４側に回動するようになっている。６は、ロック本体３の取り付け位置に対応する鉄蓋１の周縁面から鉄蓋１の中心方向に寄った位置に形成された手鉤孔、７は、手鉤孔６を閉塞する閉塞用小蓋、８は、受枠２の内面に形成された、ロック本体３のフック４と係合するフック受けである。
【０００６】
閉塞用小蓋７は、ロック本体３の上端部に形成された第２支持軸９が閉塞用小蓋７に形成された第２溝１０内に挿入されることによって、ロック本体３に回動自在に取り付けられている。閉塞用小蓋７は、下部が重りになっていて、その自重により閉塞用小蓋７が水平に保持されるようになっている。
【０００７】
従来技術１によれば、鉄蓋１を受枠２内に嵌め込むと、ロック本体３のフック４がフック受け８に当たって、ロック本体３は、その自重に抗して反施錠方向に回動する。フック４がフック受け８を乗り越えると、ロック本体３は、その自重により施錠方向に回動して、フック４がフック受け８に係合する。これにより鉄蓋１が自然に施錠される。鉄蓋１の施錠と同時に、閉塞用小蓋７が第２支持軸９により押し上げられて手鉤孔６が閉塞される。
【０００８】
一方、先端がＴ字状に形成された手鉤１１を手鉤孔６に差し込んで、閉塞用小蓋７を押し下げると、ロック本体３もその自重に抗して回動し、これによりフック４がフック受け８から外れて鉄蓋１の施錠が解除される。次に、手鉤１１を９０°回転させて、手鉤１１の先端部を手鉤孔６に係合させ、この状態で手鉤１１を引き上げれば、鉄蓋１を開くことができる。
【０００９】
次に、従来技術２について説明する。
【００１０】
図９は、従来技術２を示す断面図である。
【００１１】
図９において、１は、受枠２内に嵌め込まれた鉄蓋、３は、フック４が形成されたロック本体であり、ロック本体３は、鉄蓋１の下部に第１支持軸５を中心として回動自在に取り付けられている。６は、ロック本体３の取り付け位置に対応する鉄蓋１の周縁面に形成された手鉤孔、７は、手鉤孔６を閉塞する閉塞用小蓋である。閉塞用小蓋７は、ロック本体３の上端部に第２支持軸９により回動自在に取り付けられている。８は、受枠２の内面に形成された、ロック本体３のフック４と係合するフック受けである。１３は、ロック本体３と鉄蓋１の裏面との間に介在されたスプリングである。スプリング１３の弾性力によってロック本体３がフック受け８方向に回動する力が常時、ロック本体３に付与される。
【００１２】
従来技術２によれば、鉄蓋１を受枠２内に嵌め込むと、ロック本体３のフック４がフック受け８に当たって、ロック本体３は、スプリング１３の弾性力に抗して反施錠方向に回動する。フック４がフック受け８を乗り越えると、ロック本体３は、スプリング１３の弾性力により施錠方向に回動して、フック４がフック受け８に係合する。ロック本体３は、回動して、フック４がフック受け８に係合し、これにより鉄蓋１が施錠される。鉄蓋１の施錠と同時に、閉塞用小蓋７がロック本体３により押し上げられて手鉤孔６が閉塞される。
【００１３】
一方、先端がＴ字状に形成された手鉤１１を手鉤孔６に差し込んで、閉塞用小蓋７を押し下げると、ロック本体３もスプリング１３の弾性力に抗して回動し、これによりフック４がフック受け８から外れて、鉄蓋１の施錠が解除される。次に、手鉤１１を９０°回転させて、手鉤１１の先端部を手鉤孔６に係合させ、この状態で手鉤１１を引き上げれば、鉄蓋１を開くことができる。
【００１４】
【特許文献１】
特開平９−２５６３９号公報
【特許文献２】
特開２００１−２４１０５９号公報
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術１および２は、何れも、施錠解除時において手鉤孔を深く押し下げないと、施錠の解除および閉塞用小蓋の開放が行えない。また、従来技術２は、手鉤１１により閉塞用小蓋７を押し下げる際、閉塞用小蓋７が第２支持軸９を中心として傾斜するので、手鉤１１の先端部と閉塞用小蓋７の上面とは点接触となる。従って、押し下げ操作中に手鉤１１が閉塞用小蓋７から外れてしまう等、閉塞用小蓋７の押し下げ操作が不安定であった。
【００１６】
従って、この発明の目的は、施錠の解除時において、ロック本体を必要以上に大きく回動させることなく閉塞用小蓋を必要深さまで押し下げることができ、また、施錠解除時における手鉤による閉塞用小蓋の押し下げ操作が安定して行える鉄蓋施錠装置を提供することにある。
【００１７】
【課題を解決するための手段】
請求項１記載の発明は、受枠内に嵌め込まれる鉄蓋を施錠するための鉄蓋施錠装置にいて、前記鉄蓋の下部に回動自在に取り付けられたロック本体と、前記ロック本体の取り付け位置に対応する前記鉄蓋に形成された手鉤孔と、前記手鉤孔を閉塞する閉塞用小蓋と、前記受枠の内面に形成された、前記ロック本体と係合するフック受けとを備え、前記ロック本体は、前記フック受けに係合するフックと、上端部に設けられた第１支持軸と、前記第１支持軸より前記フック側に張り出して設けられた、前記第１支持軸と平行な第２支持軸とを有し、前記第１支持軸および前記第２支持軸は、断面半円形状に形成されてそれぞれ平面部を有し、前記第１支持軸の前記平面部と前記第２支持軸の前記平面部とは互いに向き合い、前記ロック本体は、前記第１支持軸が前記鉄蓋に形成された第１溝内に挿入されることによって、前記フックが前記フック受けに係合する方向に回動自在に前記鉄蓋に取り付けられ、前記閉塞用小蓋は、その下部に前記第２支持軸より広幅の縦長の第２溝を有し、前記閉塞用小蓋は、前記ロック本体の前記第２支持軸が前記第２溝に挿入されることによって、前記ロック本体に回動自在且つ前記鉄蓋の径方向に移動可能に取り付けられ、前記閉塞用小蓋が前記ロック本体により持ち上げられて最上部まで水平に上昇すると、前記手鉤孔は、前記閉塞用小蓋により閉塞されると同時に、前記ロック本体は、前記第１支持軸を中心として、前記フック受け方向に回動して、前記鉄蓋が施錠され、このとき、前記第１支持軸の前記平面部は、垂直になって前記鉄蓋の中心方向と反対方向を向くと共に、前記第２支持軸の前記平面部は、垂直になって前記鉄蓋の中心方向を向き、一方、前記閉塞用小蓋が押し下げられると、前記ロック本体は、前記閉塞用小蓋により前記第１支持軸を中心として、前記フックが前記フック受けから外れる方向に回動して、前記鉄蓋の施錠が解除され、前記閉塞用小蓋が最下部まで下降したときに、前記第１支持軸の前記平面部は下方を向いて水平になると共に、前記第２支持軸の前記平面部は、上方を向いて水平になることに特徴を有するものである。
【００１８】
請求項２記載の発明は、前記ロック本体と前記鉄蓋の裏面との間にスプリングが介在され、前記スプリングの弾性力によって前記ロック本体には、前記フック受け方向に回動する力が常時、付与されることに特徴を有するものである。
【００１９】
請求項３記載の発明は、前記スプリングの前記鉄蓋側端部には、前記端部が前記鉄蓋の下面と直接接触することを防止するスプリング保持部材が取り付けられていることに特徴を有するものである。
【００２２】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の鉄蓋施錠装置の一実施態様を、図面を参照しながら説明する。
【００２３】
図１は、この発明の鉄蓋施錠装置による施錠状態を示す断面図、図２は、この発明の鉄蓋施錠装置による施錠解除状態を示す断面図、図３は、施錠状態時の第１支持軸と第２支持軸との関係を示す断面図、図４は、施錠解除状態時の第１支持軸と第２支持軸との関係を示す断面図、図５は、スプリングを示す図であり、（ａ）は、正面図、（ｂ）は、側面図、図６は、スプリング保持部材を示す正面図である。
【００２４】
図１から図６において、１は、受枠２内に嵌め込まれた鉄蓋、３は、フック４が形成されたロック本体であり、ロック本体３は、鉄蓋１の下部に第１支持軸５を中心として回動自在に取り付けられている。ロック本体３は、下部が重りになっていて、その自重によりフック４側に回動するようになっている。６は、ロック本体３の取り付け位置に対応する鉄蓋１の周縁面に形成された手鉤孔、７は、手鉤孔６を閉塞する閉塞用小蓋、８は、受枠２の内面に形成された、ロック本体３のフック４と係合するフック受けである。
【００２５】
ロック本体３は、ロック本体３の上端部に形成された第１支持軸５が鉄蓋１に形成された第１溝１２内に挿入されることによって、鉄蓋１に回動自在に取り付けられている。第１支持軸５は、断面半円形状に形成されており、これにより平面部５Ａを有していて、図１および図３に示すように、閉塞用小蓋７が最上部まで上昇したときに（閉蓋時に）平面部５Ａが外方を向き、図２および図４に示すように、閉塞用小蓋７が最下部まで下降したときに（開蓋時に）平面部５Ａが下方を向くように形成されている。
【００２６】
閉塞用小蓋７は、ロック本体３の上端部に形成された第２支持軸９が閉塞用小蓋７に形成された第２溝１０内に挿入されることによって、ロック本体３に回動自在に取り付けられている。第２支持軸９は、第１支持軸５より４フック側に張り出して設けられ、第１支持軸５と平行である。第２支持軸９は、断面半円形状に形成されており、これにより平面部９Ａを有していて、閉塞用小蓋７が最上部まで上昇したときに（閉蓋時に）平面部９Ａが内方を向き、閉塞用小蓋７が最下部まで下降したときに（開蓋時に）平面部９Ａが上方を向くように形成されている。
【００２７】
第２溝１０の幅は、第２支持軸９の径より広く形成され、第２溝１０の上面は、円弧状に形成されている。従って、閉塞用小蓋７が最上部まで上昇したときに（閉蓋時に）は、第２支持軸９は、第２溝１０の中間部に位置する。従って、図３に示すように、第２溝１０と第２支持軸９との間には、隙間（Ｌ）が形成される。
【００２８】
この発明の鉄蓋施錠装置によれば、鉄蓋１を受枠２内に嵌め込むと、ロック本体３のフック４がフック受け８に当たって、ロック本体３は、その自重に抗して反施錠方向に回動する。フック４がフック受け８を乗り越えると、ロック本体３は、その自重により施錠方向に回動して、フック４がフック受け８に係合する。これにより鉄蓋１が自然に施錠される。鉄蓋１の施錠と同時に、閉塞用小蓋７が第２支持軸９により押し上げられて手鉤孔６が閉塞される。施錠状態においては、図３に示すように、第２支持軸９と第２溝１０との間には、隙間（Ｌ）があく。
【００２９】
一方、図２に示すように、先端がＴ字状に形成された手鉤１１を手鉤孔６に差し込んで、閉塞用小蓋７を押し下げると、ロック本体３もその自重に抗して回動し、これによりフック４がフック受け８から外れて鉄蓋１の施錠が解除される。この際、閉塞用小蓋７は、上記隙間（Ｌ）の長さだけ、鉄蓋１の中心方向に移動するので、受枠２の内周面が下細りのテーパーに形成されていても、閉塞用小蓋７は、傾斜することなく、常時、水平状態を維持して押し下げられる。従って、手鉤１１の先端部と閉塞用小蓋７の上面とは面接触となる。従って、押し下げ操作中に手鉤１１が閉塞用小蓋７から外れてしまう等の恐れはなく、閉塞用小蓋７の押し下げ操作が安定して行える。
【００３０】
しかも、閉塞用小蓋７が最下部まで下降したときに（開蓋時に）、第１支持軸５の平面部５Ａおよび第２支持軸９の平面部９Ａが共に水平になるので、両支持軸５、９が真円の場合に比べて、第１支持軸５のほぼ半径分の長さ（Ｈ１）と第２支持軸９の半径分の長さ（Ｈ２）との合計の長さ（Ｈ）だけ閉塞用小蓋７の押し下げ長さを大きくとることができる。すなわち、ロック本体３を必要以上に大きく回動させることなく、閉塞用小蓋７を必要深さまで押し下げることができる。
【００３１】
次に、手鉤１１を９０°回転させて、手鉤１１の先端部を手鉤孔６に係合させ、この状態で手鉤１１を引き上げれば、鉄蓋１を開くことができる。
【００３２】
ロック本体３と鉄蓋１の裏面との間に、図１および図２に示すようなスプリング１３を介在させて、すなわち、スプリング１３のコイル部分をロック本体３の側部に形成した突起３Ａに嵌め込んで、スプリング１３の弾性力によってロック本体３がフック受け方向８に回動する力を常時、ロック本体３に付与すれば、ロック本体３の第１支持軸５部分に錆等が生じてもロック本体３は、常に円滑に回動する。しかも、振動によりロック本体３が回動して施錠が解除される恐れもなくなる。
【００３３】
鉄蓋１の開閉時のロック本体３の回動によりスプリング１３の鉄蓋側端部１３Ａは、鉄蓋１の裏面を摺動するが、この際、鉄蓋１の裏面に擦り疵が生じる恐れがある。この疵の発生を防止するには、図６に示すようなローラー状のスプリング保持部材１４をスプリング１３の鉄蓋側端部１３Ａに取り付けて、鉄蓋側端部１３Ａの移動によりスプリング保持部材１４が鉄蓋１の裏面を回転するようにする。これによって、鉄蓋側端部１３Ａが鉄蓋１の裏面と直接、接触することにより生じる疵の発生を確実に防止することができる。
【００３４】
上記例は、第１支持軸５と第２支持軸９とを断面半円形状に形成したものであるが、第１支持軸５および第２支持軸９の何れか一方を断面半円形状に形成しても良い。この場合、閉塞用小蓋の押し下げ深さ（Ｈ）を同一としたときのロック本体の回動角度は、両軸５、９を断面半円形状に形成した場合に比べて大きくなる。
【００３５】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、以下のような効果がもたらされる。
【００３６】
（１）ロック本体を支持する第１支持軸および閉塞用小蓋を支持する第２支持軸の少なくとも一方を断面半円形状に形成することによって、施錠の解除時にロック本体を必要以上に大きく回動させることなく、閉塞用小蓋を必要深さまで押し下げることができる。
【００３７】
（２）閉塞用小蓋を鉄蓋の径方向に移動可能に取り付けることによって、閉塞用小蓋は、傾斜することなく、常時、水平に押し下げられる。従って、手鉤と閉塞用小蓋とは面接触するので、施錠の解除時の手鉤による閉塞用小蓋の押し下げ操作が安定して行える。
【００３８】
（３）ロック本体と鉄蓋の裏面との間にスプリングを介在させることによって、ロック本体は円滑に回動し、しかも、振動によりロック本体が回動して施錠が解除される恐れもなくなる。
【００３９】
（４）スプリングの鉄蓋側端部にスプリング保持部材を取り付けることによって、鉄蓋の裏面に疵がつくことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の鉄蓋施錠装置による施錠状態を示す断面図である。
【図２】この発明の鉄蓋施錠装置による施錠解除状態を示す断面図である。
【図３】施錠状態時の第１支持軸と第２支持軸との関係を示す断面図である。
【図４】施錠解除状態時の第１支持軸と第２支持軸との関係を示す断面図である。
【図５】スプリングを示す図であり、（ａ）は、正面図、（ｂ）は、側面図である。
【図６】スプリング保持部材を示す正面図である。
【図７】従来技術１を示す断面図である。
【図８】従来技術１のロック本体および閉塞用小蓋を示す斜視図である。
【図９】従来技術２を示す断面図である。
【符号の説明】
１：鉄蓋
２：受枠
３：ロック本体
３Ａ：突起
４：フック
５：第１支持軸
５Ａ：平面部
６：手鉤孔
７：閉塞用小蓋
８：フック受け
９：第２支持軸
９Ａ：平面部
１０：第２溝
１１：手鉤
１２：第１溝
１３：スプリング
１３Ａ：鉄蓋側端部
１４：スプリング保持部材[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
This invention is an iron lid locking device, in particular, when releasing the lock, it is possible to push down the small lid for closing to the required depth without rotating the lock body more than necessary, and at the time of unlocking The present invention relates to an iron lid locking device that can stably push down a closing lid with a hand.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as an iron lid locking device fitted in a receiving frame, there are those disclosed in JP-A-9-25639 (Patent Document 1) and JP-A-2001-241059 (Patent Document 2). The iron lid locking device disclosed in Patent Document 1 is referred to as Conventional Technology 1, and the iron lid locking device disclosed in Patent Literature 2 is referred to as Conventional Technology 2.
[0003]
Hereinafter, these conventional techniques will be described with reference to the drawings. First, the prior art 1 will be described.
[0004]
FIG. 7 is a cross-sectional view showing the prior art 1, and FIG. 8 is a perspective view showing the lock body and the closing small lid of the prior art 1.
[0005]
7 and 8, reference numeral 1 denotes an iron lid fitted in the receiving frame 2, 3 denotes a lock main body on which a hook 4 is formed, and the lock main body 3 is provided at the lower portion of the iron lid 1 with a first support shaft 5. It is attached so as to be rotatable around the center. The lock body 3 has a weight at the bottom, and is rotated toward the hook 4 by its own weight. 6 is a hand hole formed at a position close to the center of the iron cover 1 from the peripheral surface of the iron cover 1 corresponding to the mounting position of the lock body 3, and 7 is a small closing hole for closing the hand hole 6. The lid 8 is a hook receiver that is formed on the inner surface of the receiving frame 2 and engages with the hook 4 of the lock body 3.
[0006]
The closing small lid 7 is pivoted to the lock main body 3 by inserting the second support shaft 9 formed at the upper end of the lock main body 3 into the second groove 10 formed in the small closing lid 7. It is attached freely. The closing small lid 7 is weighted at the bottom, and the closing small lid 7 is held horizontally by its own weight.
[0007]
According to the prior art 1, when the iron lid 1 is fitted into the receiving frame 2, the hook 4 of the lock body 3 hits the hook receiver 8, and the lock body 3 rotates in the anti-locking direction against its own weight. When the hook 4 gets over the hook receiver 8, the lock body 3 rotates in the locking direction by its own weight, and the hook 4 engages with the hook receiver 8. Thereby, the iron lid 1 is locked naturally. Simultaneously with the locking of the iron lid 1, the closing small lid 7 is pushed up by the second support shaft 9 to close the hand fist hole 6.
[0008]
On the other hand, when the handle 11 having a T-shaped tip is inserted into the handle hole 6 and the closing small lid 7 is pushed down, the lock body 3 also rotates against its own weight, thereby the hook 4 Is removed from the hook receiver 8 and the lock of the iron lid 1 is released. Next, the hand lid 11 is rotated by 90 ° so that the tip end portion of the hand spear 11 is engaged with the hand spear hole 6, and the hand cover 11 is pulled up in this state, the iron lid 1 can be opened.
[0009]
Next, Prior Art 2 will be described.
[0010]
FIG. 9 is a cross-sectional view showing the related art 2. As shown in FIG.
[0011]
In FIG. 9, reference numeral 1 denotes an iron lid fitted in the receiving frame 2, 3 denotes a lock main body on which a hook 4 is formed, and the lock main body 3 is centered on the first support shaft 5 at the lower part of the iron lid 1. It is pivotally attached. Reference numeral 6 denotes a hand fist hole formed on the peripheral surface of the iron lid 1 corresponding to the mounting position of the lock body 3, and reference numeral 7 denotes a closing small lid for closing the hand fist hole 6. The closing small lid 7 is rotatably attached to the upper end portion of the lock body 3 by a second support shaft 9. A hook receiver 8 is formed on the inner surface of the receiving frame 2 and engages with the hook 4 of the lock body 3. A spring 13 is interposed between the lock body 3 and the back surface of the iron lid 1. A force for rotating the lock body 3 in the direction of the hook receiver 8 by the elastic force of the spring 13 is always applied to the lock body 3.
[0012]
According to the prior art 2, when the iron lid 1 is fitted into the receiving frame 2, the hook 4 of the lock body 3 hits the hook receiver 8, and the lock body 3 rotates in the anti-locking direction against the elastic force of the spring 13. Move. When the hook 4 gets over the hook receiver 8, the lock body 3 rotates in the locking direction by the elastic force of the spring 13, and the hook 4 engages with the hook receiver 8. The lock body 3 rotates, and the hook 4 engages with the hook receiver 8, whereby the iron lid 1 is locked. Simultaneously with the locking of the iron lid 1, the closing lid 7 is pushed up by the lock body 3 and the hand fistula 6 is closed.
[0013]
On the other hand, when the handle 11 having a T-shaped tip is inserted into the handle hole 6 and the small cover 7 is pushed down, the lock body 3 also rotates against the elastic force of the spring 13. As a result, the hook 4 is detached from the hook receiver 8 and the lock of the iron lid 1 is released. Next, the hand lid 11 is rotated by 90 ° so that the tip end portion of the hand spear 11 is engaged with the hand spear hole 6, and the hand cover 11 is pulled up in this state, the iron lid 1 can be opened.
[0014]
[Patent Document 1]
JP-A-9-25639 [Patent Document 2]
JP 2001-241059 A
[Problems to be solved by the invention]
However, both of the above-described conventional techniques 1 and 2 cannot release the lock and open the small lid for closing unless the hand fistula is pushed down deeply when releasing the lock. In the prior art 2, when the small lid 7 for closing is pushed down by the hand 11, the small lid 7 for closing is inclined with the second support shaft 9 as the center. Point contact is made with the upper surface. Therefore, the push-down operation of the closing small lid 7 is unstable, for example, the hand 11 is detached from the closing small lid 7 during the push-down operation.
[0016]
Therefore, the object of the present invention is to release the small closure lid to the required depth without unnecessarily rotating the lock body more than necessary when releasing the lock. An object of the present invention is to provide an iron lid locking device capable of stably performing a pressing operation of a small lid.
[0017]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is an iron lid locking device for locking an iron lid fitted in a receiving frame, wherein the lock main body is rotatably attached to a lower portion of the iron lid, and an attachment position of the lock main body A hand guard hole formed in the iron lid corresponding to the above, a small lid for closing the hand guard hole, and a hook receiver that is formed on the inner surface of the receiving frame and engages with the lock body, The lock body is parallel to the first support shaft, which is provided with a hook that engages with the hook receiver, a first support shaft provided at an upper end portion, and is provided to protrude from the first support shaft toward the hook. A second support shaft, and the first support shaft and the second support shaft are each formed in a semicircular cross-section and each have a flat portion, and the flat portion of the first support shaft and the first support shaft 2 The flat portions of the support shaft face each other, and the lock body is When the first support shaft is inserted into the first groove formed in the iron lid, the hook is attached to the iron lid so as to be rotatable in a direction to engage with the hook receiver. The small lid has a vertically long second groove wider than the second support shaft at a lower portion thereof, and the small cover for closing has the second support shaft of the lock body inserted into the second groove. Is attached to the lock main body so as to be rotatable and movable in the radial direction of the iron lid, and when the closing small lid is lifted by the lock main body and rises horizontally to the top, the hand hole is At the same time as being closed by the closing small lid, the lock body is rotated about the first support shaft in the hook receiving direction, and the iron lid is locked. At this time, the first support The flat part of the shaft is vertical and inside the iron lid And the plane portion of the second support shaft is vertical and faces the center direction of the iron lid, while when the small lid for closing is pushed down, the lock body is When the hook is rotated about the first support shaft by the closing small lid in a direction to remove from the hook receiver, the locking of the iron lid is released, and the closing small lid is lowered to the lowest position In addition, the planar portion of the first support shaft is downward and horizontal, and the flat portion of the second support shaft is upward and horizontal .
[0018]
According to a second aspect of the present invention , a spring is interposed between the lock main body and the back surface of the iron lid, and a force that rotates in the hook receiving direction is always applied to the lock main body by the elastic force of the spring. It is characterized by being given .
[0019]
The invention according to claim 3 is characterized in that a spring holding member for preventing the end portion from coming into direct contact with the lower surface of the iron lid is attached to the end portion of the spring on the iron lid side. Is.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, an embodiment of the iron lid locking device of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0023]
FIG. 1 is a sectional view showing a locked state by the iron lid locking device of the present invention, FIG. 2 is a sectional view showing a locked state released by the iron lid locking device of the present invention, and FIG. 3 is a first support in the locked state. 4 is a sectional view showing the relationship between the shaft and the second support shaft, FIG. 4 is a sectional view showing the relationship between the first support shaft and the second support shaft in the unlocked state, and FIG. 5 is a view showing the spring. (A) is a front view, (b) is a side view, and FIG. 6 is a front view showing a spring holding member.
[0024]
1 to 6, reference numeral 1 denotes an iron lid fitted in the receiving frame 2, 3 denotes a lock main body on which a hook 4 is formed, and the lock main body 3 is provided at a lower portion of the iron lid 1 with a first support shaft 5. It is attached so as to be rotatable around the center. The lock body 3 has a weight at the bottom, and is rotated toward the hook 4 by its own weight. 6 is a hand guard hole formed on the peripheral surface of the iron lid 1 corresponding to the mounting position of the lock body 3, 7 is a small lid for closing the hand guard hole 6, and 8 is formed on the inner surface of the receiving frame 2. The hook receiver engages with the hook 4 of the lock body 3.
[0025]
The lock body 3 is rotatably attached to the iron lid 1 by inserting a first support shaft 5 formed at the upper end of the lock body 3 into a first groove 12 formed in the iron lid 1. ing. The first support shaft 5 is formed in a semicircular cross section, thereby having a flat surface portion 5A, and when the small lid for closing 7 is raised to the top as shown in FIGS. (When the lid is closed), the flat surface portion 5A faces outward, and as shown in FIGS. 2 and 4, the flat surface portion 5A faces downward when the closing small lid 7 is lowered to the lowest position (when the lid is opened). It is formed as follows.
[0026]
The closing small lid 7 is pivoted to the lock main body 3 by inserting the second support shaft 9 formed at the upper end of the lock main body 3 into the second groove 10 formed in the small closing lid 7. It is attached freely. The second support shaft 9 is provided so as to protrude from the first support shaft 5 to the 4 hook side, and is parallel to the first support shaft 5. The second support shaft 9 is formed in a semicircular cross section, and thus has a flat surface portion 9A. When the small lid 7 for closing is raised to the top (when closed), the flat surface portion 9A is The flat portion 9A is formed so as to face inward and when the small lid 7 for closing is lowered to the lowermost part (when the lid is opened).
[0027]
The width of the second groove 10 is formed wider than the diameter of the second support shaft 9, and the upper surface of the second groove 10 is formed in an arc shape. Therefore, when the closing small lid 7 is raised to the uppermost position (when the lid is closed), the second support shaft 9 is positioned at the intermediate portion of the second groove 10. Therefore, as shown in FIG. 3, a gap (L) is formed between the second groove 10 and the second support shaft 9.
[0028]
According to the iron lid locking device of the present invention, when the iron lid 1 is fitted into the receiving frame 2, the hook 4 of the lock main body 3 hits the hook receiver 8, and the lock main body 3 resists its own weight in the anti-locking direction. Rotate. When the hook 4 gets over the hook receiver 8, the lock body 3 rotates in the locking direction by its own weight, and the hook 4 engages with the hook receiver 8. Thereby, the iron lid 1 is locked naturally. Simultaneously with the locking of the iron lid 1, the closing small lid 7 is pushed up by the second support shaft 9 to close the hand fist hole 6. In the locked state, as shown in FIG. 3, there is a gap (L) between the second support shaft 9 and the second groove 10.
[0029]
On the other hand, as shown in FIG. 2, when the handpiece 11 having a T-shaped tip is inserted into the handpiece hole 6 and the closing lid 7 is pushed down, the lock body 3 also rotates against its own weight. As a result, the hook 4 is detached from the hook receiver 8 and the lock of the iron lid 1 is released. At this time, the closing small lid 7 moves in the center direction of the iron lid 1 by the length of the gap (L), so that even if the inner peripheral surface of the receiving frame 2 is formed with a taper that is narrowed down, The small lid 7 is always pushed down while maintaining a horizontal state without being inclined. Therefore, the tip of the handpiece 11 and the upper surface of the closing small lid 7 are in surface contact. Accordingly, there is no fear that the hand 11 is detached from the closing small lid 7 during the pressing operation, and the pressing operation of the closing small lid 7 can be performed stably.
[0030]
Moreover, when the small lid 7 for closing is lowered to the lowest position (when the lid is opened), the flat surface portion 5A of the first support shaft 5 and the flat surface portion 9A of the second support shaft 9 are both horizontal. Compared with the case where the circles 5 and 9 are perfect circles, the total length (H1) of the length (H1) corresponding to the radius of the first support shaft 5 and the length (H2) corresponding to the radius of the second support shaft 9 (H2). ), The pushing down length of the closing small lid 7 can be increased. That is, the closing lid 7 can be pushed down to the required depth without rotating the lock body 3 more than necessary.
[0031]
Next, the hand lid 11 is rotated by 90 ° so that the tip end portion of the hand spear 11 is engaged with the hand spear hole 6, and the hand cover 11 is pulled up in this state, the iron lid 1 can be opened.
[0032]
A spring 13 as shown in FIGS. 1 and 2 is interposed between the lock body 3 and the back surface of the iron lid 1, that is, on the protrusion 3 A formed on the side of the lock body 3 with the coil portion of the spring 13. If the lock body 3 is always applied with a force for turning the lock body 3 in the hook receiving direction 8 by the elastic force of the spring 13, the first support shaft 5 portion of the lock body 3 is rusted. The lock body 3 always rotates smoothly. In addition, there is no possibility that the lock body 3 is rotated by vibration and the locking is released.
[0033]
The iron lid side end 13A of the spring 13 slides on the back surface of the iron lid 1 due to the rotation of the lock body 3 when the iron lid 1 is opened / closed. There is. In order to prevent the occurrence of wrinkles, a roller-shaped spring holding member 14 as shown in FIG. 6 is attached to the iron lid side end portion 13A of the spring 13, and the spring holding member 14 is moved by moving the iron lid side end portion 13A. Rotate the back of the iron lid 1. Thereby, generation | occurrence | production of the wrinkles which arise when iron cover side edge part 13A contacts the back surface of the iron cover 1 directly can be prevented reliably.
[0034]
In the above example, the first support shaft 5 and the second support shaft 9 are formed in a semicircular cross section, but one of the first support shaft 5 and the second support shaft 9 is formed in a semicircular cross section. It may be formed. In this case, the rotation angle of the lock body when the pressing down depth (H) of the closing small lid is the same is larger than when both shafts 5 and 9 are formed in a semicircular cross section.
[0035]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the following effects are brought about.
[0036]
(1) By forming at least one of the first support shaft for supporting the lock body and the second support shaft for supporting the closing small lid in a semicircular cross section, the lock body can be rotated more than necessary when unlocking is performed. Without moving, the small lid for closure can be pushed down to the required depth.
[0037]
(2) By attaching the closing small lid so as to be movable in the radial direction of the iron lid, the closing small lid is always pushed down horizontally without being inclined. Accordingly, since the handpiece and the small lid for closing are in surface contact, the operation of depressing the small lid for closing with the handpiece when releasing the lock can be stably performed.
[0038]
(3) By interposing a spring between the lock main body and the back surface of the iron lid, the lock main body rotates smoothly, and there is no possibility that the lock main body rotates due to vibration and the locking is released.
[0039]
(4) By attaching a spring holding member to the iron lid side end of the spring, it is possible to prevent wrinkles on the back surface of the iron lid.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a cross-sectional view showing a locked state by an iron lid locking device of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing a unlocked state by the iron lid locking device of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a relationship between a first support shaft and a second support shaft in a locked state.
FIG. 4 is a cross-sectional view showing the relationship between the first support shaft and the second support shaft in the unlocked state.
5A and 5B are views showing a spring, in which FIG. 5A is a front view, and FIG. 5B is a side view.
FIG. 6 is a front view showing a spring holding member.
7 is a cross-sectional view showing a conventional technique 1. FIG.
FIG. 8 is a perspective view showing a lock body and a small lid for closing according to the prior art 1;
FIG. 9 is a cross-sectional view showing a conventional technique 2;
[Explanation of symbols]
1: Iron cover 2: Receiving frame 3: Lock body 3A: Protrusion 4: Hook 5: First support shaft 5A: Plane portion 6: Hand hole 7: Small lid for closing 8: Hook receiver 9: Second support shaft 9A: Plane portion 10: second groove 11: hand handle 12: first groove 13: spring 13A: iron lid side end portion 14: spring holding member

Claims

In the iron lid locking device for locking the iron lid fitted in the receiving frame,
A lock body pivotably attached to the bottom of the iron lid;
A hand hole formed in the iron lid corresponding to the mounting position of the lock body;
A small lid for closing the hand fistula,
A hook receiver formed on an inner surface of the receiving frame and engaged with the lock body;
The lock body is parallel to the first support shaft, which is provided with a hook that engages with the hook receiver, a first support shaft provided at an upper end portion, and is provided to protrude from the first support shaft toward the hook. A second support shaft, and the first support shaft and the second support shaft are each formed in a semicircular cross-section and each have a flat portion, and the flat portion of the first support shaft and the first support shaft The flat body portion of the two support shafts face each other, and the lock body is engaged with the hook receiver by inserting the first support shaft into a first groove formed in the iron lid. It is attached to the iron lid so as to be rotatable in the direction of
The small lid for closing has a vertically long second groove wider than the second support shaft at the lower portion thereof, and the second support shaft of the lock body is inserted into the second groove in the small lid for closing. Is attached to the lock body so as to be rotatable and movable in the radial direction of the iron lid,
When the small lid for closure is lifted by the lock body and rises horizontally to the top, the hand hole is closed by the small lid for closure, and at the same time, the lock body has the first support shaft. As a center, the iron cover is locked by rotating in the hook receiving direction, and at this time, the flat portion of the first support shaft is perpendicular and faces the direction opposite to the center direction of the iron cover. The flat portion of the second support shaft is perpendicular and faces the center direction of the iron lid,
On the other hand, when the closing small lid is pushed down, the lock body is rotated by the closing small lid around the first support shaft in a direction in which the hook is detached from the hook receiver, Is unlocked, and when the closing lid is lowered to the lowest position, the flat portion of the first support shaft is leveled downward and the flat portion of the second support shaft is An iron lid locking device characterized in that it faces upward and becomes horizontal .

A spring is interposed between the lock main body and the back surface of the iron lid, and a force that rotates in the hook receiving direction is constantly applied to the lock main body by the elastic force of the spring. The iron lid locking device according to claim 1.

The iron cover side end portion of the spring, characterized in that said end portion is spring holding member is attached to prevent the direct contact with the lower surface of the iron cover, according to claim 1 or 2, wherein Iron lid locking device.